JP5273502B2 - シャフト型リニアモータのブレーキ装置 - Google Patents

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本発明は、可動子をシャフトに沿って直線的に駆動させるシャフト型リニアモータのブレーキ装置に関する。
近年、直線駆動する電気アクチュエータとしてシャフト型リニアモータが注目されている。この種のシャフト型リニアモータは、複数の棒状磁石が直列状に配列されたシャフトと、該シャフトにスライド自在に外嵌する可動子とを備え、該可動子の内周部に設けられるコイルの励磁により、可動子を直線的に駆動させる。このような構成によれば、コギングや速度ムラが少ないので、様々な分野での応用が検討されている。
シャフト型リニアモータを位置決め制御する場合は、通常、可動子の位置を検出する位置検出手段が別途付加される(例えば、特許文献1参照)。この種の位置検出手段としては、一般的にリニアスケール(リニアエンコーダ)を用いることで、可動子の位置を正確に検出することができ、可動子が目標停止位置を過ぎたり手前で停止した場合でも、微調整移動することによって精度よく位置決めすることが可能になる。そして、この様に精度良く位置決めされた可動子は、シャフトが傾斜状、垂直状に配置されている場合は勿論、水平状に配置されている場合でも、外部要因等により不用意に動いてしまうことがないよう、停止位置を保持させておく必要がある。
ところで従来、停止位置を保持させておく装置として、可動子に近接配置させたブレーキ装置が備える複数のクランプ部材を挟圧させてシャフトを直接把持するようにしたものが知られている(例えば、特許文献2、3参照)。
しかしながら、これらのものは何れも電磁ブレーキにより構成されるものであり、通電状態でブレーキを解放し、非通電状態でブレーキ動作させる構成となっているため、ブレーキ装置の励磁力がリニアモータの励磁力に磁束干渉したり、リニアスケールに悪影響を与える危惧があり、非磁性体材料を用いるなどの干渉防止手段を講じなければならず、しかも、急停止のブレーキ制御しかできないという問題がある。
また、シャフト型リニアモータは、その構造上、シャフトが0.5mm程度のステンレス管内に複数のドーナツ棒状磁石が直列状に挿入された構成となっているため、長くなるに追随して、その自重で湾曲したり撓みを生じる場合が多い。そこでこれらのものにおいても、その対策として、対向するクランプアームの中央を連結軸で軸支し、これを支点として一方を励磁操作部、他方をクランプ部で構成した電磁ブレーキ本体を、左右のブロックに上下方向揺動可能に支持することにより、クランプアームが揺動しながら変形に追従できるよう構成されてはいるものの、クランプ円弧面が変形シャフトの円弧面に対して、接触する部位としない部位が存在し、ブレーキシューを常に適正な位置に保持した面接触によるブレーキ制動ができないばかりか、シャフト変形への追従も上下方向のみに限られるという欠点を有しており、しかも、ブレーキ装置自体が大型化し、コンパクト化が求められる分野での利用が制限されるという問題を有している。

特開2004−129441号公報 特開2005−226824号公報 特開2006−311666号公報
本発明は、上記の如き問題点を一掃すべく創案されたものであって、クランプ体をシャフト変形に追従させる3次元的な遊動押圧を可能ならしめ、変形シャフトの円弧面に対して、ブレーキシューを適正な位置に保持した状態で面接触させて可動子のブレーキ制動を行うことのできるシャフト型リニアモータのブレーキ装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために本発明のシャフト型リニアモータのブレーキ装置は、複数の棒状磁石が直列状に配列されたシャフトと、該シャフトの長手方向にスライド自在に外嵌する可動子とを備え、該可動子の内周部に設けられるコイルの励磁により、前記可動子を直線的に駆動させるシャフト型リニアモータのブレーキ装置であって、該ブレーキ装置は、前記シャフトに外嵌して前記可動子と一体移動するよう連結されたハウジングと、該ハウジング内に、前記シャフト形状