JP5247132B2 - 空調システム - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器を収納するキャビネットを配置した被調和室の空調システムに関する。
一般に、電子機器が収容されるためのキャビネットの空気出口側に空気−水熱交換器を配置し、キャビネットに収容された電子機器に付設したファンで送風される空気を上記空気−水熱交換器で冷却して室内に戻す電子機器冷却装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の電子機器冷却装置はコンピュータルームに設置され、コンピュータルームに設置されるサーバやネットワーク機器を冷却する。また、一般に、コンピュータルームには空調装置が配設されており、このため、空調装置と電子機器冷却装置との双方によってコンピュータルーム(被調和室)が空調される。
米国特許出願公開第2006/0232945号明細書
しかし、従来の構成は、電子機器冷却装置の運転と空調装置の運転とをそれぞれ独立して行っているため、これらをまとめて被調和室の空調システムとして考えると、この空調システム全体のエネルギー消費効率を十分に向上するものではなかった。
そこで、本発明の目的は、エネルギー消費効率を向上することができる電子機器を収納するキャビネットを配置した被調和室の空調システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、電子機器を収納するキャビネットを配置した被調和室の空調システムであって、第一圧縮機及び凝縮器を有する第一の熱源機と、前記第一の熱源機から延びる冷媒配管に接続されると共に、ファン付きの電子機器を収容したキャビネットの開口を閉塞するリアドアに配設された蒸発器と、により第一の冷凍サイクルを構成し、前記電子機器に付設したファンで送風される空気を前記リアドアの蒸発器で冷却して被調和室に戻すと共に、第二圧縮機、室外熱交換器、膨張弁及び室内熱交換器を有し、前記被調和室を空調する第二の冷凍サイクルを備え、前記電子機器に付設したファンで送風される空気の温度と前記第一の冷凍サイクルでの目標温度との差に基づく負荷と、室内温度と前記第二の冷凍サイクルでの目標温度との差に基づく負荷との加算値を冷凍負荷とし、前記冷凍負荷が、前記第一の冷凍サイクルのエネルギー消費効率比が100%近傍になるまでの低負荷範囲では前記第一の冷凍サイクルだけを運転し、前記低負荷範囲を超えている場合には、前記第一の冷凍サイクルの運転を継続しつつ、トータル効率が良くなる能力比で、前記第一及び第二の冷凍サイクルをそれぞれ運転する運転制御手段を備えたので、空調システム全体のエネルギー消費効率を向上することができる。
この構成において、第一及び第二の冷凍サイクルの全負荷時における能力を略等しく設定することが好ましい。また、前記運転制御手段が、第一の冷凍サイクルを優先して、トータル効率が良くなる範囲で、第一及び第二の冷凍サイクルを運転することが好ましい。
また、この構成において、前記トータル効率が良くなる範囲が、第一及び第二の冷凍サイクルの各効率特性を基にして予め設定されていることが好ましい。この場合、前記運転制御手段が、第一及び第二の冷凍サイクルの各効率特性を基にして前記第一圧縮機及び第二圧縮機の運転周波数を制御した後、室内温度と目標温度との差温が小さくならない場合には、該差温が小さくなるように前記第一圧縮機及び第二圧縮機の運転周波数を補正することが好ましい。
本発明によれば、電子機器を収納するキャビネットを配置した被調和室の空調システム全体のエネルギー消費効率を向上することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳述する。
図1は本発明の一実施形態に係るコンピュータルーム(被調和室)2の空調システム100を示す図である。このコンピュータルーム2は、第一の空気調和装置(以下、「空気調和装置」を「空調装置」という)1と第二の空調装置110とを備え、これらによって室内が空調される。第二の空調装置110は、室外に設置される室外ユニット(第二の熱源機)120と、コンピュータルーム2に設置される室内ユニット130とを備え、これらがユニット配管140で接続されることによって冷凍サイクルを行う冷凍回路を構成している。
各ユニット120、130を説明すると、室外ユニット120には、能力可変型の圧縮機(第二圧縮機)121、電磁式の四方弁122、室外熱交換器123、膨張弁124及び室外ファン125等が収容され、室内ユニット130には、室内熱交換器131及び室内ファン132等が収容される。そして、圧縮機121が冷凍回路に充填された冷媒を圧縮して吐出することにより、室外熱交換器123と室内熱交換器131との間で冷媒を循環して冷凍サイクル運転(第二の冷凍サイクル)を行う。
