JP5254531B2 - オゾンミスト発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、オゾンミストを発生するオゾンミスト発生装置に関し、詳しくは、水を電気分解してオゾン水を生成し、そのオゾン水をミスト化してオゾンミストを発生するオゾンミスト発生装置に関する。
オゾンは塩素よりも7倍程度酸化力が強く、殺菌・脱臭・脱色等に広く利用されている。そして、オゾンはガス状のまま単独で使用するよりも水分子と共存した状態で使用することでオゾンよりも高活性な各種活性酸素種(ヒドロキシラジカル等)を生成し、効果を一段と増すことから、一般的には、湿度を70%以上に保持して使用することが推奨される。このような条件では、オゾン単体の場合よりも高活性な各種活性酸素種(ヒドロキシラジカル等)を生成するため、臭気成分の酸化分解速度、或いは菌・ウイルスの不活性化速度は、オゾンガスを乾燥状態で使用した場合よりも格段に速くなる。また、このような条件では、オゾンの自己分解速度もかなり速くなるため、未反応のオゾンが長期間に渡り残留することが抑制される。そこで、湿度が70%以上の状態でオゾンが共存しているような環境を実現できる簡便な装置が求められている。
気体状のオゾンを生成するための手法としては、紫外線ランプ法、無声放電法、及び電気分解(電解)法が知られている(例えば、非特許文献1参照)。紫外線ランプ法は発生するオゾンの量が少なく、室内・車内の消臭等、少量の悪臭源を除くために用いられることが多い。無声放電法はオゾンガスを生成するための一般的な手法であるが、例えば原料として空気を用いた場合には同時に窒素酸化物も発生してしまう。これを防ぐためには、原料として酸素ガスを用いるか、空気中の酸素のみを濃縮するような付属装置を備える必要がある。また、金属電極の消耗による金属不純物の混入も問題となる。更に、水の電気分解によってもオゾンガスは得られる。この電解法によれば、水分を多少含むものの高純度かつ高濃度のオゾンガスを簡単に得ることができる。
一方、オゾン水を得るための手法としては、上記手段により得られたオゾンガスを水中に溶解させるか、電解法により直接生成する手法が知られている。無声放電法或いは電解法で発生させたオゾンガスを気液溶解塔に通じて水に溶解させることでオゾン水を得ることができるが、これは装置の大型化・複雑化の原因となる。これに対し、固体高分子膜を陽極と陰極で挟むことで電解セルを構成し、これを用いて水道水や純水を電気分解する電解法によればオゾン水を直接生成することができ、装置の小型化も容易となる。
電解法によりオゾン水を生成する際のオゾン生成用電極の材料としては、近年、導電性を付与したダイヤモンド薄膜を利用することが提案されている。この導電性ダイヤモンド薄膜の主な特性としては、機械的強度に優れる、化学的に安定である、分子が吸着し難い、溶媒の酸化分解及び還元分解が起こり難く広い電位窓を示す、反応に選択性があるなど、他の電極材料には見られない特異的なものが挙げられる。そこで、網目状或いは多孔質状の基板上に熱フィラメント化学気相成長(CVD)法やマイクロ波プラズマCVD法により導電性のダイヤモンド薄膜を形成し、これを陽極として固体高分子膜を挟む形状の電解セルを構築することでオゾン生成に用いることが考えられている(例えば、特許文献1参照)。更に、本願出願人は、陽極として多孔質状または網状の構造を有する自立体型の導電性ダイヤモンド板を陽極として使用することにより、その導電性ダイヤモンドの剥離等を抑制することを提案している(例えば、特許文献2)。
杉光 英俊 著「オゾンの基礎と応用」 光琳、1996年2月 特開平9−268395号公報 特開2005−336607号公報
前述のように、湿度が70%以上の状態でオゾンが共存しているような環境を実現する方法として、上記のような電解セルを用いて生成されたオゾン水をミスト化してオゾンミストを発生する方法が考えられる。ところが、この場合、次のように陰極にスケールが付着する問題が生じる。
