JP5249144B2 - 運搬車両 - Google Patents

運搬車両 Download PDF

Info

Publication number
JP5249144B2
JP5249144B2 JP2009154679A JP2009154679A JP5249144B2 JP 5249144 B2 JP5249144 B2 JP 5249144B2 JP 2009154679 A JP2009154679 A JP 2009154679A JP 2009154679 A JP2009154679 A JP 2009154679A JP 5249144 B2 JP5249144 B2 JP 5249144B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
group
oil passage
oil
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009154679A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011011568A (ja
JP2011011568A5 (ja
Inventor
和彦 北沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sharyo Ltd filed Critical Nippon Sharyo Ltd
Priority to JP2009154679A priority Critical patent/JP5249144B2/ja
Publication of JP2011011568A publication Critical patent/JP2011011568A/ja
Publication of JP2011011568A5 publication Critical patent/JP2011011568A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5249144B2 publication Critical patent/JP5249144B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

本発明は、運搬車両に関し、特に、偏荷重許容範囲を偏荷重側に拡大し、荷物の積載作業を効率良く行うことができる運搬車両に関するものである。
製品や資材等を運搬する運搬車両が知られている。このような運搬車両には、荷台の下部に、車輪を備えた走行装置が複数個、設けられる。各走行装置は、路面の凹凸を吸収するための油圧シリンダを備える。
特許文献1は、運搬車両の前後方向に6個、左右方向に2個の合計12個の走行装置が設けられた運搬車両を開示している。これら12個の走行装置の油圧シリンダを、車両の前後方向に2つ、車両の左右方向に2つにグループ分けし、同一グループ内の油圧シリンダへは、共通の油圧配管から作動油が供給されるように構成した油圧回路が、特許文献1に開示されている。
このような構成によれば、グループ内の1本の油圧シリンダが縮まる(凸部を乗り越える)と、縮まった分の油は同グループ内の他の油圧シリンダへ移動するので、グループ内の複数本の油圧シリンダの伸縮により、路面の凹凸を吸収できる。また、各グループは、それぞれが1つの支持点として機能するので、左右方向に2点、前後方向に2点の合計4点の支持点により、荷台の支持を安定させることができる。
特許文献1には、さらに、積載された荷物の実荷重を検出し、この検出した実荷重を元に重心位置を計算し、表示する重心表示パネルが開示されている。荷物の重心位置が荷台の偏荷重許容範囲から外れると、搬送中に荷台が傾くなどの恐れがあるため、作業者は、この重心位置表示パネルによって、荷物の重心位置を確認する。荷物の重心位置が偏荷重許容範囲外であれば、荷物の積載作業をやり直さなければならない。
ここで、車軸数を多くするほど、大きな荷重に耐えることができ、その結果、偏荷重許容範囲を広くすることができる。車両前後方向に並ぶ車軸数が偶数の場合は、各グループに属する油圧シリンダの数が同数となるように、車両の前後方向を2つのグループに分けることができるから、車両前方の偏荷重許容範囲と、車両後方の偏荷重許容範囲とが、ほぼ等しくなるように設計することができる。
一方、車両寸法と積載量との関係から、車両前後方向の車軸数を奇数とせざるを得ない場合がある。この場合、奇数の車軸の油圧シリンダを2つのグループに等分割することはできないから、一方のグループに属する油圧シリンダ数が、他方のグループに属する油圧シリンダ数に比較して1車軸分、少なくなる。
