JP5249390B2 - 信号測定装置、信号測定方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

信号測定装置、信号測定方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、複数のチャンネルを有するスペクトラムアナライザにおけるローカル信号のレベルおよび位相の不一致の対処に関する。
従来より、2チャンネル(すなわち、2個の測定ポート)を有するスペクトラムアナライザが知られている(例えば、特許文献1の要約を参照)。このようなスペクトラムアナライザは、チャンネルごとに別々のローカル信号源を有する。
また、このようなスペクトラムアナライザにより、同一信号源から出力された信号を各チャンネルに同時に入力し、測定することが考えられる。この場合、各チャンネルのローカル信号のレベルおよび位相が一致することが、正確な測定のために必要とされる。
特開平10−282163号公報
しかしながら、各チャンネルのローカル信号には、互いに初期位相のずれや位相のゆらぎが存在し、各チャンネルのローカル信号のレベルおよび位相を一致させることは難しい。
そこで、本発明は、複数のチャンネルを有するスペクトラムアナライザにおける各チャンネルのローカル信号のレベルおよび位相の不一致に対処することを課題とする。
本発明にかかる信号測定装置は、二つの入力の周波数の差に等しい周波数の信号を出力する複数のミキサと、前記複数のミキサに共通のローカル信号入力を与える単一のローカル信号源と、前記複数のミキサに共通の補正信号入力を与えたときの、前記複数のミキサの出力間のレベル差および位相差を測定する差分測定部と、前記複数のミキサに周波数が共通する被測定信号入力を与えたときに、前記複数のミキサの出力のレベルおよび位相を測定するレベル・位相測定部と、前記差分測定部の測定結果に基づき、前記複数のミキサに共通の被測定信号入力を与えたときの前記レベル・位相測定部の測定結果を補正する差分補正部とを備えるように構成される。
上記のように構成された信号測定装置によれば、複数のミキサが、二つの入力の周波数の差に等しい周波数の信号を出力する。単一のローカル信号源が、前記複数のミキサに共通のローカル信号入力を与える。差分測定部が、前記複数のミキサに共通の補正信号入力を与えたときの、前記複数のミキサの出力間のレベル差および位相差を測定する。レベル・位相測定部が、前記複数のミキサに周波数が共通する被測定信号入力を与えたときに、前記複数のミキサの出力のレベルおよび位相を測定する。差分補正部が、前記差分測定部の測定結果に基づき、前記複数のミキサに共通の被測定信号入力を与えたときの前記レベル・位相測定部の測定結果を補正する。
なお、本発明にかかる信号測定装置は、前記差分測定部が、前記レベル差および前記位相差を、前記ローカル信号入力の周波数に対応付けて測定し、前記差分補正部が、前記ローカル信号入力の周波数に応じて、前記レベル・位相測定部の測定結果を補正するようにしてもよい。
なお、本発明にかかる信号測定装置は、前記差分補正部が、前記差分測定部の測定結果を前記ローカル信号入力の周波数について補間したものに基づき、前記レベル・位相測定部の測定結果を補正するようにしてもよい。
なお、本発明にかかる信号測定装置は、前記ローカル信号入力および中間周波数信号入力が与えられ、前記ローカル信号入力および前記中間周波数信号入力の周波数の和に等しい周波数の信号を前記補正信号として出力する補正信号用ミキサを備えるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる信号測定装置は、前記複数のミキサの各々に対応付けられた個別ローカル信号源と、前記複数のミキサの各々を、前記単一のローカル信号源または前記個別ローカル信号源に接続する切替器とを備えるようにしてもよい。
本発明にかかる信号測定装置は、二つの入力の周波数の差に等しい周波数の信号を出力する複数のミキサと、前記複数のミキサに共通のローカル信号入力を与える単一のローカル信号源と、前記複数のミキサに共通の被測定信号入力を与えたときに、前記複数のミキサの出力のレベルおよび位相を測定するレベル・位相測定部と、を備え、前記複数のミキサに共通の被測定信号入力を与えたときの、前記複数のミキサの出力間のレベル差および位相差が無いように構成されていてもよい。
本発明は、二つの入力の周波数の差に等しい周波数の信号を出力する複数のミキサと、前記複数のミキサに共通のローカル信号入力を与える単一のローカル信号源とを備えた信号測定装置における信号測定処理を行う信号測定方法であって、前記複数のミキサに共通の補正信号入力を与えたときの、前記複数のミキサの出力間のレベル差および位相差を測定する差分測定工程と、前記複数のミキサに周波数が共通する被測定信号入力を与えたときに、前記複数のミキサの出力のレベルおよび位相を測定するレベル・位相測定工程と、前記差分測定工程の測定結果に基づき、前記複数のミキサに共通の被測定信号入力を与えたときの前記レベル・位相測定工程の測定結果を補正する差分補正工程とを備えた信号測定方法である。