すなわち、陽極側に供給される水として水道水を用いた場合、水道水中に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのスケール成分が電解に伴って固体高分子膜を通って陰極側へ移動し、陰極側のカルシウム濃度等が上昇する。すると、陰極側で炭酸カルシウム等の析出が起こり、これらがスケールとして陰極等に固化・付着する。このため陰極等の定期的な清掃が必要となる。特に、陽極側に生成されたオゾン水をミスト化する場合、水中のスケール成分は陰極側に移動し、陽極側のオゾン水はミスト化され空気中に放散されて減少するため、陽極側に水道水を追加する必要があり、その中のスケール成分はまた陰極側に移動するため、陰極側のカルシウム濃度等が徐々に上昇していきスケールが付着してしまう。
そこで、本発明は、水を電気分解してオゾン水を生成し、そのオゾン水をミスト化してオゾンミストを発生するオゾンミスト発生装置において、陰極へのスケールの付着を抑制すること目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた本発明のオゾンミスト発生装置は、固体高分子膜を挟んで陰極と陽極とを配設し、該陰極の表面に陰極室を配設してなる電解セルと、原料水を保持し、側面の一部に前記電解セルを設けた貯留槽であって、前記電解セルの陽極を当該貯留槽の内面に直接露出させ、前記電解セルにて前記原料水を電気分解することによって生成されたオゾン水を貯留する貯留槽と、該貯留槽内の電解セルの近傍に配設され、超音波を発生して上記貯留槽内のオゾン水を加振することによって、壁面や陽極の表面に付着する気泡を微細化して溶解すると共に当該オゾン水をミスト化する超音波発生手段と、を備え、上記陽極として、自立体型の導電性ダイヤモンドが使用され、上記原料水として純水が用いられることを特徴としている。
このように構成された本発明のオゾンミスト発生装置では、固体高分子膜を挟んで陰極と陽極とを配設し、その陰極の表面に陰極室を配設してなる電解セルを備えている。このため、陽極を内面に直接露出させた貯留槽及び陰極室に水を挿入した上で陽極と陰極との間に直流電流を通電すると、電気分解よって陽極室にオゾン水が生成される。すると、超音波発生手段が、貯留槽内のオゾン水をミスト化する。このため、本発明では、オゾンミストを発生することができる。また、本発明では、貯留槽(以下、陽極室ともいう)に純水を挿入しているので、貯留槽に挿入される水(純水)にはカルシウム等のスケール成分が含まれない。このため、陰極へのスケールの付着を良好に抑制することができる。
また、陽極に白金電極を用いた一般の電解セルでは、陽極室に純水を挿入すると、電解質をある程度含む水道水を挿入した場合に比べて極端にオゾンの生成量が低下する。これに対して、本願出願人は、陽極として導電性ダイヤモンドを使用した場合、陽極室に純水を挿入してもオゾンの生成量は低下せず、寧ろ、水道水を挿入した場合よりオゾンの生成量が向上することを発見した。本発明では、陽極として導電性ダイヤモンドを使用しているので、オゾンの生成量を低下させることなく上記のようにスケールの付着を抑制することができる。
なお、本発明は、陰極室に挿入される水を特に限定するものではないが、上記陰極室に酸性水が挿入されてもよい。陰極室に酸性水(例えばpH5以下)を挿入した場合、大気中の二酸化炭素などから陰極室内に炭酸イオンが生成されるのを抑制し、延いては、カルシウム,マグネシウム等のスケール成分の陰極室における析出を抑制することができる。従って、この場合、陰極へのスケールの付着を一層良好に抑制することができる。