図6は、従来の運搬車両を上面から視た場合の偏荷重許容範囲102を模式的に示す図である。図6に示すように、車両の前後方向の車軸数が5軸の運搬車両において、4つのグループを形成しようとすると、3本の油圧シリンダを含むグループ103と、2本の油圧シリンダを含むグループ104とが形成される。
その結果、図6に示すように、偏荷重許容範囲102は、油圧シリンダ100が多い一方のグループ103側(図6に示す例では紙面左側)において広く、油圧シリンダ100が少ない他方のグループ104側(図6に示す例では紙面右側)において狭くなるので、車両前後方向における中心線106に対して、偏荷重許容範囲102の形状は非対称である。
特開2001−71956号公報
しかしながら、上述のような運搬車両には、車両前方と後方との両方に運転室が設けられることがあり、車両前後方向の方向性を判断することが比較的困難であるため、実際の偏荷重許容範囲102ではなく、車両の前後方向に対称な狭い偏荷重許容範囲105を基準として、荷物の載置位置の良否を判定していた。そのため、本来の偏荷重許容範囲102を有効活用できず、作業者は不自由に感じていたという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、偏荷重許容範囲を偏荷重側に拡大し、荷物の積載作業を効率良く行うことができる運搬車両を提供することを目的としている。
この目的を解決するために請求項1記載の運搬車両は、荷台を備え、前記荷台を支持する油圧シリンダと、その油圧シリンダの伸縮によって上下動可能な車輪とを備える走行装置が、前記荷台の下部において車両の前後方向と左右方向とに並べて設けられたものであって、車両の前後方向の一端側に設けられた走行装置によって形成される第1グループの油圧シリンダへ、油圧源からの作動油を供給する第1油路と、車両の前後方向の他端側に設けられた走行装置によって形成される第2グループの油圧シリンダへ、油圧源からの作動油を供給する第2油路と、前記第1グループと前記第2グループとの間にある第3グループの油圧シリンダに、油圧源からの作動油を供給する第3油路と、前記第1油路、前記第2油路、および前記第3油路の各々に配設されて、前記油圧源から前記油圧シリンダ側への作動油の流通を許容すると共に、逆方向の流れを阻止する逆止弁と、前記逆止弁よりも下流側において、前記第1油路と前記第3油路とを接続する第1バイパス油路と、前記第1バイパス油路を連通させる連通状態と遮断する遮断状態とを切り替える第1切替手段と、前記逆止弁よりも下流側において、前記第2油路と前記第3油路とを接続する第2バイパス油路と、前記第2バイパス油路を連通させる連通状態と遮断する遮断状態とを切り替える第2切替手段とを備える。
請求項2記載の運搬車両は、請求項1記載の運搬車両において、前記第1油路、前記第2油路および前記第3油路のそれぞれを通じて前記油圧源からの作動油を前記第1グループ、前記第2グループおよび前記第3グループの各油圧シリンダに供給させることにより、各油圧シリンダの伸長に基づいて前記荷台を上昇させる上昇制御手段を備える。
請求項記載の運搬車両は、請求項1又は2記載の運搬車両において、前記油圧シリンダの油圧を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果に基づいて、前記荷物の重心位置を求める重心位置取得手段と、前記重心位置取得手段により求められた重心位置に基づいて、前記第1切替手段または前記第2切替手段を制御する制御手段とを備える。
請求項1記載の運搬車両によれば、第1切替手段により第1バイパス油路が連通状態とされると、第1バイパス油路を介して、第1グループ内の各油圧シリンダと第3グループ内の各油圧シリンダとの間で、作動油が流通する。すなわち、第1グループ内の油圧シリンダと、第3グループ内の油圧シリンダとのうち、いずれかの油圧シリンダが縮むと、その分の作動油は、第1グループまたは第3グループ内の他の油圧シリンダへ移動する。その結果、第1グループの油圧シリンダと第3グループの油圧シリンダとで1つのグループとして機能させることができる。換言すれば、第1グループの車軸数と第3グループの車軸数とを合計した車軸数のグループが形成されている場合と同程度まで、車両一端側における偏荷重許容範囲を拡大することができる。
同様に、第2切替手段により第2バイパス油路が連通状態とされると、第2バイパス油路を介して、第2グループ内の各油圧シリンダと第3グループ内の各油圧シリンダとの間で、作動油が流通する。その結果、第2グループの油圧シリンダと第3グループの油圧シリンダとで1つのグループとして機能させることができる。すなわち、第2グループの車軸数と第3グループの車軸数とを合計した車軸数のグループが形成されている場合と同程度まで、車両他端側における偏荷重許容範囲を拡大することができる。
したがって、各バイパス油路の連通状態と遮断状態とを、荷物の重心位置に応じて適宜切り替えることにより、偏荷重許容範囲を偏荷重側へ拡大し、荷物の積載作業を効率良く行うことができるという効果がある。
