JP5266529B2 - 空調用レジスタ - Google Patents

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Description

本発明は、温度調整された空気を車室内へ吹き出すための吹出口を構成する空調用レジスタに関する。
従来から、自動車等において、温度調整された空気(以下、空調用空気という)を吹出開口部から車室内へ吹き出すための空調用レジスタが知られている(特許文献1参照)。
この空調用レジスタには、空調用空気の風向を調整する複数のレジスタフィンが吹出開口部に配設されている。レジスタフィンは、一般的に、樹脂等により構成された板状の一体成形品である。
特開2008−37376号公報
レジスタフィンには、意匠性を高めるために加飾を施すことがある。例えば、レジスタフィン全体にメッキ加工、塗装等を行うことにより、加飾を施すことができる。しかしながら、レジスタフィンを部分的に加飾したい場合、例えば、レジスタフィンにおいて最も意匠性が重要となる車室側に面する部分のみに加飾を施したい場合、レジスタフィンが板状の小さな部材であるため、加飾を施さない部分にマスキングをして加飾を施したい部分のみにメッキ加工、塗装等を行うことが非常に困難であった。すなわち、従来は、レジスタフィン全体の加飾は可能であったが、部分的な加飾は困難であった。
本発明は、かかる従来の問題点を鑑みてなされたもので、簡易な構造でありながら、レジスタフィンにおける部分的な加飾が可能な空調用レジスタを提供しようとするものである。
本発明は、空調用空気を通過させる通風路と、該通風路の下流端において車室側へ向けて開口し、上記空調用空気を吹き出す吹出開口部とを有する筒状のレジスタ本体と、上記吹出開口部に配設され、該吹出開口部から吹き出す上記空調用空気の風向を調整する1又は複数のレジスタフィンとを備える空調用レジスタであって、
少なくとも1つの上記レジスタフィンは、板状のフィン主体部と、該フィン主体部の車室側の端面を露出させた状態で、該フィン主体部を両面側から挟み込むように組み付けてなる一対の板状のフィンカバー部とにより構成されており、
上記フィン主体部には、該フィン主体部の厚み方向に形成してなる複数の係合孔部が設けられており、
上記フィンカバー部には、上記フィン主体部に対向する表面から厚み方向に突出してなる複数の係合爪部が上記係合孔部に対応する位置に設けられており、
上記フィン主体部の上記係合孔部には、その内壁面から突出してなる係合突出部が設けられており、
上記フィンカバー部の上記係合爪部には、その外表面から内方に凹んでなる係合凹部が上記係合突出部に対応する位置に設けられており、
上記フィン主体部と上記フィンカバー部とは、上記係合孔部の上記係合突出部を上記係合爪部の上記係合凹部に嵌合させて組み付けられていることを特徴とする空調用レジスタにある(請求項1)。
本発明の空調用レジスタにおいて、上記レジスタフィンは、板状の上記フィン主体部と、該フィン主体部の車室側の端面を露出させた状態で、該フィン主体部を両面側から挟み込むように組み付けてなる一対の板状の上記フィンカバー部とにより構成されている。
すなわち、上記レジスタフィンは、従来のように一体品ではなく、複数の部品を組み付けて構成されている。そして、上記フィン主体部は、車室側に面する部分を露出させており、それ以外の部分は上記フィンカバー部に覆われている。
そのため、例えば、上記フィン主体部にマスキングを行わず、その全体にメッキ加工、塗装等を行い、該フィン主体部の車室側に面する部分を露出させた状態で上記フィンカバー部を組み付けることにより、最も意匠性が重要となる車室側に面する部分のみがメッキ加工、塗装等により加飾された、意匠性の高い上記レジスタフィンを得ることができる。これにより、上記レジスタフィンにおける部分的な加飾が可能となる。
また、上記レジスタフィンを構成する上記フィン主体部と上記フィンカバー部とは、それぞれに設けられた上記係合孔部と上記係合爪部とを係合させて組み付けることが可能な構造を有している。そのため、上記フィン主体部と上記フィンカバー部とを、接着剤、粘着テープ等を用いることなく、簡易な構造で、容易かつ確実に組み付けることができる。また、これによって、製造コストを低減することもできる。
