JP5250971B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、プリンタや複写機などの画像形成装置において、APS(自動用紙選択)機能、すなわち、原稿サイズに応じた用紙を自動的に選択する機能を有する画像形成装置(例えば、特許文献1及び2参照)や、ATS(自動トレイ切替)機能、すなわち、印刷出力の途中に用紙切れが発生した場合に給紙トレイを自動的に切り替える機能を有する画像形成装置(例えば、特許文献3参照)が知られている。
このようなAPS機能やATS機能を有する画像形成装置は、給紙トレイ毎に、APS機能やATS機能の有効/無効を設定するようになっている。
特開平6−102732号公報 特開2003−173111号公報 特開2000−143017号公報
そのため、給紙トレイに設定されたAPS機能やATS機能の有効/無効を考慮して、当該給紙トレイに用紙を充填しないと、APS機能によって選択された用紙や、ATS機能によって切り替わった給紙トレイにより給紙された用紙が、ユーザの意図しない用紙となってしまう場合があるという問題がある。
また、給紙トレイに設定されたAPS機能やATS機能の有効/無効を切り替えたい場合、その度に機械設定を変更しなければならないため、煩わしいという問題がある。
本発明の課題は、所望の用紙にのみAPS機能を適用させることができるとともに、APS機能の有効/無効を容易に設定できる画像形成装置と、所望の用紙を給紙する給紙トレイにのみATS機能を適用させることができるとともに、ATS機能の有効/無効を容易に設定できる画像形成装置と、を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
用紙を給紙するための複数の給紙トレイと、少なくとも用紙の種類に関する紙種情報を含む用紙情報をユーザによって任意に付される用紙名称と対応付けて登録する登録手段と、前記登録手段により登録された用紙情報の中から前記各給紙トレイに対応させる用紙情報を選択する選択手段と、を備える画像形成装置において、
前記登録手段により登録される用紙情報には、当該用紙情報に対応する用紙を、原稿サイズに応じた用紙を自動的に選択する自動用紙選択の対象とするか否かを判別する自動用紙選択対象判別情報が含まれ、
前記登録手段により登録される用紙情報の中に内容が同一の用紙情報が複数ある場合、当該複数の用紙情報は、それぞれ異なる用紙名称と対応付けて登録可能であり、
前記自動用紙選択を実行する際に、前記用紙情報に含まれる自動用紙選択対象判別情報に基づいて、用紙を選択するよう制御する自動用紙選択制御手段を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の画像形成装置において、
表示手段に、前記登録手段により登録された用紙名称及び用紙情報を表示させるとともに、当該用紙情報に含まれる自動用紙選択対象判別情報に基づいて、当該用紙情報に対応する用紙が前記自動用紙選択の対象であるか否かを表示させる表示制御手段を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
用紙を給紙するための複数の給紙トレイと、少なくとも用紙の種類に関する紙種情報を含む用紙情報をユーザによって任意に付される用紙名称と対応付けて登録する登録手段と、前記登録手段により登録された用紙情報の中から前記各給紙トレイに対応させる用紙情報を選択する選択手段と、を備える画像形成装置において、
前記登録手段により登録される用紙情報には、当該用紙情報に対応する用紙を給紙するための給紙トレイを、印刷出力の途中に用紙切れが発生した場合に給紙トレイを自動的に切り替える自動トレイ切替の対象とするか否かを判別する自動トレイ切替対象判別情報が含まれ、
前記登録手段により登録される用紙情報の中に内容が同一の用紙情報が複数ある場合、当該複数の用紙情報は、それぞれ異なる用紙名称と対応付けて登録可能であり、
前記自動トレイ切替を実行する際に、前記用紙情報に含まれる自動トレイ切替対象判別情報に基づいて、給紙トレイを切り替えるよう制御する自動トレイ切替制御手段を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
請求項3に記載の画像形成装置において、
表示手段に、前記登録手段により登録された用紙名称及び用紙情報を表示させるとともに、当該用紙情報に含まれる自動トレイ切替対象判別情報に基づいて、当該用紙情報に対応する用紙を給紙するための給紙トレイが前記自動トレイ切替の対象となるか否かを表示させる表示制御手段を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
請求項1〜4の何れか一項に記載の画像形成装置において、
前記登録手段により登録される用紙情報には、用紙の坪量に関する坪量情報、用紙の色に関する色紙情報、用紙にパンチ穴が形成されているか否かに関するパンチ穴情報のうちの少なくとも1つの情報が含まれることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、自動用紙選択を実行する際、自動用紙選択対象判別情報に基づいて用紙を選択することができるため、所望の用紙にのみ自動用紙選択(APS)機能を適用させることができる。
さらに、給紙トレイに対応させる用紙情報を選択するだけで、APS機能の有効/無効を設定することができる。したがって、従来のように、給紙トレイ毎にAPS機能の有効/無効を設定する必要がなくなって、APS機能の有効/無効を容易に設定できる。