次に、本発明の実施の形態を、図面と共に説明する。先ず、本実施の形態のオゾンミスト発生装置に使用される電解セル1の構成を説明する。図1に示すように、電解セル1は、固体高分子膜7を挟んで陽極3と陰極5とを配設して構成され、その陽極3,陰極5は固体高分子膜7の互いに対向する面に密着して固定されている。陽極3の表面には陽極室13が、陰極5の表面には陰極室15が、それぞれ形成され、陽極室13,陰極室15は、それぞれ供給口13a,15aと取出口13b,15bとを有している。
ここで、陽極3としては導電性ダイヤモンドからなる電極が使用されている。導電性ダイヤモンドとしては、高品質なダイヤモンド結晶構造を有し、更に導電性を示すものであればどのようなものでも用いることができる。導電性を示すためにはダイヤモンド結晶構造内に不純物を導入する必要がある。この不純物としてはホウ素や窒素、リン、硫黄などが一般的であるが、これに限定されるものではない。不純物の導入は、ダイヤモンドを合成する過程で同時に行ってもよく、またダイヤモンドを合成した後でイオン注入等の手法で行うこともできる。また、ダイヤモンドの合成手法は、高温高圧法、熱フィラメント法、マイクロ波プラズマ法、高周波プラズマ法、直流放電プラズマ法、アーク放電プラズマジェット法、燃焼炎法、等各種手法が知られているが、どのような手法によってもよく、また天然ダイヤモンドも使用できる。
例えば、マイクロ波プラズマ法によりダイヤモンド電極を合成する場合、具体的には、炭素源となるアセトンとメタノールの混合溶媒中に、ホウ素源として酸化ホウ素を溶解させた溶液を水素ガスでバブリングすることでガス化し、これをマイクロ波プラズマ中に導入することでシリコンの基板上にホウ素ドープダイヤモンド電極が作成できる。上記ホウ素溶液中のB/Cの比が0.01、マイクロ波の周波数が2.45GHz、基板温度850℃、圧力90Torr、ガス流量500sccmという条件において、5時間の成膜処理により約10μmのホウ素ドープダイヤモンド電極が得られる。また、陰極5としては、同様のダイヤモンド電極を使用してもよいが、網状の白金電極を使用してもよい。
このように構成された電解セル1では、陽極3と陰極5との間に直流電流を通電しながら各供給口13a,15aから純水(後述のように水道水または酸性水でもよい)を供給すると、陽極3の表面で水の電気分解によりオゾンが発生し、陽極室13の取出口13bからオゾン水が排出される。また、陰極5の表面では、プロトンの還元反応による水素発生が起こる。
次に、図2は、第1の実施の形態としてのオゾンミスト発生装置の全体構成を表す模式図である。陽極室13の水(以下、原料水ともいう)は、超音波加湿器30の原料水タンク31との間でポンプ32により一定流量で循環されている。また、陰極室15の水(以下、陰極水ともいう)は、陰極水タンク51との間でポンプ52により一定流量で循環されている。超音波加湿器30は、原料水タンク31の底面に超音波素子33を備え、この超音波素子33によって原料水タンク31内の原料水を加振することにより、その原料水をミスト化する。こうして発生されたミストは、送風ファン34により吹き出し口35から大気中に放散される。原料水タンク31には電解セル1からオゾン水が還流されているので、本実施の形態では、オゾンミストを大気中に放散することができる。
また、本実施の形態では、原料水及び陰極水としていずれも純水を使用した。純水にはカルシウム等のスケール成分が含まれない。このため、本実施の形態では、陰極5へのスケールの付着を良好に抑制することができる。また、陽極3に白金電極を用いた一般の電解セルでは、原料水に純水を用いると、原料水に水道水を用いた場合に比べて極端にオゾンの生成量が低下する。これに対して、本願出願人は、陽極3として導電性ダイヤモンドを用いた場合、原料水に純水を用いてもオゾンの生成量は低下せず、寧ろ、水道水を用いた場合よりオゾンの生成量が向上することを発見した。
