JP3167234U - ハンドベル構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用し易い上、異なる音程を持つ複数の音を同時に鳴らすことができる実用的なハンドベル構造を提供する。【解決手段】ハンドベル構造は、ベース30及び鐘状の金属ベル本体10を備える。ベース30は、ネジ孔32及び延伸片33が設けられた凸座31を有し、延伸片33と凸座31との間には、嵌合溝34が設けられている。金属ベル本体10には、取り付け孔11が設けられ、ネジ部22及び伸縮孔21が設けられた受け座20が取り付けられている。ネジ部22が凸座31のネジ孔32に螺合されると、凸座31上に金属ベル本体10が固定される。受け座20の伸縮孔21には、トリガーロッド24が嵌入され、トリガーロッド24と受け座20との間にはスプリング23が取り付けられる。凸座31には、傾斜プレート27及び軸ロッド26を有するクラッパー25が設けられる。【選択図】図2
Description
本考案は、ハンドベル構造に関し、特に、使用し易い上、異なる音程を持つ複数の音を同時に鳴らすことができる実用的なハンドベル構造に関する。
ハンドベルとは、ベルの中にある振り子を金属製の鐘の部分に打ち付けて音を出す楽器である。従来のハンドベルは、図1に示すように、鐘状の金属ベル本体1及びハンドル2から構成されている。金属ベル本体1には、先端にクラッパー4を有するスプリング3が取り付けられている。実際に使用する際、ユーザは、手でハンドル2を握り、金属ベル本体1を振ってスプリング3を揺動させることにより、金属ベル本体1にクラッパー4を打ち付け、ベルが敲かれたときのような音を発生させる。しかし、従来のハンドベルには、以下(1)〜(3)の欠点がある。
(1)金属ベル本体1が1つの音程を持つ音しか鳴らないため、異なる音程の音を鳴らすには、別の金属ベル本体1に持ち代える必要があり、操作が不便である。
(2)手で金属ベル本体1を1回だけ振っても、スプリング3の揺動により発生する慣性力及び弾性力により、連続して打ち付けられて音が複数回鳴ることがあるため、異なる音程(即ち、周波数)の音により構成された曲や多数の音符により構成された曲を演奏することが困難となることがある。
(3)テーブルの上に置いて使用することができず、必ず手で持って使用しなければならないため、長時間演奏すると、手に疲労がたまったり痛くなったりすることがある。
(1)金属ベル本体1が1つの音程を持つ音しか鳴らないため、異なる音程の音を鳴らすには、別の金属ベル本体1に持ち代える必要があり、操作が不便である。
(2)手で金属ベル本体1を1回だけ振っても、スプリング3の揺動により発生する慣性力及び弾性力により、連続して打ち付けられて音が複数回鳴ることがあるため、異なる音程(即ち、周波数)の音により構成された曲や多数の音符により構成された曲を演奏することが困難となることがある。
(3)テーブルの上に置いて使用することができず、必ず手で持って使用しなければならないため、長時間演奏すると、手に疲労がたまったり痛くなったりすることがある。
本考案の主な目的は、使用し易い上、異なる音程を持つ複数の音を同時に鳴らすことができる実用的なハンドベル構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、ベース及び鐘状の金属ベル本体を備えるハンドベル構造であって、前記ベースは、ネジ孔及び延伸片が設けられた凸座を有し、前記延伸片と前記凸座との間には、嵌合溝が設けられ、前記金属ベル本体には、取り付け孔が設けられ、ネジ部及び伸縮孔が設けられた受け座が取り付けられ、前記ネジ部が前記凸座の前記ネジ孔に螺合されると、前記凸座上に前記金属ベル本体が固定され、前記受け座の前記伸縮孔には、トリガーロッドが嵌入され、前記トリガーロッドと前記受け座との間にはスプリングが取り付けられ、前記凸座には、傾斜プレート及び軸ロッドを有するクラッパーが設けられ、前記軸ロッドは、前記凸座の前記嵌合溝に取り付けられ、前記クラッパーを揺動させ、前記トリガーロッドは、押圧されると前記クラッパーの前記傾斜プレートに当接し、前記クラッパーを揺動させて前記金属ベル本体に打ち付けて音が鳴ることを特徴とするハンドベル構造が提供される。
本考案のハンドベル構造は、手に持ったり、テーブルの上に置いたりして使用してもよいため便利であり、トリガーロッドを1回押圧する毎に金属ベル本体が1回だけ打ち付けられるため、正確に音を鳴らすことができる。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図2〜図4を参照する。図2〜図4に示すように、本考案の一実施形態によるハンドベル構造は、ベース30及び鐘状の金属ベル本体10により構成される。ベース30は、ネジ孔32及び延伸片33が設けられた凸座31を有する。延伸片33と凸座31との間には、嵌合溝34が設けられている。金属ベル本体10には、取り付け孔11が設けられ、ネジ部22及び伸縮孔21が設けられた受け座20が取り付けられている。凸座31のネジ孔32にネジ部22が螺合されると、凸座31上に金属ベル本体10が固定される。受け座20の伸縮孔21には、先端に先端ゴム28が設けられたトリガーロッド24が嵌入され、トリガーロッド24と受け座20との間にはスプリング23が取り付けられている。また、凸座31には、傾斜プレート27及び軸ロッド26を有するクラッパー25が設けられている。軸ロッド26は、凸座31の嵌合溝34に取り付けられ、クラッパー25を揺動させるために用いる。
