JP5248072B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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本発明はメンテナンス部品を搭載する燃料電池システムに関する。
従来、燃料電池システムとして、側方に開放する側面開口と側面開口を開閉する蓋部材とを備えるハウジングを備えるものが知られている(特許文献1)。ハウジングの内部には、燃料電池のスタック、アノードガス配管、改質器、カソードガス配管、メンテナンス部品を保持する。メンテナンス部品をメンテナンスするときには、ハウジングの蓋部材を開放してハウジングの側面開口を開放させ、側面開口を介してメンテナンス部品を外方に露出させる。
特開2006−140164号公報
産業界では、メンテナンス部品のメンテナンス作業を更に容易にすることが要請されている。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、メンテナンス部品のメンテナンス作業を更に容易にすることができる燃料電池システムを提供することを課題とする。
本願発明に係る燃料電池システムは、アノードおよびカソードを有する発電可能な燃料電池と、アノード活物質を含むアノード流体をアノード流体原料から生成して燃料電池のアノードにアノード流体配管を介して供給する改質器と、カソード活物質を含むカソード流体を燃料電池のカソードに供給するカソード流体配管と、メンテナンス時に点検、補修および交換のうちの少なくとも一つが実行されるメンテナンス部品と、側方に開放する側面開口と側面開口を開閉する蓋部材とを備え、且つ、燃料電池、アノード流体配管、改質器、カソード流体配管、メンテナンス部品を収容するハウジングとを具備しており、メンテナンス部品は、蓋部材を開放して側面開口を開放させるとき、側面開口を介して外方に露出すると共に、ハウジングに対して外方に取り出し可能に設けられており、ハウジングは、メンテナンス部品を保持する保持部をもちハウジングの外方と内方との間において移動可能な可動部材と、可動部材が移動するとき可動部材をハウジングの外方および内方に案内する案内部とを備えており、メンテナンス部品は、改質器で使用される改質用の水を生成する水精製器、水精製器に保持され水精製能力をもつ水精製材料、アノード流体原料を脱硫する脱硫器、および、脱硫器に保持され脱硫能力をもつ脱硫材料のうちの少なくとも一つである
蓋部材を開放してハウジングの側面開口を開放させるとき、メンテナンス部品は、ハウジングの側面開口を介して外方に露出する。更に、メンテナンス部品は、ハウジングに対して外方に取り出し可能に設けられている。このためメンテナンス部品のメンテナンス作業を更に容易にすることができる。ここで、取り出し可能とは、メンテナンス部品をハウジングから離脱させるようにハウジングの外方に取り出す形態と、メンテナンス部品をハウジングから離脱させないでハウジングの外方に引き出す形態とを含む意味である。なお、ハウジングの側面開口としては、正面開口、右側面開口、左側面開口、背面開口のいずれでも良い。
本願発明によれば、メンテナンス部品は、発電運転時に使用され且つメンテナンス時に点検、補修および交換のうちの少なくとも一つが実行されるものである。メンテナンス部品は、例えば、改質器で使用される改質用の水を精製する水精製器、水精製器に保持され水精製能力をもつ水精製材料、アノードガス原料を脱硫する脱硫器、および、脱硫器に保持され脱硫能力をもつ脱硫材料のうちの少なくとも一方である。あるいは、カソートガスの塵埃を除去するフィルタ、改質器バーナ用空気の塵埃を除去するフィルタ、インバータ冷却用空気の塵埃を除去するフィルタ等のうちの少なくとも一つがあげられる。水精製材料としてイオン交換材料が例示される。燃料電池はアノードおよびカソードを有する発電可能なものである。改質器は、アノード活物質を含むアノード流体をアノードガス原料から改質反応により生成し、生成したアノード流体を燃料電池のアノードにアノード流体配管を介して供給する。アノード流体配管は、アノード流体を燃料電池のアノードに供給する配管である。アノード流体としては、水素ガス、水素含有ガス、メタノールが例示される。カソード流体配管は、カソード活物質を含むカソード流体を燃料電池のカソードに供給する配管である。カソード流体としては、酸素ガス、酸素含有ガス、空気が例示される。
本願発明によれば、ハウジングは、メンテナンス部品を保持する保持部をもちハウジングの外方と内方との間において移動可能な可動部材と、可動部材が移動するとき可動部材をハウジングの外方または内方に案内する案内部とを備えている。この場合、可動部材を案内する案内部が設けられている。このため、メンテナンス部品をハウジングの外方または内方に移動させる操作が容易となる。
また、ハウジングは、ハウジングの補強のためにハウジングの高さ方向においてハウジングの側面開口を横断してハウジングに橋架状態に固定された橋架補強部材をもつことができる。この場合、燃料電池システムの発電に関連する配管は、橋架補強部材に沿う方向に配設されていることが好ましい。燃料電池システムの発電に関連する配管としては、アノード流体配管、カソード流体配管が例示される。更に、燃料電池で発電された後のアノードオフ流体を通過させるアノードオフ流体配管でも良いし、燃料電池で発電された後のカソードオフ流体を通過させるカソードオフ流体配管でも良い。更に、改質器で生成されたアノード流体を燃料電池に供給しないように燃料電池を迂回させつつ改質器のバーナに供給する迂回配管が例示される。上記した燃料電池システムに関連する配管としては、配管のうちの少なくとも一つにできる。
本願発明に係る他の燃料電池システムは、アノードおよびカソードを有する発電可能な燃料電池と、アノード活物質を含むアノード流体をアノードガス原料から生成して燃料電池のアノードにアノード流体配管を介して供給する改質器と、カソード活物質を含むカソード流体を燃料電池のカソードに供給するカソード流体配管と、メンテナンス時に点検、補修および交換のうちの少なくとも一つが実行されるメンテナンス部品と、燃料電池、アノード流体配管、改質器、カソード流体配管、メンテナンス部品を収容するハウジングとを具備しており、ハウジングは、メンテナンス部品を保持する保持部をもちハウジングの外方と内方との間において移動可能な可動部材と、可動部材が移動するとき可動部材を案内する案内部とを備えている。
