JP5261660B2 - 紙幣収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動販売機等に内蔵される紙幣収納装置に関する。
詳しくは、挿入された紙幣の真贋を判別し、真正紙幣である場合、収納ボックスに収納し、偽紙幣の場合返却する紙幣収納装置において、保留紙幣の増量を容易に行なえるようにした紙幣収納装置に関する。
なお、紙幣には通貨である紙幣の他、商品券、クーポン券等を含んでいる。
第1の従来技術として、本出願人が出願した紙幣収納装置における紙幣移動装置が知られている(特許文献1参照)。
この紙幣収納装置の概略を図13を参照して説明する。
フレーム1の上部に紙幣識別装置2が配置され、紙幣収納ボックス4はその下方のフレーム1内に収納される。
紙幣収納ボックス4の後方にスタック装置6が内蔵され、紙幣識別装置2から搬送装置8によって当該スタック装置6に紙幣BNが搬送される。
紙幣識別装置2によって真正と判別された紙幣BNは、搬送装置8によって後方へ送られて紙幣収納ボックス4に内蔵されているスタック装置6に送り込まれた後、当該スタック装置6によって紙幣収納ボックス4の保留部10に収納され、スプリング12によってスタック装置6側に付勢されている押付板14との間にはさまれて紙幣BNの挿入側に向かって積層される。
この第1の従来技術において、紙幣BNは前方に向かって積層されるため、スタック装置6の位置によって紙幣収納ボックス4の紙幣収納量は決定される。
なお、紙幣収納ボックス4は、紙幣識別装置2側端面に固定されたハンドル16によって持ち運びされる。
第2の従来装置において、紙幣収納装置は自動販売機等の前面ドアの右端端部に装着される(特許文献2)。
この第2の従来技術の概略を図14を参照して説明すると、自動販売機20の本体ケース22の前面ドア24の裏面に紙幣収納装置26が取り付けられている。
紙幣収納装置26は、フレーム28の上部に紙幣識別装置30が固定され、当該紙幣識別装置30の下方のフレーム28に隣接した位置にスタック駆動装置32が配置され、当該スタック駆動装置32に相対してスタック装置34を内蔵する紙幣収納ボックス36がフレーム28に着脱可能に取付けられている。
紙幣識別装置30によって真正紙幣と判別された紙幣BNは、下方の紙幣収納ボックス30内のスタック装置34に送り込まれ、スタック駆動装置32の作動によって紙幣収納ボックス36の保留部38に収納され、スプリング40によってスタック装置34側に付勢されている押付板42との間にはさまれて紙幣収納装置26の後方に向かって積層される(特許文献3)。
特開2004−295868(図10〜17、段落番号0051〜0103) 特開2001−101502(図1、段落番号0016〜0019) 特開2002−133488(図1〜6、段落番号0013〜0027)
第1の従来技術において、スタック装置6の位置は紙幣BNの最大収納数によって決定され、紙幣識別装置2からスタック装置6までの紙幣経路が長大になり、紙幣受入から収納までの時間を要するので顧客にモタモタ感を持たれ、俄かに採用しがたい。
また、紙幣収納枚数が少ない場合であっても、最大収納枚数の位置にスタック装置6が配置されるため、紙幣収納装置自体が不必要に大型化する問題がある。
第2の従来装置において、紙幣収納ボックス36はスタック装置34の後方に紙幣BNを積層状態に保留する。
このため、紙幣収納装置26が自動販売機の前面ドア24の裏面に固定された場合、当該前面ドア24を開閉する際、本体ケース22に干渉しないよう配置する必要がある。
第2の従来技術において、紙幣収納ボックス36の収納枚数を増加した場合、前面ドア24から後方への突出量が増加する(図14において符号26Lで表示)。
前面ドア24はピボット運動により開閉されるので、当初の紙幣収納装置26の取り付け位置では、前面ドア24を開閉した際、紙幣収納ボックス26Lの後端が本体ケース22と干渉してしまう。
これを回避するため、紙幣収納装置26の前面ドア24に対する取付け位置を中央寄りに配置しなければならず、配置に制約を受ける問題がある。
また、紙幣収納枚数の増加とともに紙幣収納装置26の重量も増加するので、変形防止のため前面ドア24を強化せねばならず、コストアップになる問題がある。
本発明の第1の目的は、顧客にイライラ感を与えず、かつ、紙幣の収納枚数を不必要な大型化を招くことなく増加できる紙幣収納装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、紙幣収納装置の配置位置の制約を受けず、かつ、前面ドアの補強をすることなく紙幣収納枚数を増加できる紙幣収納装置を提供することである。
本発明は、上記目的を達成するため、以下の構成にしたものである。
すなわち、請求項1に記載の紙幣収納装置は、受け入れた紙幣の真贋を判別する紙幣識別装置、及び、前記紙幣識別装置から送られた真正紙幣を保留部に移動させるスタック装置を内蔵し、前記スタック装置によって移動された紙幣を積層状態でスタックする紙幣収納ボックスを含み、フレームに前記スタック装置の駆動用のギヤを取り付け、前記紙幣収納ボックスを前記フレームに着脱可能に取り付けると共に前記駆動用のギヤと前記紙幣収納ボックス側のギヤとを噛み合わせることにより前記スタック装置に駆動力を伝達するようにした紙幣収納装置において、
前記フレームは門形であって、前記紙幣識別装置の紙幣挿入方向と同方向に貫通する装着孔を有し、前記駆動用のギヤは前記装着孔の上面から前記装着孔内へ突出し、前記紙幣収納ボックス側のギヤは前記紙幣収納ボックス側のカバーの開口に面して配置され、前記紙幣収納ボックスは、装着案内装置によって、前記紙幣挿入方向から前記装着孔に挿入されて前記駆動用のギヤと前記紙幣収納ボックス側のギヤとが噛み合い、かつ、前記装着孔を貫通した状態でレバによって戻りを制限されるように構成され、前記装着案内装置は、前記装着孔の側壁内面に固定されたガイド板と前記紙幣収納ボックスの1つの側壁に横向きに突出固定した3本のガイドピンを含み、前記ガイド板は、第1ガイド溝と第2ガイド溝、及び、第3傾斜案内部が形成され、前記第1ガイド溝は前記紙幣挿入方向に向かって順次、上向きの傾斜案内部、水平部、上向きの第2傾斜案内部、及び、水平の上側案内部を含み、前記第2ガイド溝は、前記紙幣挿入方向に向かって順次、上向きの傾斜案内部、水平部、上向きの第2傾斜案内部、及び、水平の上側案内部を含み、前記第3傾斜案内部は、前記第1ガイド溝の前記傾斜案内部の真上に配置され前記第1ガイド溝の前記上向きの第2傾斜案内部、前記第2ガイド溝の前記第2傾斜案内部、及び、前記第3傾斜案内部の傾斜角度は同一であり、前記第1ガイド溝の前記傾斜案内部、及び、前記第2ガイド溝の前記傾斜案内部の傾斜角度は同一であり、前記1つの側壁の前記ガイドピンは、3本うちの1本のガイドピンが前記第1ガイド溝にスライド挿入可能であり、他の1本のガイドピンが前記第2ガイド溝にスライド挿入可能であり、さらに他の1本のガイドピンは前記レバによって戻りを制限され、前記レバは、前記フレームの側壁に沿って回動可能であって、かつ、前記さらに他の1本のガイドピンを受け入れる凹部が形成され、前記1本のガイドピンが前記第1ガイド溝の前記第2傾斜案内部に案内され、かつ、前記他の1本のガイドピンが前記第2ガイド溝の前記第2傾斜案内部に案内されて、前記紙幣挿入方向に進行しつつ上方へ案内されることにより前記駆動用のギヤと前記紙幣収納ボックス側のギアとを噛み合わせ、この状態において前記さらに他の1本のガイドピンが前記凹部に受入れられて戻りを制限されることを特徴とする紙幣収納装置である。
