JP5269139B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP5269139B2
JP5269139B2 JP2011092402A JP2011092402A JP5269139B2 JP 5269139 B2 JP5269139 B2 JP 5269139B2 JP 2011092402 A JP2011092402 A JP 2011092402A JP 2011092402 A JP2011092402 A JP 2011092402A JP 5269139 B2 JP5269139 B2 JP 5269139B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitance
top plate
heating
heating coil
induction heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011092402A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011253803A (ja
Inventor
健一郎 西
浩志郎 ▲高▼野
広康 私市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2011092402A priority Critical patent/JP5269139B2/ja
Publication of JP2011253803A publication Critical patent/JP2011253803A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5269139B2 publication Critical patent/JP5269139B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/06Control, e.g. of temperature, of power
    • H05B6/062Control, e.g. of temperature, of power for cooking plates or the like

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Description

この発明は、加熱コイル周囲に設置された電極と所定電位間の静電容量の変化からふきこぼれを検知する誘導加熱調理器に関するものである。
従来のふきこぼれを検知する誘導加熱調理器の例として、加熱コイル周囲に設置された電極と所定電位間の静電容量の変化からふきこぼれ発生を判定するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−159494号公報(第1図)
従来の技術は、コイル近傍や周辺に局所的に電極を配置する構造であったため、電極の配置されている以外の所からふきこぼれた際にふきこぼれた高温の内容物が操作部周辺に迫ってきたことを検知できず、操作部が高温のふきこぼれ内容物で覆われてしまい、火力停止などの動作が行えなかったり、使用者が無理に停止操作などを行おうとして火傷するなどの危険もあった。
また、誘導加熱調理器の吸気口や排気口側にふきこぼれた際に検出できない可能性もあり、その場合はふきこぼれた内容物が、吸気口や排気口から誘導加熱調理器内に浸入し、場合によっては本体内の送風装置や駆動回路などが故障してしまうという課題があった。
本発明の誘導加熱調理器は、鍋を載置するトッププレートと、前記トッププレートの下に設けられ、前記鍋を加熱する複数の加熱コイルと、交流電圧を高周波電圧に変換して前記加熱コイルに高周波電流を流す駆動回路と、前記トッププレート下に設けられ、静電容量を測定する静電容量検知手段と、前記静電容量検知手段の検知結果に基づき前記駆動回路を制御する制御回路と、使用上の注意事項等を表示する注意喚起表示部と、を備え、前記注意喚起表示部は、前記トッププレート上に設けられ、前記静電容量検知手段は、前記加熱コイルと前記注意喚起表示部との間に配置し、前記制御回路は、前記加熱コイルを駆動中に前記静電容量が変化した場合、ふきこぼれが発生したと判定し、前記駆動回路を停止させるか、または、前記加熱コイルに流す高周波電流を減少させるように前記駆動回路を制御するものである。
