JP2009118238A - 画像表示装置、撮影装置、および信号処理方法 - Google Patents

画像表示装置、撮影装置、および信号処理方法 Download PDF

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Abstract


【課題】共用化されたバスがより効率的に活用されて双方の表示画面上にほぼ同時に画像が表示される画像表示装置、その画像表示装置を備えた撮影装置、およびその画像表示装置に搭載される信号処理方法を提供する。
【解決手段】Videoデータをマルチプレクサから8本の信号線を使って出力させているときの水平ブランキング期間中(H_BLK)に、Videoデータの水平同期信号に同期した切替信号によってマルチプレクサMUXを切り替えて、LCDデータを18本の信号線(DATA[0〜17])を使って表示用バッファであるラインメモリに供給する。LCDドライバが、ラインメモリ内のLCDデータに応じてLCDを駆動してVideoデータの水平同期にあわせてLCDパネル上にVideoデータに基づく画像と同じ画像を表示する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像を表示する表示画面とビデオ出力端子とを備え、表示画面上への画像表示とビデオ出力端子からのビデオ信号の出力とを担う画像表示装置、その画像表示装置を備えた撮影装置、およびその画像表示装置で実行される信号処理方法に関する。
最近の撮影装置には、ビデオ端子が備えられ、そのビデオ端子にテレビジョン受像機等がケーブルで接続されると、テレビジョン受像機の表示画面上に画像が表示されるものがある。このようにテレビジョン受像機の表示画面上に画像が大きく映し出されると、ユーザは表示画面上に大きく映し出された撮影画像を楽しむことができる。
しかし、撮影装置等では小型化を図ることを考えて撮影装置内部のデータバスを共用することが多いために上記のようにテレビジョン受像機の表示画面上に画像が映し出されたときには、撮影装置が備える表示画面上の撮影画像が消えてしまうものが多い。
そこで、特許文献1のようにフレームメモリを複数設けて双方の表示画面上に同じ画像を表示することができるようにしているものがある。このように双方の表示画面上に同じ画像が表示される構成であると、撮影装置が備える表示画面上の画像を見て操作を行ないながらテレビジョン受像機の表示画面上の画像を楽しむことができ、操作性が向上するという効果が得られる。
しかし、上記特許文献1の技術では、テレビジョン受像機にビデオ信号を送出するためのフレームメモリと、撮影装置が備える画像表示装置の表示画面に画像を表示するための表示用信号のフレームメモリとを2種設けること等を含めてバス周辺の構成が複雑になるという問題を抱えている。
そこで、特許文献2には、撮影装置が備える画像表示装置の表示画面とテレビジョン受像機の表示画面とに1フィールドごとに交互に同じバスを使って画像データを供給する構成にして双方の表示画面上に同じ画像を表示する技術が開示されている。
しかし、特許文献2では、一方の表示画面上の画像が切り替えられたときに他方の表示画面上に1フィールド分ずれて画像が表示されるという欠点がある。
特開平7−300965号公報 特開平11−284886号公報
本発明は、上記事情に鑑み、共用化されたバスがより効率的に活用されて双方の表示画面上にほぼ同時に画像が表示される画像表示装置、その画像表示装置を備えた撮影装置、およびその画像表示装置に搭載される信号処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の画像表示装置は、画像を表示する表示画面とビデオ出力端子とを備え、上記表示画面上への画像表示と上記ビデオ出力端子からのビデオ信号の出力とを担う画像表示装置であって、
上記表示画面に表示する画像を表わす表示用信号と上記ビデオ出力端子から出力するビデオ信号とを各々生成する信号生成手段と、
上記信号生成手段で生成された表示用信号とビデオ信号を、そのビデオ信号の水平ブランキング期間中にその表示用信号が出力されるように交互に切り替えて出力するマルチプレクサとを備えたことを特徴とする。
上記本発明の画像表示装置によれば、上記マルチプレクサから上記ビデオ出力端子に上記ビデオ信号が出力されているときのビデオ信号の水平ブランキング期間中に上記マルチプレクサが表示用信号側に切り替えられて表示用信号が出力される。つまりビデオ信号の水平期間中にビデオ信号と表示用信号との双方が交互に出力されることになる。
このため、上記マルチプレクサの後段にバスを配備してそのバスを共用化して効率的に表示用データとビデオデータとを出力することができるようになる。
その結果、ビデオ信号に基づく画像と表示用信号に基づく画像との双方がほぼ同時に表示される構成になる。
ここで、上記マルチプレクサから出力される表示用信号を伝送する複数本の信号線を有し、当該複数本の信号線のうちの一部の本数の信号線が分岐して上記ビデオ出力端子にも接続されたバスを備え、
上記マルチプレクサは、上記複数本の信号線を使って表示用信号を伝送し、上記一部の本数の信号線を使ってビデオ信号を伝送するものであることが好ましい。
上記ビデオ信号の水平ブランキング期間は、水平走査期間の一部であって相対的に短い時間になるので、上記表示用信号をより高速に表示画面に供給する必要が出てくる。
そこで表示用信号を出力するときには、複数本すべての信号線を用いて1水平期間中のビデオ信号に匹敵する量のデータを表示用信号として出力するとともに、その複数本の信号線のうちの一部の信号線を使ってビデオ信号を通常通りの表示周期でビデオ出力端子に出力する構成にしておくと良い。