請求項1の紙幣収納装置において、紙幣収納ボックスは装着孔を貫通してフレームに取り付けられる。
紙幣は紙幣識別装置によって真偽判別され、真正紙幣は紙幣識別装置下方のスタック装置に供給される。
その後紙幣はスタック装置によって紙幣の挿入方向に向かって移動され、紙幣収納ボックスの保留室に収納される。
これにより、スタック装置は紙幣識別装置の下方に位置するから、紙幣識別装置からスタック装置までの距離が短く、収納時間が短いので顧客にイライラ感を与えない利点がある、
また、紙幣は保留部に紙幣識別装置側から後方へ順次積層されるので、紙幣収納ボックスを紙幣収納枚数に応じた大きさにすることができ、紙幣識別装置が必要以上に大型化されることはない。
さらに、紙幣収納ボックスは前面ドアに取り付けられないので、前面ドアを補強する必要がなく、紙幣収納装置に基づく設置位置も制約を受けず、さらに前面ドアを補強する必要もない利点がある。
本発明の好ましい実施態様において、紙幣収納ボックスはフレームに取り付けられた案内装置によって案内される。
紙幣収納ボックスが案内装置の水平部で案内される場合、被動ギヤは駆動ギヤに対し離れて移動され、所定の取り付け位置に位置する直前から噛み合わされて駆動ギヤと被動ギヤがギヤ駆動に適した状態で噛み合う。
よって、スタック装置に対する駆動力の伝達効率が高いギヤ駆動を用いることができる利点がある。
受け入れた紙幣の真贋を判別する紙幣識別装置、前記紙幣識別装置から送られた真正紙幣を保留部に移動させるスタック装置を内蔵し、前記スタック装置によって移動された紙幣を積層状態でスタックする紙幣収納ボックスを含み、フレームに前記スタック装置の駆動装置を取り付け、前記紙幣収納ボックスを前記フレームに着脱可能に取り付けると共に前記駆動装置と前記紙幣収納ボックス側の被動装置とを駆動連結して前記スタック装置に駆動力を伝達するようにした紙幣収納装置において、前記フレームは門形であって、前記紙幣識別装置の紙幣挿入方向と同方向に貫通する装着孔を有し、前記紙幣収納ボックスを前記紙幣挿入方向から前記装着孔に挿入して前記駆動装置と被動装置とが駆動連結し、かつ、前記装着孔を貫通した状態で固定し、前記駆動装置と前記被動装置はギヤ結合により駆動連結され、前記紙幣収納ボックスは前記フレームに構成された案内装置によって水平に移動された後、ギヤ結合されることを特徴とする紙幣収納装置である。
図1は、本発明の実施例の紙幣収納装置が装着された自動販売機の前面ドアを開口した状態の斜視図である。
図2は、本発明の実施例の紙幣収納装置に係る紙幣収納ボックスを紙幣受入装置から取り出した状態の斜視図である。
図3は、本発明の実施例の紙幣収納ボックスの斜視図である。
図4は、本発明の実施例の紙幣収納ボックスを紙幣受入装置に装着した状態の一部断面側面図である。
図5は、本発明の実施例の紙幣収納ボックスを紙幣受入装置に装着した状態の縦断面側面図である。
図6は、本発明の実施例の紙幣収納ボックスのカバを取り除いた右前上方からの斜視図である。
図7は、本発明の実施例の紙幣収納ボックスのカバを取り除いた左前上方からの斜視図である。
図8は、本発明の実施例の紙幣収納ボックスの図2におけるP面での断面図である。
図9は、本発明の実施例の紙幣収納ボックスをフレームに装着する途中の説明図である。
図10は、本発明の実施例の紙幣収納ボックスをフレームに装着した状態の説明図である。
図11は、本発明の実施例の紙幣収納装置の制御装置のブロック図である。
図12は、本発明の実施例の紙幣収納装置の作動説明用のフローチャートである。
図1に示すように紙幣受入装置100は、自動販売機102の箱形の筐体104の中間仕切板105上に固定されている。
図2に示すように紙幣受入装置100は、矩形リング状のフレーム108が中間仕切板105に固定され、その前方上部に紙幣識別装置106が配置され、その下方のフレーム108の装着孔112に紙幣収納ボックス114が挿入され、ロック装置116によってロックされる。
自動販売機102の前面ドア118は筐体104の左端にその左端をピボット運動可能に取り付けられ、前面ドア118が閉じた場合、紙幣識別装置106の紙幣ガイド124が前面ドア118の開口125から突出する。
次に紙幣受入装置100を図2及び図5を参照して説明する。
紙幣受入装置100は、紙幣識別装置106、フレーム108及び紙幣収納ボックス114を含んでいる。
まず、紙幣識別装置106を図2及び図5を参照して説明する。
紙幣識別装置106は、紙幣挿入口122に挿入された紙幣BNの真偽及び金種を識別し、真正紙幣は紙幣収納ボックス114へ送り込み、偽紙幣は紙幣挿入口122へ戻す機能を有する。
紙幣識別装置106は紙幣ガイド124に沿って横長の紙幣挿入口122に挿入された紙幣BNを出口126又は紙幣挿入口122に向かって搬送する搬送装置128及び紙幣BNの特徴を光学的等により取得する紙幣特徴取得装置132を含んでいる。
ベルト等によって構成される搬送装置128は、選択的に正転又は逆転される第1電気モータ134によって引き入れ方向又は戻し出し方向に駆動される。
挿入口122に挿入された紙幣BNは、図示しないセンサによって検知され、搬送装置128が引き入れ方向に駆動される。
これにより紙幣BNは紙幣通路136を移送され、紙幣特徴検知装置132を通過する。
紙幣特徴検知装置132によって取得された紙幣特徴により紙幣BNの真偽及び金種判別を行ない、真正紙幣の場合、そのまま引き入れられ、紙幣収納ボックス114に収納され、偽紙幣の場合、第1電気モータ134の逆転によって搬送装置128が逆送されて紙幣挿入口122に戻される。
次にフレーム108を図2及び図5を参照して説明する。
フレーム108は、紙幣収納ボックス114を着脱自在に取り付け、紙幣識別装置106を所定位置に保持する機能を有する。
フレーム108は、中央に横向き矩形であって、紙幣BNの挿入方向に伸びる装着孔112を有する矩形の筐体である。
フレーム108の上面に紙幣識別装置106及び紙幣案内体138が固定され、紙幣識別装置106の出口126と紙幣収納ボックス114の受入口142との間において紙幣BNは紙幣案内体138によって弧状に案内される。
次に紙幣収納ボックス114を図2〜8を参照して説明する。
紙幣収納ボックス114は、紙幣識別装置106において真正と判別された紙幣BNを受け入れて積層状態に保留する機能を有する。
図2及び3に示すように、紙幣収納ボックス114は全体において箱形であって、板金製シャシー144の外側に箱形のカバ146を被せて構成されている。
次にシャシー144の構造を図6及び図7を参照して説明する。
なお図6は、左方から見た図であるので、説明における左右は図7における左右と逆である。
右側壁148と左側壁152が、板状のベース154の両側端部から立設されている(図3、6、7は便宜上長手方向に垂立しているが、使用時は図2に示すように横倒しにされる)。
