JP5251411B2 - Ofdm復調装置およびofdm復調方法 - Google Patents
Ofdm復調装置およびofdm復調方法 Download PDFInfo
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Description
れてしまう。この場合、各キャリアの信号を表すデジタルデータの値が小さくなる。この結果、スプリアスの影響を受けていないキャリアの信号のS/Nが低下してしまう。すなわち、受信品質が劣化してしまう。
2、FFT部23、復調回路24、誤り訂正回路25を備える。ただし、実施形態のOFDM復調装置は、この構成に限定されるものではなく、例えば、A/D変換器21、同期部22、誤り訂正回路25を備えない構成であってもよい。
リング処理において、スプリアスの影響を除去する機能を備えている。すなわち、実施形態のOFDM復調装置は、スプリアスを検出するスプリアス検出機能、および大きなスプリアスが検出されたときにそのスプリアスを除く信号成分の最大電力に基づいて各信号成分をスケーリングするスケーリング機能、を備える。
M=2m>K
この実施例では、「m=13」であるものとする。すなわち「M=8192」である。このようなシステムは、しばしば「8kFFTシステム」と呼ばれることがある。なお、例えば「m=11」である場合は、「M=2048」であり、「2kFFTシステム」と呼ばれる。
ジタル値の電力は、複素デジタル値が「Ik+jQk」で表される場合、「Ik 2+Qk 2」に相当するものとする。
ステップS1では、1シンボル分の時間領域信号(この例では、8192セットのデジ
タル値)が入力される。これらのデジタル値は、メモリ31に書き込まれる。ステップS2〜S5は、1つの演算ステージに相当する。すなわち、ステップS2では、メモリ31から読み出した各デジタル値をスケーリングする。ここで、スケーリング演算は、図8を参照しながら説明した通りであり、スケーリング量は検出部34から指示される。なお、第1ステージのスケーリング量は、例えば「ゼロ」である。すなわち、第1ステージにおいては、メモリ31から読み出された各デジタル値は補正されることなくバタフライ演算部33に送られる。
X=Dmax−αD(8)
選択部44は、スプリアス判定値Xに応じて入力データを選択する。すなわち、選択部44は、スプリアス判定値Xが正であれば、大きなスプリアスが存在すると判定し、デジタル値D(8)を選択する。一方、スプリアス判定値Xが負であれば、大きなスプリアスが存在しないと判定され、最大値Dmaxが選択される。そして、スケーリング量算出部45は、選択部44により選択された値に応じてスケーリング量を決定する。
値D(8)が「1000111010」である。
(付記1)
OFDM受信信号に対して複数回のバタフライ演算を実行することにより周波数領域信号を生成するFFT部と、
前記FFT部により生成された周波数領域信号を復調する復調部、を備え、
前記FFT部は、
スプリアスを検出するスプリアス検出部と、
前記スプリアス検出部によりスプリアスが検出されたときに、前記複数回のバタフライ演算の中の所定のバタフライ演算の結果に対して、検出されたスプリアスを除く信号成分の最大電力に基づいて各信号成分をスケーリングするスケーリング部、を備える
ことを特徴とするOFDM復調装置。
(付記2)
付記1に記載のOFDM復調装置であって、
前記スケーリング部は、最後のバタフライ演算の結果に対して、各信号成分をスケーリングする
ことを特徴とするOFDM復調装置。
(付記3)
OFDM受信信号に対して複数回のバタフライ演算を実行することにより周波数領域信号を生成するFFT部と、
前記FFT部により生成された周波数領域信号を復調する復調部、を備え、
前記FFT部は、
前記バタフライ演算により得られる複数の信号成分の電力をそれぞれ算出する電力算出部と、
前記複数回のバタフライ演算の中の所定のバタフライ演算により得られる信号成分の最大電力とn番目に大きな電力との比率に基づいて、スプリアスの有無を判定するスプリアス検出部と、
前記スプリアス検出部によりスプリアスが存在すると判定されたときに、前記所定のバタフライ演算の結果に対して、前記n番目に大きな電力に基づいて各信号成分をスケーリングするスケーリング部、を備える
ことを特徴とするOFDM復調装置。(nは、2以上の整数)
(付記4)
付記3に記載のOFDM復調装置であって、
