JP5260972B2 - 排水処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排水の浄化処理を行う排水処理装置に関するものである。
従来、排水の浄化処理を行う排水処理装置として、排水に含まれる異物を吸着する吸着剤を用いて浄化能力を向上させるものが知られている。例えば、特許文献1に記載の油水分離装置では、吸着剤を含む吸着層の上に凝集剤を含む支持体層を設けることで、排水に含まれる油の除去率を高めて浄化能力を向上させている。
特開2004−8888号公報
ところで、特許文献1に記載の発明のように吸着剤を用いて排水処理を行うと、異物の吸着などによって吸着剤が次第に劣化していくこととなる。このように劣化した吸着剤においては、目詰まりなどが発生して槽の排水処理能力が大幅に低下するため、吸着剤の交換を行う必要がある。この吸着剤の交換方法としては、バキューム装置などを用いて吸着剤の回収及び充填を行う方法があるが、このような方法では、吸着剤の交換に労力が費やされ、時間がかかるという問題があった。
そこで、本発明は、吸着剤を容易に交換できる排水処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る排水処理装置は、排水が供給される槽と、吸着剤を収容する容器と、を備え、容器は、槽内に配置され、容器の壁は、容器内外間での排水の流通を可能とする流通孔を有することを特徴とする。この排水処理装置によれば、排水が容器の壁の流通孔により容器内外間を流通可能とされ、容器内に収容された吸着剤の隙間を排水が流れることで、排水中の異物が吸着されて排水を浄化することができる。さらに、吸着剤の交換が必要な場合には、劣化した吸着剤を収容する容器を新しい吸着剤を収容する容器と交換すればよい。このようにして、本発明に係る排水処理装置は、容器を交換することにより吸着剤を容易に交換することができる。
ここで、上記の排水処理装置は、容器を槽内に複数備えることが好ましい。このように、容器を複数備える構成とすることで、吸着剤の交換にかかる労力を分散させて、吸着剤を容易に交換することができる。
また、容器を槽内における排水の流通方向に沿って複数段備えることが好ましい。この場合、上流側に配置された容器から吸着剤の劣化が進行していくこととなる。したがって、例えば、上流側からの容器のみを選択的に交換することで、槽の浄化能力を容易に回復させることができる。
また、槽内における容器の下方に配置された、逆洗用流体を排出する逆洗孔を更に備えることが好ましい。これにより、容器の下方に配置された逆洗孔から逆洗用流体を排出することで、吸着剤に付着した異物を除去する逆洗を行うことができる。その結果、吸着剤が再賦活されるので、槽の浄化能力を回復させることができる。
また、上記の排水処理装置は、槽を並列に複数備えると共に、槽から排出される液体の水質を検知する水質検知手段と、排水の一方の槽への供給と、他方の槽への供給とを切り替える切り替え手段と、を更に備えることが好ましい。このような構成によれば、一方の槽の水質が劣化してきた場合に、排水の供給を切り替えて他方の槽に処理を行わせながら、当該一方の槽の吸着剤の交換や逆洗を行うことができる。このようにして、排水処理装置は、高い排水処理能力を維持しつつ、連続運転を行うことができる。
本発明によれば、吸着剤を容易に交換できる排水処理装置を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る排水処理装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
本実施形態に係る排水処理装置1は、特に、製油所のタンクや工場配管等の洗浄時に発生する高濃度の油汚染排水を処理して、一般環境へ排出可能な濃度まで浄化するものである。
図1に示すように、本実施形態に係る排水処理装置1は、油水分離槽2、第一吸着槽(槽)3、第二吸着槽(槽)4、第三吸着槽(槽)5、処理水水槽6、予備槽(槽)7、水質モニタ(水質検知手段)8、逆洗装置9を主として備える。
