JP5270197B2 - 打撃工具 - Google Patents

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Description

本発明は、ハウジングの前方へ突出させたアンビルに回転打撃力を発生させるインパクトドライバ等の打撃工具に関する。
インパクトドライバ等の打撃工具においては、ハウジング内でモータによって回転するスピンドルと、そのスピンドルの前方でハウジングにメタル軸受を介して同軸で軸支され、ビットの挿着孔を有する前端をハウジングの前方へ突出させたアンビルと、スピンドルの回転を回転打撃力としてアンビルに伝達する打撃機構とを備え、スピンドルの回転に伴う打撃機構の動作で、アンビルに回転打撃力を付与可能としている(特許文献1参照)。
また、アンビルの後端軸心には、スピンドルの先端が嵌合する軸受孔が形成され、アンビル内には、軸受孔とメタル軸受の内周面とを接続して両者を連通させる接続孔が半径方向に形成されて、軸受孔に溜まるグリスを接続孔を介してメタル軸受の内周面に供給し、アンビルとメタル軸受との間の潤滑を図るようにしている。
特開2003−231067号公報
接続孔の位置は、メタル軸受の内周面で軸方向中央に周設されたグリスの受け溝に合わせて形成されるため、軸受孔よりも前方に位置させて軸受孔の先端に接続孔が形成される場合が生じる。アンビルにおける接続孔の前方には、ビットの挿着孔が形成されるため、アンビルの全長は接続孔の前方で必要な挿着孔の深さを確保することで決定されてしまい、コンパクト化が図れない問題があった。
そこで、本発明は、アンビルとメタル軸受との間での必要な潤滑を確保しつつ、アンビルの短縮化も達成可能とする打撃工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、前記スピンドルと、アンビルと、打撃機構とを備え、アンビルの後面に形成した軸受孔にスピンドルの前端を同軸で嵌合させる一方、メタル軸受の内周面にグリスの受け溝をリング状に設け、アンビルの外周に、メタル軸受の内周面に対向して受け溝と連通するリング状の外溝を形成すると共に、アンビル内に、軸受孔と外溝とを接続して両者を連通させる接続孔を半径方向に形成した打撃工具であって、外溝を、アンビルの外径の3%〜10%となる深さで形成して、接続孔を、外溝におけるアンビル軸方向の後端で開口するように受け溝の後方へ平行移動させたことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、接続孔における外溝への開口部分を拡開させて、接続孔を、外溝におけるアンビル軸方向の後端で開口するように受け溝の後方へ平行移動させたことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、前記スピンドルと、アンビルと、打撃機構とを備え、スピンドルの前端に形成した軸受孔にアンビルの後端を同軸で嵌合させる一方、アンビルの外周に、メタル軸受の内周面に対向するリング状の外溝を形成した打撃工具であって、アンビルの外周に、外溝をアンビルの後方でハウジング内と連通させる連通路を形成したことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、ハウジング内でモータによって回転するスピンドルと、そのスピンドルの前方でハウジングにメタル軸受を介して同軸で軸支され、ビットの挿着孔を有する前端をハウジングの前方へ突出させたアンビルと、スピンドルの回転を回転打撃力としてアンビルに伝達する打撃機構とを備え、アンビルの後面に形成した軸受孔にスピンドルの前端を同軸で嵌合させる一方、メタル軸受の内周面にグリスの受け溝をリング状に設け、アンビルの外周に、メタル軸受の内周面に対向して受け溝と連通するリング状の外溝を形成すると共に、アンビル内に、軸受孔と外溝とを接続して両者を連通させる接続孔を半径方向に形成した打撃工具であって、外溝における後端部から半径方向へ伸びるように接続孔を形成したことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