JP5253342B2 - 伸縮梯子 - Google Patents

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Description

本発明は、左右一対の筒状支柱の上端部間に踏み桟を横架した複数の門形梯子部材が筒状支柱同士を入れ子式に嵌合した伸縮梯子の改良に関する。
一般的に、この種の伸縮梯子は、図9に示すように、各々左右一対の筒状支柱1,1の上端部間にジョイント部材2を介して踏み桟3を横架した門形で、上段側ほど筒状支柱1の径が小さくなった複数の門形梯子部材10を、筒状支柱1同士を入れ子式に嵌合して上下複数段(図では12段)の梯子を構成したものである。そして、このような伸縮梯子では、最上段を除く各門形梯子部材10のジョイント部材2又は踏み桟3に内蔵したロック装置(図示省略)により、伸張させた上段側の門形梯子部材10を昇降不能にロックできることから、同図(b)の収縮状態から同図(a)の最伸張状態まで、門形梯子部材10の数に対応した多段階に高さ調整できるようになっている。なお、最下段の門形梯子部材10には、補強を兼ねて、両筒状支柱1,1の下部間にも踏み桟4が横架されている。
上記のジョイント部材2としては、筒状支柱1の上端に外嵌固着するリング部と、踏み桟3内へ挿嵌する挿嵌枠部とを一体化した硬質合成樹脂成形物が仕様される。また、上記ロック装置としては、通常、ロック状態において伸張した上段側の門形梯子部材10における筒状支柱1,1の下部側面に貫設されたロック孔に突入するロックピンと、該ロックピンをロック方向に付勢するばね部材と、該ロックピンに係合して当該ロックピンを非ロック方向にスライドさせる摺動式や回動式レバー式のロック解除部材とで構成される(例えば、特許文献1,2)。
しかるに、従来汎用の伸縮梯子では、使用時の伸張状態から収縮させる際、手指操作で順次に、各段の門形梯子部材10における左右のロック解除部材をばね部材の付勢に抗してスライドさせることになるが、このロック解除に伴って降下する上段側の門形梯子部材10と操作中の門形梯子部材10との間で手指を挟まれることが往々にしてあり、特にロック解除位置が下段側であるほど、上方側の門形梯子部材が多段で大きな降下重量になることから、非常に危険であった。
そこで、本出願人は先に、梯子収縮時に上下に隣合う門形梯子部材の踏み桟間で作業者の指を詰めるのを防止するために、収縮状態での上下の門形梯子部材の踏み桟間に指詰め防止用の間隙を確保する間隙保持手段を設けることを提案している(特許文献3)。そして、この間隙保持手段の具体例として、踏み桟取付用短管部材(ジョイント部材のリング部)を所要長さだけ上方又は下方に延長する方式と、該短管部材の上又は下に所定幅の衝撃緩和リングを嵌装する方式を提示している。
特表2004−522882号公報 特表2008−542593号公報 特開2007−186898号公報
上記の本出願人の提案に係る間隙保持手段を設けた伸縮梯子は、従来汎用の伸縮梯子に比較して梯子収縮操作時の安全性が著しく向上するが、実際の使用状況での操作性を更に克明に検証した結果、更なる改良の余地があることが判明した。すなわち、作業者が使用後の伸張状態の梯子を収縮させる際、所要高さにある門形梯子部材の左右の筒状支柱を両手で把持して梯子を起立姿勢で支えるが、通常の操作では、その両手の掌をジョイント部材のリング部の梯子外側位置に当てがったまま、両手の親指で踏み桟側面のロック解除部材を押さえてロック解除操作するため、そのロック解除に伴って下降する上段側の門形梯子部材と操作中の門形梯子部材のリング部間で人差指や中指が挟まれる懸念があった。