に対応する凹状のブレーキシューが形成され、該ブレーキシューが、互いに前記シャフトの外周面に対して直交する方向から挟んで常時弾発力で対向離間するよう配置された一対のクランプ体と、該一対のクランプ体を押圧して前記シャフトの外周面に挟圧させるための押圧手段を備えると共に、前記一対のクランプ体を、その先端をシャフト側に向けてそれぞれ前記ハウジングに片持ち状に支持させて並設せしめた一対の弾性板間に、該弾性板の弾圧力に抗して遊動可能に介装せしめ、前記シャフトへ押圧される際に前記ブレーキシューとシャフトとの軸芯ズレを吸収すべく構成したことを特徴とする。
本発明は、上記のように構成したことにより、クランプ体をシャフト変形に追従させる3次元的な遊動押圧が可能になり、変形シャフトの円弧面に対して、ブレーキシューを適正な位置に保持した状態で挟圧させるブレーキ制動を行うことができるようになり、可動子の停止位置保持や緊急停止の際に、変形シャフトを矯正することなくブレーキ制動ができるばかりか、可動子を目標停止位置手前から緩やかなブレーキ制動を行なっても、シャフト変形の影響を受けることなくスムーズな停止を行うことが可能となり、リニアモータの目標停止位置からズレた停止と、その位置ズレ補正動作を軽減或いは回避することができる。
以下、本発明の実施の形態を好適な実施の形態として例示するシャフト型リニアモータのブレーキ装置を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、シャフト型リニアモータの斜視図である。この図に示すように、シャフト型リニアモータ1は、0.5mm程度のステンレス管内に複数のドーナツ棒状磁石2aが直列状に配列されたシャフト2と、該シャフト2にスライド自在に外嵌する可動子3とを備え、走行台4に装着されており、該可動子3の内周部に設けられるコイル(図示せず)の励磁により、可動子3を直線的に駆動させる。
前記走行台4は、シャフト2の両端部を持設する支持部41、41と、該支持部41、41間に設けられた可動子3を案内支持するためのガイドレール42により構成される。シャフト2は、前記支持部41、41間に両端支持されている。また、可動子3には、その上部側に設けられた所定のワーク(XYZ軸テーブルなど)が適用される移動台31と、その下部側の両サイドに設けられたガイド片32、32を備えており、ガイド片32、32は、両側からガイドレール42、42を挟持する状態でスライド走行自在に案内支持されるようになっている。
また、このようなシャフト型リニアモータ1を位置決め制御する場合は、図示しない可動子3に設けられる磁気センサ(ホール素子等)が検出するシャフト2の磁束変化に基づいて可動子3の位置検出が行なわれる。
図2は、本発明の実施形態に係るブレーキ装置の内部構成断面図、図3はその分解斜視図である。この図に示すように、ブレーキ装置5は、シャフト2に外嵌して前記可動子3と一体移動するよう連結されたハウジング51と、このハウジング51内に、シャフト2の円筒形状に対応する湾曲凹状のブレーキシュー52aが形成され、該ブレーキシュー52aがシャフト2を挟んで常時弾発力で対向(反発)離間するよう配置された一対のクランプ体52、52と、このクランプ体52、52を押圧して前記シャフトに挟圧させるための押圧手段53を備えて構成される。
ハウジング51は、中央にクランプ体52、52をセットするためのスペースを備えた上面視コ字状の胴部51aと、胴部51aの上面側に取着される蓋部51bとにより分解可能に形成されている。胴部51aの両側部には、それぞれの上下に弾性板としての板バネ54a、54bを取着するための取着部511が設けられており、該取着部511に板バネ54a、54bが、その一端側をビス6止めされてそれぞれ片持ち支持状に止着されており、また、上下の取着部511間には、押圧手段53を構成する筒孔状のシリンダ部512が形成され、このシリンダ部512に連通してエアー供給口7よりエアーを供給するためのエアー供給路71が穿設されている。