、ハウジング内でモータによって回転するスピンドルと、そのスピンドルの前方でハウジングにメタル軸受を介して同軸で軸支され、ビットの挿着孔を有する前端をハウジングの前方へ突出させたアンビルと、スピンドルの回転を回転打撃力としてアンビルに伝達する打撃機構とを備え、スピンドルの前端に形成した軸受孔にアンビルの後端を同軸で嵌合させる一方、アンビルの外周に、メタル軸受の内周面に対向するリング状の外溝を形成した打撃工具であって、アンビルとメタル軸受との間に、外溝の後端と接続され、軸方向後方へ伸びる隙間部を設け、隙間部をハウジング内と連通させたことを特徴とするものである。
本発明によれば、アンビルとメタル軸受との間での必要な潤滑を確保しつつ、アンビルの短縮化が達成でき、全体のコンパクト化が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[形態1]
図1は、打撃工具の一例であるインパクトドライバの縦断面図で、インパクトドライバ1は、左右の半割ハウジング3,3を組み付けて形成され、モータ4を収容する本体ハウジング2と、その本体ハウジング2の前方(図1の右側)に組み付けられ、スピンドル7、打撃機構8、アンビル9を収容する断面釣り鐘形状のハンマーケース6とを備えてなる。10は、本体ハウジング2の下方に延設されたハンドルで、ハンドル10の下端には電源となるバッテリーパック11が装着され、ハンドル10の上方には、スイッチトリガー13の押し込み操作でONしてモータ4を駆動させるスイッチ12が収容されている。また、本体ハウジング2におけるスイッチトリガー13の上方には、ハンマーケース6の下方部分を覆う延設部14が形成され、延設部14の内部には、アンビル9の前方へ向けたライトユニット15が装着されている。
モータ4の出力軸5は、本体ハウジング2に組み付けられたギヤケース16に軸支されて、ハンマーケース6内に突出するピニオン17を嵌着している。ハンマーケース6内において、スピンドル7は、インターナルギヤ18内で公転する2つの遊星歯車19,19を保持してピニオン17に噛合させて、後端部が、ギヤケース16に支持されるボールベアリング20によって、出力軸5と同軸で軸支されている。
打撃機構8は、スピンドル7の前端に外装されてアンビル9のフランジ28,28に係合するハンマー21と、そのハンマー21を前方へ付勢するコイルバネ22とを備え、ハンマー21は、その内面とスピンドル7の外面とに形成された溝23,23間に跨って嵌合するボール24,24を介してスピンドル7と連結される周知の構造となっている。
そして、アンビル9は、ハンマーケース6の前端に保持されたメタル軸受25によって中間部が軸支され、後面軸心に形成した軸受孔26に、スピンドル7の前端に突設した小径部27を嵌合させている。また、ハンマーケース6内でアンビル9の後端には、打撃機構8のハンマー21が係合する一対のフランジ28,28が放射状に延設されている。
さらに、ハンマーケース6から突出するアンビル9の前端には、図示しないビットの挿着孔29が形成されると共に、挿着孔29に挿入されたビットを抜け止め装着するボール30,30及びスリーブ31等を備えたチャック機構が設けられている。
一方、アンビル9内において、軸受孔26と挿着孔29との間には、接続孔32が形成されている。この接続孔32は、図2にも示すように、軸受孔26の先細り部分と連通してアンビル9の半径方向に形成されて、アンビル9の外周面へリング状に凹設された外溝33内に開口している。また、メタル軸受25の内周面にも、リング状の受け溝34が凹設されて、アンビル9の外溝33とアンビル軸方向で重なっている。よって、軸受孔26は、接続孔32と外溝33とを介してメタル軸受25の受け溝34と連通することになるが、ここではアンビル9の外溝33の深さD1を、アンビル9の外径Dの3%〜10%の範囲となるように、従来よりも深く形成して、接続孔32を、外溝33におけるアンビル軸方向の後端で開口するように後方へ平行移動させている。この接続孔32の平行移動により、挿着孔29の位置を後退させることができ、挿着孔29を同じ深さとしてもアンビル9の全長が従来に比べて短く(約1mm)なっている。