このように、本発明によれば、簡易な構造でありながら、レジスタフィンにおける部分的な加飾が可能な空調用レジスタを提供することができる。
実施例における、空調用レジスタの配設位置を示す説明図。 実施例における、空調用レジスタを示す説明図。 図2におけるA−A線矢視断面図。 実施例における、レジスタフィンを構成する部品を示す斜視展開図。 実施例における、フィン主体部の第1表面とそれを覆う第1フィンカバー部の対向表面とを示す説明図。 実施例における、フィン主体部の第2表面とそれを覆う第2フィンカバー部の対向表面とを示す説明図。 実施例における、(a)フィン主体部に対して第1フィンカバー部を組み付ける工程を示す説明図、(b)図7(a)におけるB−B線矢視断面図。 実施例における、(a)フィン主体部に対して第1フィンカバー部を組み付けた状態を示す説明図、(b)図8(a)におけるC−C線矢視断面図。
本発明において、上記空調用レジスタは、温度調整された空気を車室内へ吹き出すための吹出口を構成するものである。上記空調用レジスタは、例えば、インストルメントパネルの中央に配設されるセンターレジスタに適用することもでき、また左右側に配設されるサイドレジスタに適用することもできる。
また、上記レジスタフィンは、上記空調用レジスタの上記吹出開口部において、縦方向に配設される縦型フィンに適用することもでき、また横方向に配設される横型フィンに適用することもできる。
また、上記空調用レジスタの上記レジスタフィンとして、上下又は左右のうちの一方の風向きを調整するレジスタフィンと他方の風向きを調整するレジスタフィンとを備えている場合には、下流側に配設されているレジスタフィン、すなわち車室側に配設されているレジスタフィンについて、上記フィン主体部とそれを覆う上記一対のフィンカバー部とにより構成した本発明のレジスタフィンを適用することが好ましい。
この場合には、車室側に配設する上記レジスタフィンについて部分的に(車室側に面する部分に)加飾を施すことにより、上記空調用レジスタフィンを配設するインストルメントパネル等を含めた車室内の全体的な意匠性を向上させることができる。
上記係合孔部には、その内壁面から突出してなる係合突出部が設けられており、上記係合爪部には、その外表面から内方に凹んでなる係合凹部が上記係合突出部に対応する位置に設けられており、上記フィン主体部と上記フィンカバー部とは、上記係合孔部の上記係合突出部を上記係合爪部の上記係合凹部に嵌合させて組み付けられている
この場合には、上記係合孔部と上記係合爪部との係合状態を確実なものとすることができる。これにより、上記フィン主体部に対して上記フィンカバー部を十分かつ確実に組み付けることができる。
また、上記フィン主体部と上記フィンカバー部とは、上記係合爪部を上記係合孔部内に挿入し、上記フィンカバー部を上記フィン主体部の表面においてスライドさせることにより、上記係合孔部の上記係合突出部を上記係合爪部の上記係合凹部に嵌合させて組み付けることができるよう構成されていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記フィン主体部に対する上記フィンカバー部の組み付けを容易に行うことができる。
また、上記フィン主体部には、上記フィンカバー部に対向する表面から厚み方向に凹んでなる位置決め凹部と該位置決め凹部よりも上記フィンカバー部のスライド方向側に位置するストッパー凹部とが設けられており、上記フィンカバー部には、上記フィン主体部に対向する表面から厚み方向に突出してなる位置制御突起部が設けられており、上記フィン主体部と上記フィンカバー部とは、上記位置制御突起部を上記位置決め凹部内に位置させることにより、上記係合爪部を上記係合孔部内に挿入すると共に上記フィン主体部に対する上記フィンカバー部の長手方向の位置決めをし、さらに、上記フィンカバー部を上記フィン主体部の表面において幅方向にスライドさせ、上記位置制御突起部を上記位置決め凹部内から上記ストッパー凹部内に移動させることにより、上記係合孔部の上記係合突出部を上記係合爪部の上記係合凹部に嵌合させると共に上記フィンカバー部のスライド方向への移動を規制するよう構成されていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、組み付け時において、上記フィン主体部に対する上記フィンカバー部の位置決めを容易に行うことができる。また、組み付け後において、上記フィン主体部に対する上記フィンカバー部の組み付け位置を確実に保持することができる。
