JP5222843B2 - Ofdm受信装置、ofdm受信方法、ofdm受信回路、集積回路、及びプログラム - Google Patents

Ofdm受信装置、ofdm受信方法、ofdm受信回路、集積回路、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、地上デジタル放送等に用いられる直交周波数分割多重(OFDM;Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号の受信性能を改善する技術に関する。
地上デジタル放送及び無線LANの伝送規格であるIEEE802.11aは、OFDM方式を採用している。OFDM方式は、1チャネルの帯域内に多数のサブキャリアを多重して伝送するマルチキャリア方式である。OFDM方式は、単一キャリア伝送に比べてシンボル期間長が長くなるため、マルチパス妨害に強い方式として知られている。また、有効シンボルの一部分を巡回的に複写したいわゆるガード期間を設けることにより、ガード期間以内のマルチパスであれば、シンボル間干渉が生じない利点も有する。
日本及び欧州における地上デジタル放送の伝送規格は、それぞれISDB−T方式及びDVB―T方式と呼ばれている。以下、ISDB−T方式とDVB―T方式とに共通な送信処理及び受信処理について説明する。
ISDB−T方式及びDVB―T方式では、サブキャリアの中に振幅・位相が既知のパイロット信号を周波数領域で分散して挿入している。これは分散パイロット信号(以下、SP信号と記す)と呼ばれる。図24に、SP信号の配置を示す。図24では、周波数(サブキャリア)方向及び時間(シンボル)方向に、シンボル番号nのシンボルに対し、キャリア番号kがk=3(n mod 4)+12p(modは剰余演算を表し、pは整数)を満たすキャリア位置に、SP信号が配置される。すなわち、SP信号を4シンボルを周期として反復して配置し、シンボル毎に3キャリアずつシフトして配置する。このように配置したSP信号をそのキャリア位置で決定される特定のパターンで2値に変調し、送信する。
また、ISDB−T方式及びDVB―T方式では、SP信号を配置していないキャリアを用いて、情報伝送信号をQPSK、16QAM、及び64QAM等の方式で変調し、送信する。
図25は、ISDB−T方式及びDVB―T方式における従来のOFDM送信装置1000の構成を示す図である。従来のOFDM送信装置1000は、誤り訂正符号化部1001と、マッピング部1002と、インタリーブ部1003と、フレーム構成部1004と、IFFT処理部1005と、ガードインターバル付加部1006と、RF周波数変換部1007と、アンテナ1008とを備える。
以下、従来のOFDM送信装置1000の動作について説明する。
誤り訂正符号化部1001は、情報伝送信号を誤り訂正符号化する。マッピング部1002は、誤り訂正符号化されたデータをQPSK、16QAM、及び64QAM等にマッピングする。インタリーブ部1003は、マッピングされたデータをサブキャリアシンボル単位で、時間インタリーブ及び周波数インタリーブ等のインタリーブを施す。フレーム構成部1004は、インタリーブされたキャリアシンボル単位のデータをSP信号と共に図24に示す配置図に従って配置して、フレーム構成を行う。IFFT処理部1005は、フレーム構成されたデータを時間領域の信号に変換する。ガードインターバル付加部1006は、時間領域の信号に変換されたデータにガード期間を付加する。図26に示すように、このガード期間は、有効シンボルの後部を巡回的にシンボルの前部に複写したものである。すなわち、1シンボル期間は、ガード期間及びそれに続く有効シンボル期間から構成される。RF周波数変換部1007は、ガード期間が付加された信号をRF周波数に変換する。アンテナ1008は、RF周波数に変換された信号を送信する。
図27は、ISDB−T方式及びDVB―T方式における従来のOFDM受信装置1100の構成を示す図である。従来のOFDM受信装置1100は、アンテナ1101、チューナ部1102、復調部1111、及び誤り訂正復号化部1108を備える。更に復調部1111はA/D変換部1103、直交検波部1104、同期部1105、FFT処理部1106、等化部1107を備える。
以下、従来のOFDM受信装置1100の動作について説明する。
アンテナ1101が電波を受信し、チューナ部1102が所望のチャネルのOFDM信号を選択受信し、選択された帯域にダウンコンバートする。A/D変換部1103は、ダウンコンバートされたOFDM信号をA/D変換する。直交検波部1104は、A/D変換されたデジタル信号を直交検波する。同期部1105は、シンボル同期、サンプリング周波数同期、及び周波数同期等の同期処理を行うと共に、FFTの窓位置を決定する。FFT処理部1106は、時間領域の信号をFFT処理して周波数領域の信号に変換する。等化部1107は、FFT処理部1106が出力する周波数領域の信号から伝送路周波数応答を算出し、その伝送路周波数応答に基づいて周波数領域の信号を等化処理する。誤り訂正復号化部1108は、等化処理された信号に誤り訂正処理を行って、TS(Transport Stream)信号を出力する。
図28は、図27の等化部1107の詳細な構成を示す図である。等化部1107は、SP復調部1201、シンボル補間部1202、キャリア補間部1203、遅延部1204、及び複素除算部1205を備える。
以下、等化部1107の動作について説明する。