ここで、アンビル9の外溝33の深さD1を、アンビル9の外径Dの3%〜10%の範囲となるように設定したのは、3%を下回ると、潤滑に必要なグリスの経路面積が確保できず、メタル軸受25の受け溝34へ必要な量のグリスが供給されず、10%を越えると、外溝が深すぎてグリスが貯留しやすくなり、やはり受け溝34まで必要な量のグリスが行き渡らないためである。
以上の如く構成されたインパクトドライバ1においては、スイッチトリガー13を操作してモータ4を駆動させると、出力軸5の回転が遊星歯車19,19を介してスピンドル7に伝わり、スピンドル7を回転させる。スピンドル7は、ボール24,24を介してハンマー21を回転させ、ハンマー21が係合するアンビル9を回転させるため、アンビル9の先端に装着したビットによってネジ締め等が可能となる。ネジ締めが進んでアンビル9への負荷が高まると、ハンマー21がアンビル9のフランジ28,28に対して係脱を繰り返して間欠的な回転打撃力を加え、増し締めを行う。
そして、ハンマーケース6内に充填されたグリスは、軸受孔26に溜まり、アンビル9の回転に伴う遠心力で接続孔32を通って外溝33内に排出され、連通するメタル軸受25の受け溝34に供給される。よって、アンビル9の外周面とメタル軸受25の内周面との間の潤滑が維持される。このとき、接続孔32が外溝33の後端にあっても、外溝33が深く形成されて必要なグリスの経路面積は確保されているので、アンビル9とメタル軸受25との間の潤滑性に支障を与えることはない。
このように、上記形態1のインパクトドライバ1によれば、外溝33を、アンビル9の外径の3%〜10%となる深さで形成して、接続孔32を、外溝33におけるアンビル軸方向の後端で開口するように後方へ平行移動させたことで、アンビル9とメタル軸受25との間での必要な潤滑を確保しつつ、アンビル9の短縮化が達成でき、全体のコンパクト化が可能となる。
なお、この形態1では、接続孔32を一つ設けているが、複数設けることもできる。
以下、本発明の他の実施の形態を説明する。但し、上記形態1と同じ構成部には同じ符号を付して重複する説明は省略する。
[形態2]
図3,4に示すインパクトドライバ1aにおいては、アンビル9における外溝33の深さを深くせずに、接続孔32を、外溝33におけるアンビル軸方向の後端で開口するように後方へ平行移動させた上で、接続孔32における外溝33への開口部分の前方側に、接続孔32よりも一回り径が大きい有底孔を連通状態で形成することで、当該開口部分を、前方へ拡開する拡開部35としている。すなわち、拡開部35によって接続孔32の外溝33への出口を広くすることで、必要なグリスの経路面積を確保したものである。
よって、ハンマーケース6内に充填されたグリスは、軸受孔26から接続孔32を介して外溝33内に排出される際、接続孔32が外溝33の後端にあっても、拡開部35によってグリスの経路面積は確保されているので、必要な量のグリスが受け溝34に供給される。従って、アンビル9とメタル軸受25との間の潤滑性に支障を与えることはない。
このように、上記形態2のインパクトドライバ1aにおいても、接続孔32における外溝33への開口部分を拡開させて、接続孔32を、外溝33におけるアンビル軸方向の後端で開口するように後方へ平行移動させたことで、アンビル9とメタル軸受25との間での必要な潤滑を確保しつつ、アンビル9の短縮化が達成でき、全体のコンパクト化が可能となる。
なお、上記形態2において、拡開部は接続孔の前方側に形成されているが、必要な経路面積が確保できれば、接続孔と同心で形成することも可能である。すなわち、前後の幅でのみ拡開させる形態に限らず、左右の幅において拡開させてもよい。勿論このような拡開部を有する接続孔を複数設けることは可能である。
[形態3]