本発明は、静電容量検知手段を加熱コイルと注意喚起表示部との間に配置するように構成しているので、鍋から内容物がふきこぼれた際に、高温の内容物が注意喚起表示部に到達する前に検知でき、検知結果に基づき駆動回路を制御するようにしている。そのため、注意喚起表示部がふきこぼれた内容物で隠れることがなく、使用者に高温注意表示を行うことが可能になる。
さらに、ふきこぼれを検知するための静電容量検知手段を加熱コイルと吸気口または排気口との間に配置するように構成しているので、火力を停止するなどの制御が可能になるため、ふきこぼれた内容物が吸気口または排気口から本体内に浸入してしまうことを防止可能になるという効果がある。
実施の形態1を示す誘導加熱調理器。 実施の形態1を示す誘導加熱調理器の上面図。 実施の形態1の誘導加熱調理器の各構成の関係を示すブロック図。 実施の形態2を示す誘導加熱調理器の上面図。 実施の形態3を示す誘導加熱調理器の上面図。 実施の形態3の他の例を示す誘導加熱調理器の上面図。 実施の形態4を示す誘導加熱調理器の上面図。 実施の形態5を示す誘導加熱調理器の上面図。 実施の形態5の各構成の説明図。 実施の形態6を示す誘導加熱調理器の上面図。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における誘導加熱調理器を示す説明図である。
図2は誘導加熱調理器の上面図である。
図3は誘導加熱調理器の各構成の関係を示すブロック図である。
図1及び図2において、誘導加熱調理器1は、トッププレート2上に後述する3つの加熱口3a、3b、3c(以下、区別しないときは「加熱口3」と呼ぶ)を有し、トッププレート2の手前側には、各加熱口への投入電力などを設定する操作部4が設けられている。操作部4と加熱口3の間に位置するトッププレート2の下部には静電容量検知部5が配置されている。またトッププレート2後方には、誘導加熱調理器1内部に配置される駆動回路10(後述)や加熱コイル8(後述)を冷却するための冷却風を取り入れる吸気口6と冷却後の冷却風を排出する排気口7を備えている。
図3において、トッププレート2の下部には加熱コイル8、操作部4、静電容量検知部5を配し、操作部4は使用者がトッププレートにタッチしたことを所定電位との間の静電容量の変化により検知するタッチスイッチ(電極)が配置されている。また静電容量検知部5も同様に静電容量の変化を検知する電極であり、操作部4と静電容量検知部5の検知結果が制御回路11へ入力され、駆動回路10によって交流電源4の交流電圧を高周波電圧に変換し加熱コイル8を駆動するものである。なお本実施の形態では図2に示すように、操作部4の横手方向の長さと、静電容量検知部5の横手方向の長さが略同じ長さとなるように配置している。
なお、以下の説明では所定電位はアース電位(以下、GNDとも呼ぶ)としているが、トッププレート載置物を所定電位としても良い。また、これら以外を所定電位としても良い。
また以下の説明では加熱口3とは、トッププレート2の下方に配置した加熱コイル8の位置に相当する場所であり、加熱コイル8が配置されたトッププレート2の鍋載置面側を指すものとして説明する。なお、説明のため図中では加熱口3を丸印で囲っているが、実際はトッププレート2に必ずしも加熱口3を示す丸印を塗装、印刷する必要はない。
次に、所定電位との間の静電容量を測定する方法とあわせて、本実施の形態の動作について説明する。
面積Aの静電容量検知部5とGNDとの間の比誘電率(主に空気)をKとし、その距離をdとし、真空の誘電率をε0とする。すると静電容量Cを求める式は、
C=K×ε0×A/d
となる。静電容量検知部5は7とGNDとの間に制御回路11は交流電圧を印加する。印加した交流電圧は静電容量が大きいと振幅が小さくなるため、その振幅の減衰量から静電容量を計測する。
ふきこぼれが無い状態では、静電容量検知部5とGNDとの間には主に比誘電率1の空気が存在するが、ふきこぼれが発生すると比誘電率80の水が入ってくる為、静電容量は急増する。そこで、静電容量の変化を調べることで、ふきこぼれの判定が可能になる。
なお、静電容量検知部5とGNDとの間の静電容量を計測したが、静電容量検知部5を2つの電極で構成し、その電極間の静電容量を計測しても良い。
