JP5253591B2 - 車両用制御装置およびディーゼルハイブリッド車両システム - Google Patents

車両用制御装置およびディーゼルハイブリッド車両システム Download PDF

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Description

本発明は、ディーゼルハイブリッド車両システムおよびディーゼルハイブリッド車両システムに適用される車両用制御装置に関する。
従来のディーゼルハイブリッド車両システムは、ディーゼルエンジンで発電機を駆動し、発電機で発生した交流電力をコンバータで直流電力に変換すると共に、コンバータが変換した直流電力と電力貯蔵装置による直流電力とを併用し、これらの直流電力をインバータにて交流電力に変換し、変換した交流電力でモータを駆動することにより車両に対し推進力を与えている(例えば、特許文献1)。
特開2004−312863号公報
しかしながら、従来のディーゼルハイブリッド車両システムでは、インバータが故障等によって使用不可となるとモータを駆動することができず、車両の運行が継続できないという問題点があった。また、補助電源装置(SIV)が故障等で使用不可となると補機の使用が不可能となって運行継続に支障が生ずるという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、インバータや補助電源装置の少なくとも一つが故障等で使用不可となった場合であっても、車両の運行継続を可能とする車両用制御装置およびディーゼルハイブリッド車両システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る車両用制御装置は、ディーゼルエンジンと、車両を駆動するモータと、前記ディーゼルエンジンの出力により交流電力を発電する発電機と、直流電力を充放電する電力貯蔵装置と、前記発電機が発電した交流電力を直流電力に変換して出力するコンバータと、前記電力貯蔵装置が放電する直流電力または前記コンバータが出力する直流電力を交流電力に変換して前記モータを駆動するインバータと、を備え、前記コンバータは、前記インバータの使用不可時にインバータとして動作して、前記モータを駆動することを特徴とする。
本発明に係る車両用制御装置によれば、インバータが故障等で使用不可となった場合であっても、車両の運行継続が可能になるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る車両用制御装置を含むディーゼルハイブリッド車両システムの一構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1のディーゼルハイブリッド車両システムに用いられる第1〜第4の切替器の構成例を示す図である。 図3は、ディーゼルハイブリッド車両システムの動作状態および当該動作状態に対応する第1〜第4の切替器および第1〜第3の接触器の状態を示す図表である。 図4は、コンバータ、インバータおよび補助電源装置の全てが正常なときのディーゼルハイブリッド車両システムの接続状態を示す図である。 図5は、インバータの故障時におけるディーゼルハイブリッド車両システムの接続状態を示す図である。 図6は、インバータの故障時におけるディーゼルハイブリッド車両システムの図5とは異なる接続状態を示す図である。 図7は、補助電源装置の故障時におけるディーゼルハイブリッド車両システムの接続状態を示す図である。 図8は、補助電源装置の故障時におけるディーゼルハイブリッド車両システムの図7は異なる接続状態を示す図である。 図9は、コンバータの故障時におけるディーゼルハイブリッド車両システムの接続状態を示す図である。 図10は、コンバータの故障時におけるディーゼルハイブリッド車両システムの図9とは異なる接続状態を示す図である。 図11は、コンバータおよびインバータの故障時におけるディーゼルハイブリッド車両システムの接続状態を示す図である。 図12は、コンバータおよびインバータの故障時におけるディーゼルハイブリッド車両システムの図11とは異なる接続状態を示す図である。 図13は、コンバータおよびインバータの故障時におけるディーゼルハイブリッド車両システムの図11および図12とは異なる接続状態を示す図である。 図14は、コンバータおよび補助電源装置の故障時におけるディーゼルハイブリッド車両システムの接続状態を示す図である。 図15は、コンバータおよび補助電源装置の故障時におけるディーゼルハイブリッド車両システムの図14とは異なる接続状態を示す図である。 図16は、コンバータおよび補助電源装置の故障時におけるディーゼルハイブリッド車両システムの図14および図15とは異なる接続状態を示す図である。 図17は、インバータおよび補助電源装置の故障時におけるディーゼルハイブリッド車両システムの接続状態を示す図である。 図18は、インバータおよび補助電源装置の故障時におけるディーゼルハイブリッド車両システムの図17とは異なる接続状態を示す図である。 図19は、インバータおよび補助電源装置の故障時におけるディーゼルハイブリッド車両システムの図17および図18とは異なる接続状態を示す図である。 図20は、コンバータ、インバータおよび補助電源装置の故障時におけるディーゼルハイブリッド車両システムの接続状態を示す図である。 図21は、コンバータ、インバータおよび補助電源装置の故障時におけるディーゼルハイブリッド車両システムの図20とは異なる接続状態を示す図である。 図22は、実施の形態1に係るディーゼルハイブリッド車両システムに用いられて好適な実施の形態2に係るディーゼルエンジンシステムの一構成例を示す図である。 図23は、実施の形態2に係るディーゼルエンジンシステムを水冷アフタークーラー方式に適用した場合の一構成例を示す図である。 図24は、実施の形態2に係るディーゼルエンジンシステムを空冷アフタークーラー方式に適用した場合の一構成例を示す図である。
以下に添付図面を参照し、本発明の実施の形態にかかる車両用制御装置およびディーゼルハイブリッド車両システムについて説明する。なお、以下に示す実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
<装置およびシステムの構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る車両用制御装置を含むディーゼルハイブリッド車両システムの一構成例を示す図である。実施の形態1に係るディーゼルハイブリッド車両システムは、図1に示すように、ディーゼルエンジン1、発電機2、コンバータ(CNV)3、第1のインバータとしてのインバータ(INV)4、モータ5、電力貯蔵装置6、第2のインバータとしての補助電源装置(SIV)7、補機8および、ディーゼルハイブリッド車両システム全体の動作を統括する制御部50を主要構成部として構成されると共に、各主要構成部間に介在し、それらの接続関係を自在に変更する第1〜第4の切替器9〜12、第1〜第3の接触器13〜15、電流を検出するセンサである電流検出器22〜24、電圧を検出するセンサである電圧検出器25〜27ならびに、発電機およびモータの回転数を検出する回転検出器28,29を備えている。これらの構成部のうち、実施の形態1に係る車両用制御装置は、コンバータ(CNV)3、インバータ(INV)4および補助電源装置(SIV)7を備えて構成される。なお、図1では、電圧検出器26,27の検出対象であるフィルタコンデンサ20,21を併せて示している。