また、内容が同一の用紙情報が複数あっても、それぞれ異なる用紙名称と対応付けて登録することができるため、内容が同一の用紙情報を、所定の分類毎に(例えば、ユーザ毎に)識別可能に登録することができることとなって、利便性が高い。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、用紙情報に対応する用紙が自動用紙選択の対象であるか否かを表示することができるため、ユーザは、その表示を見るだけで、自動用紙選択の対象となっている用紙を知ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、自動トレイ切替を実行する際、自動トレイ切替対象判別情報に基づいて給紙トレイを切り替えることができるため、所望の用紙を給紙する給紙トレイにのみ自動トレイ切替(ATS)機能を適用させることができる。
さらに、給紙トレイに対応させる用紙情報を選択するだけで、ATS機能の有効/無効を設定することができる。したがって、従来のように、給紙トレイ毎にATS機能の有効/無効を設定する必要がなくなって、ATS機能の有効/無効を容易に設定できる。
また、内容が同一の用紙情報が複数あっても、それぞれ異なる用紙名称と対応付けて登録することができるため、内容が同一の用紙情報を、所定の分類毎に(例えば、ユーザ毎に)識別可能に登録することができることとなって、利便性が高い。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、用紙情報に対応する用紙を給紙するための給紙トレイが自動トレイ切替の対象となるか否かを表示することができるため、ユーザは、その表示を見るだけで、自動トレイ切替の対象となっている用紙を知ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、用紙情報には、坪量情報、色紙情報、パンチ穴情報のうちの少なくとも1つの情報が含まれるため、用紙情報の内容をより詳細にすることができることとなって、用紙情報に対応する用紙をより明確に特定することができる。
以下、図を参照して、本発明に係る画像形成装置の最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
<画像形成装置の構成>
まず、画像形成装置100の構成について、図1〜図10を参照して説明する。
画像形成装置100は、例えば、原稿サイズに応じた用紙を自動的に選択する自動用紙選択(APS)機能や、印刷出力の途中に用紙切れが発生した場合に給紙トレイ53を自動的に切り替える自動トレイ切替(ATS)機能を有している。
具体的には、画像形成装置100は、例えば、図1及び図2に示すように、操作表示部20やADF(Auto Document Feeder;自動原稿給送装置)部40などが設けられた本体部1と、本体部1にオプション接続された後処理装置(FNS;フィニッシャー)2や大容量トレイユニット3と、制御部10と、スキャナ部30と、プリンタ部50と、コントローラ部60と、などを備えて構成される。
制御部10は、例えば、画像制御CPU(Central Processing Unit)11と、プログラムメモリ121と、RAM(Random Access Memory)122と、不揮発メモリ123と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)制御IC13と、圧縮/伸長IC14と、読み取り処理部15と、書き込み処理部16と、画像メモリ17と、HDD18と、コントローラIC19と、などを備えて構成される。
画像制御CPU11は、画像形成装置100を構成する各機能部を統括的に制御する機能部であり、例えば、操作表示部20から入力される操作信号に従って、プログラムメモリ121に記憶されているシステムプログラムやアプリケーションプログラムなどの各種処理プログラムを読み出してRAM122に展開することによって、当該プログラムに従った処理を行う。
プログラムメモリ121は、ROM(Read Only Memory)などにより構成され、例えば、システムプログラムやアプリケーションプログラムなどを記憶する。
具体的には、プログラムメモリ121は、例えば、図3に示すように、登録プログラム121aと、自動用紙選択制御プログラム121bと、自動トレイ切替制御プログラム121cと、表示制御プログラム121dと、などを記憶している。
登録プログラム121aは、例えば、ユーザによって入力された用紙情報を、ユーザによって任意に付される用紙名称と対応付けて登録する機能を、画像形成CPU11に実現させる。
具体的には、登録プログラム121aを実行した画像制御CPU11は、登録手段として、例えば、ユーザによる操作パネル23の操作によって入力された用紙情報を、ユーザによる操作パネル23の操作によって入力された用紙名称と対応付けて、例えば、図4に示す不揮発メモリ123の用紙情報データファイル123aに記憶させることよって、用紙名称及び用紙情報を登録する。
なお、例えば、内容が同一の用紙情報が複数ある場合、当該複数の用紙情報は、それぞれ異なる用紙名称と対応付けて登録することができるようになっている。
ここで、登録される用紙情報には、例えば、用紙の種類に関する紙種情報と、用紙の坪量に関する坪量情報と、用紙の色に関する色紙情報と、用紙にパンチ穴が形成されているか否かに関するパンチ穴情報と、表裏調整をするか否かに関する調整情報と、自動用紙選択対象判別情報と、自動トレイ切替対象判別情報と、などが含まれている。
自動用紙選択対象判別情報とは、例えば、当該自動用紙選択対象判別情報を含む用紙情報に対応する用紙を、自動用紙選択の対象とするか否かを判別するための情報である。
また、自動トレイ切替対象判別情報とは、例えば、当該自動トレイ切替対象判別情報を含む用紙情報に対応する用紙を給紙するための給紙トレイ53を、自動トレイ切替の対象とするか否かを判別するための情報である。
