JP5250146B1 - スタジオカメラアダプタ、スタジオカメラアダプタシステム - Google Patents

スタジオカメラアダプタ、スタジオカメラアダプタシステム Download PDF

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Abstract

【課題】
スタジオ内の観客席で撮影する際にもリモートコントローラを容易に制御することを可能にするスタジオカメラアダプタを提供する。
【解決手段】
本発明によれば、ポータブルビデオカメラをスタジオカメラとして利用するために使用されるスタジオカメラアダプタであって、前記ポータブルビデオカメラを取り付ける底部と、前記底部から立ち上がる側壁部を有する本体部と、
前記側壁部に設けられ、且つ前記ポータブルビデオカメラのズーム・フォーカス・絞りのうちの少なくとも一つの調整に用いられるリモートコントローラを取り付けるためのリモートコントローラ取付部とを備えるスタジオカメラアダプタが提供される。
【選択図】図5

Description

本発明は、ポータブルビデオカメラをスタジオカメラとして利用するために使用されるスタジオカメラアダプタと、これを用いたスタジオカメラアダプタシステムに関する。
テレビ局やプロダクション等のスタジオ内で番組制作用には、スタジオカメラと称される、大型で高価なビデオカメラが使用される。このようなカメラは、撮影映像が高品質であることに加えて、複数台のスタジオカメラを同時併行的に使用して撮影を行うために、スイッチャーからのタリー信号を表示するためのタリーランプがついていたり、スイッチャーからのリターン映像をビューファインダに表示することができるようになっている。
ところで、近年、小型で安価なポータルルビデオカメラの性能向上が著しく、ポータルルビデオカメラを用いた場合でも、放送用途に耐えうる映像を撮影することができるようになってきた。そこで、番組制作のコストダウンのために、ポータルルビデオカメラを放送用途に使用したいという要望が出てきた。
しかし、ポータルルビデオカメラは、スタジオカメラとしての利用が想定されておらず、複数台のビデオカメラを同時併行的に使用して撮影を行うのに適していない。
このような状況において、特許文献1には、ポータブルビデオカメラの取付部と、該取付部に装着される該ポータブルビデオカメラと、ビューファインダの取付部と、該取付部に装着される該ビューファインダと、オンエアタリーランプと、インターカム機能と、これらの信号授受用のコネクタパネルと、これらの信号処理用の電子回路部とを有しているスタジオカメラアダプタを、ポータブルビデオカメラに取り付けることによって、ポータブルビデオカメラに欠けている機能を補って、スタジオカメラとして利用可能にする技術が開示されている。
特開2009−89114号公報
ところで、スタジオ内においては、カメラマンには常に十分に広い撮影場所が容易されているとは限らず、観客席で観客に混じって撮影をすることが強いられることもある。このような場合、ポータブルビデオカメラにスタジオカメラアダプタを取り付け、さらにそれを三脚に取り付けて撮影を行う。撮影には、ズーム・フォーカス・絞りの調整が必要であり、その調整は、通常、三脚のパーン棒に取り付けられたリモートコントローラを用いて行われる。しかし、観客席で撮影を行う場合、パーン棒に取り付けられたコントローラは、観客の脚と同じくらいの高さに位置するので、非常に操作しにくい。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、スタジオ内の観客席で撮影する際にもリモートコントローラを容易に制御することを可能にするスタジオカメラアダプタを提供するものである。
本発明によれば、ポータブルビデオカメラをスタジオカメラとして利用するために使用されるスタジオカメラアダプタであって、前記ポータブルビデオカメラを取り付ける底部と、前記底部から立ち上がる側壁部を有する本体部と、
前記側壁部に設けられ、且つ前記ポータブルビデオカメラのズーム・フォーカス・絞りのうちの少なくとも一つの調整に用いられるリモートコントローラを取り付けるためのリモートコントローラ取付部とを備えるスタジオカメラアダプタが提供される。