つぎに、ディーゼルハイブリッド車両システムを構成する各部の接続関係および、概略の機能について説明する。
ディーゼルエンジン1は駆動力を発生する駆動源の一つであり、発電機2に接続される。発電機2は、ディーゼルエンジン1の出力により交流電力を発電する。電力貯蔵装置6は、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、電気二重層キャパシタ、リチウムイオンキャパシタ、フライホイール等を貯蔵手段とする電気エネルギーの貯蔵装置であると共に、駆動力を発生する他の駆動源であり、コンバータ3とインバータ4と接続部(直流電圧部)に接続され、直流電力を充放電する。コンバータ3は、発電機2が発電した交流電力を直流電力に変換する一方で、電力貯蔵装置6が放電する直流電力を交流電力に変換する。インバータ4は、コンバータ3または電力貯蔵装置6から供給される直流電力を交流電力に変換する。モータ5は、インバータ4からの交流電力の供給を受けて駆動力(推進力)を発生する。補助電源装置7は、直流電圧部に接続され、直流電力を一定電圧一定周波数の交流電力に変換して補機8に供給する。なお、補機8は、駆動装置以外の負荷機器の総称である。
第1〜第4の切替器9〜12は、図2(a)に示すように3つの接続端a〜cを有し、これら3つの接続端a〜cのうちの任意2つの接続端間を接続する機能を有する。ここで、この切替器をON/OFFスイッチで構成した一例が同図(b)である。図示のように、接続端a,c間を接続する場合には、ca間のスイッチをON、ab間のスイッチをOFF、bc間のスイッチをOFFに制御すればよい。また、この切替器を切替スイッチで構成した一例が同図(c)である。(b)と同様に接続端a,c間を接続する場合、図示のように、aスイッチをc側に倒し、cスイッチをa側に倒せばよい(bスイッチの位置は任意)。
図1に戻り、第1の切替器9は、発電機2、コンバータ3および第4の切替器12の3者間に挿入され、これら3者間のうちの2者を選択して接続する。以下同様に、第2の切替器10は、インバータ4、モータ5および第4の切替器12の3者間に挿入され、第3の切替器11は、補助電源装置7、補機8および第4の切替器12の3者間に挿入され、第4の切替器12は、第1の切替器9、第2の切替器10および第3の切替器11の3者間に挿入され、それぞれが3者間のうちの2者を選択して接続する機能を有する。
第1〜第3の接触器13〜15は、2つの接続端を有し、これら2つの接続端に接続される構成部間の接続をON/OFFする機能を有する。ここで、第1の接触器13は、直流電圧部における電力貯蔵装置6の接続部30とコンバータ3との間に接続され、第2の接触器14は、この接続部30とインバータ4との間に接続され、第3の接触器15は、この接続部30と補助電源装置7との間に接続される。
つぎに、各センサについて説明する。電流検出器22は発電機2とコンバータ3の間に流れる電流を発電機電流IGとして検出し、電流検出器23はインバータ4とモータ5の間に流れる電流をモータ電流IMとして検出し、電流検出器24は電力貯蔵装置6に流出入する電流をバッテリ電流IBとして検出する。また、電圧検出器25はコンバータ3と発電機2の接続端の電圧を発電機電圧VGとして検出し、電圧検出器26はフィルタコンデンサ20の電圧を第1の直流電圧EFCDとして検出し、電圧検出器27はフィルタコンデンサ21の電圧を第2の直流電圧EFCとして検出する。さらに、回転検出器28は発電機2の回転数を発電機回転数FRGとして検出し、回転検出器29はモータ5の回転数をモータ回転数RNとして検出する。なお、これらの各センサが検出した検出値(センサ情報)は、制御部50に入力される。
また、制御部50には、上記センサ情報に加え、電力貯蔵装置6の状態を表す状態情報STBが入力される。この状態情報には、電力貯蔵装置6の出力電圧(バッテリ電圧)、電力貯蔵装置6の充電(貯蔵)状態を表す情報(SOC:State Of Charge)、電力貯蔵装置6が充電状態であるか放電状態であるかの情報(動作情報)などが含まれる。
さらに、制御部50には、操作内容を示す情報(操作情報)が入力される。この操作情報には、例えば、電気車の運行操作(力行、ブレーキ、惰行、停車)を示す情報や、車両システムの受電開始操作を示す情報などが含まれる。制御部50は、上記センサ情報(発電機電流IG、モータ電流IM、バッテリ電流IB、発電機電圧VG、第1の直流電圧EFCD、第2の直流電圧EFC、発電機回転数FRG、モータ回転数RN)、電力貯蔵装置6の状態情報STB、外部からの操作情報CMDに基づいて、コンバータ3に具備されるスイッチ素子を制御するためのゲート信号GSC、インバータ4に具備されるスイッチ素子を制御するためのゲート信号GSIおよび、補助電源装置7に具備されるスイッチ素子を制御するためのゲート信号GSSを生成し、それぞれコンバータ3、インバータ4および補助電源装置7に出力すると共に、ディーゼルエンジン1の回転数を制御するための回転数制御信号RDを生成してディーゼルエンジン1に出力する。また、制御部50は、後述する故障態様に応じた切替信号を生成して第1〜第4の切替器9〜12および第1〜第3の接触器13〜15に出力する。なお、図1では、煩雑さを避けるため、これら第1〜第4の切替器9〜12および第1〜第3の接触器13〜15に対する切替信号の図示を省略している。
図3は、ディーゼルハイブリッド車両システムの動作状態および当該動作状態に対応する第1〜第4の切替器および第1〜第3の接触器の状態を示す図表である。図3において、第1〜第4の切替器9〜12の欄に示される小文字のアルファベットは、図2(a)に示した各端子の接続状態を表しており、例えば“a−b”の表記は、接続端a,b間が接続されることを意味している。第1〜第3の接触器13〜15の欄に示されている“ON”、“OFF”は、第1〜第3の接触器の導通状態を表しており、“ON”は導通状態にあることを意味し、“OFF”は非導通状態にあることを意味している。また、“エンジンの起動”欄に“○”が付されているものは、ディーゼルエンジンを併用することを意味し、“発電機からの充電”欄に“○”が付されているものは、発電機2の発電電力を用いて電力貯蔵装置6を充電することを意味する。なお、太枠で囲った部分は、動作状態が同一のものを見やすくするために付したものである。図示のように、動作状態が同一の場合であっても、第1〜第4の切替器のうちの少なくとも一つの接続状態は異なってくる(第1〜第3の接触器の状態は同一である)。第1〜第4の切替器の接続状態による動作の差異については、以後の実施の形態の動作説明において詳述する。
<基本動作>
図4は、コンバータ(CNV)、インバータ(INV)および補助電源装置(SIV)の全てが正常なときのディーゼルハイブリッド車両システムの接続状態を示す図であり、第1〜第4の切替器および第1〜第3の接触器が通常状態(図3のNo.1参照)として制御される場合の接続状態を示している。ここではまず、図1および図4を参照し、ディーゼルハイブリッド車両システムの基本的な動作について説明する。なお、この基本動作説明では、鉄道車両に搭載されたディーゼルハイブリッド車両システムが駅間を走行する場合を一例として取り上げる。