油水分離槽2は、供給された排水に含まれる油を分離するものである。この油水分離槽2としては、例えば、水と油の比重の違いを利用した自然分離浮上方式のものが用いられる。この油水分離槽2によって油を分離された排水は、ポンプ10を備えるラインL1を介して第一吸着槽3に供給される。
第一吸着槽3、第二吸着槽4、及び第三吸着槽5は、排水に含まれる油分などの異物を吸着する吸着剤により排水の浄化を行うものである。この第一吸着槽3に供給された排水は、槽内の吸着剤によって浄化され、ポンプ11を備えるラインL2を介して第二吸着槽4に供給される。
この第二吸着槽4において吸着剤により浄化された排水は、ポンプ12を備えるラインL3を介して第三吸着槽5に供給され、この第三吸着槽5において吸着剤により浄化された排水は、ポンプ13を備えるラインL4を介して処理水水槽6に供給される。処理水水槽6は、浄化処理された排水を貯留するものである。この処理水水槽6から、浄化処理された排水が河川などの一般環境へ排出される。
予備槽7は、第一吸着槽3と並列に配置され、この第一吸着槽3と同じ構造及び性能を有するものである。この予備槽7には、油水分離槽2から排出された排水を供給するためのラインL1が上方に配管されていると共に、予備槽7から排出された排水を第二吸着槽4に供給するためのラインL2が底部に配管されている。
このラインL1には、切り替え弁(切り替え手段)14が備えられており、この切り替え弁14としては、油水分離槽2側開口部、第一吸着槽3側開口部、及び予備槽7側開口部を有する三方弁等が用いられる。
この切り替え弁14は、通常、予備槽7側開口部が閉じられ、第一吸着槽3側開口部が開かれた状態となっており、油水分離槽2から排出された排水はこの第一吸着槽3側開口部を通じて第一吸着槽3に供給される。そして、この第一吸着槽3側開口部が閉じられ、予備槽7側開口部が開かれるように切り替え弁14を切り替えることで、第一吸着槽3に対する排水の供給を止めて、予備槽7に排水を供給する構成となっている。
水質モニタ8は、排水の水質を検知するものである。この水質モニタ8は、ラインL2及びラインL4に接続されており、第一吸着槽3から排出された排水の水質と第三吸着槽5から排出された排水の水質とを検知する。この水質モニタ8は、排水の水質として、TOC(全有機炭素)、COD(化学的酸素要求量)、SS(浮遊物質量)等を検知する。
また、水質モニタ8には、排水の水質検知結果を表示するディスプレイが備えられ、このディスプレイを確認することで、第一吸着槽3から排出された排水の水質と第三吸着槽5から排出された排水の水質とを確認することができる。このような水質モニタ8としては、例えば、西華産業株式会社製オートサンプリング据置型連続式水質測定器IXO−510(測定対象:TOC、COD、SS等)が備えられる。
逆洗装置9は、各吸着槽に逆洗用流体を供給して、槽内に配置された吸着剤の逆洗を行うものである。この逆洗用流体としては、温水、スチーム、空気などがある。この逆洗装置9には、第一吸着槽3に連結するラインL10が配管され、ラインL10を介して逆洗用流体を第一吸着槽3に供給する。この第一吸着槽3の上部には、油水分離槽2と連結したラインL11が接続されており、このラインL11を介して逆洗用流体が排出される。
同様に、逆洗装置9には、第二吸着槽4及び第三吸着槽5に連結するラインL12と予備槽7に連結するラインL13とが配管され、ラインL12及びラインL13を介して逆洗用流体を各槽に供給する。これらの予備槽7、第二吸着槽4、及び第三吸着槽5の上部には、油水分離槽2に連結するラインL14が配管され、このラインL14を介して逆洗用流体が排出される。
このような構成により、本実施形態に係る排水処理装置1では、水質モニタ8が第一吸着槽3から排出される排水の水質を検知するので、ディスプレイに表示された水質検知結果に基づいて、第一吸着槽3の浄化能力が低下しているか否かを判断することができる。
第一吸着槽3の浄化能力が低下していると判断した場合には、切り替え弁14を切り替えて、第一吸着槽3に対する排水の供給を止めると共に、予備槽7に排水の供給を行う。そして、第一吸着槽3に対して、槽内の吸着剤の交換や逆洗装置9による逆洗を行うことで、第一吸着槽3の浄化能力を回復させる。その後、再び切り替え弁14を切り替えて、予備槽7に対する排水の供給を止めると共に、第一吸着槽3に排水の供給を行う。このようにして、本実施形態に係る排水処理装置1は、高い排水処理能力を維持しながら、連続運転を行うことができる。
また、本実施形態に係る排水処理装置1では、水質モニタ8が第一吸着槽3から排出される排水と第三吸着槽5から排出される排水との水質検知結果をディスプレイに表示するので、これらの水質検知結果を比較して、第二吸着槽4及び第三吸着槽5の浄化能力が低下しているか否かを判断することができる。
第二吸着槽4及び第三吸着槽5の浄化能力が低下していると判断した場合には、排水処理装置1に対する排水の供給を止める。そして、第二吸着槽4及び第三吸着槽5における吸着剤の交換や逆洗装置9による逆洗を行うことで、第二吸着槽4及び第三吸着槽5の浄化能力を回復させることができる。
また、本実施形態に係る排水処理装置1に用いられるポンプ10、11、12、13、水質モニタ8、逆洗装置9などは、全て防爆仕様のものが採用されており、可燃性ガスの雰囲気下においても排水処理を行うことが可能である。
また、本実施形態に係る排水処理装置1によれば、大型の槽や装置を必要としないので、例えば、トラックなどに載せることで、運搬可能な移動式排水処理装置として運用することができる。
図2に示すように、第一吸着槽3は、上蓋3aと槽本体3bとから構成されている。この上蓋3aの中央には、上蓋3aを貫いて、油水分離槽2に連結したラインL1が配管されている。このラインL1は、第一吸着槽3の上部において傘状に展開しており、排水を分散して槽内に供給する。このラインL1を介して第一吸着槽3内に供給される排水は、槽内を流下した後、槽本体3bの底に配管されたラインL2を介して排出される。
また、第一吸着槽3内には、吸着剤容器(容器)30、31、32が排水の流通方向に沿って配置されている。これらの吸着剤容器30、31、32内には、それぞれ吸着剤33、34、35が充填されており、これらの吸着剤33、34、35は、油などの異物を吸着する機能を有している。このような吸着剤33、34、35としては、例えば、活性炭が用いられるが、特に、特開2006−82062号公報に開示されたか焼コークスを用いると好適である。また、この吸着剤の好適な粒径は、1〜10mmである。
図3(a)及び図3(b)に示すように、吸着剤容器30は、底に設けられた網部30a、円筒上の本体30b、及び本体30bに取り付けられたベルト30cを備えている。この網部30aは、吸着剤容器30内に充填される吸着剤を通さず、かつ、排水の流通を可能とすべく適切な孔径の流通孔を有している。この場合の好適なメッシュ値は、50〜100である。また、ベルト30cは、吸着剤を収容した吸着剤容器30を吊持するために本体30bに確実に取り付けられると共に、容器を槽内に設置した際に本体30bの側方にしまい込むために十分な長さを有している。
このような構成の吸着剤容器30によれば、図2に示すように、吸着剤33を充填しつつ、排水が流通可能なように槽内に配置することができる。この第一吸着槽3内において、ラインL1から供給され、吸着剤容器30内に流入した排水は、容器内に充填された吸着剤33の隙間を流れ、網部30aを介して吸着剤容器30外に流出する。このとき、排水に含まれる油などが吸着剤に吸着されることで、排水の浄化が行われることとなる。また、吸着剤容器31、32も同様の構成及び機能を有している。
また、これらの吸着剤容器30、31、32の下方には、ラインL10と接続された中空の逆洗環40、41、42がそれぞれ配置されている。これらの逆洗環40、41、42には、ラインL10を介して逆洗装置9から供給された逆洗用流体を上方に排出するための複数の逆洗孔40a、41a、42aがそれぞれ設けられている。
図4に示すように、逆洗環40は、複数の逆洗孔40aを有する環本体40b、環本体40bに連結されたホース40c、ホース40cをラインL10に接続するための接続部40dを備えている。この逆洗環40の逆洗孔40aは、逆洗用流体を効果的に分散して排出できるように、環本体40b上に所定間隔で設けられている。
このような構成の逆洗環40によれば、図2に示すように、接続部40dによりラインL10に接続すると共に、ホース40cの可撓性により余裕を持って吸着剤容器30の下方に配置することができる。これにより、逆洗装置9からラインL10に供給された逆洗用流体は、接続部40d及びホース40cを介して逆洗環40内に供給される。そして、逆洗用流体は、環本体40b上に設けられた逆洗孔40aより分散して排出されて、吸着剤容器30内の吸着剤33を効果的に逆洗することができる。また、逆洗環41、42も同様の構成及び機能を有している。
また、第一吸着槽3底に設けられたラインL2には、逆洗時に閉じられる逆洗用弁36が設けられている。この逆洗用弁36を閉じることにより、逆洗環40、41、42から排出された逆洗用流体は、第一吸着槽3内を満たしていき、第一吸着槽3の上部に接続されたライン11を介して油水分離槽2に排出されることとなる。
次に、以上の構成を有する第一吸着槽3における吸着剤の交換方法について説明する。
まず、第一吸着槽3の上蓋3a及びラインL1を槽本体3bから外す。次に、ベルト30cを用いて吸着剤容器30を吊り上げて上方から運び出すと共に、槽内の吸着剤容器31に充填された吸着剤34の状態を確認して、吸着剤34の交換が必要か否かを判断する。このとき、吸着剤34は劣化していないと判断した場合には、槽内の逆洗環40の上に新しい吸着剤を充填した吸着剤容器を配置する。
一方、吸着剤34が劣化していると判断した場合には、逆洗環40の接続部40dをラインL10から外して逆洗環40を回収する。その後、吸着剤容器31を吊り上げて上方から運び出す。そして、槽内の吸着剤容器32に充填された吸着剤35の状態を確認して、吸着剤35の交換が必要か否かを判断する。このとき、吸着剤35は劣化していないと判断した場合には、槽内の逆洗環41の上に2つの新たな吸着剤を充填した吸着剤容器及び逆洗環40を交互に配置する。一方、吸着剤34が劣化していると判断した場合には、逆洗環41を回収して吸着剤容器32を上方から運び出し、槽内の逆洗環42の上に3つの新しい吸着剤を充填した吸着剤容器及び逆洗環40、41を交互に配置する。最後に、第一吸着槽3の槽本体3bに上蓋3a及びラインL1を再び取り付ける。
このように、本実施形態に係る第一吸着槽3では、劣化した吸着剤の交換を行う場合に、吸着剤を収容した吸着剤容器を交換することで、容易に吸着剤の交換を行うことができる。さらに、吸着剤容器は、排水の流通方向に沿って配置されており、吸着剤の劣化は上流側から進行するので、上流側に配置された吸着剤容器の吸着剤を順次確認して、劣化した吸着剤のみを交換していくことで、効率良く第一吸着槽3の浄化能力の回復を図ることができる。
本発明は、前述した実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、第一吸着槽3内には、3つの吸着剤容器30、31、32が配置されていたが、吸着剤容器の数は、1つや2つでも良く、4つ以上配置しても良い。また、各吸着剤容器には、それぞれ異なる種類の吸着剤を収容しても良い。
また、排水処理装置1には、第一吸着槽3、第二吸着槽4、第三吸着槽5が備えられていたが、排水の種類に応じて吸着槽は1つでも良く、4つ以上であっても良い、また、それぞれ異なる種類の吸着剤を備える吸着槽であることを妨げない。
また、逆洗孔を有する部材として、中空の逆洗環を用いたが、環状の部材でなくても良く、中空であれば、棒状部材であっても、板状部材であっても良い。
また、吸着剤容器は、全体が金属繊維で編まれた袋状の容器であっても良い。
