JP5270254B2 - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排気ガス浄化装置に関する。
従来、エンジンの排気管途中に排気ガス浄化装置を設けることで、黒煙のもととなる排気ガス中のパーティキュレート・マター(PM(Particulate Matter):粒子状物質)を捕集し、PMが大気中に排出されるのを防止することが知られている。この排気ガス浄化装置としては、PM捕集用のスーツフィルタおよびドージング燃料(例えば、軽油)を酸化、発熱させるための酸化触媒を、それぞれ筒状のケースで覆った構造が一般的である(特許文献1)。
そして、これらのケースは分割可能であり、スーツフィルタに堆積したアッシュ等を取り除く場合には、各ケースを分解し、スーツフィルタをケースごと取り外してメンテナンス実施する。
特開2004−263593号公報
しかしながら、特許文献1の排気ガス浄化装置においては、複数の分割可能なケースで構成されているため、スーツフィルタのメンテナンスの際に各ケースを分解すると、メンテナンス後に再度組み立てる時に、ケースの向きを誤って組み立ててしまうという問題がある。
本発明の目的は、各ケースを分解した場合において、ケースの向きを誤ることなく容易に組み立てることができる排気ガス浄化装置を提供することにある。
本発明の請求項1に係る排気ガス浄化装置は、排気ガス清浄化用のスーツフィルタが収容されたケースと、前記スーツフィルタが収容されたケースに対して排気ガスの流れ方向の上流側および下流側にそれぞれ接合される別のケースとを備え、前記スーツフィルタが収容されたケースには、前記別のケースと接合される前に予め、前記スーツフィルタが収容されたケースの内面側に配置されて前記スーツフィルタが収容されたケース内に収容され、かつ前記スーツフィルタが収容されたケースにおける前記上流側のケースおよび前記下流側のケースのいずれか一方のケース側の開口部分から前記一方のケースのみに向かって突出した第一断熱手段が設けられ、前記上流側のケースおよび前記下流側のケースのうち前記一方のケースとは異なる他方のケースには、前記スーツフィルタが収容されたケースと接合される前に予め、前記他方のケースの内面側に配置されて前記他方のケース内に収容され、かつ前記他方のケースにおける前記スーツフィルタが収容されたケース側の開口部分から前記スーツフィルタが収容されたケースのみに向かって突出した第二断熱手段が設けられており、前記第一断熱手段と前記一方のケースとが印籠嵌合され、前記第二断熱手段と前記スーツフィルタが収容されたケースとが印籠嵌合されることを特徴とする。
以上において、請求項1の発明によれば、スーツフィルタが収容されたケースが上流側および下流側のそれぞれのケースに対して印籠接合される。そのため、スーツフィルタのメンテナンスの際に各ケースを分解し、再度組み立てる際には、印籠接続が正しく行われる向きでしかケースを接合することができず、スーツフィルタが収容されたケースの向きを誤ることなく容易に組み立てることができる。従って、排気ガス浄化装置の組立性を向上できる。
また、各ケースの接合部分に断熱手段を設けたことで、例えば、スーツフィルタの外周とケースの内面との間に断熱手段を設けると、ケースの略全域にわたって断熱手段が設けられることとなり、ケース表面温度の高温化を確実に防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、後述する第2実施形態以降で、以下に説明する第1実施形態での構成と同じか、または同様な機能を有する構成には同一符号を付し、その説明を簡単にあるいは省略する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下では、説明の便宜上、排気ガスの流れ方向の上流側を「上流側」、排気ガス流れ方向の下流側を「下流側」とする。