本願発明に係る他の燃料電池システムによれば、メンテナンス部品を保持する保持部をもつ可動部材を案内部によりハウジングの外方と内方との間において移動可能とすることができる。このため、メンテナンス部品を可動部材と共にハウジングの外方に移動させれば、メンテナンス部品がハウジングの外方に露出するため、メンテナンス部品のメンテナンス作業を容易に実施することができる。ここで、可動部材は、メンテナンス部品を保持する保持部をもち、ハウジングの外方と内方との間において移動可能である。案内部は、可動部材が移動するとき可動部材を案内する。
また、メンテナンス部品は、例えば、改質器で使用される改質用の水を生成する水精製器、水精製器に保持され水精製能力をもつ水精製材料、アノード流体原料を脱硫する脱硫器、および、脱硫器に保持され脱硫能力をもつ脱硫材料のうちの少なくとも一つである。あるいは、カソートガスの塵埃を除去するフィルタ、カソートガスの塵埃を除去するフィルタ、改質器バーナ用空気の塵埃を除去するフィルタ、インバータ冷却用空気の塵埃を除去するフィルタ等のうちの少なくとも一つがあげられる。水精製材料としてイオン交換材料が例示される。
さらに、本願発明に係る他の燃料電池システムは、アノードおよびカソードを有する発電可能な燃料電池と、アノード活物質を含むアノード流体をアノード流体原料から生成して燃料電池のアノードにアノード流体配管を介して供給する改質器と、カソード活物質を含むカソード流体を燃料電池のカソードに供給するカソード流体配管と、燃料電池、アノード流体配管、改質器、カソード流体配管を収容するハウジングとを具備しており、ハウジングは、ハウジングの補強のためにハウジングの高さ方向においてハウジングの側面開口を横断してハウジングに橋架状態に固定された橋架補強部材をもち、燃料電池システムの発電に関連する配管は、橋架補強部材に沿う方向に配設されている。橋架補強部材に妨げられず、当該配管を外すことができ、配管のメンテナンス作業が容易となる。更に、メンテナンス部品(水精製器、脱硫器など)のメンテナンス作業を更に容易にすることができる。当該配管は前記した記載を準用できる。
本願発明に係る燃料電池システムの好ましい形態によれば、橋架補強部材は、側面開口において横断方向に沿って延設された第1延設部と、横断方向において第1延設部に対してずらして側面開口において横断方向に沿って延設され且つ第1延設部の高さと異なる高さをもつ第2延設部と、ハウジングの高さ方向に沿って延設され第1延設部と第2延設部とを連結する連結部とを備えている。橋架補強部材はハウジングの側面開口側を補強することができる。橋架補強部材は、燃料電池の荷重の少なくとも一部を支えることができる。
本願発明に係る燃料電池システムは、ハウジング内に制御装置が固定されており、ハウジングは側面板をもち、側面板はハウジング内の制御装置のボディで補強されている形態がある。この場合、ハウジングの側面板は、ハウジング内に固定されている制御装置のボディで補強され、高剛性化される。また、ハウジング内に制御装置のボディが固定されており、スタックはスタック取付部材をもち、スタック取付部材は、ハウジング内の制御装置のボディに固定されている形態があるこの場合、スタックの荷重は、スタック取付部材を介して、ハウジング内の制御装置のボディに支えられる。
本発明によれば、メンテナンス部品のメンテナンス作業を更に容易にすることができる燃料電池システムを提供することができる。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1について図1〜図9を参照して説明する。図1において、配管は実線で示され、制御装置40に繋がる信号線は破線で示されている。原料ガス供給源1(天然ガス等のアノード流体原料を供給する供給源)からスタック2のアノードガス入口2iに繋がるアノードガス配管3(アノード流体配管)が設けられている。アノードガス配管3は配管3a,3cを備えている。
図1に示すように、アノードガス配管3には上流側から、主要構成要素として、改質器4と、第1凝縮器11と、スタック2とがこの順で直列に配置されている。スタック2は、アノード流体としてのアノードガスと、カソード流体としてのカソードガスにより発電する多数の燃料電池セルを組み付けたものである。スタック2は、アノードガスが供給されるアノード2aと、カソードガス(一般的には空気)が供給されるカソード2cと、アノード2aとカソード2cとの間に配置された電解質膜2mとをもつ。電解質膜2mは固体高分子膜が例示される。カソードガスは、カソードガス配管15(カソード流体配管)、第4ポンプ84を経てスタック2のカソード入口2xからカソード2cに供給され、スタック2の内部を通過して発電反応に使用され、スタック2のカソード出口2yから吐出される。
本実施形態によれば、第1凝縮器11は、スタック2のアノードガス入口2iに供給される反応ガスとしてのアノードガス(アノード流体)に含まれている水分を凝縮させて凝縮水を生成するものである。第1凝縮器11は、冷却水等の冷却液が流れる冷却部を有しており、冷却部により水分を凝縮させる構造とされているが、これに限定されない。第1凝縮器11に溜まっている水量を検知する第1水位センサ16が第1凝縮器11に付設されている。
第1凝縮器11の入口の上流に改質器4が設けられている。改質器4は、原料ガス供給源1から供給される改質前の原料ガス(例えば天然ガス、都市ガス等の原料ガス)を改質反応(水蒸気を利用した改質反応)により水素(活物質)リッチなガスに改質させるものである。改質器4は、アノードガスを改質反応(水蒸気を利用した改質反応)により改質させる改質反応部5と、改質反応部5を加熱させる加熱部としてのバーナー6とを備えている。よって、改質器4では、バーナー6で燃焼が生じると、改質反応部5が高温に加熱される。このとき原料ガスおよび原料水が改質反応部5に供給されると、水蒸気および改質反応部5の熱により、原料ガスは改質されて水素含有ガス(アノードガス)となる。このような改質反応が改質反応部5において行われる。従って、改質反応を経たアノードガス(反応ガス)は、水蒸気を多く含む。改質反応部5における改質反応を経たアノードガスは、第1凝縮器11および第6開閉弁46を経てスタック2のアノードガス入口2iからアノード2aに供給される。ここで、改質反応後のアノードガスに含まれている水蒸気の一部は、冷却機能をもつ第1凝縮器11により凝縮されて凝縮水となる。従って、スタック2のアノード2aに供給されるアノードガスの湿度は適正化される。
図1に示すように、アノードガス配管3のうち、改質器4の改質反応部5の入口4iの上流とアノードガス供給源1とを繋ぐ配管3aには、第3開閉弁43、第1ポンプ81、脱硫器13、第4開閉弁44が直列にこの順に配置されている。アノードガス配管3の配管3aから分岐した分岐配管10が設けられている。アノードガス供給源1は分岐配管10を介して改質器4のバーナー6の入口6eに繋がれている。分岐配管10には第2ポンプ82が設けられている。第2ポンプ82が駆動すると、アノードガス供給源1のアノードガスは入口6eからバーナー6に供給され、バーナー6で燃焼される。バーナー6は図示しない空気供給装置により燃焼用の外気を取り入れる。