SP復調部1201は、図24に示すSP信号の配置に従って、FFT処理部1106が出力する周波数領域の信号からSP信号を抽出する。そして、SP復調部1201は、SP信号をそのキャリア位置で決定される特定のパターンで複素除算を行い、SP信号位置の伝送路特性推定値を出力する。シンボル補間部1202は、図29に示すように、SP信号位置の伝送路特性を時間軸方向に補間することで、3キャリア毎の伝送路特性推定値を出力する。キャリア補間部1203は、図30に示すように、3キャリア毎の伝送路特性を周波数軸方向に補間することにより、全キャリア位置での伝送路特性推定値を出力する。以上に示した伝送路推定法は、まず4シンボル毎のSP信号を用いて時間軸方向に補間する。以下、この方法を「4シンボル等化」と呼ぶ。
また、遅延部1204は、キャリア補間部1203が出力する全キャリア位置での伝送路特性推定値と、FFT処理部1106が出力する周波数領域の信号との遅延を合わせる。複素除算部1205は、遅延部1204が出力する周波数領域の信号をキャリア補間部1203が出力する全キャリア位置での伝送路特性推定値で複素除算して、受信信号を等化する。
一方、図31は、非特許文献に開示されている等化部1300の構成を示す図である。図31において、等化部1300は、図28の等化部1107と比較して、シンボル補間部1202を削除し、キャリア補間部1301を置き換えた構成である。図32に示すように、等化部1300は、SP復調部1201から出力されるSP信号位置の伝送路特性を時間軸方向に補間せず、キャリア補間部1301が周波数軸方向に補間することにより、全キャリア位置での伝送路特性推定値を出力する。すなわち、この伝送路推定法は、1シンボル毎に独立に全キャリア位置での伝送路特性推定値を算出する。以下、この方法を「1シンボル等化」と呼ぶ。
この1シンボル等化は、4シンボル等化と比較して周波数方向の分解能が落ちるため、周波数方向の推定精度は劣化する。しかしながら、高速移動受信時の時間方向の推定精度を向上させることができる。
また、図33は、特許文献1に開示されている等化部1400の構成を示す図である。図33において、等化部1400は、図28の等化部1107と比較して、図31に示す1シンボル等化のキャリア補間部1301と、振幅変動検出部1401と、切替部1402とを追加した構成である。等化部1400は、振幅変動検出部1401がキャリアの振幅変動速度を検出し、検出結果により1シンボル等化と4シンボル等化とを切り替える。
この構成により、振幅変動速度が大きい場合には1シンボル等化を行って高速移動受信時の時間方向の推定精度を向上させ、振幅変動速度が小さい場合には4シンボル等化を行って周波数特性の推定精度を維持することができる。
特開2006−140987号公報 特開2004−336279号公報 特開2005−312027号公報
木村他「シンボル毎伝送路推定による地上デジタル放送の高速移動受信特性」、映像情報メディア学会技術報告、BCT2005−69、Jun.2005
図34に、ガード期間が1/8で、到来波が1つの場合のFFT窓位置と、キャリア補間フィルタ通過帯域に対する遅延プロファイルとの関係を示す。図34に示すように、有効シンボル長をTuと、ガード期間をTgとすると、Tg=Tu/8と表わされる。ここで、遅延プロファイルとは、直接波と遅延波との受信レベルの相対比及び直接波と遅延波との遅延時間とを表すものである。遅延プロファイルは、FFT前の時間領域では、後述するガード相関により観測することができる。また、遅延プロファイルは、FFT後の周波数領域では、伝送路特性のIFFT出力で観測することができる。図34に示すように、FFT処理部1106の出力、すなわち周波数領域では、FFT窓位置の到来波に対する変化は伝送路特性における遅延時間の変化となる。この遅延時間の変化は、伝送路特性のキャリア方向周波数特性(次元は遅延時間)におけるシフトとなる。
ここで、図27のFFT処理部1106の出力段において−Tg/2の帯域シフト処理を行うものとすると、ガード期間内の遅延波はキャリア補間フィルタ帯域内の−Tg/2〜Tg/2の範囲に収まる。よって、キャリア補間フィルタをI軸とQ軸独立の実数フィルタで構成することができる。
図30に示すように、4シンボル等化のキャリア補間フィルタは、3キャリア毎の伝送路特性を周波数軸方向に補間する。よって、キャリア補間フィルタの通過帯域を−Tu/6〜Tu/6の範囲に設計すれば、遅延プロファイルがその範囲に収まる場合には伝送路特性を補間により算出することができる(図34)。また、図32に示すように、1シンボル等化のキャリア補間フィルタは、12キャリア毎の伝送路特性を周波数軸方向に補間する。よって、キャリア補間フィルタの通過帯域を−Tu/24〜Tu/24と設計すれば、遅延プロファイルがその範囲に収まる場合には伝送路特性を補間により算出することができる(図34)。
このように、FFT窓位置の先頭がガード期間内であれば、シンボル間干渉を発生させない。この範囲は、図34のFFT窓位置(b)からFFT窓位置(c)までの範囲である。FFT窓位置(a)のように窓位置の先頭がガード期間中央にある場合、遅延プロファイルはキャリア補間フィルタの通過帯域中央に収まる。ところが、FFT窓位置(b)のように窓位置の先頭がガード期間の先頭にある場合、遅延プロファイルは通過帯域中央からTg/2(=Tu/16)だけシフトする。また、FFT窓位置(c)のように窓位置の先頭がガード期間の最後部にある場合、遅延プロファイルは通過帯域中央から−Tg/2(=Tu/16)だけシフトする。このため、4シンボル等化では遅延プロファイルがキャリア補間フィルタの通過帯域内に収まるが、1シンボル等化では遅延プロファイルがキャリア補間フィルタの通過帯域からはみ出してしまい、伝送路推定が不可能になる。
