JP5269383B2 - 電話システム - Google Patents

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本発明は電話システム、交換装置及び電話機に関し、例えば、固定電話機から固定電話網及び携帯電話網を介して携帯電話機との間で通話を行うための電話システム、その交換装置及び電話機に関する。
従来、電話網としては、固定電話網、携帯電話網、IP(Internetprotocol)電話網等、種々の電話網があり、電話機のユーザは、これらの電話網を管理運営する事業者等と契約することにより、通話(通信)を行うようになっている。これら複数の電話網では、相互接続を可能とすることにより、例えば、固定電話と携帯電話との間で通話を行うことが可能となっている。
ところで、係る電話網を用いたサービスの一つとして、異なる電話網と契約している場合であっても、電話網ごとに異なる電話番号を用いることなく、一つの電話番号で発着信を行うことを可能とするいわゆるワンナンバーサービスが考えられている(特許文献1参照)。
特開2007−142610号公報
ところで、例えば企業の社員が所持する携帯電話機に顧客からの電話呼が着信する場合、この電話呼を企業側で管理することができれば、一段と使い勝手を向上し得ると考えられる。
また、一般に電話呼を転送する場合、この転送された転送呼を着信する電話機(発信者番号通知を行う電話機)においては、転送を行った交換装置の電話番号を発信者番号通知として表示する必要があり、この転送呼を着信した電話機のユーザは、転送手段としての交換装置の電話番号を見ただけでは発信元を認識することが困難であった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、一段と使い勝手の良い電話システム、交換装置及び電話機を提供することを目的とする。
本発明の電話システムは、第1の電話網と、前記第1の電話網に接続される第2の電話網と、前記第1の電話網に接続される電話機に関する設定情報を格納する格納手段と、前記第1の電話網に接続される第1の電話機宛ての電話呼を受信した際に、前記設定情報に基づいて当該電話呼を前記第1の電話機または前記第2の電話網に接続された交換装置に着信させる制御手段と、前記交換装置に着信した電話呼を前記第1の電話機に転送する転送手段とを具備し、前記交換装置は、前記着信し転送した電話呼に関する管理情報を記憶することを特徴とする。
この構成によれば、設定情報に基づいて、第1の電話網に接続される第1の電話機宛ての電話呼を第2の電話網に接続された交換装置に着信させた場合には、該電話呼に関する管理情報を交換装置において記憶することにより、第1の電話網に接続される第1の電話機宛ての電話呼を第2の電話網の交換装置側で管理することができる。
本発明の電話システムにおいては、前記交換装置は、前記第1の電話機宛ての電話呼を発信した発信元の第2の電話機に関する情報を前記交換装置の電話番号に付加してなる発信者番号通知情報を前記転送に際して前記第1の電話機に送信することが好ましい。
この構成によれば、第1の電話機宛ての電話呼を転送する際に、第1の電話機宛ての電話呼を発信した発信元の第2の電話機に関する情報を、転送を行った交換装置の電話番号に付加してなる発信者番号通知情報が第1の電話機に送信されることにより、第1の電話機においては、これらの情報に基づく発信者番号通知により発信元を認識することができる。
本発明の電話システムにおいては、前記第1の電話網及び前記第2の電話網は、11桁よりも多い桁数の前記発信者番号通知情報を受け渡す電話網であることが好ましい。
本発明の電話システムにおいては、前記第1の電話機は、11桁よりも多い桁数の前記発信者番号通知情報を表示する表示手段を具備することが好ましい。
本発明の電話システムにおいては、前記第2の電話機に関する情報は、前記第2の電話機の電話番号に対応付けられた該電話番号とは異なる識別コードであることが好ましい。
本発明の電話システムにおいては、前記識別コードと前記第2の電話機のユーザとの対応が登録された電話帳サーバを具備し、前記第1の電話機は、前記電話帳サーバの登録内容を反映した登録情報を記憶する記憶手段を具備することが好ましい。
本発明の電話システムにおいては、前記交換装置は、前記管理情報の一つとして前記転送した電話呼に関する通話内容を録音することが好ましい。
