JP5272152B2 - インクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタの組立方法 - Google Patents
インクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタの組立方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5272152B2 JP5272152B2 JP2008307135A JP2008307135A JP5272152B2 JP 5272152 B2 JP5272152 B2 JP 5272152B2 JP 2008307135 A JP2008307135 A JP 2008307135A JP 2008307135 A JP2008307135 A JP 2008307135A JP 5272152 B2 JP5272152 B2 JP 5272152B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main scanning
- unit
- rail
- assembling
- scanning rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Description
また、記録動作に伴って変位するキャリッジレール(主走査レール)の撓みを減少させるように調整する撓み調整機構部を備える構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、レール調整ナットとビスを用いてガイドレール(主走査レール)の撓みを調整する技術も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
しかし、長尺化した主走査ステーには歪みが存在し、定盤との間にがたつきが生じる。このがたつきを防ぐためには、定盤上に主走査ステーを直接置くのではなく、例えば測定治具としてのブロックを2つ定盤上に配置し、この上に主走査ステーを載置することにより2点で主走査ステーを支持することが有効である。
2つの基準ブロック体が前記主走査ステーを前記主走査方向の2点で支持するように、前記主走査ステーに前記基準ブロック体を組み付け、前記基準ブロック体の基準面と平行となるように主走査レールを前記主走査ステーに組み付けて、主走査レールユニットを形成し、
この主走査レールユニットを、前記基準ブロック体の基準面が、前記主走査レールユニットを前記ユニット支持部材に組み付ける際の組み付け基準面となるようにして前記ユニット支持部材に組み付けることを特徴としている。
定盤上において所定の基準面に2つの基準ブロック体の基準面を合わせる基準面合わせ工程と、この2つの基準ブロック体が主走査方向に延在する長尺の主走査ステーを前記主走査方向の2点で支持するように、前記基準ブロック体に前記主走査ステーを組み付ける主走査ステー組み付け工程と、前記基準面と平行となるように主走査レールを前記主走査ステーに組み付ける主走査レール組み付け工程と、により、主走査レールユニットを形成するユニット形成工程と、
この主走査レールユニットを、前記基準ブロック体の基準面を組み付けの際の基準面として、前記主走査レールユニットをユニット支持部材に組み付けるユニット組み付け工程と、を含んでいることを特徴とする。
定盤上で主走査ステーに基準ブロック体を組み付け、この基準ブロック体の基準面と平行となるように主走査レールを主走査ステーに組み付けて、ユニット化する。そして、この主走査レールユニットを、基準ブロック体の基準面が、主走査レールユニットをユニット支持部材に組み付ける際の組み付け基準面となるようにして組み付けを行う。
このため、定盤上で正確に平行出しが行われれば、定盤上で組み付けたままの撓みや歪みがない状態でプリンタの本体に組み付けることができるとの効果を奏する。
図1に示すように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ100は、記録部本体1と、記録部本体1を被覆するカバー部材3と、この記録部本体1及びカバー部材3が組み付けられる装置枠体5と、記録部本体1の動作を制御するコンピュータ7と、インクラック9と、を備えて構成されている。
なお、記録媒体としては、紙や布帛のほか、樹脂フィルムや金属類等を用いることが可能であり、特に限定されない。
図3に示すように、主走査ステー14は、表面に各種部材を固定する取付ボルト171を挿入するための孔173が複数形成され内部が中空構造となっている。主走査レール16は、主走査ステー14の孔173に取付ボルト171を挿入しナット172で締め付けることにより主走査ステー14に固定されている。
本実施形態では、主走査ステー14、主走査レール16、1対の基準ブロック体17によって主走査レールユニット20が構成されている。
図5及び図6に示すように、基準ブロック体17は、板状部材18と、この板状部材18の上に立設される取付支持部材19(図3参照)とから構成されている。
板状部材18の長手方向(図1における副走査方向Y)の一方側端部には2つ、長手方向の他方側には中央部近傍に2つと端部に2つの本体取り付け孔182がそれぞれ形成されている。本体取り付け孔182は、主走査レールユニット20を装置枠体5に取り付けるための取付ボルト(図示せず)を挿入する孔である。
板状部材18の長手方向の一端側であって、中央部近傍に本体取り付け孔182が設けられている側には、取付支持部材19を取り付けるための支持部材取付孔(図示せず)が4つ形成されている。
また、支持部材取付孔が設けられている反対の側には、主走査ステー14を固定する主走査ステー固定用孔184が4つ設けられている。
取付支持部材19は、この固定孔196に取付ボルト171を通してナット172で締めることにより、主走査ステー14の裏面(すなわち、主走査レール16が固定されているのとは反対側の面)に固定されるようになっている。
箱状枠体51は、ほぼ直方体形状に形成されており、図1に示すように、直方体の4つの角部には、それぞれ移動用の車輪512が取り付けられている。
天板57におけるインクジェットプリンタ100の前側端部には、装置本体部1を被覆するカバー部材3が取り付けられている。
具体的には、まず、ダイヤルゲージ32が取り付けられた平行出し治具31を、基準となる第1の主走査レール16aにねじ止め等に固定するとともに、第2の主走査レール16b上であって平行出し治具31の下方に、図10に示す従レール用平行出し治具33をねじ止め等により固定する。