ディーゼルハイブリッド車両システムは、制御部50の制御により、図4に示すように、第1、第2の切替器9,10は接続端a,b間が接続され、第3の切替器11,12は接続端b,c間が接続され、第1〜第3の接触器13〜15はONに制御される。なお、図4では、第4の切替器12は接続端b,c間が接続されているが、この接続は任意である(図3のNo.1参照)。この制御により、発電機2とコンバータ3が接続され、コンバータ3とインバータ4が接続され、インバータ4とモータ5が接続され、補助電源装置7と補機8が接続される。また、電力貯蔵装置6は、コンバータ3、インバータ4および補助電源装置7のそれぞれに接続される。
このような接続状態において、制御部50に対し、図示しない運転台から力行指令(操作情報CMDの一つ)が入力されると、制御部50は、インバータ4を動作させ、モータ5に供給される交流電力の電圧振幅および周波数を制御する。インバータ4は、電力貯蔵装置6から供給される直流電力を交流電力に変換してモータ5に供給する。モータ5が駆動されることにより、車両が起動して力行を開始する。なお、この起動時には、ディーゼルエンジン1の出力は停止している。
車両の速度が一定速度(たとえば、時速20km)に達すると、制御部50は、コンバータ3をインバータとして動作させ、発電機2に供給する交流電力の電圧振幅および周波数を制御する。コンバータ3がインバータとして動作し、電力貯蔵装置6から供給される直流電力を交流電力に変換して発電機2に供給することにより、発電機2は、モータとして動作する。
発電機2が駆動されると、ディーゼルエンジン1が始動する。ディーゼルエンジン1が始動すると、発電機2は、本来の発電機として動作する。ディーゼルエンジン1が始動し、車両の力行に必要な出力を発生するようになると、発電機2が発生する交流電力はコンバータ3にて直流電力に変換され、インバータ4に供給される。このとき、電力貯蔵装置6から放電されていた直流電力は減少して行き、電力貯蔵装置6からの電流(放電電流)は流れなくなる。
車両の速度が所定の速度に到達すると、図示しない運転台から制御部50に出力されていた力行指令がOFFされる。制御部50は、インバータ4を停止させ、車両は惰行状態となる。
補機8の消費電力は、補助電源装置7から供給される。なお、発電機2が交流電力を発生していない場合、補助電源装置7への電力は電力貯蔵装置6から供給される。一方、発電機2が交流電力を発生している場合、補助電源装置7には、発電機2が発電した交流電力がコンバータ3により直流電力に変換されて供給される。
その後、図示しない運転台から制御部50にブレーキ指令が入力されると、制御部50は、コンバータ3を停止してディーゼルエンジン1および発電機2を停止する。また、制御部50は、インバータ4をコンバータとして動作させることにより、モータ5を発電機として動作させる。このとき、インバータ4は、モータ5から回生された交流電力を直流電力に変換し、補助電源装置7に必要な電力供給を行うと共に、余剰電力を利用して電力貯蔵装置6を充電する。
なお、制御部50による上記の制御は、制御部50に入力されるセンサ情報(発電機電流IG、モータ電流IM、バッテリ電流IB、発電機電圧VG、第1の直流電圧EFCD、第2の直流電圧EFC、発電機回転数FRG、モータ回転数RN)および電力貯蔵装置6の状態情報STBに基づいて、好適に行われることは言うまでもない。
<インバータの故障時の動作>
つぎに、インバータの故障時の動作について、図5を参照して説明する。なお、図5において、コンバータ(CNV)3、インバータ(INV)4および補助電源装置(SIV)7の各構成部上に付した“○”印は当該構成部が正常であることを意味し、“×”印は当該構成部が異常であることを意味している(図6以下の各図面においても同様である)。
まず、インバータの故障時には、制御部50の制御により、例えば図5に示すように、第1〜第3の切替器9〜11は接続端b,c間が接続され、第4の切替器12は接続端a,b間が接続され、第1,第3の接触器13,15はONに制御され、第2の接触器14はOFFに制御される(図3のNo.2参照)。この制御により、発電機2とコンバータ3は切り離されると共に、コンバータ3とインバータ4も切り離され、コンバータ3とモータ5が接続され、補助電源装置7と補機8が接続される。また、電力貯蔵装置6は、コンバータ3および補助電源装置7のそれぞれに接続される。
ディーゼルハイブリッド車両システムが図5のように接続されるとき、制御部50は、コンバータ3をインバータとして動作させ、電力貯蔵装置6から供給される直流電力を交流電力に変換してモータ5を駆動する。モータ5が駆動されることにより、車両の運行は継続可能である。また、補機8は補助電源装置7を介して電力貯蔵装置6に接続されるため、補機8への電力供給も継続可能である。
また、電力貯蔵装置6の放電能力が低下した場合、図6のように接続すればよい。図6の場合、第1、第4の切替器9,12は接続端a,b間が接続され、第2、第3の切替器10,11は接続端b,c間が接続され、第1,第3の接触器13,15はONに制御され、第2の接触器14はOFFに制御される(図3のNo.3参照)。この制御により、発電機2とコンバータ3は接続され、コンバータ3とインバータ4は切り離され、補助電源装置7と補機8が接続される。すなわち、モータ5は、電力供給源から切り離される。一方、電力貯蔵装置6は、コンバータ3を介して発電機2に接続され、補機8は、補助電源装置7を介して電力貯蔵装置6に接続される。
したがって、電力貯蔵装置6の放電能力が低下した場合であっても、発電機2の発電電力を用いて電力貯蔵装置6に対する充電が可能となる。また、補機8は補助電源装置7を介して電力貯蔵装置6に接続されるため、補機8に対する電力供給の継続が可能となる。
<補助電源装置の故障時の動作>
つぎに、補助電源装置の故障時の動作について説明する。まず、補助電源装置の故障時には、制御部50の制御により、例えば図7に示すように、第1、第4の切替器9,12は接続端b,c間が接続され、第2、第3の切替器10,11は接続端a,b間が接続され、第1,第2の接触器13,14はONに制御され、第3の接触器15はOFFに制御される(図3のNo.4参照)。この制御により、発電機2とコンバータ3は切り離され、インバータ4とモータ5が接続され、コンバータ3と補機8が接続される。また、電力貯蔵装置6は、コンバータ3およびインバータ4のそれぞれに接続される。
ディーゼルハイブリッド車両システムが図7のように接続されるとき、制御部50は、インバータ4を動作させ、電力貯蔵装置6から供給される直流電力を交流電力に変換してモータ5を駆動する。モータ5が駆動されることにより、車両の運行は継続可能である。
また、制御部50は、コンバータ3をインバータとして動作させ、電力貯蔵装置6から供給される直流電力を交流電力に変換して補機8に供給する。したがって、補機8への電力供給も継続可能である。
なお、電力貯蔵装置6に対する充電は、モータ5の回生電力を利用して行うことが可能である。このとき、インバータ4はコンバータとして動作する。
