JP5255079B2 - オルゴールムーブメントやオルゴール業界に役に立つ器具。 - Google Patents

オルゴールムーブメントやオルゴール業界に役に立つ器具。 Download PDF

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本発明はオルゴールムーブメント製造や玩具製造や保存方法に役立ち、従来の音を楽しむだけの嗜好品であるオルゴールとは違う別な用途のオルゴールにも役立つ。
オルゴールとは主に曲別に異なるシリンダーと櫛歯とシリンダーを回す機械で構成された音源発生装置のシリンダーオルゴールムーブメント(以下ムーブメント)が、その発する音を増幅する為の硬質な木やプラスティックで出来たオルゴールケースと呼ばれる箱(以下ケース)にネジで接着固定され収納されているものを呼ぶ。
現在、ムーブメント製造における世界的シェアにおいては日本電産サンキョー商事が世界で圧倒的なシェアを誇り、ケースにムーブメントを接着固定するネジを用いている為、ムーブメントに設けられたネジの位置は事実上、世界規格となっている。
日本電産サンキョー商事製ムーブメントには異なる種類の物があり、その一つにゼンマイ式ムーブメント(以下、ゼンマイ式)がありケースに収納されている状態で、軽量なオルゴールの場合、片手でオルゴールを持ち、空いた手で取り外し可能なハンドルを使ってゼンマイを巻き、さらにハンドルを外して作動させる。
また一つはハンドル手動式ムーブメント(以下、ハンドル手動式)である。ハンドル手動式はケースに収納されている状態でケースから取り外しが出来ないハンドルが出ており、軽量なオルゴールの場合、片手でオルゴールを押さえ、空いた手でそのハンドルを手で回す事で作動させる。
音を増幅する為のケースは、収納されるムーブメントより体積が大きい。音を増幅する為のケースを大型化する事によりオルゴールの音は大きくなり、また大型化される故、そのスペースに収められる範囲で音階の多くなった大型のムーブメントが収納され、大型化されるオルゴールがある。しかし重いのとムーブメント及び、ケース単体が高級な素材で製作されるため高価である。また、音の増幅を抑えた軽量で安価な小型オルゴールもある。軽量オルゴールと大型オルゴールは最低でも価格差が10倍以上になるので現在、流通量で軽量オルゴールばかりが普及している。
オルゴールはケースにムーブメントが接着固定されている事によりムーブメントの発する音を増幅する事が出来る。また、その際、音を増幅する為にケースはなるべく硬質でなくてはならない。
従来のオルゴールは棚や机上の水平面に水平に設置する必要がある。その際の設置場所はオルゴール本体であるケース下面以上の面積を必要とする。
オルゴール販売店の棚や机上の水平面にはオルゴールが水平に設置されている。また、仕切のついたムーブメント単体を個別に保管する専用の棚や箱もあるが、それらも水平面に水平に設置されている。
ムーブメントはオルゴール販売店で曲別に単体で販売されていて視聴が出来る。
またオルゴールの異なる曲の選別は、上記シリンダー別となっておらず、事実上ムーブメント別となっている。
ゼンマイ式の脱着可能なT字型のハンドルはムーブメントをケースに接着固定する下面にあり、ムーブメントをケースに収納する際にはハンドルを外してからケースに収納し、ケースに接着固定する下面にネジで接着固定して作動させる。
またムーブメントはケースに収納され使用する事が前提なので、特にゼンマイ式はその下面にハンドル脱着用のが出ていて、水平面に設置してもが有る為、水平に設置出来ずに傾く。またハンドルをつけてその状態でゼンマイ式を作動させるのはオルゴール販売店によってはタブーとされている。
業界1位のオルゴールメーカーの2010年における新製品発表は無かった。
ムーブメントは精密機械で、落とすと壊れ易い。
発明が解決しようとする課題
ケースを大型化する事によりオルゴールの音は大きくなる為、大型化されるオルゴールがあるが、人が携帯して持ち運ぶのは困難となる。軽量な小型のオルゴールもあるが、音は小さいしムーブメントより体積が大きく携帯性に優れているとは言えない。