右側壁148および左側壁152からベース154と平行に右天板156および左天板158が向かい合って伸び、それら先端間に空間160が形成されている。
これらベース154、右側壁148、左側壁152及び右天板156、左天板158で囲まれた空間160に、紙幣BNを内部に引き入れるための引入装置162、引き入れた紙幣BNを保留部164に移動するためのスタッ装置165、保留部164に紙幣BNを保持するための押付装置168が配置されている。
また、シャシー144とカバ146との間の薄い右被駆動装置空間170R及び左被駆動装置空間170Lには、スタック装置165を駆動するための被動装置172、具体的には右被動装置172R、左被動装置172Lが配置されている。
必要な機能を発揮できる場合、右被駆動装置空間170R及び左被駆動装置空間170Lはどちらか一方を設ければよい。
次にカバ146を図2及び図8を参照して説明する。
カバ146は、板金製であり、全体として箱形であり、内部空間に前述のシャシー144、引入装置162、スタック装置165及び右被動装置172R及び左被動装置172Lが密に挿入されている。
次に引入装置162を図6〜図8を参照して説明する。
引入装置162は紙幣案内体138から送り出された紙幣BNを紙幣収納ボックス114内、詳しくはスタック装置165に引き入れる機能を有する。
空間160において、矩形板状のサポータ174の一端部が右天板156および左天板158に固定されている。
サポータ174の他端部は、保留部164側に伸び、その端部に引入装置162が取り付けられている。
引入装置162は、プーリ装置176と搬送体178を含んでいる。
プーリ装置176は、サポータ174に回転自在に支持されたシャフト180及びその端部に固定された歯付きプーリ182を含んでいる。
しかし、歯付きプーリ182は、通常の溝付きプーリ等に変更することができる。
このプーリ装置176がサポータ174の長手に沿って複数、本実施例においては5ユニット配置されている。
両端部のプーリ182には搬送体178が巻き掛けられ、中間部のプーリ182は、搬送体178が紙幣BNとの接触を保つよう搬送体178の移動を制限している。
したがって、紙幣BNを確実に搬送できる場合、中間のプーリ装置176を配置しないことができる。
一端部のプーリ装置176は、図5に示すように紙幣収納ボックス114の側壁163に位置するスリット状の受入口142近傍に位置し、かつ、図8に示すようにプーリ182が固定されたシャフト184は右駆動装置空間170Rに伸び、その端部に被動ギヤ186が固定されている。
シャフト184は、サポータ174の端面固定された樹脂製のT形ブラケット185に取り付けられている。
ブラケット185は樹脂製であるので所定の弾力を持ち、シャフト184、換言すれば被動ギヤ186はギヤ186の歯先が駆動ギヤの歯先と突き合わせられた場合、ブラケット185の首部187が撓むことにより逃げ動作をすることができる。
この被動ギヤ186は、図4に示すように、紙幣識別装置106の搬送装置128の駆動用第1電気モータ134によって駆動される駆動ギヤ188に伝達機構190を介して駆動連結されている。
搬送体178は、本実施例では歯付きベルトであるが、平ベルト、ロープ等の柔軟性を有する材料によりリング状に構成したものに変更することができる。
換言すれば、搬送体178は紙幣BNと摩擦接触して一方向に搬送する機能を有していればよい。
この搬送体178の紙幣BNとの接触部位が搬送部192である。
前記端部のプーリ装置176に巻き掛けた搬送体178に弾性的に接するようにローラ194が配置されている。
したがって、紙幣識別装置106によって判別された真正紙幣BNは、受入口142に送られ、搬送体178とローラ194とにより挟まれ、搬送部192の搬送方向へ送られる。
引入装置162は、実施例のようにサポータ174の両側に配置することが好ましい。
なぜなら、紙幣BNとの摩擦力を高め、かつ、紙幣BNに対し平面的に摩擦力を付与するので、紙幣BNを平行移動させることができるからである。
紙幣BNの一時保留部195は、引入装置162によって引き入れられた位置である、
次にスタック装置165が図8を参照して説明される。
スタック装置165は、紙幣の一時保留部195に搬送された紙幣BNを保留部164に移動する機能を有し、本実施例では引込装置162及び移動体166を含んでいる。
最初に移動体166を説明する。
移動体166は、引入装置162によって紙幣収納ボックス114に引き入れられた紙幣BNを保留部164に移動する機能を有する。
移動体166は、引入装置162の側方に位置するチャンネル形の右移動体196及び左移動体198を含んでいる。
右移動体196及び左移動体198は、同一構造であって、引入装置162に対し左右対称に空間160内に配置されているので、右移動体196を代表して説明する。
右移動体196は、スライダ部199、及び、スライダ部199の端部に位置し、スライダ部199に対し直交方向に延びる第1保持部202によりT字形に形成されている。
第1保持部202は、スライダ部199に対し直角に折り曲げられ、ベース154、換言すれば引き入れられた紙幣BNとほぼ平行をなしている。
第1保持部202の下方に所定の間隔をもって樹脂で成形された板状の第2保持部204がスライダ部199に固定されている。
第1保持部202、第2保持部204およびスライダ部199によって三方を囲まれ、所定の幅と高さを有する(図8参照)右保持部206が構成されている。
右保持部206の厚みは、紙幣収納ボックス114を小型化するため、紙幣BNがスムーズに移動可能な範囲で可及的に薄いことが好ましい。
第2保持部204は、引入装置162によって紙幣BNが湾曲された場合、保留部164に保留されている紙幣BNに接触しないよう所定の厚みに形成されている。
第2保持部204の受入口142側は、紙幣BNを右保持部206に案内するよう斜面208になっている(図7参照)。
左移動体198にも同様に左保持部210が形成されている。
スライダ部199は、右側壁148の内面に固定された樹脂製のガイド部(図示せず)の溝にその長手方向に移動可能に配置されている(図7においては、上下方向に移動可能)。
また、図4に示すようにスライダ部199の左端部及び右端部から外方に向かって突出するガイドピン212A、212Bが、右側壁148に形成された長孔214A、214Bにそれぞれスライド可能に挿入されている(左側壁152側も同様である)。
したがって、右移動体196及び左移動体198は、長孔214A、214Bによって案内されつつ一体的直線的に往復運動することができる。
図5に示すように、紙幣受入装置100が待機状態の場合、右保持部206及び左保持部210は受入口142の延長上に位置するよう設定される。
したがって、右保持部206及び左保持部210は、待機状態において、受入口142に続いて伸びる仮想平面216に位置し(図5参照)、引入装置162によって搬送される紙幣BNの端部が移動可能である。
図5において明らかなように、実施例において仮想平面216はほぼ垂直であるので、紙幣BNがこの仮想平面216内を移動する場合、重力によって引き下げられる効果がある。