図3は、その実験結果を表すグラフであり、図3(A)は原料水に水道水を用いた場合のオゾン生成量を、図3(B)は原料水に純水を用いた場合のオゾン生成量を、それぞれ表している。図3(A),(B)に示すように、陽極3に白金電極を用いた実験結果(○)では、原料水に純水を用いた場合(B)、原料水に水道水を用いた場合(A)に比べて極端にオゾンの生成量が低下する。これに対して、陽極3に導電性ダイヤモンドを用いた実験結果(●)では、原料水に純水を用いた場合(B)でもオゾンの生成量は低下せず、寧ろ、水道水を用いた場合(A)よりオゾンの生成量が向上することが分かる。従って、本実施の形態では、オゾンの生成量を低下させることなく、陰極5へのスケールの付着を抑制し、殺菌・消毒能力の高いオゾンミストを発生することができる。
また、水道水を電解してオゾン水を生成した場合には、水道水中に含まれる塩素含有成分が電解により次亜塩素酸などに変化し、オゾンミストを生成する際にも、次亜塩素酸などが同時に大気中に放出される可能性がある。これに対して、本実施の形態では、原料水に純水を使用しているので、次亜塩素酸が大気中に放散されるのも抑制できる。
次に、図4は、第2の実施の形態としてのオゾンミスト発生装置の全体構成を表す模式図である。本実施の形態では、原料水タンク31の側面の一部に電解セル1を設け、図5に詳細に示すように、陽極3が原料水タンク31の内面に直接露出する構成とした。すなわち、陽極室13(図1参照)と原料水タンク31とを一体に構成した。また、陰極室15には、図4に示すように、上記第1の実施の形態と同様、陰極水タンク51との間でポンプ52により陰極水を一定流量で循環させた。このように構成された本実施の形態では、ポンプ32が省略できるばかりでなく、上記第1の実施の形態の効果に加えて次のような効果が生じる。
電解セル1で発生したオゾンは、陽極室13の壁面や陽極3の表面に気泡となって付着する場合がある。この場合、気泡がある大きさ以上になると気泡の浮力が表面付着力よりも勝り、気泡が陽極3の表面等から脱離する訳であるが、この気泡はそのまま原料水表面から外気中に抜けてしまう場合が多い。これに対して、本実施の形態では、原料水タンク31に設けられた超音波素子33が発生する超音波により、陽極室13内の原料水が攪拌される。このため、上記気泡が微細化され、更に、微細化された気泡が効率よく原料水に溶解される。従って、本実施の形態では、一層効率よく高濃度のオゾン水を生成し、同時にオゾンミストを一層効率よく発生することができる。更に、このように気泡を微細化する効果は、図4,図5に例示したように、超音波素子33を電解セル1の近傍に配設した場合に一層顕著に生じる。
また、上記各実施の形態において、陰極水としては、クエン酸等を溶解させた酸性水を用いてもよい。この場合、陰極水を例えばpH5以下の酸性に維持することで、大気中の二酸化炭素などから陰極室15内に炭酸イオンが生成されるのを抑制し、延いては、カルシウム,マグネシウム等のスケール成分の陰極室15における析出を抑制することができる。従って、この場合、陰極5へのスケールの付着を一層良好に抑制することができる。また、このように陰極水として酸性水を用いる場合、原料水としては必ずしも純水を用いる必要はない。例えば、原料水としては一般の水道水を使用してもよく、この場合、陽極3には白金等の一般的な電極材料を用いてもよい。
次に、上記各実施の形態のオゾンミスト発生装置を、具体的に作成してその効果を検証した。先ず、上記第1の実施の形態において、原料水タンク31の底面に超音波素子33を3個配置した。超音波素子33の発振周波数は2.4MHzであり、ミストの中心粒径3μm程度で、毎時250mL程度のミスト化が可能なものを使用した。送風ファン34は原料水タンク31の壁面に設置し、吹き出し口35より風速3m/s、風量0.4m3 /minのオゾンミストを排出する。原料水タンク31内の原料水は純水であり、その容量を500mlとした。ポンプ32による送液速度は0.2L/minとした。