この問題は、到来波が2つの場合も同様に生じる。図35は、ガード期間が1/8で、到来波が2つであり遅延差がTg/2の場合のFFT窓位置と、キャリア補間フィルタ通過帯域に対する遅延プロファイルとの関係を示す図である。
FFT窓位置の先頭が2つの到来波のガード期間内であれば、シンボル間干渉を発生させない。この範囲は、図35のFFT窓位置(b)からFFT窓位置(c)までの範囲である。4シンボル等化では2つの到来波の遅延プロファイルは、キャリア補間フィルタの通過帯域内に収まる。また、1シンボル等化では、FFT窓位置(a)のように窓位置の先頭がFFT窓位置(b)とFFT窓位置(c)との中央にある場合、2つの到来波の遅延プロファイルはキャリア補間フィルタの通過帯域内に収まる。ところが、FFT窓位置(b)の場合やFFT窓位置(c)の場合、遅延プロファイルがキャリア補間フィルタの通過帯域からはみ出してしまい、伝送路推定が不可能になる。
以上のように、FFT窓位置をシンボル間干渉を発生させない範囲で自由に設定すると、1シンボル等化では伝送路推定が不可能になる場合があるという課題があった。この課題に対する解決手段として、到来波の遅延プロファイルを予め1シンボル等化におけるキャリア補間フィルタの通過帯域内に収めるようにFFT窓位置範囲を制限することが考えられる。しかし、この方法ではFFT窓位置範囲を制限しているため、4シンボル等化が選択される場合にシンボル間干渉が最小にならない場合があるという欠点を有する。
また、この課題に対する別の解決手段として、特許文献2に開示されている従来のFFT窓位置制御を適用することが考えられる。図36は、この従来のFFT窓位置制御で示されている同期部1501の構成を示す図である。この同期部1501はバッファメモリ1502、制御用FFT1503、制御用等化部1504、S/N算出部1505、及び時間窓制御部1506を備える。
従来の同期部1501の動作を、以下に説明する。
時間窓制御部1506は、新しいFFT窓位置を検出する期間、直交検波部1104が出力したOFDM時間領域信号を記憶し、読み出すようにバッファメモリ1502を制御する。そして、時間窓制御部1506は、制御用FFT1503に対して、FFT窓位置を設定する。制御用FFT1503は、OFDM周波数領域信号を出力し、制御用等化部1504が等化を行い、S/N算出部1505がS/Nを算出して受信品質として出力し、時間窓制御部1506が受信品質を記録する。時間窓制御部1506がFFT窓位置を順次変更し、以上の処理を繰り返す。最も良い受信品質であったFFT窓位置を新しいFFT窓位置として決定し、FFT処理部1106へ出力する。すなわち、バッファメモリ1502を用いることにより、同じOFDM時間領域信号に対してFFT窓位置を順次変更し、最も良い受信品質であったFFT窓位置を新しいFFT窓位置として決定する。
しかしながら、この従来のFFT窓位置制御を適用した場合、FFT窓位置決定に用いたOFDM時間領域信号と、決定したFFT窓位置が反映されるOFDM時間領域信号との間には時間差が存在する。しかも、複数のFFT窓位置を順次変更しながら検出するため、その時間差は大きくなってしまう。よって、高速移動受信時には、この時間差の間に遅延プロファイルが変化し、伝送路推定に悪影響を及ぼす場合がある。特に1シンボル等化は通過帯域が狭いため、遅延プロファイルがキャリア補間フィルタの通過帯域からはみ出してしまい、伝送路推定が不可能になる確率が高くなる。
また、特許文献3には、伝送路周波数応答の雑音低減を目的として、遅延スプレッドに基づいてキャリア補間フィルタの通過帯域幅を適切に選択すると共に、遅延スプレッドに基づいて伝送路周波数応答をシフトする発明が開示されている。すなわち、この特許文献3の発明は、プロファイルの遅延時間の広がりのみを考慮してシフト量を検出することが開示されている。
ところで、上述した課題の根本原因は、1シンボル等化におけるキャリア補間フィルタの通過帯域(Tu/12)がガード期間Tg(=Tu/8)より狭いことである。よって、1シンボル等化に限らず、4シンボル等化でもキャリア補間フィルタの通過帯域をガード期間より狭く設計すると、同様に伝送路推定が不可能になる場合があるという課題があった。
それ故に、本発明の目的は、1シンボル等化及び4シンボル等化のいずれにおいて、キャリア補間フィルタの通過帯域がガード期間より狭い場合であっても、FFT窓位置の範囲に制限を加えることなく、伝送路推定を可能にできるOFDM受信装置を提供することである。
本発明は、OFDM信号を受信するOFDM受信装置に向けられている。上記目的を達成させるために、本発明のOFDM受信装置は、時間領域の信号を周波数領域の信号に変換するフーリエ変換部と、フーリエ変換部が出力する周波数領域の信号から伝送路周波数応答を算出し、伝送路周波数応答に基づいて周波数領域の信号を等化処理する等化部とを備える。そして、等化部は、伝送路周波数応答を算出する際、キャリア補間フィルタの通過帯域がOFDM信号のガード期間よりも狭い場合に、通過帯域に含まれる伝送路周波数応答のエネルギーが増加するように決定されるシフト量に基づいて、通過帯域をシフトさせるキャリア補間部を含んでいる。
等化部は、キャリア補間部と異なる通過帯域を有する第2のキャリア補間部と、キャリア補間部の出力及び第2のキャリア補間部の出力のいずれか1つを選択する切り替え部とをさらに備えてもよい。
