JPH1027620A - パッケージ型燃料電池 - Google Patents
パッケージ型燃料電池Info
- Publication number
- JPH1027620A JPH1027620A JP8182182A JP18218296A JPH1027620A JP H1027620 A JPH1027620 A JP H1027620A JP 8182182 A JP8182182 A JP 8182182A JP 18218296 A JP18218296 A JP 18218296A JP H1027620 A JPH1027620 A JP H1027620A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel cell
- unit
- base
- cover
- unit fuel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】単位燃料電池の点検・保守を簡単且つ迅速に行
なうことができるパッケージ型燃料電池を提供する。 【解決手段】複数種類の反応ガスを電気化学反応させて
電気エネルギーを生成する単位電池を複数個積層して単
位燃料電池1aと、ベース51,ベース51に取り付け
られカバー52,を備えた筐体53を有し、単位燃料電
池1aをベース51上面に設置し、単位燃料電池1aを
カバー52で覆ってパッケージ型燃料電池50を構成し
ている。複数種類の反応ガスを単位燃料電池1a内に供
給し電気化学反応後に単位燃料電池1a内から反応ガス
を排出する複数の母管路55、60、65、70を筐体
53内に設置し、その複数の管路55、60、65、7
0をカバーの少なくとも一つの内側面から離れたベース
51内部に配設してその内側面近傍に空間スペースを形
成している。
なうことができるパッケージ型燃料電池を提供する。 【解決手段】複数種類の反応ガスを電気化学反応させて
電気エネルギーを生成する単位電池を複数個積層して単
位燃料電池1aと、ベース51,ベース51に取り付け
られカバー52,を備えた筐体53を有し、単位燃料電
池1aをベース51上面に設置し、単位燃料電池1aを
カバー52で覆ってパッケージ型燃料電池50を構成し
ている。複数種類の反応ガスを単位燃料電池1a内に供
給し電気化学反応後に単位燃料電池1a内から反応ガス
を排出する複数の母管路55、60、65、70を筐体
53内に設置し、その複数の管路55、60、65、7
0をカバーの少なくとも一つの内側面から離れたベース
51内部に配設してその内側面近傍に空間スペースを形
成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1個の
単位燃料電池を筐体内にパッケージ化して構成されたパ
ッケージ型燃料電池に係わり、特に、単位燃料電池の保
守、点検又は修理、交換を簡単且つ迅速に行なうことが
できるパッケージ型燃料電池に関する。
単位燃料電池を筐体内にパッケージ化して構成されたパ
ッケージ型燃料電池に係わり、特に、単位燃料電池の保
守、点検又は修理、交換を簡単且つ迅速に行なうことが
できるパッケージ型燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】天然ガスやメタノール等の燃料が保有し
ているエネルギーを直接電気エネルギーに変換する装置
として燃料電池が知られている。この燃料電池を用いた
発電システムは、燃料の燃焼サイクルを含まないため、
熱効率が高く大量の冷却水を必要としないという利点を
有するとともに、振動、騒音、排気ガス等の環境に影響
を与える諸要素をほとんど生じさせることがないため、
環境に優しい高効率・高性能発電システムとして近年特
に注目を集めている。また、負荷変動に対する応答性が
良く、発電と同時に発生する良質の熱を給湯や冷暖房等
に利用できる、いわゆるコジェネレーションシステムに
適した装置であるため、エネルギー効率の高い発電シス
テムとしてその研究開発に大きな関心が寄せられてい
る。
ているエネルギーを直接電気エネルギーに変換する装置
として燃料電池が知られている。この燃料電池を用いた
発電システムは、燃料の燃焼サイクルを含まないため、
熱効率が高く大量の冷却水を必要としないという利点を
有するとともに、振動、騒音、排気ガス等の環境に影響
を与える諸要素をほとんど生じさせることがないため、
環境に優しい高効率・高性能発電システムとして近年特
に注目を集めている。また、負荷変動に対する応答性が
良く、発電と同時に発生する良質の熱を給湯や冷暖房等
に利用できる、いわゆるコジェネレーションシステムに
適した装置であるため、エネルギー効率の高い発電シス
テムとしてその研究開発に大きな関心が寄せられてい
る。
【0003】燃料電池は、電解質層(触媒)を挟んで対
向配置された一対の多孔質電極板(燃料極、空気極)を
有し、その一対の多孔質電極板それぞれに供給された燃
料ガス及び酸化剤ガスを電気化学反応させて電気エネル
ギーを発生するものであり、通常、上述した一対の多孔
質電極板を有する電池(単位電池)を複数個積層して構
成されている。
向配置された一対の多孔質電極板(燃料極、空気極)を
有し、その一対の多孔質電極板それぞれに供給された燃
料ガス及び酸化剤ガスを電気化学反応させて電気エネル
ギーを発生するものであり、通常、上述した一対の多孔
質電極板を有する電池(単位電池)を複数個積層して構
成されている。
【0004】このような単位電池を複数個積層して構成
された単位燃料電池の概略構成を図6に示す。図6によ
れば、単位燃料電池1は、単位電池2を複数個積層して
構成された積層体3を有している。この積層体3には所
要数の単位電池2毎に冷却板4が介挿され、単位電池2
の電気エネルギー発生の際に生ずる熱を冷却するように
なっている。
された単位燃料電池の概略構成を図6に示す。図6によ
れば、単位燃料電池1は、単位電池2を複数個積層して
構成された積層体3を有している。この積層体3には所
要数の単位電池2毎に冷却板4が介挿され、単位電池2
の電気エネルギー発生の際に生ずる熱を冷却するように
なっている。
【0005】積層体3の上下端部には、それぞれ端板
5,5が配設され、各単位電池2から発生した電気エネ
ルギーを当該端板5,5を介して外部に取り出すように
なっている。また、積層体3の対向する側面には、各単
位電池2の多孔質電極版(燃料極)に燃料ガスを供給す
るための燃料ガス供給口6aを有する燃料ガス供給マニ
ホールド6,及び当該各単位電池2において電気化学反
応されなかった未反応燃料ガスを図示しない改質器等へ
排出するための燃料ガス排出口7aを有する燃料ガス排
出マニホールド7がそれぞれガスケット8を介して配設
されている。
5,5が配設され、各単位電池2から発生した電気エネ
ルギーを当該端板5,5を介して外部に取り出すように
なっている。また、積層体3の対向する側面には、各単
位電池2の多孔質電極版(燃料極)に燃料ガスを供給す
るための燃料ガス供給口6aを有する燃料ガス供給マニ
ホールド6,及び当該各単位電池2において電気化学反
応されなかった未反応燃料ガスを図示しない改質器等へ
排出するための燃料ガス排出口7aを有する燃料ガス排
出マニホールド7がそれぞれガスケット8を介して配設
されている。
【0006】さらに、積層体3の他の対向する側面に
は、各単位電池2の多孔質電極版(空気極)に酸化剤ガ
スを供給するための酸化剤ガス供給口10aを有する酸
化剤ガス供給マニホールド10,及び当該各単位電池2
における電気化学反応後の高温酸化剤ガスを図示しない
熱交換器等へ排出するための酸化剤ガス排出口11aを
有する酸化剤ガス排出マニホールド11がそれぞれガス
ケット8を介して配設されている。
は、各単位電池2の多孔質電極版(空気極)に酸化剤ガ
スを供給するための酸化剤ガス供給口10aを有する酸
化剤ガス供給マニホールド10,及び当該各単位電池2
における電気化学反応後の高温酸化剤ガスを図示しない
熱交換器等へ排出するための酸化剤ガス排出口11aを
有する酸化剤ガス排出マニホールド11がそれぞれガス
ケット8を介して配設されている。
【0007】ところで、上述したように燃料電池は非常
に優れた利点を備えた発電システムであるため、性能だ
けではなく、実用性を一層向上させる必要がある。そし
て、燃料電池の実用性向上を図るための諸策の一つとし
て、パッケージ型燃料電池が考案されている。
に優れた利点を備えた発電システムであるため、性能だ
けではなく、実用性を一層向上させる必要がある。そし
て、燃料電池の実用性向上を図るための諸策の一つとし
て、パッケージ型燃料電池が考案されている。
【0008】このパッケージ型燃料電池は、少なくとも
1個の単位燃料電池を筐体内に配設(パッケージ化)す
ることにより、単位燃料電池の設置効率や運搬効率を向
上させるものである。
1個の単位燃料電池を筐体内に配設(パッケージ化)す
ることにより、単位燃料電池の設置効率や運搬効率を向
上させるものである。
【0009】ここで、単位燃料電池1を用いたパッケー
ジ型燃料電池を図7及び図8に示す。なお、図7及び図
8に示すパッケージ型燃料電池は、1個の単位燃料電池
をパッケージ化した例を示しているが、全体で大出力エ
ネルギーを得るために複数個の単位燃料電池を一体にパ
ッケージ化することもできる。ただ、基本的な構成は略
同一であるため、以下では、1個の単位燃料電池をパッ
ケージ化した例について説明する。また、図7は、パッ
ケージ型燃料電池の内部を示す平面図であり、図8は、
同内部を示す側面図である。
ジ型燃料電池を図7及び図8に示す。なお、図7及び図
8に示すパッケージ型燃料電池は、1個の単位燃料電池
をパッケージ化した例を示しているが、全体で大出力エ
ネルギーを得るために複数個の単位燃料電池を一体にパ
ッケージ化することもできる。ただ、基本的な構成は略
同一であるため、以下では、1個の単位燃料電池をパッ
ケージ化した例について説明する。また、図7は、パッ