請求項2記載の運搬車両によれば、請求項1記載の運搬車両の奏する効果に加え、次の効果を奏する。即ち、上昇制御手段によって、油圧源からの作動油が、第1油路、第2油路および第3油路のそれぞれを通じて第1グループ、第2グループおよび第3グループの各油圧シリンダへ供給されると、各油圧シリンダは伸長する。これにより、各バイパス油路の状態に応じた偏加重許容範囲が維持されたまま、荷台は上昇する。よって、第1油路、第2油路および第3油路のそれぞれを通じて油圧源からの作動油を、第1グループ、第2グループおよび第3グループの各油圧シリンダへ供給させる制御だけで、荷台を好適に上昇させることができるという効果がある。
請求項記載の運搬車両によれば、請求項1又は2記載の運搬車両の奏する効果に加え、重心位置取得手段により求められた荷物の重心位置に基づいて、第1切替手段または第2切替手段が制御手段によって制御されるので、各バイパス油路の連通状態と遮断状態とを、荷物の重心位置に応じて適宜切り替えることができ、荷物の積載作業を一層効率良く行うことができるという効果がある。
(a)は、本発明の実施形態における運搬車両を側面から視た模式図であり、(b)は、運搬車両を上面から視た模式図である。 油圧制御回路の一例を示す回路図である。 運搬車両の上面から視た偏荷重許容範囲を模式的に示す図であって、(a)は、第1モードの場合を示す図であり、(b)は、第2モードの場合を示す図である。 運搬車両の電気的構成を模式的に示すブロック図である。 制御装置で実行される油圧制御処理を示すフローチャートである。 従来の運搬車両を上面から視た場合の偏荷重許容範囲を模式的に示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1(a)は、本発明の実施形態における運搬車両1を側面から視た模式図であり、(b)は、運搬車両1を上面から視た模式図である。
まず、図1を参照して、運搬車両1の概略構成について説明する。運搬車両1は、荷台2と、第1運転室4Aと、第2運転室4Bと、走行装置6とを主に備えて構成されている。この運搬車両1は、荷台2に積載される鉄板コイルなどの荷物を、運搬する車両である。特に、この運搬車両1は、偏荷重許容範囲を偏荷重側へ拡大し、荷物の積載作業を効率良く行うことができるように構成されている
なお、図1では、発明の理解を容易とするために、運搬車両1の主要な構成のみが図示されている。また、図1においては、運搬車両1の左右方向を矢印Xで図示し、前後方向を矢印Yにより図示している。さらに、図1においては、荷台2の下部に設けられた走行装置6をグループ化することにより形成されるグループ8L1,8R1,8L3,8R3,8L2,8R2を、1点鎖線を用いて図示している。
第1運転室4A,第2運転室4Bは、運搬車両1の前後方向の端部に設けられ、それぞれがハンドルや運転席等を備えている。本実施形態では、第1運転室4Aが設けられている方を、運搬車両1の前方とし、第2運転室4Bが設けられている方を、運搬車両1の後方として説明する。運搬車両1は、第1運転室4Aに乗り込んでの運転により、前方に走行され、第2運転室4Bに乗り込んでの運転により、後方に走行される。各走行装置6は荷台2に対して旋回可能に設けられているので、運搬車両1は、左旋回や右旋回しながら前後走行し得る。なお、運搬車両1の第1運転室4Aが設けられた側が、一端側に相当し、運搬車両1の運転室4Bが設けられた側が、他端側に相当する。
走行装置6は、荷台2を支持する油圧シリンダ6aと、その油圧シリンダ6aの伸縮によって上下動可能な車輪6bと、荷台2の下部に旋回可能に設けられたサスペンションブラケット6cと、サスペンションブラケット6cのアームに対し、上下方向に揺動可能なスイングアーム6dとを備え、スイングアーム6dが油圧シリンダ6aで支持されたジャッキアップ機構を構成する。この走行装置6は、荷台2の下部において、車両の前後方向に5個、車両の左右方向に2個並べて設けられる。
各油圧シリンダ6aへ作動油を供給する油圧制御回路10(図2を参照して後述)の構成上、走行装置6群は、運搬車両1の左右方向に2つ、前後方向に3つのグループに分けられる。運搬車両1の左前方に設けられた2つの走行装置6によって形成されるグループを、左側第1グループ8L1と称し、運搬車両1の右前方に設けられた2つの走行装置6によって形成されるグループを、右側第1グループ8R1と称し、運搬車両1の左後方に設けられた2つの走行装置6によって形成されるグループを、左側第2グループ8L2と称し、運搬車両1の右後方に設けられた2つの走行装置6によって形成されるグループを、右側第2グループ8R2と称する。また、左側第1グループ8L1と左側第2グループ8L2との間にあるグループを、左側第3グループ8L3と称し、右側第1グループ8R1と右側第2グループ8R2との間にあるグループを、右側第3グループ8R3と称する。