本発明は、二つの入力の周波数の差に等しい周波数の信号を出力する複数のミキサと、前記複数のミキサに共通のローカル信号入力を与える単一のローカル信号源とを備えた信号測定装置における信号測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記信号測定処理が、前記複数のミキサに共通の補正信号入力を与えたときの、前記複数のミキサの出力間のレベル差および位相差を測定する差分測定工程と、前記複数のミキサに周波数が共通する被測定信号入力を与えたときに、前記複数のミキサの出力のレベルおよび位相を測定するレベル・位相測定工程と、前記差分測定工程の測定結果に基づき、前記複数のミキサに共通の被測定信号入力を与えたときの前記レベル・位相測定工程の測定結果を補正する差分補正工程とを備えたプログラムである。
本発明は、二つの入力の周波数の差に等しい周波数の信号を出力する複数のミキサと、前記複数のミキサに共通のローカル信号入力を与える単一のローカル信号源とを備えた信号測定装置における信号測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、前記信号測定処理が、前記複数のミキサに共通の補正信号入力を与えたときの、前記複数のミキサの出力間のレベル差および位相差を測定する差分測定工程と、前記複数のミキサに周波数が共通する被測定信号入力を与えたときに、前記複数のミキサの出力のレベルおよび位相を測定するレベル・位相測定工程と、前記差分測定工程の測定結果に基づき、前記複数のミキサに共通の被測定信号入力を与えたときの前記レベル・位相測定工程の測定結果を補正する差分補正工程とを備えた記録媒体である。
本発明の実施形態にかかる信号測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態にかかる信号測定装置1に補正信号を与えたときの構成を示す機能ブロック図である。 複数のミキサ14、24に共通の補正信号入力を与えたときの、複数のミキサ14、24の出力間のレベル差および位相差の測定の一例を示す図である。 複数のミキサ14、24に共通の補正信号入力を与えたときの、出力レベルの差ΔLv1〜ΔLv3をローカル信号入力の周波数fLo1について補間したもの(図4(a)参照)および出力位相の差ΔP1〜ΔP3をローカル信号入力の周波数fLo1について補間したもの(図4(b)参照)を示す図である。 本発明の実施形態にかかる信号測定装置1に被測定信号を与えたときの構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態の変形例1にかかる信号測定装置1において、別々の被測定信号(入力)A、Bを与えたときの構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態の変形例2にかかる信号測定装置1において、第二ミキサ24を、第二ローカル信号源(個別ローカル信号源)22に接続した状態で、複数のミキサ14、24に共通の被測定信号入力を与えた場合の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態の変形例3にかかる信号測定装置1において、同一周波数の被測定信号(入力)A、Bを与えたときの構成を示す機能ブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる信号測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。信号測定装置1には、分配器4が接続されている。分配器4はスイッチ2に接続される。信号測定装置1は、第一端子11、第二端子21、出力端子31、第一ローカル信号源12、第一ミキサ14、第一A/D変換器16、第一レベル・位相測定部18、第二ローカル信号源22、第二ミキサ24、第二A/D変換器26、第二レベル・位相測定部28、中間周波数信号源32、補正信号用ミキサ34、スイッチ42、44、ローカル周波数設定部52、差分測定部54、差分補正部56を備える。信号測定装置1は、例えば、スペクトラムアナライザである。
スイッチ2は、被測定信号および補正信号を受け、そのいずれかを分配器4に与える。分配器4は、スイッチ2から与えられた被測定信号または補正信号を、第一端子11および第二端子21に与える。なお、分配器4は、信号測定装置1に内蔵されていてもよい。
図2は、本発明の実施形態にかかる信号測定装置1に補正信号を与えたときの構成を示す機能ブロック図である。図5は、本発明の実施形態にかかる信号測定装置1に被測定信号を与えたときの構成を示す機能ブロック図である。