本発明の実施例にかかる空調用レジスタについて図を用いて説明する。
本例の空調用レジスタ1は、図1〜図3に示すごとく、空調用空気を通過させる通風路12と、通風路12の下流端において車室側へ向けて開口し、空調用空気を吹き出す吹出開口部14とを有する筒状のレジスタ本体11と、吹出開口部14に配設され、吹出開口部14から吹き出す空調用空気の風向を調整する複数のレジスタフィン2とを備える。
図4に示すごとく、吹出開口部14の下流側に配設されたレジスタフィン2は、板状のフィン主体部3と、フィン主体部3の車室側の端面(先端面303)を露出させた状態で、フィン主体部3を両面側から挟み込むように組み付けてなる一対の板状のフィンカバー部4、5とにより構成されている。
図5〜図8に示すごとく、フィン主体部3には、フィン主体部3の厚み方向Zに形成してなる複数の係合孔部31が設けられており、フィンカバー部4、5には、フィン主体部3に対向する表面(対向表面401、501)から厚み方向Zに突出してなる複数の係合爪部41、51が係合孔部31に対応する位置に設けられている。フィン主体部3とフィンカバー部4、5とは、係合孔部31と係合爪部41、51とを係合させて組み付けられている。
以下、これを詳説する。
図1に示すごとく、空調用レジスタ1は、インストルメントパネル81に組み付けられており、空調用ダクト82(図3参照)から送られてきた空調用空気を車室内へ吹き出すことができるよう構成されている。
本例では、インストルメントパネル81の中央に設けられた空調用レジスタであるセンターレジスタ1a及び左右両側に設けられた空調用レジスタであるサイドレジスタ1bのうち、センターレジスタ1aについて説明する。
図2、図3に示すごとく、空調用レジスタ1は、筒状のレジスタ本体11を備えている。レジスタ本体11は、内部に空調用空気を通過させる通風路12を形成している。また、レジスタ本体11は、通風路12の上流端において、空調用ダクト82に接続される接続口13を有しており、通風路12の下流端において、車室側へ向けて開口すると共に空調用空気を吹き出す吹出開口部14を有している。
同図に示すごとく、レジスタ本体11の吹出開口部14には、車室側に露出する1枚のレジスタフィン2が配設されている。レジスタフィン2は、横方向に配設される横型フィンである。また、レジスタフィン2は、上下方向に回動可能に構成されており、吹出開口部14から吹き出す空調用空気の上下方向の風向を調整することができる。
図3に示すごとく、車室側に露出するレジスタフィン2のすぐ上流側には、左右方向に複数枚のレジスタフィン(以下、車室側に露出する下流側のレジスタフィン2と区別するため、上流側フィンという)20とが配設されている。上流側フィン20は、縦方向に配設される縦型フィンである。また、上流側フィン20は、左右方向に回動可能に構成されており、吹出開口部14から吹き出す空調用空気の左右方向の風向を調整することができる。
図4に示すごとく、レジスタフィン2は、板状のフィン主体部3と、フィン主体部3の車室側の端面(先端面303)を露出させた状態で、フィン主体部3を両面側から挟み込むように組み付けてなる一対の板状のフィンカバー部4、5とにより構成されている。一対のフィンカバー部4、5は、フィン主体部3の第1表面側301を覆う第1フィンカバー部4と、第2表面302側を覆う第2フィンカバー部5とにより構成されている。
また、本例では、レジスタフィン2を構成する部品のうちのフィン主体部3のみ、全体にシルバー色の塗料によって塗装がされ、加飾が施されている。
図4〜図6に示すごとく、フィン主体部3には、フィン主体部3を厚み方向Zに貫通してなる9つの係合孔部31(31a〜31i)が設けられている。係合孔部31(31a〜31i)には、その内壁面311から孔中心に向けて突出してなる係合突出部32(32a〜32i)が設けられている。