また、上記マルチプレクサから出力された表示用信号を受け取って一時的に蓄積するバッファと、
上記バッファに蓄積された表示用信号を基に上記表示画面を駆動してその表示画面上にその表示用信号に応じた画像を表示させるドライバとを備えた態様であることが好ましい。
上記水平ブランキング期間中に1水平走査期間中の表示用信号を出力する構成にすると、当該画像表示装置が備える表示画面上に画像を表示する際の表示タイミングがビデオ信号が持つ周期にあわなくなってしまう。
そこで、上記バッファを設けてそのバッファに表示用信号を一時蓄積し、そのバッファに蓄積された表示用信号を基に上記ドライバで上記表示画面を駆動する構成にして表示タイミングを合わせることができるようにしておくと良い。
また、上記表示画面が、その表示画面上のタッチ位置を検出するタッチパネルを備えたものであり、
上記信号生成手段は、上記表示画面へのタッチを受けて、その表示画面上のタッチ位置に対応した位置に表示マークを重畳した画像を表わすビデオ信号を生成するものであることが好ましい。
そうすると、上記ビデオ出力端子にテレビジョン受像機が接続されたときには当該画像表示装置の表示画面を操作用画面として用いることができる。
つまり、ユーザが上記画像表示装置が備えるタッチパネルに触れたタッチ位置がテレビジョン受像機の表示画面上の一部に表示マークで表示されることになるので、ユーザはタッチパネルのいずれかの位置にタッチすることで、テレビジョン受像機の大きな表示画面上の画像を見ている人にタッチ位置を知らせることができる。
また、外部機器との間の接続ケーブルの、上記ビデオ出力端子への接続を検出する検出手段を有し、
上記信号生成手段は、上記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続前は、メイン画像を表わす表示用信号を生成し、上記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続を受けてメイン画像を表わすビデオ信号とサブ画像を表わす表示用信号の生成を開始するものであることが好ましい。
上記表示用信号として上記メイン画像とは異なるサブ画像を生成する構成にすると、当該画像表示装置が備える表示画面とテレビジョン受像機の表示画面とにそれぞれ異なる画像を表示することができる。
例えば、上記信号生成手段が、上記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続を受けて、上記サブ画像としてメニュー画面を表わす画像を表わす表示用信号の生成を開始するものであっても良い。
そうすると、当該画像表示装置の操作用端末としての機能が高められる。
つまり、ユーザは、テレビジョン受像機の大きな表示画面の方を画像表示用にしておいて、当該画像表示装置が備える小さな表示画面を操作用の画面として、画像を切り替えたり、画像上の一部を指示したりするような操作を自在に行なうことができるようになる。
また、外部機器との間の接続ケーブルの、上記ビデオ出力端子への接続を検出する検出手段を有し、
上記信号生成手段は、上記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続を受けて、接続前の表示用信号により表される画像の分解能よりも低い分解能の表示用信号の生成に切り替えるものであると良い。
上記テレビジョン受像機が接続されたときに当該画像表示装置を操作用端末として使用する場合には、文字等の表示が主になってさほどの解像度が必要なくなる。そこで上記の如く画像の分解能よりも低い分解能の表示用信号にする構成にすると良い。
そうすると、消費電力の低減を図ることができるという効果が得られる。
ここで、分解能を下げるにあたって上記信号生成手段は、上記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続を受けて、接続前の表示用信号により表される画像の輝度分解能よりも低い輝度分解能の表示用信号の生成に切り替えるものであっても良く、
上記信号生成手段は、上記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続を受けて、隣接する複数の画素を1つの画素値で表現した画像を表わす表示用信号の生成に切り替えるものであっても良い。
上記目的を達成する本発明の撮影装置は、撮像素子を備え、その撮像素子で被写体を表わす画像を生成する撮影装置において、上記画像表示装置を備えたことを特徴とする。
また、上記目的を達成する上記本発明の信号処理方法は、画像を表示する表示画面とビデオ出力端子とを備え、上記表示画面上への画像表示と上記ビデオ出力端子からのビデオ信号の出力とを担う画像表示装置における信号処理方法であって、
上記表示画面に表示する画像を表わす表示用信号と上記ビデオ出力端子から出力するビデオ信号とを各々生成し、生成された表示用信号とビデオ信号を、その表示用信号の伝送とそのビデオ信号の伝送とで少なくとも一部が共通に使用される信号線上に、そのビデオ信号の水平ブランキング期間中にその表示用信号が出力されるように交互に切り替えて出力することを特徴とする。
ここで、上記表示画面が、その表示画面上のタッチ位置を検出するタッチパネルを備えたものであり、
上記表示画面へのタッチを受けて、その表示画面上のタッチ位置に対応した位置に表示されるマークを重畳した画像を表わすビデオ信号を生成することが好ましい。
また、上記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続前は、メイン画像を表わす表示用信号を生成し、上記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続を受けてメイン画像を表わすビデオ信号とサブ画像を表わす表示用信号の生成を開始することが好ましい。