好ましくは、同期を確立すると共に、到来波のプロファイル情報に基づいてシフト量を決定する同期部をさらに備え、キャリア補間部は、同期部が決定したシフト量に基づいて通過帯域をシフトさせる。この場合、同期部は、OFDM信号のガード期間同士の相関を算出することにより、到来波のプロファイル情報を得るとよい。また、同期部は、プロファイルの各ビンの電力又は振幅と各ビンの遅延時間とのバランスで定義されるガード相関重心の位置が、キャリア補間フィルタの通過帯域の中心の位置にシフトされるように、到来波のプロファイル情報からシフト量を決定することが望ましい。
典型的なキャリア補間部は、入力を遅延する複数の遅延素子と、複数の遅延素子の各出力とキャリア方向の補間処理の各係数とを乗算する複数の乗算器と、複数の乗算器の各出力に対するシフト量に基づく位相回転量を各々算出し、複数の乗算器の各出力に対して位相回転量の分だけ各々位相回転を行う通過帯域シフト部と、通過帯域シフト部の全出力を加算して出力する加算器とを含む。又は、キャリア補間部は、入力を遅延する複数の遅延素子と、複数の遅延素子の各出力に対するシフト量に基づく位相回転量を各々算出し、複数の遅延素子の各出力に対して位相回転量の分だけ各々位相回転を行う通過帯域シフト部と、通過帯域シフト部の各出力とキャリア方向の補間処理の各係数とを乗算する複数の乗算器と、複数の乗算器の全出力を加算して出力する加算器とを含む。あるいは、キャリア補間部は、入力を遅延する複数の遅延素子と、キャリア方向の補間処理の各係数と、キャリア方向の補間処理の各係数に対するシフト量に基づく位相回転量を各々算出し、キャリア方向の補間処理の各係数に対して位相回転量の分だけ各々位相回転を行う通過帯域シフト部と、複数の遅延素子の各出力と通過帯域シフト部の各出力とを乗算する複数の乗算器と、複数の乗算器の全出力を加算して出力する加算器とを含む。
なお、選局された周波数チャネルの信号を選択受信するチューナ部と、上記OFDM受信装置を含んだチューナ部で選択受信された信号を復調する復調部と、復調部で復調された信号の誤りを訂正する誤り訂正部とによって、OFDM受信回路を実現できる。復調部と誤り訂正部とは、集積回路化が可能である。また、上記OFDM受信装置が行う処理は、OFDM受信方法として捉えることができ、このOFDM受信方法が実行する処理手順は、方法プログラムとして記録可能である。
上記本発明によれば、キャリア補間フィルタの通過帯域がOFDM信号のガード期間よりも狭い場合であっても、FFT窓位置の範囲に制限を加えることなく、到来波の遅延プロファイルをキャリア補間フィルタの通過帯域内に収めて、伝送路推定を可能にする。
本発明の第1の実施形態に係るOFDM受信装置100の構成を示す図 到来波が1つの場合のガード相関重心位置を説明する図 キャリア補間部111の通過帯域シフト処理の一例を説明する図 等化部102の詳細な構成を示す図 キャリア補間部111の詳細な構成を示す図 到来波が2つの場合のガード相関重心位置を説明する図 キャリア補間部111の通過帯域シフト処理の他の一例を説明する図 本発明の第2の実施形態に係るOFDM受信装置200の構成を示す図 等化部202の詳細な構成を示す図 キャリア補間部301の詳細な構成を示す図 キャリア補間部311の詳細な構成を示す図 本発明の第3の実施形態に係るOFDM受信装置320の構成を示す図 等化部322の詳細な構成を示す図 キャリア補間部331の詳細な構成を示す図 本発明の第4の実施形態に係るOFDM受信装置360の構成を示す図 等化部361の詳細な構成を示す図 キャリア補間部381の詳細な構成を示す図 キャリア補間部391の詳細な構成を示す図 本発明の第5の実施形態に係るOFDM受信装置400の構成を示す図 等化部401の詳細な構成を示す図 キャリア補間部411の詳細な構成を示す図 本発明の第6の実施形態に係るOFDM受信装置430の構成を示す図 等化部431の詳細な構成を示す図 一般的なSP信号の配置を説明する図 従来のOFDM送信装置1000の構成を示す図 ガード期間を説明する図 従来のOFDM受信装置1100の構成を示す図 等化部1107の詳細な構成を示す図 シンボル補間部1202が行う補間動作を説明する図 キャリア補間部1203が行う補間動作を説明する図 等化部1300の詳細な構成を示す図 キャリア補間部1301が行う補間動作を説明する図 等化部1400の詳細な構成を示す図 到来波が1つの場合のFFT窓位置とキャリア補間フィルタ通過帯域に対する遅延プロファイルとの関係の一例を説明する図 到来波が2つの場合のFFT窓位置とキャリア補間フィルタ通過帯域に対する遅延プロファイルとの関係の一例を示す説明図 従来の同期部1501の詳細な構成を示す図
以下、本発明の各実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るOFDM受信装置100の構成を示す図である。第1の実施形態に係るOFDM受信装置100は、アンテナ1101と、チューナ部1102と、復調部103と、誤り訂正復号化部1108とを備える。復調部103は、A/D変換部1103と、直交検波部1104と、同期部101と、FFT処理部1106と、等化部102とを備える。
このOFDM受信装置100は、図27に示す従来のOFDM受信装置1100と比べて、同期部101及び等化部102の構成が異なる。なお、この同期部101及び等化部102以外の構成は、従来のOFDM受信装置1100と同じであるので、同じ符号を用いてその説明を省略する。以下、同期部101及び等化部102が行う詳細な処理を説明する。この等化部102は、1シンボル等化を行う。