第一端子(CH1:チャンネル1)11は、分配器4から与えられた被測定信号(図5参照)または補正信号(図2参照)を、第一ミキサ14に与える。第二端子(CH2:チャンネル2)21は、分配器4から与えられた被測定信号(図5参照)または補正信号(図2参照)を、第二ミキサ24に与える。
出力端子31は、補正信号を出力する。出力端子31は、スイッチ2に接続されている。
第一ミキサ14は、二つの入力(R入力およびL入力)の周波数の差に等しい周波数の信号を出力する(I出力)。ただし、R入力は第一端子11から与えられ、L入力は第一ローカル信号源12から与えられる。また、R入力、L入力およびI出力は、それぞれ、Radio Frequency入力、Local(ローカル)入力およびIntermediate Frequency(中間周波数)出力を意味する。
第二ミキサ24は、二つの入力(R入力およびL入力)の周波数の差に等しい周波数の信号を出力する(I出力)。ただし、R入力は第二端子21から与えられ、L入力は第一ローカル信号源12(図2、図5参照)または第二ローカル信号源22(図6参照)から与えられる。R入力、L入力およびI出力の意味は、第一ミキサ14と同様である。
第一ローカル信号源12は、複数のミキサ14、24のL入力に共通のローカル信号入力を与える単一のローカル信号源である(図2、図5参照)。なお、ローカル信号の周波数fLo1は可変、すなわち掃引可能である。
第一A/D変換器16は、第一ミキサ14のI出力(アナログ信号)を受け、デジタル信号に変換する。第二A/D変換器26は、第二ミキサ24のI出力(アナログ信号)を受け、デジタル信号に変換する。
第一レベル・位相測定部18は、複数のミキサ14、24に共通の被測定信号入力(図5参照)または補正信号入力(図2参照)を与えたときに、第一ミキサ14の出力のレベルおよび位相を測定する。第一ミキサ14の測定結果は、差分測定部54に与えられるか(図2参照)、または信号測定装置1の外部に出力される(図5参照)。
第二レベル・位相測定部28は、複数のミキサ14、24に共通の被測定信号入力(図5参照)または補正信号入力(図2参照)を与えたときに、第二ミキサ24の出力のレベルおよび位相を測定する。第二ミキサ24の測定結果は、差分測定部54に与えられるか(図2参照)、または信号測定装置1の外部に出力される(図5参照)。
なお、第一レベル・位相測定部18および第二レベル・位相測定部28は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)により実装される。
第二ローカル信号源22は、第二ミキサ24に対応付けられた個別ローカル信号源である。第二ローカル信号源22の出力の周波数fLo2は可変、すなわち掃引可能である。
中間周波数信号源32は、中間周波数信号入力を補正信号用ミキサ34に与える。中間周波数信号としては、被測定信号と同じ信号でもよいし、その他にも、パルス、連続波(周波数を掃引してもよい)、変調した信号またはノイズでもよい。
補正信号用ミキサ34には、ローカル信号入力(L入力)および中間周波数信号入力(I入力)が与えられる。さらに、補正信号用ミキサ34は、ローカル信号入力および中間周波数信号入力の周波数の和に等しい周波数の信号を補正信号として出力する(R出力)。ローカル信号入力(L入力)は、スイッチ42を介して、第一ローカル信号源12から与えられる。中間周波数信号入力(I入力)は、中間周波数信号源32から与えられる。補正信号は、出力端子31に与えられる。
ただし、R出力、L入力およびI入力は、それぞれ、Radio Frequency出力、Local(ローカル)入力およびIntermediate Frequency入力(中間周波数)を意味する。
スイッチ42は、第一ローカル信号源12を、補正信号用ミキサ34に接続するか(図2参照)、または、しないか(図5参照)を切り替えるスイッチである。
スイッチ44は、第二ミキサ24を、単一のローカル信号源12(図2、図5参照)、または第二ローカル信号源(個別ローカル信号源)22(図6参照)に接続する切替器である。なお、図6に示すように、第二ミキサ24を第二ローカル信号源22に接続した場合、第一ローカル信号源12は、第一ミキサ14に対応付けられた個別ローカル信号源となる。
ローカル周波数設定部52は、第一ローカル信号源12の周波数であるfLo1を設定する。
差分測定部54は、複数のミキサ14、24に共通の補正信号入力を与えたときの(図2参照)、第一ミキサ14の出力のレベルおよび位相を、第一レベル・位相測定部18から受け、第二ミキサ24の出力のレベルおよび位相を、第二レベル・位相測定部28から受ける。