さらに、上記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続を受けて、接続前の表示用信号により表される画像の分解能よりも低い分解能の表示用信号の生成に切り替えることが好ましい。
以上、説明したように、共用化されたバスがより効率的に活用されて双方の表示画面上にほぼ同時に画像が表示される画像表示装置、その画像表示装置を備えた撮影装置、およびその画像表示装置に搭載される信号処理方法が実現する。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の画像表示装置を備える撮影装置の一実施形態であるデジタルカメラを示す図である。図1には本発明の一実施形態であるデジタルカメラ100の斜視図が示されている。図1(a)には正面上方から見た斜視図が示されており、図1(b)には背面上方から見た斜視図が示されている。また図2は、デジタルカメラ100が備えるVideo出力端子190にテレビジョン受像機200からの接続ケーブルCAが接続された場合の状態を示す図である。なお、以降においては明細書中にVideoという英単語が用いてられているが、このVideoという英単語はビデオと同じ意味の単語として使用している。
図1(a)に示すように、本実施形態のデジタルカメラ100のボディ中央には撮影光学系1700が内蔵されたレンズ鏡胴170が備えられており、そのレンズ鏡胴170の上方にはファインダ105が備えられている。またそのファインダ105の脇には撮影補助光発光窓161が備えられている。
また、図1(b)に示すように本実施形態のデジタルカメラ100の背面および上面にはユーザがこのデジタルカメラ100を使用するときにいろいろな操作を行うための操作子群101が備えられている。
この操作子群101の中にはデジタルカメラ100を作動させるための電源スイッチ101aのほか、十字キー101b、メニュー/OKキー101c、キャンセルキー101d、モードレバー101e、ズームスイッチ101fなどがある。これらの操作子群101の中のモードレバー101eによっては、再生モードと撮影モードの切替や撮影モードの中でさらに動画モード、静止画モードの切替が行なわれる。上記モードレバー101eが撮影モードに切り替えられた状態にあるときに電源スイッチ101aが投入されるとLCD150のLCDパネル上にスルー画が表示されて、そのスルー画を見ながらシャッタチャンスにレリーズ釦102が押されて被写体の撮影が行なわれる。また、上記モードレバー101eが再生側に切り替えられた状態にあるときには、既撮影画像がLCD150のLCDパネル上に再生表示される。
また、図1のデジタルカメラの側面にはVideo出力端子190が配備されており、上記モードレバー101eが再生モードに切り替えられた状態にあるときにそのVideo出力端子190にテレビジョン受像機200からのケーブルCAが接続された場合には、図2に示す様に表示画面150上の既撮影画像がテレビジョン受像機200の表示画面上にも表示されるようになっている。
図3は、図1、図2のデジタルカメラ100内部の電気系統の構成ブロック図である。
図3を参照してこのデジタルカメラ100の内部の構成および動作を簡単に説明する。
本実施形態のデジタルカメラ100では信号生成手段112もマイコン110と同様にプロセッサで構成されており、すべての制御がマイコン110と信号生成手段112との連携によって行なわれている。
マイコン110の入力部には、図1(b)で説明したレリーズボタン102や撮影モードダイヤル等の操作子群が接続されており、それらの操作子群101からの操作信号に応じてマイコン110によって適宜処理が開始される。例えば電源スイッチが投入された状態にあるときにモードダイヤル101eが撮影モードに切り替えられた場合にはマイコン110は撮影処理を開始し、モードダイヤル101eが再生モードに切り替えられた場合には再生処理を開始する。図1のデジタルカメラ100内のマイコン110と信号生成手段112とが再生処理を連携して行なうときには、図1のデジタルカメラ100は本発明にいう画像表示装置として動作する。
まず、撮影処理を簡単に説明しておく。
マイコン110は、まず撮像素子111に電子シャッタを所定の間隔ごとに設定して電子シャッタのオフタイミングで所定の間隔ごとに画像信号(以下スルー画信号という)を信号生成手段112へと出力させる。出力されてきたスルー画信号を受けて、信号生成手段112内の信号処理回路1121では信号処理が行なわれて後段のLCDデータ生成部112Aに出力される。LCDデータ生成部112AではLCDパネル上に表示する表示用信号(以降LCDデータという)が生成され、後段のマルチプレクサMUXを経由して画像表示バッファであるラインメモリLMにそのLCDデータが供給される。そのラインメモリLM内のLCDデータに応じてLCDドライバ1501によってLCD150が駆動され、LCD150のLCDパネル上にスルー画が表示される。なお、撮影モードのときにはマルチプレクサMUXは常時オンされLCDデータ側に切り替えられたままになっているとする。
ここで、撮影者によってスルー画の表示に基づいてレリーズボタン102が押し操作されたときには、マイコン110は、半押しタイミングで撮像素子111に電子シャッタを設定するとともに信号生成手段112内の信号処理回路1121による露出調整やピント調整の結果を受け取って不図示のフォーカスレンズを合焦位置に駆動するとともに不図示の絞りの径を調整し、さらに全押しタイミングで撮像素子111の電子シャッタを開けて露光を開始させて所定のシャッタ秒時後の電子シャッタのオフタイミングで撮像素子111が生成した画像データを後段の信号生成手段112内の信号処理回路1121へと出力させる。そして信号処理回路1121では、YC信号への変換や圧縮処理等の一連の信号処理が実施される。その後、信号処理された画像データが、マイコン110の制御の下に外部IF113を介してメモリカードMCに記録される。なお、図3には、外部IF113を介して画像データを記録するときに用いられる画像データ保持用のメモリ114も図示されている。