図1に示すように、第1凝縮器11の底部と貯留部7とを繋ぐ第1排水配管11aが設けられている。第1排水弁41は第1排水配管11aに設けられている。従って、第1排水弁41は、第1凝縮器11の排水孔11cと貯留部7の第1入口7fとの間に設けられている。第1排水弁41は、第1凝縮器11の底部に溜まっている水を排出するためのものである。第1凝縮器11の水を重力を利用して排水させるため、第1排水弁41は第1凝縮器11の下方に配置されている。第1排水弁41は、第1凝縮器11の排水口11cと貯留部7の第1入口7fとの連通を遮断する閉鎖状態と、第1凝縮器11の排水口11cと貯留部7の第1入口7fとを連通させ、第1凝縮器11の水を貯留部7の第1入口7fに排出する開放状態とに切替可能とされている。
図1に示すように、貯留部7は、第1凝縮器11で溜まった凝縮水を貯留する。ここで、貯留部7は、水を貯留する貯留室70aをもつ水貯留部70と、水貯留部70に貯留されている水を精製して改質用水を生成するための水精製器71とをもつ。第1凝縮器11の底部に溜まった凝縮水は、第1排水弁41の開放により、第1排水配管11aおよび第1排水弁41を介して貯留部7の第1入口7fに供給され、水貯留部70を介して水精製器71に至る。水精製器71はイオン交換膜などの水精製能力をもつ水精製材料71cを有する。水精製器71または水精製樹脂材料71cは、メンテナンス部品であり、メンテナンス時に点検、補修または交換される。貯留部7の水の純度が充分でないときであっても、その水は、水精製器71により浄化されて純水化される。改質反応部5における改質反応で水を再利用するためである。
図1に示すように、貯留部7の水精製器71の出口71eと改質反応部5の入口4iとは、給水配管75を介して繋がっている。給水配管75には第3ポンプ83および第5開閉弁45が設けられている。従って、水精製器71により純化された水は、第3ポンプ83の駆動により、給水配管75を介して改質器4の改質反応部5に原料水として供給され、改質反応に使用される。
図1に示すように、アノードガス配管3には、第1凝縮器11の出口と燃料電池のスタック2のアノードガス入口2iとを繋ぐ配管3cが設けられている。配管3cには、圧力センサ20および第6開閉弁46がこの順で直列に設けられている。スタック2のアノードオフガス出口2oは、改質器4のバーナー6のオフガス入口6aに帰還配管23を介して改質器4のバーナー6に繋がる。帰還配管23には、これの上流から、第7開閉弁47,第2凝縮器12がこの順で直列に配置されている。スタック2のアノードオフガス出口2oから吐出されたアノードオフガスにはアノードガス成分(活物質である水素)が残留していることがある。このため、アノードオフガスは、第7開閉弁47の開放によりバーナー6のオフガス入口6aに至り、バーナー6で燃焼される。この場合、アノードオフガスは第2凝縮器12を通過するため、アノードオフガスに含まれている水分が凝縮して取り除かれる。このためアノードオフガスはバーナー6で良好に燃焼される。アノードオフガス(アノードオフ流体)は、アノードガスが発電反応した後のガスを意味する。
図1に示すように、第2凝縮器12はこれの水位を検知する第2水位センサ14をもつ。第2凝縮器12に凝縮水が溜まった所定量を第2水位センサ14が検知すると、第2排水弁42が開放する。これにより第2排水配管12aを介して貯留部7の第2入口7sに供給される。第2排水弁42は、第2凝縮器12の排水口12cと貯留部7の第2入口7sとの連通を遮断する閉鎖状態と、第2凝縮器12の排水口12cと貯留部7の第2入口7sとを第2排水配管12aを介して連通させて、第2凝縮器12の水を貯留部7の水貯留部70に排出する開放状態とに切替可能とされている。第2排水配管12aは、水貯留部70の第2入口7sと第2凝縮器12の排水口12cとを連通している。
図1に示すように、貯留部7は第1凝縮器11および第2凝縮器12の下方に配置されている。第1排水弁41および第2排水弁42は、第1凝縮器11および第2凝縮器12の下方でかつ貯留部7よりも上方に配置されている。第1凝縮器11および第2凝縮器12に溜まった水を重力で貯留部7の水貯留部70が受けるためである。
図1に示すように、アノードガス配管3には迂回配管9が設けられている。迂回配管9は、アノードガス配管3と帰還配管23とを連通させており、本システムの起動初期時において改質されたアノードガスがスタック2に供給されないように、スタック2のアノード2aを迂回させるものである。迂回配管9には第8開閉弁48が設けられている。改質器4の起動初期では、改質されたアノードガスの組成が充分に安定していないことがある。このため、第6開閉弁46(スタック2のアノードガス入口2iを開閉するバルブ)および第7開閉弁47(スタック2のアノードオフガス出口2oを開閉するバルブ)が閉鎖している状態で、第8開閉弁48が開放する。このため改質器4の起動初期では、改質初期のアノードガスはスタック2に流れず、迂回配管9を矢印A1方向に流れ、迂回配管9および第2凝縮器12を経てバーナー6に至り、バーナー6で燃焼され、改質反応部5の加熱に利用される。
図1に示すように、本システムを制御する制御装置40が設けられている。制御装置40は、CPU、入力処理回路、出力処理回路、メモリなどの電気部品および電子部品を収容するボディ40bをもつ。制御装置40は、第1排水弁41、第2排水弁42、第3開閉弁43、第4開閉弁44,第5開閉弁45,第6開閉弁46,第7開閉弁47,第8開閉弁48、第1ポンプ81、第2ポンプ82、第3ポンプ83、第4ポンプ84を制御する。なお、ポンプは搬送源として機能し、必要に応じて、ファン、コンプレッサにしても良い。
さて、燃料電池システムの運転を起動させる一般的な基本手順を説明する。まず、第3開閉弁43を開放させるとともに第2ポンプ82を駆動させる。これにより原料ガスがバーナー6に送給され、バーナー6が着火され、改質反応部5が高温に加熱される。この場合、第4開閉弁44,第5開閉弁45,第6開閉弁46,第7開閉弁47,第8開閉弁48が閉鎖されている。かつ、第1排水弁41、第2排水弁42が閉鎖されている。