また、補助電源装置の故障時においては、図8に示すように、発電機2とコンバータ3を接続してもよい。図8の場合、第1〜第3の切替器9〜11は接続端a,b間が接続され、第4の切替器12は接続端b,c間が接続され、第1、第2の接触器13,14はONに制御され、第3の接触器15はOFFに制御される(図3のNo.5参照)。この制御により、発電機2とコンバータ3が接続され、コンバータ3とインバータ4が接続され、インバータ4とモータ5が接続される。また、電力貯蔵装置6は、コンバータ3を介して発電機2に接続される。
したがって、コンバータ3およびインバータ4を動作させれば、発電機2の発電電力を用いてモータ5を駆動することができ、車両の運行継続が可能となる。
また、電力貯蔵装置6の放電能力が低下した場合には、発電機2の発電電力を用いて電力貯蔵装置6に対する充電が可能となる。
また、モータ5の回生電力が利用できる場合には、インバータ4をコンバータとして動作させることにより、電力貯蔵装置6に対する充電が可能となる。
<コンバータの故障時の動作>
つぎに、コンバータの故障時の動作について説明する。まず、コンバータの故障時には、制御部50の制御により、例えば図9に示すように、第1、第2の切替器9,10は接続端a,c間が接続され、第3の切替器11は接続端b,c間が接続され、第4の切替器12は接続端a,b間が接続され、第1の接触器13はOFFに制御され、第2、第3の接触器14,15はONに制御される(図3のNo.6参照)。この制御により、発電機2とコンバータ3は切り離されると共に、インバータ4とモータ5も切り離される。一方、電力貯蔵装置6は、インバータ4を介して発電機2に接続され、補機8は、補助電源装置7を介して電力貯蔵装置6に接続される。
ディーゼルハイブリッド車両システムが図9のように接続されるとき、制御部50は、インバータ4をコンバータとして動作させ、発電機2から供給される交流電力を直流電力に変換し、補助電源装置7に必要な電力供給を行うと共に、余剰電力を利用して電力貯蔵装置6を充電する。このため、補機8への電力供給が可能となる。
また、コンバータの故障時において、図10に示すように接続すれば、モータ5および補機8への電力供給が可能となる。図10の場合、第1の切替器9は接続端a,c間が接続され、第2、第4の切替器10,12は接続端a,b間が接続され、第3の切替器11は接続端b,c間が接続され、第1の接触器13はOFFに制御され、第2、第3の接触器14,15はONに制御される(図3のNo.7参照)。この制御により、発電機2はモータ5から切り離されるが、インバータ4とモータ5が接続され、補機8は、補助電源装置7を介して電力貯蔵装置6に接続される。
したがって、インバータ4を動作させれば、電力貯蔵装置6の直流電力を用いてモータ5を駆動することができ、車両の運行継続が可能となる。
また、補機8も補助電源装置7を介して電力貯蔵装置6に接続されるため、補機8への電力供給も可能となる。
<コンバータおよびインバータの故障時の動作>
つぎに、コンバータおよびインバータの故障時の動作について説明する。これらの故障時には、制御部50の制御により、例えば図11に示すように、第1の切替器9は接続端a,c間が接続され、第2、第3の切替器10,11は接続端b,c間が接続され、第4の切替器12は接続端a,b間が接続され、第1、第2の接触器13,14はOFFに制御され、第3の接触器15はONに制御される(図3のNo.8参照)。この制御により、発電機2とコンバータ3は切り離され、インバータ4とモータ5も切り離され、さらにコンバータ3およびインバータ4は電力貯蔵装置6とも切り離される。一方、モータ5は発電機2に接続され、補機8は、補助電源装置7を介して電力貯蔵装置6に接続される。
ディーゼルハイブリッド車両システムが図11のように接続されるとき、モータ5の回生電力を発電機2に供給することで、ディーゼルエンジン1の始動が可能となる。ディーゼルエンジン1が始動し、車両の力行に必要な出力を発生するようになれば、ディーゼルエンジン1の回転数を制御して発電機2からの交流電力を所望の交流電力に制御し、この交流電力をモータ5に供給することでモータ5を駆動することができ、車両の運行継続が可能となる。
また、コンバータおよびインバータの故障時において、図12に示すように接続すれば、電力貯蔵装置6への充電が可能となる。図12の場合、第1、第3の切替器9,11は接続端a,c間が接続され、第2、第4の切替器10,12は接続端b,c間が接続され、第1、第2の接触器13,14はOFFに制御され、第3の接触器15はONに制御される(図3のNo.9参照)。この制御により、発電機2はモータ5から切り離されるが、補助電源装置7を介して電力貯蔵装置6に接続される。
したがって、補助電源装置7をコンバータとして動作させれば、発電機2の発電電力を用いて電力貯蔵装置6に対する充電が可能となる。また、この制御とは逆に、補助電源装置7を通常のインバータとして動作させ、電力貯蔵装置6から供給される直流電力を交流電力に変換して発電機2に供給することにより、発電機2をモータとして動作させれば、予めディーゼルエンジン1を始動しておくことが可能となる。
また、コンバータおよびインバータの故障時において、図13に示すように接続してもよい。図13の場合、第1、第3、第4の切替器9,11,12は接続端a,c間が接続され、第2の切替器10は接続端b,c間が接続され、第1、第2の接触器13,14はOFFに制御され、第3の接触器15はONに制御される(図3のNo.10参照)。この制御により、発電機2はモータ5から切り離されるが、モータ5は補助電源装置7を介して電力貯蔵装置6に接続される。
したがって、補助電源装置7を動作させれば、電力貯蔵装置6の直流電力を用いてモータ5を駆動することができ、車両の運行継続が可能となる。
<コンバータおよび補助電源装置の故障時の動作>
つぎに、コンバータおよび補助電源装置の故障時の動作について説明する。これらの故障時には、制御部50の制御により、例えば図14に示すように、第1の切替器9は接続端a,c間が接続され、第2、第3の切替器10,11は接続端a,b間が接続され、第4の切替器12は接続端b,c間が接続され、第1、第3の接触器13,15はOFFに制御され、第2の接触器14はONに制御される(図3のNo.11参照)。この制御により、コンバータ3は、発電機2、インバータ4および電力貯蔵装置6から切り離され、補助電源装置7は、コンバータ3、インバータ4および電力貯蔵装置6から切り離される。一方、モータ5はインバータ4に接続され、補機8は、発電機2に接続される。
ディーゼルハイブリッド車両システムが図14のように接続されるとき、インバータ4を動作させれば、電力貯蔵装置6の直流電力を用いてモータ5を駆動することができ、車両の運行継続が可能となる。
また、ディーゼルエンジン1が起動されている場合には、発電機2からの交流電力を補機8に供給することができ、補機8への電力供給が可能となる。
また、コンバータおよび補助電源装置の故障時において、図15に示すように接続すれば、電力貯蔵装置6への充電が可能となる。図15の場合、第1、第2の切替器9,10は接続端a,c間が接続され、第3、第4の切替器11,12は接続端a,b間が接続され、第1、第3の接触器13,15はOFFに制御され、第2の接触器14はONに制御される(図3のNo.12参照)。この制御により、発電機2はインバータ4を介して電力貯蔵装置6に接続される。
したがって、インバータ4をコンバータとして動作させれば、発電機2の発電電力を用いて電力貯蔵装置6に対する充電が可能となる。
