JP5267411B2 - 空気調和機 - Google Patents

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本発明は、空気調和機に関する。
従来より、吹出口近傍に設けられている水平羽根によって、吹出口から吹き出された空気の向きを調整することができる空気調和機の室内機がある。
例えば、特許文献1(特開2008−2779号公報)に開示されている空気調和機は、吹出口近傍に配置される風向変更羽根(水平羽根に相当)と、風向変更羽根の姿勢を変更可能な腕部とを備えている。この空気調和機では、吹出口から吹き出される空気が腕部によって吹出口の正面側で所定の姿勢に変更された風向変更羽根の面に沿って流れることで規制されることで、吹出口から吹き出された空気の向きを調整している。
ところで、吹出口から吹き出される調和空気は、吹出口から吹き出されると同時に拡散するため、吹出口の正面方向だけでなく、吹出口の左右両側方にも流れる。このため、吹出口から吹き出される空気のうち吹出口の正面方向に流れる空気は、吹出口の正面側に配置されている水平羽根の面に沿って流れることで規制されるが、吹出口から吹き出される空気のうち吹出口の左右両側方に流れる空気は、水平羽根に規制されないおそれがある。
そこで、本発明の課題は、吹出口から吹き出される空気が規制されないおそれを減らすことができる空気調和機の室内機を提供することにある。
第1発明に係る空気調和機の室内機は、壁掛け型の空気調和機の室内機であって、ケーシングと、水平羽根とを備えている。ケーシングには、吹出口が形成されている。水平羽根は、吹出口を覆うことが可能である。また、水平羽根は、平面視において、長手方向に直交する方向に向かって広がる形状を呈する。さらに、水平羽根は、吹出口から吹き出される空気の流れ方向下流側における水平羽根の長手方向の寸法が、空気の流れ方向上流側における水平羽根の長手方向の寸法よりも大きくなるように配置される姿勢を採り、吹出口の正面方向に向かって流れる空気だけでなく吹出口の左右両側方に向かって流れる空気を規制することが可能である。また、水平羽根の長手方向の寸法は、吹出口の長手方向の寸法よりも大きい。
第1発明に係る空気調和機の室内機では、水平羽根が、平面視において、長手方向に直交する方向に向かって広がる形状を呈している。また、水平羽根は、吹出口から吹き出される空気の流れ方向下流側における水平羽根の長手方向の寸法が、空気の流れ方向上流側における水平羽根の長手方向の寸法よりも大きくなるように配置される姿勢を採ることが可能である。このため水平羽根が、吹出口の正面側に配置されて前記姿勢を採る場合には、吹出口の正面方向に向かって流れる空気だけでなく、吹出口の左右両側方に向かって流れる空気を規制することができる。
これによって、吹出口から吹き出される空気を効率よく規制することができる。
また、第1発明に係る空気調和機の室内機では、水平羽根は、上辺と底辺とを含む。上辺とは、水平羽根の長手方向に平行な端辺である。底辺とは、水平羽根において、上辺に平行な端辺であって、上辺よりも長い端辺である。また、水平羽根は、底辺が上辺よりもケーシングの前後方向に対して前方に位置するように配置される姿勢を採ることが可能である。
ここでは、水平羽根の底辺が上辺よりもケーシングの前後方向に対して前方に位置するように配置される姿勢を、水平羽根が採ることが可能である。このため、水平羽根の面が吹出口から吹き出される空気の流れる方向に沿って広がるように水平羽根を配置することができる。
また、第1発明に係る空気調和機の室内機では、ケーシングの長手方向に直交し、ケーシングの中央を通る直線を対称線とした場合に、吹出口は、前記対称線に対して対称に形成されている。また、水平羽根は、前記対称線に対して対称となるように配置されている。このため、この空気調和機の室内機では、吹出口および水平羽根を、対称線に対して対称に配置することができる。
第3発明に係る空気調和機の室内機は、第1発明又は第2発明の空気調和機の室内機であって、ケーシングには、吹出口とは別に、側方に空気を吹き出すための側方吹出口が形成されている。また、側方吹出口を覆うことが可能な側方遮蔽部材を更に備える。このため、この空気調和機の室内機では、側方遮蔽部材によって側方吹出口が覆われている場合には、側方吹出口から空気が吹き出すおそれを減らすことができる。
本発明に係る空気調和機の室内機では、吹出口から吹き出される空気を効率よく規制することができる