より具体的には、例えば、ユーザによる操作パネル23の操作によって、LCD22に表示された「機械状態TOP」画面P1(例えば、図5)内の「用紙選択」キーk11が押圧されると、画像制御CPU11は、表示制御プログラム121dを実行して、「用紙情報登録/変更」画面P2(例えば、図6)をLCD22に表示させる。
「用紙情報登録/変更」画面P2には、例えば、不揮発メモリ123の用紙情報データファイル123aに登録された用紙名称及び用紙情報が、項目番号順に複数組(例えば、図6においては6組)表示されているとともに、「次頁」キーk21や「前頁」キーk22などが表示されている。
例えば、「次頁」キーk21が押圧されると、表示されている「用紙情報登録/変更」画面P2内の用紙名称及び用紙情報よりも項目番号が大きい用紙名称及び用紙情報が列記された「用紙情報登録/変更」画面P2が表示され、例えば、「前頁」キーk22が押圧されると、表示されている「用紙情報登録/変更」画面P2内の用紙名称及び用紙情報よりも項目番号が小さい用紙名称及び用紙情報が列記された「用紙情報登録/変更」画面P2が表示される。
すなわち、例えば、不揮発メモリ123の用紙情報データファイル123aに登録された用紙名称及び用紙情報が、項目番号順に複数組ずつ「用紙情報登録/変更」画面P2において表示されるようになっている。
「用紙情報登録/変更」画面P2に列記された複数組の用紙名称及び用紙情報のうちの何れかが押圧されると、画像制御CPU11は、例えば、「用紙情報登録」画面P3(例えば、図7)を表示させる。
例えば、図7に示す「用紙情報登録」画面P3は、図6に示す「用紙情報登録/変更」画面P2に列記された複数組の用紙名称及び用紙情報のうちの項目番号「01」の用紙名称及び用紙情報が押圧された際に表示される画面である。
「用紙情報登録」画面P3には、例えば、「用紙種類」キーk31と、「用紙名称」キーk32と、「坪量」キーk33と、「色紙」キーk34と、「パンチ穴」キーk35と、「表裏調整」キーk36と、「APS(自動用紙選択)」キーk37と、「ATS(自動トレイ切替)」キーk38と、などが表示されている。
「用紙種類」キーk31が押圧されると、画像制御CPU11は、例えば、用紙の種類を指定可能な画面を表示させ、そして、その画面において指定された用紙の種類を紙種情報として登録する。
また、「用紙名称」キーk32が押圧されると、画像制御CPU11は、例えば、用紙の名称を入力可能な「用紙名称入力」画面P4(例えば、図8)を表示させ、そして、その画面において入力された用紙の名称を用紙名称として登録する。
また、「坪量」キーk33が押圧されると、画像制御CPU11は、例えば、用紙の坪量を指定可能な画面を表示させ、そして、その画面において指定された用紙の種類を坪量情報として登録する。
また、「色紙」キーk34が押圧されると、画像制御CPU11は、例えば、用紙の色を指定可能な画面を表示させ、そして、その画面において指定された用紙の色を色紙情報として登録する。
また、「パンチ穴」キーk35が押圧されると、画像制御CPU11は、例えば、用紙にパンチ穴が形成されているか否かを指定可能な画面を表示させ、そして、その画面において指定された用紙にパンチ穴が形成されているか否かをパンチ穴情報として登録する。
また、「表裏調整」キーk36が押圧されると、画像制御CPU11は、例えば、表裏調整値を入力可能な画面を表示させ、そして、その画面において入力された表裏調整値を調整情報として登録する。
また、「APS(自動用紙選択)」キーk37が押圧されると、画像制御CPU11は、例えば、用紙を自動用紙選択の対象とするか否かを指定可能な「APS有効/無効設定」画面P5(例えば、図9)を表示させ、そして、その画面において指定された自動用紙選択の対象とするか否かを自動用紙選択対象判別情報として登録する。
例えば、図9に示す「APS有効/無効設定」画面P5においては、「無効」キーが選択されているため、“自動用紙選択の対象としない”が指定されている。
また、「ATS(自動トレイ切替)」キーk38が押圧されると、画像制御CPU11は、例えば、用紙を給紙するための給紙トレイ53を自動トレイ切替の対象とするか否かを指定可能な「ATS有効/無効設定」画面P6(例えば、図10)を表示させ、そして、その画面において指定された自動トレイ切替の対象とするか否かを自動トレイ切替対象判別情報として登録する。
例えば、図10に示す「ATS有効/無効設定」画面P6においては、「無効」キーが選択されているため、“自動トレイ切替の対象としない”が指定されている。
自動用紙選択制御プログラム121bは、例えば、自動用紙選択を実行する際に、用紙情報に含まれる自動用紙選択対象判別情報に基づいて、用紙を選択するよう制御する機能を、画像制御CPU11に実現させる。
具体的には、自動用紙選択制御プログラム121bを実行した画像制御CPU11は、自動用紙選択制御手段として、例えば、自動用紙選択を実行する際、複数の給紙トレイ53の中から、自動用紙選択対象判別情報が「有効(“自動用紙選択の対象とする”)」の用紙情報が対応付けられた給紙トレイ53を選択して、当該選択された給紙トレイ53から用紙が給紙されるよう制御する。
なお、複数の給紙トレイ53には、例えば、予め所定の優先順位が設定されており、自動用紙選択対象判別情報が「有効」の用紙情報が対応付けられた給紙トレイ53が複数ある場合は、その中で最も優先順位が高い給紙トレイ53が選択されるようになっている。
自動トレイ切替制御プログラム121cは、例えば、自動トレイ切替を実行する際に、用紙情報に含まれる自動トレイ切替対象判別情報に基づいて、給紙トレイ53を切り替えるよう制御する機能を、画像制御CPU11に実現させる。
具体的には、自動トレイ切替制御プログラム121cを実行した画像制御CPU11は、自動トレイ切替制御手段として、例えば、自動トレイ切替を実行する際、複数の給紙トレイ53の中から、自動トレイ切替対象判別情報が「有効(“自動トレイ切替の対象とする”)」の用紙情報が対応付けられた給紙トレイ53を選択して、当該選択された給紙トレイ53に切り替えて用紙が給紙されるよう制御する。