本発明によれば、一段と使い勝手の良い電話システム、交換装置及び電話機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る電話システム10を説明するための概略構成図である。図1に示すシステムは、第1の電話網(移動通信12)と、第1の電話網(移動通信網12)に接続される第2の電話網(IP電話網13)と、第1の電話網(移動通信網12)に接続される電話機(携帯電話機50)に関する設定情報を格納する格納手段(移動通信センタ20)と、第1の電話網(移動通信網12)に接続される第1の電話機(携帯電話機50)宛ての電話呼を受信した際に、設定情報に基づいて当該電話呼を第1の電話機(携帯電話機50)または第2の電話網(IP電話網13)に接続された交換装置40に着信させる制御手段(移動通信センタ20)と、交換装置40に着信した電話呼を第1の電話機(携帯電話機50)に転送する転送手段(IVR転送・録音装置42)とから主に構成されている。
この電話システム10においては、固定電話網11、移動通信網12、IP電話網13が相互に接続されるようになっており、固定電話網11に接続される固定電話機30と移動通信網12に接続される携帯電話機50との間で通話を行うことができるようになっている。移動通信網12は、通信事業者である移動通信センタ20によって管理されており、この移動通信センタ20は、固定電話網11と移動通信網12との間の接続、移動通信網12とIP電話網13との間の接続、固定電話網11とIP電話網13との間の接続を制御する。
また、IP電話網13には、例えば固定電話機30を所有するユーザに対して種々のサービスを提供する企業の設備としての交換装置40が接続される。この交換装置40は、IP−GW(IPゲートウェイ)41、IVR(Interactive Voice Response: 自動音声応答装置)転送・録音装置42、同期電話帳サーバ43を含んでいる。IPゲートウェイ41は、交換装置40をIP電話網13に接続するための装置である。IVR転送・録音装置42は、自動音声応答機能、転送機能及び録音機能を有する。
すなわち、IVR転送・録音装置42は、交換装置40への着信に対して、自動音声による応答を行うと共に、この着信を他の電話機に転送するようになっている。例えば、IVR転送・録音装置42は、固定電話網11の固定電話機30からの着信を、移動通信網12の携帯電話機50へ転送する。
また、IVR転送・録音装置42は、転送に係る通話内容を録音することができるようになっている。例えば、固定電話機30からの着信を携帯電話機50へ転送する場合、この転送により固定電話機30と携帯電話機50との間で授受される音声は、IVR転送・録音装置42を介することとなり、IVR転送・録音装置42では、この音声を録音するようになっている。
また、同期電話帳サーバ43は、図2に示すように、電話システム10に接続される電話機(固定電話機30等)のユーザ名(a,b,c…)及び電話番号(045−A,045−B,03−C:A,B,Cは7桁又は8桁の数)が登録されている。この同期電話帳サーバ43の登録内容は、後述する携帯電話機50に送信されて該携帯電話機50において保持され、同期電話帳サーバ43の登録情報が携帯電話機50に反映されるようになっており、携帯電話機50側では反映された登録情報を更新できないようになっている。これにより、携帯電話機50において電話呼を着信した場合には、後述するように、同期電話帳サーバ43の登録情報と同様の情報が表示されるようになっている。
図3は、IVR転送・録音装置42の構成を示すブロック図である。なお、図3に示す構成は、本発明を説明するために簡略化したものであり、通常の転送装置に搭載される構成要素は備えているものとする。図3に示すように、IVR転送・録音装置42は、装置全体を制御する制御部111と、IP電話網13を介して固定電話機30や携帯電話機50との間で通信を行うための通信制御部112と、転送される通話内容を録音するための録音部113と、他の機器との通信を行うためのインターフェイス(I/F)114と、転送を行うための各種データを格納する管理データベース(DB)115と、装置に搭載され、あるいはダウンロードされた種々のアプリケーションを起動するアプリ制御部116とから主に構成されている。
