JP5255295B2 - Led点灯装置およびそれを備えた照明器具 - Google Patents

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本発明は、金属板の一表面に絶縁層を形成してなる放熱基板の絶縁層上にLEDを実装した構成のLED点灯装置およびそれを備えた照明器具に関するものである。
近年、低消費電力化や長寿命化などを図るため、照明器具において、LED(発光ダイオード)を光源として用いるLED点灯装置を備えたものが提案されている。ここで、LEDの点灯時には周知のようにLED自体が発熱するが、LEDの発光効率は負の温度特性を持つので、LEDは温度が上昇すると発光効率が著しく低下する。近年では、高出力(たとえば1〜3Wクラス)のLEDも提供されており、この種のLEDでは点灯時の発熱量がより大きくなる。また、LEDが発熱すると、LEDチップを封止している光透過性の合成樹脂が劣化して光の透過率が低下し、光出力が低下することでLEDの寿命が短くなることもある。
そこで、この種のLED点灯装置においては、LEDの放熱性を高めてLEDの温度上昇を抑制するために、図16に示すように放熱性に優れた放熱基板9上にLED2を実装したものがある(たとえば特許文献1参照)。この放熱基板9は、金属板7の一表面に絶縁性を有する絶縁層8を形成したものであって、LED2は、たとえば図17に示すように絶縁層8上に形成した導体パターン10に固定される(たとえば特許文献2参照)。
ところで、この種のLED点灯装置の回路構成としては、図18(a)に例示するものが考えられている。図18(a)のLED点灯装置は、交流電源ACに接続されたダイオードブリッジからなる整流回路DB1と、整流回路DB1の出力端間に接続され定電流を出力する電力供給回路と、電力供給回路の出力端間に直列接続された複数のLED2とを備えている。電力供給回路は、整流回路DB1の出力端間に接続された抵抗R1およびツェナーダイオードZD1の直列回路と、ツェナーダイオードZD1の抵抗R1との接続点にベースを接続するとともにツェナーダイオードZD1の他端に抵抗R2を介してエミッタを接続したトランジスタQ1とからなる定電流回路を有しており、整流回路DB1の正極側の出力端子とトランジスタQ1のコレクタとの間に接続されたLED2に定電流を流すように構成されている。
この構成では、整流回路DB1に交流電源ACが印加されツェナーダイオードZD1がオンすることにより、整流回路DB1→抵抗R1→ツェナーダイオードZD1→整流回路DB1の経路で電流が流れると、整流回路DB1→抵抗R1→トランジスタQ1のベース→トランジスタQ1のエミッタ→抵抗R2→整流回路DB1の経路で電流が流れ、トランジスタQ1がオンする。トランジスタQ1がオンの期間には、整流回路DB1→LED2→トランジスタQ1のコレクタ→トランジスタQ1のエミッタ→抵抗R2→整流回路DB1の経路で電流が流れ、各LED2が点灯する。このとき、トランジスタQ1のベース電圧はツェナーダイオードZD1のツェナー電圧にて略一定となり、トランジスタQ1のベース−エミッタ間の電圧も略一定(たとえば0.6V)となるので、抵抗R2の両端間に印加される電圧は一定となる。したがって、ベース電流は抵抗R1によって略一定に決まり、エミッタ電流は抵抗R2によって略一定に決まり、コレクタ電流(つまりLED2を流れる電流)も略一定となる。
特開2002−299697号公報(第3頁、図1) 特開平5−11718号公報(第2頁、図5)
ところで、上記LED点灯装置では、一般的に高放熱の絶縁物の粉末を合成樹脂で固めたものが放熱基板9の絶縁層8に使用されているので、絶縁層8が劣化して絶縁層8の絶縁性能が低下することがある。絶縁層8の絶縁性能低下の原因としては、たとえば放熱基板9の加工、分断、組立時に応力ストレスによって絶縁層8に生じるクラックや、絶縁層8中のボイドや、想定範囲外の温度・湿度下でのLED点灯装置の使用によって絶縁層8に生じる温度ストレス・湿度ストレスなどがある。
絶縁層8の絶縁性能が低下すると、放熱基板9に実装されたLED2と金属板7との間の絶縁が不十分となり、たとえば図18(b)に示すように整流回路DB1からの電流が絶縁抵抗r1,r2を介して金属板7にリークする(つまり、整流回路DB1→絶縁抵抗r1→金属板→絶縁抵抗r2→トランジスタQ1のコレクタ→トランジスタQ1のエミッタ→抵抗R2→整流回路DB1の経路で電流が流れる)ことがある。絶縁層8の劣化は一旦始まると、劣化部分にイオンマイグレーションが発生したり劣化部分が炭化したりすることにより、さらに劣化が進行する(絶縁性能が低下する)。また、温度、湿度が高い場合には劣化の進行速度が速くなることもある。最終的に絶縁抵抗r1,r2の抵抗値が略ゼロとなり、LED2の両端間が短絡状態となると、LED2が点灯しなくなるだけでなく、定電流回路によりトランジスタQ1のコレクタ電流は変化しないものの、LED2の両端間にかかっていた電圧がコレクタ−エミッタ間電圧に加わり、トランジスタQ1での損失が増大して、トランジスタQ1の発熱量が増大するという問題がある。
なお、放熱基板9上にLED2以外の部品も実装している場合には、たとえば図18(c)に示すようにトランジスタQ1のコレクタ−エミッタ間が短絡して、LED2および抵抗R1に流れる電流が増大することでLED2および抵抗R1での発熱量が増加したり、また、図18(d)に示すように抵抗R1に代えて抵抗R1aと抵抗R1bとを直列接続している構成において、抵抗R1aおよび抵抗R1bの接続点と整流回路DB1の負極側出力端との間が短絡して、整流回路DB1および抵抗R1aに流れる電流が増大することで整流回路DB1および抵抗R1aでの発熱量が増加したりする可能性もある。上記不具合の発生を検出する検出手段を設けることが考えられるが、絶縁層8のどの部分で劣化が生じるか予測できないので、上記全ての不具合を検出可能とするためには多くの検出手段を設けなければならない。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであって、放熱基板にLEDを実装することでLEDの温度上昇を抑制しながらも、放熱基板における絶縁層の絶縁性能の低下による不具合を回避可能なLED点灯装置およびそれを用いた照明器具を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、金属板の一表面に絶縁層を形成してなる放熱基板の絶縁層上に実装された少なくとも1個のLEDと、LEDに電力供給する電力供給回路と、放熱基板における絶縁層の絶縁性能が低下したときに異常と判断してLEDの点灯状態を変化させる異常検出部とを備え、異常検出部が、放熱基板の絶縁層上に設けられた充電部と、絶縁層の少なくとも一部を介して前記充電部に対向する検出導体との間に流れる電流の変化に基づいて異常を検出することを特徴とする。