さらに、差分測定部54は、第一レベル・位相測定部18および第二レベル・位相測定部28から受けた測定結果に基づき、複数のミキサ14、24に共通の補正信号入力を与えたときの(図2参照)、複数のミキサ14、24の出力間のレベル差および位相差を測定する。
差分測定部54は、複数のミキサ14、24に共通の補正信号入力を与えたときの(図2参照)、複数のミキサ14、24の出力間のレベル差および位相差を、ローカル信号入力の周波数fLo1に対応付けて測定する。
図3は、複数のミキサ14、24に共通の補正信号入力を与えたときの、複数のミキサ14、24の出力間のレベル差および位相差の測定の一例を示す図である。
差分測定部54は、ローカル信号入力の周波数fLo1がf1であるときの第一ミキサ14(CH1)の出力レベルを第一レベル・位相測定部18から受ける。しかも、差分測定部54は、ローカル信号入力の周波数fLo1がf1であるときの第二ミキサ24(CH2)の出力レベルを第二レベル・位相測定部28から受ける。さらに、差分測定部54は、両者の出力レベルの差(CH2−CH1)を求め(ΔLv1)、記録する。なお、差分測定部54は、ローカル信号入力の周波数fLo1がf1であることを、ローカル周波数設定部52から取得する。差分測定部54は、f1に対応づけてΔLv1を記録する。
同様に、差分測定部54は、ローカル信号入力の周波数fLo1がf2であるときの両者の出力レベルの差(CH2−CH1)を求め(ΔLv2)、記録する。なお、差分測定部54は、ローカル信号入力の周波数fLo1がf2であることを、ローカル周波数設定部52から取得する。差分測定部54は、f2に対応づけてΔLv2を記録する。
さらに、差分測定部54は、ローカル信号入力の周波数fLo1がf3であるときの両者の出力レベルの差(CH2−CH1)を求め(ΔLv3)、記録する。なお、差分測定部54は、ローカル信号入力の周波数fLo1がf3であることを、ローカル周波数設定部52から取得する。差分測定部54は、f3に対応づけてΔLv3を記録する。
なお、例えば、f3−f2=f2−f1かつf3>f2>f1である。
差分測定部54は、ローカル信号入力の周波数fLo1がf1であるときの第一ミキサ14(CH1)の出力位相を第一レベル・位相測定部18から受ける。しかも、差分測定部54は、ローカル信号入力の周波数fLo1がf1であるときの第二ミキサ24(CH2)の出力位相を第二レベル・位相測定部28から受ける。さらに、差分測定部54は、両者の出力位相の差(CH2−CH1)を求め(ΔP1)、記録する。なお、差分測定部54は、ローカル信号入力の周波数fLo1がf1であることを、ローカル周波数設定部52から取得する。差分測定部54は、f1に対応づけてΔP1を記録する。
同様に、差分測定部54は、ローカル信号入力の周波数fLo1がf2であるときの両者の出力位相の差(CH2−CH1)を求め(ΔP2)、記録する。なお、差分測定部54は、ローカル信号入力の周波数fLo1がf2であることを、ローカル周波数設定部52から取得する。差分測定部54は、f2に対応づけてΔP2を記録する。
さらに、差分測定部54は、ローカル信号入力の周波数fLo1がf3であるときの両者の出力位相の差(CH2−CH1)を求め(ΔP3)、記録する。なお、差分測定部54は、ローカル信号入力の周波数fLo1がf3であることを、ローカル周波数設定部52から取得する。差分測定部54は、f3に対応づけてΔP3を記録する。
差分補正部56は、差分測定部54の測定結果に基づき、ローカル信号入力の周波数fLo1に応じて、複数のミキサ14、24に共通の被測定信号入力を与えたときの第二レベル・位相測定部28の測定結果を補正する(図5参照)。
例えば、差分補正部56は、ローカル信号入力の周波数fLo1がf1であることを、ローカル周波数設定部52から取得する。さらに、差分補正部56は、f1に対応付けられた出力レベルの差ΔLv1および出力位相の差ΔP1を、差分測定部54から読み出す。差分補正部56は、ΔLv1およびΔP1を、第二レベル・位相測定部28に与える。そして、第二レベル・位相測定部28が、測定結果の出力レベル[dBm]からΔLv1を減じ、測定結果の出力位相[rad]からΔP1を減じたものを、測定結果として出力する。
ローカル信号入力の周波数fLo1がf2またはf3であるときも同様な補正が行われる。
しかし、ローカル信号入力の周波数fLo1が、f1、f2およびf3のいずれでも無いときは、上記の方法では第二レベル・位相測定部28の測定結果の補正ができない。このような場合は、差分補正部56は、差分測定部54の測定結果をローカル信号入力の周波数fLo1について補間したものに基づき、第二レベル・位相測定部28の測定結果を補正する。
図4は、複数のミキサ14、24に共通の補正信号入力を与えたときの、出力レベルの差ΔLv1〜ΔLv3をローカル信号入力の周波数fLo1について補間したもの(図4(a)参照)および出力位相の差ΔP1〜ΔP3をローカル信号入力の周波数fLo1について補間したもの(図4(b)参照)を示す図である。