また、従来のオルゴールはハンドル手動式の場合、ハンドルを回して作動させる際に小型のケースでは本体が軽量な為、どうしてもオルゴール本体が動いてしまい、ハンドルを回さない方の手でオルゴール本体を押さえなければならない。
大型のオルゴールはその重さの為、ゼンマイ式やハンドル手動式でも片手でオルゴールを作動させられるが、軽量オルゴールはどうしても両手を使って作動させなければならない。片手が不自由な人には作動させる事が不可能で、安価なオルゴールと高価なオルゴールの値段の差もあり、手の不自由な人にオルゴールを普及させるのは困難である。
更に、ハンドル手動式はケースに収納されている時、ケースからハンドルが出ている物が主で、見た目がすっきりしない。またハンドル手動式オルゴールをバッグ等に入れられて持ち運ばれる際、バッグ等の中にある携帯音楽プレーヤーのイヤーホーンに代表される、長いひも状のものに露出したオルゴールのハンドルに絡みやすかったり、バッグ等の中にある物体とハンドルがぶつかりオルゴールが作動する事もある。
従来のオルゴールは棚や机上の水平面に水平に設置する必要があるが、設置場所がオルゴール本体であるケース下面面積以下なら設置する事が出来ない。また前記、ムーブメントが発する音を増幅する為、大型化されたケースを持つオルゴールでは大型化されるにつれ設置条件が厳しくなる。
オルゴール販売店の中には棚や机上の水平面に置き切れないほどのオルゴールが設置されており、またムーブメント単体を個別に保管する専用の棚や箱もあり設置場所に困っているので新たな収納方法を模索しなくてはならない。
また、ムーブメントはオルゴール販売店で曲別に単体で販売されていて、ゼンマイ式視聴時にはムーブメントごとに既存のケースに収納されてネジで接着固定し、ハンドルをつけ、ゼンマイを巻き、ハンドルを外して視聴するという手間がかかる。
個人の音楽の好みによる曲の選別が好ましい為、ムーブメントを請求項1の器具に対して速やかに交換可能なカートリッジとして利用する事が好ましい。
ゼンマイ式の脱着可能なハンドルは、ムーブメントをケースに接着固定するムーブメント下面にある。
ゼンマイ式本体の下面は脱着可能なハンドルをはずしてもハンドルを接着固定する為の軸が6mm前後突き出ていて、ムーブメント下面は軸だけ突き出る形で平面にならないので、ケース下面は上記程ではないがある程度のスペースが必要となる。
ケースに収納せず、T型のハンドルをつけたままの素のゼンマイ式を棚や机上の水平面に設置すると、ムーブメントは本体のエッジとハンドルのエッジが水平面に接着し、傾いて接地するが、その状態でムーブメントを作動させると、ハンドルが回転し、ムーブメントは本体のエッジとT型のハンドルエッジの接着位置が順次変わる為、ムーブメント本体がゆっくりと上下にピッチング運動しながら複雑に回転する。しかしピッチングする角度が一番大きな角度の状態から一気に落下する様に落ち、ムーブメントの角が水平面に勢い良く当たる為、衝撃となるので、精密機械であるムーブメントが壊れる可能性が出てくる。
前記、一気に落下する様に落ちる事を解決すれば何か新しいものが出来るはずである。
近年、益々オルゴールの新製品が発売されなくなっており、オルゴール業界は新製品の発表を待っている。
課題を解決するための手段
請求項1から請求項4までの器具を作成し、請求項1から請求項4までの用途やムーブメントに合わせて器具面の同一面から反対面に貫通するネジ穴や横長のスリット、ムーブメントのハンドルを通す穴や、ハンドル軸から器具横に至る切り欠き部(以下、切り欠き部)を設ける。これらは主にムーブメントをネジで接着固定したり凸部を接着固定する為である。
請求項1に設けられる凸部先端に磁石の着いた磁石の面積や面の形状や大きさ、磁石の種類とその磁力は、その用途により変わる。
請求項1にある一枚の板状のものから設けられる凸部の角度や先端の角度や凸部の長さや数は用途により変わる。
本発明はムーブメントを接着する面に凸部先端に磁石の着いたもの(以下磁石)を設けたものと、ムーブメントを接着する反対面に磁石の着いたものと、ムーブメントを接着する面と反対面の両面に磁石の着いたものの3種類ある。
発明の効果
