JP5247649B2 - 車両用内装装置 - Google Patents
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Description
リングリテーナの意匠性を高めるために、リングリテーナに凹凸等のデザインが施される場合がある。この場合、意匠上の観点から、「パネルに対するリングリテーナの回転角度位置(向き、方向性)」という概念が生じる。
しかし、上記公報開示の車両用内装装置では、(i)パネルに設けられる凹部の周方向長さとリングリテーナの凹部に嵌められる部分の周方向長さとの関係が不明確である。そのため、パネルに設けられる凹部の周方向長さが、リングリテーナの凹部に嵌められる部分の周方向長さに比べて非常に大とされている場合、リングリテーナの凹部に嵌められる部分をパネルの凹部に嵌めても、リングリテーナがパネルに対して回転できてしまい、パネルに対するリングリテーナの回転角度位置を狙った角度位置にすることが困難である。また、(ii)パネルの凹部に、該凹部に嵌められるリングリテーナ部分を嵌めるとき、パネルの凹部と該凹部に嵌められるリングリテーナ部分が、リングリテーナで隠れてしまい見えない。そのため、パネルの凹部に、該凹部に嵌められるリングリテーナ部分を嵌めることが困難である。
(1) (a)円形孔と、該円形孔の周縁部に設けられる円環状の棚部と、該棚部の外周側で該棚部から車室側に立ち上がる円環状の立ち上がり壁と、を備え、車両の内装部材の一部を構成するパネルと、
(b)円環状のリングリテーナ本体を備え前記パネルの棚部に組付けられるリングリテーナと、
を有し、
前記パネルの棚部に位置決め用溝が設けられており、
前記リングリテーナは、前記リングリテーナ本体から反車室側に突出する位置決め用突起を備えており、該位置決め用突起は、前記位置決め用溝の周方向長さと略同一の周方向長さであり前記位置決め用溝に車室側から嵌り前記パネルに対する前記リングリテーナの回転角度位置を決める、
車両用内装装置。
(2) 前記パネルの立ち上がり壁の立ち上がり量は、前記リングリテーナの位置決め用突起の、前記リングリテーナ本体の反車室側端からの反車室側への突出量よりも大とされている、(1)記載の車両用内装装置。
また、パネルに棚部と立ち上がり壁とが設けられており、棚部にリングリテーナの位置決め用突起が嵌る位置決め用溝が設けられているため、リングリテーナを棚部に乗せて立ち上がり壁によってガイドされながら(立ち上がり壁によって半径方向位置を規制されながら)パネルに対して位置決め用突起が位置決め用溝位置に達するまで回転させることで、位置決め用突起を位置決め用溝に嵌めることができる。そのため、位置決め用突起と位置決め用溝がリングリテーナ本体で隠れて見えなくても、位置決め用突起を容易に位置決め用溝に嵌めることができる。
本発明実施例の車両用内装装置10は、図1に示すように、パネル20と、リングリテーナ30と、を有する。
棚部22には、棚部22の車室側面(表面)から反車室側(裏側)に延びる位置決め用溝(スリット、切欠き)24が設けられている。
位置決め用溝24は、棚部22を貫通する貫通溝であってもよく棚部22を貫通しない有底溝であってもよい。なお、図示例では、位置決め用溝24が貫通溝である場合を示している。
位置決め用溝24は、図2に示すように、棚部22の内周縁から外周側に向って直線状に延びて設けられている。位置決め用溝24は、円形孔21に連通しており、棚部22の半径方向中間部まで設けられている。
内径側傾斜面31cと外径側傾斜面31dとは、半径方向内側端でつながっている。
外径側傾斜面31dと最外周面31bのいずれか少なくとも一方には、図4、図5に示すように、凹凸等のデザインDが全周にわたって施されている。リングリテーナ本体31にデザインDが施されているため、意匠上の観点から、「パネル20に対するリングリテーナ30の回転角度位置(向き、方向性)」という概念が生じている。
本発明実施例では、リングリテーナ30の位置決め用突起32が、パネル20に設けられる位置決め用溝24の周方向長さと略同一の周方向長さであり、位置決め用溝24に嵌りパネル20に対するリングリテーナ30の回転角度位置を決めるため、リングリテーナ30の位置決め用突起32をパネル20の位置決め用溝24に嵌めるだけで、パネル20に対するリングリテーナ30の回転角度位置を狙った角度位置にすることができる。そのため、従来に比べて、パネル20に対するリングリテーナ30の回転角度位置を容易に狙った角度位置にすることができる。
位置決め用溝24が3個設けられているため、3個の位置決め用溝24に3個の位置決め用突起32が1個ずつ嵌る。そのため、3個の位置決め用溝24と3個の位置決め用突起32とで、パネル20に対するリングリテーナ30の回転方向だけでなく、パネル20に対するリングリテーナ30の上下(前後)、左右方向のズレを無くして、リングリテーナ30をパネル20に位置決めできる。
また、3個の位置決め用溝24と1個の逃がし溝25が周方向に90度間隔で設けられており、4個の位置決め用突起32が90度間隔で設けられているため、リングリテーナ本体31に施されるデザインDがリングリテーナ30を90度、180度、270度回転させても同一意匠となるデザインである場合、リングリテーナ30を棚部22に乗せてパネル20に対して回転させるときに、リングリテーナ30をパネル20に対して回転させる角度は90度未満で済み、90度以上リングリテーナ30をパネル20に対して回転させる場合に比べて、容易に位置決め用突起32を位置決め用溝24に嵌めることができる。
20 パネル
21 円形孔
22 棚部
23 立ち上がり壁
24 位置決め用溝
25 逃がし溝
30 リングリテーナ
31 リングリテーナ本体
31a リングリテーナ本体の反車室側面
31b リングリテーナ本体の最外周面
31c リングリテーナ本体の内径側傾斜面
31d リングリテーナ本体の外径側傾斜面
32 位置決め用突起
Claims (2)
- (a)円形孔と、該円形孔の周縁部に設けられる円環状の棚部と、該棚部の外周側で該棚部から車室側に立ち上がる円環状の立ち上がり壁と、を備え、車両の内装部材の一部を構成するパネルと、
(b)円環状のリングリテーナ本体を備え前記パネルの棚部に組付けられるリングリテーナと、
を有し、
前記パネルの棚部に位置決め用溝が設けられており、
前記リングリテーナは、前記リングリテーナ本体から反車室側に突出する位置決め用突起を備えており、該位置決め用突起は、前記位置決め用溝の周方向長さと略同一の周方向長さであり前記位置決め用溝に車室側から嵌り前記パネルに対する前記リングリテーナの回転角度位置を決める、
車両用内装装置。 - 前記パネルの立ち上がり壁の立ち上がり量は、前記リングリテーナの位置決め用突起の、前記リングリテーナ本体の反車室側端からの反車室側への突出量よりも大とされている、請求項1記載の車両用内装装置。
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JP2009233137A JP5247649B2 (ja) | 2009-10-07 | 2009-10-07 | 車両用内装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009233137A JP5247649B2 (ja) | 2009-10-07 | 2009-10-07 | 車両用内装装置 |
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JP2011079417A JP2011079417A (ja) | 2011-04-21 |
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Family Applications (1)
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