図4においては、出力レベルも出力位相も、一例として一次関数で補間している。出力レベルおよび出力位相を補間した結果は、差分測定部54に記録される。
差分補正部56は、ローカル信号入力の周波数fLo1の値を、ローカル周波数設定部52から取得する。差分補正部56は、この値に対応する出力レベルの差および出力位相の差を、補間結果(図4(a)および図4(b)参照)から取得して、第二レベル・位相測定部28に与える。そして、第二レベル・位相測定部28が、差分補正部56から与えられた値を、測定結果の出力レベル[dBm]および出力位相[rad]から減じたものを、測定結果として出力する。
次に、本発明の実施形態の動作を説明する。
(1)補正信号の入力(図2参照)
まず、図2を参照して、信号測定装置1に補正信号を与える。
スイッチ42が、第一ローカル信号源12を、補正信号用ミキサ34のL入力に接続する。ここで、ローカル周波数設定部52は、第一ローカル信号源12の周波数fLo1を設定する。すると、第一ローカル信号源12からローカル信号入力(L入力)が補正信号用ミキサ34に与えられる。しかも、中間周波数信号源32から中間周波数信号入力(I入力)が補正信号用ミキサ34に与えられる。
すると、補正信号用ミキサ34から、ローカル信号入力および中間周波数信号入力の周波数の和に等しい周波数の信号が、補正信号として出力される(R出力)。補正信号は出力端子31から出力され、スイッチ2を介して、分配器4に与えられる。分配器4は、スイッチ2から与えられた補正信号を、第一端子11および第二端子21に与える。
ここで、スイッチ44は、第二ミキサ24を、単一のローカル信号源12に接続する。
第一端子(CH1)11に与えられた補正信号は、第一ミキサ14のR入力に与えられる。第一ミキサ14のL入力には、ローカル信号源12からローカル信号入力が与えられる。すると第一ミキサ14から、二つの入力(R入力およびL入力)の周波数の差に等しい周波数の信号が出力される(I出力)。I出力の周波数は、中間周波数信号源32の出力する中間周波数信号の周波数となる。
第一ミキサ14のI出力(アナログ信号)は、第一A/D変換器16により、デジタル信号に変換され、第一レベル・位相測定部18に与えられる。第一レベル・位相測定部18は、第一ミキサ14の出力のレベルおよび位相を測定し、差分測定部54に与える。
第二端子(CH2)21に与えられた補正信号は、第二ミキサ24のR入力に与えられる。第二ミキサ24のL入力には、ローカル信号源12からローカル信号入力が与えられる。すると第二ミキサ24から、二つの入力(R入力およびL入力)の周波数の差に等しい周波数の信号が出力される(I出力)。I出力の周波数は、中間周波数信号源32の出力する中間周波数信号の周波数となる。
第二ミキサ24のI出力(アナログ信号)は、第二A/D変換器26により、デジタル信号に変換され、第二レベル・位相測定部28に与えられる。第二レベル・位相測定部28は、第二ミキサ24の出力のレベルおよび位相を測定し、差分測定部54に与える。
なお、ローカル周波数設定部52から差分測定部54に、ローカル信号入力の周波数fLo1の値が与えられる。
第一ミキサ14にも第二ミキサ24にも同じ補正信号を与えているので、第一レベル・位相測定部18の測定結果である出力レベルおよび出力位相と、第二レベル・位相測定部28の測定結果である出力レベルおよび出力位相とが等しいことが理想的である。
しかし、実際には、第一ミキサ14にも第二ミキサ24にも同じ補正信号を与えているのにもかかわらず、第一レベル・位相測定部18の測定結果である出力レベルおよび出力位相と、第二レベル・位相測定部28の測定結果である出力レベルおよび出力位相とが異なるものとなる。実際には、ローカル信号源12から第一ミキサ14までの電気回路の電気長および減衰量と、ローカル信号源12から第二ミキサ24までの電気回路の電気長および減衰量とに差異があるからである。
差分測定部54は、複数のミキサ14、24に共通の補正信号入力を与えたときの(図2参照)、複数のミキサ14、24の出力間のレベル差ΔLv1〜ΔLv3および位相差ΔP1〜ΔP3を、ローカル信号入力の周波数fLo1に対応付けて測定する(図3参照)。
なお、複数のミキサ14、24の出力間のレベル差は、第一レベル・位相測定部18の測定結果である出力レベルと、第二レベル・位相測定部28の測定結果である出力レベルとの差である。
また、複数のミキサ14、24の出力間の位相差は、第一レベル・位相測定部18の測定結果である出力位相と、第二レベル・位相測定部28の測定結果である出力位相との差である。