水平羽根が閉姿勢を採る場合の室内機の正面図。 水平羽根が遠方吹き出し姿勢を採る場合の室内機の斜視図。 水平羽根が遠方吹き出し姿勢を採る場合の室内機の正面図。 室内機を下側から視た場合に、吹出口に対する水平羽根の寸法を示す概念図。 水平羽根の概略平面図。 水平羽根が閉姿勢を採る場合の室内機の概略図。 水平羽根が遠方吹き出し姿勢を採る場合の室内機の概略図。 水平羽根が下方吹き出し姿勢を採る場合の室内機の概略図。 水平羽根駆動機構および取り付け板の斜視図。 空気調和機の備える制御部の制御ブロック図。 室内機の吹出口近傍を下側から視た概念図であって、(a)本発明の実施形態に係る室内機の備える水平羽根が遠方吹き出し姿勢を採る場合に吹出口から吹き出された空気の流れる方向を示す図、(b)従来の室内機の備える水平羽根が遠方吹き出し姿勢に相当する姿勢を採る場合に吹出口から吹き出された空気の流れる方向を示す図。 変形例(B)に係る室内機を下側から視た図。 変形例(B)に係る室内機において、水平羽根が遠方吹き出し姿勢を採っており、側方遮蔽部材が閉状態である場合の室内機の斜視図であって、側方遮蔽部材近傍の部分拡大図。 変形例(B)に係る室内機において、水平羽根が遠方吹き出し姿勢を採っており、側方遮蔽部材が開状態である場合の室内機の斜視図であって、側方遮蔽部材近傍の部分拡大図。 変形例(B)に係る室内機を有する空気調和機の備える制御部の制御ブロック図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る室内機10を備える空気調和機について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<空気調和機の構成概略>
図1は、空気調和機の運転停止時であって、水平羽根30が閉姿勢を採っている室内機10の正面図である。図2は、空気調和機の運転時であって、水平羽根30が遠方吹き出し姿勢を採っている室内機10の斜視図である。なお、以下にいう室内機10の左右方向Y1とは、室内機10の長手方向に平行な方向のことである(図1参照)。また、室内機10の前後方向Y2とは、室内機10の厚さ方向に平行な方向のことである。
空気調和機は、室内の壁面に取り付けられる室内機10と、室外に設置される室外機2(図10参照)とを備えており、冷房運転および暖房運転等の各種運転を実行することができる。
室外機2は、圧縮機3と、圧縮機3の吐出側に接続されている四路切換弁4と、圧縮機3の吸入側に接続されるアキュムレータと、四路切換弁4に接続されている室外熱交換器と、室外熱交換器に接続された室外膨張弁7とを有している(図10参照)。室外膨張弁7は、冷媒配管を介して後述する室内熱交換器の一端と接続される。また、四路切換弁4は、冷媒配管を介して室内熱交換器の他端と接続されている。また、室外機2内には、室外ファン9が設けられている。室外ファン9は、室外の空気を取り込み、室外熱交換器での熱交換後の空気を室外機2外部に排出するプロペラファンである。
室内機10は、上述のように、室内の壁面等に取り付けられる壁掛型の室内機10である。また、室内機10は、主として、室内機本体11と、水平羽根30と、水平羽根駆動機構50と、を備えている。
次に、室内機本体11、水平羽根30、水平羽根駆動機構50の順に説明する。
<室内機本体の構成>
図3は、水平羽根30が遠方吹き出し姿勢を採る場合の室内機10の正面図である。図4は、水平羽根30の寸法と吹出口15の開口寸法との関係を示す概念図である。
室内機本体11は、主に、室内機ケーシング12と、室内熱交換器(図示せず)と、室内ファン14と、垂直羽根19(図10参照)とを備えている。
室内機ケーシング12は、水平方向に長い略直方形状の部材である。また、室内機ケーシング12には、室内熱交換器、室内ファン14、および、垂直羽根19等が収納されている。さらに、室内機ケーシング12には、取込口18と、吹出口15とが形成されている。取込口18は、室内の空気を室内機ケーシング12の内側に取り込むための開口であって、室内機ケーシング12の上部に形成されている。
また、吹出口15は、室内機本体11内で調和された空気を吹き出すための開口であって、室内機10の下部近傍に形成されている。具体的には、吹出口15は、室内機ケーシング12の底面前部に略長方形状に形成された開口である。
室内熱交換器は、長手方向両端で複数回折り返されてなる伝熱管と、伝熱管に挿通される複数のフィンとからなり、接触する空気との間で熱交換を行う。また、室内熱交換器は、暖房運転時には凝縮器として機能し、冷房運転時には蒸発器として機能する。
室内ファン14は、モータ14aと羽根車14bとを有するクロスフローファンである。モータ14aは、羽根車14bと一体型のアウタードライブモータであって、羽根車14bを回転軸周りに回転駆動する。また、モータ14aは、羽根車14bと概ね同じ直径を有する薄い円板形状を呈している。羽根車14bは、羽根車14bの回転軸方向に細長い外観形状を有している。また、モータ14aは、図3に示すように、羽根車14bの左側方に、羽根車14bの回転軸と同軸となるように配置されている。このような構成によって、室内ファン14は、取込口18から室内機ケーシング12内に室内空気を吸入し、室内熱交換器を通過させた後に、吹出口15から室内機ケーシング12外に調和空気を吹き出す空気流を形成することができるように配置されている。