陰極水タンク51内の陰極水も純水であり、その容量を200mlとした。ポンプ52による送液速度は0.2L/minとした。なお、本実施例においては、ダイヤモンド電極の耐久性、及び高いオゾン生成効率という観点から、特願2005−232184号に示される電解セル1を使用した。すなわち電解セル1の陽極3としてダイヤモンド電極を使用し、陰極5として白金メッシュ電極を使用した。ダイヤモンド電極は自立体型のものであり、厚みが0.8mm大きさが15×50mmの矩形板状であり、直径1mmの孔が中心間距離2mmで開けてあるものである。また、陽極室13と陰極室15を区切る固体高分子膜7として、プロトン伝導性の高分子膜(商品名「ナフィオン」:デュポン社製)を使用した。
このように構成されたオゾンミスト発生装置において、超音波素子33の個数に対するオゾンミストの発生量を比較した。なお、本実施例において、陽極3と陰極5との間に通電する電流は、直流安定化電源より1Aに固定した。
Figure 0005254531
表1に示すように、超音波素子33を使用しない場合、電解セル1のセル電圧は10Vであり、原料水中のオゾン濃度は6.0〜7.0mg/Lであり、送風ファン34により送風される気体中のオゾン濃度は0.12 vol ppmであった。この場合には、原料水のミスト化によるオゾンミストは発生していないが、原料水中に溶け切れないオゾンが徐々に原料水界面から放出されており、これが送風ファン34により運ばれたものが気体中のオゾン濃度として検出されている。
また、表1に示すように、超音波素子33を1個使用してオゾンミストを発生させた場合、原料水中のオゾン濃度は3.1〜3.4mg/Lであり、送風ファン34により送風されるオゾンミスト中のオゾン濃度は0.24 vol ppmであった。すなわち、超音波素子33を用いて原料水をミスト化することで原料水中のオゾン濃度が減少し、その分オゾンミスト中のオゾン濃度が上昇する効果が示された。
表1に示すように、超音波素子33を2個使用してオゾンミストを発生させた場合、原料水中のオゾン濃度は1.6〜1.7mg/Lであり、送風ファン34により送風されるオゾンミスト中のオゾン濃度は0.31 vol ppmであった。すなわち、超音波素子33を増やすことで原料水のミスト化量が上昇し、その分原料水中のオゾン濃度減少し、更にオゾンミスト中のオゾン濃度が上昇する効果を示した。
ところが、超音波素子33を3個使用してオゾンミストを発生させた場合、表1に示すように、原料水中のオゾン濃度は1.4〜1.7mg/Lであり、送風ファン34により送風されるオゾンミスト中のオゾン濃度は0.30 vol ppmであった。すなわち、超音波素子33を2個から3個に増やしてもこれ以上のオゾンミスト中のオゾン濃度の上昇効果は認められず、本実施の形態においては超音波素子33の数を2個とすることが最適であることが分かった。
次に、上記第2の実施の形態において、原料水タンク31の底面に超音波素子33を2個、電解セル1の陽極3表面から10mm離れた位置に配置した。超音波素子33の発振周波数は2.4MHzであり、ミストの中心粒径3μm程度で、毎時250mL程度のミスト化が可能なものを使用した。送風ファン34は原料水タンク31の壁面に設置され、吹き出し口35より風速3m/s、風量0.4m3 /minのオゾンミストを排出する。原料水タンク31内の原料水は純水であり、その容量を500mlとした。