差分測定部54は、出力レベルの差ΔLv1〜ΔLv3をローカル信号入力の周波数fLo1について補間したもの(図4(a)参照)および出力位相の差ΔP1〜ΔP3をローカル信号入力の周波数fLo1について補間したもの(図4(b)参照)を求めて記録する。
(2)被測定信号の入力(図5参照)
次に、図5を参照して、信号測定装置1に被測定信号を与える。
被測定信号が、スイッチ2を介して、分配器4に与えられる。分配器4は、スイッチ2から与えられた被測定信号を、第一端子11および第二端子21に与える。
ここで、スイッチ44は、第二ミキサ24を、単一のローカル信号源12に接続する。
第一端子(CH1)11に与えられた被測定信号は、第一ミキサ14のR入力に与えられる。第一ミキサ14のL入力には、ローカル信号源12からローカル信号入力が与えられる。すると第一ミキサ14から、二つの入力(R入力およびL入力)の周波数の差に等しい周波数の信号が出力される(I出力)。
第一ミキサ14のI出力(アナログ信号)は、第一A/D変換器16により、デジタル信号に変換され、第一レベル・位相測定部18に与えられる。第一レベル・位相測定部18は、第一ミキサ14の出力のレベルおよび位相を測定し、その結果を信号測定装置1の外部に出力する。
第二端子(CH2)21に与えられた被測定信号は、第二ミキサ24のR入力に与えられる。第二ミキサ24のL入力には、ローカル信号源12からローカル信号入力が与えられる。すると第二ミキサ24から、二つの入力(R入力およびL入力)の周波数の差に等しい周波数の信号が出力される(I出力)。
第二ミキサ24のI出力(アナログ信号)は、第二A/D変換器26により、デジタル信号に変換され、第二レベル・位相測定部28に与えられる。第二レベル・位相測定部28は、第二ミキサ24の出力のレベルおよび位相を測定する。
また、差分補正部56は、ローカル信号入力の周波数fLo1の値を、ローカル周波数設定部52から取得する。さらに、差分補正部56は、ローカル信号入力の周波数fLo1の値に対応する出力レベルの差および出力位相の差を差分測定部54から読み出す。
ローカル信号入力の周波数fLo1の値がf1、f2およびf3のいずれかであれば、差分補正部56は、差分測定部54の実測値ΔLv1〜ΔLv3のいずれか、およびΔP1〜ΔP3のいずれか(図3参照)を読み出せばよい。
ローカル信号入力の周波数fLo1が、f1、f2およびf3のいずれでも無いときは、差分補正部56は、ローカル信号入力の周波数fLo1に対応する出力レベルの差および出力位相の差を、差分測定部54に記録された補間結果(図4(a)および図4(b)参照)から取得する。
差分補正部56は、読み出した出力レベルの差および出力位相の差を第二レベル・位相測定部28に与える。そして、第二レベル・位相測定部28が、差分補正部56から与えられた値を、測定結果の出力レベル[dBm]および出力位相[rad]から減じたものを、測定結果として出力する。
これにより、ローカル信号源12から第一ミキサ14までの電気回路の電気長および減衰量と、ローカル信号源12から第二ミキサ24までの電気回路の電気長および減衰量とに差異があることに起因する第一レベル・位相測定部18と第二レベル・位相測定部28との測定結果の間の誤差を補正することができる。
ただし、第一ミキサ14にも第二ミキサ24にも共通の被測定信号入力を与えたときの、第一ミキサ14および第二ミキサ24の出力間のレベル差および位相差が無いのであれば、差分補正部56による補正は不要である。
本発明の実施形態によれば、複数のチャンネル(CH1、CH2)を有するスペクトラムアナライザ(信号測定装置1)におけるローカル信号として、単一のローカル信号源12の出力を使用する。このため、複数のローカル信号源12、22を使用する従来例に比べると、各チャンネルにおけるローカル信号の位相のゆらぎが共通するので、ローカル信号の位相の不一致を軽減できる。
しかも、ローカル信号源12から第一ミキサ14までの電気回路の電気長および減衰量と、ローカル信号源12から第二ミキサ24までの電気回路の電気長および減衰量とに差異があることに起因する第一レベル・位相測定部18と第二レベル・位相測定部28との測定結果の間の誤差を、ローカル信号入力の周波数fLo1の値に対応付けて差分測定部54に記録しておき、差分補正部56により読み出して、第二レベル・位相測定部28に与えて測定結果を補正するので、上記の誤差を補正できる。
本発明の実施形態によれば、このようにして、複数のチャンネルを有するスペクトラムアナライザにおける各チャンネルのローカル信号のレベルおよび位相の不一致に対処することができる。
なお、本発明の実施形態においては、チャンネルが2個であるが、チャンネルが3個以上でもよい。各々のチャンネルにつきミキサ、A/D変換器およびレベル・位相測定部を備え、各ミキサにローカル信号源12からローカル信号入力を与えればよい。また、ミキサを各々のチャンネルにつき二段以上設けてもよい。