本発明はシンプルな構造であり、厚さの変わらない一枚の板状のもので加工されそこに磁石を設けるだけなので作成する際の加工と工程が容易となる。また従来の高級な素材のケースを必要とせず、ムーブメントのみでその発する音色が楽しめるのでケースの分だけでも製造コストを抑え、高級なムーブメントを普及させる事が出来る。
本発明を図1から図6も使って説明する。
請求項1の器具にムーブメントを接着または接着固定された状態の器具(以下本器具)により、磁力により接着固定出来る金属物体(以下金属)に接着固定される。
本器具を磁石で金属に接着固定して作動させた時、金属は硬質な物体なのでケースの役割を務め、ムーブメントの発する音を増幅する事が出来る為、ケースを必要としないのでオルゴールの様に使える携帯性の高い本器具が作成出来る。
また、これにより片手が不自由な人にも軽量のオルゴールに収納されているゼンマイ式、及びハンドル手動式ムーブメントのハンドルを回す事が可能となり、片手でムーブメントを作動させるとムーブメントから発する音が増幅されるのでオルゴールの様に音色を楽しめる。
ハンドル手動式の場合はムーブメントの反対面に磁石を設けた請求項1と請求項2器具を作成し器具とムーブメントを接着固定する。なお、図1のBがその本器具でありその際、設けられる磁石の種類は図1の磁石Zの面積ならフェライト磁石で実現可能である。図2のBが、金属Sに接着固定されてハンドルが回せる状態の本器具である。
ゼンマイ式の場合、小型の器具を作成するならムーブメントの同一面に磁石を設けた請求項1と請求項2器具を作成し、器具とムーブメントを接着固定する。これを金属Sに接着固定すれば前記ハンドル手動式と同様の効果が可能となる。
ハンドル手動式のハンドルの問題については、軽量なハンドル手動式のネジで接着固定され、磁石が反対面に設けられたた請求項1の本器具において、ムーブメントのネジの位置に合わせて器具面に上記、課題を解決する手段のネジ穴と横長のスリットを設ける。そして蝶ネジでムーブメントを接着固定する事により、横長のスリットの長さと向きに合わせて本器具上のムーブメントのスライド移動が可能となる。
本器具を作動させない時は、スリット上の蝶ネジを緩め、スリットの端から端にムーブメントを動かせば器具本体面積内にハンドルが納まるので再度蝶ネジをしめてムーブメントを接着固定すれば良い。これにより携帯している時の見た目の良さやバッグ等に入れた際のひも状のものに絡まる可能性やムーブメントの誤作動も低くなる。
図1のBがハンドルを納めず作動させる状態の本器具であり、ここから蝶ネジJ2を緩めて図にあるスリットJJの右端から左端にムーブメントHをスライドさせるとハンドルH1も左へ移動する。
設置場所の問題については既に多くのオルゴールやその他のものが水平面に設置されていると仮定し、水平面に設置しない事が最善策である。本発明はケースの保管を前提としていないので、ムーブメントの新たな設置場所と方法を提示する。請求項1の器具にムーブメントを固定接着して垂直面の金属につければ良いのである。
また、ゼンマイ式ムーブメントにおいては、蝶ネジを利用しムーブメントを接着固定して水平面や垂直面に設置しない新たな保管方法がある。これは段のあるスチール棚において特に有効である。請求項1のムーブメント同一面に一枚の板状のものから設けられる磁石の角度を90度の直角とし、磁石先端の角度を斜めにする。上記課題を解決する為の手段にあるネジ穴と切り欠き部を前記請求項1の器具に設け、そこにムーブメントを接着し、蝶ネジで固定する。その本器具をスチール棚水平面の上にあたる天井面に吊るす様にして磁力で接着固定すればスチール棚天井面等の場所にムーブメントを設置する新たなスペースが確保され、水平面に水平に設置する必要が無くなる。
図3のA2がその横側から見た図である。この図で設けられる磁石の種類は図3の磁石Zの面が円形とすれば図の面積ならネオジム磁石が必要になるが、磁石を設ける面にある磁石の数を増やせば。フェライト磁石でも可能となる。
これはまた切り欠き部を設けたものなのでゼンマイ式を接着固定する際は図3の様にハンドルM1をつけたまま脱着出来て、また蝶ネジを用いる事により、工具も要らずスピーディーにムーブメントの脱着が可能である。