この構成によれば、放熱基板における絶縁層の絶縁性能が低下したときには、異常検出部は、放熱基板の絶縁層上に設けられた充電部と、絶縁層の少なくとも一部を介して前記充電部に対向する検出導体との間に流れる電流の変化に基づいて異常と判断してLEDの点灯状態を変化させることができる。したがって、放熱基板にLEDを実装することでLEDの温度上昇を抑制しながらも、放熱基板における絶縁層の絶縁性能の低下による不具合を回避することができるという利点がある。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記異常検出部が、前記放熱基板における前記金属板を前記検出導体とし当該検出導体の電位を検出して所定の閾値と比較し、閾値に対して異常側となる電位が検出されると異常と判断することを特徴とする。
この構成によれば、異常検出部が、放熱基板における金属板の電位を検出して所定の閾値と比較し、閾値に対して異常側となる電位が検出されると異常と判断してLEDの点灯状態を変化させるので、放熱基板における絶縁層の絶縁性能が低下したときには、異常検出部により異常と判断してLEDの点灯状態を変化させることができる。したがって、放熱基板にLEDを実装することでLEDの温度上昇を抑制しながらも、放熱基板における絶縁層の絶縁性能の低下による不具合を回避することができる。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記放熱基板が、前記金属板と電気的に絶縁された内部導体パターンを前記絶縁層内に有し、前記異常検出部が、放熱基板における内部導体パターンを前記検出導体とし当該検出導体の電位を検出して所定の閾値と比較し、閾値に対して異常側となる電位が検出されると異常と判断することを特徴とする。
この構成によれば、異常検出部が、放熱基板における内部導体パターンの電位を検出して所定の閾値と比較し、閾値に対して異常側となる電位が検出されると異常と判断してLEDの点灯状態を変化させるので、放熱基板における絶縁層の絶縁性能が低下したときには、異常検出部により異常と判断してLEDの点灯状態を変化させることができる。したがって、放熱基板にLEDを実装することでLEDの温度上昇を抑制しながらも、放熱基板における絶縁層の絶縁性能の低下による不具合を回避することができる。また、放熱基板における金属板を充電部とする必要はないので、金属板に関して特に絶縁措置を講じることなく放熱基板を配置できるという利点がある。
請求項4の発明では、請求項2または請求項3の発明において、前記異常検出部は、前記検出導体の電位が、第1の閾値に対して異常側となれば前記電力供給回路から前記LEDに供給される電力を低下させ、第1の閾値の異常側に設定された第2の閾値に対して異常側となれば電力供給回路からLEDへの電力供給を停止させることを特徴とする。
この構成によれば、検出導体の電位が第1の閾値に対して異常側となったときには、LEDに供給される電力を低下させてLEDの発熱量を低下させることで、放熱基板における絶縁層の絶縁性能の低下の進行を抑えLED点灯装置の寿命を延ばすことができる。それでも絶縁層の絶縁性能の劣化が進行し、検出導体の電位が第2の閾値に対して異常側となったときには、LEDへの電力供給を停止させることで、放熱基板における絶縁層の絶縁性能の低下による不具合を回避することができる。
請求項5の発明は、請求項2ないし請求項4のいずれかの発明において、前記電力供給回路が、交流電源を整流する整流回路を有し、整流後の直流電圧を前記LEDに印加しており、前記異常検出部が、交流電源の一方の出力端の電位を基準電位として、当該基準電位に対する前記検出導体の電位を検出し、検出した電位が前記閾値を前記異常側に超えると異常と判断することを特徴とする。
この構成によれば、交流電源を電源としてLEDを点灯させるLED点灯装置においても、放熱基板にLEDを実装することでLEDの温度上昇を抑制しながらも、放熱基板における絶縁層の絶縁性能の低下による不具合を回避することができる。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記異常検出部が、前記交流電源からの入力電圧が所定値以上になったときにも異常と判断するように前記閾値が設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、交流電源からの入力電圧が所定値以上になったときにも異常検出部が異常と判断してLEDの点灯状態を変化させるので、放熱基板の絶縁層が劣化していない状態で交流電源からの入力電圧が異常昇圧しても、部品の耐圧が不足して部品が故障することを未然に防ぐことができる。
請求項7の発明は、請求項5または請求項6の発明において、前記異常検出部が、前記電力供給回路から出力される直流電圧が所定値以上になったときにも異常と判断するように前記閾値が設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、電力供給回路から出力される直流電圧が所定値以上になったときにも異常検出部が異常と判断してLEDの点灯状態を変化させるので、放熱基板の絶縁層が劣化していない状態で電力供給回路からの直流電圧が異常昇圧しても、当該昇圧に起因した異常発熱などの不具合を未然に防ぐことができる。
請求項8の発明は、請求項5ないし請求項7のいずれかの発明において、前記異常検出部が、前記交流電源の前記一方の出力端と前記検出導体との間に検出用コンデンサを有し、検出用コンデンサの両端電圧を前記基準電位に対する検出導体の電位として検出することを特徴とする。
この構成によれば、異常検出部が、検出用コンデンサの両端電圧を基準電位に対する検出導体の電位として検出することで異常を判断するから、ノイズ等の影響で検出導体の電位が異常側に一瞬だけ変化した場合に、誤って異常と判断してしまうことを回避することができる。
請求項9の発明は、請求項5ないし請求項7のいずれかの発明において、前記電力供給回路が、スイッチング素子を有し、当該スイッチング素子をスイッチング周波数でオンオフすることにより所望の大きさの直流電圧を前記LEDに印加するものであって、前記異常検出部が、前記スイッチング周波数が所定範囲から外れたときにも異常と判断することを特徴とする。