ふきこぼれが発生したと判定した場合は、制御回路11により駆動回路10の動作を停止させるか、または加熱コイル2に流す電流を減らすように駆動回路10を制御する。
以上のように、本実施の形態では、鍋12を載置するトッププレート2と、トッププレート2の下に設けられ、鍋12を加熱する加熱コイル8と、交流電圧を高周波電圧に変換して加熱コイル8に高周波電流を流す駆動回路10と、加熱コイル8に投入火力などの指令を与えるトッププレート2上に設けられた操作部4と、加熱コイル8と操作部4との間に設けられた静電容量検知部5と、静電容量検知部5と所定電位との間の静電容量を測定し、測定した検知結果に基づき駆動回路10を制御する制御回路11とを備え、制御回路11は、加熱コイル8を駆動中に静電容量が変化した場合、ふきこぼれが発生したと判定し、駆動回路5を停止させるか、または、加熱コイル8に流す高周波電流を減少させるように駆動回路5を制御するように動作する。
以上のように、鍋内容物のふきこぼれにより所定電位との静電容量の変化を検出する静電容量検知部5を加熱コイル8と操作部4との間に配置することによって、加熱中の鍋の内容物がふきこぼれた際に、高温の内容物が操作部4に達する前に検知可能となる。また、ふきこぼれを検知することによって、加熱を停止、若しくは火力を低下させるように動作するため、使用者は安全に操作部4を操作することが可能になり、ふきこぼれた高温の内容物に触れる可能性を低減させることが可能になる。
また、静電容量検知部5の横幅をトッププレート上の操作部横幅と略同じになるよう配置しているので、操作部4と加熱口3の間の何れの場所でふきこぼれが起きても検知可能であり、操作部4を操作する際の安全性を確保することが可能になる。
また、本実施の形態では、静電容量検知部5は一つで説明したが、これに限るものではなく、必要に応じて複数に分割してよい。また加熱コイルと操作部の間に配置されれば、静電容量検知部の形状や数は適宜設定すればよく同様の効果を奏する事は明白である。さらに操作部4も静電容量式のスイッチとして説明したが、これに限らず操作部の方式もタクトスイッチ等別の方式でも同じ効果を得ることが可能になる。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2における誘導加熱調理器1の上面図である。
同図において、実施の形態1で説明した同一箇所には同じ番号を付して説明を省略する。トッププレート2の後方に誘導加熱調理器1の本体内の加熱コイル8や駆動回路10の冷却を行うための冷却風を取り入れる吸気口6と冷却後の冷却風を機外に排出する排気口7を備えたものである。さらにトッププレート2に配置される加熱口3(a、b、c)と吸気口6及び排気口7の間には、実施の形態1で説明した静電容量検知部5を配置している。
続いて動作を説明する。静電容量検知部5の静電容量の測定については実施の形態1で説明したものと同様であるので説明を割愛する。加熱口3cで鍋を加熱中にふきこぼれが発生し、ふきこぼれた内容物が下に静電容量検知部5を配置したトッププレート2の位置に到達すると、ふきこぼれ前の静電容量に比べで大きくなるため、ふきこぼれと判定し、駆動回路10の動作を停止させるか、または加熱コイル8に流す電流を減らすように駆動回路10を制御する。
以上のように、所定電位との静電容量の変化を検出する静電容量検知部5を加熱コイル8と吸気口6あるいは排気口7との間に配置するようにしているので、加熱中の鍋12の内容物がふきこぼれた際に、ふきこぼれた内容物が吸気口6や排気口7に達する前に検知可能となり、加熱を停止、若しくは火力を低下させるように動作するため、吸気口6や排気口7に内容物が浸入することなく、内容物の浸入による誘導加熱調理器1への損傷を未然に防ぐことが可能になるという効果がある。更に内容物の誘導加熱調理器1内部への浸入を抑制することが可能になるため、誘導加熱調理器1内部の衛生性を向上させることが出来る。
また本実施の形態では、静電容量検知部5は一つで説明したが、これに限るものではなく、必要に応じて複数に分割してよい。また加熱コイル8と吸気口6あるいは排気口7の間に配置されれば、静電容量検知部5の形状や数は適宜設定すればよく、同様の効果を奏する事は明白である。
実施の形態3.