陰極水タンク51内の陰極水も純水であり、その容量を200mlとした。ポンプ52による送液速度を0.2L/minとした。電解セル1の陽極3としてダイヤモンド電極を使用し、陰極5として白金メッシュ電極を使用した。ダイヤモンド電極は自立体型のものであり、厚みが0.8mm大きさが15×50mmの矩形板状であり、直径1mmの孔が中心間距離2mmで開けてあるものである。また、固体高分子膜7として、プロトン伝導性の高分子膜(商品名「ナフィオン」:デュポン社製)を使用した。このように構成されたオゾンミスト発生装置におけるオゾンミスト発生量を表2に示す。
Figure 0005254531
表2に示すように、超音波素子33を使用しない場合、電解セル1のセル電圧は18.1Vであり、原料水中のオゾン濃度は4.4〜4.8mg/Lであり、送風ファン34により送風される気体中のオゾン濃度は0.25 vol ppmであった。この場合には、原料水のミスト化によりオゾンミストは発生していないが、原料水中に溶け切れないオゾンが徐々に原料水界面から放出されており、これが送風ファン34により運ばれたものが気体中のオゾン濃度として検出されている。表1の超音波素子33がなしの場合と比較して、原料水中のオゾン濃度が低いのは、原料水の循環がないため陽極3の表面で気泡が形成され易く、それが溶液界面から放出されるためである。この気泡の大きさはおおよそ2〜5mm程度である。それに伴い、気体中のオゾン濃度は増加しており、本実施の形態では超音波素子33を使用しない場合には陽極3で発生したオゾンが水中に溶解し難いことが分かる。
表2に示すように、超音波素子33を2個使用してオゾンミストを発生させた場合、原料水中のオゾン濃度は1.4〜1.6mg/Lであり、送風ファン34により送風されるオゾンミスト中のオゾン濃度は0.34 vol ppmであった。すなわち、超音波素子33を用いることで、オゾンミストの発生状態は表1の超音波素子33が2個の場合と同程度となる。超音波素子33を用いた場合には、陽極3の表面から発生する気泡は1mm以下と非常に小さく、オゾンが原料水に溶解し易い状態となっている。
更に、オゾンが原料水に溶解し易くなっていることは、超音波素子33なしの溶液濃度4.4〜4.8mg/Lが、超音波素子33を2個動作させた直後に5.5mg/L程度まで上昇することからも確認される。すなわち、超音波素子33を動作させることで、オゾンが原料水に溶解し易くなる。原料水中のオゾン濃度は、その後連続してミスト化を行うことで減少していくため、最終的な原料水中のオゾン濃度は1.4〜1.6mg/Lの値となる。すなわち、第2の実施の形態では、超音波素子33による攪拌・溶解効果により、電解セル1で発生したオゾンを効率よく溶解させ、高濃度のオゾンミストを効率よく発生させることができる。
更に、本実施例では、超音波素子33を動作させることによりセル電圧が0.4V程度低下する効果が認められた。これは陽極3の表面に付着してオゾンの生成反応を阻害する気泡を効率よく取り除けるためであると考えられる。
次に、この実施例において、原料水を水道水とし、陰極水をクエン酸水溶液として実験を行った。クエン酸水溶液としては、純水200mLにクエン酸20gと食塩20gを溶解させたものを使用した。このように構成されたオゾンミスト発生装置におけるオゾンミスト発生量を表3に示す。
Figure 0005254531
表3に示すように、超音波素子33を使用しない場合、電解セル1のセル電圧は7.5Vであり、原料水中のオゾン濃度は1.4〜1.5mg/Lであり、送風ファン34により送風される気体中のオゾン濃度は0.10 vol ppmであった。この場合には、原料水のミスト化によりオゾンミストは発生していないが、原料水中に溶け切れないオゾンが徐々に原料水界面から放出されており、これが送風ファン34により運ばれたものが気体中のオゾン濃度として検出されている。表2の超音波素子33がなしの場合と比較して、セル電圧が10V程度低下する効果が認められた。表2の超音波素子33がなしの場合と比較して、原料水中のオゾン濃度が低いのは、陰極水として酸性溶液を使用していることによる。すなわち、セル電圧が低下するため消費電力は低下するものの、オゾンの生成量も減少してしまう。