本発明は、上述の事情に鑑み、伸縮梯子として、梯子収縮時における指詰めを確実に防止でき、梯子伸縮作業の安全性に優れたものを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、左右一対の筒状支柱1,1の上端部間にジョイント部材2を介して筒状の踏み桟3を横架した複数の門形梯子部材10・・・が筒状支柱1・・・同士を入れ子式に嵌合して上下複数段に配置し、該ジョイント部材2又は踏み桟3が梯子伸張時の上段側の門形梯子部材10を昇降不能に保持するロック装置5を内蔵すると共に、該ロック装置5のロック解除操作部(スライド操作片)53が踏み桟3の左右両側の側面3a外部に露呈してなる伸縮梯子において、ジョイント部材2は、筒状支柱1の上端部に外嵌固着するリング部21と、該リング部21から側方へ延出して踏み桟3の開口端31より該踏み桟3内へ挿嵌する挿嵌枠部22と、該リング部21における挿嵌枠部側から上方へ突出した上段受け部23とが一体化されてなり、上段受け部23が収縮した上段側の門形梯子部材10におけるジョイント部材2の下面側に当接することにより、梯子収縮時に上下に隣り合う門形梯子部材10,10同士の踏み桟3,3間と、同じくジョイント部材2のリング部21における梯子外側部間とに、それぞれ指詰め防止間隙t1,t2を構成し、このうち、ジョイント部材2,2のリング部21,21間の指詰め防止間隙t2が、該リング部21における少なくとも梯子外側の1/3周にわたって形成されると共に、該リング部21の上側周縁20が指詰め防止間隙形成部20aから上段受け部23へ向けて上り勾配をなす構成としている
請求項の発明は、上記請求項の伸縮梯子において、ロック装置5は、ロック状態において伸張した上段側の門形梯子部材10における筒状支柱1の下部側面に貫設されたロック孔11に突入するロックピン51と、該ロックピン51をロック方向に付勢するばね部材(コイルスプリング)52と、該ロックピン51に係合して当該ロックピンを非ロック方向にスライドさせるロック解除操作部としてのロック解除部材53とで構成されてなる。
請求項の発明は、上記請求項の伸縮梯子において、ロックピン51がロック方向に臨む環状段部52bを有する一方、ジョイント部材2には該環状段部51bに対向するストッパー部27が形成され、該ロックピン51のロック状態において、環状段部51bとストッパー部27との当接により、ロックピン51のロック孔11への突入長さが規制されると共に、ばね部材52のばね力がロック解除部材53に負荷しないように構成されてなる。
請求項の発明は、上記請求項1〜の何れかの伸縮梯子において、各門形梯子部材10の踏み桟3の側面(前面)3aに、ロック装置5のロック状態とロック解除状態とで異なる色調のカラーシグナル(緑色円6G,赤色円6R)が表示されるように構成されてなる。
請求項の発明は、上記請求項1〜4の何れかの伸縮梯子において、各門形梯子部材10の踏み桟3の側面(後面)3bに、当該門形梯子部材10まで伸張させた際の梯子高さの数値7が表示されてなるものとしている。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、使用後の伸張状態にある伸縮梯子を収縮させる際、所要高さにある門形梯子部材10の左右の筒状支柱1,1を両手H,Hで把持して梯子を起立姿勢で支え、その両手H,Hの掌をジョイント部材2のリング部21の梯子外側位置に当てがったまま、両手H,Hの親指F1,F1で踏み桟3の側面3aのロック解除操作部(スライド操作片)53を押さえてロック解除操作するが、そのロック解除に伴って下降する上段側の門形梯子部材10のジョイント部材2の下面側に、当該操作中の門形梯子部材10におけるジョイント部材2の上段受け部23が当接することにより、上下に隣り合う門形梯子部材10,10の踏み桟3,3間に指詰め防止間隙t1が形成されると共に、上下のジョイント部材2,2のリング部21,21における梯子外側部間にも指詰め防止間隙t2が形成される。従って、収縮作業を行う作業者は、ロック解除操作中の門形梯子部材10の踏み桟3上に誤って指を乗せることがあっても、その踏み桟3と下降する上段側の門形梯子部材10の踏み桟3との間で指を詰めることが免れる上、左右の筒状支柱1,1を把持している両手H,Hの人差指F2や中指F3がジョイント部材2のリング部21よりも上に掛かっていても、これら人差指F2や中指F3が両リング部21,21間で挟まれる懸念もないから、安全に能率よく作業を行える。