垂直羽根19は、駆動モータ(図示せず)と、連結棒(図示せず)と、連結棒によって連結された複数枚の羽根とを有しており、揺動可能なように室内機ケーシング12に取り付けられている。また、複数枚の羽根の面は、駆動モータによって連結棒が駆動されることで、室内機ケーシング12の長手方向に対して垂直な状態を中心に左右に揺動する。さらに、羽根は、揺動することにより、または、揺動した後に任意の角度で止まることで、室内機10の左右方向Y1における調和空気の吹き出し方向を調整する。
なお、室内ファン14の有する羽根車14bは、室内機10の正面視において、室内機ケーシング12の略中央を通る線を対称線lとした場合に、前記対称線lに対して対称となるように室内機ケーシング12内に配置されている。また、吹出口15は、前記対称線lに対して対称となるように、室内機ケーシング12に形成されている。
<水平羽根>
図5は、水平羽根30の概略平面図である。図6は、水平羽根30が閉姿勢を採る場合の室内機10の概略図である。図7は、水平羽根30が遠方吹き出し姿勢を採る場合の室内機10の概略図である。図8は、水平羽根30が下方吹き出し姿勢を採る場合の室内機10の概略図である。なお、以下にいう水平羽根30の前側端部とは、水平羽根30において、水平羽根30が閉姿勢を採る場合に室内機10の前側に近い側の端部であって、底辺bbを含む端部を意味している。また、水平羽根30の後側端部とは、水平羽根30において、水平羽根30が閉姿勢を採る場合に室内機10の後側に近い側の端部であって、上辺aaを含む端部を意味している。
水平羽根30は、吹出口15の略全部を覆うことが可能な板状の部材であって、吹出口15近傍に配置されている。具体的には、水平羽根30は、平面視において、略台形状を呈する板状の部材である。より具体的には、水平羽根30は、水平羽根30の長手方向に平行な端辺である上辺(図5に示す水平羽根の端点a同士を結んだ辺)aaと、上辺aaと平行な端辺であり上辺aaよりも長い底辺(図5に示す水平羽根の端点b同士を結んだ辺)bbとを有する。また、水平羽根30は、上辺aaの端点aと底辺bbの端点bとを結ぶ端辺である斜辺abを有している。なお、本実施形態では、上辺aaから底辺bbに下ろした垂線hと斜辺abとのなす角度θは、3°とする。また、本実施形態では、水平羽根30は、平面視において、斜辺ab,abの長さが等しい等脚台形状を呈する。さらに、水平羽根30は、室内機10の正面視において、室内機ケーシング12の略中央を通る線を対称線lとした場合に、前記対称線lに対して対称となるように配置されている(図3参照)。
また、水平羽根30は、室内機10の左右方向Y1に平行な方向である水平羽根30の長手方向の寸法が、吹出口15の長手方向の寸法よりも大きくなるように構成されている(図4参照)。具体的には、水平羽根30は、水平羽根30の上辺aaの長さが、吹出口15の長手方向に平行な縁の長さよりも長くなるように構成されている。
さらに、水平羽根30は、後述する水平羽根駆動機構50と連結する連結部31,32,33,34,35を有する。連結部31,32,33,34,35は、水平羽根30において、水平羽根30が吹出口15を覆っている状態で、室内機10の外部から視認することができる面とは反対側の面に配置されている。また、連結部31,32,33,34,35は、第1連結部31,32,33と、第2連結部34,35とを含む。第1連結部31,32,33は、水平羽根30の前側端部近傍であって、水平羽根30の両端部近傍および水平羽根30の長手方向の略中央付近にそれぞれ配置されている。第2連結部34,35は、水平羽根30の後側端部近傍であって、水平羽根30の長手方向の略中央付近にそれぞれ配置されている。また、各第2連結部34,35は、水平羽根30の長手方向に対して平行な方向に並んで配置されている。さらに、第2連結部34,35は、水平羽根30において、3箇所の第1連結部31,32,33を結ぶ直線上から外れた位置に配置されている。このため、第1連結部31,32,33および第2連結部34,35の位置が確定することで、吹出口15の開口面に対する水平羽根30の姿勢が確定する。
また、第1連結部31,32,33および第2連結部34,35は、それぞれ軸支部を含む。各軸支部は、後述する支持軸47,57,67,78a,78bを回転可能に軸支している。
さらに、水平羽根30は、閉姿勢と、所定の開姿勢とを採ることが可能である。
水平羽根30が閉姿勢を採る場合には、水平羽根30によって吹出口15の略全体が覆われるように水平羽根30が吹出口15の開口面近傍に配置される(図6参照)。このため、水平羽根30が閉姿勢を採る場合には、吹出口15が遮蔽される。