ケージ型燃料電池の内部を示す平面図であり、図8は、
同内部を示す側面図である。
【0010】図7及び図8に示すように、パッケージ型
燃料電池20は、土台となるベース21及びこのベース
21上方の空間を覆うカバー22から成る筐体(パッケ
ージ筐体)23を有している。この筐体23のベース2
1は中空の方形体であり、その上面は、棒状部材が格子
状に配設され、各部材の結合点(節点)で部材相互が剛
結された、いわゆるラーメン構造で形成されている。そ
して、この筐体23の内部に単位燃料電池1を配置して
パッケージ化されている。
燃料電池20は、土台となるベース21及びこのベース
21上方の空間を覆うカバー22から成る筐体(パッケ
ージ筐体)23を有している。この筐体23のベース2
1は中空の方形体であり、その上面は、棒状部材が格子
状に配設され、各部材の結合点(節点)で部材相互が剛
結された、いわゆるラーメン構造で形成されている。そ
して、この筐体23の内部に単位燃料電池1を配置して
パッケージ化されている。
【0011】すなわち、単位燃料電池1は、ベース21
の上面に固定具24により固設されている。また、ベー
ス21に固設された単位燃料電池1はカバー22で覆わ
れ、その上部は固定具24を介してカバー22に固定状
に取り付けられている。
の上面に固定具24により固設されている。また、ベー
ス21に固設された単位燃料電池1はカバー22で覆わ
れ、その上部は固定具24を介してカバー22に固定状
に取り付けられている。
【0012】一方、ベース21には、その上面側に単位
燃料電池1に対して燃料ガスや酸化剤ガスを供給するた
めの母管路が設けられている。この母管路は、ベース2
1に取り付けられた管路支持部材(図示せず)に支持さ
れている。
燃料電池1に対して燃料ガスや酸化剤ガスを供給するた
めの母管路が設けられている。この母管路は、ベース2
1に取り付けられた管路支持部材(図示せず)に支持さ
れている。
【0013】母管路の内、燃料ガス供給系の母管路(燃
料ガス供給母管路)25は、その一方の開口端部が燃料
ガス供給マニホールド6に近接するカバー側面一端部2
2a1 における高さ方向の中央部に対して外方へ貫設さ
れ、管路本体部が所要位置で屈曲しながら単位燃料電池
1の燃料ガス供給口6aの直下付近まで当該単位燃料電
池1の側面に沿って延設されている。また、燃料ガス供
給口6aには、燃料ガス供給支管路26が管路接続フラ
ンジ27を介して垂下状に取り付けられており、燃料ガ
ス供給母管路25の延設側開口端部は、上記燃料ガス供
給支管路26の開口下端部に管路接続フランジ27を介
して連通状に接続されている。
料ガス供給母管路)25は、その一方の開口端部が燃料
ガス供給マニホールド6に近接するカバー側面一端部2
2a1 における高さ方向の中央部に対して外方へ貫設さ
れ、管路本体部が所要位置で屈曲しながら単位燃料電池
1の燃料ガス供給口6aの直下付近まで当該単位燃料電
池1の側面に沿って延設されている。また、燃料ガス供
給口6aには、燃料ガス供給支管路26が管路接続フラ
ンジ27を介して垂下状に取り付けられており、燃料ガ
ス供給母管路25の延設側開口端部は、上記燃料ガス供
給支管路26の開口下端部に管路接続フランジ27を介
して連通状に接続されている。
【0014】また、燃料ガス排出系の母管路(燃料ガス
排出母管路)30は、燃料ガス供給系と同様に、その一
方の開口端部がカバー側面他端部22a2 における高さ
方向の略中央部に対して外方へ貫設され、管路本体部が
所要位置で屈曲しながら単位燃料電池1の燃料ガス排出
口7aの直下付近まで当該単位燃料電池1の側面周囲に
沿って延設されている。そして、その燃料ガス排出母管
路30の延設側端部が上記燃料ガス排出口7aに垂下状
に取り付けられた燃料ガス排出支管路31の開口下端部
に管路接続フランジ27を介して連通状に接続されてい
る。
排出母管路)30は、燃料ガス供給系と同様に、その一
方の開口端部がカバー側面他端部22a2 における高さ
方向の略中央部に対して外方へ貫設され、管路本体部が
所要位置で屈曲しながら単位燃料電池1の燃料ガス排出
口7aの直下付近まで当該単位燃料電池1の側面周囲に
沿って延設されている。そして、その燃料ガス排出母管
路30の延設側端部が上記燃料ガス排出口7aに垂下状
に取り付けられた燃料ガス排出支管路31の開口下端部
に管路接続フランジ27を介して連通状に接続されてい
る。
【0015】一方、酸化剤供給系の母管路(酸化剤ガス
供給母管路)及び酸化剤排出系の母管路(酸化剤ガス供
給母管路)については、カバー側面一端部22a1 にお
ける高さ方向の設置位置及びカバー側面他端部22a2
における高さ方向の設置位置が上記燃料ガス供給母管路
25及び燃料ガス排出母管路30の貫通位置よりも低く
なっているだけが異なり、それ以外は、燃料ガス供給母
管路25及び燃料ガス排出母管路30と略同様の接続構
成を有している。
供給母管路)及び酸化剤排出系の母管路(酸化剤ガス供
給母管路)については、カバー側面一端部22a1 にお
ける高さ方向の設置位置及びカバー側面他端部22a2
における高さ方向の設置位置が上記燃料ガス供給母管路
25及び燃料ガス排出母管路30の貫通位置よりも低く
なっているだけが異なり、それ以外は、燃料ガス供給母
管路25及び燃料ガス排出母管路30と略同様の接続構
成を有している。
【0016】すなわち、酸化剤ガス供給母管路35は、
一方の開口端部がカバー側面他端部22a2 の上記設置
位置に貫設され、管路本体部が単位燃料電池1の酸化剤
ガス供給口10aの直下付近まで当該単位燃料電池1の
側面周囲に沿って延設されている。そして、母管路35
の延設側開口端部が酸化剤ガス供給支管路36及び管路
接続フランジ37を介して酸化剤ガス供給口10aに連
通状に接続されている。また、酸化剤ガス排出母管路4
0は、一方の開口端部がカバー側面一端部22a1 にお
ける上記設置位置に貫設され、管路本体部が単位燃料電
池1の酸化剤ガス排出口11aの直下付近まで当該単位
燃料電池1の側面周囲に沿って延設され、母管路40の
延設側開口端部が上記酸化剤ガス排出支管路41及び管
路接続フランジ42を介して連通状に接続されている。
一方の開口端部がカバー側面他端部22a2 の上記設置
位置に貫設され、管路本体部が単位燃料電池1の酸化剤
ガス供給口10aの直下付近まで当該単位燃料電池1の
側面周囲に沿って延設されている。そして、母管路35
の延設側開口端部が酸化剤ガス供給支管路36及び管路
接続フランジ37を介して酸化剤ガス供給口10aに連
通状に接続されている。また、酸化剤ガス排出母管路4
0は、一方の開口端部がカバー側面一端部22a1 にお
ける上記設置位置に貫設され、管路本体部が単位燃料電
池1の酸化剤ガス排出口11aの直下付近まで当該単位
燃料電池1の側面周囲に沿って延設され、母管路40の
延設側開口端部が上記酸化剤ガス排出支管路41及び管
路接続フランジ42を介して連通状に接続されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のパッケージ型燃料電池20においては、燃料ガス供給
及び排出母管路25,30並びに酸化剤ガス供給及び排
出母管路35,40は、単位燃料電池1の側面周囲に沿
って当該側面を取り囲むように筐体23内に配設されて
いるため、単位燃料電池1の保守、点検を行なう際に、
保守・点検者は、カバー22を取り外した後で、さらに
燃料ガス供給及び排出母管路25,30並びに酸化剤ガ
ス供給及び排出母管路35,40を取り外さなければな
らず、実際の保守・点検作業を行なう前に非常に手間及
び時間がかかってしまった。加えて、保守・点検者は、
実際の保守・点検作業を行なった後で、一旦取り外した
各母管路25,30及び35,40を再度取り付けなけ
ればならず、同様に保守・点検作業全体の時間を遅延さ
せる要因となっていた。
のパッケージ型燃料電池20においては、燃料ガス供給
及び排出母管路25,30並びに酸化剤ガス供給及び排
出母管路35,40は、単位燃料電池1の側面周囲に沿
って当該側面を取り囲むように筐体23内に配設されて
いるため、単位燃料電池1の保守、点検を行なう際に、
保守・点検者は、カバー22を取り外した後で、さらに
燃料ガス供給及び排出母管路25,30並びに酸化剤ガ
ス供給及び排出母管路35,40を取り外さなければな
らず、実際の保守・点検作業を行なう前に非常に手間及
び時間がかかってしまった。加えて、保守・点検者は、
実際の保守・点検作業を行なった後で、一旦取り外した
各母管路25,30及び35,40を再度取り付けなけ
ればならず、同様に保守・点検作業全体の時間を遅延さ
せる要因となっていた。
【0018】また、パッケージ型燃料電池20において
は、供給及び排出される燃料ガスや酸化剤ガスを略常圧
(大気圧)の状態で運転稼働可能なタイプの燃料電池
(常圧式燃料電池)を用いることが多いため、燃料ガス
や酸化剤ガスの容積流量が大きくなり、その容積流量の
増大に伴って、各燃料ガス供給及び排出母管路25,3
0並びに酸化剤ガス供給及び排出母管路35,40の管
路断面積は大きくなる。したがって、上述した母管路2
5,30及び35,40の取り外し/取り付けが一層困
難になり、さらに保守・点検作業全体の作業効率を悪化
させ、作業時間を増大させていた。
は、供給及び排出される燃料ガスや酸化剤ガスを略常圧
(大気圧)の状態で運転稼働可能なタイプの燃料電池
(常圧式燃料電池)を用いることが多いため、燃料ガス
や酸化剤ガスの容積流量が大きくなり、その容積流量の
増大に伴って、各燃料ガス供給及び排出母管路25,3
0並びに酸化剤ガス供給及び排出母管路35,40の管
路断面積は大きくなる。したがって、上述した母管路2
5,30及び35,40の取り外し/取り付けが一層困
難になり、さらに保守・点検作業全体の作業効率を悪化
させ、作業時間を増大させていた。
【0019】さらに、パッケージ型燃料電池は、そのパ