同期部101は、ガード相関値に基づいてガード相関重心位置を特定し、キャリア方向シフト量Fshiftを算出する。図2は、ガード相関重心位置を説明する図である。図2では、到来波が1つの場合を例に挙げて説明している。ガード相関値とは、入力される時間領域信号と有効シンボル長Tuだけ遅延させた時間領域信号との間の複素相関値を算出し、この複素相関値をガード期間Tgだけ区間積分した値である。同期部101は、次式[1]に基づいてキャリア方向シフト量Fshiftを算出する。
Fshift=Tg/2+(FFT窓位置−ガード相関重心位置) …[1]
ここで、図2に示すように、あるサンプルから以前のサンプル数をiと、以後のサンプル数をjとして、各サンプルにおけるガード相関値をそれぞれPi、Pjとすると、ガード相関重心位置は、Σ(i*Pi)とΣ(j*Pj)との差が最小になるサンプルの位置にすることが好ましい。すなわち、重心は、プロファイルの各ビンの電力又は振幅と各ビンの遅延時間とがバランスした点である。なお、ガード相関重心位置の定義は、これに限られるものではなく、プロファイルの各ビンの電力又は振幅と各ビンの遅延時間とを考慮しつつ目的に応じて自由に設定することができる。
このように算出されたキャリア方向シフト量Fshiftは、キャリア補間部111におけるキャリア補間フィルタの通過帯域に含まれる伝送路周波数応答のエネルギーを増加させるように決定されるシフト量と言える。
図2に示すFFT窓位置(a)〜(c)の場合、キャリア方向シフト量Fshiftは、式[1]よりそれぞれ以下の通りとなる。
Fshift= 0 (FFT窓位置(a))
Fshift=−Tg/2 (FFT窓位置(b))
Fshift= Tg/2 (FFT窓位置(c))
等化部102は、同期部101で算出されたキャリア方向シフト量Fshiftだけ、キャリア補間部111におけるキャリア補間フィルタの通過帯域をシフトさせる。図3に、この様子を示す。このシフト処理により、いずれのFFT窓位置に対しても遅延プロファイルは、キャリア補間フィルタの通過帯域の中央に収まることになる。
図4は、等化部102の詳細な構成を示す図である。等化部102は、図31に示す従来の等化部1300と比べてキャリア補間部111が異なる。図5は、キャリア補間部111の詳細な構成を示す図である。キャリア補間部111は、I軸用補間フィルタ121−Iと、Q軸用補間フィルタ121−Qとを備える。補間フィルタ121は、2M個の遅延素子131−1〜131−2Mと、(2M+1)個の乗算器132−0〜132−2Mと、通過帯域シフト部133と、加算器134とを備える。通過帯域シフト部133は(2M+1)個の位相回転量算出部141−0〜141−2Mと、(2M+1)個の回転演算部142−0〜142−2Mとを備える。すなわち、キャリア補間部111は、(2M+1)タップ(Mは自然数)のFIRフィルタに対して、通過帯域シフト部133が追加された構成である。
位相回転量算出部141−0〜141−2Mは、位相回転量θ0〜θ2Mを次式[2]に従って算出する。但し、NはFFTのサンプル数である。
θi=2π(M−i)・Fshift/N …[2]
回転演算部142−0〜142−2Mは、それぞれ乗算器132−0〜132−2Mの出力に対してθ0〜θ2Mだけ回転演算を行う。その他の動作は、一般的なFIRフィルタと同様である。
以上のように、本発明の第1の実施形態に係るOFDM受信装置によれば、1シンボル等化におけるキャリア補間フィルタの通過帯域がOFDM信号のガード期間よりも狭い場合であっても、FFT窓位置の範囲に制限を加えることなく、到来波の遅延プロファイルをキャリア補間フィルタの通過帯域内に収めて、伝送路推定を行うことが可能となる。
特に、プロファイルの各ビンの電力又は振幅と各ビンの遅延時間とがバランスした点である重心を用いることにより、プロファイルの遅延時間の広がりのみを考慮した特許文献3の発明よりも、より精度良く到来波の遅延プロファイルをキャリア補間フィルタの通過帯域内に収めることができる。
また、図6は、到来波が2つでありかつ遅延差がTg/2の場合における、ガード相関重心位置を説明するための図である。ガード相関重心位置の定義は、上述したとおりである。図6に示すFFT窓位置(a)〜(c)の場合のキャリア方向シフト量Fshiftは、式[1]よりそれぞれ以下の通りとなる。
Fshift= 0 (FFT窓位置(a))
Fshift=−Tg/4 (FFT窓位置(b))
Fshift= Tg/4 (FFT窓位置(c))
この到来波が2つの場合におけるキャリア方向シフト量Fshiftだけキャリア補間フィルタの通過帯域をシフトする様子を、図7に示す。このシフト処理により、いずれのFFT窓位置に対しても、2つの到来波遅延プロファイルはキャリア補間フィルタの通過帯域内に収まり、伝送路推定を行うことが可能となる。
(第2の実施形態)
図8は、本発明の第2の実施形態に係るOFDM受信装置200の構成を示す図である。第2の実施形態に係るOFDM受信装置200は、アンテナ1101と、チューナ部1102と、復調部203と、誤り訂正復号化部1108とを備える。復調部203は、A/D変換部1103と、直交検波部1104と、同期部101と、FFT処理部1106と、等化部202とを備える。
このOFDM受信装置200は、図1に示す第1の実施形態に係るOFDM受信装置100と比べて、等化部202の構成が異なる。なお、この等化部202以外の構成は、OFDM受信装置100と同じであるので、同じ符号を用いてその説明を省略する。以下、等化部202が行う詳細な処理を説明する。この等化部202は、1シンボル等化と4シンボル等化を切り替えて行う。