水平羽根30が開姿勢を採る場合には、水平羽根30によって吹出口15の略全体が覆われないように水平羽根30が吹出口15の正面側であって吹出口15から離れた位置に配置される(図7および8参照)。このため、水平羽根30が所定の開姿勢を採る場合には、吹出口15が開放され、吹出口15から吹き出された空気は、その正面側に位置する水平羽根30の面によって規制される。また、開姿勢には、遠方吹き出し姿勢と、下方吹き出し姿勢とが含まれる。水平羽根30が遠方吹き出し姿勢を採る場合には、水平羽根30が、吹出口15の開口面よりも下方であって、水平羽根30の底辺bbが上辺aaよりも前方に位置しており、かつ、上辺aaが底辺bbよりも吹出口15の開口面に対して近くなるように配置される(図7参照)。このため、水平羽根30が遠方吹き出し姿勢を採る場合には、吹出口15が開放され、吹出口15から吹き出された空気は、その流れ方向(以下、吹き出し方向という)に沿って広がる水平羽根30の面によって規制されることで、室内機10の前方に向かって吹き出される。また、水平羽根30が下方吹き出し姿勢を採る場合には、水平羽根30が、吹出口15の開口面よりも下方であって、水平羽根30の上辺aaが底辺bbよりも前方に位置しており、かつ、底辺bbが上辺aaよりも吹出口15の開口面に対して近くなるように配置される(図8参照)。このため、水平羽根30が下方吹き出し姿勢を採る場合には、吹出口15が開放され、吹出口15から吹き出された空気は、吹き出し方向に沿って狭くなる水平羽根30の面によって規制されることで、室内機10の下方に向かって吹き出される。
<水平羽根駆動機構>
図9は、水平羽根駆動機構50および取り付け板80の斜視図である。
水平羽根駆動機構50は、水平羽根30が所定の姿勢を採るように、水平羽根30の第1連結部31,32,33および第2連結部34,35を移動させるための機構である。
また、水平羽根駆動機構50は、第1迫り出し機構41,51,61と、第2迫り出し機構71a,71bとを有している。
第1迫り出し機構41,51,61は、水平羽根30の第1連結部31,32,33と連結されており、吹出口15から近接または離反するように第1連結部31,32,33を移動させることができる。また、第1迫り出し機構41,51,61は、ラック/ピニオン機構であって、図9に示すように、ピニオン歯車42,52,62と、ラック43,53,63とを有している。各ピニオン歯車42,52,62は、後述する第1モータ54の有する駆動軸54aに連結されている。ラック43,53,63は、各ピニオン歯車42,52,62と噛み合うラック歯部46,56,66と、支持軸47,57,67とを有している。ラック歯部46,56,66は、ラック43,53,63の上端部近傍から下端部近傍にかけて設けられている。各支持軸47,57,67は、摺動性に優れた部材(高摺動部材)によって構成された棒状の部材であって、水平羽根30の第1連結部31,32,33の有する各軸支部を水平羽根30の長手方向に対して平行に挿通しており、水平羽根30を回動可能に支持している。
また、第1迫り出し機構41,51,61は、1つの第1モータ54を有している。第1モータ54は、パルスが入力されることで駆動するステッピングモータである。また、第1モータ54には、第1モータ54が駆動することによって回転する駆動軸54aが連結されている。さらに、駆動軸54aには、上述のように、各第1迫り出し機構41,51,61のピニオン歯車42,52,62が連結されている。このため、第1モータ54は、駆動軸54aを回転させることで、ピニオン歯車42,52,62を回転させることができる。
このような構成によって、第1迫り出し機構41,51,61では、第1モータ54によってピニオン歯車42,52,62が回転されることで、ピニオン歯車42,52,62と噛み合うラック歯部46,56,66に動力が伝達されて、各ピニオン歯車42,52,62に対する各支持軸47,57,67の位置が変化する。このため、第1迫り出し機構41,51,61が駆動されることで、ピニオン歯車42,52,62に対する第1連結部31,32,33の位置が移動される。
第2迫り出し機構71a,71bは、水平羽根30の第2連結部34,35と連結されており、吹出口15から近接または離反するように第2連結部34,35を移動させることができる。また、第2迫り出し機構71a,71bは、第2モータ73a,73bと、リンク機構72a,72bと、を備えている。第2モータ73a,73bは、パルスが入力されることで駆動するステッピングモータである。また、第2モータ73a,73bは、駆動軸79a,79bを有しており、駆動軸79a,79bを介してリンク機構72a,72bを駆動させることができる。