次に再生モードの処理を説明する。
モードダイヤル101eが再生モードに切り替えられたこと受けてマイコン110によって外部IF113を介してメモリカードMCに記録されている既撮影画像のうちのいずれか(例えば撮影日時が最新のもの)が読み出されて信号生成手段112に供給される。
信号生成手段112では、その既撮影画像を受け取ってLCDデータ生成部112AでLCDデータが生成され、そのLCDデータがマルチプレクサMUX、バスBUSを経由して画像表示用バッファであるラインメモリLMに供給される。
そしてLCDドライバ1501によって、そのラインメモリLM内のLCDデータに応じてLCD150が駆動されLCD150のLCDパネル上に既撮影画像が表示される。
ここで、Video出力端子190にテレビジョン受像機200(図2参照)からのケーブルCAが接続された場合には、マイコン110から信号生成手段112にVideo出力端子検出部191からのケーブルが接続されたという検出結果が通知される。その通知を受けてメモリカードMCから読み出された既撮影画像が信号生成手段112内のLCDデータ生成部112Aに加えてVideoデータ生成部112Bにも供給される。つまり、信号生成手段112では、メモリカードMCから読み出された既撮影画像を表わす画像データに基づいてLCDデータ生成部112AでLCDデータが生成されるとともに、Videoデータ生成部112Bでビデオ信号(以降LCDデータに対してVideoデータという)が生成される。Videoデータには、周知の通り、Video画像を表わす画像データに加えて、水平同期信号(Hsync_V)、垂直同期信号(Vsync_V)、クロック(Dclk_V)等の同期用の信号が含まれており、これらがVideo出力端子190から出力される。図3には、同期信号(H_sync、V_sync、Dclk_V)とVideo用の画像データとが別々の信号線によりVideo出力部19に供給されてVideo出力部19で双方の信号が混合された後にVideo出力端子190からVideoデータが出力されるということが示されている。
そこで、信号生成手段112は、Videoデータ生成部112Bで生成されたVideoデータのうちの水平同期信号(Hsync_V)と垂直同期信号(Vsync_V)とクロック(Dclk_V)と用いて水平ブランキング期間に論理が反転する信号を作成して作成した信号を後段のマルチプレクサMUXに供給することでマルチプレクサのオンオフを切り替えることができるようにしている。つまり水平ブランキング期間にのみマルチプレクサMUXをオン状態にして水平ブランキング期間(H_BLK:図4参照)にはLCDデータをマルチプレクサMUXからラインメモリLMに出力するとともに、水平アクティブ期間(H_Active:図4参照)においてはマルチプレクサMUXをオフにしてVideo出力端子190にVideoデータを出力することができるようにしている。
このようにすると、バス周辺の構造を複雑にしなくても、マルチプレクサMUXを設けてそのマルチプレクサMUXを切り替えるという簡単な構成で、LCDデータとVideoデータとを水平周期ごとにほぼ同時に出力することができる。
ここで、本実施形態においてはVideoデータ中の水平ブランキング期間が相対的に短い時間であることを考えて、バスBUSを複数本の信号線で構成して、短時間のうちにVideoデータの1水平周期分の画像データをLCDデータにして伝送することができる構成にしているのでその構成を図3を参照して説明する。
本実施形態では、本発明にいうとおりに、バスBUSが、マルチプレクサMUXから出力される表示用信号であるLCDデータを伝送する複数本の信号線を有し、当該複数本の信号線のうちの一部の本数の信号線が分岐してVideo出力端子190にも接続され、マルチプレクサMUXは、複数本の信号線を使って表示用信号であるLCDデータを伝送し、一部の本数の信号線を使ってVideoデータを伝送する構成にしてある。
具体的には、上記複数本の信号線を、図3に示す様に18本の信号線(DATA[0〜17])で構成し、本発明にいう一部の本数の信号線をその18本の信号線のうちの8本の信号線(DATA[0〜7])で構成して、Videoデータは、8本の信号線を使ってVideo出力端子190に供給して、LCDデータは、水平ブランキング期間中に18本の信号線(Data0〜17)を使ってラインメモリLMに供給する構成としている。
さらに本実施形態では、水平ブランキング期間にラインメモリLM側に供給される同期信号のうちのクロックDclk_Lの速さを、Videoデータ側のクロックDclk_Vよりも高速にして、1水平周期分のLCDデータをLCD150に確実に供給することができる構成にしてある。
ここでVideoデータの構成を簡単に説明しておく。
図4は、テレビジョン受像機の1画面分の走査信号の時間的な流れを説明する図であり、図5は、マイコン110と信号生成手段112とが連携して行なう信号処理の手順を説明するタイミングチャートである。
図4に示す様に、水平走査信号は、水平ブランキング期間(H_BLK)と水平走査期間(H_Active)との2つの期間を有し、水平ブランキング期間中には、テレビジョン受像機200の表示画面上の表示がブランキングされるように構成されている。つまり、図4の実線で示す水平走査期間(H_Active)中に画像表示が行なわれる。