ッケージ型の特徴を生かして屋内に設置されるケースが
多く、カバー22の上方には屋内の天井が近接している
場合が多い。このため、単位燃料電池1に分解を伴う修
理や単位燃料電池1の故障による交換といった事態が発
生した場合、筐体23から単位燃料電池1を取り出さね
ばならないが、筐体23(カバー22)の上方には屋内
の天井が近接している理由から、必然的に水平方向に当
該単位燃料電池1を引き出して取り外すことになる。
ッケージ型の特徴を生かして屋内に設置されるケースが
多く、カバー22の上方には屋内の天井が近接している
場合が多い。このため、単位燃料電池1に分解を伴う修
理や単位燃料電池1の故障による交換といった事態が発
生した場合、筐体23から単位燃料電池1を取り出さね
ばならないが、筐体23(カバー22)の上方には屋内
の天井が近接している理由から、必然的に水平方向に当
該単位燃料電池1を引き出して取り外すことになる。
【0020】このように、単位燃料電池1を水平方向に
引き出すためには、燃料ガス各支管路26,31と燃料
ガス各母管路25,30との接続を外し、さらに酸化剤
ガス各支管路36,41と酸化剤ガス各母管路35,4
0との接続を外した後、少なくとも水平方向(例えば、
図8において向かって右方向)に引き出す側の単位燃料
電池1の側面に近接して配設された母管路(例えば燃料
ガス排出母管路30及び酸化剤ガス供給母管路35)を
取り外す必要がある。すなわち、母管路を取り外さなけ
れば単位燃料電池の筐体からの取り外し作業ができない
ため、その取り外し作業の困難性が増大し、取り外し作
業時間を増大させる結果となっていた。
引き出すためには、燃料ガス各支管路26,31と燃料
ガス各母管路25,30との接続を外し、さらに酸化剤
ガス各支管路36,41と酸化剤ガス各母管路35,4
0との接続を外した後、少なくとも水平方向(例えば、
図8において向かって右方向)に引き出す側の単位燃料
電池1の側面に近接して配設された母管路(例えば燃料
ガス排出母管路30及び酸化剤ガス供給母管路35)を
取り外す必要がある。すなわち、母管路を取り外さなけ
れば単位燃料電池の筐体からの取り外し作業ができない
ため、その取り外し作業の困難性が増大し、取り外し作
業時間を増大させる結果となっていた。
【0021】本発明は上述した問題に鑑みてなされたも
ので、単位燃料電池の点検・保守を簡単且つ迅速に行な
うことができるパッケージ型燃料電池を提供することを
その目的とする。
ので、単位燃料電池の点検・保守を簡単且つ迅速に行な
うことができるパッケージ型燃料電池を提供することを
その目的とする。
【0022】また、本発明は上述した問題に鑑みてなさ
れたもので、単位燃料電池のパッケージ筐体からの取り
外しを容易に行なうことを可能にして単位燃料電池の修
理や交換を簡単且つ迅速に行なうことができるパッケー
ジ型燃料電池を提供することを他の目的とする。
れたもので、単位燃料電池のパッケージ筐体からの取り
外しを容易に行なうことを可能にして単位燃料電池の修
理や交換を簡単且つ迅速に行なうことができるパッケー
ジ型燃料電池を提供することを他の目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、請求項1に記載したパッケージ型燃料電池によれ
ば、複数種類の反応ガスを電気化学反応させて電気エネ
ルギーを生成する単位電池を複数個積層して単位燃料電
池を構成し、この単位燃料電池を筐体内に設置するとと
もに、前記複数種類の反応ガスを前記単位燃料電池内に
供給し且つ電気化学反応後に当該単位燃料電池内から反
応ガスを排出する複数の管路を前記筐体内に設置したパ
ッケージ型燃料電池において、前記複数の管路を前記筐
体の少なくとも一つの内側面から離れた場所に配置して
当該内側面近傍に空間スペースを形成している。
め、請求項1に記載したパッケージ型燃料電池によれ
ば、複数種類の反応ガスを電気化学反応させて電気エネ
ルギーを生成する単位電池を複数個積層して単位燃料電
池を構成し、この単位燃料電池を筐体内に設置するとと
もに、前記複数種類の反応ガスを前記単位燃料電池内に
供給し且つ電気化学反応後に当該単位燃料電池内から反
応ガスを排出する複数の管路を前記筐体内に設置したパ
ッケージ型燃料電池において、前記複数の管路を前記筐
体の少なくとも一つの内側面から離れた場所に配置して
当該内側面近傍に空間スペースを形成している。
【0024】請求項2に記載したパッケージ型燃料電池
によれば、前記筐体は、前記単位燃料電池がその上面に
設置されるベースと、このベースに取り付けられ当該ベ
ース上に設置された単位燃料電池を覆うカバーとを有
し、前記複数の管路を前記カバーの少なくとも一つの内
側面から離れた場所に配置している。
によれば、前記筐体は、前記単位燃料電池がその上面に
設置されるベースと、このベースに取り付けられ当該ベ
ース上に設置された単位燃料電池を覆うカバーとを有
し、前記複数の管路を前記カバーの少なくとも一つの内
側面から離れた場所に配置している。
【0025】請求項3に記載したパッケージ型燃料電池
によれば、前記複数の管路の少なくとも一部を前記ベー
ス内部に配置している。
によれば、前記複数の管路の少なくとも一部を前記ベー
ス内部に配置している。
【0026】請求項4に記載したパッケージ型燃料電池
によれば、前記複数の管路を所要の剛性を有する材料及
び形状で形成して当該複数の管路により前記ベースを機
械的に補強するようにしている。
によれば、前記複数の管路を所要の剛性を有する材料及
び形状で形成して当該複数の管路により前記ベースを機
械的に補強するようにしている。
【0027】請求項5に記載したパッケージ型燃料電池
によれば、前記複数の管路の少なくとも一部を前記カバ
ーの少なくとも一つの内側面以外の内側面近傍に配置し
ている。
によれば、前記複数の管路の少なくとも一部を前記カバ
ーの少なくとも一つの内側面以外の内側面近傍に配置し
ている。
【0028】請求項6に記載したパッケージ型燃料電池
によれば、前記ベース上面と前記単位燃料電池との間に
当該単位燃料電池を前記カバーの少なくとも一つの内側
面側の水平方向に移動可能な水平方向移動手段を設けて
いる。
によれば、前記ベース上面と前記単位燃料電池との間に
当該単位燃料電池を前記カバーの少なくとも一つの内側
面側の水平方向に移動可能な水平方向移動手段を設けて
いる。
【0029】請求項7に記載したパッケージ型燃料電池
によれば、前記筐体の少なくとも一つの内側面側のベー
ス側面に補助ガイド機構を設置し、前記単位燃料電池を
前記ベース上面及び前記補助ガイド機構を介して前記筐
体の少なくとも一つの内側面側から引き出し可能にして
いる。
によれば、前記筐体の少なくとも一つの内側面側のベー
ス側面に補助ガイド機構を設置し、前記単位燃料電池を
前記ベース上面及び前記補助ガイド機構を介して前記筐
体の少なくとも一つの内側面側から引き出し可能にして
いる。
【0030】請求項8に記載したパッケージ型燃料電池
によれば、前記カバーの少なくとも一つの内側面に、当
該カバー内側面の少なくとも一部を開口するカバー開口
機構を設けている。
によれば、前記カバーの少なくとも一つの内側面に、当
該カバー内側面の少なくとも一部を開口するカバー開口
機構を設けている。
【0031】本発明によれば、例えばベースとカバーと
を有する筐体内の例えばベース上面に単位燃料電池が設
置され、カバーにより当該単位燃料電池が覆われてパッ
ケージ型燃料電池が構成されている。
を有する筐体内の例えばベース上面に単位燃料電池が設
置され、カバーにより当該単位燃料電池が覆われてパッ
ケージ型燃料電池が構成されている。
【0032】そして、複数種類の反応ガスを単位燃料電
池内に供給し且つ電気化学反応後に単位燃料電池内から
反応ガスを排出するために筐体内に設置された複数の管
路の少なくとも一部、例えば全ての管路が、筐体内にお
ける例えばカバーの少なくとも一つの内側面から離れた
場所、例えばベース内部に配置され、そのカバー内側面
近傍に空間スペースが形成されている。したがって、単
位燃料電池点検・保守者は、上述した管路を取り外すこ
となく当該カバーの内側面側から単位燃料電池を点検、
保守し、また当該カバー内側面を介して単位燃料電池を
取り外して分解を伴う修理や交換等を行なうことができ
る。
池内に供給し且つ電気化学反応後に単位燃料電池内から
反応ガスを排出するために筐体内に設置された複数の管
路の少なくとも一部、例えば全ての管路が、筐体内にお
ける例えばカバーの少なくとも一つの内側面から離れた
場所、例えばベース内部に配置され、そのカバー内側面
近傍に空間スペースが形成されている。したがって、単
位燃料電池点検・保守者は、上述した管路を取り外すこ
となく当該カバーの内側面側から単位燃料電池を点検、
保守し、また当該カバー内側面を介して単位燃料電池を
取り外して分解を伴う修理や交換等を行なうことができ
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0034】(第1実施形態)本実施形態のパッケージ
型燃料電池の概略構成を図1及び図2に示す。なお、図
1は、本実施形態のパッケージ型燃料電池の内部を示す
平面図であり、図8は、同内部を示す側面図である。ま
た、前掲図6乃至図8と同等の構成要素については、同
等の符号を付してその説明は省略又は簡略化する。
型燃料電池の概略構成を図1及び図2に示す。なお、図
1は、本実施形態のパッケージ型燃料電池の内部を示す
平面図であり、図8は、同内部を示す側面図である。ま
た、前掲図6乃至図8と同等の構成要素については、同
等の符号を付してその説明は省略又は簡略化する。
【0035】図1及び図2に示すように、パッケージ型
燃料電池50は、前掲図6に示す単位電池を積層した積
層構造の単位燃料電池1aと、土台となるベース51及
びこのベース51上方の空間を覆うカバー52から成る
筐体(パッケージ筐体)543とを有しており、その筐