この構成によれば、スイッチング周波数が所定範囲から外れたときにも異常検出部が異常と判断してLEDの点灯状態を変化させるので、放熱基板の絶縁層が劣化していない状態でスイッチング周波数が所定範囲から外れたとしても、電力供給回路からの出力電圧の変化に起因した異常発熱などの不具合を未然に防ぐことができる。
請求項10の発明は、請求項9の発明は、前記異常検出部が、前記交流電源の前記一方の出力端と前記検出導体との間に、検出用抵抗と前記交流電源の周波数に対して高インピーダンスであって前記スイッチング周波数を超える周波数に対して低インピーダンスとなる検出用コンデンサとの直列回路を有し、検出用コンデンサの両端電圧を前記基準電位に対する検出導体の電位として検出するとともに、検出用抵抗の両端電圧が所定値以上になると、スイッチング周波数が所定範囲から外れたものとして異常と判断することを特徴とする。
この構成によれば、交流電源の出力成分は主に検出用コンデンサに印加され、スイッチング周波数の出力成分は主に検出用抵抗に印加されるので、スイッチング周波数の出力成分を検出用抵抗の両端電圧として検出することができ、比較的簡単な構成でスイッチング周波数が所定範囲から外れたことを検出することができる。
請求項11の発明は、請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載のLED点灯装置を備えることを特徴とする。
この構成によれば、照明器具において、放熱基板にLEDを実装することでLEDの温度上昇を抑制して、LEDの発光効率の低下やLEDの寿命が短くなることを抑制しながらも、放熱基板における絶縁層の絶縁性能の低下による不具合を回避することができる。
本発明は、放熱基板における絶縁層の絶縁性能が低下したときには、異常検出部により異常と判断してLEDの点灯状態を変化させることができるので、放熱基板にLEDを実装することでLEDの温度上昇を抑制しながらも、放熱基板における絶縁層の絶縁性能の低下による不具合を回避することができるという利点がある。
(実施形態1)
本実施形態のLED点灯装置Aは、図1に示すように、交流電源ACにスイッチSW1を介して接続されたダイオードブリッジからなる整流回路DB1と、整流回路DB1の出力端間に接続され定電流を出力する電力供給回路1と、電力供給回路1の出力端間に直列接続された複数のLED(発光ダイオード)2a〜2dと、後述の異常検出部3とを備えている。
電力供給回路1は、整流回路DB1の出力端子T3,T4間に接続され整流回路DB1で全波整流された脈流電源を平滑する平滑コンデンサC1と、平滑コンデンサC1の両端電圧を降圧する降圧チョッパ回路4とを含んでいる。降圧チョッパ回路4は、平滑コンデンサC1の両端間に接続されたスイッチング素子SW2を介して接続されたインダクタL1およびコンデンサC2の直列回路と、スイッチング素子SW2およびインダクタL1の接続点にカソードを接続し整流回路DB1の低電位側の出力端子T4にアノードを接続したダイオードD1と、コンデンサC2の両端電圧に基づいてスイッチング素子SW2をスイッチング周波数でオンオフ制御するチョッパ制御部5とを有する。さらに電力供給回路1は、降圧チョッパ回路4の出力を定電流化するように、降圧チョッパ回路4の出力端間(コンデンサC2の両端間)に接続された抵抗R1およびツェナーダイオードZD1の直列回路と、ツェナーダイオードZD1の抵抗R1との接続点にベースを接続するとともにツェナーダイオードZD1の他端に抵抗R2を介してエミッタを接続したトランジスタQ1とからなる定電流回路6を有している。これにより、降圧チョッパ回路4の高電位側の出力端とトランジスタQ1のコレクタとの間に接続されたLED2a〜2dには、トランジスタQ1のコレクタ電流で決まる定電流が流れることになる。
ところで、本実施形態では、LED2a〜2dの放熱効率を向上させて温度上昇を抑制するために、LED2a〜2dを、図2に示すように金属板(たとえば銅板)7の一表面の全領域に絶縁性を有する絶縁層8を形成した放熱基板9上に実装している。さらに、LED2a〜2dだけでなく、電力供給回路1の一部(定電流回路6)の構成部品(抵抗R1,R2とツェナーダイオードZD1とトランジスタQ1)に関しても放熱基板9上に実装されている。なお、LED点灯装置Aにおける上記以外の部品は放熱基板9ではない一般的な回路基板(たとえばガラスエポキシ基板など)に実装される。
放熱基板9は図2に示すように絶縁層8上に上述した部品が実装されるものであって、放熱基板9における絶縁層8側の表面には、導体パターン10が形成され、LED2a〜2dを含む上記部品がはんだ11により導体パターン10に接続されている。また、金属板7にはリード線12の一端が電気的に接続され、リード線12の他端は異常検出部3を構成する検出用コンデンサC3に接続される。
放熱基板9の金属板7は、放熱基板9上に実装された部品や導体パターン10からなる充電部と絶縁層8を介して近接することになるので、これら部品や導体パターン10に対して容量結合することになる。ここでは、図1に示すように、LED2aのアノードと金属板7との間の容量成分をC11、LED2bのアノードと金属板7との間の容量成分をC12、LED2cのアノードと金属板7との間の容量成分をC13、LED2dのアノードと金属板7との間の容量成分をC14、トランジスタQ1のコレクタと金属板7との間の容量成分をC15、トランジスタQ1のベースと金属板7との間の容量成分をC16、トランジスタQ1のエミッタと金属板7との間の容量成分をC17、整流回路DB1の低電位側の出力端子T4と金属板7との間の容量成分をC18とする。
異常検出部3の検出用コンデンサC3は、上述したリード線12と反対側の端子が交流電源ACの一方の出力端(つまり、整流回路DB1の一方の入力端子T2)に接続されている。ここで、異常検出部3は交流電源ACの前記一方の出力端(以下、基準点Vsという)の電位を基準電位(=0〔V〕)として、基準電位に対する検出用コンデンサC3のリード線12側の端子の電位(検出用コンデンサC3の両端電圧に相当)を閾値Vref1と比較するコンパレータCOMP1を具備している。すなわち、異常検出部3のコンパレータCOMP1は、放熱基板9における金属板7を検出導体とし、基準電位に対する検出導体の電位を検出して所定の閾値Vref1と比較するものである。本実施形態では、閾値Vref1は基準点Vsの基準電位(0〔V〕)に対してマイナス側に設定してある。コンパレータCOMP1の出力は、スイッチSW1のオンオフ制御を行うスイッチ制御部13に入力されている。スイッチ制御部13は、定常状態(コンパレータCOMP1からの信号がLレベルの状態)でスイッチSW1をオンし、異常検出部3が異常と判断してコンパレータCOMP1からの信号がHレベルになるとスイッチSW1をオフするように構成されている。