そこで、水平ブランキング期間(H_BLK)ごとに、LCDデータをラインメモリLMに供給しそのラインメモリLMに1水平走査ごとにLCDデータを一時蓄えさせておいてLCDドライバ1501がそのラインメモリLM内のLCDデータに応じてLCD150を駆動して双方の表示画面に同じ画像を表示することができるようにしている。
図5を参照して1フレーム分のLCDデータを水平ブランキング期間中にどのようにして伝送するかを説明する。
図5(a)は、Videoデータ中の垂直同期信号を示す波形図であり、図5(b)は、その垂直同期信号中の240本分の水平同期信号(240HD)それぞれを示す波形図である。この図5(b)の下方には、図5(b)の1水平走査(1HD)分の走査信号の内容が分かるように1水平走査の部分の拡大図が示されている。図5(c)は、その拡大図で示される1水平走査期間(1HD)中にVideoデータとともに伝送されるクロック信号(Dclk_V)を示す図であり、図5(d)は、Videoデータ中の画像データの伝送タイミングを示す図であり、図5(e)は、水平ブランキング期間中にラインメモリLMに伝送されるLCDデータの伝送状態を示す図である。
図5(a)に示す様に、垂直走査期間中にはテレビジョン受像機側でインターレース走査が行なわれるので2フィールドで構成される1フレームのVideoデータがテレビジョン受像機200に供給される。この垂直走査期間中には、図5(b)に示す様に、例えば1フィールドごとに240本づつの水平走査(HD)が画面の垂直方向に向かって順次に行なわれて1画面分の画像が画面上に表示される。
ここで、図5(b)の拡大図に示す様に、その水平走査信号の中には表示がブランキングされる期間、つまり図4の帰線期間中の表示をブランクにするためのブランキング期間が含まれている。
そこで、本実施形態においては、その水平ブランキング期間中に、LCDデータを、Videoデータのクロック(Dclk_V)よりも速い、例えば2倍のクロック(Dclk_L)で供給するとともに、バスを構成する18本の信号線DATA[0〜17]を使ってLCDデータをラインメモリLMに供給して1水平区間ごとにラインメモリLMに1水平走査分のLCDデータを一時蓄えさせておいて、LCDドライバ1501がそのラインメモリLM内の、水平周期ごとに書き換えられるLCDデータに応じてLCD150を順次に駆動してLCD150のLCDパネル上にVideoデータに基づく画像と同じ画像を表示することができるようにしている。
このようにすると、1水平走査期間中にVideoデータと同じ内容のLCDデータをLCD150に供給することができるので、LCD150とテレビジョン受像機200との双方の表示画面上に同じ画像を表示することができる。
図6は、マイコン110と信号生成手段112とが連携して行なう信号処理の手順を説明する図である。
ステップS601で、モードダイヤル101eが再生モードに切り替えられていると判定したときには、ステップS602でLCDデータをLCD150に供給してLCDデータに基づく画像の表示をLCDパネル150上に行ない、再生モードに切り替えられていないと判定したときには、ステップS601の処理を繰り返し行なう。
次のステップS603で、Video出力端子190にケーブルCAが接続されているかどうかをVideo端子検出部191の検出結果に基づいて判定し、ケーブルCAが接続されていないと判定したときにはステップS602に戻ってステップS602とステップS603の処理を繰り返す。
ステップS603でマイコン110が、Video出力端子190にケーブルCAが接続されているということをVideo端子検出部191の検出結果に基づいて判定したときには、ステップS604でマイコン110が信号生成手段112にLCDデータの生成とともにVideoデータの生成を指示する。なお図6には、双方の表示画面の画面データを階層的に扱っていることを示すために層という意味を示す英語であるレイヤという言葉が用いられている。つまり、このレイヤ1,レイヤ2という文言によって、Videoデータに対応する画面と、LCDデータに対応する画面がそれぞれ別々に作成されているということが示されている。
さらにステップS604で、信号生成手段112は、マイコン110が外部IF113を介して読み出した既撮影画像を表わす画像データをLCDデータ生成部112AとVideoデータ生成部112Bとにそれぞれ供給するとともに、ステップS605でVideoデータ生成部112Bで生成されたVideoデータが水平ブランキング期間にあるかどうかを判定する。ステップS605で信号生成手段112が、Videoデータが水平ブランキング期間にあると判定したときにはYes側へ進んでステップS606でマルチプレクサMUXをオンにしてステップS607でLCDデータをマルチプレクサMUXから出力し、ステップS605に戻って同じ処理を繰り返す。このときには、バスを構成する18本の信号線全てを使ってLCDデータをラインメモリLMに供給するとともに、書き込み用のクロック(Dclk_L)を2倍のクロックにしてラインメモリLMに供給して1水平期間中のVideoデータと同じ内容のLCDデータをラインメモリLMに記憶する。
ステップS605でVideo信号が水平ブランキング期間にはないと判定したときには、No側へ進んでステップS608でマルチプレクサMUXをオフに切り替えてステップS609でそのマルチプレクサMUXからVideoデータを出力する。そしてステップS610でVideo出力のオフ操作(例えばケーブルを外す等)がされないか、または表示オフ操作がされないときにはステップS605に戻ってステップS605からステップS610までの処理を繰り返し、ステップS501でVideo出力がオフ操作される(つまりケーブルが外された)か、表示オフ操作(例えば電源スイッチオフ)されたときには、ステップS610でYes側へ進んでこのフローの処理を終了する。