又、本発明によれば、上下に隣合うジョイント部材2,2のリング部21,21間の指詰め防止間隙t2が、該リング部21における少なくとも梯子外側の1/3周にわたって形成され、且つ該リング部21の上側周縁21aが指詰め防止間隙形成部20の両端部から上段受け部23へ向かって上り勾配をなすから、両リング部21,21間での指詰めや、上段受け部23と上段側のジョイント部材2との間での掌の挟み込みを確実に防止できる。
請求項に係る発明によれば、ロック装置5がロックピン51及びばね部材(コイルスプリング)52とロック解除部材53からなる簡素な構成であるため、その作動が確実であると共に、製作及び組立を容易に低コストで行えるという利点がある。
請求項に係る発明によれば、ロック装置5におけるロックピン51のロック状態において、その環状段部51bがジョイント部材2側のストッパー部27に当接することにより、ばね部材52のばね力がロック解除部材53に負荷しないため、該ロック解除部材53がロックピン51から外れたり破損したりしにくく、それだけロック装置5としての耐久性に優れる上、該ロック解除部材53がロックピン51から外れたり破損した場合でも、該ロックピン51が筒状支柱1内へ深く入り込んでしまうことはないから、該ロックピン51の交換によってロック装置5を容易に修復できるという利点がある。
請求項に係る発明によれば、各門形梯子部材10の踏み桟3の側面に、ロック装置5のロック状態とロック解除状態とで異なる色調のカラーシグナル(緑色円6G,赤色円6R)が表示されるから、梯子を伸張させて昇る前に、伸張した各段の門形梯子部材10のロックが確実になされているか否かを該カラーシグナルによって容易に確認でき、もって梯子使用時の安全性を確保できる。
請求項に係る発明によれば、各門形梯子部材10の踏み桟3の側面に、当該門形梯子部材10まで伸張させた際の高さ数値7が表示されているから、該高さ数値7によって作業に必要な梯子伸張量を簡単に設定できるという利点がある。
本発明の一実施形態に係る伸縮梯子の収縮状態を示す正面図である。 同伸縮梯子の収縮状態における要部を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線の断面矢視図である。 同伸縮梯子の伸張状態における要部を示し、(a)は一部破断正面図、(b)は(a)のB−B線の断面矢視図である。 図3(b)のC−C線の断面矢視図である。 図3(b)のD−D線の断面矢視図である。 同伸縮梯子における伸張状態からの収縮操作を示す要部の正面図である。 同伸縮梯子の門形梯子部材同士の係合動作を示し、(a)は係合前の要部の縦断側面図、(b)は係合後の要部の縦断側面図である。 同伸縮梯子の要部の背面図である。 従来汎用の伸縮梯子を示し、(a)は伸張状態の斜視図、(b)は収縮状態の斜視図である。
以下に本発明に係る伸縮梯子の一実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1に示すように、この伸縮梯子は、基本的構造としては従来汎用のものと同様であり、各々左右一対の筒状支柱1,1の上端部間にジョイント部材2を介して踏み桟3を横架した複数の門形梯子部材10が、筒状支柱1同士を入れ子式に嵌合して上下複数段(図では12段)の梯子を構成している。そして、最上段を除く各門形梯子部材10は、その踏み桟3の前面3aの左右両側に、後述するロック装置5におけるロック解除部材53〔図2(b),図3(b)参照)のスライド操作片53aが配置している。また、最下段の門形梯子部材10には、補強を兼ねて、両筒状支柱1,1の下部間にも踏み桟4が横架されている。一方、最上段の門形梯子部材10における筒状支柱1,1の頂部には、梯子を立て掛ける対象物に傷が付くのを防ぐために、緩衝用のゴム製キャップ8がジョイント部材2を覆うように冠着されている。
門形梯子部材10の筒状支柱1は、アルミ合金やステンレス鋼等の金属製パイプからなり、入れ子式に嵌合するために上段側の門形梯子部材10のものほど内外径が小さくなっている。また、踏み桟3は、略角筒状のアルミ型材からなり、筒状支柱1の径差に対応して、上段側の門形梯子部材10のものほど左右幅が広くなっている。
