JP5263019B2 - 燃料電池とその制御方法 - Google Patents
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Description
図4において、燃料電池セルは、電解質膜aとこれを挟持するカソード側およびアノード側の触媒層b1、b2とから膜電極接合体cが形成され、この膜電極接合体cをカソード側およびアノード側のガス拡散層d1、d2が挟持して電極体eが形成され、電極体eをカソード側およびアノード側のガス流路層f1、f2が挟持し、アノード側のガス流路層f2の下方に、3層構造のセパレータhが配され、電極体eの側方に流体流通用のマニホールドMを具備するガスケットgが射出成形等されてその全体が構成されている。この3層構造のセパレータhは、2枚のステンレス製もしくはチタン製の第1のプレートh1(アノード側プレート)と第2のプレートh2(カソード側プレート)と、このプレートh1、h2間に介在してガスや冷却水などの流体用の流路を画成する中間層h3(中間プレート)と、から構成されている。なお、燃料電池スタックは、図示する燃料電池セルが複数積層され、スタッキングされることによって形成されるものであり、不図示の燃料電池セルが図示する燃料電池セルの上下に積層されるものである。
たとえば、第1の触媒層に比して、第2の触媒層を形成する担持触媒量を相対的に少なくしたり、第1の触媒層のガス透過層との間の接触抵抗に比して、第2の触媒層のガス透過層との間の接触抵抗を相対的に大きくする(したがって、面圧を低減する)、などの措置を挙げることができる。
各燃料電池セル10内を流れた冷却水は、冷却媒体排出配管60Bに排水され(Wout)、冷却媒体排出配管60Bを介して燃料電池100外に排出される。
図2で示す燃料電池セル10は、電解質膜1と、カソード側およびアノード側の触媒層2,2’と、から膜電極接合体3が形成され、これをカソード側およびアノード側のガス拡散層4,4’(ガス透過層)が挟持して電極体5が形成され、これをカソード側およびアノード側のガス流路層6,6’(ガス透過層、金属多孔体)が挟持し、さらに、アノード側のガス流路層6’側に3層構造のセパレータ7が配されて構成される。
温度センサSEによる計測データは制御装置SG(制御手段)に送信され、計測データに基づいて、この制御手段SGにて、各回路K1,K2のスイッチSW1,SW2のON−OFF制御が実行されるようになっている。
イグニッションがONされると、温度センサSEによる温度計測データが制御装置SGに送信され、ここで、セル内温度が予め設定された温度以下か否かが比較される(ステップS3)。なお、この「予め設定された温度」は、冷却媒体に冷却水を使用する場合には、この冷却水の氷点である摂氏ゼロ度とすることができ、あるいは、その氷点よりも若干高めの温度を設定しておくことで、冷却媒体の凍結を確実に抑止するようにしてもよい。
また、ステップS7で発熱手段の作動が停止された後は、ステップS5以降と同様の制御フローを辿ることになる。
Claims (9)
- 電解質膜と、該電解質膜の両側で当接する触媒層と、から膜電極接合体が形成され、該膜電極接合体の両側にガス透過層が配され、いずれか一方のガス透過層側には、燃料ガスもしくは酸化剤ガスのいずれか一方を該ガス透過層に提供するセパレータが配されて燃料電池セルを成し、該燃料電池セルが積層されてなる燃料電池であって、
前記セパレータには、アノード側もしくはカソード側のガス透過層に燃料ガスもしくは酸化剤ガスを提供するためのガス供給用開口と、該アノード側もしくはカソード側のガス透過層から燃料ガスもしくは酸化剤ガスを排出するためのガス排気用開口が開設されており、
前記ガス供給用開口と前記ガス排気用開口の間の内側に対応する中央領域に触媒層が形成されており、
前記燃料電池セルのうち、前記中央領域の外側の周縁領域には、加熱手段が配されており、セル内の温度が予め設定された温度以下の場合に、該加熱手段を作動する制御手段をさらに具備していて、
前記中央領域の触媒層は第1の触媒層であり、
前記周縁領域には、前記第1の触媒層と絶縁された第2の触媒層が形成されており、
第1の触媒層が介在する第1の回路と、
前記加熱手段となる、第2の触媒層が介在する第2の回路と、
少なくとも前記第2の回路に設けられて該回路をON−OFF制御するスイッチと、