体53の内部に単位燃料電池1aを配置してパッケージ
化されている。筐体53のベース51は中空の方形体で
あり、その上面は、棒状部材が格子状に配設され(格子
状フレーム)、各部材の結合点(節点)で部材相互が剛
結された、いわゆるラーメン構造で形成されている。ま
た、カバー52の少なくとも一側面には、当該カバー5
2を部分的あるいは全面的に開口させる図示しないカバ
ー開口機構が取り付けられている。
燃料電池50は、前掲図6に示す単位電池を積層した積
層構造の単位燃料電池1aと、土台となるベース51及
びこのベース51上方の空間を覆うカバー52から成る
筐体(パッケージ筐体)543とを有しており、その筐
体53の内部に単位燃料電池1aを配置してパッケージ
化されている。筐体53のベース51は中空の方形体で
あり、その上面は、棒状部材が格子状に配設され(格子
状フレーム)、各部材の結合点(節点)で部材相互が剛
結された、いわゆるラーメン構造で形成されている。ま
た、カバー52の少なくとも一側面には、当該カバー5
2を部分的あるいは全面的に開口させる図示しないカバ
ー開口機構が取り付けられている。
【0036】単位燃料電池1aにおいて、燃料ガス供給
口6aは燃料ガス供給マニホールド6の下端部に配設さ
れ、同様に燃料ガス排出口7a、酸化剤ガス供給口10
a、及び酸化剤排出口11aもそれぞれ燃料ガス排出マ
ニホールド7、酸化剤供給マニホールド10、及び酸化
剤排出マニホールド11の下端部に配設されている。
口6aは燃料ガス供給マニホールド6の下端部に配設さ
れ、同様に燃料ガス排出口7a、酸化剤ガス供給口10
a、及び酸化剤排出口11aもそれぞれ燃料ガス排出マ
ニホールド7、酸化剤供給マニホールド10、及び酸化
剤排出マニホールド11の下端部に配設されている。
【0037】また、単位燃料電池1aは、ベース51の
上面51A(格子状フレーム)に固定具24により固設
されている。また、ベース51に固設された単位燃料電
池1aはカバー52で覆われ、その上部は固定具24を
介してカバー52に固定状に取り付けられている。
上面51A(格子状フレーム)に固定具24により固設
されている。また、ベース51に固設された単位燃料電
池1aはカバー52で覆われ、その上部は固定具24を
介してカバー52に固定状に取り付けられている。
【0038】一方、本実施形態によれば、単位燃料電池
1aに対して燃料ガスや酸化剤ガスを供給するための断
面円形であり金属材料で形成された母管路を筐体53の
ベース51内部に有している。
1aに対して燃料ガスや酸化剤ガスを供給するための断
面円形であり金属材料で形成された母管路を筐体53の
ベース51内部に有している。
【0039】すなわち、母管路の内、燃料ガス供給系の
母管路(燃料ガス供給母管路)55は、その開口端部5
5aが燃料ガス供給マニホールド6に近接する側のベー
ス側面51aの略中央部51a1 に対して外方へ貫設さ
れ、管路本体部がベース51内部において単位燃料電池
1aの燃料ガス供給口6aの直下付近までベース上面5
1A及び下面に沿って延設されている。そして、燃料ガ
ス供給母管路55の延設側開口端部は、燃料ガス供給口
6aに向けて約直角に曲げられベース上面51A(フレ
ーム間)から突出している。
母管路(燃料ガス供給母管路)55は、その開口端部5
5aが燃料ガス供給マニホールド6に近接する側のベー
ス側面51aの略中央部51a1 に対して外方へ貫設さ
れ、管路本体部がベース51内部において単位燃料電池
1aの燃料ガス供給口6aの直下付近までベース上面5
1A及び下面に沿って延設されている。そして、燃料ガ
ス供給母管路55の延設側開口端部は、燃料ガス供給口
6aに向けて約直角に曲げられベース上面51A(フレ
ーム間)から突出している。
【0040】また、燃料ガス供給口6aには、燃料ガス
供給支管路56が管路接続フランジ57を介して垂下状
に取り付けられており、筐体53のベース51内部に配
設された母管路55の突出側開口端部は、上記燃料ガス
供給支管路56の開口下端部に管路接続フランジ57を
介して連通状に接続されている。一方、母管路55の開
口端部55aには、図示しない外部燃料ガス供給ライン
が接続されており、その外部燃料ガス供給ラインから母
管路55に燃料ガスが供給されることにより(図中矢印
A参照)、当該母管路55及び支管路56を介して単位
燃料電池1aの各単位電池2へ燃料ガスが供給されるよ
うになっている。
供給支管路56が管路接続フランジ57を介して垂下状
に取り付けられており、筐体53のベース51内部に配
設された母管路55の突出側開口端部は、上記燃料ガス
供給支管路56の開口下端部に管路接続フランジ57を
介して連通状に接続されている。一方、母管路55の開
口端部55aには、図示しない外部燃料ガス供給ライン
が接続されており、その外部燃料ガス供給ラインから母
管路55に燃料ガスが供給されることにより(図中矢印
A参照)、当該母管路55及び支管路56を介して単位
燃料電池1aの各単位電池2へ燃料ガスが供給されるよ
うになっている。
【0041】燃料ガス排出系の母管路(燃料ガス排出母
管路)60は、その開口端部60aが、前記母管路55
の貫設部に隣接するベース側面51aの略中央部51a
1 に対して外方へ貫設され、管路本体部がベース内部5
1において単位燃料電池1aの燃料ガス排出口7aの直
下付近までベース上面51A及び下面に沿って延設され
ている。そして、燃料ガス排出母管路60の延設側開口
端部は、燃料ガス排出口7aに向けて約直角に曲げられ
ベース上面51Aから突出している。
管路)60は、その開口端部60aが、前記母管路55
の貫設部に隣接するベース側面51aの略中央部51a
1 に対して外方へ貫設され、管路本体部がベース内部5
1において単位燃料電池1aの燃料ガス排出口7aの直
下付近までベース上面51A及び下面に沿って延設され
ている。そして、燃料ガス排出母管路60の延設側開口
端部は、燃料ガス排出口7aに向けて約直角に曲げられ
ベース上面51Aから突出している。
【0042】また、燃料ガス排出口7aには、燃料ガス
排出支管路61が管路接続フランジ62を介して垂下状
に取り付けられており、筐体53のベース51内部に配
設された母管路60の突出側開口端部は、上記燃料ガス
排出支管路61の開口下端部に管路接続フランジ62を
介して連通状に接続されている。一方、母管路60の開
口端部60aには、図示しない未反応燃料ガス排出ライ
ンが接続されており、単位燃料電池1aの各単位電池2
における未反応燃料ガスは、支管路61、母管路60及
び未反応燃料ガス排出ラインを介して筐体外へ排出され
(図中矢印B参照)、図示しない改質器等に供給される
ようになっている。
排出支管路61が管路接続フランジ62を介して垂下状
に取り付けられており、筐体53のベース51内部に配
設された母管路60の突出側開口端部は、上記燃料ガス
排出支管路61の開口下端部に管路接続フランジ62を
介して連通状に接続されている。一方、母管路60の開
口端部60aには、図示しない未反応燃料ガス排出ライ
ンが接続されており、単位燃料電池1aの各単位電池2
における未反応燃料ガスは、支管路61、母管路60及
び未反応燃料ガス排出ラインを介して筐体外へ排出され
(図中矢印B参照)、図示しない改質器等に供給される
ようになっている。
【0043】さらに、酸化剤ガス供給系及び排出系の母
管路(酸化剤ガス供給母管路及び酸化剤ガス排出母管
路)は、燃料ガス供給母管路55及び燃料ガス排出母管
路60と略同様の接続構成を有している。
管路(酸化剤ガス供給母管路及び酸化剤ガス排出母管
路)は、燃料ガス供給母管路55及び燃料ガス排出母管
路60と略同様の接続構成を有している。
【0044】すなわち、酸化剤ガス供給母管路65は、
その開口端部65aがベース側面51aの一端部51a
2 に対して貫設され、管路本体部がベース内部51にお
いて単位燃料電池1aの酸化剤ガス供給口10aの直下
付近までベース上面51A及び下面に沿って延設されて
おり、そのベース上面51Aから突出された開口端部が
酸化剤ガス供給支管路66及び管路接続フランジ67を
介して酸化剤ガス供給口10aに連通状に接続されてい
る。そして、母管路65の開口端部65aに接続された
図示しない外部酸化剤ガス供給ラインから当該母管路6
5に酸化剤ガスが供給されることにより(図中矢印C参
照)、当該母管路65及び支管路66を介して単位燃料
電池1aの各単位電池2へ酸化剤ガスが供給されるよう
になっている。
その開口端部65aがベース側面51aの一端部51a
2 に対して貫設され、管路本体部がベース内部51にお
いて単位燃料電池1aの酸化剤ガス供給口10aの直下
付近までベース上面51A及び下面に沿って延設されて
おり、そのベース上面51Aから突出された開口端部が
酸化剤ガス供給支管路66及び管路接続フランジ67を
介して酸化剤ガス供給口10aに連通状に接続されてい
る。そして、母管路65の開口端部65aに接続された
図示しない外部酸化剤ガス供給ラインから当該母管路6
5に酸化剤ガスが供給されることにより(図中矢印C参
照)、当該母管路65及び支管路66を介して単位燃料
電池1aの各単位電池2へ酸化剤ガスが供給されるよう
になっている。
【0045】また、酸化剤ガス排出母管路70は、その
開口端部70aがベース側面51a他端部51a3 に対
して貫設され、管路本体部がベース内部51において単
位燃料電池1aの酸化剤ガス供給口11aの直下付近ま
でベース上面51A及び下面に沿って延設されており、
そのベース上面51Aから突出された開口端部が酸化剤
ガス排出支管路71及び管路接続フランジ72を介して
酸化剤ガス排出口11aに連通状に接続されている。そ
して、単位燃料電池1aの各単位電池2における電気化
学反応後の高温の酸化剤ガスは、支管路71、母管路7
0及びその開口端部70aに接続された図示しない酸化
剤ガス排出ラインを介して筐体外へ排出され(図中矢印
D参照)、図示しない熱交換器等に供給されるようにな