図2は、油圧制御回路10の一例を示す回路図である。油圧制御回路10は、荷台昇降用ソレノイドバルブ12、サスペンションブロック14、油路16L1,16L2,16L3,16R1,16R2,16R3、バイパス油路17L1,17L2,17R1,17R2、シャットオフバルブ18L1,18L2,18R1,18R2、圧力センサ20A,20B,20C,20Dを主に備える。
荷台昇降用ソレノイドバルブ12は、4ポート3位置の電磁弁で構成され、図示しない油圧源である油圧ポンプから、作動油が供給される。荷台昇降用ソレノイドバルブ12のコイルSが励磁され、切替位置(S)となると、油圧源からの作動油が、サスペンションブロック14と、油路16L1,16L2,16L3,16R1,16R2,16R3、とを介して、油圧シリンダ6aへ供給される。また、荷台昇降用ソレノイドバルブ12を中立位置とすることにより、各油圧シリンダ6aに作動油を封入した状態とすることができる。
サスペンションブロック14は、各油路16L1,16L2,16L3,16R1,16R2,16R3に配設されるが、全て同一の構成であるため、図2においては、左側第1グループ8L1へ作動油を供給する左側第1油路16L1に設けられたサスペンションブロック14にのみ、符号を付している。サスペンションブロック14は、上流側(油圧ポンプ側)より順に直列に接続された、油の流れ方向が異なる2台の手動(固定)絞り付き逆止め弁14a,14bとパイロット操作逆止め弁14cとを備える。パイロット操作逆止め弁14cは、油圧源から油圧シリンダ6a側への作動油の流通を許容すると共に、逆方向への流れを阻止する逆止弁として機能する。また、荷台昇降用ソレノイドバルブ12のコイルRが励磁され、切替位置(R)となると、パイロット操作逆止め弁14cへパイロット圧が供給され、各油路16L1,16L2,16L3,16R1,16R2,16R3の作動油は、サスペンションブロック14、荷台昇降用ソレノイドバルブ12を介してオイルタンク(図示せず)へ戻される。
油路としては、左側第1グループ8L1の油圧シリンダ6aへ作動油を供給する左側第1油路16L1と、左側第2グループ8L2の油圧シリンダ6aへ作動油を供給する左側第2油路16L2と、左側第3グループ8L3の油圧シリンダ6aへ作動油を供給する左側第3油路16L3と、右側第1グループ8R1の油圧シリンダ6aへ作動油を供給する右側第1油路16R1と、右側第2グループ8R2の油圧シリンダ6aへ作動油を供給する右側第2油路16R2と、右側第3グループ8R3の油圧シリンダ6aへ作動油を供給する右側第3油路16R3とが設けられる。
また、バイパス油路としては、左側第1バイパス油路17L1,左側第2バイパス油路17L2,右側第1バイパス油路17R1,右側第2バイパス油路17R2が設けられる。左側第1バイパス油路17L1は、サスペンションブロック14よりも下流側において、左側第1油路16L1と左側第3油路16L3とを接続する。左側第2バイパス油路17L2は、サスペンションブロック14よりも下流側において、左側第2油路16L2と左側第3油路16L3とを接続する。右側第1バイパス油路17R1は、サスペンションブロック14よりも下流側において、右側第1油路16R1と右側第3油路16R3とを接続する。右側第2バイパス油路17R2は、サスペンションブロック14よりも下流側において、右側第2油路16R2と右側第3油路16R3とを接続する。
シャットオフバルブ18L1,18L2,18R1,18R2は、2ポート常時閉電磁弁で構成され、各バイパス油路17L1,17L2,17R1,17R2に配置される。このシャットオフバルブ18L1,18L2,18R1,18R2のコイルを励磁して作動させることにより、各バイパス油路17L1,17L2,17R1,17R2を連通状態とすることができる。一方、シャットオフバルブ18を非作動とすることにより、各バイパス油路17L1,17L2,17R1,17R2を遮断状態とすることができる。左側第1シャットオフバルブ18L1は、左側第1バイパス油路17L1に配置され、その連通/遮断状態を切り替える。左側第2シャットオフバルブ18L2は、左側第2バイパス油路17L2に配置され、その連通/遮断状態を切り替える。右側第1シャットオフバルブ18R1は、右側第1バイパス油路17R1に配置され、その連通/遮断状態を切り替える。右側第2シャットオフバルブ18R2は、右側第2バイパス油路17R2に配置され、その連通/遮断状態を切り替える。