次に、上記構成のLED点灯装置Aの動作について説明する。
平滑コンデンサC1の両端電圧は降圧チョッパ回路4により降圧され、降圧チョッパ回路4の出力端としてのコンデンサC2の両端には略一定の電圧V0が生じる。このとき、チョッパ制御部5は、コンデンサC2の両端電圧がV0となるように、スイッチング素子SW2を高周波でオンオフしている。
降圧チョッパ回路4の出力電圧V0は定電流回路6に印加され、コンデンサC2→抵抗R1→ツェナーダイオードZD1→コンデンサC2の経路で電流が流れると、コンデンサC2→抵抗R1→トランジスタQ1のベース→トランジスタQ1のエミッタ→抵抗R2→コンデンサC2の経路で電流が流れ、結果的にトランジスタQ1がオンする。トランジスタQ1がオンの期間には、コンデンサC2→LED2a→LED2b→LED2c→LED2d→トランジスタQ1のコレクタ→トランジスタQ1のエミッタ→抵抗R2→コンデンサC2の経路で電流が流れ、各LED2a〜2dが点灯する。このとき、トランジスタQ1のベース電圧はツェナーダイオードZD1のツェナー電圧にて略一定となり、トランジスタQ1のベース−エミッタ間の電圧も略一定(たとえば0.6V)となるので、抵抗R2の両端間に印加される電圧は一定となる。したがって、エミッタ電流は抵抗R2によって略一定に決まり、ベース電流も抵抗R1によって略一定に決まり、コレクタ電流(つまりLED2a〜2dを流れる電流)も略一定となる。
図3には、基準点Vsの基準電位(0〔V〕)に対する整流回路DB1の入力端子T1の電位をV1、インダクタL1およびコンデンサC2の接続点の電位をV2、コンデンサC2とツェナーダイオードZD1の接続点の電位をV3、放熱基板9の金属板7の電位をV4とした場合のそれぞれの波形を示す。ここで、電位V1は交流電源ACからの入力そのものであるので交流波形となる。電位V3は整流回路DB1の出力端子T4と同電位となるから半波整流波形となる。電位V2は電位V3にコンデンサC2の両端電圧V0を加算した電位(つまりV2=V3+V0)となる。
しかして、図3のA区間では、放熱基板9上の部品や導体パターン10の電位は基準電位(0〔V〕)に対して電圧V0だけ高い電位になる。一方、B区間では、放熱基板9上の部品や導体パターン10の電位は電位V2のように基準電位に対して半波整流波形の分だけ低い電位となる。ここで、放熱基板9上の部品や導体パターン10から基準点Vsまでの簡略化した等価回路は、図4(a)に示すように、放熱基板9上の部品や導体パターン10と基準点Vsとの間に、容量成分C11〜C18の合成容量C10と、異常検出部3の検出用コンデンサC3とが直列に接続されたものとなる。このことから、電位V4は電位V2を基本に検出用コンデンサC3と合成容量C10との比によって決定され、図3に示すような波形となる。
ところで、図4(b)に示すように、放熱基板9の絶縁層8が劣化すると金属板7(検出用コンデンサC3および合成容量C10の接続点)と導体パターン10との間の絶縁抵抗が低下して導体パターン10と金属板7との間を流れる電流が増加し、これにより合成容量C10に印加される電圧の絶対値が小さくなり、図5に示すように検出用コンデンサC3の両端電圧(つまり電位V4)の絶対値が大きくなる(図5では絶縁層8の劣化前の電位V4を実線で示し、劣化後の電位V4を点線で示す)。そして電位V4が閾値Vref1を異常側に超えて閾値Vref1以下になるとコンパレータCOMP1がオンし、スイッチ制御部13にHレベルの信号が送られる。スイッチ制御部13は、コンパレータCOMP1からの信号を受けるとスイッチSW1をオフする。スイッチSW1がオフするとLED2a〜2dが不点灯状態になるので、これによりLED点灯装置Aの交換をユーザに促すことができる。その結果、絶縁層8の絶縁性能の低下を初期段階で検出することができ、放熱基板9の絶縁性能が低下した状態で継続使用されることを回避することができる。
また、放熱基板9の絶縁層8が劣化していなくても、何らかの異常により交流電源ACからの入力電圧が高くなった場合においても電位V4の絶対値は大きくなるので、本実施形態の異常検出部3によれば、交流電源ACからの入力電圧の異常上昇も検出が可能である。要するに、交流電源ACからの入力電圧が高くなると、部品の耐圧が不足し部品が故障する可能性があるが、本実施形態では交流電源ACからの入力電圧の異常上昇を検出してスイッチSW1をオフするので、部品の故障を未然に防ぐことができる。なお、この場合には交流電源ACの電圧が正常値に戻ると、コンパレータCOMP1の出力がLレベルとなりスイッチSW1がオンしてLED点灯装置Aが使用可能となる。
以上説明した本実施形態のLED点灯装置Aによれば、金属板7の電位V4に応じてスイッチSW1を制御するだけの簡単な構成でありながらも、放熱基板9における絶縁層8の劣化(絶縁性能の低下)を早い段階で検出することができるから、従来例のように放熱基板9の金属板7を通して短絡を生じるような不具合を回避できる。
本実施形態では、電位V4と比較される閾値Vref1は基準電位(0〔V〕)に対してマイナス側に設定しているが、電位V4はプラス側よりもマイナス側に大きく振れるので、基準電位のプラス側に閾値を設定する場合に比べて検出感度が高くなるというメリットがある。
なお、一般に普及している放熱基板9では、絶縁層8は、たとえば厚みが数十μm〜数百μmと薄く、比誘電率が3〜10程度であって、金属板7と部品・導体パターン10との間の容量成分を十分に確保できるので、本発明を適用することができる。たとえば、厚みが100μmで比誘電率が10の絶縁層8を有した放熱基板9上に5cmの導体パターン10が形成されている場合、この導体パターン10と金属板7との間の容量成分は10×8.854×10−12×5×10−4/(100×10−6)≒443pFとなる。
また、上記実施形態では、LED2a〜2dと電力供給回路1の一部(定電流回路6)とを放熱基板9上に実装しているが、少なくともLED2a〜2dが放熱基板9に実装されていればよく、さらに多くの部品を放熱基板9上に実装するようにしてもよい。ただし、スイッチSW1や異常検出部3が金属板7と短絡してしまうと上述した効果が得られなくなるので、スイッチSW1や異常検出部3において金属板7との間の絶縁劣化の可能性がある場合には、スイッチSW1、異常検出部3をそれぞれ絶縁劣化のない非金属基板上に実装することが望ましい。