リンク機構72a,72bは、揺動レバー74a,74bと、アーム75a,75bと、を有している。揺動レバー74a,74bは、その一端部が駆動軸79a,79b近傍に配置されており、駆動軸79a,79bの回転に伴って揺動する。また、揺動レバー74a,74bの他端部は、アーム75a,75bの上端部と回動可能に連結されている。さらに、アーム75a,75bには、揺動レバー74a,74bと連結している端部とは反対側の端部近傍に支持軸78a,78bが形成されている。支持軸78a,78bは、摺動性に優れた部材(高摺動部材)によって構成された棒状の部材であって、水平羽根30の第2連結部34,35の軸支部とそれぞれ係合しており、水平羽根30を回動可能の支持している。
このような構成によって、第2迫り出し機構71a,71bでは、第2モータ73a,73bが駆動することで、第2モータ73a,73bに対する支持軸78a,78bの位置が変化する。このため、第2迫り出し機構71a,71bが駆動することで、第2モータ73a,73bに対する第2連結部34,35の位置が移動される。
また、第2迫り出し機構71a,71bは、第1連結部31,32,33の位置が図7および図8に示す位置に配置されている場合には、第1連結部31,32,33に軸支されている支持軸47,57,67を回転軸として第2連結部34,35の位置を変化させることができる。このため、水平羽根30に吹出口15の開口面に対して所定角度だけ傾斜して配置されるような所定の開姿勢を採らせたり、水平羽根30をスイングさせたりすることができる。
このような構成によって、水平羽根駆動機構50は、第1連結部31,32,33および第2連結部34,35を移動させることによって、水平羽根30の姿勢を変更することができる。
また、水平羽根駆動機構50は、取り付け板80を有している。取り付け板80は、吹出口15の開口面よりも上方に配置されており、室内機ケーシング12に固定されている。また、取り付け板80の上面には、1つの第1モータ54および2つの第2モータ73a,73bが固定されている。このようにして、第1モータ54および第2モータ73a,73bは、取り付け板80とともに、室内機ケーシング12の内部に収納されている。
次に、第1モータ54および第2モータ73a,73bの駆動を制御する制御部84について説明する。
<制御部>
図10は、空気調和機の備える制御部84の制御ブロック図である。
制御部84は、図10に示すように、室内機10および室外機2の各種機器と接続されており、リモートコントローラ86を介した空調対象者からの運転指令等に基づいて、冷房運転や暖房運転等の各運転に応じた各種機器の運転制御を行う。
また、制御部84は、第1モータ54、第2モータ73a,73bの駆動を制御可能な駆動制御部85を有している。
駆動制御部85は、第1モータ54および2つの第2モータ73a,73bの回転数と回転方向とを制御することで、第1迫り出し機構41,51,61および第2迫り出し機構71a,71bを任意のタイミングで駆動させる。具体的には、駆動制御部85は、第1モータ54および第2モータ73a,73bに正または負のパルスを所定量入力することで第1迫り出し機構41,51,61および第2迫り出し機構71a,71bを駆動させ、第1連結部31,32,33および第2連結部34,45を所定の位置に移動させる。このため、第1連結部31,32,33および第2連結部34,35が所定の位置にそれぞれ移動されることで、水平羽根30の姿勢が変更される。したがって、第1モータ54および2つの第2モータ73a,73bを駆動させることで、吹出口15から吹き出された調和空気の向かう方向を調整することができる。
<特徴>
(1)
上記実施形態では、水平羽根30が、その平面視において、略台形状を呈している。すなわち、水平羽根30は、水平羽根30の長手方向に直交する方向に向かって広がる略台形状を呈している。また、水平羽根30は、吹き出し方向下流側における水平羽根30の長手方向の寸法が吹き出し方向上流側における水平羽根30の長手方向の寸法よりも大きくなるように配置される遠方吹き出し姿勢を採ることが可能である。さらに、水平羽根30は、水平羽根30の長手方向の寸法が、吹出口15の長手方向の寸法よりも大きくなるように構成されている。このため、例えば、水平羽根130が略長方形状を呈する従来の室内機110(図11(b)参照)と比較して、吹出口15から吹き出される空気を、水平羽根30において吹出口15の開口面積よりも大きい部分(主に、図11(a)において点描で示す部分)で規制することができる。したがって、水平羽根30が、水平羽根30において底辺bbが上辺aaよりも前方に配置される遠方吹き出し姿勢を採る場合には、吹出口15の正面方向に向かって流れる空気だけでなく、吹出口15の左右両側方に向かって流れる空気を規制することができる。
これによって、吹出口15から吹き出される空気を効率よく規制することができている。なお、図11(b)では、符号112は室内機ケーシングを示しており、符号115は吹出口を示している。