バーナー6が着火されると、改質反応部5が加熱されて次第に高温となり、改質反応が開始される。改質反応では、第3開閉弁43および第4開閉弁44が開放している状態で、第1ポンプ81を駆動させる。すると、原料ガスは脱硫器13の脱硫材料13cを経て改質反応部5に供給される。このとき、第5開閉弁45が開放すると共に第3ポンプ83が駆動し、水精製器71の水(純水)が改質反応部5に改質用水として供給される。これにより原料ガスは水蒸気改質され、水素を主要成分とするアノードガスとなる。このように改質されたアノードガスは第1凝縮器11で水分が除去された後に、迂回配管9を経て第2凝縮器12に至り、第2凝縮器12で水分が除去された後に、バーナー6に至り、バーナー6で燃焼される。この場合、第6開閉弁46、第7開閉弁47は閉鎖されており、アノードガスはスタック2に供給されない。起動初期のアノードガスの組成の安定性は必ずしも充分ではないためである。
アノードガスの組成が安定すると、第8開閉弁48が閉鎖され迂回配管9が遮断される。更に第6開閉弁46、第7開閉弁47は開放され、改質後のアノードガスは第1凝縮器11および第6開閉弁46を経て、スタック2のアノードガス入口2iからアノード2aに供給される。このときカソードガス配管15からカソードガス(活物質としての酸素を含む空気)がスタックのカソード2cに供給される。これによりスタック2は発電し、電気エネルギが取り出される。
スタック2から排出された発電反応後のアノードオフガスは、第7開閉弁47および帰還配管23を経て第2凝縮器12に至り、第2凝縮器12で水分を除去した後に、バーナー6に供給されて燃焼される。
図2は貯湯系を示す。図2に示すように、貯湯系は、スタック2の内部に形成された冷却通路21の入口21iと出口21pとを繋ぐ冷却水配管22(冷却液配管)と、冷却水配管22に配置された冷却ポンプ23p(冷却水搬送源)と、冷却水配管22を流れる冷却水を浄化するために冷却水配管22に配置された第2水精製器24と、冷却水配管22に配置された熱交換器25と、熱交換器25で熱交換されて温水を生成する温水配管26と、温水配管26の温水を貯湯槽28に搬送する貯湯ポンプ27とを備えている。第2水精製器24は、イオン交換樹脂等の水精製材料24cを有する。第2水精製器24は、冷却ポンプ23pと並列となるように、分岐部22a,22c間に設けられている。スタック2が発電するとき、スタック2は発熱する。冷却ポンプ23pが駆動すると、冷却水配管22の水はスタック2の冷却通路21に流れ、スタック2の熱を持ち去り、加熱される。貯湯ポンプ27が駆動すると、温水配管26の水は熱交換器25で加熱され、貯湯槽28に溜められる。
(要部構成)
さて、本実施形態の要部構成について説明する。図1に示すように、燃料電池システムの箱形状をなすハウジング100は、カソードガス配管15(カソード流体配管)、スタック2、アノードガス配管3(アノード流体配管)、改質器4、脱硫器13、制御装置40、水貯留部70および水精製器71をもつ貯留部7、第1凝縮器11,第2凝縮器12,帰還配管23,第1開閉弁41〜第8開閉弁48、第1ポンプ81〜第4ポンプ84等をその収容室101に内蔵している。
更に、図2に示すように、ハウジング100は、冷却水配管22,冷却ポンプ23p,第2水精製器24,熱交換器25、貯湯ポンプ27を内蔵している。貯湯槽28はハウジング100の外方に配置されているが、ハウジング100内に配置しても良い。
図3はハウジングの内部を示す。ハウジング100は金属製の箱形状をなしており、互いに対向する平坦な一対の側面板102,103と、平坦な背面板104と、平坦な天井板105と、平坦な底板106と、背面板104に対向する正面板としての平坦な蓋部材107と、内部に区画される収容室101とを備えている。
図3は、ハウジング100の側方に開放する側面開口108を開閉する蓋部材107を外した状態の主要部を示す。図3では、図面の簡素化のため、図示が省略されている部品もある。ハウジング100の側面開口108はハウジング100の正面開口に相当しており、ハウジング100の長さL1(図3参照)のほぼ全長を占め、ハウジング100の高さH1(図3参照)のほぼ全高を占める。ハウジング100の側面開口108においては、ハウジング100を補強するためのアーム状をなす橋架補強部材130がハウジング100に固定されている。橋架補強部材130は、ハウジング100の高さ方向(矢印H方向)において、ハウジング100の側面開口108を横断してハウジング100に橋架状態に、且つ、ハウジング100の高さ方向の中間部に固定されている。ハウジング100は、側面開口108を区画するように側面開口108の左右に設けられた第1縦支柱111および第2縦支柱112を備えている。橋架補強部材130はハウジング100の高さ方向(矢印H方向)のほぼ中間の位置に設けられており、水平方向に沿って延設されている第1延設部131と、水平方向に沿って延設されていると共に第1延設部131よりも低い位置に設定されている第2延設部132と、鉛直方向に沿っている連結部133とを備えており、クランク形状をなしている。
図3に示すように、スタック2は、連結部133付近の上方に位置するように、橋架補強部材130よりも上側に位置するように、収容室101内に配置されている。水精製器71は、水精製能力をもつ材料を収容する筒形状の縦長の容器71aを備えている。水精製器71は連結部133付近の下方に位置するように、橋架補強部材130よりも下側に収容室101内に配置されている。脱硫器13は連結部133付近の下方に位置するように、橋架補強部材130よりも下側に収容室101内に配置されている。脱硫器13は、脱硫剤を収容する筒形状をなす縦長の容器13aを備えており、水精製器71に接近するように水精製器71の隣りに設けられている。
図3に示すように、蓋部材107を開放して側面開口108を開放させるとき、メンテナンス部品としての水精製器71および脱硫器13は、側面開口108の下部において、側面開口108を介して外方に露出する。このためメンテナンス部品として機能する水精製器71および脱硫器13のメンテナンス(点検、補修、交換など)を実施し易くなる利点が得られる。勿論、水精製器71に収容されている水精製材料71c、脱硫器13に保持されている脱硫材料13cのメンテナンス(点検、補修、交換など)を実施し易くなる。固定具71kを緩めたり外したりすれば、可動部材150から水精製器71は離脱されるため、メンテナンスは一層容易となる。
更に、図3に示すように、メンテナンス部品としての第2水精製器24および制御装置40は、側面開口108を介して外方に露出する。このため、第2水精製器24および制御装置40のメンテナンス(点検、補修、交換など)を実施し易くなる利点が得られる。
以下、更に説明を加える。図5に示すように、ハウジング100は、底板106において、可動部材150と案内部160とをもつ。可動部材150は、メンテナンス部品として機能する水精製器71を保持する保持部150aに固定されている。案内部160は可動部材150を案内する。案内部160は、ハウジング100の底板106に固定されており、断面コの字形状(チャンネル形状)をなしており、間隔を隔て互いに対向するように立設された第1レール部161および第2レール部162と、第1レール部161および第2レール部162の下端部同士を繋ぐ連結板163とを備えている。連結板163はハウジング100の底板106に取付具106xにより固定されている。