っている。
開口端部70aがベース側面51a他端部51a3 に対
して貫設され、管路本体部がベース内部51において単
位燃料電池1aの酸化剤ガス供給口11aの直下付近ま
でベース上面51A及び下面に沿って延設されており、
そのベース上面51Aから突出された開口端部が酸化剤
ガス排出支管路71及び管路接続フランジ72を介して
酸化剤ガス排出口11aに連通状に接続されている。そ
して、単位燃料電池1aの各単位電池2における電気化
学反応後の高温の酸化剤ガスは、支管路71、母管路7
0及びその開口端部70aに接続された図示しない酸化
剤ガス排出ラインを介して筐体外へ排出され(図中矢印
D参照)、図示しない熱交換器等に供給されるようにな
っている。
【0046】以上のように構成されたパッケージ型の燃
料電池によれば、筐体53に設けられる燃料ガス供給母
管路55及び排出母管路60、酸化剤供給母管路65及
び排出母管路70をベース51の内部に配設したため、
単位燃料電池1aの点検、保守を行なう場合、従来の燃
料ガス及び酸化剤ガス供給/排出用母管路が占有してい
た単位燃料電池1a周囲のスペースは空きスペースとな
り、カバー52や燃料ガス供給母管路55及び排出母管
路60、酸化剤供給母管路65及び排出母管路70の取
り外し/取り付けを行なう必要がなく、その空きスペー
スを利用して点検、保守を簡単且つ迅速に行なうことが
できる。
料電池によれば、筐体53に設けられる燃料ガス供給母
管路55及び排出母管路60、酸化剤供給母管路65及
び排出母管路70をベース51の内部に配設したため、
単位燃料電池1aの点検、保守を行なう場合、従来の燃
料ガス及び酸化剤ガス供給/排出用母管路が占有してい
た単位燃料電池1a周囲のスペースは空きスペースとな
り、カバー52や燃料ガス供給母管路55及び排出母管
路60、酸化剤供給母管路65及び排出母管路70の取
り外し/取り付けを行なう必要がなく、その空きスペー
スを利用して点検、保守を簡単且つ迅速に行なうことが
できる。
【0047】また、筐体53から単位燃料電池1aを取
り出す場合においては、まず水平に引き出す方向のカバ
ー52の一側面をカバー開口機構を介して部分的あるい
は全面的に開口し、単位燃料電池1aを固定している固
定具24の固定を解除する。次いで、各管路接続フラン
ジ57、62、67、72を介して各支管路56、6
1、66、71を取り外し、ジャッキアップやコロ等を
挿入すれば、単位燃料電池1aを筐体53(カバー5
2)の一側面から容易に引き出すことができる。すなわ
ち、本構成によれば、筐体53から単位燃料電池1aを
取り出す際に各母管路55、60、65、70を取り外
す必要がないため、単位燃料電池1aに分解を伴う修
理、あるいは故障による交換といった事態が発生して
も、簡単且つ迅速に対処することができる。
り出す場合においては、まず水平に引き出す方向のカバ
ー52の一側面をカバー開口機構を介して部分的あるい
は全面的に開口し、単位燃料電池1aを固定している固
定具24の固定を解除する。次いで、各管路接続フラン
ジ57、62、67、72を介して各支管路56、6
1、66、71を取り外し、ジャッキアップやコロ等を
挿入すれば、単位燃料電池1aを筐体53(カバー5
2)の一側面から容易に引き出すことができる。すなわ
ち、本構成によれば、筐体53から単位燃料電池1aを
取り出す際に各母管路55、60、65、70を取り外
す必要がないため、単位燃料電池1aに分解を伴う修
理、あるいは故障による交換といった事態が発生して
も、簡単且つ迅速に対処することができる。
【0048】特に、ベース51の内部に配設される各母
管路55、60、65、70をベース上面51A及びベ
ース下面等と例えば溶接等で接合することにより、燃料
ガスや酸化剤ガスの流通路である本来の機能に加えて、
ベース51の機械的な補強機能を兼用させることができ
る。さらに、各母管路55、60、65、70におい
て、適度な剛性を有する材料及び形状を選定してベース
上面51A及びベース下面等と接合することにより、ベ
ース51をさらに補強することができる。
管路55、60、65、70をベース上面51A及びベ
ース下面等と例えば溶接等で接合することにより、燃料
ガスや酸化剤ガスの流通路である本来の機能に加えて、
ベース51の機械的な補強機能を兼用させることができ
る。さらに、各母管路55、60、65、70におい
て、適度な剛性を有する材料及び形状を選定してベース
上面51A及びベース下面等と接合することにより、ベ
ース51をさらに補強することができる。
【0049】すなわち、本実施形態では、各母管路の断
面形状を円形としたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、必要な流路断面積や機械的な補強強度等を考
慮して、正方形、長方形、あるいは楕円形等の各種形状
にしてもよい。また、本実施形態では、各母管路を金属
材料で形成したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、必要な剛性や機械的補強強度等を考慮した所要部
材で形成可能である。このように母管路に複数の機能を
持たせることにより、より合理的なパッケージ構造を得
ることができる。
面形状を円形としたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、必要な流路断面積や機械的な補強強度等を考
慮して、正方形、長方形、あるいは楕円形等の各種形状
にしてもよい。また、本実施形態では、各母管路を金属
材料で形成したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、必要な剛性や機械的補強強度等を考慮した所要部
材で形成可能である。このように母管路に複数の機能を
持たせることにより、より合理的なパッケージ構造を得
ることができる。
【0050】(第2実施形態)本実施形態のパッケージ
型燃料電池の概略構成を図3に示す。なお、図3は、本
実施形態のパッケージ型燃料電池の内部を示す側面図で
あり、前掲図1、図2、及び図6乃至図8と同等の構成
要素については、同等の符号を付してその説明は省略又
は簡略化する。
型燃料電池の概略構成を図3に示す。なお、図3は、本
実施形態のパッケージ型燃料電池の内部を示す側面図で
あり、前掲図1、図2、及び図6乃至図8と同等の構成
要素については、同等の符号を付してその説明は省略又
は簡略化する。
【0051】上述した第1実施形態では、燃料ガス供給
母管路55及び排出母管路60、酸化剤ガス供給母管路
65及び排出母管路70を全て筐体53のベース51内
部に配設した場合について示したが、本実施形態のパッ
ケージ燃料電池75では、単位燃料電池1aに対する分
解を伴う修理、あるいは故障による交換といった事態に
備えて、予めその修理・交換の際において単位燃料電池
1aを筐体53から引き出す方向を設定している。そし
て、その引き出し方向側における筐体53のカバー52
内側面52aに近接するスペースには燃料ガスや酸化剤
ガスを供給、排出する母管路を配設せずに、当該母管路
のみをベース51内部に配設している。また、カバー5
2の内側面52aの裏側の外側面には、当該カバー52
を部分的あるいは全面的に開口させる図示しないカバー
開口機構が取り付けられている。
母管路55及び排出母管路60、酸化剤ガス供給母管路
65及び排出母管路70を全て筐体53のベース51内
部に配設した場合について示したが、本実施形態のパッ
ケージ燃料電池75では、単位燃料電池1aに対する分
解を伴う修理、あるいは故障による交換といった事態に
備えて、予めその修理・交換の際において単位燃料電池
1aを筐体53から引き出す方向を設定している。そし
て、その引き出し方向側における筐体53のカバー52
内側面52aに近接するスペースには燃料ガスや酸化剤
ガスを供給、排出する母管路を配設せずに、当該母管路
のみをベース51内部に配設している。また、カバー5
2の内側面52aの裏側の外側面には、当該カバー52
を部分的あるいは全面的に開口させる図示しないカバー
開口機構が取り付けられている。
【0052】すなわち、本構成では、図3に示すように
単位燃料電池1aの引き出し方向を図3の矢印Eに示す
カバー側面52aに直交する方向(図面向かって右方
向)に設定しているため、従来その引き出し方向側の筐
体53のカバー内側面52aに近接するスペースに配設
されていた母管路(本構成では燃料ガス排出母管路60
b及び酸化剤ガス供給母管路65b)を、それぞれ第1
実施形態(図1及び図2)と同様に筐体53のベース5
1内部に配設している。
単位燃料電池1aの引き出し方向を図3の矢印Eに示す
カバー側面52aに直交する方向(図面向かって右方
向)に設定しているため、従来その引き出し方向側の筐
体53のカバー内側面52aに近接するスペースに配設
されていた母管路(本構成では燃料ガス排出母管路60
b及び酸化剤ガス供給母管路65b)を、それぞれ第1
実施形態(図1及び図2)と同様に筐体53のベース5
1内部に配設している。
【0053】一方、その他の母管路である燃料ガス供給
母管路25a及び酸化剤ガス排出母管路40aは、図7
及び図8に示した従来構成と同様に、前記カバー内側面
52aと対向するカバー内側面52bに近接するスペー
スに、単位燃料電池1aの側面周囲に沿って配設してお
り、ベース51に取り付けられた管路支持部材(図示せ
ず)に支持されている。
母管路25a及び酸化剤ガス排出母管路40aは、図7
及び図8に示した従来構成と同様に、前記カバー内側面
52aと対向するカバー内側面52bに近接するスペー
スに、単位燃料電池1aの側面周囲に沿って配設してお
り、ベース51に取り付けられた管路支持部材(図示せ
ず)に支持されている。
【0054】以上のように構成されたパッケージ型燃料
電池よれば、従来において燃料ガス排出母管路60b及
び酸化剤ガス供給母管路65bが占有していたスペース