リモートコントローラはパーン棒に取り付けて使用するというのが従来は常識であったが、本発明者は、この常識が却ってリモートコントローラを使いにくくしているのではないかと疑った。そして、このような常識に反して、スタジオカメラアダプタにリモートコントローラ取付部を設け、ここにリモートコントローラを取り付けたところ、スタジオカメラアダプタがパーン棒よりも高い位置にあるため、リモートコントローラの操作の際に、観客の脚が邪魔にならず、撮影をスムーズに行うことができ、本発明の完成に到った。
ところで、リモートコントローラには、1つのコントローラでズーム・フォーカス・絞りの3つを行うことができるものの他に、ズーム調整のみを行うことができるズームコントローラ、フォーカス調整のみを行うことができるフォーカスコントローラ、又はフォーカス調整と絞り調整のみを行うことができるフォーカス・絞りコントローラがある。ズームコントローラとフォーカス・絞りコントローラを用いて撮影を行う場合、例えば、右手でズームコントローラを操作し、左手でフォーカス・絞りコントローラを操作することによって、ズームとフォーカス・絞りの調整を同時に行うことができるという利点がある。この場合、ズームコントローラとフォーカス・絞りコントローラを取り付けるためにパーン棒が2本必要であるが、三脚には通常、パーン棒が1本しかついていないので、パーン棒を追加で購入して取り付ける必要がある。本発明によれば、ズームコントローラとフォーカス・絞りコントローラの一方又は両方をスタジオカメラアダプタに取り付けることにより、追加のパーン棒が不要となる。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は、互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記底部の前端に設けられ且つスイッチャーからのタリー信号に従って制御されるタリー表示部をさらに備える。
好ましくは、前記底部の前端に設けられ且つカメラマンからのスタンバイ信号に従って制御されるスタンバイ表示部をさらに備える。
好ましくは、前記スタジオカメラアダプタ又は前記リモートコントローラは、カメラマンがスタンバイ信号を出力するためのスタンバイ信号出力部をさらに備え、前記スタンバイ信号が前記スタンバイ表示部に入力される。
好ましくは、前記スタジオカメラアダプタは、前記本体部に設けられたレールに沿ってスライド可能に設けられ且つスイッチャーとの信号伝送に用いられる信号伝送アダプタが取付可能な信号伝送アダプタ取付部をさらに備える。
好ましくは、前記信号伝送アダプタ取付部の前記本体部側の面に設けられた信号中継器をさらに備える。
好ましくは、前記信号中継器は、前記ポータブルビデオカメラからのカメラ映像信号の入力を受け付けるカメラ映像信号入力部と、前記信号伝送アダプタからのリターン映像信号の入力を受け付けるリターン映像信号入力部と、前記カメラ映像信号と前記リターン映像信号の一方を選択する映像選択信号の入力を受け付ける映像選択信号入力部と、前記映像選択信号の状態に従って前記カメラ映像信号と前記リターン映像信号の一方を出力する映像出力部とを備える。
好ましくは、前記側壁部の上部に設けられ且つビューファインダーを取付可能なビューファインダー取付部をさらに備える。
好ましくは、前記ビューファインダー取付部には複数台のビューファインダーが取付可能であり、
前記信号中継器は、前記ポータブルビデオカメラからのカメラ映像信号の入力を受け付けるカメラ映像信号入力部と、前記信号伝送アダプタからのリターン映像信号の入力を受け付けるリターン映像信号入力部と、前記カメラ映像信号と前記リターン映像信号の両方を出力する映像出力部とを備え、
前記カメラ映像信号と前記リターン映像信号は、別々のビューファインダーに入力される。
好ましくは、前記信号中継器は、前記信号伝送アダプタからのタリー信号の入力を受け付けるタリー信号入力部と、前記タリー信号を出力するタリー信号出力部とを備える。
好ましくは、前記信号中継器は、カメラマンからのスタンバイ信号の入力を受け付けるスタンバイ信号入力部と、
前記スタンバイ信号を出力するスタンバイ信号出力部とを備える。
好ましくは、前記スタンバイ信号出力部から出力された前記スタンバイ信号は、スタンバイ表示部と、信号伝送アダプタの両方に出力され、前記スタンバイ信号は、前記伝送アダプタを通じて、スイッチャーに出力される。
