JP5262729B2 - 端子金具 - Google Patents
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Description
両側板の内面のうち少なくとも一方の内面には、弾性接触片が弾性変位する範囲を含む位置に、弾性接触片を逃がす凹部が形成されているから、弾性接触片が雄タブとの接触によって多少芯ずれして撓み変形しても、側板に弾性接触片が干渉するのが回避され、弾性接触片の撓み動作の円滑性が確保される。また、凹部が有底であるため、弾性接触片の側縁が側板で覆われることとなり、弾性接触片に側方から異物が干渉するのが防止される。
凹部が側板の板厚寸法内に配置されているから、凹部の形成に伴って角筒部の幅寸法が増加することがない。このため、端子金具が挿入されるコネクタハウジングのキャビティ幅が大きくなることもなく、端子金具及びコネクタの小型化を図れる。
また、凹部が弾性接触片の基端部を含む範囲に形成され、弾性接触片の基端部が先端部よりも幅広とされているから、この基端部の撓み剛性が高められ、弾性接触片と雄タブとの接触圧が大きく確保される。
さらに、弾性接触片の基端部が角筒部における雄タブの挿入口側に臨むように配置されているから、雄タブが弾性接触片との接触によって軸周りに回転し難くなり、雄タブの挿入動作の円滑性が確保される。
さらにまた、凹部が角筒部における雄タブの挿入口から奥側に入った位置に形成されているから、角筒部における雄タブの挿入口側では、両側板の内面間の距離を雄タブの板幅に合わせて設定することができる。したがって、角筒部の挿入された雄タブがその挿入初期に幅方向に振れるのが防止される。
また、凹部が側板の高さ範囲の一部に配置されているから、側板のうち雄タブの挿入経路に対応する高さ位置では、凹部を実質的に非形成として、両側板の内面間の距離を雄タブの板幅に合わせて設定することができる。したがって、角筒部への挿入後、雄タブが幅方向に振れるのが防止される。
本発明の実施形態1を図1ないし図8によって説明する。本実施形態に係る端子金具10は、導電性の金属板を所定形状に打ち抜いたあと曲げ加工等して一体に成形され、図示しないコネクタハウジングのキャビティ内に挿入され、かつ図示しない相手側コネクタハウジングとの嵌合によって相手側の雄タブ90と電気的に接続される。なお、以下の説明において前後方向については、雄タブ90の挿入側を前方とし、上下方向については図1を基準とする。
端子金具10を組み上げるに際し、基板14の両側縁から両側板17を折り曲げるとともに、一方の側板17の上端から弾性接触片18を折り曲げ、それに伴って進入片21を挿入窓22に差し込むようにして、弾性接触片18を両側板17間に掛け渡す。また、他方の側板17から延長部33を折り曲げ、さらに延長部33を複数回に亘って折り曲げてスタビ本体35を形成するとともに、突片38の折線40を角筒部11内に屈曲させて過度撓み規制部41を形成する。また、一方の側板17の上縁から受け片29を折り曲げ、かつ、他方の側板17の上縁から支持片19を折り曲げて受け片29の外側に重ね合わせる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)延長部は、スタビライザの機能を有しないものであってもよい。
(2)延長部は、その全体が折り曲げられて過度撓み規制部を構成するものであってもよい。
(3)スタビ本体は、延長部に切り込みを入れ、その切り込みの内側の部分を起こして形成されるものであってもよい。
(4)凹部は両側板の内面のうち片方の側板の内面のみに形成されるものであってもよい。
(5)凹部の前端は側板の前端に開口していてもよい。また、凹部の後端は側板の後端に開口していてもよい。
(6)支持片は省略されてもよい。
11…角筒部
17…側板
18…弾性接触片
19…支持片
24…基端部
25…先端部
32…凹部
33…延長部
34…スタビライザ
41…過度撓み規制部
90…雄タブ
Claims (1)
- 相手側の雄タブが挿入される角筒部と、この角筒部内に撓み可能に形成され、前記雄タブに弾性的に接触する弾性接触片とを備え、前記角筒部の両側板が前記弾性接触片の撓み方向とほぼ平行に配置されている端子金具であって、
前記弾性接触片は、前記角筒部に接続された根元部と、前記角筒部における前記雄タブの挿入口側に臨むように配置されるとともに前記根元部の後端から後方へ向けて延び前記弾性接触片の撓み支点部として構成される基端部と、この基端部の後端から先端にかけて形成され前記基端部より幅狭に形成された先端部とからなり、
前記両側板の内面のうち少なくとも一方の内面には、前記弾性接触片を逃がすために前記側板の板厚寸法内において有底の凹部が形成され、かつこの凹部は、前記角筒部における前記雄タブの挿入口から奥側に入った位置で前記基端部を含む範囲に形成され、かつ少なくとも前記凹部が形成された側板における前記撓み方向に沿った高さ範囲の一部であって前記弾性接触片が弾性変位する範囲を含む位置に形成され、さらに、前記弾性接触片の側縁は対向する前記凹部の凹み空間の外側に位置していることを特徴とする端子金具。
Priority Applications (3)
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Applications Claiming Priority (1)
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Family
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Family Applications (1)
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-
2009
- 2009-01-08 JP JP2009002408A patent/JP5262729B2/ja not_active Expired - Fee Related
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