図9に示すように、平行出し治具31の側面一端には、従レール用平行出し治具33の側面に突き当てられる突き当て部30が設けられている。第2の主走査レール16bの平行出しを行う際には、図8に示すように、この突き当て部30が従レール用平行出し治具33の側面に突き当てられ、平行出し治具31の移動方向Zに従レール用平行出し治具33を押圧する。これにより、平行出し治具31と従レール用平行出し治具33とが、一体となって移動方向Zに移動するようになっている。
以上により、第1の主走査レール16a、第2の主走査レール16bの双方について、定盤101の基準面からの距離が一定となり、主走査レール16の組み付けが完了する。
図11(a)、図11(b)に示すように、従来は定盤101上に直接主走査ステー14を置き、これに対して主走査レール16の組み付けを行っていた。この場合、主走査レール16の高さを測定するピックテスタ36の端部を主走査レール16の上面に当接させながら、ピックテスタ36を取り付けたハイドゲージ35を手作業で移動させ、主走査レール16の高さを測定することにより調整を行っていた。
この手法では、ピックテスタ36の位置を定めるのに時間がかかり、特に、本実施形態に示すような長尺な主走査レールの平行出しを行う場合や、主走査レールが複数ある場合には、作業効率が悪かった。
この点、本実施形態に示す手法によれば、主走査レールが長尺である場合や主走査レールが複数ある場合でも主走査レールの平行出しを簡易かつ確実に行うことができる。
このため、定盤101上で正確に平行出しが行われれば、装置枠体5に組み付けた際にも、その平行(水平状態)を維持することができる。これにより、長尺な主走査レール16を複数備える装置においても、簡易かつ確実に、精度の高い組み付けを行うことが可能となる。
5 装置枠体
7 コンピュータ
11 搬送部
12 主走査部
15 キャリッジ
20 主走査レールユニット
50 装置脚部
51 箱状枠体
53 柱状部材
55 支持部
100 インクジェットプリンタ
101 定盤
X 主走査方向
Y 副走査方向
Claims (4)
- キャリッジを主走査方向に移動させるための主走査レールと、前記主走査レールが組み付けられる前記主走査方向に延在する長尺の主走査ステーを備える主走査レールユニットと、前記主走査レールユニットを支持するユニット支持部材と、を備えるインクジェットプリンタであって、
2つの基準ブロック体が前記主走査ステーを前記主走査方向の2点で支持するように、前記主走査ステーに前記基準ブロック体を組み付け、前記基準ブロック体の基準面と平行となるように主走査レールを前記主走査ステーに組み付けて、主走査レールユニットを形成し、
この主走査レールユニットを、前記基準ブロック体の基準面が、前記主走査レールユニットを前記ユニット支持部材に組み付ける際の組み付け基準面となるようにして前記ユニット支持部材に組み付けることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 前記基準ブロック体は、前記主走査レールユニットを前記ユニット支持部材に組み付けるための取り付け穴部を備え、
前記取り付け穴部は、上面側からアクセス可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。 - 定盤上において所定の基準面に2つの基準ブロック体の基準面を合わせる基準面合わせ工程と、この2つの基準ブロック体が主走査方向に延在する長尺の主走査ステーを前記主走査方向の2点で支持するように、前記基準ブロック体に前記主走査ステーを組み付ける主走査ステー組み付け工程と、前記基準面と平行となるように主走査レールを前記主走査ステーに組み付ける主走査レール組み付け工程と、により、主走査レールユニットを形成するユニット形成工程と、
この主走査レールユニットを、前記基準ブロック体の基準面を組み付けの際の基準面として、前記主走査レールユニットをユニット支持部材に組み付けるユニット組み付け工程と、を含んでいることを特徴とするインクジェットプリンタの組立方法。 - 前記基準ブロック体は、前記主走査レールユニットを前記ユニット支持部材に組み付けるための取り付け穴部を備え、前記ユニット組み付け工程において、上面側から前記取り付け穴部にアクセスして前記主走査レールユニットを前記ユニット支持部材に組み付けることを特徴とする請求項3に記載のインクジェットプリンタの組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008307135A JP5272152B2 (ja) | 2008-12-02 | 2008-12-02 | インクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタの組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008307135A JP5272152B2 (ja) | 2008-12-02 | 2008-12-02 | インクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタの組立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010131766A JP2010131766A (ja) | 2010-06-17 |
JP5272152B2 true JP5272152B2 (ja) | 2013-08-28 |
Family
ID=42343606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008307135A Active JP5272152B2 (ja) | 2008-12-02 | 2008-12-02 | インクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタの組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5272152B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5915827B2 (ja) * | 2011-05-12 | 2016-05-11 | セイコーエプソン株式会社 | 長尺体の直線度の経時変化を把握する方法、システム |
JP7021609B2 (ja) * | 2018-06-28 | 2022-02-17 | 株式会社リコー | 長尺ステーおよびインクジェット記録装置 |