図5に示すごとく、フィン主体部3における第1フィンカバー部4に対向する第1表面301には、厚み方向Zに凹んでなる3つの位置決め凹部33(33j〜33l)が設けられている。また、それぞれの位置決め凹部33の先端側の位置には、同じく厚み方向Zに凹んでなるストッパー凹部34(34j〜34l)が設けられている。
また、同図に示すごとく、フィン主体部3の第1表面301側を覆う第1フィンカバー部4には、フィン主体部3の第1表面301に対向する対向表面401から厚み方向Zに突出してなる4つの第1係合爪部41(41b、41d、41e、41h)が係合孔部31(31b、31d、31e、31h)に対応する位置に設けられている。係合爪部41には、その外表面411から内方に凹んでなる係合凹部42(42b、42d、42e、42h)が設けられている。
また、第1フィンカバー部4には、対向表面401から厚み方向Zに突出してなる3つの位置制御突起部43(43j〜43l)が位置決め凹部41(41j〜41l)及びストッパー凹部42(42j〜42l)に対応する位置に設けられている。
図6に示すごとく、フィン主体部3における第2フィンカバー部5に対向する第2表面302には、厚み方向Zに凹んでなる3つの位置決め凹部33(33m〜33o)が設けられている。また、それぞれの位置決め凹部33の先端側の位置には、同じく厚み方向Zに凹んでなるストッパー凹部34(34m〜34o)が設けられている。なお、本例では、係合孔部31eがストッパー凹部34nを兼用している。
また、同図に示すごとく、フィン主体部3の第2表面302側を覆う第2フィンカバー部5には、フィン主体部3の第2表面302に対向する対向表面501から厚み方向Zに突出してなる5つの第2係合爪部51(51a、51c、51f、51g、51i)が係合孔部31(31a、31c、31f、31g、31i)に対応する位置に設けられている。係合爪部51には、その外表面511から内方に凹んでなる係合凹部52(52a、52c、52f、52g、52i)が設けられている。
また、第2フィンカバー部5には、対向表面501から厚み方向Zに突出してなる3つの位置制御突起部53(53m〜53o)が位置決め凹部33(33m〜33o)及びストッパー凹部34(34m〜34o)に対応する位置に設けられている。
そして、図8(a)、(b)に示すごとく、フィン主体部3と第1フィンカバー部4とは、係合孔部31(31b、31d、31e、31h)と係合爪部41(41b、41d、41e、41h)とを係合させて組み付けられている。
具体的には、係合孔部31の係合突出部32(32b、32d、32e、32h)を係合爪部41の係合凹部42(42b、42d、42e、42h)に嵌合させている。また、第1フィンカバー部4の位置制御突起部43(43j、43k、43l)は、フィン主体部3のストッパー凹部34(43j、43k、43l)内に位置しており、第1フィンカバー部4の幅方向Yへの移動を規制している。
同様に、フィン主体部3と第2フィンカバー部5とは、図示を省略したが、係合孔部31(31a、31c、31f、31g、31i)と係合爪部41(41a、41c、41f、41g、41i)とを係合させて組み付けられている。
具体的には、係合孔部31の係合突出部32(32a、32c、32f、32g、32i)を係合爪部41の係合凹部42(42a、42c、42f、42g、42i)に嵌合させている。また、第2フィンカバー部5の位置制御突起部53(53m、53n、53o)は、フィン主体部3のストッパー凹部54(54m、54n、54o)内に位置しており、第2フィンカバー部5の幅方向Yへの移動を規制している。
次に、レジスタフィン2の組み付け工程について説明する。
フィン主体部3と第1フィンカバー部4とを組み付けるに当たっては、図7(a)、(b)に示すごとく、第1フィンカバー部4の位置制御突起部43(43j、43k、43l)をフィン主体部3の位置決め凹部33(33j、33k、33l)内に位置させることにより、係合爪部41(41b、41d、41e、41h)を係合孔部31(31b、31d、31e、31h)内に挿入する。これにより、フィン主体部3に対する第1フィンカバー部4の長手方向Xの位置決めをする。