表示制御プログラム121dは、LCD22に、表示信号を出力する機能を、画像制御CPU11に実現させる。
具体的には、表示制御プログラム121dを実行した画像制御CPU11は、表示制御手段として、例えば、LCD22に、登録プログラム121aを実行した画像制御CPU11により登録された用紙名称及び用紙情報を表示させるとともに、当該用紙情報に含まれる自動用紙選択対象判別情報に基づいて、当該用紙情報に対応する用紙が自動用紙選択の対象であるか否か、及び当該用紙情報に含まれる自動トレイ切替対象判別情報に基づいて、当該用紙情報に対応する用紙を給紙するための給紙トレイ53が自動トレイ切替の対象となるか否かを表示させる。すなわち、画像制御CPU11は、例えば、「用紙情報登録/変更」画面P2(例えば、図6)を表示させる。
RAM122は、例えば、画像制御CPU11が実行する各種プログラムやこれらのプログラムの実行に係るデータなどを一時的に保管するメモリ領域である。
不揮発メモリ123は、データの読み書きが可能な半導体メモリなどにより構成され、例えば、画像形成装置100に係る各種設定データなどを記憶する。
具体的には、不揮発メモリ123には、例えば、図4に示すように、用紙情報データファイル123aが記憶されている。
用紙情報データファイル123aは、例えば、登録プログラム121aを実行した画像制御CPU11により登録された用紙名称及び用紙情報を、項目番号とともに記憶している。
具体的には、例えば、画像形成装置100が工場から出荷される際、用紙情報データファイル123aには、例えば、60組の所定の用紙名称及び用紙情報が登録されており、そして、当該登録された用紙名称及び用紙情報は、登録プログラム121aを実行した画像制御CPU11により用紙名称及び用紙情報が登録されることによって、変更されるようになっている。
DRAM制御IC13は、画像制御CPU11から入力される制御信号に従って、例えば、読み取り処理部15から入力されたジョブファイルやコントローラ部60から入力されたジョブファイルなどを、圧縮/伸長IC14に圧縮させて、圧縮メモリ17aに一時的に記憶させる。
また、DRAM制御IC13は、画像制御CPU11から入力される制御信号に従って、例えば、圧縮メモリ17aに記憶されたジョブファイルを、圧縮/伸長IC14に伸張させて、ページメモリ17bに一時的に記憶させる。
そして、画像制御CPU11から印刷出力が指示されると、DRAM制御IC13は、例えば、ページメモリ17bから非圧縮のジョブファイルをページ単位で読み出して書き込み処理部16に出力する。
また、DRAM制御IC13は、例えば、PCIバスを介してコントローラ部60から入力された制御データを画像制御CPU11に出力する。
圧縮/伸長IC14は、例えば、DRAM制御IC13から入力される制御信号に従って、ジョブファイルの圧縮処理及び伸長処理を行うICである。
読み取り処理部15は、例えば、スキャナ部30により読み取られたアナログ画像信号をデジタル画像データに変換するとともに、原稿の用紙サイズ(原稿サイズ)や読み取り時の用紙の方向、各種設定をヘッダ情報として取得して、当該画像データと当該ヘッダ情報とを含むジョブファイルを生成し、DRAM制御IC13へ出力する。
書き込み処理部16は、例えば、圧縮/伸長IC14から入力されるジョブファイルに基づいて、PWM(Pulse Width Modulation)信号を生成して、プリンタ部50へ出力する。
画像メモリ17は、DRAMにより構成され、例えば、スキャナ部30で読み取られた画像データを一時的に記憶する。
また、画像メモリ17は、例えば、圧縮メモリ17aやページメモリ17bを有して構成される。
圧縮メモリ17aは、例えば、DRAM制御IC13から入力される制御信号に従って、圧縮/伸長IC14で圧縮されたジョブファイルを一時的に記憶する。
ページメモリ17bは、例えば、印刷出力前にプリント出力対象の非圧縮のジョブファイルを一時的に記憶する。
HDD18は、例えば、スキャナ部30で読み取って生成したジョブファイルやコントローラ部60を介して外部機器200から受信したジョブファイルを蓄積記憶・保存しておくための記憶装置である。
コントローラIC19は、例えば、HDD18へのデータの読み書きを制御するICである。
操作表示部20は、例えば、操作表示制御部21と、表示手段としてのLCD(Liquid Crystal Display)22と、操作パネル23と、などを備えて構成される。
操作表示制御部21は、例えば、画像制御CPU11から入力される制御信号に従ってLCD22の表示制御を行うとともに、操作パネル23から入力される操作信号を画像制御CPU11に出力する。
LCD22は、例えば、操作表示制御部21から入力される表示信号に従って画面上に各種設定画面や画像の状態表示、各機能の動作状況などの表示を行う。
操作パネル23は、例えば、操作キーやLCD22と一体的に形成されたタッチパネルなどを有して構成され、例えば、ユーザによる操作キーの押下操作やタッチパネルの押圧操作に応じた操作信号を操作表示制御部21に出力する。
具体的には、操作パネル23は、例えば、ユーザが、用紙情報や用紙名称を入力する際に操作される。
また、操作パネル23は、例えば、選択手段として、ユーザが、登録プログラム121aを実行した画像制御CPU11により登録された用紙情報の中から各給紙トレイ53に対応させる用紙情報を選択する際に操作される。