US10946680B2 (en) | 2018-12-28 | 2021-03-16 | Ricoh Company, Ltd. | Guide device and printer |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2206313A (en) * | 1987-07-01 | 1989-01-05 | Printronix Inc | Printer having interchangeable shuttle assembly |
US5195836A (en) * | 1991-10-29 | 1993-03-23 | Hewlett-Packard Company | Guideway and support structure for a printer/plotter carriage |
JPH07117307A (ja) * | 1993-10-22 | 1995-05-09 | Asahi Optical Co Ltd | サーマルラインプリンタにおけるサーマルラインヘッドの取り付け位置調整方法 |
US6677975B1 (en) * | 2002-06-19 | 2004-01-13 | Eastman Kodak Company | System and process for magnetic alignment of an imaging subsystem |
JP2006029385A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Nsk Ltd | 直動テーブル装置 |
JP2006181817A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2006231737A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
2008
- 2008-12-02 JP JP2008307135A patent/JP5272152B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010131766A (ja) | 2010-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8342621B2 (en) | Image forming apparatus | |
US8777374B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP5975622B2 (ja) | インク式印刷機器において少なくとも1つのプリントバーを印刷位置に位置決めする位置決め装置 | |
JP5272152B2 (ja) | インクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタの組立方法 | |
US20140267496A1 (en) | Recording device | |
US9120343B2 (en) | Recording apparatus | |
US8215765B2 (en) | Ink jet recording apparatus | |
US8974034B2 (en) | Ink-jet recording apparatus and method of detecting inclination of nozzle row of ink-jet head | |
JP2013014046A (ja) | インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置 | |
JP2003154724A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2011025479A (ja) | インクジェットプリンタ及び該インクジェットプリンタに於けるヘッドユニットの組み立て方法 | |
JP5370665B2 (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置によるインクジェット記録方法 | |
US8177327B2 (en) | Ink jet recording apparatus | |
US9180707B2 (en) | Recording apparatus | |
JP2007050582A (ja) | 画像形成装置 | |
JP7291596B2 (ja) | インクジェットプリンタおよびインクジェットプリンタの組立方法 | |
JP2005001278A (ja) | インクジェット記録装置における記録ヘッドの位置ずれ検出方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2020183084A (ja) | 印刷装置組立方法及び印刷装置 | |
JP5083187B2 (ja) | 直線位置検出装置 | |
WO2015045611A1 (ja) | 画像記録装置及び画像記録装置の調整方法 | |
JP5156424B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3143092B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2023184185A (ja) | 記録装置 | |
JP2023057951A (ja) | 記録装置 | |
JP2023002018A (ja) | 記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121030 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121031 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121225 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20121225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130402 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20130416 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130415 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5272152 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |