JP5256631B2 - レセプト修正支援プログラム、レセプト修正支援装置、及びレセプト修正支援方法 - Google Patents

レセプト修正支援プログラム、レセプト修正支援装置、及びレセプト修正支援方法 Download PDF

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本発明は、レセプト修正支援プログラム、レセプト修正支援装置、及びレセプト修正支援方法に関する。
健康保険を利用して診療を受ける「保険診療」は、被保険者が、保険者から発行された被保険者証を保険指定された医療機関等に提示し、保険指定された医師によって行われる。保険診療では診療を行った医療機関に対して支払われる「診療報酬」が定められている。診療報酬の一部は、保険診療を受ける被保険者によって支払われ、残りは保険者から支払われる。このとき医療機関が保険者に対して診療報酬を請求するために作成する診療報酬明細書をレセプトと呼ぶ。
レセプトに記載の誤り(薬剤と病名の整合性不一致等)が見つかった場合、レセプトが返戻され、保険者から診療報酬の支払いが行われない等の不都合が発生する。このような事態を回避すべく、医療機関では、保険者へレセプトを提出する前に当該レセプトに誤りがないかを確認するための審査(院内審査)が行われる。
従来、係る審査を支援するため、レセプトをチェックし、修正箇所を画面に表示する技術が考案されている(例えば、特許文献1)。
特開平10−143562号公報
しかしながら、従来技術によれば、レセプトチェック後に各エラーを修正する必要があるが、一枚のレセプトシートに複数のエラーがある場合にはこれらを一つ一つ選択して修正する必要がある。したがって、修正漏れが発生しやすいという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、レセプトの修正漏れを適切に防止することのできるレセプト修正支援プログラム、レセプト修正支援装置、及びレセプト修正支援方法の提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、コンピュータに、記憶装置に記録されているレセプトの記載事項に対する修正を受け付ける修正手順と、前記レセプトに対する修正内容に応じて必要とされる修正内容が定義され、記録装置に記録されている第一の定義情報に基づいて、前記修正手順における修正に応じて必要とされる修正内容を判定する修正内容判定手順と、前記修正内容判定手順において判定された修正内容を表示装置に表示させる修正内容表示手順とを実行させることを特徴とする。
このようなレセプト修正支援プログラムでは、レセプトの修正漏れを適切に防止することができる。
本発明によれば、レセプトの修正漏れを適切に防止することのできるレセプト修正支援プログラム、レセプト修正支援装置、及びレセプト修正支援方法を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるレセプト修正支援装置の機能構成例を示す図である。図1において、レセプト修正支援装置10は、電子的に記録されているレセプト(診療報酬明細書)の記載ミス(記載誤り)を検出し、その記載ミスの修正を支援するための装置であり、入出力部11、レセプトチェック部12、修正チェック部13、レセプトDB(Data Base)14、レセプトチェックマスタ15、及び修正チェックマスタ16等を有する。
入出力部11は、レセプトの表示や、レセプトに対する修正の入力等の入出力処理を制御する。レセプトチェック部12は、レセプトDB14に蓄積されているレセプトにおける記載ミスの可能性の存在(以下、単に「記載ミス」という。)を、レセプトチェックマスタ15を用いて検出する。レセプトチェック部12によって検出された記載ミスの箇所は、入出力部11によって表示される。修正チェック部11は、記載ミスの修正に応じて必要とされる修正内容をレセプトマスタ15及び修正チェックマスタ16を用いて判定する。修正チェック部13によって判定された修正内容は、入出力部11によって表示される。
レセプトDB14は、電子的に記録されたレセプト(レセプトデータ)が蓄積されているデータベースである。レセプトチェックマスタ15は、レセプトの記載条件が予め定義されているマスタデータである。修正チェックマスタ16は、レセプトの修正内容に応じて必要とされる修正内容が予め定義されているマスタデータである。
図2は、本発明の実施の形態におけるレセプト修正支援装置のハードウェア構成例を示す図である。図2のレセプト修正支援装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100と、補助記憶装置102と、メモリ装置103と、演算処理装置104と、表示装置105と、入力装置106とを有するように構成される。
レセプト修正支援装置10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。
補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。例えば、補助記憶装置102には、レセプトDB14、レセプトチェックマスタ15、及び修正チェックマスタ16等が記録される。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。演算処理装置104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従ってレセプト修正支援装置10に係る機能を実現する。表示装置105はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置106はキーボード及びマウス等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
以下、レセプト修正支援装置10の処理手順について説明する。図3は、レセプト修正支援装置による処理手順の概要を説明するためのフローチャートである。
ステップS10において、レセプトチェック部12は、レセプトDB14より、レセプトデータの一覧(レセプト一覧)をメモリ装置103上に読み込む(S10)。
図4は、レセプトDBの構成例を示す図である。図4において、レセプトDB14は、レセプトごとに、レセプトID、患者ID、患者の氏名、氏名のカナ、患者の性別、診療科、入院患者か外来患者かの別、担当医、保険情報、セプトの提出時期、傷病名、診療情報、及び診療報酬の請求金額等のレセプトデータ(レセプトの記載事項)を管理する。診療情報は、診療行為を示す情報であり、診療行為ごとに診療区分が付加されている。診療区分は、診療行為の分類を示す情報であり、例えば、内服薬、検査、及び手術等の区分がある。
続いて、レセプトチェック部12は、レセプトチェックマスタ15を用いて、レセプトDBに登録されているレセプトデータの記載事項の妥当性をチェックする(S20)。当該チェック処理の詳細については後述する。レセプトチェック部12は、当該チェック処理によって検出された記載ミスを、レセプトごとのチェック結果データに出力する(S30)。
レセプトDB14に登録されている全ての(又は所定の期間に提出された)レセプトデータについてステップS20及びS30の処理が完了すると(S40でYes)、入出力部11は、記載ミスが検出され、ユーザによるチェック対象とされるレセプトデータの一覧画面(以下、「チェック対象一覧画面」という。)を表示装置105に表示させる(S50)。
図5は、チェック対象一覧画面の表示例を示す図である。図5において、チェック対象一覧画面510には、記載ミスが検出されたレセプトデータごとに、レセプトDB14に登録されている情報のうちの一部が表示されている。
ユーザが、チェック対象一覧画面510のうち、一つの行(レセプトデータ)をダブルクリック等すると(S60)、入出力部11は、当該レセプトデータ(以下、「カレントレセプトデータ」)の詳細画面(以下、「レセプト詳細画面」という。)を表示させる(S70)。
図6は、レセプト詳細画面の表示例を示す図である。図6において、レセプト詳細画面520には、レセプトのフォーマットのイメージデータ521上に、カレントレセプトデータに係る記載事項が合成又は重畳されて表示されている。レセプト詳細画面520において、画鋲アイコン522a〜522dは、記載ミスの検出によりユーザによるチェックが必要であると判定された記載事項(以下、「チェック対象事項」という。)である。すなわち、図6では、4つの記載事項がチェック対象事項とされた例が示されている。
続いて、ユーザによる操作に応じて、カレントレセプトデータにおける各チェック対象事項について修正処理が行われる(S80)。この際、修正に応じて必要とされる修正内容の判定が修正チェック部13によって行われる。当該修正処理の詳細については後述する。
チェック対象一覧画面510に表示された各レセプトデータについてステップS60〜S80までの処理が完了すると(S90でYes)、図3の処理は終了する。
続いて、図3のステップS20における、レセプトチェックマスタ15に基づくチェック処理について説明する。まず、レセプトチェックマスタ15について説明する。図7は、レセプトチェックマスタの構成例を示す図である。
図7において、レセプトチェックマスタ15の各レコードは、レセプトの記載条件ごとに、チェック事項、排他事項、必須事項、期間、回数、及び重要度等が登録されている。チェック事項は、当該記載条件において注目対象とされる記載事項である。排他事項は、チェック事項と排他的な関係にある記載事項である。したがって、チェック事項と排他事項とによって、記載事項の間における排他条件が定義される。
必須事項は、チェック事項がレセプトに記載されている場合に、当該レセプトに必ず記載されている必要のある事項である。したがって、チェック事項と必須事項との組み合わせによって、記載事項の間における必須条件が定義される。
期間、回数は、チェック事項が投薬や検査等の場合に、当該投薬や当該検査等について妥当であると判定される期間、回数の条件である。重要度は、当該レコードに係る記載条件の重要度である。重要度は、例えば、過去に返戻となった回数や、請求金額への影響度等によって定めされる。なお、排他事項や必須事項は、一つのチェック事項に対して複数登録可能である。
図8は、レセプトチェック部によるレセプトチェックマスタに基づくチェック処理を説明するためのフローチャートである。図8は、一つのレセプトデータに対する処理を示す。
ステップS201において、処理対象とされているレセプトデータについて、排他条件のチェックを行う。すなわち、レセプトチェックマスタ15においてチェック事項と排他事項との組み合わせによって規定されている排他条件が満たされていない場合は記載ミスであるとし、当該排他条件違反に係る記載事項をチェック対象事項とする。したがって、排他条件違反が検出された場合、当該記排他条件違反に係るチェック対象事項は二つ以上となる。
続いて、必須条件のチェックを行う(S202)。すなわち、レセプトチェックマスタ15においてチェック事項と必須事項との組み合わせによって規定されている必須条件が満たされていない場合は記載ミスであるとし、当該必須条件違反に係る記載事項チェック対象事項とする。
続いて、期間及び回数のチェックを行う(S203、S204)。すなわち、当該レセプトデータに係る記載事項のうち、期間又は回数がレセプトチェックマスタ15に登録されている値と一致しない記載事項が検出された場合は記載ミスであるとし、当該記載事項をチェック対象事項とする。
図8の処理によって、チェック対象事項とされた記載事項に関する情報は、図3のステップS30においてチェック結果データとして出力される。
図9は、チェック結果データの例を示す図である。図9では、一つのレセプトデータ(レセプトIDが「001」のレセプトデータ)に対するチェック結果データの例が示されている。
チェック結果データ20は、記載ミスごとにチェック対象事項、エラー種別、重要度、及びチェック順等の情報より構成される。
チェック対象事項は、当該記載ミスに係るチェック対象事項である。排他条件違反に関する記載ミスについては、複数の記載事項がチェック対象事項となる。エラー種別は、図7のレセプトチェックマスタ15に規定されている排他条件、必須条件、期間条件、回数条件のいずれの条件に違反しているのかを示す情報である。重要度は、レセプトチェックマスタ15において、当該記載ミスが違反している条件に係るレコードの重要度である。チェック順は、レセプト詳細画面520において、当該記載ミスをユーザにチェックさせる順番であり、当初は自動的に重要度順とされる。
なお、図9に示されるようなチェック結果データ20に基づいて、レセプト詳細画面520が表示される。すなわち、チェック結果データ20においてチェック対象事項とされている記載事項には、画鋲アイコンが表示される。また、画鋲アイコンの大きさは、重要度に応じて決定される。重要度が高いほど大きい画鋲アイコンが表示される。
続いて、図3のステップS80における、レセプトデータの修正処理について説明する。図10は、レセプトデータの修正処理を説明するためのフローチャートである。
まず、入出力部11は、チェック結果データ20のチェック順に従って、チェック結果データ20に含まれるレコードのうち処理対象とするレコード(以下、「カレントレコード」という。)を決定する(S301)。続いて、入出力部11は、レセプト詳細画面520において、カレントレコードに係るチェック対象事項を自動的に拡大表示(フォーカス)すると共に、カレントレコードに係る記載ミスの内容を示す、又は修正内容を示唆するメッセージを表示させる(S302)。
