JP5249666B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
第1実施形態においては、(1)空気入りタイヤの構成、(2)陸部の詳細構成、(3)比較評価、(4)作用・効果について説明する。
図1は、本実施形態において空気入りタイヤ1を構成するトレッドの展開図である。空気入りタイヤ1におけるトレッド表面に形成される各部位について説明する。具体的には、(1.1)主溝、(1.2)陸部について説明する。
空気入りタイヤ1は、トレッド表面に、タイヤ周方向Rに沿って、直線状に延びる主溝120、主溝50を備える。
空気入りタイヤ1は、主溝に隣接する陸部100、陸部130、陸部60を備える。
陸部100は、主溝120に隣接し、トレッド幅方向Wにおいて、主溝120の赤道線CL側に設けられる。また、陸部100には、主溝120に開口する横溝110が形成される。
陸部130は、主溝120及び主溝50に隣接する。また、陸部130には、一端を主溝120、他端を主溝50に開口する横溝140と、主溝50に開口する横溝150とが形成される。
陸部60は、主溝50に隣接し、トレッド幅方向Wにおいて、主溝50の外側に設けられる。また、タイヤの赤道線CLを境にして反対側へは、陸部61が設けられる。
次に、陸部60の詳細構成について、説明する。具体的には、(2.1)横溝10、(2.2)横溝20、(2.3)サイプ30、(2.4)サイプ40の詳細構成について、図2を用いて説明する。図2は、空気入りタイヤ1を構成するトレッドにおいて、陸部60を拡大した展開図を示す。
横溝10は、陸部60に形成され、主溝50に連なる。
横溝20は、陸部60に形成され、ショルダー端部S1において開口する。横溝20は、トレッド幅方向に添って延びるラグ溝である。横溝10と横溝20とは、タイヤ周方向Rにおいて交互に形成される。
陸部60には、複数のサイプが形成される。具体的には、陸部60には、サイプ30及びサイプ40が互いに隣接する横溝10と横溝20との間に形成される。
サイプ40は、サイプ端部40a(一端部)及びサイプ端部40b(他端部)を有する。
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(3.1)評価方法、(3.2.)評価結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
表1に示す3種類の空気入りタイヤを用いて、摩耗ドラム試験、新品時の乗り心地及びロードノイズ試験により、ヒール&トー摩耗、乗り心地、ロードノイズについて評価を行った。摩耗ドラム試験、新品時の乗り心地及びロードノイズ試験の詳細を表2に示す。
以上説明したように、本実施形態によれば、陸部60には、主溝50に連なる横溝10と、ショルダー端部S1に開口する横溝20と、主溝50に連なり、サイプ端部30aが溝端部20aよりもショルダー端部S1側において終端するサイプ30とが形成される。これにより、陸部60は、タイヤ周方向Rに対して、ジグザグ状に連続するため、空気入りタイヤ1が転動する際、トレッド幅方向Wにおいて、サイプ30の一部に負荷が集中することを抑制することができる。従って、このような空気入りタイヤ1は、トレッドの剛性を保ちつつ、陸部60の偏摩耗を効果的に抑制することができる。
上述した第1実施形態では、陸部60において、横溝10及び横溝20が、タイヤ周方向Rにおいて、交互に形成されることで、陸部60の一部に負荷が集中することを抑制していた。
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
10w…横溝幅、20a、23a…横溝端部、20w…横溝幅、
30、32、33、34、40、42、44…サイプ
30a、30b、33a、33b、34a、40a、40b、44a、44b…サイプ端部、
50、52、53、54、120…主溝 60、61、62、63、64、100、130、160…陸部、
110、140、150、170、180…横溝、
Claims (7)
- タイヤ周方向に沿って直線状に延びる主溝と、
前記主溝に隣接し、トレッド幅方向外側に設けられるショルダー陸部とを備える空気入りタイヤであって、
前記ショルダー陸部に形成され、前記主溝に連なるとともに、前記ショルダー陸部のトレッド幅方向外側の端部であるショルダー端部よりも前記主溝側において終端する第1終端部を有する第1横溝と、
前記ショルダー陸部に形成され、前記ショルダー端部において開口するとともに、前記主溝よりも前記ショルダー端部側において終端する第2終端部を有する第2横溝と、
前記ショルダー陸部に形成されるサイプとを備え、
前記第1終端部は、前記第2終端部よりも前記主溝側に位置し、
前記サイプは、前記サイプの一端部が前記第2終端部よりも前記ショルダー端部側において終端するとともに、前記サイプの他端部が前記主溝に連なる形状、または、前記サイプの一端部が前記ショルダー端部において開口するとともに、前記サイプの他端部が前記第1終端部よりも前記主溝側において終端する形状を有しており、
前記ショルダー陸部は、前記第1横溝、前記第2横溝及び前記サイプが形成されておらず、前記タイヤ周方向に沿ってジグザク形状で連続する陸部を有する空気入りタイヤ。 - 前記第1横溝は、タイヤ周方向に沿って複数形成され、
前記サイプは、互いに隣接する前記第1横溝の間に形成される請求項1に記載の空気入りタイヤ。 - 前記第1横溝と前記第2横溝とは、タイヤ周方向において交互に形成され、
前記サイプは、互いに隣接する前記第1横溝と前記第2横溝との間に形成される請求項1に記載の空気入りタイヤ。 - 前記サイプは、複数形成される請求項3に記載の空気入りタイヤ。
- 前記第2横溝のタイヤ周方向に沿った溝幅は、前記第1横溝のタイヤ周方向に沿った溝幅よりも広い請求項1乃至4の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記第1横溝の延在方向と、前記第2横溝の延在方向とは、略同一である請求項1乃至5の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記第1横溝及び前記第2横溝は、前記ショルダー陸部の平面視において、トレッド幅方向に沿った直線に対して傾いている請求項6に記載の空気入りタイヤ。
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