図3を参照する。図3に示すように、ベース30は、テーブルの上に置いたり、手で持ったりして使用することができる。実際に使用する際、ユーザが手でトリガーロッド24を押圧すると、クラッパー25の傾斜プレート27に当接され、金属ベル本体10にクラッパー25が打ち付けられて音が鳴る。押圧している手の力を抜くと、スプリング23の弾性力によりトリガーロッド24が復位し、傾斜プレート27に当接しなくなってクラッパー25が復位する。つまり、トリガーロッド24を押圧する毎に、金属ベル本体10が打ち付けられて音が鳴るため、ユーザは音を鳴らすタイミングを正確にコントロールすることができる。
図4を参照する。図4に示すように、ベース30は、台座40上に載置される。各金属ベル本体10は、それぞれの厚さが異なるため、異なる音程(即ち、異なる周波数)を持つ音を鳴らしたり、数種類の音を同時に鳴らしたりして曲を演奏することができる。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 金属ベル本体
2 ハンドル
3 スプリング
4 クラッパー
10 金属ベル本体
11 取り付け孔
20 受け座
21 伸縮孔
22 ネジ部
23 スプリング
24 トリガーロッド
25 クラッパー
26 軸ロッド
27 傾斜プレート
28 先端ゴム
30 ベース
31 凸座
32 ネジ孔
33 延伸片
34 嵌合溝
40 台座
2 ハンドル
3 スプリング
4 クラッパー
10 金属ベル本体
11 取り付け孔
20 受け座
21 伸縮孔
22 ネジ部
23 スプリング
24 トリガーロッド
25 クラッパー
26 軸ロッド
27 傾斜プレート
28 先端ゴム
30 ベース
31 凸座
32 ネジ孔
33 延伸片
34 嵌合溝
40 台座
Claims (1)
- ベース及び鐘状の金属ベル本体を備えるハンドベル構造であって、
前記ベースは、ネジ孔及び延伸片が設けられた凸座を有し、前記延伸片と前記凸座との間には、嵌合溝が設けられ、
前記金属ベル本体には、取り付け孔が設けられ、ネジ部及び伸縮孔が設けられた受け座が取り付けられ、前記ネジ部が前記凸座の前記ネジ孔に螺合されると、前記凸座上に前記金属ベル本体が固定され、前記受け座の前記伸縮孔には、トリガーロッドが嵌入され、前記トリガーロッドと前記受け座との間にはスプリングが取り付けられ、前記凸座には、傾斜プレート及び軸ロッドを有するクラッパーが設けられ、前記軸ロッドは、前記凸座の前記嵌合溝に取り付けられ、前記クラッパーを揺動させ、前記トリガーロッドは、押圧されると前記クラッパーの前記傾斜プレートに当接し、前記クラッパーを揺動させて前記金属ベル本体に打ち付けて音が鳴ることを特徴とするハンドベル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011000451U JP3167234U (ja) | 2011-01-31 | 2011-01-31 | ハンドベル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011000451U JP3167234U (ja) | 2011-01-31 | 2011-01-31 | ハンドベル構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3167234U true JP3167234U (ja) | 2011-04-14 |
Family
ID=54878338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011000451U Expired - Lifetime JP3167234U (ja) | 2011-01-31 | 2011-01-31 | ハンドベル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3167234U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114342696A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-15 | 深圳市铁汉一方环境科技有限公司 | 种植系统 |
-
2011
- 2011-01-31 JP JP2011000451U patent/JP3167234U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114342696A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-15 | 深圳市铁汉一方环境科技有限公司 | 种植系统 |
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