本発明は、別の観点では、上記記載のスタジオカメラアダプタと、前記スタジオカメラアダプタの前記リモートコントローラ取付部に取付可能であり、且つ前記ポータブルビデオカメラのズーム・フォーカス・絞りのうちの少なくとも一つの調整に用いられるリモートコントローラとを備えるスタジオカメラアダプタシステムを提供する。
本発明の一実施形態のスタジオカメラアダプタ1にポータブルビデオカメラ3が取り付けられていない状態を示す示す右側面図である。 本発明の一実施形態のスタジオカメラアダプタ1にポータブルビデオカメラ3が取り付けられていない状態を示す示す左側面図である。 図1のスタジオカメラアダプタ1にポータブルビデオカメラ3が取り付けられた状態を示す図1に対応した図である。 図1のスタジオカメラアダプタ1に、ポータブルビデオカメラ3、ビューファインダー5、信号伝送アダプタ7が取り付けられ、且つスタジオカメラアダプタ1が三脚9に取り付けられている状態を示す斜視図である。 図4のスタジオカメラアダプタ1に、フォーカス・絞りコントローラ11が取り付けられている状態を示す斜視図である。 図5ではパーン棒13に取り付けられていたズームコントローラ15がスタジオカメラアダプタ1に取り付けられている状態を示す斜視図である。 図6の状態から三脚9を除いた部分を示す左側面図である。 図7の状態からズームコントローラ15を外し、信号伝送アダプタ7の取り付け部分を後方にスライドさせた状態を示す左側面図である。 2つのビューファインダーを利用する場合の、信号中継部17の配線図である。 信号中継部17が映像を選択して出力する機能を有する場合の、信号中継部17の配線図である。
以下、図1〜図10を用いて、本発明の一実施形態のスタジオカメラアダプタ1について説明する。以下に示す実施形態は、例示であって、本発明は以下の実施形態には限定されない。
スタジオカメラアダプタ1は、ポータブルビデオカメラ3をスタジオカメラとして利用するために使用される。スタジオカメラアダプタ1は、ポータブルビデオカメラ3を取り付ける底部1aと、底部1aから立ち上がる側壁部1eを有する本体部と、側壁部1eに設けられ、且つポータブルビデオカメラ3のズーム・フォーカス・絞りのうちの少なくとも一つの調整に用いられるリモートコントローラを取り付けるためのリモートコントローラ取付部1hとを備える。
より具体的には、スタジオカメラアダプタ1は、図1〜図2に示すように、底部1aと、底部1aから立ち上がる側壁部1eを有する本体部と、側壁部1eに設けられた取付ブラケット1bと、取付ブラケット1bに設けられたリモートコントローラ取付部1hと、側壁部1eの上部に設けられたビューファインダー取付部1cと、本体部に設けられたレールに沿ってスライド可能に支持された信号伝送アダプタ取付部1dと、スタジオカメラアダプタ1の前端に設けられたタリー表示部1f及びスタンバイ表示部1iを備える。
ポータブルビデオカメラ3は、図3に示すように、底部1aに設置され、例えば、底部1aに設けられたビス穴を通じて、ビスで底部1aに固定することができる。本明細書において、「ポータブルビデオカメラ」とは、一般的なスタジオカメラよりも小型で持ち運びが容易なビデオカメラであり、ロケなどに一般的に使用されているものである。「ポータブルビデオカメラ」と規定しているのは、単にスタジオカメラと区別するためであり、「ポータブルビデオカメラ」の範囲は、その目的以上に狭く解釈すべきではない。
ビューファインダー取付部1cには、ビューファインダー5が設置される。ビューファインダー5は、ポータブルビデオカメラ3からのカメラ映像信号や、スイッチャーからのリターン映像信号を入力可能な映像入力端子を有し、この端子に入力された映像信号に基づく表示を行うことができるものであればよい。ビューファインダー取付部1cは、1台のビューファインダー5を取り付けることができるように構成されてもよいが、複数台のビューファインダー5を取り付けることができるように構成されていることが好ましい。カメラマンは、通常、自分が撮影している映像(「カメラ映像」)と、スイッチャーからのリターン映像の両方を確認しながら撮影を進めるが、これまでは、ビューファインダー5に表示される映像を切り替えて表示することが一般的であった。このような方法では、リターン映像を見ているときにはカメラ映像を見ることができないので、撮影を行いにくい。また、別の方法として、1つのビューファインダー5に複数の画面を設けて、カメラ映像とリターン映像の両方を同時に見る方法が考えられるが、このような方法では、ビューファインダー5に表示される映像の解像度が低くなってしまうので、実際の映像の確認が難しい。このような状況において、本発明者はビューファインダー取付部1cに複数台のビューファインダー5を取り付け、カメラ映像信号とリターン映像信号を別々のビューファインダー5に入力することによって、上記問題が解決されて、カメラマンは、高解像度のカメラ映像とリターン映像を同時に確認することが可能になった。