図5は、実施の形態3における誘導加熱調理器の上面図である。
同図において、実施の形態1及び実施の形態2で説明した同一箇所には同じ番号を付して説明を省略する。本実施の形態ではトッププレート2上の複数の加熱口3(本形態では加熱口3a、3b)の間に、実施の形態1及び実施の形態2で説明した静電容量検知部5を配置している。
続いて動作を説明する。静電容量検知部5の静電容量の測定については実施の形態1で説明したものと同様であるので説明を割愛する。加熱口3aで鍋を加熱中にふきこぼれが発生し、ふきこぼれた内容物が下に静電容量検知部5を配置したトッププレート2の位置に到達すると、ふきこぼれ前の静電容量に比べで大きくなるため、ふきこぼれと判定し、駆動回路10の動作を停止させるか、または加熱コイル8に流す電流を減らすように駆動回路10を制御する。同様に加熱口3bでふきこぼれが発生した場合においても同じ静電容量検知部5で静電容量の変化を検出し、駆動回路10の動作停止、あるいは加熱コイル8に流す電流を減らすように駆動回路10を制御する。
以上のように、静電容量検知部5を複数の加熱口の間に配置するように構成しているので、何れの加熱口3でふきこぼれが発生した場合でも一箇所の静電容量検知部5で検知可能であり、検知部4を複数設ける必要がなく、装置を簡素化することが可能になる。
また、本実施の形態では加熱口3a、3bの間に静電容量検知部5を配置する構成で説明したが、加熱口3a、3c間あるいは3b、3c間に静電容量検知部5を配置しても良く、また、例えば図6に示すように加熱口3cまで含むような静電容量検知部5の形状であっても構わない。
実施の形態4.
図7は、実施の形態4における誘導加熱調理器1の上面図である。
同図において、実施の形態1乃至実施の形態3で説明した同一箇所には同じ番号を付して説明を省略する。本実施の形態ではトッププレート2上の複数の加熱口3を有し、トッププレート2の下方側で各加熱口3の外周に実施の形態1で説明した静電容量検知部5(5a、5b、5c)を配置している。
続いて動作を説明する。静電容量検知部5の静電容量の測定については実施の形態1で説明したものと同様であるので説明を割愛する。加熱口3aで加熱中の鍋12がふきこぼれを起こした際にはふきこぼれた内容物が、下に静電容量検知部5aを配置したトッププレート2の位置に到達すると、ふきこぼれ前の静電容量に比べで大きくなるため、ふきこぼれと判定し、駆動回路10の動作を停止させるか、または加熱コイル8に流す電流を減らすように駆動回路10を制御する。
以上の説明したように、加熱口3の外周に静電容量検知部5を配置するように構成したので、鍋12の何れの場所からふきこぼれが発生しても、その外周に静電容量検知部5を配置することによってふきこぼれ検知が可能となり、いち早く駆動回路10の動作を停止させるか、または加熱コイル8に流す電流を減らすように制御するため、ふきこぼれを最小限に抑えることが可能になる。
実施の形態5.
図8は、実施の形態5における誘導加熱調理器1の上面図である。
同図において、実施の形態1乃至実施の形態4で説明した同一箇所には同じ番号を付して説明を省略する。本実施の形態ではトッププレート2上の加熱口3を有し、加熱口3の周囲に鍋12の載置を使用者に知らしめる目的で設置された鍋載置位置表示部13を有し、加熱口3と鍋載置位置表示部13との間に、実施の形態1で説明した静電容量検知部5を配置する構成としたものである。
また図9は加熱コイル8(加熱口3)と静電容量検知部5と鍋載置位置表示部13との位置関係を説明するための加熱コイル8付近を横から見た図である。図9において、鍋載置位置表示部13は、トッププレート2下方にLEDなどの発光素子と導光手段等で構成される照光手段14を有しており、照光手段14が対向位置のトッププレート2の部分は照光手段14からの光がトッププレート2の上方へ照射されるよう透過するように構成されている。
続いて動作を説明する。使用者が誘導加熱調理器1を使用する際に、照光手段14を発光させることにより使用者に加熱口3の位置、つまりは鍋を置く位置をトッププレート2の鍋載置位置表示部を点灯させることによって表示する。使用者はその表示内に納まるように鍋12などの被加熱物を置き調理を開始することになる。静電容量検知部5の静電容量の測定については実施の形態1で説明したものと同様であるので説明を割愛する。加熱口3で加熱中の鍋がふきこぼれを起こした際にはふきこぼれた内容物が下に静電容量検知部5を配置したトッププレート2の位置に到達すると、ふきこぼれ前の静電容量に比べで大きくなるため、ふきこぼれと判定し、駆動回路10の動作を停止させるか、または加熱コイル8に流す電流を減らすように駆動回路10を制御する。
以上のように、静電容量検知部5を加熱口3の周囲に設けた鍋載置位置表示部13と加熱コイル8の間に配置するようにしているので、鍋12の内容物がふきこぼれた際にも鍋載置位置表示部13にふきこぼれ内容物が達する前に、動作停止あるいは火力低下させるため、鍋載置位置が内容物で隠れることがなく、ふきこぼれの如何にかかわらず鍋載置位置を適切に表示することが可能になる。また、鍋載置位置にふきこぼれ内容物の付着による汚れを抑制可能で、鍋載置位置が不明瞭になるといった問題がなくなるという効果がある。