引き入れられた紙幣BNの後端部がローラ194を通過したことを図示しないセンサが検知し、第1電気モータ134を停止し、引入装置162による紙幣BNの搬送を停止する。
これにより、紙幣BNはその左右端部がそれぞれ右保持部206、左保持部210に位置した状態で一時保留される。
また、右移動体196及び左移動体198は、仮想平面216に対し直交方向に移動可能である。
これにより紙幣BNの端部が第2保持部204の右裏面218及び左裏面220よりも紙幣押え222側に位置するよう、移動体166はサポータ174に沿って右天板156及び左天板158に近接した収納位置へ移動可能である。
次に押付装置168を図7及び図8を参照して説明する。
押付装置168は、紙幣BNに接触する紙幣押え222、及び、紙幣押え222を第2保持部204の右裏面218及び左裏面220側に付勢する付勢体224を含んでいる。
紙幣押え222は、板状であり、左右のスライダ部199の間において移動可能に配置される。
付勢体224は、一端をベース154に固定され、他端を紙幣押え222に固定したスプリング226である。
付勢体224の付勢力は、紙幣BNの保留量を増すため紙幣BNの積み重ね厚みを減少させると共に保留部164に保留される紙幣BNが座屈しないように保持し、さらに、引入装置162と紙幣BNとの間に挟まれた紙幣BNの両端部が移動体166によって移動される場合、紙幣BNが引入装置162と保留された紙幣BNとの間に保持されるように設定する。
本実施例において付勢体224は、コーン形のスプリング226を並列して平板形のスタビライザ229を中間に介在させて二段重ねしてある。
収納枚数を増加した場合、紙幣押え222のストロークが増加するため、並列する二つのコーン形スプリングを用いると座屈を生じ、紙幣BNを保持することができないからである。
また、同一サイズのスプリング226を二段並列配置した場合、部品の共通化により安価に製造できる利点がある。
なお、保留部164は、右裏面218、左裏面220、搬送部192及び紙幣押え222によって挟まれた空間である。
したがって、紙幣BNが保留されていない場合、紙幣押え222は、右裏面218および左裏面220に接触する。
次にスタック装置165の被動装置172の構造を図4〜図7を参照して説明する。
被動装置172は、右側壁148および左側壁152にそれぞれ取り付けられた左被動装置172L及び右被動装置172Rを備えている。
左被動装置172Lと右被動装置172Rは、同一構造であるので、右被動装置172Rを代表して説明する。
左被動装置172Lの同一部には同一数字に符号Lを付してある。
右側壁148から右被駆動装置空間170Rに突出する固定軸228にクランクギヤ230が回転自在に取り付けられている。
クランクギヤ230の側面から突出するクランクピン232にリンク234たるコンロッド236の一端が回転自在に取り付けられ、当該コンロッド236の他端はスライダ部199から突出するピン238に回転自在に取り付けられている。
これにより、クランクギヤ230が回転することによりクランクピン232の下死点付近(図4の位置)において、左保持部210及び右保持部206は受入口142と相対した紙幣受入位置SPに位置する。
このとき、クランクピン232はピン238とクランクギヤ230の回転中心とを結ぶ線L1よりも僅かに過回転した位置において、クランクギヤ230から突出する突起243が第1ストッパ237によって係止されている。
換言すれば、クランクピン232は、デッドポイントである下死点を僅かにオーバーランして停止している。
第1ストッパ237は、右側壁148に固定されたL形ブラケット239に固定されている。
この構成により、コンロッド236を介してクランクピン232が図4において左方に力を受けた場合、クランクギヤ230に反時計方向のトルクが作用するが、突起243が第1ストッパ237によって回転を阻止される。
換言すれば、前述のように反時計方向のトルクのみ発生するので、移動体166が紙幣BNを介して紙幣押え222から図4において左方へ移動力を受けても時計回りのトルクは発生せず、静止状態を保つ。
なお、クランクギヤ230にエンコーダ(図示せず)を接続し、クランクピン232が下死点(クランクピン232が線L1上に位置する)において正確に停止させることにより、同様にクランクギヤ230に回転トルクを発生させないことができる。
しかし、実施例のように下死点を僅かに過回転した位相において、第1ストッパ237によって係止させることにより、簡単な構成でクランクピン232を回転させない事が出来、安価に構成できる利点がある。
また、クランクピン232が下死点付近に停止した場合、紙幣押え222によって発生するトルクは極めて小さいので、第2電気モータ254及び減速機の回転抵抗又は第2電気モータ254のショートブレーキを組み合わせた静止力を超えない事が出来る。
換言すれば、クランクピン232が下死点付近に位置する場合、移動体166の位置は外力によって変化されない。
クランクピン232が上死点に位置する場合、最も搬送体178から離れた紙幣収納位置に位置する。
このとき、コンロッド236は左側壁152に固定された第2ストッパ242によって係止される。
第2ストッパ242は、左側壁152に固定されたL形ブラケット244に固定されている。
これにより、クランクピン232は上死点を超える回転を第2ストッパ242によって阻止される。
クランクギヤ230は、右被駆動装置空間170R及び左被駆動装置空間170Lにそれぞれ配置されたギヤ248R、248Lと噛み合っている。
ギヤ248Rはシャシー144に回転自在に取り付けられた回転軸250の端部に固定され、他端部に固定されたギヤ248Lは左被駆動装置172Lのクランクギヤ230に噛み合っている。
図2及び3に示すように、各ギヤ248R248Lはカバ146の一部を切り欠いた開口251R、251Lに面しているが、カバ146の端面146Tを含む平面からは突出しない。
紙幣収納ボックス114の搬送時にギヤ248R、248Lをぶつけて損傷させないためである。
次に駆動装置252が図4を参照して説明される。
フレーム108の上面に固定された駆動装置252は、被駆動装置172を駆動する機能を有する。
駆動装置252は、例えば第2電気モータ254の減速機の出力軸256に固定したギヤ257との間に巻掛けられた歯付きベルト260及びタイミングプーリ262を介してフレーム108に回転自在に保持された回転軸264及び当該回転軸264の両端部に固定されたギヤ266R、266L(図示せず)を含んでいる。
各ギヤ266R、266Lは、装着孔112の上面から僅かに装着孔112内に突出している。
また、引入装置162の被動ギヤ168は、開口251Rと並んで設けられた開口265に配置されている。
被動ギヤ168もカバ146の端面146Tを含む平面からは突出しない。
紙幣収納ボックス114がフレーム108の所定位置に位置する場合、各ギヤ266R、266Lはそれぞれギヤ248R、248Lと噛み合って駆動連結されている。