例えば、左側第1シャットオフバルブ18L1と右側第1シャットオフバルブ18R1とを作動させ、左側第1バイパス油路17L1および右側第1バイパス油路17R1を連通状態とすると、左側第1グループ8L1内の各油圧シリンダ6a(No.1,No.3)と左側第3グループ8L3内の各油圧シリンダ6a(No.5)との間では、左側第1バイパス油路17L1を介して、作動油が流通する。また、右側第1グループ8R1内の各油圧シリンダ6a(No.2,No.4)と、右側第3グループ8R3内の各油圧シリンダ6a(No.6)との間では、右側第1バイパス油路17R1を介して、作動油が流通する。したがって、例えば、左側第1グループ8L1内の油圧シリンダ6aと、左側第3グループ8L3内の油圧シリンダ6aとのうち、いずれかの油圧シリンダ6aが縮むと、その分の作動油は、左側第1グループ8L1または左側第3グループ8L3内の他の油圧シリンダ6aへ移動する。すなわち、左側第1グループ8L1の油圧シリンダ6aと左側第3グループ8L3の油圧シリンダとで1つのグループとして機能させることができる。同様に、右側第1グループ8R1の油圧シリンダ6aと右側第3グループ8R3の油圧シリンダ6aとで1つのグループとして機能させることができる。その結果、車両前方側に偏荷重許容範囲を拡大することができるのであるが、詳細は図3を参照して後述する。
なお、第1油路16L1,16R1、第2油路16L2,16R2には、それぞれ、圧力センサ20A,20B,20C,20Dが設置される。これらの圧力センサ20A,20B,20C,20Dにより、各油圧シリンダ6aの油圧が検出される。例えば、左側第1バイパス油路17L1が連通状態にあるときには、左側第1グループ8L1の油圧シリンダ6a(No.1,No.3)の油圧と左側第3グループ8L3の油圧シリンダ6a(No.5)の油圧とが、圧力センサ20Aにより検出される。一方、左側第1バイパス油路17L1が遮断状態にあるときには、左側第1グループ8L1の油圧シリンダ6aの油圧のみが圧力センサ20Aにより検出される。
図3は、運搬車両1の上面から視た偏荷重許容範囲30を模式的に示す図であり、図3(a)は、偏荷重許容範囲30を運搬車両1の前方に拡大するモード(以下、第1モードと称する)の場合を示し、図3(b)は、偏荷重許容範囲30を運搬車両1の後方に拡大するモード(以下、第2モードと称する)の場合を示す。図3において、油圧シリンダ6aを示す各円の中に描かれた数字は、図2において各油圧シリンダ6aに付した数字と対応している。なお、図3は模式図であり、各油圧シリンダ6aの配置や縮尺は、必ずしも正確には図示していない。
図3(a)に示す第1モードにおいては、第1シャットオフバルブ18L1,18R1(図2)を作動させることにより第1バイパス油路17L1,17R1を連通状態とし、第2シャットオフバルブ18L2,18R2を非作動とすることにより第2バイパス油路17L2,17R2を遮断状態とする。これにより、左側第1グループ8L1の油圧シリンダ6a(No.1,No.3)と、左側第3グループ8L3の油圧シリンダ6a(No.5)とを1つのグループ8Uとして機能させることができる。また、右側第1グループ8R1の油圧シリンダ6a(No.2,No.4)と、右側第3グループ8R3の油圧シリンダ6a(No.6)とを1つのグループ8Uとして機能させることができる。荷台2を支持する上で、1つの支点として機能するグループ8Uを、図3においては一点鎖線で囲い示している。第1モードによれば、第1グループ8L1,8R1(図1)の車軸数と第3グループ8L3,8R3の車軸数とを合計した車軸数のグループが形成されている場合と同程度まで、運搬車両1の前方側(車両一端側)における偏荷重許容範囲30を拡大できる。
同様に、図3(b)に示す第2モードにおいては、第2シャットオフバルブ18L2,18R2(図2)を作動させることにより第2バイパス油路17L2,17R2を連通状態とし、第1シャットオフバルブ18L1,18R1を非作動とすることにより第1バイパス油路17L1,17R1を遮断状態とする。これにより、左側第2グループ8R2の油圧シリンダ6a(No.7,No.9)と、左側第3グループ8L3の油圧シリンダ6a(No.5)とを1つのグループ8Uとして機能させることができる。また、右側第2グループ8R2の油圧シリンダ6a(No.8,No.10)と、右側第3グループ8R3の油圧シリンダ6a(No.6)とを1つのグループ8Uとして機能させることができる。その結果、第2モードにおいては、第2グループ8L2,8R2(図1)の車軸数と第3グループ8L3,8R3の車軸数とを合計した車軸数のグループが形成されている場合と同程度まで、運搬車両1の後方側(車両他端側)における偏荷重許容範囲30を拡大できる。
運搬車両1によれば、各バイパス油路17L1,17L2,17R1,17R2(図2)の連通状態と遮断状態とを、荷物の重心位置に応じて適宜切り替えることにより、偏荷重許容範囲30を偏荷重側へ拡大し、荷物の積載作業を効率良く行うことができる。