図9は、等化部202の詳細な構成を示す図である。等化部202は、図33に示す従来の等化部1400と比べてキャリア補間部111が異なる。キャリア補間部111の詳細な構成は、図5に示したとおりである。等化部202は、第1の実施形態で説明したように1シンボル等化処理において、同期部101で算出されたキャリア方向シフト量Fshiftだけキャリア補間フィルタの通過帯域をシフトさせる。
以上のように、本発明の第2の実施形態に係るOFDM受信装置によれば、1シンボル等化と4シンボル等化の切り替えを行う場合に1シンボル等化が選択されても、FFT窓位置の範囲に制限を加えることなく、到来波の遅延プロファイルをキャリア補間フィルタの通過帯域内に収めて、伝送路推定を行うことが可能となる。
なお、上記第1及び第2の実施形態では、キャリア補間部111中の通過帯域シフト部133が、乗算器132−0〜132−2Mの後段に配置される構成を説明した(図5)。しかしながら、図10に示すキャリア補間部301のように、通過帯域シフト部133を乗算器132−0〜132−2Mの前段に配置してもよい。また、図11に示すキャリア補間部311のように、通過帯域シフト部133を、係数C0〜C2Mと乗算器132−0〜132−2Mとの間に配置してもよい。
(第3の実施形態)
図12は、本発明の第3の実施形態に係るOFDM受信装置320の構成を示す図である。第3の実施形態に係るOFDM受信装置320は、アンテナ1101と、チューナ部1102と、復調部323と、誤り訂正復号化部1108とを備える。復調部323は、A/D変換部1103と、直交検波部1104と、同期部101と、FFT処理部321と、等化部322とを備える。
このOFDM受信装置320は、図1に示す第1の実施形態に係るOFDM受信装置100と比べて、FFT処理部321及び等化部322の構成が異なる。なお、このFFT処理部321及び等化部322以外の構成は、OFDM受信装置100と同じであるので、同じ符号を用いてその説明を省略する。以下、FFT処理部321及び等化部322が行う詳細な処理を説明する。この等化部322は、1シンボル等化を行う。
上記第1及び第2の実施形態で説明したFFT処理部1106では、出力段で−Tg/2の帯域シフト処理を行い、キャリア補間フィルタをI軸とQ軸独立の実数フィルタで構成した。しかし、この第3の実施形態におけるFFT処理部321では、出力段で−Tg/2の帯域シフト処理を行わず、キャリア補間フィルタを複素フィルタで構成する。
図13は、等化部322の詳細な構成を示す図である。等化部322は、図4に示す第1の実施形態の等化部102と比べてキャリア補間部331が異なる。図14は、キャリア補間部331の詳細な構成を示す図である。キャリア補間部331は、2M個の複素遅延素子341−1〜341−2Mと、(2M+1)個の複素乗算器342−0〜342−2Mと、通過帯域シフト部343と、複素加算器344とを備える。通過帯域シフト部343は、(2M+1)個の複素位相回転量算出部351−0〜351−2Mと、(2M+1)個の複素回転演算部352−0〜352−2Mとを備える。すなわち、キャリア補間部331は、(2M+1)タップの複素FIRフィルタに対して通過帯域シフト部343が追加された構成である。このキャリア補間部331の動作は、全ての処理を複素で扱う以外はキャリア補間部111と同様である。
(第4の実施形態)
図15は、本発明の第4の実施形態に係るOFDM受信装置360の構成を示す図である。第4の実施形態に係るOFDM受信装置360は、アンテナ1101と、チューナ部1102と、復調部362と、誤り訂正復号化部1108とを備える。復調部362は、A/D変換部1103と、直交検波部1104と、同期部101と、FFT処理部321と、等化部361とを備える。
このOFDM受信装置360は、図12に示す第3の実施形態に係るOFDM受信装置320と比べて、等化部361の構成が異なる。なお、この等化部361以外の構成は、OFDM受信装置320と同じであるので、同じ符号を用いてその説明を省略する。以下、等化部361が行う詳細な処理を説明する。この等化部361は、1シンボル等化と4シンボル等化を切り替えて行う。
図16は、等化部361の詳細な構成を示す図である。等化部361は、図9に示す第2の実施形態の等化部202と比較して、4シンボル等化のキャリア補間部371及び1シンボル等化のキャリア補間部381が異なる。4シンボル等化のキャリア補間部371の動作は、全ての処理を複素で扱う以外はキャリア補間部1203と同様である。1シンボル等化のキャリア補間部381は、図17に示すように、通過帯域シフト部343を複素乗算器342−0〜342−2Mの前段に配置している。なお、図18に示すキャリア補間部391のように、通過帯域シフト部343を、係数C0I+jCQ〜C2MI+jC2MQと複素乗算器342−0〜342−2Mとの間に配置してもよい。
(第5の実施形態)
図19は、本発明の第5の実施形態に係るOFDM受信装置400の構成を示す図である。第5の実施形態に係るOFDM受信装置400は、アンテナ1101と、チューナ部1102と、復調部402と、誤り訂正復号化部1108とを備える。復調部402は、A/D変換部1103と、直交検波部1104と、同期部101と、FFT処理部1106と、等化部401とを備える。
このOFDM受信装置400は、4シンボル等化のキャリア補間フィルタの通過帯域がガード期間より狭い場合に、通過帯域シフトを行う構成である。OFDM受信装置400は、図1に示す第1の実施形態に係るOFDM受信装置100と比べて、等化部401の構成が異なる。なお、この等化部401以外の構成は、OFDM受信装置100と同じであるので、同じ符号を用いてその説明を省略する。以下、等化部401が行う詳細な処理を説明する。この等化部401は、4シンボル等化を行う。