クランプ体52には、上下のそれぞれ2個所に、コイルスプリング521を挿入するための挿入孔522が都合4つ穿設されており、クランプ体52、52同士は、それぞれ対向する挿入孔522、522にコイルスプリング521の一端側と他端側を挿入させ、コイルスプリング521を常時圧縮させて拡開方向に弾発力が加わる状態で、上下に片持ち支持させた板バネ54a、54b間に挿入セットされている。本実施例で採用した板バネ54は、板バネ54a、54b共に同じ弾性力を有するものを採用し、下側の板バネ54bは、クランプ体52の幅と略同幅の1枚ものを用いてクランプ体52の自重を支え、上側の板バネ54aは、複数に分割された2枚の帯状板を用いてクランプ体52の上面に軽く(僅かに)面接させた状態で保持しすることで、上側板バネ54aが下側板54bよりも弱い弾発力に設定させ、クランプ体52は、板バネ54a、54b間でその弾圧力に抗して、3次元的な遊動が可能な状態で介装セットされている。
また、ブレーキシュー52aの湾曲形状は、シャフト2の円筒半径を僅かに大きくし、円筒形状から僅かに変形した楕円形状となっており、このブレーキシュー52aの円弧面に、シャフト2に面接する湾曲面が、シャフト2の半径より僅かに小さく、円筒形状に適合した帯状のブレーキパッド52b、52bが2個所に設けられている。
押圧手段53は、エアー供給路71と連通するシリンダ部512と、このシリンダ部512に所定の間隙をもって嵌挿される筒状のピストン部53aとを備えて構成される。ピストン部53aは、シリンダ部512の内径よりも0.4mm程度小さい外径となっており、両者間に間隙が形成されるようになっている。ピストン部53aの外周面の後方には、Oリング53bが設けられており、ピストン部53aはシリンダ部512の内壁に圧接した片支持状態で嵌挿され、ピストン部53aが、流圧により押動した際に、前記間隙の範囲においてリング53を支点として前面側が360゜の首振り状態で遊動する構成となっている。ピストン部53aの前面となる面域は、クランプ体52の背面に面当てさせ、クランプ体52の弾発力で常時後方に押された状態で、ピストン部53aの後面が、シリンダ部512の後面(底面)となるハウジング51に当接している。
ピストン部53aの後部は、前記エアー供給路71と連通するよう角周面をL字状に切り欠いて形成された環状溝531が設けられており、エアー供給路71からのエアーが環状溝531内に供給されると、その流圧によりピストン部53aが押圧されて、クランプ体52を押動し、エアーを排出するとコイルスプリング521の復元力で弾発されたクランプ体52により押し戻されて復帰するようになっている。
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、シャフト型リニアモータの可動子3が所定の位置に停止され、該停止位置をブレーキ装置5のブレーキ操作で保持するのであるが、図4(A)に示す如く可動子3が停止された位置において、シャフト2がその自重により湾曲し、ブレーキシュー52aの円弧中心から斜め下方に軸芯ズレした状態にあった場合、先ず、ブレーキシュー52aの湾曲(円弧)面は、その下面部位がシャフト2の軸芯ズレ方向の外周面に対して接触し、さらにクランプ体52が押圧されると、ブレーキシュー52aの湾曲面に沿ってシャフト2の外周面に適合しようとする力が作用する。
このとき、本発明におけるブレーキ装置5は、シャフト2の長手方向にスライド自在に外嵌する可動子3と一体移動するよう連結されたハウジング51と、該ハウジング51内に、シャフト2の形状に対応する湾曲凹状のブレーキシュー52aが形成され、該ブレーキシュー52aが、互いにシャフト2の外周面に対して直交する方向から挟んで常時弾発力で対向離間するよう配置された一対のクランプ体52と、該一対のクランプ体52を押圧してシャフト2の外周面に挟圧させるための押圧手段53を備えると共に、一対のクランプ体52、52を、その先端をシャフト2側に向けてそれぞれハウジング51(51b)に片持ち状に支持させて、(図面視において上下)に並設せしめた一対の板バネ(弾性板)54a、54b間に、該板バネ54の弾圧力に抗して遊動可能に介装せしめ、シャフト2へ押圧される際にブレーキシュー52aの中心とシャフト2中心との軸芯ズレを吸収すべく構成されている。