図4は、運搬車両1の電気的構成を模式的に示すブロック図である。制御装置40は、運搬車両1の各部を制御するための制御装置であり、CPU41、ROM42及びRAM43を備え、これらがバスライン44を介して入出力ポート45にそれぞれ接続されている。また、入出力ポート45には、図2を参照して説明した油圧制御回路10の他、荷重・重心位置検出装置46、重心表示パネル48が接続されている。
CPU41は、バスライン44により接続された各部を制御する演算装置である。ROM42は、CPU41により実行される制御プログラム(例えば、図5に図示される油圧制御処理)や固定値データ等を格納した書き換え不能な不揮発性のメモリである。RAM43は、制御プログラムの実行時に各種のワークデータやフラグ等を書き換え可能に記憶するためのメモリである。
荷重・重心位置検出装置46は、圧力センサ20A〜20Dと、圧力センサ20A〜20Dによる検出結果に基づいて各種の演算を行う演算部46aと、その演算部46aの演算結果を書換可能に記憶する記憶部46bとを備える。この荷重・重心位置検出装置46は、圧力センサ20A〜20Dによる検出結果に基づいて、荷台2上に積載された荷物の実荷重を求める。また、圧力センサ20A〜20Dによる検出結果と実荷重とに基づいて、荷物の重心位置を求め、出力する。なお、圧力センサ20A〜20Dの検出結果に基づいて、実荷重および重心位置を求める具体的な演算方法は公知であるため、詳細な説明は省略する。
制御装置40は、荷重・重心位置検出装置46により求められた実荷重に基づいて、その実荷重に対応した偏荷重許容範囲30(図3)を求める。また、その求めた偏荷重許容範囲30に、荷物の重心位置が含まれるか否かを判断する。そして、制御装置40は、その判断結果に基づいて、油圧制御回路10の荷台昇降用ソレノイドバルブ12,シャットオフバルブ18等を制御するが、詳細は、図5を参照して後述する。
重心表示パネル48は、荷重・重心位置検出装置46から出力される実荷重と重心位置を表示する装置であり、例えば、第1運転室4Aと第2運転室4B(図1)とに設置される。作業者は、この重心表示パネル48により、重心位置が偏荷重許容範囲30(図3)に入っているか否かを視認することができる。
図5は、制御装置40で実行される油圧制御処理を示すフローチャートである。この処理は、荷物の偏荷重側に、偏荷重許容範囲30を拡大するための処理であって、運搬車両1に対する荷物の積載作業時に実行される。
まず、制御装置40は、第1シャットオフバルブ18L1,18R1(図2)を作動させ、第2シャットオフバルブ18L2,18R2を非作動とすることにより、第1バイパス油路17L1,17R1を連通状態とし、且つ、第2バイパス油路17L2,17R2を遮断状態として、第1モードに切り替える(S502)。次に、制御装置40は、荷台昇降用ソレノイドバルブ12を、切替位置(S)に切り替える。これにより、各油圧シリンダ6aへ作動油が供給され、荷台2を上昇させることができる(S504)。荷台2が所定位置まで上昇した後は、荷台昇降用ソレノイドバルブ12を中立位置に切り替える。
荷台2が上昇した状態において、作業者は、例えばクレーンなどによって、荷台2上に荷物を積載する。そして、積載作業が完了し、例えば、運転室4A,4Bに設けられた所定のスイッチを作業者が操作することにより、操作完了の信号が入力されると、制御装置40は、積載作業が終了したと判断する(S506:Yes)。なお、S506の判断が否定される間は(S506:No)、処理を待機する。
次に、制御装置40は、荷重・重心位置検出装置46から出力される実荷重と重心位置とを読み込み(S508)、読み込んだ実荷重に応じた第1モードの偏荷重許容範囲30(図3)を求める(S509)。次に、求めた偏荷重許容範囲30内に重心位置があるか否かを判断する(S510)。S510の判断が肯定される場合(S510:Yes)、モードを切り替える必要がないため、この処理を終了する。
一方、S510の判断が否定される場合(S510:No)、制御装置40は、荷台昇降用ソレノイドバルブ12を、切替位置(R)に切り替える。これにより、各油圧シリンダ6aの作動油を、オイルタンク(図示せず)へ戻し、荷台2を下降させることができる(S512)。次に、制御装置40は、第1シャットオフバルブ18L1,18R1(図2)を非作動とし、第2シャットオフバルブ18L2,18R2を作動させることにより、第1バイパス油路17L1,17R1を遮断状態とし、且つ、第2バイパス油路17L2,17R2を連通状態として、第2モードに切り替える(S514)。次に、制御装置40は、荷台昇降用ソレノイドバルブ12を切替位置(S)に切り替えて、荷台2を上昇させ(S516)、処理を終了する。