また、流通孔を有する容器の壁としては、網目ではなく、多孔板や多孔質板でもよい。
以上のような構成を備える排水処理装置の吸着槽において、各吸着剤容器に200kgの吸着剤を収容して排水処理を行った。このときの排水の通水量は3t/hであり、排水の油分濃度は500mg/Lであった。また、排水処理を行った時間は2時間であり、排水に含まれて吸着槽に供給された油の総量は3kgであった。
表1は、吸着剤として活性炭及び特開2006−82062号公報に開示されたか焼コークスを用いた場合における排水処理後の各吸着剤容器内の吸着剤の油分含有濃度(単位は、質量%)である。
Figure 0005260972
表1に示すように、本実施形態における構成を有する吸着槽では、排水に含まれる油分を効果的に吸着して、十分な浄化性能を発揮することができた。このとき、排水処理後の吸着剤に含まれる油分含有濃度は、上段(排水流入側)が最も高く、活性炭で0.6質量%、か焼コークスで1.4質量%であった。これに対して、中段、下段(排水流出側)においては、活性炭及びか焼コークス共に0.1質量%前後であった。
このように、吸着剤に油が吸着する割合は、排水流入側と排水流出側とで大きく異なる。したがって、吸着剤の吸着性能の劣化は、排水流入側の吸着剤において主として進行することとなる。そこで、本発明に係る排水処理装置のように、吸着槽の排水流通方向に沿って複数の吸着剤容器を備え、これらの吸着剤容器内に吸着剤を収容する。これにより、吸着槽の浄化能力が低下した場合に、排水流入側の吸着剤を選択的に交換することで、吸着槽の浄化処理能力を効率よく回復させることができる。
本発明に係る排水処理装置における排水処理のフロー図である。 図1の第一吸着槽を示す概略断面図である。 (a)図2の吸着剤容器を下方から見た斜視図である。(b)図2の吸着剤容器を上方から見た斜視図である。 図2の逆洗環を示す斜視図である。
符号の説明
1…排水処理装置、2…油水分離槽、3…第一吸着槽(槽)、4…第二吸着槽(槽)、5…第三吸着槽(槽)、6…処理水水槽、7…予備槽(槽)、8…水質モニタ(水質検知手段)、9…逆洗装置、10、11、12、13…ポンプ、14…切り替え弁(切り替え手段)、30、31、32…吸着剤容器(容器)、33、34、35…吸着剤、36…逆洗用弁、40、41、42…逆洗環、40a、41a、42a…逆洗孔。

Claims (5)

  1. 排水が供給される槽と、
    吸着剤を収容する容器と、
    逆洗用流体を上方に排出する逆洗孔を有し、前記槽内における前記容器の下方に配置された中空の逆洗用部材と、を備え、
    前記容器は、前記槽内に配置され、前記容器の壁は、前記容器内外間での前記排水の流通を可能とする流通孔を有し、
    前記容器を、前記槽内における前記排水の流通方向に沿って複数段備え、
    前記複数段の容器の下方には、前記逆洗用部材がそれぞれ配置されており、
    それぞれの前記逆洗用部材の上面は前記容器に当接していることを特徴とする排水処理装置。
  2. 前記逆洗用部材は、環状の部材であり、
    前記逆洗孔は、前記逆洗用部材上に所定間隔で複数設けられている請求項1に記載の排水処理装置。
  3. 前記容器の底部に前記流通孔が設けられている請求項1又は2に記載の排水処理装置。
  4. 前記逆洗用部材は、可撓性を有するホースを介して逆洗用流体供給用のラインに接続されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の排水処理装置。
  5. 前記槽を並列に複数備え、
    前記槽から排出される排水の水質を検知する水質検知手段と、
    前記排水の一方の槽への供給と、他方の槽への供給とを切り替える切り替え手段と、を更に備える請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の排水処理装置。
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