また、本発明の実施形態には以下のような変形例が考えられる。
変形例1
図6は、本発明の実施形態の変形例1にかかる信号測定装置1において、別々の被測定信号(入力)A、Bを与えたときの構成を示す機能ブロック図である。
図6に示すように、本発明の実施形態にかかる信号測定装置1において、複数のミキサ14、24に、別々の被測定信号(入力)A、Bを与えて、測定を行わせることもできる。ただし、被測定信号(入力)A、Bの周波数は互いに異なっていてもよい。
スイッチ44は、第二ミキサ24を、第二ローカル信号源(個別ローカル信号源)22(図6参照)に接続する。この場合、第一ローカル信号源12は、第一ミキサ14に対応付けられた個別ローカル信号源となる。なお、スイッチ42は、第一ローカル信号源12と補正信号用ミキサ34とを接続する必要は無い。
被測定信号(入力)Aは、第一ミキサ14のR入力に与えられる。第一ミキサ14のL入力には、第一ローカル信号源12の出力が与えられる。第一A/D変換器16は、第一ミキサ14のI出力(アナログ信号)を受け、デジタル信号に変換する。第一レベル・位相測定部18は、第一ミキサ14の出力のレベルおよび位相を測定する。第一ミキサ14の測定結果は、信号測定装置1の外部に出力される。
被測定信号(入力)Bは、第二ミキサ24のR入力に与えられる。第二ミキサ24のL入力には、第二ローカル信号源22の出力が与えられる。第二A/D変換器26は、第二ミキサ24のI出力(アナログ信号)を受け、デジタル信号に変換する。第二レベル・位相測定部28は、第二ミキサ24の出力のレベルおよび位相を測定する。第二ミキサ24の測定結果は、信号測定装置1の外部に出力される。
変形例2
図7は、本発明の実施形態の変形例2にかかる信号測定装置1において、第二ミキサ24を、第二ローカル信号源(個別ローカル信号源)22に接続した状態で、複数のミキサ14、24に共通の被測定信号入力を与えた場合の構成を示す機能ブロック図である。
図7に示すように、本発明の実施形態にかかる信号測定装置1において、第二ミキサ24を、第二ローカル信号源(個別ローカル信号源)22に接続した状態で、複数のミキサ14、24に共通の被測定信号入力を与えてもよい場合がある。
すなわち、第一ローカル信号源12から第一ミキサ14に与えられる信号と、第二ローカル信号源22から第二ミキサ24に与えられる信号との位相差およびレベル差を0にすることができれば、差分測定部54および差分補正部56を使用しなくてもよい。
変形例3
本発明の実施形態においては、図5に示すように、被測定信号が、スイッチ2および分配器4を介して、第一端子11および第二端子21に与えられた。しかし、第一端子11および第二端子21に、それぞれ別の被測定信号A、Bを与えてもよい。ただし、被測定信号Aおよび被測定信号Bは、同一の周波数を有するものとする。
図8は、本発明の実施形態の変形例3にかかる信号測定装置1において、同一周波数の被測定信号A、Bを与えたときの構成を示す機能ブロック図である。第一端子11に被測定信号Aが、第二端子21に被測定信号Bが与えられる。それ以外の信号測定装置1の構成および動作は、図5に示す本発明の実施形態の構成および動作と同じである。
また、上記の実施形態は、以下のようにして実現できる。CPU、ハードディスク、メディア(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMなど)読み取り装置を備えたコンピュータに、上記の各部分、例えば第一レベル・位相測定部18、第二レベル・位相測定部28、差分測定部54および差分補正部56を実現するプログラムを記録したメディアを読み取らせて、ハードディスクにインストールする。このような方法でも、上記の機能を実現できる。
1 信号測定装置(スペクトラムアナライザ)
2 スイッチ
4 分配器
11 第一端子
21 第二端子
31 出力端子
12 (単一の)第一ローカル信号源
14 第一ミキサ
16 第一A/D変換器
18 第一レベル・位相測定部
22 第二ローカル信号源(個別ローカル信号源)
24 第二ミキサ
26 第二A/D変換器
28 第二レベル・位相測定部
32 中間周波数信号源
34 補正信号用ミキサ
42、44 スイッチ
52 ローカル周波数設定部
54 差分測定部
56 差分補正部
fLo1 ローカル信号入力の周波数
ΔLv1〜ΔLv3 複数のミキサ14、24の出力間のレベル差
ΔP1〜ΔP3 複数のミキサ14、24の出力間の位相差

Claims (9)

  1. 二つの入力の周波数の差に等しい周波数の信号を出力する複数のミキサと、
    前記複数のミキサに共通のローカル信号入力を与える単一のローカル信号源と、
    前記複数のミキサに共通の補正信号入力を与えたときの、前記複数のミキサの出力間のレベル差および位相差を測定する差分測定部と、