また、コンバータおよび補助電源装置の故障時において、図16に示すように接続すれば、補機8への電力供給が可能となる。図16の場合、第1、第2、第4の切替器9,10,12は接続端a,c間が接続され、第3の切替器11は接続端a,b間が接続され、第1、第3の接触器13,15はOFFに制御され、第2の接触器14はONに制御される(図3のNo.13参照)。この制御により、インバータ4は補機8に接続される。
したがって、インバータ4を動作させれば、電力貯蔵装置6の直流電力を用いて補機8に交流電力を供給することができ、補機8への電力供給が可能となる。
<インバータおよび補助電源装置の故障時の動作>
つぎに、インバータおよび補助電源装置の故障時の動作について説明する。これらの故障時には、制御部50の制御により、例えば図17に示すように、第1、第2の切替器9,10は接続端b,c間が接続され、第3、第4の切替器11,12は接続端a,b間が接続され、第1の接触器13はONに制御され、第2、第3の接触器14,15はOFFに制御される(図3のNo.14参照)。この制御により、インバータ4は、コンバータ3および電力貯蔵装置6から切り離され、補助電源装置7は、コンバータ3および電力貯蔵装置6から切り離される。一方、モータ5はコンバータ3に接続される。
ディーゼルハイブリッド車両システムが図17のように接続されるとき、コンバータ3をインバータとして動作させれば、電力貯蔵装置6の直流電力を用いてモータ5を駆動することができ、車両の運行継続が可能となる。
また、インバータおよび補助電源装置の故障時において、図18に示すように接続すれば、電力貯蔵装置6への充電が可能となる。図18の場合、第1、第3、第4の切替器9,11,12は接続端a,b間が接続され、第2の切替器10は接続端b,c間が接続され、第1の接触器13はONに制御され、第2、第3の接触器14,15はOFFに制御される(図3のNo.15参照)。この制御により、発電機2はコンバータ3を介して電力貯蔵装置6に接続される。
したがって、コンバータ3を動作させれば、発電機2の発電電力を用いて電力貯蔵装置6に対する充電が可能となる。
また、コンバータおよび補助電源装置の故障時において、図19に示すように接続すれば、補機8への電力供給が可能となる。図19の場合、第1、第2、第4の切替器9,10,12は接続端b,c間が接続され、第3の切替器11は接続端a,b間が接続され、第1の接触器13はONに制御され、第2、第3の接触器14,15はOFFに制御される(図3のNo.16参照)。この制御により、コンバータ3は補機8に接続される。
したがって、コンバータ3をインバータとして動作させれば、電力貯蔵装置6の直流電力を用いて補機8に交流電力を供給することでができ、補機8への電力供給が可能となる。
<コンバータ、インバータおよび補助電源装置の故障時の動作>
つぎに、コンバータ、インバータおよび補助電源装置の故障時の動作について説明する。これらの故障時には、制御部50の制御により、例えば図20に示すように、第1の切替器9は接続端a,c間が接続され、第2の切替器10は接続端b,c間が接続され、第3、第4の切替器11,12は接続端a,b間が接続され、第1〜第3の接触器13〜15は全てOFFに制御される(図3のNo.17参照)。この制御により、コンバータ3は、発電機2および電力貯蔵装置6から切り離され、インバータ4は、モータ5および電力貯蔵装置6から切り離され、補助電源装置7は、コンバータ3、インバータ4および電力貯蔵装置6から切り離される。一方、モータ5は発電機2に接続される。
ディーゼルハイブリッド車両システムが図20のように接続されるとき、ディーゼルエンジン1が起動されている場合には、ディーゼルエンジン1の回転数を制御して発電機2からの交流電力を所望の交流電力に制御し、この交流電力をモータ5に供給することでモータ5を駆動することができ、車両の運行継続が可能となる。
また、コンバータ、インバータおよび補助電源装置の故障時において、図21に示すように接続すれば、補機8への電力供給が可能となる。図21の場合、第1の切替器9は接続端a,c間が接続され、第2、第4の切替器10,12は接続端b,c間が接続され、第3の切替器11は接続端a,b間が接続され、第1〜第3の接触器13〜15は全てOFFに制御される(図3のNo.18参照)。この制御により、補機8は発電機2に接続される。
ディーゼルハイブリッド車両システムが図21のように接続されるとき、ディーゼルエンジン1が起動されている場合には、ディーゼルエンジン1の回転数を制御して発電機2からの交流電力を所望の交流電力に制御し、この交流電力を補機8に供給することができ、補機8への電力供給が可能となる。
なお、コンバータ、インバータおよび補助電源装置の全てが故障している場合、ディーゼルエンジン1を再始動することができない。このため、例えば、コンバータ3、インバータ4および補助電源装置7のうちの何れか2つの部位が故障した場合、当該故障部位に応じて、一旦、図12、図15および図18に示すような接続状態に制御し、ディーゼルエンジン1を再始動しておくことが好ましい。このような制御を行えば、その後、コンバータ3、インバータ4および補助電源装置7の全てが故障してしまった場合でも、発電機2からモータ5および補機8に対する電力供給が可能となり、車両の運行継続と補機8への電力供給が可能となる。
以上説明したように、実施の形態1に係るディーゼルハイブリッド車両システムによれば、インバータの故障時にコンバータの接続先をモータに切り替えることとしたので、インバータが使用不可となった場合であっても、車両の運行を継続することができ、ディーゼルハイブリッド車両システムの信頼性が向上するという効果が得られる。
また、実施の形態1に係るディーゼルハイブリッド車両システムによれば、コンバータの故障時にインバータの接続先を発電機に切り替えることとしたので、コンバータが使用不可となった場合であっても、車両の運行を継続することができ、ディーゼルハイブリッド車両システムの信頼性が向上するという効果が得られる。
また、実施の形態1に係るディーゼルハイブリッド車両システムによれば、補機への電力供給を行う補助電源装置の故障時に、コンバータの接続先を補機側に切り替えることとしたので、補助電源装置が故障等で使用不可となった場合であっても、補機への電力供給を継続することができ、ディーゼルハイブリッド車両システムの信頼性が向上するという効果が得られる。
なお、実施の形態1では、ディーゼルハイブリッド車両システムの信頼性向上のための制御対象に補機への電力供給を行う補助電源装置を含める実施形態について説明したが、補助電源装置を含めず、電力変換装置としては、コンバータおよびインバータのみを含めることでも構わない。このような制御形態であっても、コンバータおよびインバータのうちの少なくとも一つが故障したときに、車両の運行継続が可能となるという本実施の形態の効果を得ることができる。
また、上記説明では、鉄道車両に搭載されるディーゼルハイブリッド車両システムを一例として説明したが、鉄道車両に限定されるものではなく、電力貯蔵装置を搭載したハイブリッド移動体(自動車、自動2輪等)、ハイブリッド建設機械(ダンプトラック、ブルドーザ、ショベルカー等)あるいは、船舶の分野にも適用可能である。
実施の形態2.