つまり、ブレーキ操作時に押圧手段53によりクランプ体52が押圧されると、図4(B)に示す如く、ブレーキシュー52aの湾曲面の下面部位が、シャフト2の軸芯ズレ方向の外周面に対して接触した状態から、さらにクランプ体52を押圧することにより、クランプ体52は、ブレーキシュー52aの湾曲面に沿ってシャフト2の外周面に適合して凹凸嵌合しようとする力が作用し、板バネ54a、54b間でそのバネ力に抗して板バネ54a、54bを湾曲させながら、シャフト2の軸芯ズレに追随して遊動し、シャフト2の外周面とブレーキシュー52aの湾曲面同士を適正位置に対面させて、2個所に設けられたブレーキパッド52b、52bを確実に面接触させることができる。また、このブレーキパッド52bの接触は、シャフト2の外周面に緩やかに接触した半ブレーキ状態でも行うことができる。
したがって、クランプ体52は、シャフト2の変形に追従した3次元的な遊動押圧による直接把持が可能になり、変形シャフトの円弧面に対して、ブレーキシュー52aを適正な位置に保持した面接触状態で挟圧したブレーキ制動を行うことができるようになり、可動子3の停止位置保持や緊急停止の際に、変形シャフトを矯正することなくブレーキ制動ができる。しかも、エアー供給路71からのエアー流圧を制御することにより、可動子3を目標停止位置手前から緩やかな半ブレーキ制動を行なっても、シャフト変形の影響を受けることなくスムーズな停止を行うことが可能となり、リニアモータ1の目標停止位置からズレた停止と、その位置ズレ補正動作を軽減或いは回避することができる。
また、前記板バネ54は、図面視の如くシャフト2が水平状に配置され上下に並設された状態において、上側板バネ54aが下側板バネ54bよりも弱い弾発力に設定されている。つまり、本実施例においては、上側板バネ54aが、複数に分割されてクランプ体52上面に面接されているので、クランプ体52の3次元的な遊動に対して、下側板バネ54bに大きな負荷がかかると上側板バネ54a側に押し上げる反発力が作用し、また、片上がり方向の遊動があっても一方の上側板バネ54aをクランプ体52上面側に対して適格に圧接させることができる。なお、板バネ54aと下側板バネ54bは共に同じ弾性力を有するものを採用したが、これに限定されるものでなく、材質を金属製、非金属性の材質のもの、異なる弾性力のものを組み合わせること等任意に弾性板を用いることができる。
また、前記クランプ体52は、その背面側から押圧手段53により押圧され、かつ、押圧手段53とは分離して構成されているので、板バネ54a、54b間でクランプ体52だけを独立した状態でスムーズに遊動することができる。つまり、一対のクランプ体52、52は、その角部位4個所でコイルスプリング521により連結されているだけなので、一対のクランプ体52、52でありながら、各々対面するシャフト2の変形が異なっていたとしても、それぞれのクランプ体52が独立した状態でシャフト変形に追従した異なる3次元的な前後、左右、上下、捻れ方向などの遊動が可能となり、シャフト2を適正な押圧姿勢をもって挟圧するブレーキ制動を行うことができる。
また、エアー供給口7より供給された圧縮エアーは、エアー供給路71を介して環状溝531内に導入され、ピストン部53aを背面側より押圧する。その際、押圧手段53は、ハウジング51のクランプ体52背面側に形成された筒状のシリンダ部512と、該シリンダ部512に所定の間隙をもって嵌挿されるピストン部53aとを備え、該ピストン部53aを、シリンダ部512内への流圧制御により往復移動すべく構成すると共に、ピストン部53aの外周面にOリング53bを設け、該ピストン部53aを、Oリング53bをシリンダ部内壁に圧接した片支持状態で、ピストン部53aの前面をクランプ体52の背面に面当てさせて押動すべく構成してあるため、クランプ体52がシャフト2の変形に追従した3次元的な遊動に対して、ピストン部53aの前面側がクランプ体52の背面に面当てされた状態で追随した遊動を行うことができ、均等な押圧が確保できる。