また、上記実施形態では、1つの吹出口15が1つの水平羽根30によって覆われるため、例えば、1つの吹出口が複数の水平羽根によって覆われる場合と比較して、室内機10の意匠性が低下するおそれを減らすことができている。
(2)
上記実施形態では、水平羽根30の上辺aaから底辺bbに下ろした垂線hと斜辺abとのなす角度θが3°である。このため、水平羽根30をその両端部が傾斜した構成にすることができるため、水平羽根30が遠方吹き出し姿勢を採る場合には、吹出口15の左右両側方に向かって流れる空気を規制しやすくすることができる。
(3)
上記実施形態では、室内機10の正面視において、室内機ケーシング12の略中央を通る線を対称線lとした場合に、吹出口15は、前記対称線lに対して対称となるように、室内機ケーシング12に形成されている。また、水平羽根30は、前記対称線lに対して対称となるように配置されている。このため、室内機10の意匠性を向上させることができる。
(4)
上記実施形態では、水平羽根30は、閉姿勢と所定の開姿勢とを採ることが可能である。また、水平羽根が下方吹き出し姿勢を採る場合には、水平羽根30が、吹出口15の開口面よりも下方であって、水平羽根30の上辺aaが底辺bbよりも前方に位置しており、かつ、底辺bbが上辺aaよりも吹出口15の開口面に対して近くなるように配置される。このため、水平羽根が下方吹き出し姿勢を採る場合には、吹出口15から吹き出された空気が吹き出し方向に沿って狭くなる水平羽根30の面によって規制されるため、水平羽根30が遠方吹き出し姿勢を採る場合と比較して、吹出口15から吹き出される空気を室内により早く拡散させることができる。したがって、例えば、冷房運転時において水平羽根30が下方吹き出し姿勢を採る場合には、水平羽根30の面が、結露の発生しやすい空気流の下流側において上流側よりも狭くなるため、水平羽根30に結露を発生させ難くすることができる。
また、上記実施形態では、水平羽根30が少なくとも遠方吹き出し姿勢と下方吹き出し姿勢とを採ることが可能である。また、水平羽根30が遠方吹き出し姿勢を採る場合には、吹出口15から吹き出された空気が水平羽根30の両端部から下方向に漏れるおそれを減らすことができるため、風向制御能力を向上させることができる。また、水平羽根30が下方吹き出し姿勢を採る場合には、吹出口15から吹き出される空気が水平羽根30の両端部から漏れるため、調和空気を室内に拡散させやすくすることができる。このため、水平羽根30の姿勢を変更することで、水平羽根30における調和空気の吹き出し方向を変更することができる。したがって、水平羽根30の姿勢によって、吹出口15から吹き出される空気の風向制御能力を向上させるか、あるいは、拡散効果を向上させるかを選択することができる。
<変形例>
(A)
上記実施形態では、水平羽根30において、上辺aaから底辺bbに下ろした垂線hと斜辺abとのなす角度θは、3°であるが、これに限定されず、上辺から底辺に下ろした垂線と斜辺とのなす角度θは、2°以上であればよい。
(B)
上記実施形態では、室内機ケーシング12の底面前部には吹出口15が形成されており、水平羽根30は吹出口15の開口面の略全部を覆うことが可能である。
これに加えて、室内機の側方に空気を吹き出すための吹出口が、水平羽根によって覆われる吹出口とは別に形成されていてもよい。
例えば、図12、図13および図14に示すように、室内機ケーシング212に、上記実施形態の吹出口15に相当する第1開口215とは別に、第2開口217aおよび第3開口217bが形成されている空気調和機の室内機210について説明する。なお、室内機210において、室内機本体211、側方遮蔽部材220,290、側方遮蔽部材駆動機構229,299(図15参照)、および、制御部284以外の構成は、上記実施形態と同様の構成であるため、室内機本体211、側方遮蔽部材220,290、側方遮蔽部材駆動機構229,299、および、制御部284以外の構成部材には、上記実施形態と同様の符号を付すとともに説明を省略する。
<室内機本体>
室内機本体211は、主に、室内機ケーシング212と、室内熱交換器と、室内ファンと、垂直羽根19とを備えている。なお、室内熱交換器、室内ファン14および垂直羽根19の構成は、上記実施形態と同様の構成であるため、説明を省略する。
室内機ケーシング212は、水平方向に長い略直方形状の部材である。また、室内機ケーシング212には、室内熱交換器、室内ファン14、および、垂直羽根19等が収納されている。さらに、室内機ケーシング212には、取込口(図示せず)と、吹出口215,217a,217bとが形成されている。取込口は、室内の空気を室内機ケーシング212の内側に取り込むための開口であって、室内機ケーシング212の上部に形成されている。