このような構成にすると、1フレーム分のVideoデータをVideo出力端子190に供給し終わるのとほぼ同時に、1フレーム分のLCDデータをLCD150に供給することができるので、同じ画像を双方の表示画面上に表示することができる。また、LCDデータ生成部112AとVideoデータ生成部112Bとの双方に同時に既撮影画像が供給され双方の生成部で生成されたVideoデータとLCDデータとがそれぞれマルチプレクサMUXから水平走査期間中に交互に出力されることになるので、一方の画像の切り替えに応じて他方の画像もリアルタイムに切り替えられる。
以上、説明したように、共用化されたバスがより効率的に活用されて双方の表示画面上にほぼ同時に画像が表示される画像表示装置、その画像表示装置を備えた撮影装置、およびその画像表示装置に搭載される信号処理方法が実現する。
次に第2実施形態を説明する。
図7は、第1実施形態の構成に加えてLCD150のLCDパネル上にタッチパネル150Aを付加した場合の第2実施形態の作用を説明する図である。図8は、図7の構成を実現するデジタルカメラ100Aの内部構成を示す図である。図8の構成は、タッチパネルが付加されている以外は、図3の構成と同じである。
図9は、図5と同様の、図8内部のマイコン110と信号生成手段112とが連携して行なう信号処理の手順を説明するタイミングチャートである。図10は、図6と同様の、マイコン110と信号生成手段112とが連携して行なう信号処理の手順を説明するフローチャートである。
この第2実施形態では、図7に示す様に図8の内部構成を持つデジタルカメラ100Aが備えるLCD150のLCDパネル上にタッチパネル150Aを配備しそのタッチパネル150A上にメニューを表示するとともに、テレビジョン受像機200の表示画面上に既撮影画像を表示する構成にした場合の例が示されている。
また図9のタイミングチャートには、図5と同様のタイミングチャートが示されており、特に図9(f)〜図9(h)には第2実施形態で得られる効果がどのようなものであるかを説明するための図が付加されている。
第2実施形態の構成および動作をまず説明する。
図7に示す様に、LCD150のLCDパネル上には、図8のデジタルカメラ100Aが備えるタッチパネル150A上に構成されている部品データ等が表示されており、テレビジョン受像機200の表示画面上には、既撮影画像が表示されている。
図8に示す信号生成手段112は、マイコン110からタッチパネル150A上の部品データや座標データ等を受け取ってLCDデータ生成部112Aに供給し、その部品データや座標データをラインメモリLMに供給している。ここで本実施形態ではメニュー画面が文字データや部品データであることを考えて、信号生成手段112がVideo出力端子190への接続ケーブルCAの接続を受けて、接続前のLCDデータにより表される既撮影画像の分解能よりも低い分解能のLCDデータ(メニュー画像)の生成に切り替えている。こうすると消費電力が低減され、デジタルカメラ内部の電池の長寿命化を図ることが可能となる。
ここで、LCD150のLCDパネル上に表示する画像の分解能を下げる場合には、図9(f)に示す様に、バスの18本の信号線DATA[0〜17]の信号線を用いてR,G,BのLCDデータをそれぞれ6ビットづつ送らずに、図9(g)に示す様にDATA[0〜2]の3本の信号線、DATA[6〜8]のうちの3本の信号線、DATA[12〜14]の3本の信号線を用いて各色信号の1画素あたりのビット数を下げたLCDデータをLCD150に供給する構成にすると良い。図9(g)には、R色の信号線のみが示されているが、G、Bについても同様である。
この構成にすると、各色信号のビット数が低減されて通常の画像よりは解像度を必要としないメニュー画面の表示が適切に行なわれるとともに消費電力の低減が図られる。
また、図9(h)に示す様にVideo出力端子190への接続ケーブルの接続を受けて、隣接する複数の画素(D0,D1)を1つの画素値で表現した画像を表わすLCDデータの生成に切り替える構成にしても同様の効果が得られる。つまり、輝度分解能、空間分解能のいずれを下げても同様の効果が得られるということになる。
さらに、図7の構成にすると、画像表示装置を構成するデジタルカメラ100を操作用端末として用いることができるようになるので、ユーザは、デジタルカメラ100を操作用端末として扱ってテレビジョン受像機が備える表示画面上の画像を次々に切り替える等の操作を自在に行なうことがができるようになるという効果が得られる。
最後に図10を参照して、マイコン110と信号生成手段112が連携して行なう信号処理の手順を簡単に説明しておく。
図10のフローチャートは、ステップS6031とステップS6041の処理が追加されている以外は、図6の処理と同じである。
追加された部部の処理を説明する。
ステップS6031でタッチパネルがスイッチオンされたかどうかを判定し、スイッチがONされていると判定したときにはYes側へ進んでステップS604で既撮影画像を表わすVideoデータとメニュー画像を表わすLCDデータとを生成する。ステップS6041で信号生成手段112は、LCDデータの方をR色,G色,B色の色信号それぞれの1画素あたりのビット数を低減して減色したデータにして出力する準備を整える。
以降ステップS605からの処理を行なって、図7に示す画像をそれぞれ表示する。