可動部材150は、水精製器71および水貯留部70を載置する保持部150aをもち、案内部160に沿ってハウジング100の外方と内方との間においてほぼ水平方向に沿って移動可能とされている。図5に示すように、可動部材150は、案内部160の第1レール部161に対面しつつ案内される突起状の第1係合部151と、案内部160の第2レール部162に対面しつつ案内される突起状の第2係合部152と、第1係合部151および第2係合部152の上端部同士を繋ぐ保持板153とを備えている。可動部材150の保持板153には縦型の水精製器71の容器71aが着脱可能に保持されている。水精製器71はハウジング100の底板106よりもΔHa(図5参照)ぶん浮上している。
図6に示すように、可動部材150は、案内部160をハウジング100に残したまま、ハウジング100の側面開口108の手前側に引き出されると、可動部材150は、ハウジング100の外方(矢印Xp方向)に向けて移動可能である。引き出された可動部材150は、奥方に押し込められると、内方(矢印Xi方向)に向けて移動可能とされている。従って燃料電池システムのメンテナンス時には、メンテナンス者は、蓋部材107をハウジング100から外し、ハウジング100の側面開口108を開放する(図3参照)。この状態で、メンテナンス者は、水精製器71を保持する可動部材150をハウジング100の外方(矢印Xp方向)に向けてハウジング100の外方に引き出す。これにより水精製器71および水貯留部70の双方は、底板106側において、ハウジング100の外方に向けて横方向に引き出される。このため水精製器71および水貯留部70のメンテナンス(点検、補修、交換など)を実施し易くなる。水精製器71の容器71aの分解が容易となる。図6に示すように、水精製器71および水貯留部70の双方がハウジング100の外方に引き出されるとき、水精製器71は水貯留部70よりも手前側に位置しているため、水精製器71のメンテナンス(点検、補修、交換など)を尚一層実施し易くなる。
水精製器71は固定具71kにより可動部材150に脱着可能に保持されている。このため固定具71kを緩めたり外したりすれば、可動部材150から水精製器71を分離させることができる。この場合、水精製器71のメンテナンス(点検、補修、交換など)を実施し易くなる。なお、水精製器71だけに限らず、必要に応じて、水貯留部70についても可動部材150から分離可能とすることができる。更に本実施形態によれば、水精製器71および水貯留部70がハウジング100の外方(矢印Xp方向)に引き出されると、脱硫器13や他の機器の横方にスペースが生成されるため、脱硫器13のメンテナンス(点検、補修、交換など)を実施し易くなる。
本実施形態によれば、前述したように、ハウジング100の正面開口でもある側面開口108においては、ハウジング100を補強するための橋架補強部材130(図3参照)がハウジング100に固定されている。橋架補強部材130は、ハウジング100の高さ方向(矢印H方向)においてハウジング100の側面開口108を横断してハウジング100に橋架状態に固定されている。ここで、ハウジング100は、側面開口108を区画する第1縦支柱111および第2縦支柱112を備えている。橋架補強部材130は、ハウジング100の高さ方向のほぼ中間の位置に設けられており、水平方向に延びる第1延設部131と、水平方向に延びる第2延設部132と、高さ方向に延びる連結部133とを備えており、クランク形状をなしている。
ここで図3に示すように、第1延設部131は、ハウジング100の側面開口108において横断方向に沿ってほぼ水平に延設されている。第1延設部131の一端部131eは、第1縦支柱111に第1取付具111kにより固定されている。第2延設部132は、側面開口108を横断する横断方向において、第1延設部131に対してずらして側面において横断方向に沿ってほぼ水平に延設されており、第1延設部131の高さと異なる高さをもつ。第1延設部131の高さは、第2延設部132の高さよりも所定寸法高く設定されている。第2延設部132の一端部132eは、第2縦支柱112に第2取付具112xにより固定されている。図9に示すように、連結部133の上部133uは、第1延設部131の他端部131fに連結されている。連結部133の下部133dは、第2延設部132の他端部132fに連結されている。
上記したように水精製器71(第1メンテナンス品)の上端の高さは、脱硫器13(第2メンテナンス品)の上端の高さよりも高い。水精製器71は第1延設部131の下方に配置されている。脱硫器13は、第2延設部132の下方に配置されている。上記したように第1延設部131の高さは、第2延設部132の高さよりも高く設定されている。このため、脱硫器13の高さよりも水精製器71の高さが高いことに対処できる。第1延設部131の下面の高さ位置よりも下方に水精製器71が配置されるためである。
殊に、余剰空間134が連結部133の横側方(第2延設部132側の上方)に形成されている。ここで、第6開閉弁46、第7開閉弁47、第8開閉弁48の複数の弁は機械的に一体的に組み付けられて、一体品である弁要素49とされている。図9に示すように、弁要素49は、連結部133の横方の余剰空間134に配置されており、余剰空間134が巧みに利用されている。ここで、スタックアノード配管中の凝縮水をガス流れに沿って重力により凝縮器に回収する必要があるため、弁要素49はスタック2の下面側に配置されている。このため、仮に、橋架補強部材が、余剰空間134を形成するクランク形状ではなく、水平方向に真っ直ぐな形状であると、弁要素49を余剰空間134に収容できないため、弁要素49の高さぶんスタック2の底部の高さ位置が過剰に高くなるおそれがある。この点本実施形態によれば、弁要素49は余剰空間134に配置されており、余剰空間134が有効利用されているため、高さ寸法H1をコンパクトにできる。更に、スタック2の底部の高さ位置が過剰に高くなることが抑えられる。なお、上記した余剰空間134に配置される部品としては、弁要素49に限らず、他の部品であっても良い。例えばスタック2であっても良い。第6開閉弁46、第7開閉弁47、第8開閉弁48が個別に分離されているときには、これらのうちの少なくとも一つの弁であっても良い。