つまり、ピストン部53aが押動すると、その前面側がシリンダ部512内からハウジング51のクランプ体52の配設スペースに突出し、Oリング53bもシリンダ部512内を移動してクランプ体52の配設スペース側に位置することになる。従って、ピストン部53aの前面側は、シリンダ部512の内周とピストン部53aとの間隙に加え、更に大きな360゜の首振り遊動が可能となり、クランプ体52の背面に対して面当て状態の確保を図ることができる。なお、流圧制御媒体として、エアーを用いたが、気体、液体等適宜に採用できることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係るシャフト型リニアモータの斜視図である。 本発明の実施形態に係るシャフト型リニアモータのブレーキ装置の縦断面図である。 ブレーキ装置の分解斜視図である。 ブレーキ装置の内部動作を示す説明図である。
符号の説明
1 リニアモータ
2 シャフト
2a 棒状磁石
3 可動子
4 走行台
41 支持部
5 ブレーキ装置
51 ハウジング
51a 胴部
51b 蓋部
511 取着部
512 シリンダ部
52 クランプ体
52a ブレーキシュー
52b ブレーキパッド
521 コイルスプリング
522 挿入孔
531 環状溝
53 押圧手段
53a ピストン部
53b Oリング
54 板バネ
54a 上側板バネ
54b 下側板バネ
6 ビス
7 エアー供給口
71 エアー供給路

Claims (6)

  1. 複数の棒状磁石が直列状に配列されたシャフトと、該シャフトの長手方向にスライド自在に外嵌する可動子とを備え、該可動子の内周部に設けられるコイルの励磁により、前記可動子を直線的に駆動させるシャフト型リニアモータのブレーキ装置であって、
    該ブレーキ装置は、前記シャフトに外嵌して前記可動子と一体移動するよう連結されたハウジングと、該ハウジング内に、前記シャフト形状に対応する凹状のブレーキシューが形成され、該ブレーキシューが、互いに前記シャフトの外周面に対して直交する方向から挟んで常時弾発力で対向離間するよう配置された一対のクランプ体と、該一対のクランプ体を押圧して前記シャフトの外周面に挟圧させるための押圧手段を備えると共に、
    前記一対のクランプ体を、その先端をシャフト側に向けてそれぞれ前記ハウジングに片持ち状に支持させて並設せしめた一対の弾性板間に、該弾性板の弾圧力に抗して遊動可能に介装せしめ、前記シャフトへ押圧される際に前記ブレーキシューとシャフトとの軸芯ズレを吸収すべく構成したことを特徴とするシャフト型リニアモータのブレーキ装置。
  2. 前記弾性板は、前記シャフトが水平状に配置され上下に並設された状態において、上側弾性板が下側弾性板よりも弱い弾発力に設定されていることを特徴とする請求項1記載のシャフト型リニアモータのブレーキ装置。
  3. 前記上側弾性板は、複数に分割されて前記クランプ体上面に面接されていることを特徴とする請求項2記載のシャフト型リニアモータのブレーキ装置。
  4. 前記クランプ体は、前記ブレーキシューを前面としてその背面側から前記押圧手段により押圧され、かつ、押圧手段とは分離して構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のシャフト型リニアモータのブレーキ装置。
  5. 前記押圧手段は、前記ブレーキシューを前面とするクランプ体背面側に形成された筒状のシリンダ部と、該シリンダ部に所定の間隙をもって嵌挿されるピストン部とを備え、該ピストン部を、前記シリンダ部内への流圧制御により往復移動すべく構成すると共に、前記ピストン部の外周面にOリングを設け、該ピストン部を、前記Oリングをシリンダ部内壁に圧接した片支持状態で、前記ピストン部の前面をクランプ体背面に面当てさせて押動すべく構成したことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のシャフト型リニアモータのブレーキ装置。
  6. 前記ブレーキシューには、帯状のブレーキパッドが複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のシャフト型リニアモータのブレーキ装置。
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