が空きスペースとなるため、その空きスペースを利用し
て点検、保守を簡単且つ迅速に行なうことができる。ま
た、筐体53から単位燃料電池1aを取り出して分解を
伴う修理等を行なう場合には、第1実施形態で述べた方
法と同様の方法により、当該単位燃料電池1aを予め設
定した方向(本構成では図3中の矢印Eで示す方向)に
引き出せば、母管路25a、40a、60b、65bを
取り外す必要が無い。したがって、本構成においても第
1実施形態で述べた効果と略同等の効果を享受すること
ができる。
電池よれば、従来において燃料ガス排出母管路60b及
び酸化剤ガス供給母管路65bが占有していたスペース
が空きスペースとなるため、その空きスペースを利用し
て点検、保守を簡単且つ迅速に行なうことができる。ま
た、筐体53から単位燃料電池1aを取り出して分解を
伴う修理等を行なう場合には、第1実施形態で述べた方
法と同様の方法により、当該単位燃料電池1aを予め設
定した方向(本構成では図3中の矢印Eで示す方向)に
引き出せば、母管路25a、40a、60b、65bを
取り外す必要が無い。したがって、本構成においても第
1実施形態で述べた効果と略同等の効果を享受すること
ができる。
【0055】なお、本構成では、引き出し方向を図3の
矢印Eに示す方向(図面向かって右方向)に設定した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、カバー側
面に直交する水平方向であれば、どの方向であってもよ
い。
矢印Eに示す方向(図面向かって右方向)に設定した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、カバー側
面に直交する水平方向であれば、どの方向であってもよ
い。
【0056】(第3実施形態)本実施形態のパッケージ
型燃料電池の概略構成を図4に示す。なお、図4は、本
実施形態のパッケージ型燃料電池の内部を示す側面図で
あり、前掲図1、図2、及び図6乃至図8と同等の構成
要素については、同一の符号を付してその説明は省略又
は簡略化する。
型燃料電池の概略構成を図4に示す。なお、図4は、本
実施形態のパッケージ型燃料電池の内部を示す側面図で
あり、前掲図1、図2、及び図6乃至図8と同等の構成
要素については、同一の符号を付してその説明は省略又
は簡略化する。
【0057】本構成のパッケージ型燃料電池76では、
例えば図4に示すように、単位燃料電池1aの引き出し
方向を図4の矢印Eに示す方向に設定している。そし
て、本構成では、この引き出し方向側の筐体53のカバ
ー内側面52aに近接するスペースには母管路を配設せ
ずに、例えば前記カバー内側面52aと対向するカバー
内側面52bに近接するスペースに集中的に全ての母管
路を配設している。また、カバー52の内側面52aの
裏側の外側面には、当該カバー52を部分的あるいは全
面的に開口させる図示しないカバー開口機構が取り付け
られている。
例えば図4に示すように、単位燃料電池1aの引き出し
方向を図4の矢印Eに示す方向に設定している。そし
て、本構成では、この引き出し方向側の筐体53のカバ
ー内側面52aに近接するスペースには母管路を配設せ
ずに、例えば前記カバー内側面52aと対向するカバー
内側面52bに近接するスペースに集中的に全ての母管
路を配設している。また、カバー52の内側面52aの
裏側の外側面には、当該カバー52を部分的あるいは全
面的に開口させる図示しないカバー開口機構が取り付け
られている。
【0058】すなわち、本構成によれば、燃料ガス供給
口8a及び排出口7a並びに酸化剤ガス供給口10a及
び排出口11aは、それぞれ異なる高さで燃料ガス供給
マニホールド6及び排出マニホールド7並びに酸化剤ガ
ス供給マニホールド10及び排出マニホールド11に設
けられている。
口8a及び排出口7a並びに酸化剤ガス供給口10a及
び排出口11aは、それぞれ異なる高さで燃料ガス供給
マニホールド6及び排出マニホールド7並びに酸化剤ガ
ス供給マニホールド10及び排出マニホールド11に設
けられている。
【0059】そして、母管路の内、燃料ガス供給母管路
80は、一方の開口端部が燃料ガス供給マニホールド6
に近接するカバー側面他端部(図7における22a1 参
照)における前記燃料ガス供給口6aと同等の高さ部分
に対して外方へ貫設され、管路本体部がカバー内側面5
2bに沿って単位燃料電池1aの燃料ガス供給口8a近
傍まで延設されており、燃料ガス供給支管路81及び管
路接続フランジ82を介して燃料ガス供給口6aに連通
状に接続されている。また、燃料ガス排出母管路85
は、その一方の開口端部がカバー側面他端部における前
記燃料ガス排出口7aと同等の高さ部分に対して外方へ
貫設され、管路本体部がカバー内側面52b及び単位燃
料電池1aの側面に沿って所要位置で屈曲しながら当該
単位燃料電池1aの燃料ガス排出口7a近傍まで延設さ
れており、燃料ガス排出支管路86及び管路接続フラン
ジ87を介して燃料ガス排出口7aに連通状に接続され
ている。
80は、一方の開口端部が燃料ガス供給マニホールド6
に近接するカバー側面他端部(図7における22a1 参
照)における前記燃料ガス供給口6aと同等の高さ部分
に対して外方へ貫設され、管路本体部がカバー内側面5
2bに沿って単位燃料電池1aの燃料ガス供給口8a近
傍まで延設されており、燃料ガス供給支管路81及び管
路接続フランジ82を介して燃料ガス供給口6aに連通
状に接続されている。また、燃料ガス排出母管路85
は、その一方の開口端部がカバー側面他端部における前
記燃料ガス排出口7aと同等の高さ部分に対して外方へ
貫設され、管路本体部がカバー内側面52b及び単位燃
料電池1aの側面に沿って所要位置で屈曲しながら当該
単位燃料電池1aの燃料ガス排出口7a近傍まで延設さ
れており、燃料ガス排出支管路86及び管路接続フラン
ジ87を介して燃料ガス排出口7aに連通状に接続され
ている。
【0060】一方、酸化剤ガス供給母管路90は、その
一方の開口端部がカバー側面他端部における酸化剤ガス
供給口10aと同等の高さ部分に対して外方へ貫設さ
れ、管路本体部が単位燃料電池1aの酸化剤ガス供給口
10a近傍まで当該カバー内側面52b及び単位燃料電
池1aの側面に沿って所要位置で屈曲しながら延設され
ており、酸化剤ガス供給支管路91及び管路接続フラン
ジ92を介して酸化剤ガス供給口10aに連通状に接続
されている。また、酸化剤ガス排出母管路95は、その
一方の開口端部が前記カバー側面他端部における酸化剤
ガス排出口11aと同等の高さ部分に対して外方へ貫設
され、管路本体部が単位燃料電池1aの酸化剤ガス排出
口11aの直下付近までカバー内側面52bに沿って延
設されており、酸化剤ガス排出支管路96及び管路接続
フランジ97を介して酸化剤ガス排出口11aに連通状
に接続されている。なお、上述した筐体53内に設置さ
れた各母管路80、85、90、95は、それぞれベー
ス51に取り付けられた管路支持部材(図示せず)に支
持されている。
一方の開口端部がカバー側面他端部における酸化剤ガス
供給口10aと同等の高さ部分に対して外方へ貫設さ
れ、管路本体部が単位燃料電池1aの酸化剤ガス供給口
10a近傍まで当該カバー内側面52b及び単位燃料電
池1aの側面に沿って所要位置で屈曲しながら延設され
ており、酸化剤ガス供給支管路91及び管路接続フラン
ジ92を介して酸化剤ガス供給口10aに連通状に接続
されている。また、酸化剤ガス排出母管路95は、その
一方の開口端部が前記カバー側面他端部における酸化剤
ガス排出口11aと同等の高さ部分に対して外方へ貫設
され、管路本体部が単位燃料電池1aの酸化剤ガス排出
口11aの直下付近までカバー内側面52bに沿って延
設されており、酸化剤ガス排出支管路96及び管路接続
フランジ97を介して酸化剤ガス排出口11aに連通状
に接続されている。なお、上述した筐体53内に設置さ
れた各母管路80、85、90、95は、それぞれベー
ス51に取り付けられた管路支持部材(図示せず)に支
持されている。
【0061】以上のように構成されたパッケージ型燃料
電池よれば、従来において燃料ガス排出母管路及び酸化
剤ガス供給母管路が占有していたスペースが空きスペー
スとなるため、その空きスペースを利用して点検、保守
を簡単且つ迅速に行なうことができる。また、筐体53
から単位燃料電池1aを取り出して分解を伴う修理等を
行なう場合には、第1実施形態で述べた方法と同一の方
法により、当該単位燃料電池1aを予め設定した方向
(本構成では図4中の矢印Eで示す方向)に引き出せ
ば、母管路80、85、90、95を取り外す必要が無
い。したがって、本構成においても第1実施形態で述べ
た効果と略同等の効果を享受することができる。
電池よれば、従来において燃料ガス排出母管路及び酸化
剤ガス供給母管路が占有していたスペースが空きスペー
スとなるため、その空きスペースを利用して点検、保守
を簡単且つ迅速に行なうことができる。また、筐体53
から単位燃料電池1aを取り出して分解を伴う修理等を
行なう場合には、第1実施形態で述べた方法と同一の方
法により、当該単位燃料電池1aを予め設定した方向
(本構成では図4中の矢印Eで示す方向)に引き出せ
ば、母管路80、85、90、95を取り外す必要が無
い。したがって、本構成においても第1実施形態で述べ
た効果と略同等の効果を享受することができる。
【0062】なお、本構成では、引き出し方向を図4の
矢印Eに示す方向(図面向かって右方向)に設定した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、カバー側
面に直交する水平方向であれば、どの方向であってもよ
い。
矢印Eに示す方向(図面向かって右方向)に設定した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、カバー側
面に直交する水平方向であれば、どの方向であってもよ
い。