図5に示すように回転軸264は、フレーム108に固定された軸263に回動自在に支持されたレバ267の一端に固定され、スプリング269によってギヤ266R、266Lが装着孔112内に突出するよう付勢され、所定量突出した状態でフレーム108の内壁面の一部であるストッパ271によって静止されている。
ギヤ266R、266Lの一部は、装着孔112内に位置している。
換言すれば、紙幣収納ボックス114が装着孔112に挿入され、かつ所定位置に装着された場合、ギヤ248R、248Lとギヤ266R、266Lがそれぞれ噛み合うように設定されている。
そして、ギヤ248R、248Lとギヤ266R、266Lの歯先が突き合わせになった場合、レバ267がスプリング269の付勢力に反して図5において時計方向へ回動され、逃げ運動可能に構成されている。
この場合、第2電気モータ254の回転によりギヤ266R、266Lが僅かに回動して歯先同士の突き合わせが解消された場合、スプリング269の付勢力によりギヤ248R、248Lとギヤ266R、266Lは噛み合うことができる。
ギヤ266R、266Lが時計方向に回転した場合、クランクギヤ230は図4において時計方向に回動され、移動体166を紙幣収納方向(図4において左方向)に移動させ、収納位置へ移動させる。
その後、ギヤ266R、266Lが反時計方向に回転され、クランクギヤ230は図4において反時計方向に回動され、移動体166が受入位置SPに移動される。
被動装置172は、移動体166を仮想平面216、換言すれば、紙幣BNの面に対し直交方向に往復移動させる。
次に図2及び3を参照してハンドル270を説明する。
カバ146の天板156、158(図6参照)に隣接するトッププレート253の外面には、紙幣収納ボックス114搬送用の門形のハンドル270が取り付けられている。
また、図4に示すように、紙幣収納ボックス114の側壁163に相対する側壁272の一端部は、シャシー144に固定された軸274対しピボット運動可能に取り付けられ、保留部164に保留された紙幣BNを取り出すため、施錠装置276の施錠を開錠することにより開放可能である。
次に各種検知装置を説明する。
最初に移動体166の受入位置検知装置280を図6を参照して説明する。
受入位置検知装置280は、受入位置投受光部(図示せず)、受入導光体282及び受入位置検知片284を含んでいる。
受入位置投受光部はフレーム108内に装着され、紙幣収納ボックス114がフレーム108に装着された場合、受入導光体282の投受光面と相対する。
受入導光体282は左側壁152及び右側壁148を連結する側壁183の内面に固定され、受入位置検知片284は左被駆動装置空間170Lに配置されている。
受入位置投受光部は受入位置検知片284によって受入導光体282における投射光が遮断された場合、受入位置信号を出力し、投射光を受光した場合非受入位置信号を出力する。
受入導光体282は門形であって、受入位置投受光部に相対して側壁183の裏面にブラケット(図示せず)により固定されている。
受入導光体282の受光面288、投光面290が側壁163の表面に対し僅かに窪みをなすよう位置している
受入位置検知片284は、左側壁152に固定された軸292にピボット運動可能に中間を取り付けたレバ294の一端部である。
レバ294の他端部と左側壁152から突出した係止片296との間に引っ掛けたスプリング298によって、受入位置検知片284が受入導光体282の検知エリア(図示せず)から退出するよう付勢されている。
レバ294の他端部は、ガイドピン212Cの移動経路に位置し、移動体166が受入位置SPに位置する場合、ガイドピン212Cによって移動され、図6に示すように受入位置検知片284が受入導光体282の検知エリアに位置し、光を遮断する。
これにより、受入位置投受光部は投射光を受光しないので、移動体166が受入位置SPにあるものと判別する(図8参照)。
移動体166が収納位置へ向かって移動する場合、レバ294はスプリング298によって図6において反時計方向へピボット運動され、受入導光体282の検知エリアから退出した所定位置で左側壁152から突出するストッパ299によって停止される。
移動体166が受入位置SPに向かって移動する場合、ガイドピン212Cによってレバ294が押されるので図6において時計方向に回動され、受入検知片284が受入導光体282の検知エリアに進出し、受入位置SPにおいて投射光を遮断するので受入位置投受光部は受入位置信号を出力する。
この受入位置信号に基づいて第2電気モータ254、したがって、駆動ギヤ266R、266Lの回転が停止され、移動体166を受入位置SPに保持する。
次に、収納位置検知装置300を図4及び図8を参照して説明する。
収納位置検知装置300は、収納投受光部(図示せず)、収納導光体302および収納検知片304を含んでいる。
収納投受光部は、受入投受光部と同様に投光部と受光部を有し、フレーム108の内面に配置されている。
収納投受光部に相対して収納導光体302が側壁163の裏面にブラケット(図示せず)により固定されている。
収納導光体302は、門形に形成され、収納検知エリア306を有し、さらにアングル形に屈曲している。
収納導光体302の収納受光面308及び収納投光面310は、側壁163に対し僅かに窪みを形成するよう配置されている。
収納検知片304は、右側壁148から右被駆動装置空間170Rに突出する軸312にピボット運動可能に取り付けられたレバ314の一端部である。
レバ314は、右側壁148から突出する係止片316との間に引っ掛けられたスプリング318によって収納検知片304が収納導光体302の検知エリア306から退出するよう付勢されている。
移動体166が収納位置にあるとき、レバ314の他端部がガイドピン212Bによって図4において時計方向に回動され、収納検知片304が検知エリア306に進行し、検知エリア306における投射光を遮断する。
したがって、収納導光体302の収納受光面308において受光しない場合、移動体166が収納位置にあるものと判別する。
移動体166が収納位置にあることが判別された場合、第2電気モータ254、したがって駆動ギヤ266R、266Lは図4における時計方向の回転が停止された後、反時計方向に回転される。
これにより、移動体166は収納位置から受入位置SPに向かって移動する。
移動体166が受入位置SPにある場合、レバ314は右側壁148から突出するストッパ320に係止され、収納検知片304が検知エリア306から外れた位置に保持される。
なお、紙幣収納ボックス検知用の光導体322及び紙幣位置検知装置の紙幣光導体の投光面324及び受光面326、並びに紙幣押え222の満杯検知装置の光導体の投光面325及び受光面327も側壁163に対し僅かに窪みを構成するよう配置されている。
換言すれば、これら検知装置及び被動装置172R、172Lのギヤ248R、248L並びに引入装置162の被動ギヤ186は紙幣収納ボックス114の一面に配置されている。
次に制御装置328を図11を参照して説明する。
制御装置328は、収納信号P、受入位置検知装置280および収納位置検知装置300からの収納位置信号に基づいて第2電気モータ254を正転または逆転及び第1電気モータ134を正転又は逆転制御する。