このようにすれば、積載された荷物の重心位置が運搬車両1の後方にあり、第1モードの偏荷重許容範囲30外となっている場合は、自動的に第2モードに切り替えて、偏荷重側である車両後方側に、偏荷重許容範囲30を拡大することができる。その結果、積載作業がやり直しとなることを抑制できる。
なお、S516の処理の後、制御装置40により、第2モードの偏荷重許容範囲30を求め、その偏荷重許容範囲30内に重心位置があるか否かを判断し、第2モードの偏荷重許容範囲30にも含まれないと判断された場合には、重心位置NGの判定を出力するように、図5に示す油圧制御処理を構成しても良い。
運搬装置1によれば、荷重・重心位置検出装置46により求められた荷物の実荷重と重心位置とに基づいて、各バイパス油路17L1,17L2,17R1,17R2の連通状態と遮断状態とを、荷物の重心位置に応じて適宜切り替えることができるので、荷物の積載作業を一層効率良く行うことができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記各実施形態で挙げた具体的数値は一例であり、他の数値を採用することは当然可能である。また、運搬車両1に設ける走行装置6の個数も、適宜変更可能であるが、運搬車両1の前後方向に奇数個の走行装置6が並ぶ場合に、本発明は特に好適に適用される。
また、上記実施形態では、荷物の重心位置が偏荷重許容範囲30内にあるか否かを制御装置40により判断していたが、作業者自身で荷物の重心位置を確認し、第1モードとするか第2モードとするかを作業者自身の判断で切り替えるように構成しても良い。また、第1モードと第2モードとの切替を、作業者が遠隔操作により行うことができるように、運搬車両1を構成しても良い。
1 運搬車両
2 荷台
6 走行装置
6a 油圧シリンダ
6b 車輪
8L1,8R1 第1グループ
8L2,8R2 第2グループ
8L3,8R3 第3グループ
14c パイロット操作逆止め弁(逆止弁)
16L1,16R1 第1油路
16L2,16R2 第2油路
16L3,16R3 第3油路
17L1,17R1 第1バイパス油路
17L2,17R2 第2バイパス油路
18L1,18R1 第1シャットオフバルブ(第1切替手段)
18L2,18R2 第2シャットオフバルブ(第2切替手段)
20A,20B,20C,20D 圧力センサ(検出手段)
40 制御装置(制御手段)
46 荷重・重心位置検出装置(重心位置取得手段)
S504,S516 上昇制御手段

Claims (3)

  1. 荷台を備え、
    前記荷台を支持する油圧シリンダと、その油圧シリンダの伸縮によって上下動可能な車輪とを備える走行装置が、前記荷台の下部において車両の前後方向と左右方向とに並べて設けられた運搬車両であって、
    車両の前後方向の一端側に設けられた走行装置によって形成される第1グループの油圧シリンダへ、油圧源からの作動油を供給する第1油路と、
    車両の前後方向の他端側に設けられた走行装置によって形成される第2グループの油圧シリンダへ、油圧源からの作動油を供給する第2油路と、
    前記第1グループと前記第2グループとの間にある第3グループの油圧シリンダに、油圧源からの作動油を供給する第3油路と、
    前記第1油路、前記第2油路、および前記第3油路の各々に配設されて、前記油圧源から前記油圧シリンダ側への作動油の流通を許容すると共に、逆方向の流れを阻止する逆止弁と、
    前記逆止弁よりも下流側において、前記第1油路と前記第3油路とを接続する第1バイパス油路と、
    前記第1バイパス油路を連通させる連通状態と遮断する遮断状態とを切り替える第1切替手段と、
    前記逆止弁よりも下流側において、前記第2油路と前記第3油路とを接続する第2バイパス油路と、
    前記第2バイパス油路を連通させる連通状態と遮断する遮断状態とを切り替える第2切替手段とを備えることを特徴とする運搬車両。
  2. 前記第1油路、前記第2油路および前記第3油路のそれぞれを通じて前記油圧源からの作動油を前記第1グループ、前記第2グループおよび前記第3グループの各油圧シリンダに供給させることにより、各油圧シリンダの伸長に基づいて前記荷台を上昇させる上昇制御手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の運搬車両。
  3. 前記油圧シリンダの油圧を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づいて、前記荷物の重心位置を求める重心位置取得手段と、
    前記重心位置取得手段により求められた重心位置に基づいて、前記第1切替手段または前記第2切替手段を制御する制御手段とを備える請求項1又は2記載の運搬車両。