図1は、本実施形態での排気ガス浄化装置1を示す全体斜視図であり、図2は、図1でのA−A矢視図である。図1において、排気ガス浄化装置1は、図示しないディーゼルエンジン(以下、単にエンジンと称する)の排気管途中に設けられて、排気ガス中に含まれるPMを捕集するものであり、ケース本体1Aを備えている。このケース本体1Aは、エンジンの排気管と接続される円筒状のケース2と、ケース2の下流側の配置された円筒状のケース3と、ケース3のさらに下流側に配置された円筒状のケース4と、最下流に配置されて図示しない出口管が接続されるケース5とを備えている。
ケース2,5は、円筒状の外周部に側壁8を有した構造であり、内部がそれぞれ入口室11および出口室12となっている。このようなケース2,5には、ケース2,5の径方向から排気ガスが流出入する流入部21および流出部51が設けられている。また、ケース2,5では、側壁8部分が内壁プレート13および外壁プレート14を有する二重壁構造とされ、内壁プレート13と外壁プレート14との間には、ガラス繊維からなる断熱材15が介装されている。同様に、円筒状部分も内筒材16および外筒材17を有する二重壁構造とされ、内筒材16と外筒材17との間にも断熱材15が介装されている。これにより、入口室11および出口室12内を排気ガスが通過しても、排気ガスによる熱が断熱材15によって遮断され、ケース2,5の外表面に伝わり難くなっている。ケース2,5の開口側の端縁には、内筒材16の露出部分に一体成形されたフランジ継手6が形成されている。
一方、円筒状のケース3内には、ドージング燃料を酸化、発熱させる酸化触媒31が配置され、この酸化触媒31の両側には、リング状でステンレス製のワイヤーメッシュ81およびストッパ82とが設けられている。ストッパ82は、酸化触媒31がケース3の端部からはみ出ることがないように、ワイヤーメッシュ81を介して酸化触媒31を押圧している。
同じく円筒状とされたケース4内には、排気ガス中のPMを捕集するスーツフィルタ41が収容され、スーツフィルタ41の両側には、リング状でステンレス製のワイヤーメッシュ81およびストッパ82が設けられている。
これらのケース3,4自身は、一重壁構造である。ただし、内部に収容された酸化触媒31とケース3の内面との間、およびスーツフィルタ41とケース4の内面との間には、セラミック繊維製の断熱材19がそれぞれ介装されている。このことにより、酸化触媒31、およびスーツフィルタ41を通過する排気ガスの熱も、ケース3,4の外表面に伝わり難くなっている。このようなケース3,4においても、両側の開口部分の端縁には、フランジ継手6が一体に形成されている。
以上に説明したケース2〜5は、互いに対向し合うフランジ継手6同士がシール材65を介して当接され、フランジ継手6を貫通するボルト61およびこれに螺合するナット62によって接合されている。なお、シール材65は、耐熱性の高い膨張黒鉛製であり、排気ガス浄化装置1内を通過する排気ガスが大気に漏れ出さないために配置されるものである。ケース2〜5が接合された状態では、図2、図3に示すように、各ケース2〜5の内部を跨ぐようにして断熱手段である断熱リング9が収容されている。具体的に、ケース2とケース3との間には、酸化触媒31の入口側に近接するようにケース2のフランジ継手6より突出して断熱リング9Aが配置され、ケース3とケース4との間には、酸化触媒31の出口側およびスーツフィルタ41の入口側に近接するようにケース4のフランジ継手6より突出して断熱リング9Bが配置され、ケース4とケース5との間には、スーツフィルタ41の出口側に近接するようにケース5のフランジ継手6より突出して断熱リング9Cが配置されている。
これらの断熱リング9(9A,9B,9C)は、排気ガスの流れ方向での長さの違いはあるが、全体構造としては同様である。すなわち、図3に拡大して示すように(図では、代表して断熱リング9Bが示されている)断熱リング9は、各ケース2〜5の内面に当接するステンレス製の外周リング部材91と、一対の外フランジ93を有する断面凹状に形成されたステンレス製の内周リング部材92と、外周リング部材91および内周リング部材92の間に介装されたセラミックス繊維製の断熱材94とで構成される。断熱材94も円筒状に形成されており、その内径寸法は、内周リング部材92の筒状部分の外径寸法と略同じである。
本発明に係る「外面」とは、ケース5の内面に当接される断熱リング9Cの外周リング部材91の一部であり、ケース4の内面に嵌合する部分である。