図4は、移動通信センタ20の構成を示すブロック図である。なお、図4に示す構成は、本発明を説明するために簡略化したものであり、通常の移動通信センタに搭載される構成要素は備えているものとする。図4に示すように、移動通信センタ20は、装置全体を制御する制御部121と、移動通信網12を介して携帯電話機50との間で移動通信により通信を行うと共に、固定電話網11との接続、IP電話網13との接続等を行うための通信制御部122と、通信サービスを管理する管理データベース(DB)124と、管理データベース124の情報を更新する情報更新部123と、装置に搭載され、あるいはダウンロードされた種々のアプリケーションを起動するアプリ制御部126とから主に構成されている。管理データベース124には、移動通信網12に接続される携帯電話機50に関する設定情報が格納され、移動通信センタ20の制御部121は、この設定情報に基づいて、携帯電話機50宛ての電話呼を、携帯電話機50に直接着信させるか又はIP電話網13に接続された交換装置40に一旦着信させるかのいずれかを選択して制御するようになっている。
図5は、図1に示すシステムにおける携帯電話機50の概略構成を示すブロック図である。なお、図5に示す構成は、本発明を説明するために簡略化したものであり、通常の携帯電話機に搭載される構成要素は備えているものとする。
携帯電話機50は、装置全体を制御する制御部151と、移動通信網12を介して移動通信センタ20との間で移動通信により通信を行う通信制御部152と、種々のデータを表示する表示部153と、種々の操作を行う操作部154と、カメラ機能により画像を撮像する撮像部156と、他の電話機(固定電話機30等)のユーザ名及び電話番号が対応付けられて記憶される記憶部155と、装置に搭載され、あるいはダウンロードされた種々のアプリケーションを起動するアプリ制御部159とから主に構成されている。記憶部155に記憶される情報は、同期電話帳サーバ43から提供されるものである。
撮像部156は、操作部154を介して撮像命令が入力された場合に、携帯電話機50の筺体に設けられたレンズ(図示せず)を通して被写体象を取り込み、この被写体像を光電変換素子によって電気信号に変換することにより、画像データを得る。この画像データは、例えばRAM(Random Access Memory)構成の記憶部155に記憶される。
図1において、IP電話網13において契約された交換装置40は、移動通信網12と契約した電話機(携帯電話機50)に割り当てられる番号(例えば「090」で始まる11桁の電話番号(以下これを携帯電話番号と呼ぶ))での発着信を行うようになっている。電話システム10の移動通信センタ20は、移動通信網12に加入している携帯電話機のうち、交換装置40と特定の関係にある携帯電話機50について、所定の契約に基づき、該携帯電話機50の携帯電話番号と、交換装置40のIP電話網13での電話番号(例えば「050」で始まる11桁の電話番号(以下これをIP電話番号と呼ぶ))とを対応付けて管理データベース124(図4)に記憶している。そして、この携帯電話機50宛ての電話呼があった場合、宛先の携帯電話番号が交換装置40と特定の関係にあるか否かを管理データベース124の登録内容から判断し、特定の関係にある場合には、該携帯電話機50の携帯電話番号に対応付けられている交換装置40のIP電話番号に該携帯電話機50宛ての電話呼を送信する。
本実施の形態の場合、交換装置40を所有する企業の営業マンが携帯電話機50を所持して営業活動を行うことを想定しており、携帯電話機50は、交換機40を所有する企業に属するものとする。これにより、携帯電話機50の携帯電話番号に対応付けられているIP電話番号として、交換装置40のIP電話番号が割り当てられている。
かくして、携帯電話機50を宛先とする電話呼は、交換装置40に一旦着信することになる。例えば、固定電話機30から携帯電話機50に対して、該携帯電話機50の携帯電話番号(090−A:Aは8桁の数)を発信先として電話呼が発信された場合、この電話呼は、固定電話網11、移動通信センタ20及びIP電話網13を介して交換装置40に着信する。交換装置40のIVR転送・録音装置42は、着信した電話呼の発信元(例えば固定電話機30)の電話番号(例えば045−A:Aは7桁の数字)(図6(A))に基づいて、図6(B)に示すように、交換機50のIP電話番号(例えば050−C:Cは8桁の数)に続くサブアドレスフィールドSF1にこの発信元の電話番号を付加した番号を転送元の電話番号として携帯電話機50に転送する。この場合、IVR転送・録音装置42は、転送先である携帯電話機50の携帯電話番号の先頭に特定番号を付加して特番発信を行うことにより、この発信が再び交換装置40に戻ってくるいわゆるループ現象が発生することを防止している。IP電話網13、移動通信センタ20及び移動通信網12は、係るサブフィールドSF1及び特番が付加された転送元番号を送信する。