図7に示すように、スタック2の下面側には、これをハウジング100の収容室101内に搭載するための複数個のスタックステー(スタック取付部材)、即ち、第1スタックステー2f(第1スタック取付部材)、第2スタックステー2s(第2スタック取付部材)、第3スタックステー2t(第3スタック取付部材)が設けられている。第3スタックステー2tは、橋架補強部材130の第1延設部131に取付具131rにより固定されている。従って、ハウジング100の側面開口108に橋架されている橋架補強部材130の長さ方向の中間域は、重量物であるスタック2の荷重のかなりの部分(1/2程度)を第3スタックステー2tを介して支えている。
従って本実施形態によれば、スタック2を支持する橋架補強部材130に作用する曲げモーメントは、橋架補強部材130の長さ方向の中間域に大きく作用する。また、橋架補強部材130に作用する剪断荷重も、橋架補強部材130の長さ方向の中間域に大きく作用する。この点本実施形態によれば、橋架補強部材130はハウジング100の側面開口108を横断するように延設されており、第1延設部131と第2延設部132と連結部133とを備えており、クランク形状をなしている。連結部133は高さ方向(鉛直方向)に沿って延設されており、橋架補強部材130の長さ方向の中間域に位置しており、長さLE(図9参照)をもつ。このため橋架補強部材が水平一直線状に沿っている場合に比較して、スタック2の荷重に起因して橋架補強部材130に作用する曲げモーメントおよび剪断荷重に対して、高さ方向(鉛直方向)に延びる連結部133が良好に対抗することができる。故に橋架補強部材130がスタック2を支えるのに貢献できる。また、第3スタックステー2tは、ハウジング100内に固定されているフレーム100Xとも連結している。これにより、スタック2が側面開口108方向に倒れようとする曲げモーメント荷重に対抗できる。これによりスタック2の支持性が高まる。
更に本実施形態によれば、図4に示すように、制御装置40の金属製のボディ40bの上端部40uは、ハウジング100の側面板103の上端部103uにボルト、リベット、溶接等で固定されている。制御装置40のボディ40bの下端部40dは、ハウジング100の側面板103の下端部103dにボルト、リベット、溶接等で固定されている。この結果、制御装置40を構成する箱形状をなすボディ40bは、ハウジング100のうち側面板103側を補強して高剛性化している。即ち、ハウジング100の側面板103は、制御装置40のボディ40bにより補強されて剛性が高められている。
図9に示すように、ハウジング100の背面板104においては、これから突出するように複数の取付具40w(スタッドボルト)が溶接または打込み等で固定されている。図9に示すように、スタック2の第1スタックステー2fは、制御装置40のボディ40bの取付具40xに固定されている。これによりスタック2の一部は、第1スタックステー2fを介して制御装置40のボディ40bに支持されている。
また図9に示すように、スタック2の第2スタックステー2sは、締結部材40m(ナット)により背面板104に締結固定されている。これによりスタック2の他の一部は、第2スタックステー2sを介してハウジング100の背面板104に支持されている。ここで、スタック2の底部を弾性支持する弾性マウント202の脚203は、第2スタックステー2sに支持されている(図9参照)。
上記したように重量物であるスタック2をハウジング100内に支持するにあたり、制御装置40のボディ40bがハウジング100の側面板103に固定されており、制御装置40のボディ40bがスタック2取付用の取付ブラケットとして兼用されている。故に、専用の取付ブラケットを廃止または簡素化することができ、部品点数の増加を抑え得る。
更に本実施形態によれば、図3に示すように、アノードガスがスタック2を迂回するように流す迂回配管9(燃料電池システムの発電に関連する配管)は、橋架補強部材130の長さ方向に沿うように配設されている。即ち、迂回配管9は、橋架補強部材130に干渉しないように、橋架補強部材130のやや上側において橋架補強部材130の長さ方向に沿うように配置されている。このため蓋部材107が開放されハウジング100の側面開口108が開放されている状態(図3参照)では、迂回配管9をメンテナンスするとき、その作業は、橋架補強部材130によって妨げられず、迂回配管9を良好にメンテナンスすることができる。迂回配管9を取り外す作業が容易となり、迂回配管9のメンテナンス作業が容易となる。なお、迂回配管9は、橋架補強部材130に干渉しないように、橋架補強部材130のやや下側において配置されていても良い。
橋架補強部材130に沿う方向に配設されている迂回配管9としては、迂回配管9に限定されず、アノードガス配管3(アノード流体配管)、カソードガス配管15(カソード流体配管)、帰還配管23(アノードオフ流体配管)のうちの少なくとも一つでも良い。燃料電池で発電された後のカソードオフガスを通過させるカソードオフガス配管でも良い。メンテナンス部品は、水精製器71および脱硫器13以外でも良いことは、勿論である。
(実施形態2)
図10は実施形態2を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。以下、異なる部分を中心として説明する。図10に示すように、燃料電池システムのメンテナンス時には、メンテナンス者は、側面開口108を覆っている蓋部材107をハウジング100から外す。これによりハウジング100の側面開口108が開放される。この状態で、メンテナンス者は、水精製器71および水貯留部70を保持する可動部材150を、ハウジング100の外方(矢印Xp方向)に向けてハウジング100の外方に引き出す。その後、水精製器71および水貯留部70は、可動部材150と共に、ハウジング100から分離させる。その後、固定具71kを緩めたり外せば、可動部材150から水精製器71は離脱されて分離される。
このように水精製器71はハウジング100から外方に引き出された後に、ハウジング100から離脱される。このため水精製器71および水貯留部70のメンテナンス(点検、補修、交換など)を実施し易くなる。更に水精製器71および水貯留部70がハウジング100の外方に引き出されると、脱硫器13の横方に大きなスペースが生成される。このため脱硫器13等のメンテナンス(点検、補修、交換など)を実施し易くなる。
(実施形態3)