図22は、実施の形態1に係るディーゼルハイブリッド車両システムに用いられて好適な実施の形態2に係るディーゼルエンジンシステムの一構成例を示す図である。実施の形態2に係るディーゼルエンジンシステムは、図22に示すように、ディーゼルエンジン60、冷却装置61、熱電発電素子62、制御電源63、制御電源負荷64、ダイオード65、冷却水供給管67および、冷却水還流管68を備えて構成されている。
図22において、ディーゼルエンジン60と冷却装置61との間には、冷却水供給管67および冷却水還流管68が配されており、ディーゼルエンジン60は、これら冷却水供給管67および冷却水還流管68を循環する冷却水によって冷却される構成である。また、冷却水供給管67と冷却水還流管68との間には、これら冷却水供給管67および冷却水還流管68に接するように熱電発電素子62が配されている。熱電発電素子62は、温度差を利用して発電するゼーベック効果利用の熱電発電素子であり、冷却水の温度差(冷却水還流管68が高温側、冷却水供給管67が低温側)に応じた熱エネルギーを電気エネルギーに変換し、逆流防止用のダイオード65を通じて制御電源負荷64に供給すると共に、余剰電力は制御電源63に蓄積する。
なお、本発明の出願時における典型的な熱電発電素子として、1素子あたりの発電出力が“8V−3A”程度のものがアナウンスされている。ここで、鉄道車両に用いられる制御電源電圧は、数V〜100V程度であるため、この熱電発電素子を最大でも15素子直列に接続すれば、全ての制御電源に適用可能である。なお、制御電源の容量が大きい場合には、直列接続した素子群を並列接続して用いればよい。また、この種の発電素子の容積は比較的小さいため(本項の熱電発電素子では、1素子あたり10数cm3程度)、数多くの素子または素子群を配列することが可能であり、異なる制御電源電圧および異なる容量を有する複数種の制御電源への対応が可能である。
実施の形態2に係るディーゼルエンジンシステムによれば、ディーゼルエンジンの発熱(廃熱)を利用した熱電発電を行い、発電した電力をディーゼルエンジンシステムを制御する制御電源の電気エネルギーとして利用することとしたので、車両全体で消費するトータルエネルギーの低減が可能となる。
また、実施の形態2に係るディーゼルエンジンシステムでは、ディーゼルエンジンを冷却する冷却水の温度差を利用して熱電発電を行うので、冷却水の廃熱容量を低減することができ、冷却装置容量の低減が可能となる。
図23および図24は、実施の形態2に係るディーゼルエンジンシステムのより具体的な適用例を示す図であり、図23は、水冷アフタークーラー方式のディーゼルエンジンシステムに適用した場合の一構成例であり、図24は、空冷アフタークーラー方式のディーゼルエンジンシステムに適用した場合の一構成例である。
まず、水冷アフタークーラー方式のディーゼルエンジンシステムについて説明すると、このディーゼルエンジンシステムでは、図23に示すように、ディーゼルエンジン70、圧縮機71aおよびタービン71bを有する過給器71、ラジエータ74、アフタークーラー75、ウォータポンプ76、プロペラファン77が要所に配置されている。圧縮機71aとアフタークーラー75との間には第1の圧縮空気供給管78が配設され、この第1の圧縮空気供給管78はアフタークーラー75の出口側で第2の圧縮空気供給管83となる。この第2の圧縮空気供給管83は、アフタークーラー75とディーゼルエンジン70との間に配設される。
また、ウォータポンプ76とアフタークーラー75との間には、第1の冷却水供給管79aと、この第1の冷却水供給管79aの一方側の分岐管である第2の冷却水供給管79bが配設され、ウォータポンプ76とディーゼルエンジン70との間には、第1の冷却水供給管79aと、この第1の冷却水供給管79aの他方側の分岐管である第3の冷却水供給管79cが配設されている。第3の冷却水供給管79cはディーゼルエンジン70の出力側で第1の冷却水排出管80aとなり、第2の冷却水供給管79bはアフタークーラー75の出力側で第2の冷却水排出管80bとなる。これら第1の冷却水排出管80aおよび第2の冷却水排出管80bは合流して第3の冷却水排出管81となり、ラジエータ74との間に配設される。この第3の冷却水排出管81はラジエータ74の出口側で第3の冷却水排出管81となりウォータポンプ76に戻る。
ここで、第2の冷却水供給管79bの温度をT1とし、第1の圧縮空気供給管78の温度をT2とすると、T1<T2の関係がある。また、典型的な水冷アフタークーラー方式のディーゼルエンジンシステムでは、T2−T1、すなわち、第1の圧縮空気供給管78と第2の冷却水供給管79bの温度差として、80℃程度の温度差が得られる。そこで、図示のように、これら第1の圧縮空気供給管78と第2の冷却水供給管79bとの間に、これら第1の圧縮空気供給管78および第2の冷却水供給管79bのそれぞれに接するように熱電発電素子62aを配設すれば、80℃程度の温度差を利用した発電が可能となる。
つぎに、空冷アフタークーラー方式のディーゼルエンジンシステムについて説明する。空冷アフタークーラー方式のディーゼルエンジンシステムでは、図24に示すように、ディーゼルエンジン86、圧縮機87aおよびタービン87bを有する過給器87、ラジエータ88、アフタークーラー89、ウォータポンプ90、プロペラファン91が要所に配置されている。圧縮機87aとアフタークーラー89との間には第1の圧縮空気供給管92が配設され、この第1の圧縮空気供給管92はアフタークーラー89の出力側で第2の圧縮空気供給管93となる。この第2の圧縮空気供給管93は、アフタークーラー89とディーゼルエンジン86との間に配設される。
また、ウォータポンプ90とディーゼルエンジン86との間には、第1の冷却水供給管94が配設される。この第1の冷却水供給管94はディーゼルエンジン86の出口側で第1の冷却水排出管95となり、ラジエータ88との間に配設される。この第1の冷却水排出管95はラジエータ88の出口側で第2の冷却水排出管96となりウォータポンプ90に戻る。
ここで、第2の冷却水排出管96の温度をT3とし、第1の圧縮空気供給管92の温度をT4とすると、T3<T4の関係がある。また、典型的な水冷アフタークーラー方式のディーゼルエンジンシステムでは、T4−T3、すなわち、第1の圧縮空気供給管92と第2の冷却水排出管96の温度差として、百十数℃程度の温度差が得られる。そこで、図示のように、これら第1の圧縮空気供給管92と第2の冷却水供給管96との間に、これら第1の圧縮空気供給管92および第2の冷却水供給管96のそれぞれが接するように熱電発電素子62bを配設すれば、百十数℃程度の温度差を利用した発電が可能となる。