図20は、等化部401の詳細な構成を示す図である。等化部401は、図4に示す第1の実施形態の等化部102と比較して、キャリア補間部411及びシンボル補間部1202が異なる。図21は、キャリア補間部411の詳細な構成を示す図である。キャリア補間部411は、図5に示すキャリア補間部111と比較して、タップ数が(2M+1)から(2L+1)に変わり、係数C0’〜C2L’が変わっている。このキャリア補間フィルタの通過帯域がガード期間より狭い場合、第1の実施形態と同様に通過帯域をシフトする。
(第6の実施形態)
図22は、本発明の第6の実施形態に係るOFDM受信装置430の構成を示す図である。第6の実施形態に係るOFDM受信装置430は、アンテナ1101と、チューナ部1102と、復調部432と、誤り訂正復号化部1108とを備える。復調部432は、A/D変換部1103と、直交検波部1104と、同期部101と、FFT処理部1106と、等化部431とを備える。
このOFDM受信装置430は、図8に示す第2の実施形態に係るOFDM受信装置200と比べて、等化部431の構成が異なる。なお、この等化部431以外の構成は、OFDM受信装置200と同じであるので、同じ符号を用いてその説明を省略する。以下、等化部431が行う詳細な処理を説明する。この等化部431は、通過帯域の異なる2つの4シンボル等化を切り替えて行う。
図23は、等化部431の詳細な構成を示す図である。等化部431は、図9に示す第2の実施形態の等化部202と比較して、4シンボル等化のキャリア補間部411及び遅延プロファイル検出部441が異なる。遅延プロファイル検出部441は、遅延プロファイルを検出し、その検出結果により通過帯域の異なる2つの4シンボル等化用のキャリア補間部1203及び411を切り替える。
以上のように、本発明の第3〜第6の実施形態に係るOFDM受信装置によっても、FFT窓位置の範囲に制限を加えることなく、到来波の遅延プロファイルをキャリア補間フィルタの通過帯域内に収めて、伝送路推定を行うことが可能となる。
なお、各実施形態における復調部及び誤り訂正復号化部の機能ブロック(104、204、324、363、及び433)は、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されても良い。または、自システム内での通信に関与する部分と共存信号の送受信に関与する部分を、それぞれ個別のLSIとしてチップ化されても良い。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
また、上述の各実施形態で説明した処理をプログラムとしてプログラムメモリに記載し、CPUを用いて復調処理をリアルタイム処理することで、本発明の目的を実現することもできる。
本発明は、地上デジタル放送の受信装置や無線受信機等に利用可能であり、特にキャリア補間フィルタの通過帯域がガード期間より狭い場合に有用である。
100、200、320、360、400、430、1100 OFDM受信装置
101、1105、1501 同期部
102、202、322、361、401、431、1107、1300、1400 等化部
103、203、323、362、432、1111 復調部
111、301、311、331、371、381、391、411、1203、1301 キャリア補間部
104、204、324、363、433 集積回路
121、302、312、421 補間フィルタ
131 遅延素子
132 乗算器
133、343、422 通過帯域シフト部
134、423 加算器
141 位相回転量算出部
142 複素回転演算部
321、1106 FFT処理部
341 複素遅延素子
342 複素乗算器
344 複素加算器
351 複素位相回転量算出部
352 複素回転演算部
441 遅延プロファイル検出部
1000 OFDM送信装置
1001 誤り訂正符号化部
1002 マッピング部
1003 インタリーブ部
1004 フレーム構成部
1005 IFFT処理部
1006 ガードインターバル付加部
1007 RF周波数変換部
1108 誤り訂正復号化部
1008、1101 アンテナ
1102 チューナ部
1103 A/D変換部
1104 直交検波部
1201 SP復調部
1202 シンボル補間部
1204 遅延部
1205 複素除算部
1401 振幅変動検出部
1402 切替部
1502 バッファメモリ
1503 制御用FFT
1504 制御用等化部
1505 S/N算出部
1506 時間窓制御部

Claims (12)

  1. OFDM信号を受信するOFDM受信装置であって、
    時間領域の信号を周波数領域の信号に変換するフーリエ変換部と、
    前記フーリエ変換部が出力する前記周波数領域の信号から伝送路周波数応答を算出し、当該伝送路周波数応答に基づいて前記周波数領域の信号を等化処理する等化部とを備え、
    前記等化部は、前記伝送路周波数応答を算出する際、キャリア補間フィルタの通過帯域がOFDM信号のガード期間よりも狭い場合に、当該通過帯域に含まれる前記伝送路周波数応答のエネルギーが増加するように決定されるシフト量に基づいて、当該通過帯域をシフトさせる第1のキャリア補間部を含み、
    前記第1のキャリア補間部は、OFDM信号の伝送路特性をキャリア方向に補間する、OFDM受信装置。
  2. 前記等化部は、
    OFDM信号の伝送路特性をシンボル方向に補間するシンボル補間部と、