【0063】(第4実施形態)本実施形態のパッケージ
型燃料電池の概略構成を図5に示す。なお、図5は、本
実施形態のパッケージ型燃料電池の内部を示す側面図で
あり、前掲図1、図2、及び図6乃至図8と同等の構成
要素については、同等の符号を付してその説明は省略又
は簡略化する。
型燃料電池の概略構成を図5に示す。なお、図5は、本
実施形態のパッケージ型燃料電池の内部を示す側面図で
あり、前掲図1、図2、及び図6乃至図8と同等の構成
要素については、同等の符号を付してその説明は省略又
は簡略化する。
【0064】本構成のパッケージ型燃料電池100にお
いては、第1実施形態と同様に燃料ガス供給母管路55
及び排出母管路60、酸化剤ガス供給母管路65及び排
出母管路70を全て筐体53のベース51内部に配設し
ている。
いては、第1実施形態と同様に燃料ガス供給母管路55
及び排出母管路60、酸化剤ガス供給母管路65及び排
出母管路70を全て筐体53のベース51内部に配設し
ている。
【0065】さらに本構成のパッケージ型燃料電池で
は、第2及び第3実施形態と同様に単位燃料電池1aの
引き出し方向を図5の矢印Eに示すカバー側面に直交す
る方向(図中破線矢印で示す)に設定しており、そのカ
バー側面には、当該カバー52を部分的あるいは全面的
に開口させる図示しないカバー開口機構が取り付けられ
ている。そして、単位燃料電池1aの底面部の所要位置
に車輪101を設けており、固定具24によりカバー5
2に固定されていない状態では、当該単位燃料電池1a
は、車輪101を介して前記矢印E方向に移動可能にな
っている。
は、第2及び第3実施形態と同様に単位燃料電池1aの
引き出し方向を図5の矢印Eに示すカバー側面に直交す
る方向(図中破線矢印で示す)に設定しており、そのカ
バー側面には、当該カバー52を部分的あるいは全面的
に開口させる図示しないカバー開口機構が取り付けられ
ている。そして、単位燃料電池1aの底面部の所要位置
に車輪101を設けており、固定具24によりカバー5
2に固定されていない状態では、当該単位燃料電池1a
は、車輪101を介して前記矢印E方向に移動可能にな
っている。
【0066】本構成において、筐体53から単位燃料電
池1aを取り出す場合においては、まず水平に引き出す
方向のカバー52の側面を部分的に開口するか、あるい
は水平に引き出す方向のカバー52の側面を全面的に開
口し、単位燃料電池1aを固定している固定具24の固
定を解除する。次いで、各管路接続フランジ57、6
2、67、72を介して各支管路56、61、66、7
1を取り外し、引き出し方向E側のベース51側面に補
助ガイド102をボルト締結等で連結して連設する。こ
の状態で、単位燃料電池1aを前記E方向に沿って牽引
すれば、当該単位燃料電池1aはベース上面51A上を
移動走行し、図中破線で示すように補助ガイド102上
まで容易に引き出すことができる。
池1aを取り出す場合においては、まず水平に引き出す
方向のカバー52の側面を部分的に開口するか、あるい
は水平に引き出す方向のカバー52の側面を全面的に開
口し、単位燃料電池1aを固定している固定具24の固
定を解除する。次いで、各管路接続フランジ57、6
2、67、72を介して各支管路56、61、66、7
1を取り外し、引き出し方向E側のベース51側面に補
助ガイド102をボルト締結等で連結して連設する。こ
の状態で、単位燃料電池1aを前記E方向に沿って牽引
すれば、当該単位燃料電池1aはベース上面51A上を
移動走行し、図中破線で示すように補助ガイド102上
まで容易に引き出すことができる。
【0067】すなわち、本構成によれば、単位燃料電池
1aを筐体53から取り出して点検や保守を行なう場合
や分解を伴う修理あるいは故障による交換という事態が
発生した場合でも、第1実施形態で述べた構成と比べて
より一層簡単且つ迅速に単位燃料電池1aを引き出すこ
とができる。なお、その他の構成、作用及び効果は第1
実施形態で述べたものと略同様である。
1aを筐体53から取り出して点検や保守を行なう場合
や分解を伴う修理あるいは故障による交換という事態が
発生した場合でも、第1実施形態で述べた構成と比べて
より一層簡単且つ迅速に単位燃料電池1aを引き出すこ
とができる。なお、その他の構成、作用及び効果は第1
実施形態で述べたものと略同様である。
【0068】本構成の補助ガイド102は、第1実施形
態で述べたように、単位燃料電池1aをコロ引き等で出
し入れする構成の場合においても、図5に示したように
ベース51側面に連設すれば、同様の目的で利用できる
ことは明らかである。
態で述べたように、単位燃料電池1aをコロ引き等で出
し入れする構成の場合においても、図5に示したように
ベース51側面に連設すれば、同様の目的で利用できる
ことは明らかである。
【0069】また、本構成では、第1実施形態と同様に
燃料ガス供給及び排出母管路、並びに酸化剤ガス供給及
び排出母管路を全て筐体53のベース51内部に配設し
て構成したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、第2〜第3実施形態に示した構成においても適用で
き、単位燃料電池を筐体53から取り出して点検、保守
する場合や分解を伴う修理あるいは故障による交換とい
う事態が発生した場合においても、当該第2〜第3実施
形態で述べた構成と比べてより一層簡単且つ迅速に単位
燃料電池1aを引き出すことができる。
燃料ガス供給及び排出母管路、並びに酸化剤ガス供給及
び排出母管路を全て筐体53のベース51内部に配設し
て構成したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、第2〜第3実施形態に示した構成においても適用で
き、単位燃料電池を筐体53から取り出して点検、保守
する場合や分解を伴う修理あるいは故障による交換とい
う事態が発生した場合においても、当該第2〜第3実施
形態で述べた構成と比べてより一層簡単且つ迅速に単位
燃料電池1aを引き出すことができる。
【0070】なお、上述した各実施形態によれば、ベー
スをその上面がラーメン構造の中空方形体としたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、全ての面がラー
メン構造に形成された方形体や、単純な方形体構造とし
てもよい。この単純な方形体構造の場合、ベース内部に
配設される母管路は、当該ベース内部に埋設されること
になる。
スをその上面がラーメン構造の中空方形体としたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、全ての面がラー
メン構造に形成された方形体や、単純な方形体構造とし
てもよい。この単純な方形体構造の場合、ベース内部に
配設される母管路は、当該ベース内部に埋設されること
になる。
【0071】また、上述した各実施形態では、1個の単
位燃料電池をパッケージ化した例を示しているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、複数個の単位燃料
電池を一体にパッケージ化し、各単位燃料電池に接続さ
れる各母管路を上述した各実施形態で述べた構成で配設
してもよい。
位燃料電池をパッケージ化した例を示しているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、複数個の単位燃料
電池を一体にパッケージ化し、各単位燃料電池に接続さ
れる各母管路を上述した各実施形態で述べた構成で配設
してもよい。
【0072】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のパッケージ
型燃料電池によれば、筐体内に設置された複数の反応ガ
ス供給及び排出用の複数の管路の少なくとも一部、例え
ば全ての管路が筐体内における例えばカバーの少なくと
も一つの内側面(内側面M)から離れた場所、例えばベ
ース内部や当該内側面Mと対向する内側面近傍等に配置
されて当該内側面M近傍に空間スペースが形成されてい
るため、複数の管路の取り外し及び取り付け等余分な作
業を行なうことなく、カバーの内側面M側から迅速且つ
容易に単位燃料電池を点検、保守することができる。ま
た、同様に、複数の管路の取り外し及び取り付け等余分
な作業を行なうことなく単位燃料電池をカバー内側面M
側から迅速且つ簡単に取り外して分解を伴う修理や交換
等を行なうことができる。
型燃料電池によれば、筐体内に設置された複数の反応ガ
ス供給及び排出用の複数の管路の少なくとも一部、例え
ば全ての管路が筐体内における例えばカバーの少なくと
も一つの内側面(内側面M)から離れた場所、例えばベ
ース内部や当該内側面Mと対向する内側面近傍等に配置
されて当該内側面M近傍に空間スペースが形成されてい
るため、複数の管路の取り外し及び取り付け等余分な作
業を行なうことなく、カバーの内側面M側から迅速且つ
容易に単位燃料電池を点検、保守することができる。ま
た、同様に、複数の管路の取り外し及び取り付け等余分
な作業を行なうことなく単位燃料電池をカバー内側面M
側から迅速且つ簡単に取り外して分解を伴う修理や交換
等を行なうことができる。
【0073】したがって、パッケージ型燃料電池の点検
・保守及び修理・交換作業効率が向上し、経済性・信頼
性等を高めることができる。
・保守及び修理・交換作業効率が向上し、経済性・信頼
性等を高めることができる。
【図1】本発明の第1実施形態に係るパッケージ型燃料
電池の内部の概略構成を示す平面図。
電池の内部の概略構成を示す平面図。
【図2】同パッケージ型燃料電池の内部の概略構成を示
す側面図。
す側面図。
【図3】本発明の第2実施形態に係るパッケージ型燃料
電池の内部の概略構成を示す側面図。
電池の内部の概略構成を示す側面図。
【図4】本発明の第3実施形態に係るパッケージ型燃料
電池の内部の概略構成を示す側面図。
電池の内部の概略構成を示す側面図。