(実施形態2)
本実施形態のLED点灯装置Aは、電位V4と比較される閾値Vref2を基準点Vsの基準電位(0〔V〕)に対してプラス側に設定しており、図6に示すように、電位V4が閾値Vref2を異常側に超えて閾値Vref2以上になるとコンパレータCOMP1がオン(つまりHレベルの信号を出力)するようにしてある点が実施形態1のLED点灯装置Aと相違する。
図7に電位V4の波形を示す。放熱基板9の絶縁層8の劣化が起きる前は図中実線で示す波形であるが、絶縁層8の劣化後は図中点線で示す波形となる。そして、電位V4が閾値Vref2以上となると、コンパレータCOMP1がオンし、スイッチ制御部13にHレベルの信号が出力される。スイッチ制御部13はこの信号を受けてスイッチSW1をオフする。
また、放熱基板9の絶縁層8が劣化していなくても、何らかの異常により降圧チョッパ回路4の出力電圧(コンデンサC2の両端電圧V0)が上昇した場合も、電位V2が上昇して電位V4が高くなるため、異常検出部3ではコンパレータCOPM1がオンして異常と判断されることがある。つまり、降圧チョッパ回路4の出力電圧V0が大きくなると上昇した分の電圧がトランジスタQ1に印加され、トランジスタQ1での損失が増加して異常発熱などの不具合につながるが、本実施形態では出力電圧V0の異常上昇を検出してスイッチSW1をオフするから、このような不具合も未然に防ぐことができる。
さらにまた、実施形態1で説明したように、交流電源ACからの入力電圧が高くなった場合も、実施形態1と同様に異常検出部3では異常と判断することができる。ただし、基準電位(0〔V〕)のプラス側に設定された閾値Vref2と電位V4との比較を行うので、実施形態1のようにマイナス側に設定された閾値Vref2と電位V4との比較を行う場合に比べて検出感度は低下する。
以上説明した本実施形態の構成によれば、交流電源ACからの入力電圧の異常上昇のみならず降圧チョッパ回路4の出力電圧V0の異常上昇も検出可能となる。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態3)
本実施形態のLED点灯装置Aは、図8に示すように異常検出部3の構成が実施形態1のLED点灯装置Aと相違する。また、交流電源ACと整流回路DB1の入力端子T1との間にスイッチSW1に代えて電流ヒューズF1を挿入している点も実施形態1と相違する。
異常検出部3は、整流回路DB1の入力端子T1,T2間に直列接続された抵抗R3,R4と、抵抗R4に並列接続されたツェナーダイオードZD2と、ツェナーダイオードZD2の両端間に直列接続されたダイオードD2およびコンデンサC4とで閾値Vref1を生成している。つまり電位V1がマイナス電位になる(V1<0〔V〕)と、交流電源AC→抵抗R4→抵抗R3→交流電源ACの経路と、交流電源AC→コンデンサC4→ダイオードD2→抵抗R3→交流電源ACの経路とで電流が流れることにより、コンデンサC4に電荷が蓄積され、コンパレータCOMP1の入力に閾値Vref1が発生する。閾値Vref1の大きさは、抵抗R3と抵抗R4との比で任意に設定可能である。
また、異常検出部3は、整流回路DB1の入力端子T1,T2間に直列接続された抵抗R5,R6と、抵抗R6に並列接続されたダイオードD3およびコンデンサC5の直列回路とでコンパレータCOMP1のプラス電源VPを生成している。つまり電位V1がプラス電位になる(V1>0〔V〕)と、交流電源AC→抵抗R5→抵抗R6→交流電源ACの経路と、交流電源AC→抵抗R5→ダイオードD3→コンデンサC5→交流電源ACの経路とで電流が流れることにより、コンデンサC5に電荷が蓄積され、プラス電源VPが発生する。プラス電源VPの大きさは、抵抗R5と抵抗R6との比で任意に設定可能である。
さらにまた、異常検出部3は、整流回路DB1の入力端子T1,T2間に直列接続された抵抗R7,R8と、抵抗R8に並列接続されたダイオードD4およびコンデンサC6の直列回路とによりコンパレータCOMP1のマイナス電源VMを生成している。つまり電位V1がマイナス電位になると、交流電源AC→抵抗R8→抵抗R7→交流電源ACの経路と、交流電源AC→コンデンサC6→ダイオードD4→抵抗R7→交流電源ACの経路とで電流が流れることにより、コンデンサC6に電荷が蓄積され、マイナス電源VMが発生する。マイナス電源VMの大きさは、抵抗R7と抵抗R8の比で任意に設定可能である。
ところで、本実施形態では、コンパレータCOMP1の出力を受けて駆動する電流引抜部14がスイッチ制御部13に代えて設けられている。電流引抜部14は、コンパレータCOMP1の出力に抵抗R9を介してベースが接続されたトランジスタQ2と、トランジスタQ2のエミッタにベースが接続されたトランジスタQ3と、抵抗R10とを備え、トランジスタQ2のコレクタを整流回路DB1の入力端子T1に接続するとともに、トランジスタQ3のコレクタ−エミッタおよび抵抗R10の直列回路を整流回路DB1の入力端子T1,T2間に接続した構成を有する。
以上説明した構成によれば、放熱基板9の絶縁層8が劣化すると合成容量C10に印加される電圧の絶対値が小さくなって電位V4の絶対値が大きくなる。そして、電位V4が閾値Vref1を異常側に超えて閾値Vref1以下になると、コンパレータCOMP1がオンし、コンパレータCOMP1→抵抗R9→トランジスタQ2のベース→トランジスタQ2のエミッタ→トランジスタQ3のベース→トランジスタQ3のエミッタ→抵抗R10→交流電源ACの経路で電流が流れ、トランジスタQ2,Q3がオンする。これにより、トランジスタQ2のコレクタ電流がトランジスタQ3のベースに流れ込み、交流電源AC→電流ヒューズF1→トランジスタQ3のコレクタ→トランジスタQ3のエミッタ→抵抗R10→交流電源ACの経路で電流が流れて電流ヒューズF1を強制的に断線する。
また、交流電源ACからの入力電圧の異常上昇を検出した場合も同様に電位V4の絶対値が大きくなる。このとき、交流電源ACからの入力電圧の上昇に伴い閾値Vref1も変化しようとするが、ツェナーダイオードZD2により抵抗R4に印加される電圧は所定値以上にならないため、閾値Vref1はほとんど変化しない。しかして、電位V4が閾値Vref1以下になるとコンパレータCOMP1がオンして電流ヒューズF1を断線する。なお、プラス電源VP、マイナス電源VMに関しては、交流電源ACからの入力電圧の上昇に伴い変動するが、異常検出手段3で交流電源ACからの入力電圧の上昇が検出されるまでは故障しないように余裕を持たせて電圧値を設定しておく。ここで、交流電源ACからの入力電圧が正常値に戻った際には、電流ヒューズF1を交換することで再使用可能となる。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態4)