本実施の形態では、鍋載置位置表示部13をトッププレート2下方から照光する方式として説明したが、鍋載置位置表示部13はトッププレート2上に施した印刷等によって表現されるものでも良く、同様の効果を得ることが可能である。
実施の形態6.
図10は、実施の形態6における誘導加熱調理器1の上面図である。
同図において、実施の形態1乃至実施の形態5で説明した同一箇所には同じ番号を付して説明を省略する。本実施の形態ではトッププレート2上の加熱口3を有し、トッププレート2の中央にはトッププレート2上の加熱口が使用中及び使用後に高温状態であることを表示する高温注意表示部15を備えるものである。さらに加熱口3と高温注意表示部15との間に、実施の形態1で説明した静電容量検知部5を配置する構成としたものである。
また、本実施の形態で高温注意表示部15は実施の形態5で説明した鍋載置位置表示部13や照光手段14と同様の構成によるトッププレート2下方から照光し使用者にトッププレート2が高温である旨を表示するものする。別の方法としてはトッププレート2上に施した印刷による注意喚起でも構わない。
続いて動作を説明する。使用者が加熱口3上に鍋12を載置して誘導加熱調理器1の使用を開始すると、高温注意表示部15はトッププレート2が高温状態になっていることを表示する。また加熱停止後においても所定時間あるいはトッププレート2の温度が所定温度以下になるまで、高温注意表示部15を点灯させる。静電容量検知部5の静電容量の測定については実施の形態1で説明したものと同様であるので説明を割愛する。加熱口3で加熱中の鍋12がふきこぼれを起こした際には、ふきこぼれた内容物が下に静電容量検知部5を配置したトッププレート2の位置に到達すると、ふきこぼれ前の静電容量に比べで大きくなるため、ふきこぼれと判定し、駆動回路10の動作を停止させるか、または加熱コイル8に流す電流を減らすように駆動回路10を制御する。
以上のように、静電容量検知部5を高温注意表示部15と加熱コイル8の間に配置するようにしているので、鍋12の内容物がふきこぼれた際にも高温注意表示部15にふきこぼれた内容物が達する前に動作停止あるいは火力低下させるため、高温注意表示部14が内容物で隠れることがなく、確実に使用者に高温注意表示を行うことが可能になるという効果がある。
本実施の形態では、注意喚起表示を高温注意表示とした構成で説明したが、トッププレート2上に印刷などで構成される他の注意喚起部分との間に静電容量検知部5を配置しても同様の効果を得ることが可能になる。
なお、本実施の形態1〜6はその実施例の全部、あるいは一部を自由に組み合わせることが可能である。
1 誘導加熱調理器、2 トッププレート、3 加熱口、4 操作部、5 静電容量検知部、6 吸気口、7 排気口、8 加熱コイル、10 駆動回路、11 制御回路、12 鍋、13 鍋載置位置表示部、14 照光手段、15 高温注意表示部。

Claims (5)

  1. 鍋を載置するトッププレートと、
    前記トッププレートの下に設けられ、前記鍋を加熱する複数の加熱コイルと、
    交流電圧を高周波電圧に変換して前記加熱コイルに高周波電流を流す駆動回路と、
    前記トッププレート下に設けられ、静電容量を測定する静電容量検知手段と、
    前記静電容量検知手段の検知結果に基づき前記駆動回路を制御する制御回路と、
    使用上の注意事項等を表示する注意喚起表示部と、
    を備え、
    前記注意喚起表示部は、前記トッププレート上に設けられ、
    前記静電容量検知手段は、前記加熱コイルと前記注意喚起表示部との間に配置し
    前記制御回路は、前記加熱コイルを駆動中に前記静電容量が変化した場合、ふきこぼれが発生したと判定し、前記駆動回路を停止させるか、または、前記加熱コイルに流す高周波電流を減少させるように前記駆動回路を制御することを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記注意喚起表示部は、前記トッププレートが高温状態であることを表示する高温注意表示であることを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記加熱コイルおよび前記駆動回路を冷却するための送風装置と、
    前記送風装置が冷却風を取り込む吸気口と、
    前記冷却風を機外へ排出する排気口と、
    記加熱コイルと前記吸気口もしくは前記排気口との間、または、前記加熱コイルと前記吸気口および前記排気口との間に配置され、静電容量を測定する第2の静電容量検知手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記第2の静電容量検知手段の長手方向の長さを、前記吸気口もしくは前記排気口の長手方向の長さ、または、前記吸気口および前記排気口の長手方向の長さと略同一としたことを特徴とする請求項記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記第2の静電容量検知手段は、前記吸気口または前記排気口の近傍に配置されたことを特徴とする請求項または記載の誘導加熱調理器。