本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有するため、図1〜図3を準用する。以下、異なる部分を中心として説明する。燃料電池システムのメンテナンス時には、メンテナンス者は、蓋部材107をハウジング100から外し、ハウジング100の正面開口に相当する側面開口108を開放させる。この状態で、脱硫器13を保持する可動部材150をハウジング100の外方に向けて、メンテナンス者は、ハウジング100の外方に引き出す。これにより脱硫器13はハウジング100から離脱するように、ハウジング100の外方に引き出される。このように脱硫器13をハウジング100から離脱させるため、脱硫器13のメンテナンス(点検、補修、交換など)を実施し易くなる。更に脱硫器13がハウジング100の外方に引き出されると、水精製器71の横方にスペースが生成される。このため、水精製器71等のメンテナンス(点検、補修、交換など)を実施し易くなる。
(その他)
上記した実施形態によれば、橋架補強部材130はハウジング100の高さ方向のほぼ中間の位置に設けられており、第1延設部131と、第2延設部132と、連結部133とを備えており、クランク形状をなしているが、これに限らず、水平方向に沿った一直線状でもよい。第2水精製器24をハウジング100から引き出し可能、離脱可能としても良い。本発明は上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施可能である。ある実施形態に特有の構造および機能は、他の実施形態についても適用できる。上記した記載から次の技術的思想も把握できる。
(付記項1)アノードおよびカソードを有する発電可能な燃料電池と、アノード活物質を含むアノード流体をアノード流体原料から生成して燃料電池のアノードにアノード流体配管を介して供給する改質器と、カソード活物質を含むカソード流体を前記燃料電池の前記カソードに供給するカソード流体配管と、側方に開放する側面開口と側面開口を開閉する蓋部材とを備え、且つ、前記燃料電池、前記アノード流体配管、前記改質器、前記カソード流体配管を収容するハウジングとを具備しており、前記ハウジングは、前記ハウジングの補強のために前記ハウジングの高さ方向において前記ハウジングの側面を横断して前記ハウジングに橋架状態に固定された橋架補強部材をもち、燃料電池の荷重の少なくとも一部は、前記橋架補強部材に支持されている燃料電池システム。この場合、燃料電池の荷重負荷に対する負荷対抗性が高められている。
(付記項2)アノードおよびカソードを有する発電可能な燃料電池と、アノード活物質を含むアノード流体をアノード流体原料から生成して燃料電池のアノードにアノード流体配管を介して供給する改質器と、カソード活物質を含むカソード流体を前記燃料電池の前記カソードに供給するカソード流体配管と、制御装置と、前記燃料電池、前記アノード流体配管、前記改質器、前記カソード流体配管、燃料電池システムを制御する制御装置を保持する収容室をもつハウジングとを具備しており、前記ハウジングは側面板をもち、ハウジングの側面板は前記制御装置のボディで補強されている燃料電池システム。この場合、ハウジングの側面板は制御装置のボディで補強されて高剛性化されている。
(付記項3)アノードおよびカソードを有する発電可能な燃料電池と、アノード活物質を含むアノード流体をアノード流体原料から生成して燃料電池のアノードにアノード流体配管を介して供給する改質器と、カソード活物質を含むカソード流体を前記燃料電池の前記カソードに供給するカソード流体配管と、制御装置と、前記燃料電池、前記アノード流体配管、前記改質器、前記カソード流体配管、前記制御を保持する収容室をもつハウジングとを具備しており、前記ハウジングは側面板をもち、ハウジングの側面板は制御装置のボディで補強されており、
スタックに取り付けられたスタック取付部材が設けられており、前記スタックは、前記スタック取付部材を介して、前記制御装置のボディの側面に固定されている燃料電池システム。この場合、スタックの固定にあたり、ハウジングの側面板に固定された制御装置の箱形状のボディを、取付ブラケットとして兼用している。故に専用の取付ブラケットを廃止または簡素化させつつ、ハウジング内におけるコンパクト収容に貢献できる。
(付記項4)アノードおよびカソードを有する発電可能な燃料電池と、アノード活物質を含むアノード流体をアノード流体原料から生成して燃料電池のアノードにアノード流体配管を介して供給する改質器と、カソード活物質を含むカソード流体を前記燃料電池の前記カソードに供給するカソード流体配管と、メンテナンス時に点検、補修および交換のうちの少なくとも一つが実行されるメンテナンス部品と、側方に開放する側面開口と前記側面開口を開閉する蓋部材とを備え、且つ、前記燃料電池、前記アノード流体配管、前記改質器、前記カソード流体配管、前記メンテナンス部品を収容するハウジングとを具備しており、前記メンテナンス部品は、前記蓋部材を開放して前記側面開口を開放させるとき、前記側面開口を介して外方に露出する燃料電池システム。
本発明は例えば定置用、車両用、電気機器用、電子機器用、携帯用の燃料電池システムに利用することができる。
燃料電池システムの発電系の配管図である。 燃料電池システムの貯湯系の配管図である。 ハウジングの蓋部材を開放した状態を模式的に示す斜視図である。 ハウジングの蓋部材を開放し、且つ、水精製器を引き出した状態を模式的に示す斜視図である。 ハウジングの蓋部材を開放し、且つ、水精製器を引き出す直前の状態を模式的に示す斜視図である。 ハウジングの蓋部材を開放し、且つ、水精製器をハウジングの外方に引き出した状態を模式的に示す斜視図である。 ハウジングを補強している橋架補強部材を介してスタックをハウジングの収容室に取り付けている状態を下方から視認している状態を模式的に示す斜視図である。 ハウジングを補強している橋架補強部材を介してスタックをハウジングの収容室に取り付けている状態を下方から視認している状態を模式的に示す斜視図である。 ハウジングを補強している橋架補強部材にスタックを取り付けている状態を下方から視認している状態を模式的に示す拡大斜視図である。 ハウジングの蓋部材を開放し、且つ、水精製器をハウジングから離脱させた状態を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
2は燃料電池のスタック、2aはアノード、2cはカソード、3はアノードガス配管(アノード流体配管)、11は第1凝縮器、13は脱硫器(メンテナンス部品)15はカソードガス配管(カソード流体配管)、4は改質器、40は制御装置、41は第1排水弁、42は第2排水弁、43は第3開閉弁、44は第4開閉弁、45は第5開閉弁、46は第6開閉弁、5は改質反応部、6はバーナー、7は貯留部、70は水貯留部、71は水精製器(メンテナンス部品)、9は迂回配管、100はハウジング、101は収容室、102は側面板、103は側面板、104は背面板、105は天井板、106は底板、107は蓋部材、108は側面開口、130は橋架補強部材、131は第1延設部、132は第2延設部、133は連結部、150は可動部材、151は第1係合部、152は第2係合部、153は保持板、160は案内部、161は第1レール部、162は第2レール部、163は連結板を示す。