スタジオカメラアダプタ1は、図4〜図5に示すように、三脚9上に設置することができる。三脚9には、パーン棒13が取り付けられており、パーン棒13にはズームコントローラ15が取り付けられている。フォーカス・絞りコントローラ11は、図5に示すように、リモートコントローラ取付部1hに取り付けられる。リモートコントローラ取付部1hの構成は、使用するリモートコントローラを直接取り付けることができるように構成されていることが好ましい。上述したように、三脚9にパーン棒13が1本しかない場合、そのパーン棒13にズームコントローラ15を付けてしまうと、フォーカス・絞りコントローラ11を取り付けることができなかった。そのため、パーン棒13を追加購入して三脚9に取り付けて、そのパーン棒13にフォーカス・絞りコントローラ11を取り付けていた。しかし、パーン棒13の追加購入は手間とコストがかかることに加えて、スタジオの観客席のような狭い場所では、低い位置にあるパーン棒13に取り付けてあるフォーカス・絞りコントローラ11の操作は必ずしも容易ではなかった。本実施形態では、スタジオカメラアダプタ1の側壁部1eにリモートコントローラ取付部1hを設けており、ここにフォーカス・絞りコントローラ11を取り付ければ、パーン棒13の追加購入が不要であることに加えて、フォーカス・絞りコントローラ11が比較的高い位置にあるので、非常に操作がしやすい。なお、本実施形態では、リモートコントローラ取付部1hは、取付ブラケット1bに形成し、取付ブラケット1bを側壁部1eに固定しているが、側壁部1eにリモートコントローラ取付部1hを直接形成してもよい。
図6〜図7に別の実施形態を示す。この実施形態では、ズームコントローラ15とフォーカス・絞りコントローラ11が、スタジオカメラアダプタ1の左右の側面部1eにそれぞれ設けられたリモートコントローラ取付部1hに取り付けられている。図5に示す実施形態では、ズームコントローラ15がパーン棒13に取り付けられているので、狭い場所では、ズームコントローラ15が操作しづらいが、図6〜図7に示す実施形態では、ズームコントローラ15とフォーカス・絞りコントローラ11がスタジオカメラアダプタ1に取り付けられているので、どちらも操作しやすい。
スタジオカメラアダプタ1の底部1aの前端には、タリー表示部1f及びスタンバイ表示部1iが設けられる。タリー表示部1fは、スイッチャーからのタリー信号に従って制御され、スタンバイ表示部1iは、カメラマンからのスタンバイ信号に従って制御される。タリー表示部1fは、複数台のビデオカメラを用いて撮影を行うときに、スイッチャーが現在使用しているビデオカメラや、次に使用しているビデオカメラに点灯させることによって、番組スタッフや番組の出演者にどのカメラを意識すべきなのかを伝えるために利用される。一般には、ビューファインダー5にもタリー表示部は設けられているが、狭い場所では、ビューファインダー5を横向きにして(つまり、水平に90度回転させた状態で)使用されることがある。このような場合、例えばビューファインダー5の背面側にタリー表示部が設けられているとビデオカメラの正面にいる人はタリー表示を確認することができない。一方、本実施形態では、タリー表示部1fが底部1aの前端に設けられているので、ビューファインダー5をどのような方向に向けても、ビデオカメラの正面にいる人はタリー表示を容易に確認することができる。
また、従来の撮影システムでは、カメラマンがスイッチャーに対して自分のスタンバイが整っていることをアピールするには、インカムなどの音声によって行うしか方法がなかった。本実施形態では、スタジオカメラアダプタ1又はリモートコントローラ(例:ズームコントローラ15、フォーカス・絞りコントローラ11)にカメラマンがスタンバイ信号を出力するためのスタンバイ信号出力部を設けており、出力されたスタンバイ信号がスタンバイ表示部1iに入力されるようになっている。このような構成によって、カメラマンが被撮影者に対して、スタンバイ状況を知らせることが可能になる。また、スタンバイ信号は、信号伝送アダプタ7を通じてスイッチャーにも送信される。これによって、スイッチャーがカメラマンのスタンバイ状況を把握することができる。