JP2011092402A 2011-04-18 2011-04-18 誘導加熱調理器 Active JP5269139B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011092402A JP5269139B2 (ja) 2011-04-18 2011-04-18 誘導加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011092402A JP5269139B2 (ja) 2011-04-18 2011-04-18 誘導加熱調理器

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010126772 Division 2010-06-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011253803A JP2011253803A (ja) 2011-12-15
JP5269139B2 true JP5269139B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=45417559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011092402A Active JP5269139B2 (ja) 2011-04-18 2011-04-18 誘導加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5269139B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3723451A1 (de) * 2019-04-11 2020-10-14 BSH Hausgeräte GmbH Kochsystem

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61243690A (ja) * 1985-04-20 1986-10-29 三洋電機株式会社 誘導加熱調理装置
JP3932428B2 (ja) * 2002-12-26 2007-06-20 三菱電機株式会社 加熱調理器
JP4578463B2 (ja) * 2006-12-26 2010-11-10 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011253803A (ja) 2011-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11655984B2 (en) Induction cooktop
KR102642315B1 (ko) 조리장치, 및 그 제어방법
JP5750584B2 (ja) 加熱調理器
KR20180065814A (ko) 조리 장치
KR20120114830A (ko) 유도가열조리기 및 그 제어방법
KR20180121249A (ko) 조리 장치 및 그 제어 방법
JP2014035933A (ja) 誘導加熱装置
JP5269139B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP4371854B2 (ja) 加熱調理器
JP5724799B2 (ja) 加熱調理器
JP4120612B2 (ja) 加熱調理器
JP5178874B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5036755B2 (ja) 加熱調理器
JP5202675B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2014044822A (ja) 誘導加熱調理器
JP2010002126A (ja) 加熱調理器
JP4243207B2 (ja) 加熱調理器
JP2011222180A (ja) 誘導加熱調理器
TWI542257B (zh) Induction heating cooker
JP6830078B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5355752B2 (ja) 誘導加熱調理器
JPWO2011155222A1 (ja) 誘導加熱調理器
JP5274611B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2009289466A (ja) 誘導加熱調理器
JP5214010B2 (ja) 誘導加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5269139

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250