超音波素子33を2個使用してオゾンミストを発生させた場合、原料水中のオゾン濃度は0.3〜0.4mg/Lであり、送風ファン34により送風されるオゾンミスト中のオゾン濃度は0.12 vol ppmであった。超音波素子33を用いた場合には、陽極3の表面から発生する気泡は1mm以下と非常に小さく、オゾンが原料水に溶解し易い状態となっている。
更に、上記実施例において、原料水を純水とし、陰極水を上記クエン酸水溶液として実験を行った。このように構成されたオゾンミスト発生装置におけるオゾンミスト発生量を表4に示す。
Figure 0005254531
表4に示すように、超音波素子33を使用しない場合、電解セル1のセル電圧は6.8Vであり、原料水中のオゾン濃度は1.6〜1.7mg/Lであり、送風ファン34により送風される気体中のオゾン濃度は0.08 vol ppmであった。この場合には、原料水のミスト化によりオゾンミストは発生していないが、原料水中に溶け切れないオゾンが徐々に原料水界面から放出されており、これが送風ファン34により運ばれたものが気体中のオゾン濃度として検出されている。原料水として純水を用いた場合も、表2の超音波素子33がなしの場合と比較して、セル電圧が11V程度低下する効果が認められた。表2の超音波素子33がなしの場合と比較して、原料水中のオゾン濃度が低いのは、陰極水として酸性溶液を使用していることによる。すなわち、セル電圧が低下するため消費電力は低下するものの、オゾンの生成量も減少してしまう。但し、本実施例のように原料水として純水を用いた場合、原料水として水道水を用いた表3の例に比べて、オゾン濃度を低下させることなくセル電圧を一層低下させることができる。
超音波素子33を2個使用してオゾンミストを発生させた場合、原料水中のオゾン濃度は0.3〜0.4mg/Lであり、送風ファン34により送風されるオゾンミスト中のオゾン濃度は0.12 vol ppmであった。超音波素子33を用いた場合には、陽極3の表面から発生する気泡は1mm以下と非常に小さく、オゾンが原料水に溶解し易い状態となっている。また、超音波素子33を使用した場合も、原料水として水道水を用いた表3の例に比べて、オゾン濃度を低下させることなくセル電圧を一層低下させることができた。
次に、陰極水として酸性溶液を用いることによるスケール付着防止効果について検証した。上記各実施例のようなオゾンミスト発生装置によりスケール付着による性能低下試験を行う場合、非常に長い時間を要するため、本実施例では、上記各実施例と同様に構成した電解セル1を用いて次のような加速試験を行った。すなわち、図6に示すように、電解セル1の陽極室13へ水道水を毎分3Lの流量で供給し、電解セル1での電解により生成したオゾン水はそのまま排出した。陰極水タンク51内の陰極水は水道水或いは上記クエン酸溶液であり、その容量を200mlとした。陰極水タンク51から電解セル1の陰極室15へポンプ52により陰極水を供給し、送液速度を0.2L/minとし、電解セル1での電解により生成した水素水が陰極水タンク51に戻される構造とした。
陰極水として水道水を用いた場合、30分程度電解するとオゾン生成能の著しい低下が見られた。すなわち、オゾン水濃度は急激に減少し、セル電圧は急激に上昇した。電解セル1を分解して観察すると、陰極5及び固体高分子膜7の陰極側にスケールが析出していることが分かった。この間に通水した水道水はおおよそ90Lであり、仮にオゾンミスト発生装置のミスト化性能が毎時0.5Lである場合、180時間程度で陰極5及び固体高分子膜7が使用不可能となることを意味する。すなわち、この場合には電解セル1の頻繁なメンテナンスが必要となる。