以上のように、本発明に係るディーゼルハイブリッド車両システムは、インバータが故障等で使用不可となった場合であっても車両の運行継続を可能とする発明として有用である。
1,60,70,86 ディーゼルエンジン
2 発電機
3 コンバータ
4 インバータ(第1のインバータ)
5 モータ
6 電力貯蔵装置
7 補助電源装置(第2のインバータ)
8 補機
9 第1の切替器
10 第2の切替器
11 第3の切替器
12 第4の切替器
13 第1の接触器
14 第2の接触器
15 第3の接触器
20,21 フィルタコンデンサ
22,23,24 電流検出器
25〜27 電圧検出器
28,29 回転検出器
30 接続部
50 制御部
61 冷却装置
62,62a,62b 熱電発電素子
63 制御電源
64 制御電源負荷
65 ダイオード
67 冷却水供給管
68 冷却水還流管
71,87 過給器
71a,87a 圧縮機(C)
71b,87b タービン(T)
74,88 ラジエータ
75,89 アフタークーラー
76,90 ウォータポンプ(W/P)
77,91 プロペラファン
78,92 第1の圧縮空気供給管
79a,94 第1の冷却水供給管
79b 第2の冷却水供給管
79c 第3の冷却水供給管
80c 第4の冷却水供給管
80a,95 第1の冷却水排出管
80b,96 第2の冷却水排出管
81 第3の冷却水排出管
83,93 第2の圧縮空気供給管

Claims (11)

  1. ディーゼルエンジンの出力により交流電力を発電する発電機が発電した交流電力を交流端側から入力し、直流電力に変換して直流端側から出力するコンバータと、
    直流電力を充放電する電力貯蔵装置が放電する直流電力または前記コンバータが出力する直流電力を直流端側から入力して交流電力に変換し、交流端側から出力して車両を駆動するモータに出力する第1のインバータと、
    前記電力貯蔵装置が放電する直流電力または前記コンバータが出力する直流電力を直流端側から入力して交流電力に変換し、交流端側から出力して補機に供給する第2のインバータと、
    前記発電機と前記コンバータの交流端側とを接続する機能と、前記コンバータの交流端側の接続先を前記モータもしくは前記補機に接続する機能と、前記発電機の接続先を前記モータもしくは前記補機に接続する機能とを有する第1の切替器と、
    前記第1のインバータの交流端側と前記モータとを接続する機能と、前記第2のインバータの交流端側と前記補機とを接続する機能と、前記モータの接続先を前記第1の切替器に接続する機能と、前記第2のインバータの交流端側の接続先を前記第1の切替器に接続する機能と、前記補機に接続されていた前記第2のインバータの交流端側の接続先を前記モータに接続する機能と、前記補機の接続先を前記第1の切替器に接続する機能と、前記第1のインバータの交流端側の接続先を前記第1の切替器に接続する機能と、前記第1のインバータの交流端側の接続先を前記補機に接続する機能と、を有する第2の切替器と、
    前記コンバータ、前記第1のインバータおよび前記第2のインバータの動作ならびに前記第1および第2の切替器を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記ディーゼルエンジンが起動中であり、
    前記コンバータおよび前記第1のインバータが故障したとき、または、前記コンバータおよび前記第2のインバータが故障したときには、前記第1および第2の切替器を制御して、前記コンバータの交流端側に接続されていた前記発電機の接続先を前記第1および第2の切替器を介して前記コンバータから前記モータに切り替えると共に、前記ディーゼルエンジンの回転数を制御して前記発電機が発電した交流電力を所望の交流電力に制御して前記モータを駆動する制御を行うことを特徴とする車両用制御装置。
  2. ディーゼルエンジンの出力により交流電力を発電する発電機が発電した交流電力を交流端側から入力し、直流電力に変換して直流端側から出力するコンバータと、
    直流電力を充放電する電力貯蔵装置が放電する直流電力または前記コンバータが出力する直流電力を直流端側から入力して交流電力に変換し、交流端側から出力して車両を駆動するモータに出力する第1のインバータと、
    前記電力貯蔵装置が放電する直流電力または前記コンバータが出力する直流電力を直流端側から入力して交流電力に変換し、交流端側から出力して補機に供給する第2のインバータと、
    前記発電機と前記コンバータの交流端側とを接続する機能と、前記コンバータの交流端側の接続先を前記モータもしくは前記補機に接続する機能と、前記発電機の接続先を前記モータもしくは前記補機に接続する機能とを有する第1の切替器と、
    前記第1のインバータの交流端側と前記モータとを接続する機能と、前記第2のインバータの交流端側と前記補機とを接続する機能と、前記モータの接続先を前記第1の切替器に接続する機能と、前記第2のインバータの交流端側の接続先を前記第1の切替器に接続する機能と、前記補機に接続されていた前記第2のインバータの交流端側の接続先を前記モータに接続する機能と、前記補機の接続先を前記第1の切替器に接続する機能と、前記第1のインバータの交流端側の接続先を前記第1の切替器に接続する機能と、前記第1のインバータの交流端側の接続先を前記補機に接続する機能と、を有する第2の切替器と、
    前記コンバータ、前記第1のインバータおよび前記第2のインバータの動作ならびに前記第1および第2の切替器を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記ディーゼルエンジンが起動中であり、
    前記コンバータおよび前記第1のインバータが故障したとき、または、前記コンバータおよび前記第2のインバータが故障したときには、前記第1および第2の切替器を制御して、前記コンバータの交流端側に接続されていた前記発電機の接続先を前記第1および第2の切替器を介して前記コンバータから前記補機に切り替えると共に、前記ディーゼルエンジンの回転数を制御して前記発電機が発電した交流電力を所望の交流電力に制御して前記補機を動作させることを特徴とする車両用制御装置。
  3. 前記第1のインバータが故障しているときには、