図2〜図5に示すように、各門形梯子部材10のジョイント部材2は、筒状支柱1の上端部に外嵌固着するリング部21と、該リング部21から側方へ延出して踏み桟3の開口端31より該踏み桟3内へ挿嵌する挿嵌枠部22と、該リング部21における挿嵌枠部側から上方へ突出した上段受け部23とが一体化した硬質合成樹脂成形体からなる。そして、梯子収縮時には、図2に示すように、各門形梯子部材10のジョイント部材2の上段受け部23が上段側の門形梯子部材10におけるジョイント部材2の下面側に当接することにより、上下に隣り合う門形梯子部材10,10同士の踏み桟3,3間と、同じくジョイント部材2のリング部21における梯子外側部間とに、それぞれ指詰め防止間隙t1,t2を構成するようになっている。指詰め防止間隙t1,t2の間隙幅の一例としては、10mm〜30mmの範囲が好ましく、その理由は、指の細い人でも最低10mmの間隙幅が必要であり、上限は、手袋を着用して使用する場合があるので30mmの間隙幅が必要であり、しかもそれ以上の間隙幅になると伸縮梯子の伸縮時に間隙幅が開き過ぎて嵩張る虞れがあるからである。なお、リング部21,21間の指詰め防止間隙t2は、該リング部21における梯子外側の略半周にわたって形成されるように設定されている。また、リング部21の上側周縁20は、指詰め防止間隙形成部20aから上段受け部23へ向けて上り勾配の傾斜部20bをなしている(図2参照)。
ジョイント部材2のリング部21は、挿嵌枠部22とは径方向反対側で前後方向に断裂すると共に、その断裂部21aの両側に外向き突出して対向する厚肉の耳部24,25を有しており、一方の耳部24に設けたねじ孔24aに、他方の耳部25に設けたねじ挿通孔25aから通した固定ねじ9を螺合することにより、該断裂部21aを連結してリングを構成するようになっている。また、該リング部21の内周には、上縁近傍に下向きの環状段部21b(図3参照)が形成されると共に、上下方向中間位置に複数個(図では4個)の係止突起21cが周方向に等配して突設されている。
しかして、筒状支柱1の上端部に対するリング部21の取り付けは、まず断裂部21aの非連結状態で、該リング部21の環状段部21aを筒状支柱1の上端に係合すると共に、各係止突起21cを筒状支柱1に貫設された各係止孔12に嵌入させたのち、耳部24,25を固定ねじ9の螺合緊締によって連結すればよい。これによって、リング部21は筒状支柱1の上端部に離脱不能に固着される。
ジョイント部材2の挿嵌枠部22は、略角筒状で長手方向中間部の両側面に開口した窓部22aを備えると共に、後部の幅方向両側に下向きに開放した矩形係止枠22bが形成されており、内部にロック装置5が組み込まれている。そして、該挿嵌枠部22は、図4に示すように、踏み桟3内へ挿嵌した状態で、該踏み桟3の底壁に設けた一対のコ字形切込み34,34から内側へ折り曲げた各係止突片33を矩形係止枠22b内に嵌入させることにより、該踏み桟3から抜出不能に固定されると共に、その梯子前面側の窓部22aが踏み桟3の前面3aに設けた長孔32に臨むようになっている。なお、挿嵌枠部22の窓部22aが両側面にあるのは、左右のジョイント部材2として同一構成のものを180度反転させて共用可能にするためである。
ジョイント部材2の上段受け部23は、図7(a)に示すように、頂端が略挿嵌枠部22の幅で水平になると共に、その中央部に上向きの突片23aが形成されている。この突片23aは、図7(b)に示すように、梯子収縮時に上段側の門形梯子部材10におけるジョイント部材2の下向きに開放した嵌合孔部22dに嵌入するようになっている。
ロック装置5は、踏み桟3又はジョイント部材2の挿嵌枠部22の中心部に長手方向に沿って配置した丸軸状の金属製ロックピン51と、該ロックピン51をロック方向に付勢するコイルスプリング52と、該ロックピン51を非ロック方向にスライドさせる硬質合成樹脂成形物からなるロック解除部材53とで構成されている。