一方、陰極水としてクエン酸溶液を用いた場合、600分程度電解するとオゾン生成能の著しい低下が見られた。すなわち、オゾン水濃度は急激に減少し、セル電圧は急激に上昇した。電解セル1を分解して観察すると、陰極5及び固体高分子膜7の陰極側にスケールが析出していることが分かった。この間に通水した水道水はおおよそ1800Lであり、仮にオゾンミスト発生装置のミスト化性能が毎時0.5Lの場合、3600時間程度で使用不可能となることを意味する。すなわち、この場合には電解セル1のメンテナンスが大幅に軽減される。また、原料水として純水を用いた場合、純水にはカルシウム等のスケール成分が含まれないので、同様にスケールの析出が抑制され電解セル1のメンテナンスが大幅に軽減される。このように、上記各実施の形態では、スケールの析出を良好に抑制できることが分かった。
なお、上記各実施の形態において、超音波加湿器30がミスト化手段に、原料水タンク31が貯留槽に、超音波素子33が超音波発生手段に、それぞれ相当する。また、本発明は上記各実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、ミスト化手段としては、コンプレッサ等によって噴霧によるミスト化を行う構成を適用してもよい。但し、上記各実施の形態のように、超音波素子33によってミスト化を行う場合、装置を小型化すると共に導入コストも低減することができる。また、超音波素子33を用いる場合は、その超音波素子33の数を増やすことでミスト発生量が増強でき、超音波の周波数を適宜選択することにより、ミストの粒子径を任意に制御することも可能である。
また、酸性水としては、pH5以下の酸性溶液が好ましいが、上記クエン酸の他にも、硫酸や過塩素酸溶液など、各種酸性溶液を用いることができる。但し、環境中への排出を考えた場合、クエン酸を用いることが望ましい。更に、陽極3としては網目状あるいは多孔質状の基体の上に構成した導電性ダイヤモンド薄膜も使用できる。更に、上記各実施の形態のように陽極3として多孔質状または網状の構造を有する自立体型の導電性ダイヤモンド板を使用した場合、その導電性ダイヤモンドの剥離等も抑制することができる。
本発明の実施の形態に使用される電解セルの構成を表す模式図である。 第1の実施の形態としてのオゾンミスト発生装置の構成を表す模式図である。 原料水が水道水または純水である場合の、陽極の材料によるオゾン生成量の相違を例示する説明図である。 第2の実施の形態としてのオゾンミスト発生装置の構成を表す模式図である。 そのオゾンミスト発生装置の構成の一部を詳細に表す模式図である。 スケール付着防止効果に関する実験用の装置の構成を表す模式図である。
符号の説明
1…電解セル 3…陽極 5…陰極 7…固体高分子膜
13…陽極室 15…陰極室 30…超音波加湿器 31…原料水タンク
32,52…ポンプ 33…超音波素子 34…送風ファン
35…吹き出し口 51…陰極水タンク

Claims (2)

  1. 固体高分子膜を挟んで陰極と陽極とを配設し、該陰極の表面に陰極室を配設してなる電解セルと、
    原料水を保持し、側面の一部に前記電解セルを設けた貯留槽であって、前記電解セルの陽極を当該貯留槽の内面に直接露出させ、前記電解セルにて前記原料水を電気分解することによって生成されたオゾン水を貯留する貯留槽と、
    該貯留槽内の電解セルの近傍に配設され、超音波を発生して上記貯留槽内のオゾン水を加振することによって、壁面や陽極の表面に付着する気泡を微細化して溶解すると共に当該オゾン水をミスト化する超音波発生手段と
    を備え、
    上記陽極として、自立体型の導電性ダイヤモンドが使用され、
    上記原料水として純水が用いられることを特徴とするオゾンミスト発生装置。
  2. 上記陰極室に酸性水が挿入されることを特徴とする請求項1記載のオゾンミスト発生装置。
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