    前記複数のミキサに周波数が共通する被測定信号入力を与えたときに、前記複数のミキサの出力のレベルおよび位相を測定するレベル・位相測定部と、
    前記差分測定部の測定結果に基づき、前記複数のミキサに共通の被測定信号入力を与えたときの前記レベル・位相測定部の測定結果を補正する差分補正部と、
    を備えた信号測定装置。
  2. 請求項1に記載の信号測定装置であって、
    前記差分測定部が、前記レベル差および前記位相差を、前記ローカル信号入力の周波数に対応付けて測定し、
    前記差分補正部が、前記ローカル信号入力の周波数に応じて、前記レベル・位相測定部の測定結果を補正する、
    信号測定装置。
  3. 請求項2に記載の信号測定装置であって、
    前記差分補正部が、前記差分測定部の測定結果を前記ローカル信号入力の周波数について補間したものに基づき、前記レベル・位相測定部の測定結果を補正する、
    信号測定装置。
  4. 請求項1に記載の信号測定装置であって、
    前記ローカル信号入力および中間周波数信号入力が与えられ、前記ローカル信号入力および前記中間周波数信号入力の周波数の和に等しい周波数の信号を前記補正信号として出力する補正信号用ミキサ、
    を備えた信号測定装置。
  5. 請求項1に記載の信号測定装置であって、
    前記複数のミキサの各々に対応付けられた個別ローカル信号源と、
    前記複数のミキサの各々を、前記単一のローカル信号源または前記個別ローカル信号源に接続する切替器と、
    を備えた信号測定装置。
  6. 二つの入力の周波数の差に等しい周波数の信号を出力する複数のミキサと、
    前記複数のミキサに共通のローカル信号入力を与える単一のローカル信号源と、
    前記複数のミキサに周波数が共通する被測定信号入力を与えたときに、前記複数のミキサの出力のレベルおよび位相を測定するレベル・位相測定部と、
    を備え、
    前記複数のミキサに共通の被測定信号入力を与えたときの、前記複数のミキサの出力間のレベル差および位相差が無い、
    信号測定装置。
  7. 二つの入力の周波数の差に等しい周波数の信号を出力する複数のミキサと、前記複数のミキサに共通のローカル信号入力を与える単一のローカル信号源とを備えた信号測定装置における信号測定処理を行う信号測定方法であって、
    前記複数のミキサに共通の補正信号入力を与えたときの、前記複数のミキサの出力間のレベル差および位相差を測定する差分測定工程と、
    前記複数のミキサに周波数が共通する被測定信号入力を与えたときに、前記複数のミキサの出力のレベルおよび位相を測定するレベル・位相測定工程と、
    前記差分測定工程の測定結果に基づき、前記複数のミキサに共通の被測定信号入力を与えたときの前記レベル・位相測定工程の測定結果を補正する差分補正工程と、
    を備えた信号測定方法。
  8. 二つの入力の周波数の差に等しい周波数の信号を出力する複数のミキサと、前記複数のミキサに共通のローカル信号入力を与える単一のローカル信号源とを備えた信号測定装置における信号測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記信号測定処理が、
    前記複数のミキサに共通の補正信号入力を与えたときの、前記複数のミキサの出力間のレベル差および位相差を測定する差分測定工程と、
    前記複数のミキサに周波数が共通する被測定信号入力を与えたときに、前記複数のミキサの出力のレベルおよび位相を測定するレベル・位相測定工程と、
    前記差分測定工程の測定結果に基づき、前記複数のミキサに共通の被測定信号入力を与えたときの前記レベル・位相測定工程の測定結果を補正する差分補正工程と、
    を備えたプログラム。
  9. 二つの入力の周波数の差に等しい周波数の信号を出力する複数のミキサと、前記複数のミキサに共通のローカル信号入力を与える単一のローカル信号源とを備えた信号測定装置における信号測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    前記信号測定処理が、
    前記複数のミキサに共通の補正信号入力を与えたときの、前記複数のミキサの出力間のレベル差および位相差を測定する差分測定工程と、
    前記複数のミキサに周波数が共通する被測定信号入力を与えたときに、前記複数のミキサの出力のレベルおよび位相を測定するレベル・位相測定工程と、
    前記差分測定工程の測定結果に基づき、前記複数のミキサに共通の被測定信号入力を与えたときの前記レベル・位相測定工程の測定結果を補正する差分補正工程と、
    を備えた記録媒体。
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