    前記第1のキャリア補間部と異なる通過帯域を有し、前記シンボル補間部から出力されたOFDM信号の伝送路特性をキャリア方向に補間する第2のキャリア補間部と、
    前記第1のキャリア補間部の出力及び前記第2のキャリア補間部の出力のいずれか1つを選択する切り替え部とをさらに備え
    前記第1のキャリア補間部は、OFDM信号のガード期間よりも狭い通過帯域を有し、
    前記第2のキャリア補間部は、OFDM信号のガード期間よりも広い通過帯域を有する、請求項1に記載のOFDM受信装置。
  3. 同期を確立すると共に、到来波のプロファイル情報に基づいて前記シフト量を決定する同期部をさらに備え、
    前記第1のキャリア補間部は、前記同期部が決定したシフト量に基づいて通過帯域をシフトさせる、請求項1又は2に記載のOFDM受信装置。
  4. 前記同期部は、前記OFDM信号のガード期間同士の相関を算出することにより、前記到来波のプロファイル情報を得る、請求項3に記載のOFDM受信装置。
  5. 前記同期部は、プロファイルの各ビンの電力又は振幅と各ビンの遅延時間とのバランスで定義されるガード相関重心の位置が、前記キャリア補間フィルタの通過帯域の中心の位置にシフトされるように、前記到来波のプロファイル情報から前記シフト量を決定する、請求項3又は4に記載のOFDM受信装置。
  6. 前記第1のキャリア補間部は、
    入力を遅延する複数の遅延素子と、
    前記複数の遅延素子の各出力とキャリア方向の補間処理の各係数とを乗算する複数の乗算器と、
    前記複数の乗算器の各出力に対する前記シフト量に基づく位相回転量を各々算出し、前記複数の乗算器の各出力に対して前記位相回転量の分だけ各々位相回転を行う通過帯域シフト部と、
    前記通過帯域シフト部の全出力を加算して出力する加算器とを含む、請求項1〜5のいずれかに記載のOFDM受信装置。
  7. 前記第1のキャリア補間部は、
    入力を遅延する複数の遅延素子と、
    前記複数の遅延素子の各出力に対する前記シフト量に基づく位相回転量を各々算出し、前記複数の遅延素子の各出力に対して前記位相回転量の分だけ各々位相回転を行う通過帯域シフト部と、
    前記通過帯域シフト部の各出力とキャリア方向の補間処理の各係数とを乗算する複数の乗算器と、
    前記複数の乗算器の全出力を加算して出力する加算器とを含む、請求項1〜5のいずれかに記載のOFDM受信装置。
  8. 前記第1のキャリア補間部は、
    入力を遅延する複数の遅延素子と、
    キャリア方向の補間処理の各係数と、
    キャリア方向の補間処理の各係数に対する前記シフト量に基づく位相回転量を各々算出し、キャリア方向の補間処理の各係数に対して前記位相回転量の分だけ各々位相回転を行う通過帯域シフト部と、
    前記複数の遅延素子の各出力と通過帯域シフト部の各出力とを乗算する複数の乗算器と、
    前記複数の乗算器の全出力を加算して出力する加算器とを含む、請求項1〜5のいずれかに記載のOFDM受信装置。
  9. OFDM信号を受信するOFDM受信装置に用いられる集積回路であって、
    時間領域の信号を周波数領域の信号に変換するフーリエ変換部、
    前記フーリエ変換部が出力する前記周波数領域の信号から伝送路周波数応答を算出し、当該伝送路周波数応答に基づいて前記周波数領域の信号を等化処理すると共に、キャリア補間フィルタの通過帯域がOFDM信号のガード期間よりも狭い場合に、当該通過帯域に含まれる前記伝送路周波数応答のエネルギーが増加するように決定されるシフト量に基づいて、当該通過帯域をシフトさせる等化部、及び
    前記等化部から出力される信号の誤りを訂正する誤り訂正部、として機能する回路を集積する、集積回路。
  10. OFDM信号を受信するOFDM受信回路であって、
    選局された周波数チャネルの信号を選択受信するチューナ部と、
    前記チューナ部で選択受信された信号を復調する復調部と、
    前記復調部で復調された信号の誤りを訂正する誤り訂正部とを備え、
    前記復調部は、
    時間領域の信号を周波数領域の信号に変換するフーリエ変換部と、
    前記フーリエ変換部が出力する前記周波数領域の信号から伝送路周波数応答を算出し、当該伝送路周波数応答に基づいて前記周波数領域の信号を等化処理する等化部とを備え、
    前記等化部は、前記伝送路周波数応答を算出する際、キャリア補間フィルタの通過帯域がOFDM信号のガード期間よりも狭い場合に、当該通過帯域に含まれる前記伝送路周波数応答のエネルギーが増加するように決定されるシフト量に基づいて、当該通過帯域をシフトさせるキャリア補間部を含む、OFDM受信回路。
  11. OFDM信号を受信するOFDM受信方法であって、
    時間領域の信号を周波数領域の信号に変換するステップと、
    前記周波数領域の信号から伝送路周波数応答を算出し、当該伝送路周波数応答に基づいて前記周波数領域の信号を等化処理するステップと、
    前記伝送路周波数応答を算出する際、キャリア補間フィルタの通過帯域がOFDM信号のガード期間よりも狭いか否かを判定するステップと
    前記通過帯域が前記ガード期間よりも狭い場合に、前記通過帯域に含まれる前記伝送路周波数応答のエネルギーが増加するように決定されるシフト量に基づいて、当該通過帯域をシフトさせるステップとを含む、OFDM受信方法。
  12. 請求項11に記載のOFDM受信方法を実行するための信号処理手順を記載した、プログラム。
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