次いで、図8(a)、(b)に示すごとく、第1フィンカバー部4をフィン主体部3の第1表面301において幅方向Yにスライドさせ、位置制御突起部43(43j、43k、43l)を位置決め凹部33(33j、33k、33l)内からストッパー凹部34(34j、34k、34l)内に移動させる。このとき、図8(b)に示すごとく、位置制御突起部43は、位置決め凹部33内の傾斜部331を利用し、フィン主体部3の第1表面301を乗り越えてストッパー凹部34内に移動する。これにより、係合孔部31の係合突出部32(32b、32d、32e、32h)を係合爪部41の係合凹部42(42b、42d、42e、42h)に嵌合させる。そして、第1フィンカバー部4のスライド方向(幅方向Y)への移動を規制する。
以上により、フィン主体部3に対して第1フィンカバー部4を組み付ける。
同様に、フィン主体部3と第2フィンカバー部5とを組み付けるに当たっては、図示を省略したが、第2フィンカバー部5の係合制御突起部53(53m、53n、53o)をフィン主体部3の位置決め凹部33(33m、33n、33o)内に位置させることにより、係合爪部51(51a、51c、51f、51g、51i)を係合孔部31(31a、31c、31f、31g、31i)内に挿入する。これにより、フィン主体部3に対する第2フィンカバー部5の長手方向Xの位置決めをする。
次いで、第2フィンカバー部5をフィン主体部3の第2表面302において幅方向Yにスライドさせ、位置制御突起部53(53m、53n、53o)を位置決め凹部33(33m、33n、33o)内からストッパー凹部34(34m、34n、34o)内に移動させる。これにより、係合孔部31の係合突出部32(32a、32c、32f、32g、32i)を係合爪部51の係合凹部52(52a、52c、52f、52g、52i)に嵌合させる。そして、第2フィンカバー部5のスライド方向(幅方向Y)への移動を規制する。
以上により、フィン主体部3に対して第2フィンカバー部5を組み付ける。
次に、本例の空調用レジスタ1における作用効果について説明する。
本例の空調用レジスタ1において、レジスタフィン2は、板状のフィン主体部3と、フィン主体部3の車室側の端面(先端面303)を露出させた状態で、フィン主体部3を両面側から挟み込むように組み付けてなる一対の板状のフィンカバー部4、5とにより構成されている(図4参照)。
すなわち、レジスタフィン2は、従来のように一体品ではなく、複数の部品を組み付けて構成されている。そして、フィン主体部3は、車室側に面する部分(先端面303)を露出させており、それ以外の部分はフィンカバー部4、5に覆われている。
そのため、本例のように、フィン主体部3にマスキングを行わず、その全体にシルバー色の塗装を行い、フィン主体部3の車室側に面する部分(先端面303)を露出させた状態でフィンカバー部4、5を組み付けることにより、最も意匠性が重要となる車室側に面する部分のみをシルバー色に塗装することにより加飾された、意匠性の高いレジスタフィン2を得ることができる(図2参照)。これにより、レジスタフィン2における部分的な加飾が可能となる。
また、レジスタフィン2を構成するフィン主体部3とフィンカバー部4、5とは、それぞれに設けられた係合孔部31と係合爪部41、51とを係合させて組み付けることが可能な構造を有している(図5〜図8参照)。そのため、フィン主体部3とフィンカバー部4、5とを、接着剤、粘着テープ等を用いることなく、簡易な構造で、容易かつ確実に組み付けることができる。また、これによって、製造コストを低減することもできる。
また、本例において、フィン主体部3とフィンカバー部4、5とは、係合孔部31の係合突出部32を係合爪部41、51の係合凹部42、52に嵌合させて組み付けられている(図5〜図8参照)。そのため、係合孔部31と係合爪部41、51との係合状態を確実なものとすることができる。これにより、フィン主体部3に対してフィンカバー部4、5を十分かつ確実に組み付けることができる。