携帯電話機50は、交換装置40からの転送呼を着信すると、この転送を行った交換装置40のIP電話番号に付随するサブフィールドSF1(図6(B))から発信元である固定電話機30の電話番号を判別し、この電話番号に対応付けられたユーザ名を記憶部155(図5)から検索する。そして、図7に示すように、検索されたユーザ名を、転送元の交換装置40のIP電話番号(サブフィールドSF1(図6(B))の発信元(固定電話機30)の電話番号が付加されたもの)と共に、携帯電話機50の表示部153に表示する。
これにより、携帯電話機50のユーザは、表示部153の表示によって、電話呼の発信元が固定電話機30のユーザであることを認識することができる。
このように、本実施の形態に係る電話システム10においては、移動通信センタ20において、いわゆるワンナンバと呼ばれるサービスにより携帯電話番号とIP電話番号との対応付けを行うことにより、IP電話網13に接続される交換装置40において携帯電話番号での発着信が可能となる。これにより、例えば固定電話機30から携帯電話機50の携帯電話番号に電話をかけた場合には、その電話呼は、交換装置40に一旦着信する。交換装置40は、着信した電話呼をその発信先の電話番号(携帯電話機50の携帯電話番号)に転送する。これにより、固定電話機30から携帯電話機50の携帯電話番号に電話をかけた場合であっても、交換装置40を経由して固定電話機30と携帯電話機50との間で通話が行われることになる。従って、交換装置40では、この通話を録音することが可能となる。すなわち、固定電話機30から携帯電話機50に対して、該携帯電話機50の携帯電話番号を入力して電話をかけた場合においても、この通話の内容を交換装置40において録音することが可能となる。
また、移動通信網12、IP電話網13、携帯電話機50においては、11桁以上の電話番号情報を授受するようになされており、交換装置40は、固定電話機30からの電話呼を携帯電話機50に転送する場合、この転送を行う交換装置40のIP電話番号に発信元である固定電話機30の電話番号を付加して転送することができる(図6(B))。これにより、携帯電話機40の表示部153(図7)には、交換装置40のIP電話番号と共に発信元である固定電話機30の電話番号が表示される。そして、この表示に際して、携帯電話機50では、発信元の電話番号に基づいて記憶部155(図5)の登録情報を検索することにより、該電話番号に対応した固定電話機30のユーザ名を表示する。
これにより、交換装置40において転送されている場合においても、発信元である固定電話機30の電話番号及びユーザ名を携帯電話機50に表示させることが可能となる。従って、この表示を見た携帯電話機50のユーザは、その電話に応答する前に発信元(固定電話気30)を認識することができる。
また、交換装置40は、転送を行う交換装置40のIP電話番号に発信元である固定電話機30の電話番号を付加して転送することにより(図6(B))、携帯電話機40の表示部153(図7)には、固定電話機30の電話番号と共に交換装置40のIP電話番号が必ず表示されることになる。これにより、交換装置40によって転送を行っている場合に、その旨を携帯電話機50に表示させることができる。
なお、本実施の形態においては、図1に示したように、同期電話帳サーバ43を用いて、この同期電話帳サーバ43の登録内容を携帯電話機50に反映させ携帯電話機50側では反映された登録情報を更新できない場合について述べたが、本発明はこれに限られるものではなく、携帯電話機50側でも反映された登録情報の更新(新規追加、変更、削除等)を行えるようにしてもよい。また、同期電話帳サーバ43を用いないものとしてもよく、この場合、携帯電話機50のユーザは、必要なユーザについては、手動で固定電話機30の電話番号とユーザ名を記憶部155に登録しておくようにすればよい。