具体的には、制御装置328はマイクロプロセッサ等で構成される。
制御装置328は図12に示すフローチャートに基づいて制御される。
次に紙幣収納ボックス114の装着案内装置330を図9、10を参照して説明する。
装着案内装置330は、紙幣収納ボックス114をギヤ266Rと248R及び266Lと248L並びに駆動ギヤ188と被動ギヤ186とが適正に噛み合った装着位置へ案内する機能を有する。
装着案内装置330は、左案内装置330L及び右案内装置330Rを含み、左案内装置330Lはフレーム108の装着孔112の左側壁内面に固定した左ガイド板332L及び紙幣収納ボックス114のカバ146の左側壁334Lに突出固定したガイドピン336L、338L、340L、341Lを含み、右案内装置330Rは右ガイド板332R及び右側壁334Rに突出固定したガイドピン336R、338R、340R、341Rを含んでいる。
左案内装置330L及び右案内装置330Rは同一構成であるので、以下右案内装置330Rを代表して説明する。
右ガイド板332Rには上側に第1ガイド溝342、下側に第2ガイド溝344が形成されている。
第1ガイド溝342は下側に位置する上向きの傾斜案内部346、水平部348及び第2傾斜案内部350及び上側に位置する水平の上側案内部352を含んでいる。
第2ガイド溝344は下側に位置する上向きの傾斜案内部354、水平部356及び第2傾斜案内部358及び上側に位置する水平の上側案内部360を含んでいる。
傾斜案内部346の上側に第3傾斜案内部362が配置されている。
傾斜案内部350、358及び362の傾斜角度は同一に設定されている。
傾斜案内部346、354の傾斜角は同一に形成されている。
ガイドピン336Rは円柱形であって、右側壁334Rの中間上部から横方向に突出し、第1ガイド溝342内をスライド可能に配置され、ガイドピン338Rは円柱形であって、第2ガイド溝344内をスライド可能に配置されている。
また、装着孔112の底面には左スライドベース108L及び右スライドベース108Rが配置されている(図2参照)。
次に金庫保持装置364を図9、10を参照して説明する。
金庫保持装置364は、紙幣収納ボックス114を前記装着位置に保持する機能、換言すれば、紙幣収納ボックス114をフレーム108の所定位置に固定する機能を有する。
具体的には、フレーム108内に固定した軸366に同一形状のレバ368、370をフレーム108の側壁に沿って回動可能に取り付けてある。
レバ368、370のフレーム108から突出した先端は、バー372によって連結してあり、それらレバ368、370は一体に回動可能である。
レバ368、370は同一構成であるので、右側のレバ368を代表して説明する。
レバ368の中間から下方に向かう突起374の下端に紙幣収納ボックス114が装着位置HPに位置(図10参照)する場合、ガイドピン340Rを受け入れる半円形の凹部376が形成されている。
凹部376よりも外側にはガイドピン340Rを凹部376に案内する下向斜面378が形成されている。
レバ368は、フレーム108から突出する係止片379とレバ368との間に張設したスプリング380によって図9において反時計方向に付勢されている。
レバ368は、ガイドピン340Rが凹部376に受入れられている場合、ガイドピン340Rに係止される。
換言すれば、ギヤ248Rと266R及び248Lと248L並びに被動ギヤ186と駆動ギヤ188とが適正に噛み合った保持位置において、紙幣収納ボックス114がフレーム104に固定される。
その他の場合、突起374の先端が第3傾斜案内部362に係止され、下向斜面378がガイドピン340Rに押し上げられる位置に静止される。
紙幣収納ボックス114をフレーム108に装着する場合、まず紙幣収納ボックス114の先端の下面を左スライドベース108L及び右スライドベース108R上に載せてスライドさせつつ、装着孔112の奥側に向けて押し込む。
換言すれば、紙幣収納ボックス114は紙幣BNの挿入方向と同方向に移動される。
この移動過程において、図2に示すように、最初に紙幣収納ボックス114の右側壁334Rの先端下部から横方向に突出したガイドピン341Rがフレーム108の内面下部にほぼ水平に横向きに形成された右ガイド溝384Rに、また、左側壁334Lの先端下部から横方向に突出したガイドピン341Lがガイド溝384Rに対称にフレーム108の内面に形成された左ガイド溝(図示せず)に進行し、上方向への移動を規制されつつ進行する。
紙幣収納ボックス114が大凡半分挿入されるまでガイドピン336Rはガイド溝342に位置しない。
紙幣収納ボックス114が大凡半分挿入されると、ガイドピン336Rが傾斜案内部346に接触して案内された後水平部348に案内される。
この状態において、紙幣収納ボックス114は水平部348及び左右のスライドベース108L、108R及び右ガイド溝384R、左ガイド溝に案内されるので、大凡水平に移動する。
ガイドピン336Rが水平部348に案内されている途上において、ガイドピン338Rが傾斜面354に案内された後水平部356に案内される。
水平部356の位置は、水平部348とスライドベース108L、108Rとの間隔よりもラフに設定されているので、ガイドピン338Rが水平部356に相対している状態においては、紙幣収納ボックス114は水平部348及び356、右ガイド溝384R、左ガイド溝及び左右のスライドベース108L、108Rに案内されて大凡水平に移動する。
引き続く紙幣収納ボックス114の進行によって、ガイドピン336R及び338Rは同時に第2傾斜案内部350及び358に案内を開始されるので、上方へ移動しつつ押し込まれる(図9の状態)。
このとき、傾斜部350及び358は同一傾斜角度であるので、左右のガイド溝384R、スライドベース108L、108Rに案内されなくなっても、紙幣収納ボックス114は大凡水平を保ちつつ図9において上方及び右方へ移動する。
次いでガイドピン340Rが下向斜面378に係合してレバ368を図9において時計方向へ回動させつつ第3傾斜案内部362に当接し、案内される。
紙幣収納ボックス114はこれと同時にガイドピン336R及び340Rが第2傾斜案内部350及び第3傾斜案内部362によって案内され、上方及び右方へ移動する。
これにより、ギヤ266R、266L及び駆動ギヤ188の下端が相対的に開口251L、251Rに進行し、ギヤ248Rと266R及び248Lと266L並びに駆動ギヤ188と被動ギヤ186とがそれぞれ噛み合う。
正規のかみ合い位置において、凹部376がガイドピン340Rに相対し、レバ368はスプリング380によって図9において反時計方向に回動され、ガイドピン340R、換言すれば紙幣収納ボックス114を装着位置に保持する(図10参照)。
この位置において、ガイドピン336Rは第1ガイド溝342の先端に、ガイドピン338Rは第2ガイド溝344の先端に突き当たり、ガイドピン340Rは凹部376によって戻りを制限されるので、紙幣収納ボックス114は装着位置に固定される。
収納ボックス114をフレーム108から取り外す場合、バー372を押し上げることによりレバ368を図10において時計方向に回転する。