上記第2実施形態によれば、共用化されたデータバスを活用されて双方の表示画面に異なる画像を表示するようにしって本発明にいう画像表示装置を備えるデジタルカメラを操作用端末として機能させることができるようになる。さらにデジタルカメラの消費電力の低減を図ることができる。
次に第3実施形態を図11、図12を参照して説明する。
図11は、第2実施形態と同様にデジタルカメラ100AのLCDパネル上にタッチパネル150Aを設けるとともに第1実施形態と同様にLCD150のLCDパネル上とテレビジョン受像機200の表示画面上とにそれぞれ同じ既撮影画像を表示してデジタルカメラ100A側のタッチパネル150Aのタッチ位置をテレビジョン受像機の表示画面上に表示することができるようにした場合の構成例を説明する図である。
また、図12は、図11の構成を実現するために、図8のマイコン110と信号生成手段112とが行なう信号処理の手順を示す図である。この図12の処理は、図8と同じ構成を持つデジタルカメラ100A内部のマイコン110と信号生成手段112とで連携して行なわれる。
図11に示す様にLCD150とテレビジョン受像機200との双方の表示画面上に同じ画像を表示して、ユーザがタッチパネル150A上の一部を指で触れたときにその指で触れた部分をテレビジョン受像機200の表示画面上に表示マークMの形で映し出すことができるようにしている。
このようにすると、プレゼンテーション等を行なうときにデジタルカメラ100Aを操作用端末にしてデジタルカメラ100Aの表示画面上のタッチパネル150Aをタッチすることでそのタッチ位置をレーザポインタで指示したのと同じように機能させることができる。
図12を参照して、マイコン110と信号生成手段112が行なう信号処理の手順を説明する。
ステップS6032とステップS6033の処理が追加されステップS604の処理がステップS604Aの処理に変更され、ステップS6041の処理が削除された以外は、図10の処理と同じである。
変更された箇所を中心に簡単に説明する。
マイコン110は、タッチパネル150Aがスイッチオンされたと判定したときにはYes側へ進んで、ステップS6032でタッチパネル150Aに指等が触れられたかどうかを判定する。ここでマイコン110が、タッチパネル150Aに指等が触れられたと判定したときにはYes側へ進んでステップS6033でタッチ位置のXY座標を読み取って信号生成手段にそれらのデータを供給する。ステップS6034で信号生成手段112は、タッチ位置のXY座標をVideoデータ生成部112Bに供給してVideoデータ生成部112Bに既撮影画像を表わす画像表示マークを表わす画像を重畳したVideoデータを生成させる。
以降ステップS605からの処理を行なうと、図7に示すような異なる画像が双方の表示画面上に表示される。
上記第3実施形態の構成にすると、撮影装置の操作用端末としての機能がより一層高められるという効果が得られる。
本発明の画像表示装置を備える撮影装置の一実施形態であるデジタルカメラを示す図である。 デジタルカメラ100が備えるVideo出力端子190にテレビジョン受像機200からの接続ケーブルCAが接続された場合の状態を示す図である。 図1、図2のデジタルカメラ100内部の電気系統の構成ブロック図である。 テレビジョン受像機200の1画面分の走査信号の時間的な流れを説明する図である。 マイコン110と信号生成手段112とが連携して行なう信号処理の手順を説明するフローチャートである。 マイコン110と信号生成手段112とが連携して行なう信号処理の手順を説明する図である。 第1実施形態の構成に加えてLCD150のLCDパネル上にタッチパネル150Aを付加した場合の第2実施形態の作用を説明する図である。 図7の構成を実現するデジタルカメラの内部構成を示す図である。 図5と同様の、図8内部のマイコン110と信号生成手段112とが連携して行なう信号処理の手順を説明するタイミングチャートである。 図6と同様の、マイコン110と信号生成手段112とが連携して行なう信号処理の手順を説明するフローチャートである。 第2実施形態と同様にデジタルカメラのLCDパネル上にタッチパネルを設けるとともに第1実施形態と同様にLCDのLCDパネル上とテレビジョン受像機の表示画面上とにそれぞれ同じ既撮影画像を表示してデジタルカメラ側のタッチパネルのタッチ位置をテレビジョン受像機の表示画面上に表示することができるようにした場合の構成例を説明する図である。 図11の構成を実現するために、マイコンと信号生成手段とが行なう信号処理の手順を示す図である。
符号の説明
100 デジタルカメラ
101 操作子群
101a 電源スイッチ
101b 十字キー
101c メニュー/OKキー
101d キャンセルキー
101e モードレバー
101f ズームスイッチ
102 レリーズ釦
105 ファインダ
110 マイコン
111 撮像素子
112 信号生成手段
1121 信号処理回路
112A LCDデータ生成部
112B Videoデータ生成部
113 外部IF
114 メモリ
150 LCD
1501 LCDドライバ
190 Video出力端子
200 テレビジョン受像機(TV)
MUX マルチプレクサ
LM ラインメモリ
MC メモリカード

Claims (14)

  1. 画像を表示する表示画面とビデオ出力端子とを備え、前記表示画面上への画像表示と前記ビデオ出力端子からのビデオ信号の出力とを担う画像表示装置であって、
    前記表示画面に表示する画像を表わす表示用信号と前記ビデオ出力端子から出力するビデオ信号とを各々生成する信号生成手段と、