(第2の実施の形態)
図8は、第2の実施の形態に係る電話システム200を説明するための概略構成図である。第2の実施の形態に係る電話システム200は、第1の実施の形態に係る電話システム10に比べて、固定電話機30から携帯電話機50宛てに発信された電話呼を、交換装置40において転送する場合に、該交換装置40から転送先である携帯電話機50に対して、転送を行う交換装置40のIP電話番号と共に発信元の固定電話機30の電話番号を送信することに代えて、交換装置40のIP電話番号と共に固定電話機30の識別コードを送信する点が異なる。この識別コードは交換装置40の同期電話帳サーバ243に登録されている。
また、携帯電話機50においては、他の電話機(固定電話機30等)のユーザ名及び識別コードが対応付けられて記憶部155に記憶されている。この識別コードは、交換装置40の同期電話帳サーバ243から提供されるものであり、この同期電話帳サーバ243に登録されている情報と一致するものである。
交換装置40は、固定電話機30から携帯電話機50を宛先として発信された電話呼を転送する際に、発信元である固定電話機30の電話番号に代えて、該固定電話機30に対応付けられた識別コードを送信することにより、この情報を受け取った携帯電話機50では、発信元の固定電話機30の電話番号を秘匿して表示することが可能となる。なお、図8において、図1と同一の部分には同一符号を付して、重複した説明は省略する。
交換装置40は、図9に示すように、固定電話機30のユーザ名(a,b,c…)、電話番号(045−A,045−B,03−C:A,B,Cは7桁又は8桁の数)及びこれに対応付けられた識別コードが登録された同期電話帳サーバ243を備える。交換装置40のIVR転送・録音装置42は、固定電話機30から携帯電話機50を宛先とする電話呼を着信すると、着信した電話呼の発信元(固定電話機30)の電話番号(例えば045−A:Aは7桁の数字)に基づいて、同期電話帳サーバ243から固定電話機30のユーザ名と該固定電話機30に対応付けられた識別コードを検索する。
そして、IVR転送・録音装置42は、着信した電話呼の発信元(固定電話機30)の電話番号(図10(A))に基づいて、図10(B)に示すように、検索された識別コード(例えば、「0123456701」)を、交換装置40のIP電話番号にサブフィールドSF1として付加し(図10(B))、これを転送呼として宛先の携帯電話機50に転送する。
携帯電話機50は、交換装置40からの転送呼を着信すると、この転送を行った交換装置40のIP電話番号に付随するサブフィールドSF1(図10(B))から発信元である固定電話機30の電話番号に対応付けられた識別コードを判別し、この識別コードに対応付けられたユーザ名を記憶部155(図5)から検索する。そして、図11に示すように、検索されたユーザ名を、転送元の交換装置40のIP電話番号(サブフィールドSF1(図10(B))の識別コード(発信元(固定電話機30)に対応付けられた識別コード)と共に、携帯電話機50の表示部153に表示する。
これにより、携帯電話機50のユーザは、表示部153のユーザ名を表示することによって、電話呼の発信元が固定電話機30のユーザであることを認識することができる。本実施の形態においては、ユーザ名を表示するにあたって、そのユーザの固定電話機30の電話番号に代えて識別コードが表示されることにより、電話番号が秘匿される。
このように本実施の形態に係る電話システム200においては、携帯電話機50の表示部153に転送を行った交換装置40のIP電話番号、識別コード及び発信元である固定電話機30のユーザ名が表示されることにより、携帯電話機50のユーザは、交換装置40によって転送が行われた旨と、発信元のユーザ名とを認識することができる。そして、本実施の形態では、発信元である固定電話機30の電話番号に代えて識別コードが表示されることにより、発信元ユーザの個人情報である電話番号を秘匿することができる。
(他の実施の形態)
本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、処理部や処理手順については適宜変更して実施することが可能である。その他、本発明の範囲を逸脱しないで適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上述の実施の形態においては、発信側を固定電話機30、受信側を携帯電話機50としたが、これに限られるものではなく、種々の組み合わせを適用することができる。