すなわち、ユーザは、操作パネル23を操作して、例えば、用紙情報データファイル123aに登録された複数組(例えば、60組)の用紙名称及び用紙情報の中から、第1給紙トレイ53aに対応させる1組の用紙名称及び用紙情報と、第2給紙トレイ53bに対応させる1組の用紙名称及び用紙情報と、第3給紙トレイ53cに対応させる1組の用紙名称及び用紙情報と、第4給紙トレイ53dに対応させる1組の用紙名称及び用紙情報と、第5給紙トレイ53eに対応させる1組の用紙名称及び用紙情報と、を選択できるようになっている。
スキャナ部30は、例えば、スキャナ制御部31と、スキャナ32と、などを備えて構成される。
スキャナ制御部31は、例えば、画像制御CPU11から入力される制御信号に従って、スキャナ32のCCD(Charge Coupled Device)などを駆動制御する。
スキャナ32は、例えば、プラテンガラスと、CCDと、光源と、などを備えて構成され、光源から原稿へ照明走査した光の反射光をCCDにより結像して光電変換することによって原稿の画像を読み取り、その画像のアナログ画像信号を読み取り処理部15へ出力する。
ADF部40は、例えば、画像制御CPU11から入力される制御信号に従って、原稿トレイTaに載置された原稿をスキャナ部30のプラテンガラス上に1枚ずつ自動給送する。
プリンタ部50は、例えば、プリンタ制御部51と、LD(Laser Diode)52aと、感光体ドラム52bと、帯電器52cと、現像器52dと、転写部52eと、定着器52fと、用紙を給紙するための複数の給紙トレイ53と、転写紙(用紙)を搬送する搬送経路(例えば、図1に太線で示す経路)に沿って用紙を搬送するための給紙ローラと、搬送路切換板54aと、反転部54bと、などを備えて構成される。
プリンタ制御部51は、例えば、画像制御CPU11から入力される制御信号に従って、プリンタ部50内の各部の動作を制御して、書き込み処理部16から入力されたPWM信号に基づいて用紙に画像形成を行わせるとともに、画像制御CPU11から入力される制御信号に従って、後処理装置2の各部を動作させる制御信号を後処理制御部2aに出力する。
具体的には、プリンタ制御部51は、例えば、複数の給紙トレイ53の何れかに用紙を給紙させて、当該用紙を搬送経路に沿って搬送させる。そして、感光体ドラム52b表面を帯電器52cで帯電させて、書き込み処理部16から入力されたPWM信号に基づいてLD52aにより感光体ドラム52b表面にレーザ光を照射させて静電潜像を形成させ、感光体ドラム52b表面の静電潜像を含む領域に現像器52dによりトナーを付着させる。
次いで、複数の給紙トレイ53の何れかから給紙された用紙に転写部52eによりトナーを転写させて画像を形成させ、定着器52fにより定着させた後、後処理装置2に排出させる。両面印刷を行う場合には、片面が印刷された用紙を、搬送路切換板54aや反転経路を介して反転部54bに搬送して、反転部54bにより表裏を反転させて感光体ドラム52bに再搬送し、反転後の表面に画像を形成させて定着させた後、後処理装置2に排出させる。
複数の給紙トレイ53のうち、例えば、第1給紙トレイ53aと第2給紙トレイ53bが本体部1に備えられ、第3給紙トレイ53cと第4給紙トレイ53dと第5給紙トレイ53eが大容量トレイユニット3に備えられている。
後処理装置2は、例えば、ソートユニットやパンチユニット、ステイプルユニット、折ユニット、断裁ユニットなどの各種後処理ユニットと、各種後処理ユニットに用紙を搬送する搬送ローラと、各種後処理ユニットを統括的に制御する後処理制御部2aと、などを備えて構成されている。
後処理制御部2aは、例えば、プリンタ制御部51を介して画像制御CPU11から入力された制御信号に従って、用紙を搬送経路に沿って所定の後処理ユニットまで搬送させて、各部を駆動制御して用紙に所定の後処理を行わせ、そして、用紙をメイントレイTb1とサブトレイTb2の何れかに排出させる。
コントローラ部60は、例えば、コントローラ制御部61と、DRAM制御IC62と、画像メモリ63と、LANIF(Local Area Network InterFace)63と、などを備えて構成される。
コントローラ制御部61は、例えば、コントローラ部60の各部の動作を統括的に制御し、LANIF64を介して外部装置200から入力されたデータを、画像形成装置100の動作状態に応じたデータ形式のジョブファイルに変換して、DRAM制御IC62に出力する。
DRAM制御IC62は、例えば、画像メモリ63への画像データの読み書きや、制御部10のDRAM制御IC13とのデータの受け渡しを制御する。
画像メモリ63は、例えば、DRAMから構成され、入力された画像データを一時的に記憶する。
LANIF64は、例えば、NIC(Network Interface Card)やモデムなどのLANに接続するための通信インターフェイスであり、外部装置200からデータを受信して、DRAM制御IC62に出力する。
<自動用紙選択制御処理>
次に、画像形成装置100による自動用紙選択を実行する際の制御に関する処理について、図11のフローチャートを参照して説明する。
まず、自動用紙選択を実行するタイミングであると判断すると、画像制御CPU11は、自動用紙選択制御プログラム121bを実行して、RAM122内の「M」記憶領域に「1」を設定する(ステップS11)。
次いで、画像制御CPU11は、優先順位が「M」番目の給紙トレイ53をチェックする給紙トレイ53(「チェックトレイ」)として選択する(ステップS12)。
次いで、画像制御CPU11は、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に対応付けられた用紙情報に含まれる自動用紙選択対象判別情報が「有効(“自動用紙選択の対象とする”)」であるか否かを判断する(ステップS13)。
ステップS13で、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に対応けられた用紙情報に含まれる自動用紙選択対象判別情報が「有効」でないと判断すると(ステップS13;No)、画像制御CPU11は、ステップS16の処理に移行する。