このような断熱リング9では、所定の厚みを有した断熱材94が内周リング部材92の筒状部分の外周側に嵌め込まれており、この状態の内周リング部材92が外周リング部材91内に収容される。そうすると、断熱材94は、内周リング部材92によって外周リング部材91側に押圧されることにより、圧縮された状態で各部材91,92間に介装される。そして、この際の反力により、外周リング部材91に対する内周リング部材92の位置ずれが防止され、断熱リング9を予め組み立てておくことができ、取扱いを容易にできる。また、断熱材94の両側に外フランジ93が位置することで、断熱材94のずれを防止できる。
さらに、断熱リング9は、各部材91,92,94が一体に組み立てられた状態で、各ケース2〜5内に収容される。この際、外周リング部材91が各ケース2〜5の内周面に溶接される。この溶接箇所の詳細については後述する。また、断熱リング9として組み上がった状態では、内周リング部材92と外周リング部材91とは接触していない。つまり、断熱材94の厚さ、および内周リング部材92での外フランジ93の高さは、断熱材94の圧縮量を見込んだ上で、内周リング部材92と外周リング部材91とが接触しないように設定されている。このため、断熱リング9を通過する排気ガスは、内周リング部材92に直接触れることになるが、この時の熱が内周リング部材92から外周リング部材91へ伝達され難くなっており、断熱材94によって良好に遮断される。
このような断熱リング9において、断熱リング9Aは、上流側において、ケース2の断熱材15と径方向に重なっており、さらに下流側において、ケース3の断熱材19とワイヤーメッシュ81、ストッパ82とを介して近接している。断熱リング9Bは、上流側において、ケース3の断熱材19とワイヤーメッシュ81、ストッパ82とを介して近接し、さらに下流側において、ケース4の断熱材19とワイヤーメッシュ81、ストッパ82とを介して近接している。断熱リング9Cは、上流側においてケース4の断熱材19とワイヤーメッシュ81、ストッパ82とを介して近接し、さらに下流側において、ケース2の断熱材15と径方向に重なっている。
これにより、排気ガス浄化装置1のケース本体1Aは、上流側から下流側まで略全域が断熱材15,19,94で略覆われることとなり、2重壁構造でないケース3,4についても、断熱リング9を用いることで実質的に断熱性に優れた2重壁構造を実現でき、各ケース2〜5の外表面が全て高温となり難くなっている。
ところで、これら断熱リング9のうち断熱リング9Aは、ケース2側の内筒材16とのかかり代の方がケース3とのかかり代よりも大きく、予め内筒材16内に収容される。断熱リング9Bは、ケース3とのかかり代よりもケース4のかかり代の方が大きく、予めケース4内に収容される。断熱リング9Cは、ケース4のかかり代よりもケースのかかり代の方が大きく、予めケース5内に収容される。断熱リング9と各ケース2〜5とのかかり代が大きい方において、断熱リング9の外周リング部材91は、各ケース2〜5と溶接されている。より具体的には、断熱リング9Aの外周リング部材91は、ケース2の外周面に形成された4つの溶接孔(図示略)に溶接され、断熱リング9Bの外周リング部材91は、ケース4の溶接孔に溶接される。また、断熱リング9Cの外周リング部材91は、ケース5の溶接孔に溶接される。
従って、各ケース2〜5を互いに連結してケース本体1Aを組み立てるにあたっては、ケース2の開口部分から断熱リング9Aの一部が突出していることになり、この突出した断熱リング9Aの外周とケース3の入口側とを嵌合させる。つまり、ケース2の出口側およびケース3の入口側は、断熱リング9Aにガイドされながら、互いに印籠接続される。
同様に、図4に示すように、ケース4の入口側の開口部分から断熱リング9Bの一部が突出していることになり、この突出した断熱リング9Bの外周とケース3の出口側とを嵌合させることで、ケース3,4を接続する。つまり、ケース3の出口側およびケース4の入口側も、断熱リング9Bにガイドされながら、互いに印籠接続される。