    前記制御部は、前記第1および第2の切替器を制御して、前記発電機の接続先を前記モータから前記第2のインバータの交流端側に切り替えると共に、前記第2のインバータをコンバータとして動作させ、前記発電機が発電した交流電力を直流電力に変換して前記電力貯蔵装置への充電を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用制御装置。
  4. 前記第2のインバータが故障しているときには、
    前記制御部は、前記第1および第2の切替器を制御して、前記発電機の接続先を前記モータから前記第1のインバータの交流端側に切り替えると共に、前記第1のインバータをコンバータとして動作させ、前記発電機が発電した交流電力を直流電力に変換して前記電力貯蔵装置への充電を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用制御装置。
  5. 前記第1のインバータが故障しているときには、
    前記制御部は、前記第1および第2の切替器を制御して、前記第2のインバータの交流端側の接続先を前記補機から前記モータに切り替えると共に、前記第2のインバータを動作させ、前記電力貯蔵装置が放電する直流電力を交流電力に変換して前記モータに供給する制御を行うことを特徴とする請求項に記載の車両用制御装置。
  6. 前記第2のインバータが故障しているときには、
    前記制御部は、前記第1および第2の切替器を制御して、前記第1のインバータの交流端側の接続先を前記モータから前記補機に切り替えると共に、前記第1のインバータを動作させ、前記電力貯蔵装置が放電する直流電力を交流電力に変換して前記モータに供給する制御を行うことを特徴とする請求項に記載の車両用制御装置。
  7. 前記制御部は、前記ディーゼルエンジンが起動中であり、且つ、前記第1のインバータの故障中に、さらに前記第2のインバータが故障し、且つ、前記第2のインバータが前記モータを駆動しているとき、前記第1および第2の切替器を制御して前記発電機を前記モータに接続し、前記ディーゼルエンジンの回転数を制御して前記発電機が発電した交流電力を所望の交流電力に制御して前記モータの駆動を継続することを特徴とする請求項3または5に記載の車両用制御装置。
  8. 前記制御部は、前記ディーゼルエンジンが起動中であり、且つ、前記第2のインバータの故障中に、さらに前記第1のインバータが故障し、且つ、前記第1のインバータが前記補機に交流電力を供給しているとき、前記第1および第2の切替器を制御して前記発電機を前記補機に接続し、前記ディーゼルエンジンの回転数を制御して前記発電機が発電した交流電力を所望の交流電力に制御して前記補機への電力供給を継続することを特徴とする請求項4または6に記載の車両用制御装置。
  9. 前記制御部は、前記ディーゼルエンジンが起動中であり、且つ、前記第1のインバータの故障中に、さらに前記第2のインバータが故障し、且つ、前記第2のインバータが前記補機に交流電力を供給しているとき、前記第1および第2の切替器を制御して前記発電機を前記補機に接続し、前記ディーゼルエンジンの回転数を制御して前記発電機が発電した交流電力を所望の交流電力に制御して前記補機への電力供給を継続することを特徴とする請求項3または5に記載の車両用制御装置。
  10. 前記制御部は、前記ディーゼルエンジンが起動中であり、且つ、前記第2のインバータの故障中に、さらに前記第1のインバータが故障し、且つ、前記第1のインバータが前記モータを駆動しているとき、前記第1および第2の切替器を制御して前記発電機を前記モータに接続し、前記ディーゼルエンジンの回転数を制御して前記発電機が発電した交流電力を所望の交流電力に制御して前記モータの駆動を継続することを特徴とする請求項4または6に記載の車両用制御装置。
  11. ディーゼルエンジンと、
    車両を駆動するモータと、
    前記ディーゼルエンジンの出力により交流電力を発電する発電機と、
    直流電力を充放電する電力貯蔵装置と、
    前記発電機が発電した交流電力を交流端側から入力し、直流電力に変換して直流端側から出力するコンバータと、
    前記電力貯蔵装置が放電する直流電力または前記コンバータが出力する直流電力を直流端側から入力して交流電力に変換し、交流端側から出力して車両を駆動するモータに出力する第1のインバータと、
    前記電力貯蔵装置が放電する直流電力または前記コンバータが出力する直流電力を直流端側から入力して交流電力に変換し、交流端側から出力して補機に供給する第2のインバータと、
    前記発電機と前記コンバータの交流端側とを接続する機能と、前記コンバータの交流端側の接続先を前記モータもしくは前記補機に接続する機能と、前記発電機の接続先を前記モータもしくは前記補機に接続する機能とを有する第1の切替器と、
    前記第1のインバータの交流端側と前記モータとを接続する機能と、前記第2のインバータの交流端側と前記補機とを接続する機能と、前記モータの接続先を前記第1の切替器に接続する機能と、前記第2のインバータの交流端側の接続先を前記第1の切替器に接続する機能と、前記補機に接続されていた前記第2のインバータの交流端側の接続先を前記モータに接続する機能と、前記補機の接続先を前記第1の切替器に接続する機能と、前記第1のインバータの交流端側の接続先を前記第1の切替器に接続する機能と、前記第1のインバータの交流端側の接続先を前記補機に接続する機能と、を有する第2の切替器と、
    前記コンバータ、前記第1のインバータおよび前記第2のインバータの動作ならびに前記第1および第2の切替器を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記ディーゼルエンジンが起動中であり、
    前記コンバータおよび前記第1のインバータが故障したとき、または、前記コンバータおよび前記第2のインバータが故障したときには前記第1および第2の切替器を制御して、前記コンバータの交流端側に接続されていた前記発電機の接続先を前記第1および第2の切替器を介して前記コンバータから前記モータに切り替えると共に、前記ディーゼルエンジンの回転数を制御して前記発電機が発電した交流電力を所望の交流電力に制御して前記モータを駆動する制御を行うことを特徴とするディーゼルハイブリッド車両システム。
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