このロック装置5のロックピン51は、細径になった先端部51aがジョイント部材2のリング部21と筒状支柱1に貫設されて連通するピン挿通孔26,13に挿嵌すると共に、後端側が挿嵌枠部22の後端部に嵌装された硬質合成樹脂製のばね保持筒54内に挿嵌しており、該ばね保持筒54内に装填されたコイルスプリング52によって常時前方つまりロック方向へ押圧付勢されている。また、該ロックピン51の先端部51aの根元には環状段部51bが形成される一方、ジョイント部材2のピン挿通孔26の開口周囲には該環状段部51bに対向する環状段部をなすストッパー部27が形成されている。なお、ばね保持筒54は、長手方向中間部の外周に一体形成した矩形板部54aを、挿嵌枠部22の後端両側部に対設した係止溝22c,22c間にスライド嵌合することにより、該挿嵌枠部22に保持されている。
ロック装置5のロック解除部材53は、略繭形板状のスライド操作片53aと、該スライド操作片53aの裏面中央部に一体化した角軸部53bとでT字形をなしており、図5で示すように、外側から角軸部53bを挿嵌枠部22の窓部22a及び踏み桟3の長孔32に挿通し、該角軸部53bの先端側の二股部53cをロックピン51の中間の細径部51cに圧嵌係止することにより、スライド操作片53aが長手方向を横向きにして踏み桟3の外側に配置する形で該ロックピン51に係着されている。
また、踏み桟3の前面3aには、各長孔32の両側位置に円形ラベルを貼着することにより、筒状支柱1に近い側を赤色円6R、同じく遠い側を緑色円6Gとするカラーシグナルが表示されている。そして、このカラーシグナルは、図3(a)に示すように、ロック装置5のスライド操作片53aが筒状支柱1に近づくロック位置において、緑色円6Gが露呈すると共に、赤色円6Rがスライド操作片53aの裏側に隠れるようになっている。一方、図2(a)に示すように、スライド操作片53aが筒状支柱1から遠ざかる非ロック位置においては、逆に赤色円6Rが露呈すると共に、緑色円6Gがスライド操作片53aの裏側に隠れることになる。
更に、各門形梯子部材10の踏み桟3の後面3bには、図8に示すように、当該門形梯子部材10まで梯子を伸長させた場合の梯子高さの数値7が表示されている。この場合の梯子高さの数値7は、各段の門形梯子部材10の伸長量に対応した0.3m刻みで、且つ最下段から当該門形梯子部材10までを伸長させた時の梯子高さを表している。すなわち、例えば図8における3.20mの数値7は、該数値7を表示した門形梯子部材10よりも上位の門形梯子部材10・・・は伸長させずに、該数値7を表示した門形梯子部材10を含む下位の門形梯子部材10・・・の全部を伸長させた場合の梯子高さを表す。
上記構成の伸縮梯子の収縮状態においては、図2(a)(b)に示すように、各門形梯子部材10のロック装置5は、ロックピン51の先端部51aが上段側の門形梯子部材10における筒状支柱1の側面に当接し、その環状段部51bがジョイント部材2側のストッパー部27から離間した状態で保持され、スライド操作片53aが筒状支柱1から遠ざかる非ロック位置に配置しており、これによって非ロック状態を警告するカラーシグナルである赤色円6Rが露呈している。次に、各門形梯子部材10を引き上げて伸長させると、所定の伸長量(例示は0.3m)に達した時点で、図3(a)(b)に示すように、その門形梯子部材10の筒形支柱1の下部に貫設されているロック孔11に対し、下段側の門形梯子部材10のジョイント部材2におけるロック装置5のロックピン51が突入し、もって引き上げた門形梯子部材10が下段側の門形梯子部材10に対して昇降不能にロックされる。このロック状態では、ロック解除部材53がロックピン51と一体にスライドし、ロック状態を示すカラーシグナルの緑色円6Gが露呈するが、ロックピン51の環状段部51bがジョイント部材2側のストッパー部27に当接することにより、該ロックピン51のより深い突入が阻止されると共に、コイルスプリング52のばね力がストッパー部27で受け止められるから、ロック解除部材53の角軸部53bが踏み桟3の長孔32の端縁から離れた状態で保持され、該ロック解除部材53には該ばね力の負荷が掛からない。
かくして必要段数の門形梯子部材10を順次伸長させて所定高さとした梯子を使用する場合、その使用前に各段の門形梯子部材10のカラーシグナルを視認することにより、伸長させた門形梯子部材10が確実にロック状態になっているか否かを容易に確認できる。すなわち、伸長させた門形梯子部材10の全部のカラーシグナルが緑色円6Gであれば、梯子として安全に使用できることになる。