図11は、チェック対象事項が拡大表示された例を示図である。図11のレセプト詳細画面520では、図9のチェック結果データ20の一行目のレコードに基づいて、「胃種瘤」と「PSA精密測定」とのチェック対象事項が拡大表示されている。また、記載ミスの内容を示すメッセージとして、"病名「胃種瘤」に対し、検査「PSA精密測定」は不適切です。返戻対象となります"というメッセージ525が表示されている。メッセージ525により、ユーザは、「胃種瘤」と「PSA精密測定」とは排他的な関係にあること、したがって、少なくともいずれか一方を修正しなければならないことを認識することができる。なお、メッセージは、エラー種別ごとに予めテンプレートを用意しておき、当該テンプレートにカレントレコードのチェック対象事項を当てはめることにより作成すればよい。
続いて、ユーザによって、チェック対象事項の修正が行われる(S303)。例えば、図11の例では、「PSA精密測定」の削除が行われる。なお、レセプト詳細画面520において、マウスの右ボタンクリックが実行されると、「削除」、「追加」、「変更」等のメニュー項目を備えたコンテキストメニューが表示される。当該コンテキストメニューにおいて、「削除」が選択された場合、マウスカーソルが位置しているチェック対象事項が削除される。また、「追加」が選択された場合、新たな記載事項を入力させるためのダイアログが表示される。また、「変更」が選択された場合、マウスカーソルが位置しているチェック対象事項の記載内容を変更させるためのダイアログが表示される。
ユーザによって一つのチェック対象事項に関する修正(一回の修正操作)が入力されると、修正チェック部13は、当該修正操作によってカレントレコードに係る記載ミスが解消されたか否かを判定する(S304)。例えば、当該記載ミスのエラー種別が「排他」の場合、当該排他条件違反が解消したか否かが判定される。当該記載ミスのエラー種別が「必須」の場合、当該必須条件違反が解消されたか否かが判定される。当該修正操作では、当該記載ミスは解消されない場合(S304でNo)、修正チェック部13は、引き続き修正操作を実行させる。
当該修正操作によってカレントレコードに係る記載ミスが解消された場合(S304でYes)、修正チェック部13は、チェック結果データ20よりカレントレコードを削除し(S305)、当該修正をレセプトDB14に反映する(S306)。続いて、修正チェック部13は、修正内容に応じて処理を分岐させる(S307)。
記載事項が削除された場合(S307で「削除」)、修正チェック部13は、削除に応じたチェック処理を実行する(S308)。記載事項が新たに追加された場合(S307で「追加」)、修正チェック部13は、追加に応じたチェック処理を実行する(S309)。記載事項が変更された場合(S307で「変更」)、修正チェック部13は、変更前の記載事項について削除に応じたチェック処理(ステップS308と同じ処理)を実行し(S310)、変更後の記載事項について追加に応じたチェック処理(ステップS309と同じ処理)を実行する(S311)。すなわち、「変更」については、変更前の記載事項の削除と、変更後の記載事項の追加として考える。
チェック処理の結果、修正に応じて新たな記載ミスが検出された場合(S312)、当該記載ミスをチェック結果データ20に追加する(S313)。この際、当該記載ミスに係るレコードのチェック順を最優先とする(例えば、チェック順を「1」とし、当該レコードをチェック結果データ20において一番上のレコードとする。)。なお、新たな記載ミスが検出されなかった場合(S312でNo)、チェック結果データ20の更新(S313)は実行されない。
続いて、入出力部11は、少なくともステップS305において更新されたチェック結果データ20に基づいて、レセプト詳細画面520を再表示(表示内容の更新)させる(S313)。これにより、記載ミスが解消された記載事項はチェック対象事項ではなくなり、画鋲アイコンの表示は解除される。
チェック結果データ20に含まれている全てのレコードについてステップS301〜S314までの処理が実行されると(S315でYes)、図10の処理を終了させる。なお、ステップS313において、チェック結果データ20に新たに追加されたレコードのチェック順は最優先とされている。したがって、次に、ステップS302が実行される際は、当該レコードが処理対象とされる。