一方、ステップS13で、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に対応付けられた用紙情報に含まれる自動用紙選択対象判別情報が「有効」であると判断すると(ステップS13;Yes)、画像制御CPU11は、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に充填される用紙のサイズが、原稿サイズと一致するか否かを判断する(ステップS14)。
ここで、画像制御CPU11は、例えば、給紙トレイ53に設定された当該給紙トレイ53に充填される用紙のサイズと、読み取り処理部15によりヘッダ情報として取得された原稿サイズと、に基づいて、当該用紙のサイズが、当該原稿サイズと一致するか否かを判断する。
ステップS14で、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に充填される用紙のサイズが、原稿サイズと一致しないと判断すると(ステップS14;No)、画像制御CPU11は、ステップS16の処理に移行する。
一方、ステップS14で、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に充填される用紙のサイズが、原稿サイズと一致すると判断すると(ステップS14;Yes)、画像制御CPU11は、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に用紙が充填されているか否かを判断する(ステップS15)。
ステップS15で、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に用紙が充填されていないと判断すると(ステップS15;No)、画像制御CPU11は、全ての給紙トレイ53をチェックしたか否かを、すなわち、RAM122内の「M」記憶領域に「5(給紙トレイ53の個数)」が設定されているか否かを判断する(ステップS16)。
ステップS16で、全ての給紙トレイ53をチェックしたと判断すると(ステップS16;Yes)、画像制御CPU11は、該当する給紙トレイ53がない旨をユーザに報知するための所定のエラー表示をLCD22に表示させて(ステップS17)、本処理を終了する。
一方、ステップS16で、全ての給紙トレイ53をチェックしていないと判断すると(ステップS16;No)、画像制御CPU11は、RAM122内の「M」記憶領域に「M+1」を設定して(ステップS18)、ステップS12以降の処理を繰り返して行う。
また、ステップS15で、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に用紙が充填されていると判断すると(ステップS15;Yes)、画像制御CPU11は、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53を、用紙を給紙させる給紙トレイ53に決定し(ステップS19)、当該決定された給紙トレイ53に切り替えて用紙が給紙されるよう制御して、本処理を終了する。
<自動トレイ切替制御処理>
次に、画像形成装置100による自動トレイ切替を実行する際の制御に関する処理について、図12のフローチャートを参照して説明する。
まず、自動トレイ切替を実行するタイミングであると判断すると、画像制御CPU11は、自動トレイ切替制御プログラム121cを実行して、RAM122内の「N」記憶領域に「1」を設定する(ステップS31)。
次いで、画像制御CPU11は、優先順位「N」番目の給紙トレイ53をチェックする給紙トレイ53(「チェックトレイ」)として選択する(ステップS32)。
次いで、画像制御CPU11は、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に対応付けられた用紙情報に含まれる自動トレイ切替対象判別情報が「有効(“自動トレイ切替の対象とする”)」であるか否かを判断する(ステップS33)。
ステップS33で、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に対応付けられた用紙情報に含まれる自動トレイ切替対象判別情報が「有効」でないと判断すると(ステップS33;No)、画像制御CPU11は、ステップS36の処理に移行する。
一方、ステップS33で、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に対応付けられた用紙情報に含まれる自動トレイ切替対象判別情報が「有効」であると判断すると(ステップS33;Yes)、画像制御CPU11は、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に充填される用紙のサイズが、原稿サイズと一致するか否かを判断する(ステップS34)。
ここで、画像制御CPU11は、例えば、給紙トレイ53に設定された当該給紙トレイ53に充填される用紙のサイズと、読み取り処理部15によりヘッダ情報として取得された原稿サイズと、に基づいて、当該用紙のサイズが、当該原稿サイズと一致するか否かを判断する。
ステップS34で、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に充填される用紙のサイズが、原稿サイズと一致しないと判断すると(ステップS34;No)、画像制御CPU11は、ステップS36の処理に移行する。
一方、ステップS35で、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に充填される用紙のサイズが、原稿サイズと一致すると判断すると(ステップS34;Yes)、画像制御CPU11は、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に用紙が充填されているか否かを判断する(ステップS35)。