スタジオカメラアダプタ1の本体部の後部には、信号伝送アダプタ取付部1dが設けられている。信号伝送アダプタ取付部1dは、通常使用時は、図5に示すように本体部と一体になっているが、信号中継部17に配線を行う際には、図8に示すように、本体部(底部1a又は側壁部1e)に設けられたレール1gに沿って、後方にスライド移動させることができるようになっている。信号伝送アダプタ取付部1dの本体部側の面には、信号中継部17が取り付けられており、信号伝送アダプタ取付部1dを後方へスライド移動させることによって、信号中継部17への配線が容易になる。
信号伝送アダプタ取付部1dには、スイッチャーとの間で信号の送受信を行うための信号伝送アダプタ7が取り付けられる。信号伝送アダプタ7は、電気信号のまま信号の送受信を行うものであってもよく、一端、光信号に変換して、光ケーブルを介して信号の送受信を行うものであってもよい。より具体的には、信号伝送アダプタ7は、ポータブルビデオカメラからのカメラ映像信号をスイッチャーに送信し、スイッチャーからのリターン映像信号を受信する。また、タリー信号、後述するスタンバイ信号、同期信号などの各種制御信号の送受信も行われる。
図9〜図10の配線図に示すように、信号中継部17は、種々の映像信号及び制御信号を中継する。信号中継部17を介して信号伝送用の配線を行うことによって、ケーブルに余分な力が加わって断線することを防いだり、ケーブルの抜き差しの回数を減らしてコネクタの損傷を防いだりすることができる。
図9の配線では、カメラ映像信号とリターン映像信号の両方が信号中継部17に入力され、カメラ映像信号とリターン映像信号は、そのまま、出力されて、第1ビューファインダー5と第2ビューファインダー5に入力される。このように、カメラ映像信号とリターン映像信号を別々のビューファインダーに出力することによって、カメラ映像とリターン映像を高解像度で同時に見ることができる。
図10の配線では、信号中継部17は、映像選択信号出力部から出力された映像選択信号(リターン信号)の入力を受け付ける映像選択信号入力部と、この映像選択信号の状態に従ってカメラ映像信号とリターン映像信号の一方を出力する映像出力部を備える。このような構成であれば、ビューファインダー5にリターン映像信号の入力端子がない場合であっても、ビューファインダー5にカメラ映像信号とリターン映像信号を切替えて表示させることができる。映像選択信号出力部(例:リターン信号出力ボタン)は、スタジオカメラアダプタ1に設けてもよく、リモートコントローラ(例:ズームコントローラ15、フォーカス・絞りコントローラ11)に設けてもよい。フォーカス・絞りコントローラ11に映像選択信号出力部を設けた場合、例えば右手でズームコントローラ15を操作しながら、左手で映像選択信号出力部を操作して、映像選択信号を出力することができる。フォーカス・絞りコントローラ11は、フォーカスの調整に用いられるフォーカスコントローラであってもよい。
また、信号中継部17は、図9の配線と図10の配線との間で切り替え可能であることが好ましい。この場合、例えば、ビューファインダー5が1つである場合には、図10のように、映像選択信号の状態に従って映像信号を出力し、ビューファインダー5が2つである場合には、カメラ映像信号とリターン映像信号をそのまま出力するようにすることができる。このような2つの配線の切り替えは、信号出力部にビューファインダー5が接続されているかどうかを検出して自動的に行なってもよく、又は信号中継部17に設けられているスイッチを操作するなどの方法で手動で切替えるようにしてもよい。
1:スタジオカメラアダプタ、3:ポータブルビデオカメラ、5:ビューファインダー、7:信号伝送アダプタ、9:三脚、11:フォーカス・絞りコントローラ、13:パーン棒、15:ズームコントローラ、17:信号中継部

Claims (8)

  1. ポータブルビデオカメラをスタジオカメラとして利用するために使用されるスタジオカメラアダプタであって、前記ポータブルビデオカメラを取り付ける底部と、前記底部から立ち上がる側壁部を有する本体部と、