さらには、ケース5の入口側の開口部分から断熱リング9Cの一部が突出していることになり、この突出した断熱リング9Cの外周とケース4の出口側とを嵌め込むことで、ケースとケース4とが互いに印籠接続される。
すなわち、このような印籠接続では、ケース本体1Aの両側部分を構成するケース2,5からは、互いに対向するように断熱リング9A,9Cの一部が予め突出して設けられ、酸化触媒31が収容されているケース3には、断熱リング9は設けられず、スーツフィルタ41が収容されているケース4には、上流側にのみ予め断熱リング9Bが突出して設けられる。このため、ケース2〜5の配置順さえ違わなければ、スーツフィルタ41が収容されたケース4を、スーツフィルタ41の入口側と出口側とが反転された状態で接合してしまうのを防止でき、ケース4の接合方向を常に一定にできる。
また、ケース本体1Aのケース2,5には、入口室11および出口室12内の温度を計測する図示しない温度センサ取付用のセンサボス101が設けられている。このセンサボス101は、内筒材16に対して取り付けられており、外筒材17には、センサボス101に対応した位置に開口部18が形成されている。また、ケース5には、センサボス101の近傍に別のセンサボス102が同様に設けられている。このセンサボス102には、排気ガスが流入する鋼管等の硬質の管部材71が取り付けられる。
さらに、ケース4の排気ガス入口側寄りの外表面には、肉厚を有する円盤状のセンサボス103,104が設けられている。一方のセンサボス103には、スーツフィルタ41入口側での排気ガス温度を計測する図示しない温度センサが取り付けられ、他方のセンサボス104には、スーツフィルタ41入口側からの排気ガスが流入する鋼管等の硬質の管部材72が取り付けられる。この管部材72と前述した管部材71とは、差圧センサ7に接続されている。本実施形態では、差圧センサ7は、ケース4の排気ガス出口側寄りに位置し、ケース4の出口側のフランジ継手6にブラケット63を介して、ボルト61およびナット62により取り付けられている。
差圧センサ7は、スーツフィルタ41の入口側と出口側とでの圧力差を検出するものである。差圧センサ7の内部には、歪みゲージが取り付けられたダイヤフラムが設けられ、管部材71,72に入る排気ガスによってダイヤフラムが変位し、この変位に応じて歪みゲージでの電気抵抗が変化し、この電気抵抗から差圧を検出できる。ケース4内では、スーツフィルタ41によって排気ガスの圧力損失が生じており、スーツフィルタ41の入口側での圧力(センサボス104側での圧力)は、スーツフィルタ41の出口側での圧力(センサボス102側での圧力)より大きくなっている。そして、スーツフィルタ41にPMが詰まり始めると圧力損失、すなわちスーツフィルタ41の入口側と出口側とでの差圧がさらに大きくなり、この差圧に基づいてスーツフィルタ41の目詰まり状態を判断することが可能である。
このような差圧センサ7および管部材71,72は、全体としてケース4およびケース5の互いの接合部分を跨いで配置されている。管部材72の配管寸法は、管部材71の配管寸法よりも長い。従って、管部材71,72の配管寸法が異なる本実施形態では、管部材71が取り付けられるケース5に対して、管部材72が取り付けられるケース4の接合方向が一定となる。
つまり、ケース4を上流と下流とが逆になるようにケース5に接合してしまうと、センサボス102,104同士が近接してしまうため、硬質の管部材71,72を接続することができず、差圧センサ7を取り付けることができないのである。このことからも、前述の印籠接合による効果と同様、スーツフィルタ41が収容されたケース4を常に一定の方向で接合でき、ケース4の上流と下流とを逆にして取り付けることを防止できる。

本発明の排気ガス浄化装置1としては、エンジンが収容されているエンジンルーム内において、エンジンルームを形成しているフレームやボンネット等に取り付けられてもよく、エンジン自体の上部側等に取り付けられてもよく、取付位置などはその実施にあたって適宜に決められてもよい。
以上、本実施形態によれば、スーツフィルタ41のメンテナンス時には、ケース本体1Aを分解してスーツフィルタ41ごとケース4を取り外す。そして、メンテナンスした後に、ケース本体1Aを再度組み立てる際には、ケース4の入口側に配置された断熱リング9Bをケース3の内面側に対して印籠接続できるため、ケース4の向きを誤ることなく容易に組み立てることができる。