次に、使用後の伸長状態にある梯子を収縮状態に戻す場合、図6に示すように、所要高さにある門形梯子部材10の左右の筒状支柱1,1を両手H,Hで把持して梯子を起立姿勢で支え、その両手H,Hの掌をジョイント部材2のリング部21の梯子外側位置に当てがったまま、両手H,Hの親指F1,F1で踏み桟3の側面3aのスライド操作片53aを押さえて梯子中央側へ押しやってロック解除操作する。このとき、ロック解除に伴って下降する上段側の門形梯子部材10のジョイント部材2の下面側に、当該操作中の門形梯子部材10におけるジョイント部材2の上段受け部23が当接することにより、上下に隣り合う門形梯子部材10,10の踏み桟3,3間に指詰め防止間隙t1が形成されると共に、上下のジョイント部材2,2のリング部21,21における梯子外側部間にも指詰め防止間隙t2が形成される。
従って、梯子の収縮作業を行う作業者は、ロック解除操作中の門形梯子部材10の踏み桟3上に誤って指を乗せることがあっても、その踏み桟3と下降する上段側の門形梯子部材10の踏み桟3との間で指を詰めることが免れる上、左右の筒状支柱1,1を把持している両手H,Hの人差指F2や中指F3が図示の如くジョイント部材2のリング部21よりも上に掛かっていても、これら人差指F2や中指F3が両リング部21,21間で挟まれる懸念はなく、安全に能率よく作業を行える。
なお、特に実施形態のように上下に隣合うジョイント部材2,2のリング部21,21間の指詰め防止間隙t2は、実施形態では該リング部21における梯子外側の略半周にわたって形成されているが、該リング部21における少なくとも梯子外側の1/3周にわたって形成するのがよく、この形成領域が狭すぎると人差指F2や中指F3の指詰めを生じ易くなる。また、上段受け部23の頂部の幅方向両端が角張った形でリング部21の円周に沿って張り出している場合、筒状支柱1,1を把持する両手H,Hの位置によっては、該上段受け部23の端角部と上段側のジョイント部材2の下面との間で掌の一部、特に親指F1と人差指F2の根元間の部分が挟まれる可能性が僅かにあるが、実施形態のように該リング部21の上側周縁20を指詰め防止間隙形成部20aの両端部から上段受け部23へ向かって上り勾配の傾斜部20bとすることで、上記挟み込みの可能性を完全に排除できる。
一方、各門形梯子部材10のジョイント部材2に組み付けるロック装置5としては、種々のロック機構を採用できるが、実施形態のようにロックピン51とばね部材(コイルスプリング52)とロック解除部材53とからなる構成では、構造的に簡素で作動が確実であると共に、製作及び組立を容易に低コストで行えるという利点がある。また、例示したロック装置5では、ロック状態でロックピン51の環状段部51bとジョイント部材2側のストッパー部27とが当接し、ばね部材のばね力がロック解除部材53に負荷しないため、該ロック解除部材53がロックピン51から外れたり破損したりしにくく、それだけロック装置5として優れた耐久性が得られる上、ロック解除部材53がロックピン51から外れたり破損した場合でも、該ロックピン51が筒状支柱1内へ深く入り込んでしまうことはないから、ロックピン51の交換によってロック装置5を容易に修復できるという利点がある。なお、ロック解除部材53としては、例示したようにロックピン51と一体に移動する摺動式に限らず、回動レバー式等の他の方式も採用できる。また、ロックピン51の環状段部51bとジョイント部材2側のストッパー部27は、該ロックピン51の後部側で当接する構成としてもよい。
ロック装置5のロック状態とロック解除状態を異なる色調で表示するカラーシグナルとしては、実施形態のようなラベルの貼着による緑色円6Gと赤色円6Rに限らず、例えば踏み桟3の側面へに印刷したり、ロックピン自体の着色表示や該ロックピンと一体的にスライド又は連動回転する部品の着色表示を踏み桟3に設けた窓部から視認するようにしてもよい。また、カラーシグナルの色調、形態,表示位置は様々に設定できる。