さらに、この器具はムーブメントを斜め上から覗く視覚的な要素も含み、オルゴール愛好家やオルゴール販売店のディスプレーにも役立ち、また曲別のムーブメント視聴の際には旧来より手間や時間に優れた性能を発揮し、スペースの問題や視聴の際の問題を解決し、また新たなるディスプレーの提案が出来るなどオルゴール業界に役に立つ器具となる。
上記課題であるケースに収納せず、T型のハンドルをつけたままの素のゼンマイ式を棚や机上の水平面に設置すると、ムーブメントは本体のエッジとハンドルのエッジが水平面に接着し、傾いて接地するが、その状態でムーブメントを作動させると、ハンドルが回転し、ムーブメントは本体のエッジとT型のハンドルエッジの接着位置が順次変わる為、ムーブメント本体がゆっくりと上下にピッチング運動しながら複雑に回転するがピッチングする角度が一番大きな角度の状態から一気に落下する様に落ち、ムーブメントの角が水平面に勢い良く当たり、衝撃となる問題で本発明は解決に至った。
問題を解決する手段におけるネジ穴とムーブメントのハンドルを通す穴と磁石の面が丸い請求項3の器具を作成しゼンマイ式に接着固定し作動させると、素のゼンマイ式を作動する事により生じる落下するように落ちる事を防ぐ事が出来る。
図4がその説明図である。図1のAと図4のAが請求項3器具である。
素のゼンマイ式を作動する事により生じる落下するように落ちる原因は、素のムーブメント、本体底面からハンドルのエッジの距離が長くなり、水平面に接着した時、ムーブメントのピッチング角度が大きくなる事と、またムーブメントの形状が四角に近い為、ムーブメント本体のエッジは直線的に接着し、回転する際、そこからとなりの本体のエッジに移行する際、隣り合わせの四角い直線が織り成す角が邪魔をするからである。
単純に比喩して表現すると、磁石の面が丸い請求項3の器具がボールで、四角い素のゼンマイ式がサイコロでありそれらを同じ条件で転がすとボールの方がスムースに回って転がるからである。角のあるサイコロはその角により弾み、素のムーブメント下面は全体的に四角い為、弾んでしまう。磁石Zが図1のZのように円形であれば、磁石Zのエッジは常に水平面に対し満遍なく接着されるのである。
これにより本器具作動時にT型のハンドルM1が回転する為、本器具は落下する様に落ちる事無くスムースにゆっくりと上下の複雑な動きをし、更に不規則な回転運動をする。
また図4ではT型のハンドルM1のエッジと磁石Zのエッジが水平面に接着されているが、ハンドルを外すと磁石Zの面、全面に接着され、本器具の自重や磁力により固定される。
図5のKは図4のAの動きを応用した請求項3の玩具である。本器具は作動時、スムースにゆっくりと上下の複雑な動きをし、更に不規則な回転運動をする玩具が作成可能だ。
図6のXは現在、発明者が研究中のムーブメントの種類を選ばない請求項4の器具である。これは外部からの磁力により宙に固定される器具作成を目標としていて、振動を嫌う精密機械であるオルゴールの製作台や風変わりなディスプレーとしての使用を目的としている。
上記に挙げた請求項1からなる器具は全てムーブメントを接着またはネジで固定する為、既存の日本電産サンキョー商事製ムーブメントの交換が可能になり、本発明ユーザー好みの曲のムーブメントに交換可能である。
以上に挙げた以外でもその組み合わせや発想力で本発明はオルゴールムーブメント製造や玩具製造や保存方法に役立ち、従来の音を楽しむだけの嗜好品であるオルゴールとは違う別な用途のオルゴールにも役立つ小型、軽量で部品点数や部品加工数の少ない応用性や実用性の高い器具が実現する可能性が出てくる。拡張性の高いこれこそが本発明の本質であり発明者の求める物である。
本発明実施例の構成の斜視図である。(実施例1) 本発明の実施方法を示した斜視図である。(実施例2) 本発明の実施方法を示した横面図である。(実施例3) 本発明の実施方法を示した説明図である。(実施例4) 図4(実施例4)を応用した構成の斜視図である。(実施例5) 本発明の実施方法を示した横面図である。(実施例6)
図1は本発明実施例で磁石を設ける面Z1から見た斜視図であり本発明構成図である。