[第2実施形態]
図5は、第2実施形態を示す図である。
本実施形態では、各ケース2〜5は、フランジ継手6の間にシール材65を介装したうえで、フランジ継手6同士をVクランプ64で締め付けることにより接合される。これによっても、前記各実施形態と同様に各ケース2〜5を良好に接合することができる。
なお、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、数量などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、数量などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記各実施形態では、各ケース2〜5を印籠接続する際には、断熱リング9が用いられ、断熱リング9を構成する外周リング部材91の外面を利用して、各ケース2〜5の内面が嵌合するようになっていたが、そのような外周リング部材のみを用い、その外面を利用することで各ケース2〜5の内面を嵌合させてもよく、外周リング部材が必ずしも断熱リングを構成している必要はない。また、外周リング部材を用いることなく、例えば、一方のケースの開口部分を肉厚分だけ小径化して一体に設けておき、この小径部分の外面に、他方のケースの開口部分の内面を嵌合させる等してもよい。
前記各実施形態では、断熱リング9がケース4の入口側にケース3へ向けて突出していたが、ケース4の出口側にケース5へ向けて突出させてもよい。そして、この場合には、ケースの出口側にケース4へ向けて断熱リング9を配置すればよく、またケース5の断熱リング9は省略される。
前記各実施形態では、ケース2とケース3とを別体にしたが、一体に成形されていてもよい。
また、前記各実施形態の排気ガス浄化装置1には、酸化触媒31が設けられたが、スーツフィルタ41の再生方法の違いによっては省略してもよい。
前記各実施形態での断熱材94はセラミックス繊維製であったが、ガラス繊維製の断熱材であってもよく、材質は任意である。
本発明は、建設機械、土木機械、農業機械、発電装置、輸送車両等に搭載される内燃機関の排気ガス浄化装置として好適に利用できる。
本発明の第1実施形態に係る排気ガス浄化装置の全体斜視図。 図1でのA−A矢視図。 前記第1実施形態での要部を示す断面図。 前記排気ガス浄化装置の一部のケースを示す断面図。 第2実施形態での要部を示す断面図。
符号の説明
1…排気ガス浄化装置、2〜5…ケース、9…断熱リング(断熱手段)、41…スーツフィルタ。

Claims (1)

  1. 排気ガス清浄化用のスーツフィルタが収容されたケースと、
    前記スーツフィルタが収容されたケースに対して排気ガスの流れ方向の上流側および下流側にそれぞれ接合される別のケースとを備え、
    前記スーツフィルタが収容されたケースには、前記別のケースと接合される前に予め、前記スーツフィルタが収容されたケースの内面側に配置されて前記スーツフィルタが収容されたケース内に収容され、かつ前記スーツフィルタが収容されたケースにおける前記上流側のケースおよび前記下流側のケースのいずれか一方のケース側の開口部分から前記一方のケースのみに向かって突出した第一断熱手段が設けられ、
    前記上流側のケースおよび前記下流側のケースのうち前記一方のケースとは異なる他方のケースには、前記スーツフィルタが収容されたケースと接合される前に予め、前記他方のケースの内面側に配置されて前記他方のケース内に収容され、かつ前記他方のケースにおける前記スーツフィルタが収容されたケース側の開口部分から前記スーツフィルタが収容されたケースのみに向かって突出した第二断熱手段が設けられており、
    前記第一断熱手段と前記一方のケースとが印籠嵌合され、前記第二断熱手段と前記スーツフィルタが収容されたケースとが印籠嵌合される
    ことを特徴とする排気ガス浄化装置。
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