本実施形態のLED点灯装置Aは、スイッチ制御部13について、スイッチSW1を繰り返しオンオフさせる構成とした点が実施形態1のLED点灯装置Aと相違する。ここに、スイッチ制御部13は、スイッチSW1を図9に示すように周期的にオンオフさせるように構成されている。
この構成によれば、異常検出部3において異常が検出された場合に、スイッチ制御部13がスイッチSW1を周期的にオンオフさせてLED2a〜2dを点滅させることにより、LED点灯装置Aの異常を報知することができる。
また、上記実施形態の構成に代えて、異常検出時に電力供給回路1の降圧チョッパ回路4の出力電圧を増減させることでLED2a〜2dに流れる電流を増減させ、LED2a〜2dの光出力を増減させることによって異常を報知するようにしてもよい。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態5)
本実施形態のLED点灯装置Aは、図10に示すように、異常検出部3において、基準点Vsとなる整流回路DB1の出力端子T4と検出用コンデンサC3との間に検出用抵抗R11を挿入するとともに、検出用コンデンサC3および検出用抵抗R11の接続点の電位を閾値Vref3と比較する第2のコンパレータCOMP2を設けた点が実施形態1のLED点灯装置Aと相違する。
ここで、検出用コンデンサC3および検出用抵抗R11の接続点と第2のコンパレータCOMP2の入力端子との間には、所定周波数以上の高周波成分を通すハイパスフィルタ15が設けられている。第2のコンパレータCOMP2は、検出用コンデンサC3および検出用抵抗R11の接続点の電位が閾値Vref3以上となったときにスイッチ制御部13に対してHレベルの信号を出力し、スイッチSW1をオフさせるものである。平滑コンデンサC1の両端電圧を降圧する降圧チョッパ回路4は、高周波のスイッチング周波数でスイッチング素子SW2をオンオフさせることによって動作しているので、以下では、平滑コンデンサC1および降圧チョッパ回路4を高周波動作部ともいう。
放熱基板9上の部品・導体パターン10と金属板7との間の容量成分C11〜C18よりなる合成容量をC10とすると、本実施形態のLED点灯装置Aは、図11(a)に示すように高周波動作部と整流回路DB1と検出用抵抗R11と検出用コンデンサC3と合成容量C10とからなるループを形成するとともに、図11(b)のように高周波動作部と整流回路DB1とスイッチSW1と交流電源ACと検出用抵抗R11と検出用コンデンサC3と合成容量C10とからなるループを形成しており、各ループに高周波成分の電流が流れることとなる。
次に、上記構成のLED点灯装置Aの動作について、検出用抵抗R11の抵抗値を50kΩ、検出用コンデンサC3の容量値を300pF、合成容量C10の容量値を300pFとし、50Hzの商用電源を交流電源ACとして使用し、且つ降圧チョッパ回路4のスイッチング周波数を100kHzに設定してあるものと仮定して説明する。ここで、検出用コンデンサC3および合成容量C10のインピーダンスは、50Hzに対しては10.6MΩ、100kHzに対しては5.3kΩとなる。そのため、50Hzの交流電源ACの出力成分は検出用抵抗R11にはほとんど印加されず、検出用コンデンサC3および合成容量C10に印加される。一方、100kHzの高周波成分は、約5/6が検出用抵抗R11に印加される。つまり、本実施形態では第1のコンパレータCOMP1で交流電源ACの出力成分を検出し、第2のコンパレータCOMP2で高周波成分を検出する構成となっている。第2のコンパレータCOMP2においては、検出用抵抗R11に現れる高周波成分について、さらにハイパスフィルタ15をかけることで所定周波数以上の高周波成分を検出する。ここにおいて、降圧チョッパ回路4のスイッチング周波数が上昇すると、第2のコンパレータCOMPに入力される高周波成分が大きくなるので、当該高周波成分が閾値Vref3の接続点の電位が閾値Vref3以上となることにより、強制的にスイッチSW1がオフされる。
結果的に、所定周波数以上のスイッチング周波数で降圧チョッパ回路4が動作すると、降圧チョッパ回路4の出力電圧が上昇し、トランジスタQ1に印加される電圧が上昇してトランジスタQ1における損失が大きくなるという不具合を生じるが、降圧チョッパ回路4のスイッチング周波数が上昇すると強制的にスイッチSW1をオフする上記構成を採用したことで、上記不具合を回避することができる。要するに、本実施形態の構成によれば、第1のコンパレータCOMP1において放熱基板9の絶縁層8の劣化や、交流電源ACからの入力電圧の異常上昇を検出できるほか、第2のコンパレータCOMP2において降圧チョッパ回路4の異常動作(スイッチング周波数の異常)などを検出できるという利点がある。
なお、上記実施形態では第2のコンパレータCOMP2の前段にハイパスフィルタ15を設けた構成を例示したが、降圧チョッパ回路4が故障して低周波動作する可能性もあるので、上記ハイパスフィルタ15に代えてローパスフィルタを用いてもよい。また、フィルタには、インダクタ、コンデンサ、抵抗などを構成要素とするパッシブフィルタの他、コンデンサ、抵抗、オペアンプなどを構成要素とするアクティブフィルタを用いてもよい。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態6)
本実施形態のLED点灯装置Aは、図12に示すように、異常検出部3において金属板7の電位V4と比較される閾値として、第1の閾値Vref10と第2の閾値Vref20との2種類の閾値を設定してある点が実施形態1のLED点灯装置Aと相違する。ここで、異常検出部3はコンパレータCOMP1に代えて、電位V4を第1の閾値Vref10と比較する第1のコンパレータCOMP10、および電位V4を第2の閾値Vref20と比較する第2のコンパレータCOMP20を具備している。
また、電力供給回路1が、LED2a〜2dと直列に接続された抵抗R12と、抵抗R12の両端電圧を監視し、当該両端電圧を一定とするように出力が制御されることでLED2a〜2dに定電流を流すことができる電流供給回路1aとで構成されている点も実施形態1と相違する。なお、放熱基板9上にはLED2a〜2dの他、電力供給回路1の抵抗R12が実装されているものとする。図12の例では、抵抗R12の高電位側の端子と金属板7との間の容量成分をC15、抵抗R12の低電位側の端子(電力供給回路1の低電位側の出力端)と金属板7との間の容量成分をC16とする。