図5,6に示すインパクトドライバ1bにおいては、従来と同じ位置から外溝33内に接続孔36を半径方向に形成するものであるが、ここではそのまま軸受孔26に接続せずに、接続孔36におけるアンビル9の軸線側の端部を後方へ90°折曲させて軸受孔26と接続したL字状に形成している。すなわち、接続孔36におけるアンビル軸心側の端部と挿着孔29との干渉を避けることで、挿着孔29を後方寄りに移動させたものである。
よって、ハンマーケース6内に充填されたグリスは、軸受孔26から接続孔36を介して外溝33内に排出され、連通する受け溝34に供給される。外溝33における接続孔36の開口位置は従来と変わらないため、アンビル9とメタル軸受25との間の潤滑性は維持される。
このように、上記形態3のインパクトドライバ1bにおいても、接続孔36におけるアンビル9の軸線側の端部を後方へ折曲させて軸受孔26と接続したことで、アンビル9とメタル軸受25との間での必要な潤滑を確保しつつ、アンビル9の短縮化が達成でき、全体のコンパクト化が可能となる。
なお、接続孔の折曲形態は、90°折曲したL字状に限らず、角度の増減は可能である。また、角がRとなる曲線状に折曲させてもよいし、接続孔を複数設けてもよい。
[形態4]
図7,8に示すインパクトドライバ1cにおいては、スピンドル7とアンビル9との嵌め合いが先の形態1〜3と逆になっている。すなわち、スピンドル7の前端面に、同軸で軸受孔37が凹設される一方、アンビル9の後端面に、軸受孔37に嵌合する小径部38が形成されるものである。
また、ここでは、アンビル9内に半径方向の接続孔を設けずに、図9,10に示すように、アンビル9の外周に、小径部38を除くアンビル9の後端からフランジ28,28を貫通して外溝33に至る一対の連通路39,39を点対称に形成している。この連通路39,39により、外溝33はアンビル9の後方でハンマーケース6内と連通することになる。
よって、ハンマーケース6内に充填されたグリスは、連通路39,39を通って外溝33内に至り、メタル軸受25の内周面に供給されるため、アンビル9とメタル軸受25との間の潤滑性は維持される。
このように、上記形態4のインパクトドライバ1cによれば、アンビル9の外周に、外溝33をアンビル9の後方でハンマーケース6内と連通させる連通路39,39を設けたことで、アンビル9内に接続孔を設ける必要がなくなるため、アンビル9とメタル軸受25との間での必要な潤滑を確保しつつ、アンビル9の短縮化が達成でき、全体のコンパクト化が可能となる。
なお、連通路の数や適宜増減可能で、連通路の形態も、上記形態4のようにフランジを貫通する位置でなく、90°位相を変えて全長に亘って溝状に凹設される形態であっても差し支えない。勿論両者の併設も可能である。
その他、上記各形態に共通して、例えばハウジングは本体ハウジングとハンマーケースとからなるものに限らず、本体ハウジングとハンマーケースとの一体型や、延設部がないタイプ等、ハウジングや打撃機構の形態等は適宜変更可能である。勿論インパクトドライバ以外に、アングルインパクトドライバやインパクトレンチ等の他の打撃工具であっても本発明は採用可能である。
形態1のインパクトドライバの縦断面図である。 形態1のアンビル部分の拡大図である。 形態2のインパクトドライバの一部縦断面図である。 形態2のアンビル部分の拡大図である。 形態3のインパクトドライバの一部縦断面図である。 形態3のアンビル部分の拡大図である。 形態4のインパクトドライバの一部縦断面図である。 形態4のアンビル部分の拡大図である。 形態4のアンビルの斜視図である。 形態4のアンビルの説明図で、左が後面、上が平面、下が縦断面を夫々示す。
符号の説明
1,1a〜1c・・インパクトドライバ、2・・本体ハウジング、4・・モータ、5・・出力軸、6・・ハンマーケース、7・・スピンドル、8・・打撃機構、9・・アンビル、21・・ハンマー、25・・メタル軸受、26,37・・軸受孔、27,38・・小径部、28・・フランジ、29・・挿着孔、32,36・・接続孔、33・・外溝、34・・受け溝、35・・拡開部、39・・連通路。

Claims (5)