【図5】本発明の第4実施形態に係るパッケージ型燃料
電池の内部の概略構成を示す側面図。
電池の内部の概略構成を示す側面図。
【図6】単位燃料電池の概略構成を示す斜視図。
【図7】従来のパッケージ型燃料電池の内部の概略構成
を示す平面図。
を示す平面図。
【図8】従来のパッケージ型燃料電池の内部の概略構成
を示す側面図。
を示す側面図。
6a 燃料ガス供給口 7a 燃料ガス排出口 10a 酸化剤ガス供給口 11a 酸化剤ガス排出口 50、75、76、100 パッケージ型燃料電池 51 ベース 52 カバー 52a、52b カバー内側面 53 筐体 25a、55、80 燃料ガス供給母管路 60、60b、85 燃料ガス排出母管路 65、65b、90 酸化剤ガス供給母管路 40a、70、95 酸化剤ガス排出母管路 26a、56、81 燃料ガス供給支管路 61、61b、86 燃料ガス排出支管路 66、66b、91 酸化剤ガス供給支管路 41a、71、96 酸化剤ガス排出支管路 101 車輪 102 補助ガイド
Claims (8)
- 【請求項1】 複数種類の反応ガスを電気化学反応させ
て電気エネルギーを生成する単位電池を複数個積層して
単位燃料電池を構成し、この単位燃料電池を筐体内に設
置するとともに、前記複数種類の反応ガスを前記単位燃
料電池内に供給し且つ電気化学反応後に当該単位燃料電
池内から反応ガスを排出する複数の管路を前記筐体内に
設置したパッケージ型燃料電池において、 前記複数の管路の少なくとも一部を前記筐体内における
当該筐体の少なくとも一つの内側面から離れた場所に配
置して当該内側面近傍に空間スペースを形成したことを
特徴とするパッケージ型燃料電池。 - 【請求項2】 前記筐体は、前記単位燃料電池がその上
面に設置されるベースと、このベースに取り付けられ当
該ベース上に設置された単位燃料電池を覆うカバーとを
有し、前記複数の管路の少なくとも一部を前記カバーの
少なくとも一つの内側面から離れた場所に配置した請求
項1記載のパッケージ型燃料電池。 - 【請求項3】 前記複数の管路の少なくとも一部を前記
ベース内部に配置した請求項2記載のパッケージ型燃料
電池。 - 【請求項4】 前記複数の管路を所要の剛性を有する材
料及び形状で形成して当該複数の管路により前記ベース
を機械的に補強するようにした請求項3記載のパッケー
ジ型燃料電池。 - 【請求項5】 前記複数の管路の少なくとも一部を前記
カバーの少なくとも一つの内側面以外の内側面近傍に配
置した請求項2記載のパッケージ型燃料電池。 - 【請求項6】 前記ベース上面と前記単位燃料電池との
間に当該単位燃料電池を前記カバーの少なくとも一つの
内側面側の水平方向に移動可能な水平方向移動手段を設
けた請求項2乃至5の内の何れか1項記載のパッケージ
型燃料電池。 - 【請求項7】 前記筐体の少なくとも一つの内側面側の
ベース側面に補助ガイド機構を設置し、前記単位燃料電
池を前記ベース上面及び前記補助ガイド機構を介して前
記筐体の少なくとも一つの内側面側から引き出し可能に
した請求項2乃至6の内の何れか1項記載のパッケージ
型燃料電池。 - 【請求項8】 前記カバーの少なくとも一つの内側面
に、当該カバー内側面の少なくとも一部を開口するカバ
ー開口機構を設けた請求項2乃至7の内の何れか1項記
載のパッケージ型燃料電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8182182A JPH1027620A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | パッケージ型燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8182182A JPH1027620A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | パッケージ型燃料電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1027620A true JPH1027620A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16113781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8182182A Pending JPH1027620A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | パッケージ型燃料電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1027620A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006107941A (ja) * | 2004-10-06 | 2006-04-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃料電池コージェネシステム |
JP2009087619A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Aisin Seiki Co Ltd | 燃料電池システム |
JP2009266772A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-12 | Toshiba Corp | 燃料電池システム |
JP2019087491A (ja) * | 2017-11-09 | 2019-06-06 | アイシン精機株式会社 | コジェネレーションシステム |
-
1996
- 1996-07-11 JP JP8182182A patent/JPH1027620A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006107941A (ja) * | 2004-10-06 | 2006-04-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃料電池コージェネシステム |
JP4747547B2 (ja) * | 2004-10-06 | 2011-08-17 | パナソニック株式会社 | 燃料電池コージェネシステム |
JP2009087619A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Aisin Seiki Co Ltd | 燃料電池システム |
JP2009266772A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-12 | Toshiba Corp | 燃料電池システム |
JP2019087491A (ja) * | 2017-11-09 | 2019-06-06 | アイシン精機株式会社 | コジェネレーションシステム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN111370744B (zh) | 一种用于燃料电池电堆组的分配歧管 | |
US20020110716A1 (en) | Law-cost atmospheric SOFC power generation system | |
KR20120071288A (ko) | 연료전지 장치 | |
WO2014081651A1 (en) | A fuel cell system hot box insulation | |
CN110350229B (zh) | 一种模块化固体氧化物燃料电池电堆 | |
US20240047725A1 (en) | Fuel cell module assembly and systems using same | |
US4873155A (en) | Fuel cell manifolds | |
JPH1027620A (ja) | パッケージ型燃料電池 | |
CN118263474A (zh) | 一种适用于高功率燃料电池的膜增湿器 | |
US20080138667A1 (en) | Compact fuel cell stack with fastening member | |
CN111628189A (zh) | 一种甲醇重整制氢高温燃料电池电堆的结构 | |
CN114583232B (zh) | 燃料电池模块及其制造方法 | |
US20230170512A1 (en) | Fuel cell utility product assembly | |
WO2022178936A1 (zh) | 一种由装配箱构成的楼盖结构 | |
WO2013094454A1 (ja) | 燃料電池スタック | |
CN112864410B (zh) | 一种燃料电池及燃料电池发电系统 | |
JP2017069192A (ja) | 燃料電池モジュールおよびそのようなモジュールを動作させる方法 | |
JP4441388B2 (ja) | 冷媒管路の結合構造 | |
JPH04121969A (ja) | 複合大容量型ガスヘッダー構造 | |
CN217641437U (zh) | 一种氢燃料电池发电的系统盒子 | |
CN217208308U (zh) | 一种背压式及凝汽式汽轮机放空蒸汽管道结构 | |
JP3379597B2 (ja) | プレート型改質器 | |
CN219286471U (zh) | 一种客车燃料电池发动机系统布置结构 | |
CN212517257U (zh) | 一种甲醇重整制氢高温燃料电池电堆的结构 | |
US20150171458A1 (en) | Fuel cell module, fuel cell, manufacturing method of fuel cell module, and method for supplying oxidant to fuel cell module |