続いて、図10のステップS308における、削除に応じたチェック処理について説明する。図12は、削除に応じたチェック処理を説明するためのフローチャートである。
まず、修正チェック部13は、チェック結果データ20のレコードの中で、削除されたレコードが存在したことによる排他条件違反に係るレコード(すなわち、チェック対象事項に削除された記載事項が含まれており、エラー種別が「排他」のレコード)を削除する(S401)。排他条件違反は、排他関係にある記載事項の一方が削除されることにより解消されるからである。続いて、修正チェック部16は、記載事項が削除されたことにより、レセプトチェックマスタ15に規定されている必須条件が満たされなくなっていないか(すなわち、削除された記載事項を必須事項とする記載事項がカレントレセプトデータに存在しないか)をチェックする(S402)。削除された記載事項を必須事項とする記載事項がカレントレセプトデータに存在する場合、修正チェック部13は、記載ミスを検出したとして、削除された記載事項を必須事項とする記載事項をチェック対象事項とする。
続いて、修正チェック部13は、修正チェックマスタ16に基づいて、記載事項の削除に応じて必要とされる修正を判定する(S403)。
図13は、修正チェックマスタの内容を概念的に示す図である。図13に示されるように、修正チェックマスタ16には、記載事項ごとに、当該記載事項が削除された場合に必要とされる修正、及び当該記載事項が追加された場合に必要とされる修正が定義されている。例えば、図13では、PSA精密測定が削除された場合は、血液採取料の削除が必要であることが定義されている。したがって、図11に示されるレセプト詳細画面520において、PSA精密測定が削除された場合、修正チェック部13は、カレントレセプトデータの記載事項として血液採取料が含まれていないかをチェックする。血液採取料が含まれている場合、記載ミスを検出したとして、血液採取料をチェック対象事項とする。この場合、図10のステップS313において、当該記載ミスに係るレコードが追加されることにより、チェック結果データ20は、次のように更新される。
図14は、チェック結果データの更新例を示す図である。図14のチェック結果データ20aにおいて、一行目のレコードが、PSA精密測定の削除に応じて、図13の修正チェックマスタ16に基づいて検出された記載ミスに係るレコードである。当該レコードは、チェック対象事項として「血液採取料(静脈)」を含む。また、エラー種別は「削除」(当該記載ミスの原因となった修正操作の種別)、重要度は「A」、チェック順は「1」とされている。
したがって、PSA精密測定が削除され、次にステップS301が実行されるときは、図14のチェック結果データ20aにおける一行目のレコードのチェック順に基づいて、当該レコードが処理対象(カレントデータ)とされる。また、ステップS302では、レセプト詳細画面520において、PSA精密測定の削除によって記載ミスとなった記載事項(血液採取料(静脈))が自動的に拡大されて表示される。よって、修正に応じて、当該修正に関連する修正の入力が続けて(連続的に)促される。
図15は、修正に応じて新たに記載ミスが検出され場合のレセプト詳細画面の表示例を示す図である。図15のレセプト詳細画面520では、血液採取料(静脈)が拡大表示され、"「PSA精密測定」が削除されました。「血液採取料(静脈)」は不要ではありませんか?"というメッセージ526が表示されている。メッセージ526により、ユーザは、「PSA精密測定」の削除に応じて「血液採取料(静脈)」の削除が必要であることを認識し、適切にレセプトデータを修正することができる。
続いて、図10のステップS309における、追加に応じたチェック処理について説明する。図16は、追加に応じたチェック処理を説明するためのフローチャートである。
まず、修正チェック部13は、チェック結果データ20のレコードの中で、追加された記載事項が足りなかったことによる必須条件違反に係るレコードを削除する(S501)。当該記載事項が追加されることにより、当該必須条件違反は解消されるからである。続いて、修正チェック部13は、追加された記載事項について、図8において説明した、レセプトチェックマスタ15に基づくチェック処理を実行する(S502)。これにより、追加された記載事項について、排他条件及び必須条件等がチェックされ、満たされない条件が検出された場合は、記載ミスが検出されたとして当該記載ミスに係る記載事項がチェック対象事項とされる。続いて、修正チェック部13は、修正チェックマスタ16(図13)に基づいて、記載事項の追加に応じて必要とされる修正を判定する(S503)。修正が必要な場合、修正に係る記載事項をチェック対象事項とする。