また、吹出口215,217a,217bは、室内機本体211内で調和された空気を吹き出すための開口であって、室内機210の下部近傍に形成されている。具体的には、吹出口215,217a,217bは、室内機ケーシング212の底面および両側面に形成されている。また、室内機ケーシング212は、吹出口215,217a,217bを3つの開口に仕切るための仕切部212a,212aを有している。仕切部212a,212aは、室内機ケーシング212において、室内機ケーシング212の外面よりも内側に設けられている(図13および図14参照)。また、仕切部212a,212aは、室内機ケーシング212の底面の両端部近傍にそれぞれ配置されている。このため、吹出口215,217a,217bには、室内機ケーシング212の底面に設けられている第1開口215と、室内機ケーシング212の底面から左側面にかけて形成されている第2開口217aと、室内機ケーシング212の底面から右側面にかけて形成されている第3開口217bとが含まれる。
また、室内機ケーシング212内には、室内熱交換器によって熱交換され室内ファン14を貫流した調和空気が流れる吹き出し流路が形成されている。さらに、吹き出し流路は、第1開口215に調和空気を流すための流路である正面吹き出し流路と、第2開口217aまたは第3開口217bに調和空気を流すための流路である側方吹き出し流路とに分かれている。
<側方遮蔽部材>
側方遮蔽部材220,290は、第2開口217aおよび第3開口217bを覆うことが可能な部材であって、室内機210の左右両側方下部に配置されている。具体的には、側方遮蔽部材220,290は、室内機210の下部の角部に沿った湾曲した形状を呈する部材であって、第2開口217aおよび第3開口217b近傍にそれぞれ配置されている。
また、側方遮蔽部材220,290は、2つの状態(閉状態および開状態)を採ることが可能である。
側方遮蔽部材220,290の閉状態を採る場合、側方遮蔽部材220が第3開口217bを覆うように配置され、側方遮蔽部材290が第2開口217aを覆うように配置される(図13参照)。このため、水平羽根30が閉姿勢を採っており、側方遮蔽部材220,290が閉状態である場合には、吹出口215,217a,217bが遮蔽される。
側方遮蔽部材220,290が開状態である場合、側方遮蔽部材220が第3開口217bを開放するように配置され、側方遮蔽部材290が第2開口217aを開放するように配置される(図14参照)。また、側方遮蔽部材220,290が開状態である場合には、側方遮蔽部材220,290の一部が、側方吹き出し流路の一部を構成する側方吹き出し流路形成部材(225;図13および図14参照)によって形成されている収納空間Sに収納される(図13および図14参照)。
<側方遮蔽部材駆動機構>
側方遮蔽部材駆動機構229,299は、水平羽根駆動機構50とは別の駆動機構であって、側方遮蔽部材220,290の開閉状態を切り換えるための機構である。また、側方遮蔽部材駆動機構229,299は、側方遮蔽部材220,290を閉状態から開状態に切り換える場合には、閉状態である側方遮蔽部材220,290を室内機本体211の左右方向の中央に向かって移動させる。
次に、側方遮蔽部材駆動機構229,299の構成について説明する。また、側方遮蔽部材駆動機構229,299は、側方遮蔽部材220の状態を切り換えるための側方遮蔽部材駆動機構229と、側方遮蔽部材290の状態を切り換えるための側方遮蔽部材駆動機構299とを有する。なお、側方遮蔽部材駆動機構299は、側方遮蔽部材駆動機構229の構成を左右対称にした構成と同様であるため、ここでは、側方遮蔽部材駆動機構229の構成のみを説明し、側方遮蔽部材駆動機構299の構成については説明を省略する。
側方遮蔽部材駆動機構229は、第3モータ224と、支持部材とを備えている。第3モータ224は、第3モータ224が駆動することによって回転する駆動軸(図示せず)を有している。支持部材は、前方支持部材(図示せず)と後方支持部材223bとを有している。前方支持部材の下端部は、側方遮蔽部材220の前側端部に固定されている。また、前方支持部材の上端部は、室内機ケーシング212に回転自在に支持されている。後方支持部材223bの下端部は、側方遮蔽部材220の後側端部に固定されている。また、後方支持部材223bの上端部は、第3モータ224の有する駆動軸に連結されている。
このような構成によって、側方遮蔽部材駆動機構229では、第3モータ224が駆動することによって、後方支持部材223bが駆動軸を回転軸として回動する。このため、側方遮蔽部材220は、第3開口217bを開放したり遮蔽したりする方向に移動する。
なお、側方遮蔽部材駆動機構299では、第3モータ294が駆動することによって、側方遮蔽部材290が、第2開口217aを開放したり遮蔽したりする方向に移動する。