これにより、凹部376はガイドピン340Rの係止を解除するので、ガイドピン336R、338R及び340Rは第2傾斜案内部350、358及び第3傾斜案内部362を滑り落ちた後、水平部348及び356に支えられ、静止する。
この静止状態からハンドル270を握って図9において左方へ引き出すことにより、紙幣収納ボックス114は最終的にスライドベース108R、108L及びガイド板332R、332Lに案内されつつ装着孔112から引き出すことができる。
次に本実施例の作用を図12のフローチャートをも参照して説明する。
保留部164に紙幣BNが保留されていないスタンバイ状態において、移動体166は受入位置SPに保持され、受入位置検知片284は受入導光体282の検知エリアに位置し、収納検知片304は収納検知エリア306から外れている。
前述のように紙幣収納ボックス114を装着孔112の装着位置HPに保持し、ロック装置116によって施錠した後、紙幣受入装置100の電源スイッチ(図示せず)を投入する。
制御装置328はステップS1において、第2電気モータ254が逆転される。
これにより、クランクギヤ230が図4において反時計方向へ回転される。
突起243が第1ストッパ237に既にストップされている場合、その停止位置を継続し、第1ストッパ237に係止されていないときは第1ストッパ237に係止されるまで回動された後、当該係止位置を継続する。
これにより、ピン238を介してスライダ部199、したがって、移動体166が図5における左方に移動され、受入位置SPへ移動される。
突起243が第1ストッパ237に係止された下死点付近にクランクピン232が位置する場合、ガイドピン212Cによってレバ294が時計方向にピボット運動される。
これによって、受入位置検知片284が受入導光体282の検知エリアに進出し、投射光を遮断するため、受入位置検知装置280は受入位置信号を出力する。
ステップ2において、受入位置検知装置280からの受入位置信号が判別された場合、ステップS3に進み、判別されない場合、第2電気モータ254の逆転が継続される。
ステップS3において、第2電気モータ254は停止され、ギヤ266R、266Lの回転が停止され、待機状態になる。
待機状態において、右移動体196及び左移動体198の右保持部206及び左保持部210は、図5に示すように受入口142の真下に位置し、ほぼ垂直方向に延びている。
紙幣挿入口122に紙幣BNが紙幣ガイド124に沿って挿入された場合、その紙幣BNは図示しないセンサによって検知され、第1電気モータ134が回転される。
この第1電気モータ134の回転によって紙幣識別装置106の搬送装置128が作動されると共に伝達機構190および駆動ギヤ188を介して被動ギヤ186が回転される。
これにより、シャフト184が回転され、引入装置162が一時保留部195への紙幣BNの引き入れ動作を開始する。
紙幣識別装置106によって真紙幣と判別された紙幣BNは、受入口142に送られ、その先端が搬送体178とローラ194との間に挟まれる。
これにより紙幣BNは、搬送体178とローラ194によって一時保留部195へ送り込まれると共に、進行する搬送部192との摩擦接触によって一時保留部195に引き込まれるので、紙幣BNはジャムすることなく進行する。
進行する紙幣BNは、その右端部が右保持部206に位置し、第1保持部202、第2保持部204およびスライダ部199の側面によって案内されつつ移動する。
このとき、紙幣BNの右端部は、三方を囲われているので、他部品との間の隙間に入り込むことはない。
一方、紙幣BNの左端部は、左移動体198の左保持部210を進行する。
金種によって幅が異なる場合、狭幅紙幣の左端部は左保持部210の第1保持部202と第2保持部204によって案内される。
この場合、引入装置162の左右に位置する紙幣長が異なり、第1保持部202及び第2保持部204における接触面積が異なるため、紙幣BNはその面において回転力を受ける。
しかし、紙幣BNの右端部がスライダ部199の側面によって案内されるので、紙幣BNは進行方向に対し斜めに移動することはない。
紙幣BNの後端部がローラ194を通過した直後、紙幣位置検知装置(図示せず)によって検知され収納信号が出力された場合、ステップS4において第1電気モータ134の回転が停止された後、ステップS5に進む。
これにより、受け入れられた紙幣BNは、一時保留部において一時保留される。
ステップS5において、第2電気モータ254が正回転されステップS6に進む。
第2電気モータ254の正回転によってギヤ266R、266Lが時計方向に回転されるので、ギヤ248R、248Lを介してクランクギヤ230が図4において固定軸228を中心に時計方向に回転し、クランクピン232はデッドポイントたる上死点に達する。
これにより、ピン238を介してスライダ部199が図5における左方へ移動される。
スライダ部199は、ガイドピン212Aが長孔214A、ガイドピン212Bが長孔214Bに沿って案内され、一時保留部195と直交する方向に移動する。
換言すれば、右移動体196および左移動体198が一体的に移動して引入装置162の側方を通過した後、サポータ174に沿って移動する。
この途上において紙幣BNの中央部は引入装置162と紙幣押え222とにより挟まれて所定の力で保持される。
その保持後さらに、右移動体196および左移動体198が右天板156、左天板158に向かって移動するので、紙幣BNの左右端部は右移動体196および左移動体198に対し相対移動する。
この途上において、長さが短い紙幣BNの左側端は、左移動体198の左保持部210から外れる。
右移動体196および左移動体198は、右天板156、左天板158近くの収納位置まで移動するので、紙幣BNの左端部も左移動体198の左保持部210から外れる。
最幅広の紙幣BNの場合、その左右端部はほぼ同時に右移動体196または左移動体198から外れる。
右移動体196および左移動体198から外れることにより、紙幣BNは保留部164に移動する。
移動体166が収納位置に達した場合、レバ314がガイドピン212Bによって時計方向にピボット運動され、収納検知片304が収納導光体302の収納検知エリア306に移動して投射光を遮断する。
これにより、収納位置検知装置300は収納位置信号を出力する。
ステップS6において収納位置信号を判別した後、ステップS7に進む。
ステップS7において、第2電気モータ254が停止され、ステップS8に進む。
このとき、何らかの原因によってクランクギヤ230が過回転しようとしても、コンロッド236は第2ストッパ242によって係止されるので、過回転することがない。
ステップS8において、第2電気モータ254が逆転されステップS9へ進む。
第2電気モータ254の逆転によってギヤ266R、266Lが図4において反時計方向に回転される。
これにより、クランクギヤ230が図4において反時計方向に回動され、クランクピン232が図4に示すデッドポイントたる下死点を僅かに過ぎた位置まで回動される。
このクランクギヤ230の回動により、移動体166が収納位置から図8に示す受入位置SPに移動される。
したがって、保留部164に移動した紙幣BNは、右裏面218および左裏面220と紙幣押え222との間に挟まれ、保留される。