図16の処理によって検出された記載ミスは、図10のステップS313においてチェック結果データ20に追加される。その後の処理については、記載事項が削除された場合と同様である。
上述したように本実施の形態におけるレセプト修正支援装置10によれば、レセプトに対する修正が行われた場合に、その修正に応じて必要とされる修正内容が自動的に提示される。したがって、ユーザによる修正に応じて動的に変化する修正内容を適切に提示することができ、修正漏れを防止することができる。
また、修正事項は、順番に自動的に拡大(又はフォーカス)されるため、そのフォーカスされる順番に修正を行うことで、修正漏れが適切に防止される。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
コンピュータに、
記憶装置に記録されているレセプトの記載事項に対する修正を受け付ける修正手順と、
前記レセプトに対する修正内容に応じて必要とされる修正内容が定義され、記録装置に記録されている第一の定義情報に基づいて、前記修正手順における修正に応じて必要とされる修正内容を判定する修正内容判定手順と、
前記修正内容判定手順において判定された修正内容を表示装置に表示させる修正内容表示手順とを実行させるためのレセプト修正支援プログラム。
(付記2)
前記第一の定義情報は、前記レセプトの記載事項ごとに当該記載事項に対する修正内容に応じて必要とされる修正内容が定義されていることを特徴とする付記1記載のレセプト修正支援プログラム。
(付記3)
前記レセプトに対する記載事項の記載条件が定義され、記録装置に記録されている第二の定義情報に基づいて、前記レセプトの記載事項の記載誤りを検出する記載誤り検出手順を有し、
前記修正手順は、前記記載誤り検出手順において検出された記載誤りに係る記載事項に対する修正を受け付けることを特徴とする付記1又は2記載のレセプト修正支援プログラム。
(付記4)
前記修正内容判定手順は、更に前記第二の定義情報に基づいて、前記修正手順における修正に応じて必要とされる修正内容を判定することを特徴とする付記3記載のレセプト修正支援プログラム。
(付記5)
前記第二の定義情報には、前記レセプトに対する記載事項の間の排他関係が定義されていることを特徴とする付記3又は4記載のレセプト修正支援プログラム。
(付記6)
前記第二の定義情報には、前記レセプトに対する記載事項の間の必須関係が定義されていることを特徴とする付記3乃至5いずれか一項記載のレセプト修正支援プログラム。
(付記7)
記憶装置に記録されているレセプトの記載事項に対する修正を受け付ける修正手段と、
前記レセプトに対する修正内容に応じて必要とされる修正内容が定義され、記録装置に記録されている第一の定義情報に基づいて、前記修正手段における修正に応じて必要とされる修正内容を判定する修正内容判定手段と、
前記修正内容判定手段によって判定された修正内容を表示装置に表示させる修正内容表示手段とを有することを特徴とするレセプト修正支援装置。
(付記8)
コンピュータが実行するレセプト修正支援方法であって、
記憶装置に記録されているレセプトの記載事項に対する修正を受け付ける修正手順と、
前記レセプトに対する修正内容に応じて必要とされる修正内容が定義され、記録装置に記録されている第一の定義情報に基づいて、前記修正手順における修正に応じて必要とされる修正内容を判定する修正内容判定手順と、
前記修正内容判定手順において判定された修正内容を表示装置に表示させる修正内容表示手順とを有することを特徴とするレセプト修正支援方法。
本発明の実施の形態におけるレセプト修正支援装置の機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるレセプト修正支援装置のハードウェア構成例を示す図である。 レセプト修正支援装置による処理手順の概要を説明するためのフローチャートである。 レセプトDBの構成例を示す図である。 チェック対象一覧画面の表示例を示す図である。 レセプト詳細画面の表示例を示す図である。 レセプトチェックマスタの構成例を示す図である。 レセプトチェック部によるレセプトチェックマスタに基づくチェック処理を説明するためのフローチャートである。 チェック結果データの例を示す図である。 レセプトデータの修正処理を説明するためのフローチャートである。 チェック対象事項が拡大表示された例を示図である。 削除に応じたチェック処理を説明するためのフローチャートである。 修正チェックマスタの内容を概念的に示す図である。 チェック結果データの更新例を示す図である。 修正に応じて新たに記載ミスが検出され場合のレセプト詳細画面の表示例を示す図である。 追加に応じたチェック処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 レセプト修正支援装置