前記所定のバタフライ演算は、前記複数回のバタフライ演算の中の最後のバタフライ演算であることを特徴とするOFDM復調装置。
(付記5)
付記3に記載のOFDM復調装置であって、
前記スプリアス検出部は、前記最大電力が前記n番目に大きな電力のα倍よりも大きければ、スプリアスが存在すると判定する
ことを特徴とするOFDM復調装置。(α>1)
(付記6)
付記3に記載のOFDM復調装置であって、
前記スケーリング部は、前記スプリアス検出部によりスプリアスが存在しないと判定されたときには、前記所定のバタフライ演算の結果に対して、前記最大電力に基づいて各信号成分をスケーリングする
ことを特徴とするOFDM復調装置。
(付記7)
OFDM受信信号に対して複数回のバタフライ演算を実行することにより周波数領域信号を生成するFFT部と、
前記FFT部により生成された周波数領域信号を復調する復調部、を備え、
前記FFT部は、
前記バタフライ演算により得られる複数の信号成分の電力をそれぞれ算出する電力算出部と、
前記複数回のバタフライ演算の中の所定のバタフライ演算の結果に対して、前記電力算出部により算出されたn番目に大きな電力に基づいて各信号成分をスケーリングするスケーリング部、を備える
ことを特徴とするOFDM復調装置。(nは、2以上の整数)
(付記8)
OFDM受信信号に対して複数回のバタフライ演算を実行することにより周波数領域信号を生成し、前記周波数領域信号を復調するOFDM復調方法であって、
スプリアスを検出し、
前記複数回のバタフライ演算の中の所定のバタフライ演算の結果に対して、検出されたスプリアスを除く信号成分の最大電力に基づいて各信号成分をスケーリングする
ことを特徴とするOFDM復調方法。
(付記9)
OFDMを使用して伝送される信号を受信するデジタル受信システムであって、
チューナと、
前記チューナにより受信された信号を復調する付記1に記載のOFDM復調装置と、
前記OFDM復調装置により復調された信号を復号する復号部と、
を有するデジタル受信システム。
12 デジタル放送復調装置
13 A/D変換器
14 復調部
15 復号回路
20 OFDM復調装置
23 FFT部
24 復調回路
25 誤り訂正回路
31 メモリ
32 スケーリング部
33 バタフライ演算器
34 検出部
35 制御部
41 最大値検出部
45 スケーリング量算出部
Claims (4)
- OFDM受信信号に対して複数回のバタフライ演算を実行することにより周波数領域信号を生成するFFT部と、
前記FFT部により生成された周波数領域信号を復調する復調部、を備え、
前記FFT部は、
前記バタフライ演算により得られる複数の信号成分の電力をそれぞれ算出する電力算出部と、
前記複数回のバタフライ演算の中の所定のバタフライ演算により得られる信号成分の最大電力とn番目に大きな電力との比率に基づいて、スプリアスの有無を判定するスプリアス検出部と、
前記スプリアス検出部によりスプリアスが存在すると判定されたときに、前記所定のバタフライ演算の結果に対して、前記n番目に大きな電力に基づいて各信号成分をスケーリングするスケーリング部、を備える
ことを特徴とするOFDM復調装置。(nは、2以上の整数) - 請求項1に記載のOFDM復調装置であって、
前記スプリアス検出部は、前記最大電力が前記n番目に大きな電力のα倍よりも大きければ、スプリアスが存在すると判定する
ことを特徴とするOFDM復調装置。(α>1) - OFDM受信信号に対して複数回のバタフライ演算を実行することにより周波数領域信号を生成し、前記周波数領域信号を復調するOFDM復調方法であって、
前記バタフライ演算により得られる複数の信号成分の電力をそれぞれ算出し、
前記複数回のバタフライ演算の中の所定のバタフライ演算により得られる信号成分の最大電力とn番目に大きな電力との比率に基づいて、スプリアスの有無を判定し、
スプリアスが存在すると判定されたときに、前記所定のバタフライ演算の結果に対して、前記n番目に大きな電力に基づいて各信号成分をスケーリングする
ことを特徴とするOFDM復調方法。(nは、2以上の整数) - OFDMを使用して伝送される信号を受信するデジタル受信システムであって、
チューナと、
前記チューナにより受信された信号を復調する請求項1に記載のOFDM復調装置と、
前記OFDM復調装置により復調された信号を復号する復号部と、
を有するデジタル受信システム。
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