セル内温度検知手段と、をさらに有し、
セル内温度検知手段にてセル内の温度が前記予め設定された温度以下であることが検知された際に、前記制御手段によって、少なくとも前記第2の回路のスイッチがON制御されるようになっている燃料電池。 - 前記第1の回路も該回路をON−OFF制御するスイッチを有しており、
前記セル内温度検知手段にてセル内の温度が前記予め設定された温度以下であることが検知された際に、第2の回路のスイッチに加えて、第1の回路のスイッチもON制御されるようになっており、
セル内の温度が前記予め設定された温度よりも高くなった際に、燃料ガスおよび酸化剤ガスのセル内への導入が実行されるようになっている、請求項1に記載の燃料電池。 - 前記セル内温度検知手段にて、セル内の冷却媒体の温度が検知される、請求項1または2に記載の燃料電池。
- 前記第1の触媒層に比して、前記第2の触媒層の発熱に寄与する抵抗が相対的に大きくなっている、請求項1〜3のいずれかに記載の燃料電池。
- 前記セパレータは、第1のプレート、中間層、第2のプレートが積層された3層構造を呈しており、該第1のプレートもしくは第2のプレートのいずれか一方に細長形状の前記開口が開設されており、該中間層のうち、前記中央領域に対応する位置において、冷却媒体が流通するようになっている、請求項1〜4のいずれかに記載の燃料電池。
- 前記ガス透過層は、ガス拡散層、金属多孔体からなるガス流路層、該ガス拡散層と該ガス流路層の組み合わせ、のいずれかの形態からなり、
アノード側とカソード側双方のガス透過層が、複数の前記形態中の同一の形態、もしくは異なる形態のいずれかからなる、請求項1〜5のいずれかに記載の燃料電池。 - 電解質膜と、該電解質膜の両側で当接する触媒層と、から膜電極接合体が形成され、該膜電極接合体の両側にガス透過層が配され、いずれか一方のガス透過層側には、燃料ガスもしくは酸化剤ガスのいずれか一方を該ガス透過層に提供するセパレータが配されて燃料電池セルを成し、該燃料電池セルが積層されてなる燃料電池であって、前記セパレータには、アノード側もしくはカソード側のガス透過層に燃料ガスもしくは酸化剤ガスを提供するためのガス供給用開口と、該アノード側もしくはカソード側のガス透過層から燃料ガスもしくは酸化剤ガスを排出するためのガス排気用開口が開設され、前記ガス供給用開口と前記ガス排気用開口の間の内側に対応する中央領域に触媒層が形成されていて、前記周縁領域には、前記第1の触媒層と絶縁された第2の触媒層が形成され、第1の触媒層が介在する第1の回路と、前記加熱手段となる、第2の触媒層が介在する第2の回路と、該加熱手段を作動する制御手段と、少なくとも前記第2の回路に設けられて該回路をON−OFF制御するスイッチと、セル内温度検知手段と、を有した燃料電池の制御方法であって、
以下のステップのいずれか一方が選択され、実行されるものであり、該ステップは、
セル内の温度が予め設定された温度以下である際に、少なくとも、燃料電池セルの前記中央領域の外側の周縁領域に配された加熱手段を加熱するステップ、
セル内の温度が予め設定された温度よりも高い場合に、燃料電池セルの前記中央領域の触媒層を介して燃料電池の発電を実行し、電力を取り出すステップ、からなり、
セル内温度検知手段にてセル内の温度が前記予め設定された温度以下であることが検知された際に、前記制御手段によって、少なくとも前記第2の回路のスイッチがON制御されるようになっており、
セル内温度検知手段にてセル内の温度が前記予め設定された温度よりも高い温度であることが検知された際に、前記制御手段によって、前記第2の回路のスイッチがOFF制御され、前記第1の回路のスイッチがON制御されるようになっている燃料電池の制御方法。 - 前記セル内の温度が予め設定された温度以下である際に、前記加熱手段を加熱することに加えて、燃料ガスおよび酸化剤ガスをセル内に導入しない姿勢で前記第1の回路もON制御するようになっており、
セル内の温度が前記予め設定された温度よりも高くなった際に、燃料ガスおよび酸化剤ガスのセル内への導入が実行されるようになっている、請求項7に記載の燃料電池の制御方法。 - 前記セル内温度検知手段にて、セル内の冷却媒体の温度が検知される、請求項7または8に記載の燃料電池の制御方法。
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