また、上述の実施の形態においては、同期電話帳サーバ43(243)が交換装置40に含まれる場合について述べたが、本発明はこれに限られるものではなく、交換装置40の外部に設けられるようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る電話システムを説明するための概略構成を示す図である。 図1に示すシステムにおける同期電話帳サーバの登録情報を示す図である。 図1に示すシステムにおけるIVR転送・録音装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示すシステムにおける移動通信センタの概略構成を示すブロック図である。 図1に示すシステムにおける携帯電話機の概略構成を示すブロック図である。 交換装置から携帯電話機に送信される発信者番号通知情報を示す図である。 携帯電話機の表示部の表示例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電話システムを説明するための概略構成を示す図である。 図8に示すシステムにおける同期電話帳サーバの登録情報を示す図である。 交換装置から携帯電話機に送信される発信者番号通知情報を示す図である。 携帯電話機の表示部の表示例を示す図である。
符号の説明
10、200 電話システム
11 固定電話網
12 移動通信網
13 IP電話網
20 移動通信センタ
30 固定電話機
40 交換装置
41 IPゲートウェイ
42 IVR転送・録音装置
43、243 同期電話帳サーバ
50 携帯電話機
111、121、151 制御部
112、122、152 通信制御部
113 録音部
114 インターフェイス
115、124 管理データベース
116、126、159 アプリ制御部
123 情報更新部
153 表示部
154 操作部
155 記憶部
156 撮像部

Claims (7)

  1. 第1の電話網と、
    前記第1の電話網に接続される第2の電話網と、
    前記第1の電話網に接続される電話機に関する設定情報を格納する格納手段と、
    前記第1の電話網に接続される第1の電話機宛ての電話呼を受信した際に、前記設定情報に基づいて当該電話呼を前記第1の電話機または前記第2の電話網に接続された交換装置に着信させる制御手段と、
    前記交換装置に着信した電話呼を前記第1の電話機に転送する転送手段とを具備し、
    前記交換装置は、前記着信し転送した電話呼に関する管理情報を記憶することを特徴とする電話システム。
  2. 前記交換装置は、前記第1の電話機宛ての電話呼を発信した発信元の第2の電話機に関する情報を前記交換装置の電話番号に付加してなる発信者番号通知情報を前記転送に際して前記第1の電話機に送信することを特徴とする請求項1に記載の電話システム。
  3. 前記第1の電話網及び前記第2の電話網は、11桁よりも多い桁数の前記発信者番号通知情報を受け渡す電話網であることを特徴とする請求項2に記載の電話システム。
  4. 前記第1の電話機は、11桁よりも多い桁数の前記発信者番号通知情報を表示する表示手段を具備することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電話システム。
  5. 前記第2の電話機に関する情報は、前記第2の電話機の電話番号に対応付けられた該電話番号とは異なる識別コードであることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の電話システム。
  6. 前記電話システムは、前記識別コードと前記第2の電話機のユーザとの対応が登録された電話帳サーバを具備し、
    前記第1の電話機は、前記電話帳サーバの登録内容を反映した登録情報を記憶する記憶手段を具備することを特徴とする請求項5に記載の電話システム。
  7. 前記交換装置は、前記管理情報の一つとして前記転送した電話呼に関する通話内容を録音することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電話システム。
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