請求項1の器具例としてZを設けたAの器具であり、Zを設けたBである。M及びM1やH及びH1は日本電産サンキョー商事製品であり本発明ではない。
図1右のBは磁石Zを有し、既存のムーブメントにあるネジ穴の位置に合わせて蝶ネジJ2を通すネジ穴J1と横長のスリットJJを設け、磁石を設ける面Z1の反対面にハンドル手動式Hを蝶ネジJ2で接着固定した携帯性を重視した請求項2の本発明である。蝶ネジを採用しているのは工具を使わずネジを緩める為で磁石ZはAと同じもので磁石の種類はフェライト磁石である。
MとHはネジ2点止めでも接着固定されるので、ネジ穴の解りやすい説明も兼ねて図ではネジ穴J1を露出した状態にしてある。
図1右のBやHで構成された本器具は、ハンドルH1を回せる状態で接着固定れた本器具である。この状態から2つある蝶ネジJ2を緩めると、スリットJJに沿ってムーブメントHを図の左の方へスライドする。ムーブメントHにあるハンドルH1も合わせて左へスライドされるのでハンドルH1がBの面積内に納まる。
図1左のAは磁石Zを有し、既存のムーブメントにあるネジ穴の位置に合わせてネジJを通すネジ穴J1を設け、磁石を設ける面Z1の反対面にゼンマイ式MをネジJで接着固定した請求項3の本発明本器具構成である。
ゼンマイ式Mがゼンマイを巻く為のT型のハンドルM1を有する為、AはT型のハンドルM1を通す穴Oを設ける。尚、T型のハンドルM1は脱着可能であり、従来のケースを有するオルゴールでの作動の際はゼンマイを巻いた後、M1は取り外され使用される。また、この図の状態でハンドルM1を外された状態にするとOからZ1の面にハンドル軸が4mm前後突き出る形になるが、磁石Zの高さがそれ以上有るので、ハンドルM1を外した本器具は磁石Zの全面に水平面、垂直面、天井面があたり接着される。各面が金属の場合は図1左Aの通りの上記フェライト磁石直径で磁石Zの磁力で接着固定が可能である。
図2は金属面SにZの磁石で接着固定された、本発明による器具を押さえる事無くハンドルH1を回せる状態のBの本器具と、従来の片手で本体Iを押さえなければハンドルH1が回せない軽量な小型オルゴールIとを大きさを含めて比較したものである。
IもBも同一ハンドル手動式Hを接着固定されている状態である。Iは片手でIを押さえて残りの手をIに接着固定されたHのハンドルH1を回してHからIに音を増幅させる従来のオルゴールである。
BはBを手で押さえず片手でBに接着固定されたハンドルH1を回し、Hから金属面Sによりムーブメントの発する音を増幅させる。
この図2の状態では図1の反対面から見た本器具Bである。
図3においては上記発明の効果に記載したスペースや視聴や新たなディスプレー等記述で説明したものである。
O2の斜線部が切り欠きである。磁石Zの斜線部ではない。
磁石Zを設けた器具本体A2は図1Aの反対面に磁石Zを設けたものである。ムーブメントは磁石Zと同一面にあり、この形態の器具本体はゼンマイ式MのハンドルM1をつけたままスピーディーに装着する事を特徴とする請求項1の器具であるが、磁石Zの磁力や、数量で請求項2の実現も可能である。
図4は図1左のAであるゼンマイ式Mを接着固定したAにT型のハンドルM1をつけて水平面に設置した際の横から見た説明図である。図1のAの下面から見た図である。T型のハンドルM1をつけたまま水平面に設置すると図4の様にAは傾いた状態となる。
またムーブメントMを手に持ち、T型のハンドルM1によってAに設けた磁石ZはT型のハンドルM1を邪魔する事無くムーブメントMのゼンマイを巻ける。ゼンマイを巻いた後に、図4の状態で水平面に設置された場合、図4では磁石ZのエッジとT型のハンドルM1の隅のみが水平面に当たっているが、T型のハンドルM1が回転するにつれZとM1の水平面に当たる部分が変化し、本器具はゆっくりとスムースに上下の複雑な動きをし、更に不規則な回転運動をする。
この際、磁石Zが図1左のAのように円形で、また図4の様に凸部で厚みを加えれば、磁石Zのエッジは常に水平面に均等に当たり、素のムーブメントを同じ状態で作動させる事によって生ずる問題を起さない。器具本体Aと磁石Zの厚みは図1のAにある様に合わせて8mm前後である。またその面が円形の磁石Zの直径は30mm前後になる。