    前記側壁部に設けられ、且つ前記ポータブルビデオカメラのズーム・フォーカス・絞りのうちの少なくとも一つの調整に用いられるリモートコントローラを取り付けるためのリモートコントローラ取付部とを備え、以下の(a)〜(c)のうちの少なくとも1つを備えるスタジオカメラアダプタ。
    (a)前記底部の前端に設けられ且つカメラマンからのスタンバイ信号に従って制御されるスタンバイ表示部をさらに備える。
    (b)前記スタジオカメラアダプタは、前記本体部に設けられたレールに沿ってスライド可能に設けられ且つスイッチャーとの信号伝送に用いられる信号伝送アダプタが取付可能な信号伝送アダプタ取付部と、前記信号伝送アダプタ取付部の前記本体部側の面に設けられた信号中継器をさらに備え、前記信号中継器は、前記ポータブルビデオカメラからのカメラ映像信号の入力を受け付けるカメラ映像信号入力部と、前記信号伝送アダプタからのリターン映像信号の入力を受け付けるリターン映像信号入力部と、前記カメラ映像信号と前記リターン映像信号の一方を選択する映像選択信号の入力を受け付ける映像選択信号入力部と、前記映像選択信号の状態に従って前記カメラ映像信号と前記リターン映像信号の一方を出力する映像出力部とを備える。
    (c)前記スタジオカメラアダプタは、前記本体部に設けられたレールに沿ってスライド可能に設けられ且つスイッチャーとの信号伝送に用いられる信号伝送アダプタが取付可能な信号伝送アダプタ取付部と、前記信号伝送アダプタ取付部の前記本体部側の面に設けられた信号中継器と、前記側壁部の上部に設けられ且つビューファインダーを取付可能なビューファインダー取付部をさらに備え、前記ビューファインダー取付部には複数台のビューファインダーが取付可能であり、前記信号中継器は、前記ポータブルビデオカメラからのカメラ映像信号の入力を受け付けるカメラ映像信号入力部と、前記信号伝送アダプタからのリターン映像信号の入力を受け付けるリターン映像信号入力部と、前記カメラ映像信号と前記リターン映像信号の両方を出力する映像出力部とを備え、前記カメラ映像信号と前記リターン映像信号は、別々のビューファインダーに入力される。
  2. 前記底部の前端に設けられ且つスイッチャーからのタリー信号に従って制御されるタリー表示部をさらに備える請求項1に記載のスタジオカメラアダプタ。
  3. 前記スタジオカメラアダプタ又は前記リモートコントローラは、カメラマンがスタンバイ信号を出力するためのスタンバイ信号出力部をさらに備え、前記スタンバイ信号が前記スタンバイ表示部に入力される請求項1又は2に記載のスタジオカメラアダプタ。
  4. 前記信号中継器は、前記信号伝送アダプタからのタリー信号の入力を受け付けるタリー信号入力部と、前記タリー信号を出力するタリー信号出力部とを備える請求項1〜請求項3の何れか1つに記載のスタジオカメラアダプタ。
  5. 前記信号中継器は、カメラマンからのスタンバイ信号の入力を受け付けるスタンバイ信号入力部と、
    前記スタンバイ信号を出力するスタンバイ信号出力部とを備える請求項1〜請求項4の何れか1つに記載のスタジオカメラアダプタ。
  6. 前記スタンバイ信号出力部から出力された前記スタンバイ信号は、前記スタンバイ表示部と、前記信号伝送アダプタの両方に出力され、前記スタンバイ信号は、前記信号伝送アダプタを通じて、スイッチャーに出力される請求項5に記載のスタジオカメラアダプタ。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか1つに記載のスタジオカメラアダプタと、
    前記スタジオカメラアダプタの前記リモートコントローラ取付部に取付可能であり、且つ前記ポータブルビデオカメラのズーム・フォーカス・絞りのうちの少なくとも一つの調整に用いられるリモートコントローラとを備えるスタジオカメラアダプタシステム。
  8. 前記スタジオカメラアダプタは、請求項1〜請求項6の何れか1つに記載のスタジオカメラアダプタであり、
    前記リモートコントローラは、少なくともフォーカスの調整に用いられであり、且つ前記映像選択信号を出力する映像選択信号出力部を備える請求項7に記載のスタジオカメラアダプタシステム。
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