<制御部>
制御部284は、室内機210および室外機2の各種機器と接続されており、リモートコントローラ86を介した空調対象者からの運転指令等に基づいて、冷房運転や暖房運転等の各運転に応じた各種機器の運転制御を行う。
また、制御部284は、第1モータ54、第2モータ73a,73bおよび第3モータ224,294の駆動を制御可能な駆動制御部285を有している。
駆動制御部285は、第1モータ54および2つの第2モータ73a,73bの回転数と回転方向とを制御することで、第1迫り出し機構41,51,61および第2迫り出し機構71a,71bを任意のタイミングで駆動させる。具体的には、駆動制御部285は、第1モータ54および第2モータ73a,73bに正または負のパルスを所定量入力することで第1迫り出し機構41,51,61および第2迫り出し機構71a,71bを駆動させ、第1連結部31,32,33および第2連結部34,45を所定の位置に移動させる。このため、第1連結部31,32,33および第2連結部34,35が所定の位置にそれぞれ移動されることで、水平羽根30の姿勢が変更される。
さらに、駆動制御部285は、第3モータ224,294の回転数と回転方向とを制御することで、側方遮蔽部材駆動機構229,299を駆動させる。具体的には、駆動制御部285は、第3モータ224,294に正または負のパルスを所定量入力することで側方遮蔽部材駆動機構229,299を駆動させる。このため、側方遮蔽部材220,290が開状態または閉状態に切り換えられる。
このような構成によって、この空気調和機の室内機210では、第2開口217aおよび第3開口217bが開放されることで、室内機210の側方に向かって調和空気を吹き出すことができる。また、第2開口217aおよび第3開口217bが側方遮蔽部材220,290によって遮蔽されることで、室内機210の側方に向かって調和空気が吹き出すおそれを減らすことができる。したがって、必要に応じて室内機210の側方に向かう空気流を形成することができる。
(C)
上記実施形態では、水平羽根30は、平面視において、略台形状を呈する板状の部材であるが、これに限定されず、水平羽根が、長手方向に直交する方向に向かって広がる形状を呈していればよい。
本発明は、吹出口から吹き出される空気が水平羽根によって規制されないおそれを減らすことができるため、水平羽根を備える空気調和機の室内機への適用が有効である。
15 吹出口
30 水平羽根
215 第1開口(吹出口)
217a 第2開口(側方吹出口)
217b 第3開口(側方吹出口)
10,210 室内機
12,212 室内機ケーシング(ケーシング)
220,290 側方遮蔽部材
特開2008−2779号公報

Claims (3)

  1. 壁掛け型の空気調和機の室内機であって、
    吹出口(15,215)が形成されているケーシング(12,212)と、
    前記吹出口を覆うことが可能であり、平面視において、長手方向に直交する方向に向けて広がる形状を呈する水平羽根(30)と、
    を備え、
    前記ケーシングの長手方向に直交し前記ケーシングの中央を通る直線を対称線(l)とした場合に、前記吹出口は、前記対称線に対して対称に形成されており、前記水平羽根は、前記対称線に対して対称となるように配置され、
    前記水平羽根の長手方向の寸法は、前記吹出口の長手方向の寸法よりも大きく、
    前記水平羽根は、
    前記水平羽根の長手方向に平行な端辺である上辺(aa)と、前記上辺に平行な端辺であって前記上辺よりも長い底辺(bb)とを含み、前記底辺が前記上辺よりも前記ケーシングの前後方向に対して前方に位置するように配置される姿勢を採ることが可能であり、
    前記吹出口から吹き出される空気の流れ方向下流側における前記水平羽根の長手方向の寸法が前記空気の流れ方向上流側における前記水平羽根の長手方向の寸法よりも大きくなるように配置される姿勢を採り、前記吹出口の正面方向に向かって流れる空気だけでなく前記吹出口の左右両側方に向かって流れる空気を規制することが可能である、
    空気調和機の室内機(10,210)。
  2. 前記水平羽根が前記吹出口を覆っている状態で、前記水平羽根の回転軸が、外部から視認できる意匠面とは反対側の面に配置されている、
    請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記ケーシング(212)には、前記吹出口(215)とは別に、側方に空気を吹き出すための側方吹出口(217a,217b)が形成されており、
    前記側方吹出口を覆うことが可能な側方遮蔽部材(220,290)を更に備える、
    請求項1又は2に記載の空気調和機の室内機(210)。
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