本実施形態では、第1および第2の閾値Vref10,Vref20はいずれも基準点Vsの基準電位(0〔V〕)に対してマイナス側に設定してある。さらに、第2の閾値Vref20は第1の閾値Vref10の異常側に設定されている(つまり、Vref10>Vref20)。第1のコンパレータCOMP10の出力は電流供給回路1aに入力され、第2のコンパレータCOMP20の出力はスイッチ制御部13に入力される。電流供給回路1aは、定常状態(コンパレータCOMP10からの信号がLレベルの状態)ではLED2a〜2dに対して定格電流を供給し、異常検出部3が異常と判断してコンパレータCOMP10からの信号がHレベルになると、LED2a〜2dに供給する電流を前記定格電流から低下させる(たとえば定格電流の50%にまで低下させる)ように構成されている。
以上説明した構成によれば、放熱基板9の絶縁層8が劣化すると合成容量C10に印加される電圧の絶対値が小さくなって電位V4の絶対値が大きくなる。そして、電位V4が第1の閾値Vref10を異常側に超えて閾値Vref10以下(但し、第2の閾値Vref20以下ではないものとする)になると、第1のコンパレータCOMP10がオンし、電流供給回路1aにHレベルの信号が送られる。電流供給回路1aは、コンパレータCOMP10からの信号を受けると、LED2a〜2dへの供給電流を低下させる。その結果、LED2a〜2dでのロスが低減されてLED2a〜2dの発熱量が低下し、絶縁層8の劣化の進行を抑制することができる。
また、上述の状態からさらに絶縁層8が劣化し、電位V4が第2の閾値Vref20を異常側に超えて閾値Vref20以下になると、第2のコンパレータCOMP20がオンし、スイッチ制御部13にHレベルの信号が送られる。スイッチ制御部13は、コンパレータCOMP20からの信号を受けるとスイッチSW1をオフする。スイッチSW1がオフするとLED2a〜2dが不点灯状態になるので、放熱基板9の絶縁性能が著しく低下した状態で継続使用されることを回避することができる。
すなわち、本実施形態の構成によれば、絶縁層8が劣化した場合に、LED2a〜2dの発熱量を抑えることで絶縁層8の劣化の進行を抑制し、それでも劣化が進行した場合には、LED2a〜2dへの電力供給を停止してLED点灯装置Aの交換をユーザに促すことができる。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態7)
本実施形態のLED点灯装置Aは、図13に示すように交流電源ACと整流回路DB1の入力端子T1との間にスイッチSW1に代えて電流ヒューズF1を挿入し、放熱基板9の絶縁層8の絶縁性能が低下したときに流れる電流により電流ヒューズF1が断線するように異常検出部3を構成した点が実施形態1のLED点灯装置Aと相違する。具体的には、異常検出部3として、放熱基板9の金属板7と交流電源ACの一方の出力端(基準点Vs)とを互いに接続する配線パターンを形成してある。
また、電力供給回路1が、LED2a〜2dと直列に接続された抵抗R12と、抵抗R12の両端電圧を監視し、当該両端電圧を一定とするように出力が制御されることでLED2a〜2dに定電流を流すことができる電流供給回路1aとで構成されている点も実施形態1と相違する。なお、放熱基板9上にはLED2a〜2dの他、電力供給回路1の抵抗R12が実装されているものとする。図13の例では、抵抗R12の高電位側の端子と金属板7との間の容量成分をC15、抵抗R12の低電位側の端子(電力供給回路1の低電位側の出力端)と金属板7との間の容量成分をC16とする。
本実施形態の構成によれば、放熱基板9の絶縁層8が劣化すると、金属板7と導体パターン10との間の絶縁抵抗が低下し異常検出部3を通して電流が流れることにより、電流ヒューズF1に流れる電流が増加して電流ヒューズF1が断線する。電流ヒューズF1が断線するとLED2a〜2dが不点灯状態になるので、放熱基板9の絶縁性能が低下した状態で継続使用されることを回避することができる。すなわち、電位V4を閾値と比較することで絶縁層8の劣化を検出する構成に比べ簡単且つ安価に実現可能な構成で、放熱基板9における絶縁層8の絶縁性能の低下を検出しLED2a〜2dの点灯状態を変化させることができる。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態8)
本実施形態のLED点灯装置Aは、図14に示すように放熱基板9として、絶縁層8内に金属板7とは電気的に絶縁された内部導体パターン16が形成されているものを用いた点が実施形態1のLED点灯装置Aと相違する。
本実施形態では、金属板7でなく内部導体パターン16に対してリード線12の一端が電気的に接続されており、リード線12の他端は実施形態1と同様に異常検出部3を構成する検出用コンデンサC3に接続される。
ここで、放熱基板9の内部導体パターン16は、放熱基板9上に実装された部品や導体パターン10からなる充電部と絶縁層8の一部を介して近接するので、これら部品や導体パターン10に対して容量結合することとなる。そのため、金属板7に代えて内部導体パターン16を検出導体とし、当該検出導体の電位を検出して閾値と比較することによっても、実施形態1と同様に絶縁層8の劣化を検出することができる。
すなわち、放熱基板9の絶縁層8が劣化すると内部導体パターン16(検出用コンデンサC3および合成容量C10の接続点)と導体パターン10との間の絶縁抵抗が低下し、これにより合成容量C10に印加される電圧の絶対値が小さくなり、検出用コンデンサC3の両端電圧(つまり電位V4)の絶対値が大きくなる。そして電位V4が閾値Vref1を異常側に超えて閾値Vref1以下になるとコンパレータCOMP1がオンし、スイッチ制御部13にHレベルの信号が送られ、スイッチ制御部13はスイッチSW1をオフする。スイッチSW1がオフするとLED2a〜2dが不点灯状態になるので、これによりLED点灯装置Aの交換をユーザに促すことができる。その結果、絶縁層8の絶縁性能の低下を初期段階で検出することができ、放熱基板9の絶縁性能が低下した状態で継続使用されることを回避することができる。