JP2009154679A 2009-06-30 2009-06-30 運搬車両 Active JP5249144B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009154679A JP5249144B2 (ja) 2009-06-30 2009-06-30 運搬車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009154679A JP5249144B2 (ja) 2009-06-30 2009-06-30 運搬車両

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011011568A JP2011011568A (ja) 2011-01-20
JP2011011568A5 JP2011011568A5 (ja) 2012-08-09
JP5249144B2 true JP5249144B2 (ja) 2013-07-31

Family

ID=43590882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009154679A Active JP5249144B2 (ja) 2009-06-30 2009-06-30 運搬車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5249144B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7299824B2 (ja) * 2018-11-30 2023-06-28 日本車輌製造株式会社 搬送台車

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5077919U (ja) * 1973-11-21 1975-07-07
JP2906525B2 (ja) * 1990-02-06 1999-06-21 井関農機株式会社 移動農機の走行姿勢制御方式
JP2596081Y2 (ja) * 1993-07-16 1999-06-07 日産ディーゼル工業株式会社 油圧サスペンション装置
JP3703344B2 (ja) * 1999-09-07 2005-10-05 Tcm株式会社 荷役車両
JP2005145285A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Komatsu Ltd 車両の油気圧懸架装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011011568A (ja) 2011-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5119363B2 (ja) 運搬車両
JP5793199B2 (ja) 運搬車両
JP5898763B2 (ja) 運搬車両
JP6450268B2 (ja) ホイールローダと、当該ホイールローダの運搬作業情報の自動積算方法
JP5055439B2 (ja) 運搬車両
JP5746802B2 (ja) 運搬車両
CN103857616B (zh) 叉车
JP5249144B2 (ja) 運搬車両
JP2013028306A (ja) 運搬車両
JP2011011568A5 (ja)
CN107428282A (zh) 运输用车辆
JP3703344B2 (ja) 荷役車両
JP6524038B2 (ja) 運搬車両
JP6457380B2 (ja) 運搬車両
JP5774405B2 (ja) 作業機械
JP5178337B2 (ja) 運搬台車装置
JP4162628B2 (ja) 重心表示装置
JP3810241B2 (ja) 重心表示装置
JP2000159499A (ja) フォークリフトトラックのチルト制御装置
JP2001105824A (ja) 荷役車両
JPH04256698A (ja) フォークリフトの制御装置
JPH04256699A (ja) フォークリフトの制御装置
JP2018004011A (ja) 走行制御装置、作業車両及び走行制御方法
JP2016210372A (ja) 作業車両のステアリング装置
JP2009143418A (ja) 作業車両の独立型サスペンション

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120625

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130409

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5249144

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250