ステップS35で、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に用紙が充填されていないと判断すると(ステップS35;No)、画像制御CPU11は、全ての給紙トレイ53をチェックしたか否かを、すなわち、RAM122内の「N」記憶領域に「5(給紙トレイ53の個数)」が設定されているか否かを判断する(ステップS36)。
ステップS36で、全ての給紙トレイ53をチェックしたと判断すると(ステップS36;Yes)、画像制御CPU11は、該当する給紙トレイ53がない旨をユーザに報知するための所定のエラー表示をLCD22に表示させて(ステップS37)、本処理を終了する。
一方、ステップS36で、全ての給紙トレイ53をチェックしていないと判断すると(ステップS36;No)、画像制御CPU11は、RAM122内の「N」記憶領域に「N+1」を設定して(ステップS38)、ステップS32以降の処理を繰り返して行う。
また、ステップS35で、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53に用紙が充填されていると判断すると(ステップS35;Yes)、画像制御CPU11は、「チェックトレイ」として選択された給紙トレイ53を、切り替え先の給紙トレイ53に決定し(ステップS39)、当該決定された給紙トレイ53に切り替えて用紙が給紙されるよう制御して、本処理を終了する。
以上説明した本発明の画像形成装置100によれば、登録プログラム121aを実行した画像制御CPU11によって、少なくとも用紙の種類に関する紙種情報を含む用紙情報をユーザによって任意に付される用紙名称と対応付けて登録することができ、ユーザによる操作パネル23の操作によって、登録プログラム121aを実行した画像制御CPU11により登録された用紙情報の中から各給紙トレイ53に対応させる用紙情報を選択することができる。そして、登録プログラム121aを実行した画像制御CPU11により登録される用紙情報には、当該用紙情報に対応する用紙を、原稿サイズに応じた用紙を自動的に選択する自動用紙選択の対象とするか否かを判別する自動用紙選択対象判別情報が含まれ、自動用紙選択制御プログラム121bを実行した画像制御CPU11によって、自動用紙選択を実行する際に、用紙情報に含まれる自動用紙選択対象判別情報に基づいて、用紙を選択するよう制御することができる。
すなわち、自動用紙選択を実行する際、自動用紙選択対象判別情報に基づいて用紙を選択することができるため、所望の用紙にのみ自動用紙選択(APS)機能を適用させることができる。
さらに、給紙トレイ53に対応させる用紙情報を選択するだけで、APS機能の有効/無効を設定することができる。したがって、従来のように、給紙トレイ53毎にAPS機能の有効/無効を設定する必要がなくなって、APS機能の有効/無効を容易に設定できる。
また、表示制御プログラム121dを実行した画像制御CPU11によって、LCD22に、登録プログラム121aを実行した画像制御CPU11により登録された用紙名称及び用紙情報を表示させるとともに、当該用紙情報に含まれる自動用紙選択対象判別情報に基づいて、当該用紙情報に対応する用紙が自動用紙選択の対象であるか否かを表示させることができる。
すなわち、用紙情報に対応する用紙が自動用紙選択の対象であるか否かを表示することができるため、ユーザは、その表示を見るだけで、自動用紙選択の対象となっている用紙を知ることができる。
また、登録プログラム121aを実行した画像制御CPU11により登録される用紙情報には、当該用紙情報に対応する用紙を給紙するための給紙トレイ53を、印刷出力の途中に用紙切れが発生した場合に給紙トレイ53を自動的に切り替える自動トレイ切替の対象とするか否かを判別する自動トレイ切替対象判別情報が含まれ、自動トレイ切替制御プログラム121cを実行した画像制御CPUによって、自動トレイ切替を実行する際に、用紙情報に含まれる自動トレイ切替対象判別情報に基づいて、給紙トレイ53を切り替えるよう制御することができる。
すなわち、自動トレイ切替を実行する際、当該自動トレイ切替対象判別情報に基づいて給紙トレイ53を切り替えることができるため、所望の用紙を給紙する給紙トレイ53にのみ自動トレイ切替(ATS)機能を適用させることができる。
さらに、給紙トレイ53に対応させる用紙情報を選択するだけで、ATS機能の有効/無効を設定することができる。したがって、従来のように、給紙トレイ53毎にATS機能の有効/無効を設定する必要がなくなって、ATS機能の有効/無効を容易に設定できる。
また、表示制御プログラム121dを実行した画像制御CPU11によって、LCD22に、登録プログラム121aを実行した画像制御CPU11により登録された用紙名称及び用紙情報を表示させるとともに、当該用紙情報に含まれる自動トレイ切替対象判別情報に基づいて、当該用紙情報に対応する用紙を給紙するための給紙トレイ53が自動トレイ切替の対象となるか否かを表示させることができる。
すなわち、用紙情報に対応する用紙を給紙するための給紙トレイ53が自動トレイ切替の対象となるか否かを表示することができるため、ユーザは、その表示を見るだけで、自動トレイ切替の対象となっている用紙を知ることができる。
また、登録プログラム121aを実行した画像制御CPU11により登録される用紙情報には、用紙の坪量に関する坪量情報、用紙の色に関する色紙情報、用紙にパンチ穴が形成されているか否かに関するパンチ穴情報のうちの少なくとも1つの情報が含まれるため、用紙情報の内容をより詳細にすることができることとなって、用紙情報に対応する用紙をより明確に特定することができる。