各門形梯子部材10の踏み桟3の側面に表示する梯子高さの数値7は、実施形態では当該門形梯子部材10を含む下段側の門形梯子部材10の全部を伸長させた場合の梯子高さを表すようにしているが、逆に当該門形梯子部材10を含む上段側の門形梯子部材10の全部を伸長させた場合の梯子高さを表すようにしてもよい。ただし、伸縮梯子の使い方として、梯子の頂部近くの踏み桟に足を掛けて作業することは少なく且つ危険でもあり、加えて梯子下部側に未伸長の門形梯子部材10が多段で残る形では地上近くで足場を確保できず上り下りに支障をきたすため、梯子上部側に未伸長の門形梯子部材10を残す方が望ましく、この点で実施形態の如き梯子高さの表し方が推奨される。
その他、本発明の伸縮梯子は、門形梯子部材10の段数、ジョイント部材2におけるリング部21の筒状支柱1に対する固着方式、挿嵌枠部22の構造と踏み桟3に対する固定方式、ロック装置5におけるロック解除部材53の形態とロックピン51に対する係着構造等、細部構成については実施形態以外に種々設計変更可能である。
1 筒状支柱
10 門形梯子部材
11 ロック孔
2 ジョイント部材
20 上側周縁
20a 指詰め防止間隙形成部
20b 傾斜部(上り勾配)
21 リング部
22 挿嵌枠部
23 上段受け部
27 ストッパー部
3 踏み桟
3a 前面(側面)
3b 後面(側面)
31 開口端
5 ロック装置
51 ロックピン
51a 先端部
51b 環状段部
52 コイルスプリング(ばね部材)
53 ロック解除部材
53a スライド操作片(ロック解除操作部)
6G 緑色円(カラーシグナル)
6R 赤色円(カラーシグナル)
7 梯子高さの数値
t1,t2 指詰め防止間隙

Claims (5)

  1. 左右一対の筒状支柱の上端部間にジョイント部材を介して筒状の踏み桟を横架した複数の門形梯子部材が筒状支柱同士を入れ子式に嵌合して上下複数段に配置し、該ジョイント部材又は踏み桟が梯子伸張時の上段側の門形梯子部材を昇降不能に保持するロック装置を内蔵すると共に、該ロック装置のロック解除操作部が踏み桟の左右両側の側面外部に露呈してなる伸縮梯子において、
    前記ジョイント部材は、筒状支柱の上端部に外嵌固着するリング部と、該リング部から側方へ延出して踏み桟の開口端より該踏み桟内へ挿嵌する挿嵌枠部と、該リング部における挿嵌枠部側から上方へ突出した上段受け部とが一体化されてなり、
    前記上段受け部が収縮した上段側の門形梯子部材におけるジョイント部材の下面側に当接することにより、梯子収縮時に上下に隣り合う門形梯子部材同士の踏み桟間と、同じくジョイント部材のリング部における梯子外側部間とに、それぞれ指詰め防止間隙を構成し、
    このうち、ジョイント部材のリング部間の前記指詰め防止間隙が、該リング部における少なくとも梯子外側の1/3周にわたって形成されると共に、該リング部の上側周縁が指詰め防止間隙形成部から前記上段受け部へ向けて上り勾配をなすことを特徴とする伸縮梯子。
  2. 前記ロック装置は、ロック状態において伸張した上段側の門形梯子部材における筒状支柱の下部側面に貫設されたロック孔に突入するロックピンと、該ロックピンをロック方向に付勢するばね部材と、該ロックピンに係合して当該ロックピンを非ロック方向にスライドさせる前記ロック解除操作部としてのロック解除部材とで構成される請求項に記載の伸縮梯子。
  3. 前記ロックピンがロック方向に臨む環状段部を有する一方、前記ジョイント部材には該環状段部に対向するストッパー部が形成され、
    該ロックピンのロック状態において、前記環状段部とストッパー部との当接により、ロックピンの前記ロック孔への突入長さが規制されると共に、前記ばね部材のばね力がロック解除部材に負荷しないように構成されてなる請求項に記載の伸縮梯子。
  4. 各門形梯子部材の踏み桟の側面に、前記ロック装置のロック状態とロック解除状態とで異なる色調のカラーシグナルが表示されるように構成されてなる請求項1〜の何れかに記載の伸縮梯子。
  5. 各門形梯子部材の踏み桟の側面に、当該門形梯子部材まで伸張させた際の梯子高さの数値が表示されてなる請求項1〜の何れかに記載の伸縮梯子。
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