また、フィン主体部3とフィンカバー部4、5とは、位置制御突起部43、53を位置決め凹部33内に位置させることにより、係合爪部41、51を係合孔部31内に挿入すると共にフィン主体部3に対するフィンカバー部4、5の長手方向Xの位置決めをし、さらに、フィンカバー部4、5をフィン主体部3の表面(第1表面301、第2表面302)において幅方向Yにスライドさせ、位置制御突起部43、53を位置決め凹部33内からストッパー凹部34内に移動させることにより、係合孔部31の係合突出部32を係合爪部41、51の係合凹部42、52に嵌合させると共にフィンカバー部4、5のスライド方向(幅方向Y)への移動を規制するよう構成されている(図7、図8参照)。そのため、フィン主体部3に対するフィンカバー部4、5の組み付けを容易に行うことができる。また、組み付け時において、フィン主体部3に対するフィンカバー部4、5の位置決めを容易に行うことができる。また、組み付け後において、フィン主体部3に対するフィンカバー部4、5の組み付け位置を確実に保持することができる。
このように、本例によれば、簡易な構造でありながら、レジスタフィン2における部分的な加飾が可能な空調用レジスタ1を提供することができる。
1 空調用レジスタ
2 レジスタフィン
3 フィン主体部
31 係合孔部
4、5 フィンカバー部
41、51 係合爪部

Claims (3)

  1. 空調用空気を通過させる通風路と、該通風路の下流端において車室側へ向けて開口し、上記空調用空気を吹き出す吹出開口部とを有する筒状のレジスタ本体と、上記吹出開口部に配設され、該吹出開口部から吹き出す上記空調用空気の風向を調整する1又は複数のレジスタフィンとを備える空調用レジスタであって、
    少なくとも1つの上記レジスタフィンは、板状のフィン主体部と、該フィン主体部の車室側の端面を露出させた状態で、該フィン主体部を両面側から挟み込むように組み付けてなる一対の板状のフィンカバー部とにより構成されており、
    上記フィン主体部には、該フィン主体部の厚み方向に形成してなる複数の係合孔部が設けられており、
    上記フィンカバー部には、上記フィン主体部に対向する表面から厚み方向に突出してなる複数の係合爪部が上記係合孔部に対応する位置に設けられており、
    上記フィン主体部の上記係合孔部には、その内壁面から突出してなる係合突出部が設けられており、
    上記フィンカバー部の上記係合爪部には、その外表面から内方に凹んでなる係合凹部が上記係合突出部に対応する位置に設けられており、
    上記フィン主体部と上記フィンカバー部とは、上記係合孔部の上記係合突出部を上記係合爪部の上記係合凹部に嵌合させて組み付けられていることを特徴とする空調用レジスタ。
  2. 請求項1において、上記フィン主体部と上記フィンカバー部とは、上記係合爪部を上記係合孔部内に挿入し、上記フィンカバー部を上記フィン主体部の表面においてスライドさせることにより、上記係合孔部の上記係合突出部を上記係合爪部の上記係合凹部に嵌合させて組み付けることができるよう構成されていることを特徴とする空調用レジスタ。
  3. 請求項2において、上記フィン主体部には、上記フィンカバー部に対向する表面から厚み方向に凹んでなる位置決め凹部と該位置決め凹部よりも上記フィンカバー部のスライド方向側に位置するストッパー凹部とが設けられており、
    上記フィンカバー部には、上記フィン主体部に対向する表面から厚み方向に突出してなる位置制御突起部が設けられており、
    上記フィン主体部と上記フィンカバー部とは、上記位置制御突起部を上記位置決め凹部内に位置させることにより、上記係合爪部を上記係合孔部内に挿入すると共に上記フィン主体部に対する上記フィンカバー部の長手方向の位置決めをし、さらに、上記フィンカバー部を上記フィン主体部の表面において幅方向にスライドさせ、上記位置制御突起部を上記位置決め凹部内から上記ストッパー凹部内に移動させることにより、上記係合孔部の上記係合突出部を上記係合爪部の上記係合凹部に嵌合させると共に上記フィンカバー部のスライド方向への移動を規制するよう構成されていることを特徴とする空調用レジスタ。
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