  1. ハウジング内でモータによって回転するスピンドルと、そのスピンドルの前方で前記ハウジングにメタル軸受を介して同軸で軸支され、ビットの挿着孔を有する前端を前記ハウジングの前方へ突出させたアンビルと、前記スピンドルの回転を回転打撃力として前記アンビルに伝達する打撃機構とを備え、前記アンビルの後面に形成した軸受孔に前記スピンドルの前端を同軸で嵌合させる一方、前記メタル軸受の内周面にグリスの受け溝をリング状に設け、前記アンビルの外周に、前記メタル軸受の内周面に対向して前記受け溝と連通するリング状の外溝を形成すると共に、前記アンビル内に、前記軸受孔と外溝とを接続して両者を連通させる接続孔を半径方向に形成した打撃工具であって、
    前記外溝を、前記アンビルの外径の3%〜10%となる深さで形成して、前記接続孔を、前記外溝における前記アンビル軸方向の後端で開口するように前記受け溝の後方へ平行移動させたことを特徴とする打撃工具。
  2. ハウジング内でモータによって回転するスピンドルと、そのスピンドルの前方で前記ハウジングにメタル軸受を介して同軸で軸支され、ビットの挿着孔を有する前端を前記ハウジングの前方へ突出させたアンビルと、前記スピンドルの回転を回転打撃力として前記アンビルに伝達する打撃機構とを備え、前記アンビルの後面に形成した軸受孔に前記スピンドルの前端を同軸で嵌合させる一方、前記メタル軸受の内周面にグリスの受け溝をリング状に設け、前記アンビルの外周に、前記メタル軸受の内周面に対向して前記受け溝と連通するリング状の外溝を形成すると共に、前記アンビル内に、前記軸受孔と外溝とを接続して両者を連通させる接続孔を半径方向に形成した打撃工具であって、
    前記接続孔における前記外溝への開口部分を拡開させて、前記接続孔を、前記外溝における前記アンビル軸方向の後端で開口するように前記受け溝の後方へ平行移動させたことを特徴とする打撃工具。
  3. ハウジング内でモータによって回転するスピンドルと、そのスピンドルの前方で前記ハウジングにメタル軸受を介して同軸で軸支され、ビットの挿着孔を有する前端を前記ハウジングの前方へ突出させたアンビルと、前記スピンドルの回転を回転打撃力として前記アンビルに伝達する打撃機構とを備え、前記スピンドルの前端に形成した軸受孔に前記アンビルの後端を同軸で嵌合させる一方、前記アンビルの外周に、前記メタル軸受の内周面に対向するリング状の外溝を形成した打撃工具であって、
    前記アンビルの外周に、前記外溝を前記アンビルの後方で前記ハウジング内と連通させる連通路を形成したことを特徴とする打撃工具。
  4. ハウジング内でモータによって回転するスピンドルと、そのスピンドルの前方で前記ハウジングにメタル軸受を介して同軸で軸支され、ビットの挿着孔を有する前端を前記ハウジングの前方へ突出させたアンビルと、前記スピンドルの回転を回転打撃力として前記アンビルに伝達する打撃機構とを備え、前記アンビルの後面に形成した軸受孔に前記スピンドルの前端を同軸で嵌合させる一方、前記メタル軸受の内周面にグリスの受け溝をリング状に設け、前記アンビルの外周に、前記メタル軸受の内周面に対向して前記受け溝と連通するリング状の外溝を形成すると共に、前記アンビル内に、前記軸受孔と外溝とを接続して両者を連通させる接続孔を半径方向に形成した打撃工具であって、
    前記外溝における後端部から半径方向へ伸びるように前記接続孔を形成したことを特徴とする打撃工具。
  5. ハウジング内でモータによって回転するスピンドルと、そのスピンドルの前方で前記ハウジングにメタル軸受を介して同軸で軸支され、ビットの挿着孔を有する前端を前記ハウジングの前方へ突出させたアンビルと、前記スピンドルの回転を回転打撃力として前記アンビルに伝達する打撃機構とを備え、前記スピンドルの前端に形成した軸受孔に前記アンビルの後端を同軸で嵌合させる一方、前記アンビルの外周に、前記メタル軸受の内周面に対向するリング状の外溝を形成した打撃工具であって、
    前記アンビルと前記メタル軸受との間に、前記外溝の後端と接続され、軸方向後方へ伸びる隙間部を設け、前記隙間部を前記ハウジング内と連通させたことを特徴とする打撃工具。
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