しかも、内部導体パターン16の電位を閾値と比較することで絶縁層8の劣化を検出する構成では、金属板7の電位を閾値と比較することで前記劣化を検出する構成に比べて、絶縁層8の劣化が金属板7に到達する前の早い段階で前記劣化を検出できるという利点がある。また、本実施形態の構成では、放熱基板9の金属板7はLED点灯装置Aの各部から電気的に切り離されており充電部となっていないので、金属板7に関して特に絶縁措置を講じることなく放熱基板9を配置することができ、たとえば金属製の筐体(図示せず)に対して放熱基板9の金属板7を直接取り付けることで放熱性の向上を図ることが可能である。
なお、放熱基板9に対してサージが飛びやすいような環境下で本実施形態のLED点灯装置Aを使用する場合には、図15に示すように放熱基板9の表面のうちサージが飛びやすい箇所に内部導体パターン16の一部を露出させることにより、内部導体パターン16を通してサージを逃がす構成とすることが可能である。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
ところで、上記各実施形態のLED点灯装置Aは、器具本体(図示せず)に固定されることにより照明器具(図示せず)を構成するものであってもよい。器具本体としては上述した放熱基板9を利用してもよい。
本発明の実施形態1の構成を示す概略回路図である。 同上の要部の概略断面図である。 同上の動作説明図である。 同上の要部の等価回路を示す概略回路図である。 同上の動作説明図である。 本発明の実施形態2の構成を示す概略回路図である。 同上の動作説明図である。 本発明の実施形態3の構成を示す概略回路図である。 本発明の実施形態4の動作説明図である。 本発明の実施形態5の構成を示す概略回路図である。 同上の動作説明図である。 本発明の実施形態6の構成を示す概略回路図である。 本発明の実施形態7の構成を示す概略回路図である。 本発明の実施形態8の構成を示す要部の概略断面図である。 同上の他の構成例を示す要部の概略断面図である。 従来例を示す斜視図である。 他の従来例を示す要部の断面図である。 従来例の構成を示す概略回路図である。
符号の説明
1 電力供給回路
2a〜2d LED(発光ダイオード)
3 異常検出部
7 金属板
8 絶縁板
9 放熱基板
16 内部導体パターン
A LED点灯装置
AC 交流電源
C3 検出用コンデンサ
DB1 整流回路
R11 検出用抵抗
SW1 スイッチ
SW2 スイッチング素子
V4 電位
Vref1,Vref2,Vref10,Vref20 閾値

Claims (11)

  1. 金属板の一表面に絶縁層を形成してなる放熱基板の絶縁層上に実装された少なくとも1個のLEDと、LEDに電力供給する電力供給回路と、放熱基板における絶縁層の絶縁性能が低下したときに異常と判断してLEDの点灯状態を変化させる異常検出部とを備え、異常検出部は、放熱基板の絶縁層上に設けられた充電部と、絶縁層の少なくとも一部を介して前記充電部に対向する検出導体との間に流れる電流の変化に基づいて異常を検出することを特徴とするLED点灯装置。
  2. 前記異常検出部は、前記放熱基板における前記金属板を前記検出導体とし当該検出導体の電位を検出して所定の閾値と比較し、閾値に対して異常側となる電位が検出されると異常と判断することを特徴とする請求項1記載のLED点灯装置。
  3. 前記放熱基板は、前記金属板と電気的に絶縁された内部導体パターンを前記絶縁層内に有し、前記異常検出部は、放熱基板における内部導体パターンを前記検出導体とし当該検出導体の電位を検出して所定の閾値と比較し、閾値に対して異常側となる電位が検出されると異常と判断することを特徴とする請求項1記載のLED点灯装置。
  4. 前記異常検出部は、前記検出導体の電位が、第1の閾値に対して異常側となれば前記電力供給回路から前記LEDに供給される電力を低下させ、第1の閾値の異常側に設定された第2の閾値に対して異常側となれば電力供給回路からLEDへの電力供給を停止させることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のLED点灯装置。
  5. 前記電力供給回路は、交流電源を整流する整流回路を有し、整流後の直流電圧を前記LEDに印加しており、前記異常検出部は、交流電源の一方の出力端の電位を基準電位として、当該基準電位に対する前記検出導体の電位を検出し、検出した電位が前記閾値を前記異常側に超えると異常と判断することを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載のLED点灯装置。
  6. 前記異常検出部は、前記交流電源からの入力電圧が所定値以上になったときにも異常と判断するように前記閾値が設定されていることを特徴とする請求項5記載のLED点灯装置。
  7. 前記異常検出部は、前記電力供給回路から出力される直流電圧が所定値以上になったときにも異常と判断するように前記閾値が設定されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のLED点灯装置。
  8. 前記異常検出部は、前記交流電源の前記一方の出力端と前記検出導体との間に検出用コンデンサを有し、検出用コンデンサの両端電圧を前記基準電位に対する検出導体の電位として検出することを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載のLED点灯装置。
  9. 前記電力供給回路は、スイッチング素子を有し、当該スイッチング素子をスイッチング周波数でオンオフすることにより所望の大きさの直流電圧を前記LEDに印加するものであって、前記異常検出部は、前記スイッチング周波数が所定範囲から外れたときにも異常と判断することを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載のLED点灯装置。
  10. 前記異常検出部は、前記交流電源の前記一方の出力端と前記検出導体との間に、検出用抵抗と前記交流電源の周波数に対して高インピーダンスであって前記スイッチング周波数を超える周波数に対して低インピーダンスとなる検出用コンデンサとの直列回路を有し、検出用コンデンサの両端電圧を前記基準電位に対する検出導体の電位として検出するとともに、検出用抵抗の両端電圧が所定値以上になると、スイッチング周波数が所定範囲から外れたものとして異常と判断することを特徴とする請求項9記載のLED点灯装置。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載のLED点灯装置を備えることを特徴とする照明器具。
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