ガイドピン212Cはレバ294を押動し、図6において時計方向へ回動させるので、受入位置検知片284は受入導光体282の検知エリアに進行し、投射光を遮断する。
この遮断によって受入位置検知装置280は受入位置信号を出力する。
ステップS9において、受入位置検知信号を判別した後、ステップS10へ進む。
ステップS10において、第2電気モータ254は停止されるので、移動体166は受入位置SPを保持する。
受入位置SPにおいて、突起243は前述のように第1ストッパ237によって係止され、かつ、クランクピン232の下死点付近に位置するので、クランクピン232が紙幣押え222の付勢力により回転されることはない。
これにより、移動体166は受入位置SPを保持する。
なお、本明細書において理解を助けるため、図面における上下左右を用いて説明したが、本発明はこれらの文言によって限定されるものではない、
また、受入位置検知装置と収納位置検知装置は、クランクギヤ等他の移動体の位置を検知することによって代用することができる。
図1は、本発明の実施例の紙幣収納装置が装着された自動販売機の前面ドアを開口した状態の斜視図である。 図2は、本発明の実施例の紙幣収納装置に係る紙幣受入装置及び紙幣収納ボックスの斜視図である。 図3は、本発明の実施例の紙幣収納ボックスの斜視図である。 図4は、本発明の実施例の紙幣収納ボックスを紙幣受入装置に装着した状態の一部断面側面図である。 図5は、本発明の実施例の紙幣受入装置及び紙幣収納ボックスの縦断面図である。 図6は、本発明の実施例の紙幣収納ボックスのカバーを取り除いた右前上方からの斜視図である。 図7は、本発明の実施例の紙幣収納ボックスのカバーを取り除いた左前下方からの斜視図である。 図8は、本発明の実施例の紙幣収納ボックスの図におけるP面での横断面図である。 図9は、本発明の実施例の紙幣収納ボックスをフレームに装着する途中の説明図である。 図10は、本発明の実施例の紙幣収納ボックスをフレームに装着した状態の説明図である。 図11は、本発明の実施例の紙幣収納装置の制御装置のブロック図である。 図12は、本発明の実施例の紙幣収納装置の作動説明用のフローチャートである。 図13は、第1の従来技術の説明用概略図である。 図14は、第2の従来技術の説明用の概略図である。
BN 紙幣
106 紙幣識別装置
164 保留部
108 フレーム
112 装着孔
114 紙幣収納ボックス
165 スタック装置
172 被動装置
248、266 ギヤ
252 駆動装置
330 案内装置(装着案内装置)

Claims (1)

  1. 受け入れた紙幣(BN)の真贋を判別する紙幣識別装置(106)、及び
    前記紙幣識別装置(106)から送られた真正紙幣を保留部(164)に移動させるスタック装置(165)を内蔵し、前記スタック装置(165)によって移動された紙幣(BN)を積層状態でスタックする紙幣収納ボックス(114)を含み、
    フレーム(108)に前記スタック装置(165)の駆動用のギヤ(266R、266L)を取り付け、前記紙幣収納ボックス(114)を前記フレーム(108)に着脱可能に取り付けると共に前記駆動用のギヤ(266R、266L)と前記紙幣収納ボックス(114)側のギヤ(248R,248L)とを噛み合わせることにより前記スタック装置(165)に駆動力を伝達するようにした紙幣収納装置において、
    前記フレーム(108)は門形であって、前記紙幣識別装置(106)の紙幣挿入方向と同方向に貫通する装着孔(112)を有し、
    前記駆動用のギヤ(266R、266L)は前記装着孔(112)の上面から前記装着孔(112)内へ突出し、
    前記紙幣収納ボックス(114)側のギヤ(248R,248L)は前記紙幣収納ボックス(114)側のカバー(146)の開口(251R、251L)に面して配置され、
    前記紙幣収納ボックス(114)は、装着案内装置(330)によって、前記紙幣挿入方向から前記装着孔(112)に挿入されて前記駆動用のギヤ(266R、266L)と前記紙幣収納ボックス(114)側のギヤ(248R,248L)とが噛み合い、かつ、前記装着孔(112)を貫通した状態でレバ(368、370)によって戻りを制限されるように構成され、
    前記装着案内装置(330)は、前記装着孔(112)の側壁内面に固定されたガイド板(332R、332L)と前記紙幣収納ボックス(114)の1つの側壁(334L、334R)に横向きに突出固定した3本のガイドピン(336L、336R、338L、338R、340L、340R)を含み、
    前記前記ガイド板(332R、332L)は、第1ガイド溝(342)と第2ガイド溝(344)、及び、第3傾斜案内部(362)が形成され、
    前記第1ガイド溝(342)は前記紙幣挿入方向に向かって順次、上向きの傾斜案内部(346)、水平部(348)、上向きの第2傾斜案内部(350)、及び、水平の上側案内部(352)を含み、
    前記第2ガイド溝(344)は、前記紙幣挿入方向に向かって順次、上向きの傾斜案内部(354)、水平部(356)、上向きの第2傾斜案内部(358)、及び、水平の上側案内部(360)を含み、
    前記第3傾斜案内部(362)は、前記第1ガイド溝(342)の前記傾斜案内部(346)の真上に配置され
    前記第1ガイド溝(342)の前記上向きの第2傾斜案内部(350)、前記第2ガイド溝(344)の前記第2傾斜案内部(358)、及び、前記第3傾斜案内部(362)の傾斜角度は同一であり、
    前記第1ガイド溝(342)の前記傾斜案内部(346)、及び、前記第2ガイド溝(344)の前記傾斜案内部(354)の傾斜角度は同一であり、
    前記1つの側壁(334L、334R)の前記ガイドピン(336L、338L、340L、336R、338R、340R)は、3本のうちの1本のガイドピン(336R、336L)が前記第1ガイド溝(342)にスライド挿入可能であり、他の1本のガイドピン(338R、338L)が前記第2ガイド溝(344)にスライド挿入可能であり、さらに他の1本のガイドピン(340R、340L)は前記レバ(368、370)によって戻りを制限され、
    前記レバ(368、370)は、前記フレーム(108)の側壁に沿って回動可能であって、かつ、前記さらに他の1本のガイドピン(340R,340L)を受け入れる凹部(376)が形成され、
    前記1本のガイドピン(336R、336L)が前記第1ガイド溝(342)の前記第2傾斜案内部(350)に案内され、かつ、前記他の1本のガイドピン(338R、338L)が前記第2ガイド溝(344)の前記第2傾斜案内部358に案内されて、前記紙幣挿入方向に進行しつつ上方へ案内されることにより前記駆動用のギヤ(266R、266L)と前記紙幣収納ボックス(114)側のギヤ(248R,248L)とを噛み合わせ、この状態において前記さらに他の1本のガイドピン(340R、340L)が前記凹部(376)に受入れられて戻りを制限されることを特徴とする紙幣収納装置。
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