    前記信号生成手段で生成された表示用信号とビデオ信号を、該ビデオ信号の水平ブランキング期間中に該表示用信号が出力されるように交互に切り替えて出力するマルチプレクサとを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記マルチプレクサから出力される表示用信号を伝送する複数本の信号線を有し、当該複数本の信号線のうちの一部の本数の信号線が分岐して前記ビデオ出力端子にも接続されたバスを備え、
    前記マルチプレクサは、前記複数本の信号線を使って表示用信号を伝送し、前記一部の本数の信号線を使ってビデオ信号を伝送するものであることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記マルチプレクサから出力された表示用信号を受け取って一時的に蓄積するバッファと、
    前記バッファに蓄積された表示用信号を基に前記表示画面を駆動して該表示画面上に該表示用信号に応じた画像を表示させるドライバとを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像表示装置。
  4. 前記表示画面が、該表示画面上のタッチ位置を検出するタッチパネルを備えたものであり、
    前記信号生成手段は、前記表示画面へのタッチを受けて、該表示画面上のタッチ位置に対応した位置に表示マークを重畳した画像を表わすビデオ信号を生成するものであることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項記載の画像表示装置。
  5. 外部機器との間の接続ケーブルの、前記ビデオ出力端子への接続を検出する検出手段を有し、
    前記信号生成手段は、前記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続前は、メイン画像を表わす表示用信号を生成し、前記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続を受けてメイン画像を表わすビデオ信号とサブ画像を表わす表示用信号の生成を開始するものであることを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項記載の画像表示装置。
  6. 前記信号生成手段は、前記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続を受けて、前記サブ画像としてメニュー画面を表わす画像を表わす表示用信号の生成を開始するものであることを特徴とする請求項5記載の画像表示装置。
  7. 外部機器との間の接続ケーブルの、前記ビデオ出力端子への接続を検出する検出手段を有し、
    前記信号生成手段は、前記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続を受けて、接続前の表示用信号により表される画像の分解能よりも低い分解能の表示用信号の生成に切り替えるものであることを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項記載の画像表示装置。
  8. 前記信号生成手段は、前記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続を受けて、接続前の表示用信号により表される画像の輝度分解能よりも低い輝度分解能の表示用信号の生成に切り替えるものであることを特徴とする請求項7項記載の画像表示装置。
  9. 前記信号生成手段は、前記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続を受けて、隣接する複数の画素を1つの画素地で表現した画像を表わす表示用信号の生成に切り替えるものであることを特徴とする請求項7又は8記載の画像表示装置。
  10. 撮像素子を備え、該撮像素子で被写体を表わす画像を生成する撮影装置において、
    請求項1から9のうちのいずれか1項記載の画像表示装置を備えたことを特徴とする撮影装置。
  11. 画像を表示する表示画面とビデオ出力端子とを備え、前記表示画面上への画像表示と前記ビデオ出力端子からのビデオ信号の出力とを担う画像表示装置における信号処理方法であって、
    前記表示画面に表示する画像を表わす表示用信号と前記ビデオ出力端子から出力するビデオ信号とを各々生成し、生成された表示用信号とビデオ信号を、該表示用信号の伝送と該ビデオ信号の伝送とで少なくとも一部が共通に使用される信号線上に、該ビデオ信号の水平ブランキング期間中に該表示用信号が出力されるように交互に切り替えて出力することを特徴とする信号処理方法。
  12. 前記表示画面が、該表示画面上のタッチ位置を検出するタッチパネルを備えたものであり、
    前記表示画面へのタッチを受けて、該表示画面上のタッチ位置に対応した位置に表示されるマークを重畳した画像を表わすビデオ信号を生成することを特徴とする請求項11記載の信号処理方法。
  13. 前記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続前は、メイン画像を表わす表示用信号を生成し、前記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続を受けてメイン画像を表わすビデオ信号とサブ画像を表わす表示用信号の生成を開始することを特徴とする請求項11又は12記載の信号処理方法。
  14. 前記ビデオ出力端子への接続ケーブルの接続を受けて、接続前の表示用信号により表される画像の分解能よりも低い分解能の表示用信号の生成に切り替えることを特徴とする請求項11から13のうちのいずれか1項記載の信号処理方法。
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