また、登録プログラム121aを実行した画像制御CPU11により登録される用紙情報の中に内容が同一の用紙情報が複数ある場合、当該複数の用紙情報は、それぞれ異なる用紙名称と対応付けて登録可能であるため、内容が同一の用紙情報を、所定の分類毎に(例えば、ユーザ毎に)識別可能に登録することができることとなって、利便性が高い。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
画像形成装置100は、自動用紙選択機能と自動トレイ切替機能の両方の機能を有している必要はなく、どちらか一方の機能のみを有していればよい。
画像形成装置100に備えられた給紙トレイ53の個数は、5個の限りでなく、複数であれば任意である。
また、登録可能な用紙名称及び用紙情報の組数は、60組の限りでなく、複数であれば任意である。
坪量情報、色紙情報、パンチ穴情報は、少なくとも何れか1つが用紙情報に含まれていればよい。
また、表裏情報は、用紙情報に含まれていなくてもよい。
本発明の画像形成装置の外観及び断面を示す図である。 本発明の画像形成装置の機能的構成を示すブロック図である。 プログラムメモリのデータ構成を示す図である。 不揮発メモリのデータ構成を示す図である。 LCDに表示された「機械状態TOP」画面を示す図である。 LCDに表示された「用紙情報登録/変更」画面を示す図である。 LCDに表示された「用紙情報登録」画面を示す図である。 LCDに表示された「用紙名称入力」画面を示す図である。 LCDに表示された「APS有効/無効」画面を示す図である。 LCDに表示された「ATS有効/無効」画面を示す図である。 画像形成装置による自動用紙選択を実行する際の制御に関する処理を説明するためのフローチャートである。 画像形成装置による自動トレイ切替を実行する際の制御に関する処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
11 画像制御CPU(登録手段、自動用紙選択制御手段、自動トレイ切替制御手段、表示制御手段)
22 LCD(表示手段)
23 操作パネル(選択手段)
53 給紙トレイ
100 画像形成装置
121a 登録プログラム(登録手段)
121b 自動用紙選択制御プログラム(自動用紙選択制御手段)
121c 自動トレイ切替制御プログラム(自動トレイ切替制御手段)
121d 表示制御プログラム(表示制御手段)

Claims (5)

  1. 用紙を給紙するための複数の給紙トレイと、少なくとも用紙の種類に関する紙種情報を含む用紙情報をユーザによって任意に付される用紙名称と対応付けて登録する登録手段と、前記登録手段により登録された用紙情報の中から前記各給紙トレイに対応させる用紙情報を選択する選択手段と、を備える画像形成装置において、
    前記登録手段により登録される用紙情報には、当該用紙情報に対応する用紙を、原稿サイズに応じた用紙を自動的に選択する自動用紙選択の対象とするか否かを判別する自動用紙選択対象判別情報が含まれ、
    前記登録手段により登録される用紙情報の中に内容が同一の用紙情報が複数ある場合、当該複数の用紙情報は、それぞれ異なる用紙名称と対応付けて登録可能であり、
    前記自動用紙選択を実行する際に、前記用紙情報に含まれる自動用紙選択対象判別情報に基づいて、用紙を選択するよう制御する自動用紙選択制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    表示手段に、前記登録手段により登録された用紙名称及び用紙情報を表示させるとともに、当該用紙情報に含まれる自動用紙選択対象判別情報に基づいて、当該用紙情報に対応する用紙が前記自動用紙選択の対象であるか否かを表示させる表示制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 用紙を給紙するための複数の給紙トレイと、少なくとも用紙の種類に関する紙種情報を含む用紙情報をユーザによって任意に付される用紙名称と対応付けて登録する登録手段と、前記登録手段により登録された用紙情報の中から前記各給紙トレイに対応させる用紙情報を選択する選択手段と、を備える画像形成装置において、
    前記登録手段により登録される用紙情報には、当該用紙情報に対応する用紙を給紙するための給紙トレイを、印刷出力の途中に用紙切れが発生した場合に給紙トレイを自動的に切り替える自動トレイ切替の対象とするか否かを判別する自動トレイ切替対象判別情報が含まれ、
    前記登録手段により登録される用紙情報の中に内容が同一の用紙情報が複数ある場合、当該複数の用紙情報は、それぞれ異なる用紙名称と対応付けて登録可能であり、
    前記自動トレイ切替を実行する際に、前記用紙情報に含まれる自動トレイ切替対象判別情報に基づいて、給紙トレイを切り替えるよう制御する自動トレイ切替制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    表示手段に、前記登録手段により登録された用紙名称及び用紙情報を表示させるとともに、当該用紙情報に含まれる自動トレイ切替対象判別情報に基づいて、当該用紙情報に対応する用紙を給紙するための給紙トレイが前記自動トレイ切替の対象となるか否かを表示させる表示制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の画像形成装置において、
    前記登録手段により登録される用紙情報には、用紙の坪量に関する坪量情報、用紙の色に関する色紙情報、用紙にパンチ穴が形成されているか否かに関するパンチ穴情報のうちの少なくとも1つの情報が含まれることを特徴とする画像形成装置。
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