11 入出力部
12 レセプトチェック部
13 修正チェック部
14 レセプトDB
15 レセプトチェックマスタ
16 修正チェックマスタ
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 演算処理装置
105 表示装置
106 入力装置
B バス

Claims (6)

  1. コンピュータに、
    記憶装置に記録されているレセプトに対する記載事項の記載条件が定義され、記録装置に記録されている第二の定義情報に基づいて、前記レセプトの記載事項の記載誤りを検出する記載誤り検出手順と、
    前記記載誤り検出手順において検出された記載誤りに係る記載事項に対する修正を受け付ける修正手順と、
    前記レセプトの記載事項ごとに当該記載事項が追加又は削除された場合に修正が必要とされる記載事項及び該記載事項に対する修正内容が定義され、記録装置に記録されている第一の定義情報に基づいて、前記修正手順における修正に応じて必要とされる修正内容を判定する修正内容判定手順と、
    前記修正内容判定手順において判定された修正内容を表示装置に表示させる修正内容表示手順とを実行させるためのレセプト修正支援プログラム。
  2. 前記第二の定義情報に定義されているそれぞれの前記記載条件に対する重要度が記憶装置に記録され、
    前記修正手順は、前記記載誤りに係る記載事項が違反している前記記載条件の重要度順に、前記記載誤りに係る記載事項を拡大表示させて当該記載事項に対する修正を受け付けることを特徴とする請求項記載のレセプト修正支援プログラム。
  3. 前記修正手順は、前記受け付けた記載事項に対する修正を実施したことにより発生した新たな記載誤りを検出した場合に、前記検出した新たな記載誤りに係る記載事項を拡大表示させることを特徴とする請求項1または2に記載のレセプト修正支援プログラム。
  4. 前記記載誤りに係る記載事項には、前記第二の定義情報に定義されているそれぞれの前記記載条件に対する重要度に応じて大きさが決定されるアイコンが表示され、前記重要度が高いほど大きなアイコンが表示されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のレセプト修正支援プログラム。
  5. 記憶装置に記録されているレセプトに対する記載事項の記載条件が定義され、記録装置に記録されている第二の定義情報に基づいて、前記レセプトの記載事項の記載誤りを検出する記載誤り検出手段と、
    前記記載誤り検出手段によって検出された記載誤りに係る記載事項に対する修正を受け付ける修正手段と、
    前記レセプトの記載事項ごとに当該記載事項が追加又は削除された場合に修正が必要とされる記載事項及び該記載事項に対する修正内容が定義され、記録装置に記録されている第一の定義情報に基づいて、前記修正手段における修正に応じて必要とされる修正内容を判定する修正内容判定手段と、
    前記修正内容判定手段によって判定された修正内容を表示装置に表示させる修正内容表示手段とを有することを特徴とするレセプト修正支援装置。
  6. コンピュータが実行するレセプト修正支援方法であって、
    記憶装置に記録されているレセプトに対する記載事項の記載条件が定義され、記録装置に記録されている第二の定義情報に基づいて、前記レセプトの記載事項の記載誤りを検出する記載誤り検出手順と、
    前記記載誤り検出手順において検出された記載事項に対する修正を受け付ける修正手順と、
    前記レセプトの記載事項ごとに当該記載事項が追加又は削除された場合に修正が必要とされる記載事項及び該記載事項に対する修正内容が定義され、記録装置に記録されている第一の定義情報に基づいて、前記修正手順における修正に応じて必要とされる修正内容を判定する修正内容判定手順と、
    前記修正内容判定手順において判定された修正内容を表示装置に表示させる修正内容表示手順とを有することを特徴とするレセプト修正支援方法。
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