本発明が請求項3にあたる。
図5は上記実施例4のAを応用した形態であり、図1のAにあたる上面と右面から見た斜視図になる。
図4の本発明Aを、アルミの一枚板で作った亀の形Kに模した。図には表記していないがKを境目にMの反対面に磁石Zを設けてある。KとMはM1の回転の作用でゆっくりと上下の複雑な動きをし、更に不規則な回転運動をする。
これは軟質な物体上での音の鳴らない状況で、単体でも動く玩具としての機能をし、音を楽しむだけの嗜好品であるオルゴールとは別の用途を最小の部品点数と加工工程で実現した。
縁起が良いので図5のKは亀の形を模したが、Kは亀以外の生物や人工衛星等の人工物に一枚の板からのデザイン作成が出来る。
現在研究中の請求項4の宙で固定される器具を横から見た図6である。
宙で固定される事を目表としているので、それぞれある磁石Zは物体と非接触で使用する事が前提である。上記発明の効果に記載された目的に使う。
永久磁石である図6にある全ての磁石Zが磁力で矢印向きに引っ張られ宙に固定されると思われ研究中である。
既存のゼンマイ式Mを使い、請求項2で実施する動く玩具としての利用が成される。
既存の手動ハンドル式ムーブメントHを使い、上記実施例2のBの使用で音を楽しむだけの嗜好品であるオルゴールとは別の用途が考えられる。現在、日本国においての集合住宅には呼び鈴の無い部屋が多数存在し、部屋の扉が磁石に付く鉄製の扉のものがある。現行、その様な部屋に来客が来た際は扉をノックしてそこに住む家主に来訪を伝えている。その扉にHを接着固定したBを磁石によって接着固定する事により、本発明は電気動力の要らないエコロジーな呼び鈴としての利用が可能である。
また、呼び鈴は本来、そこに住む家主が設置するものだが、反対に来客がこれを持ち利用し、携帯する呼び鈴としての今までにない新たな利用も考察される。
現在も本発明者は本発明を使用しての上記実施例に無い実用的な使用法を模索研究中である。
Z 凸部先端に着いた磁石
Z1 Zを設ける面
O M1の為に開けられた穴
M 日本電産サンキョー商事製、ゼンマイ式
M1 日本電産サンキョー商事製、ゼンマイ式用T型のハンドル
A ゼンマイ式用のZを設けた本発明器具本体
H 日本電産サンキョー商事製、ハンドル手動式
H1 日本電産サンキョー商事製、ハンドル手動式のハンドル
J ネジ
J1 ネジ穴
JJ 横長のスリット
J2 蝶ネジ
B ハンドル手動式用のZを設けた本発明器具本体
I 既存の軽量な小型オルゴール
S 磁石により接着固定出来る金属物体
A2 ゼンマイ式用のZを設けたAでない本発明器具本体
O2 Oの場所であるハンドル軸から器具横に至る切り欠き部(斜線部)
K ゼンマイ式用のZを設けた亀の形を模した本発明器具本体
X 現在研究中の請求項4の器具

Claims (4)

  1. 厚さの変わらない一枚の板状のものに既存のオルゴールムーブメントを接着する面を設け、その同一面や反対面に凸部を設け、凸部先端に磁石の着いたもので構成される器具で、その磁石でオルゴールケースに接着される事を前提としないシンプルな構造を特徴としたオルゴールムーブメントを接着または接着固定する事を前提とした器具。
  2. 請求項1の、器具に、既存のシリンダーオルゴールムーブメントを接着固定し作動させた時、その磁力によって接着固定され片手のみで作動させる事が可能な請求項1の器具。
  3. オルゴールムーブメントを接着する面の反対面に凸部を設けた請求項1の、器具に、既存のゼンマイ式のシリンダーオルゴールムーブメントを接着固定し、そのハンドルをつけ作動させた時、上記ゼンマイ式オルゴールムーブメントの作動でハンドルとそのハンドルの回転のみによって請求項1の器具自体が回転運動を伴い複雑に動き、請求項1の器具に有する凸部先端の磁石の面が円形な請求項1の器具。
  4. 請求項1の器具本体を横から見て、上面と下面に凸部を設け、凸部先端に着いた磁石の磁力によって宙に固定される請求項1の器具。
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