Claims (6)

  1. アノードおよびカソードを有する発電可能な燃料電池と、
    アノード活物質を含むアノード流体をアノード流体原料から生成して燃料電池のアノードにアノード流体配管を介して供給する改質器と、
    カソード活物質を含むカソード流体を前記燃料電池の前記カソードに供給するカソード流体配管と、
    メンテナンス時に点検、補修および交換のうちの少なくとも一つが実行されるメンテナンス部品と、
    側方に開放する側面開口と前記側面開口を開閉する蓋部材とを備え、且つ、前記燃料電池、前記アノード流体配管、前記改質器、前記カソード流体配管、前記メンテナンス部品を収容するハウジングとを具備しており、
    前記メンテナンス部品は、前記蓋部材を開放して前記ハウジングの前記側面開口を開放させるとき、前記側面開口を介して外方に露出すると共に、前記ハウジングに対して外方に取り出し可能に設けられており、
    前記ハウジングは、前記メンテナンス部品を保持する保持部をもち前記ハウジングの外方と内方との間において移動可能な可動部材と、前記可動部材が移動するとき前記可動部材を前記ハウジングの外方および内方に案内する案内部とを備えており、
    前記メンテナンス部品は、前記改質器で使用される改質用の水を生成する水精製器、前記水精製器に保持され水精製能力をもつ水精製材料、アノード流体原料を脱硫する脱硫器、および、前記脱硫器に保持され脱硫能力をもつ脱硫材料のうちの少なくとも一つであり、
    前記ハウジング内に制御装置のボディが固定されており、前記ハウジングは側面板をもち、前記側面板は前記ハウジング内の前記制御装置のボディで補強されている燃料電池システム。
  2. アノードおよびカソードを有する発電可能な燃料電池と、
    アノード活物質を含むアノード流体をアノード流体原料から生成して燃料電池のアノードにアノード流体配管を介して供給する改質器と、
    カソード活物質を含むカソード流体を前記燃料電池の前記カソードに供給するカソード流体配管と、
    メンテナンス時に点検、補修および交換のうちの少なくとも一つが実行されるメンテナンス部品と、
    側方に開放する側面開口と前記側面開口を開閉する蓋部材とを備え、且つ、前記燃料電池、前記アノード流体配管、前記改質器、前記カソード流体配管、前記メンテナンス部品を収容するハウジングとを具備しており、
    前記メンテナンス部品は、前記蓋部材を開放して前記ハウジングの前記側面開口を開放させるとき、前記側面開口を介して外方に露出すると共に、前記ハウジングに対して外方に取り出し可能に設けられており、
    前記ハウジングは、前記メンテナンス部品を保持する保持部をもち前記ハウジングの外方と内方との間において移動可能な可動部材と、前記可動部材が移動するとき前記可動部材を前記ハウジングの外方および内方に案内する案内部とを備えており、
    前記メンテナンス部品は、前記改質器で使用される改質用の水を生成する水精製器、前記水精製器に保持され水精製能力をもつ水精製材料、アノード流体原料を脱硫する脱硫器、および、前記脱硫器に保持され脱硫能力をもつ脱硫材料のうちの少なくとも一つであり、
    前記ハウジング内に制御装置のボディが固定されており、前記スタックはスタック取付部材をもち、前記スタックのうちの少なくとも一部は、前記スタック取付部材を介して、前記ハウジング内の前記制御装置の前記ボディに固定されている燃料電池システム。
  3. アノードおよびカソードを有する発電可能な燃料電池と、
    アノード活物質を含むアノード流体をアノード流体原料から生成して燃料電池のアノードにアノード流体配管を介して供給する改質器と、
    カソード活物質を含むカソード流体を前記燃料電池の前記カソードに供給するカソード流体配管と、
    メンテナンス時に点検、補修および交換のうちの少なくとも一つが実行されるメンテナンス部品と、
    側方に開放する側面開口と前記側面開口を開閉する蓋部材とを備え、且つ、前記燃料電池、前記アノード流体配管、前記改質器、前記カソード流体配管、前記メンテナンス部品を収容するハウジングとを具備しており、
    前記メンテナンス部品は、前記蓋部材を開放して前記ハウジングの前記側面開口を開放させるとき、前記側面開口を介して外方に露出すると共に、前記ハウジングに対して外方に取り出し可能に設けられており、
    前記ハウジングは、前記メンテナンス部品を保持する保持部をもち前記ハウジングの外方と内方との間において移動可能な可動部材と、前記可動部材が移動するとき前記可動部材を前記ハウジングの外方および内方に案内する案内部とを備えており、
    前記メンテナンス部品は、前記改質器で使用される改質用の水を生成する水精製器、前記水精製器に保持され水精製能力をもつ水精製材料、アノード流体原料を脱硫する脱硫器、および、前記脱硫器に保持され脱硫能力をもつ脱硫材料のうちの少なくとも一つであり、
    前記ハウジングは、前記ハウジングの補強のために前記ハウジングの高さ方向において前記ハウジングの側面を横断して前記ハウジングに橋架状態に固定された橋架補強部材をもち、
    前記燃料電池システムの発電に関連する配管は、前記橋架補強部材に沿う方向に配設されている燃料電池システム。
  4. 請求項3において、前記橋架補強部材は、前記側面開口において横断方向に沿って延設された第1延設部と、横断方向において前記第1延設部に対してずらして前記側面開口において横断方向に沿って延設され且つ前記第1延設部の高さと異なる高さをもつ第2延設部と、前記ハウジングの高さ方向に沿って延設され前記第1延設部と前記第2延設部とを連結する連結部とを備えている燃料電池システム。
  5. 請求項1または請求項2のうちの一項において、前記ハウジングは、前記ハウジングの補強のために前記ハウジングの高さ方向において前記ハウジングの側面を横断して前記ハウジングに橋架状態に固定された橋架補強部材をもち、
    前記燃料電池システムの発電に関連する配管は、前記橋架補強部材に沿う方向に配設されている燃料電池システム。
  6. 請求項5において、前記橋架補強部材は、前記側面開口において横断方向に沿って延設された第1延設部と、横断方向において前記第1延設部に対してずらして前記側面開口において横断方向に沿って延設され且つ前記第1延設部の高さと異なる高さをもつ第2延設部と、前記ハウジングの高さ方向に沿って延設され前記第1延設部と前記第2延設部とを連結する連結部とを備えていることを特徴とする燃料電池システム。
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