四方弁122は、冷房運転と暖房運転とを切り換えるための切換弁であり、図2では冷房運転の状態を示している。この場合、圧縮機121から吐出された冷媒は、四方弁122を経由して室外熱交換器123へ流れた後に室内熱交換器131へと流れ、室外熱交換器123が凝縮器、室内熱交換器131が蒸発器として機能して冷房運転状態となり、室内ファン132により室内空気が室内熱交換器131で熱交換されて室内を冷房する。
また、四方弁122を暖房側に切り換えたときには、図示は省略するが、圧縮機121から吐出された冷媒が四方弁122を経由して室内熱交換器131へ流れた後に室外熱交換器123へと流れ、室内熱交換器131が凝縮器、室外熱交換器123が蒸発器として機能して暖房運転状態となり、室内を暖房する。
図1では室内ユニット130をビルトイン型に構成した場合を示している。すなわち、室内ユニット130は、天井空間内に設置され、天井を貫通する吸込口141を備えると共に、天井に設けられた複数(本例では2つ)の吹出口142と室内ユニット130とを連結するダクト144を備え、室内ファン132により吸込口141から室内空気を吸い込んで室内熱交換器131を通過させ、室内熱交換器131で熱交換された調和空気をダクト144を介して吹出口142から室内に吹き出す。
なお、本実施形態では、第二の空調装置110をビルトイン型に構成する場合を示したが、これに限らず、天井埋込型、天井吊り型、壁掛け型、床置き型などの公知の空気調和装置を広く適用することが可能である。
第一の空調装置1は、図2に示すように、コンピュータルーム2の二重床の上に設置されるサーバラック(以下、サーバラックという)10と、室外に設置される熱源機(第一の熱源機)30とによって構成される。本実施形態では、図2に示すように、コンピュータルーム2に12台のサーバラック10を配置し、3台のサーバラック10内の電子機器冷却ユニット20を一台の熱源機30に各々配管接続した構成を4系統配設した場合を例示している。
図3はサーバラック10を示す図である。サーバラック10は、前面及び後面が開口したキャビネット11を備え、このキャビネット11内に複数の電子機器3がその背面をキャビネット11後面に向けて上下に段積み配置される。このキャビネット11後面には、後面開口65を閉塞自在に片開きで開閉するリアドア12が設けられ、このリアドア12は、通気自在に構成されると共に、その内部に電子機器冷却ユニット20が配設される。また、サーバラック10の底にはキャスタ13が設けられ、サーバラック10を容易に移動可能にしている。
上記電子機器3は、サーバやネットワーク機器であり、一般に、この種の電子機器3は冷却用のファン(内蔵ファン)4を付設したファン付き電子機器であり、機器内の温度が所定温度を超えるとファン4を駆動し、機器内に外気を導入して機器背面から排出する強制空冷機能を備えている。このため、電子機器3をその背面をキャビネット11背面に向けて配置することで、図3に冷却風の流れを破線矢印で示すように、電子機器3に付設したファン4により室内空気がキャビネット前面開口から吸い込まれ、電子機器3を冷却してリアドア12を通過して室内に戻る。また、このリアドア12を開けることによって、キャビネット11内の電子機器3へのアクセスが容易になる。
電子機器冷却ユニット20は、サーバラック10のリアドア12に一体的に構成され、図1に示すように、熱源機30から延びるメイン冷媒配管31(メイン液管31A及びメインガス管31B)にフレキシブル配管(フレキシブル液管25及びフレキシブルガス管26)を介して並列に接続され、熱源機30と配管接続されることによって冷凍サイクルを行う冷凍回路を構成する。
この電子機器冷却ユニット20は、図3に示すように、蒸発器21、膨張弁(不図示)等を収容し、熱源機30は、図1に示すように、能力可変型の圧縮機(第一圧縮機)32、凝縮器(室外熱交換器)35、膨張弁36、室外ファン37等を収容する。そして、圧縮機121が冷凍回路に充填された冷媒を圧縮して吐出することにより、凝縮器35と蒸発器21との間で冷媒を循環して冷凍サイクル運転(第一の冷凍サイクル)を行う。この冷凍サイクル運転は、冷房運転を行う冷凍サイクルであり、本構成では、電子機器3から排出された空気がリアドア12内の蒸発器21を流通するよう構成されるため、この際に蒸発器21によって排出空気が冷却されて室内に排出される。
図3に示すように、蒸発器21は、リアドア12の略上下に渡って延在し、上下略中間部を境に上側蒸発部22と下側蒸発部23とに分割され、キャビネット11上半分の電子機器3の冷却を上側蒸発部22が受け持ち、下半分の電子機器3の冷却を下側蒸発部23が受け持つように構成される。本構成の電子機器冷却ユニット20は送風ファンを具備しない構成とされ、電子機器3の内蔵ファン4によって電子機器3の排熱で暖められた空気が蒸発器21を流通する。このため、リアドア12内に仮に送風ファンを内蔵した構成に比して、リアドア12の奥行き寸法が短くなり、サーバラック10の奥行き寸法を短くすることができる。なお、リアドア12内に送風ファンを配置し、この送風ファンによって室内空気をキャビネット11内に導入し、電子機器3を通った空気を蒸発器21に流通させるようにしてもよい。
ここで、従来の電子機器冷却装置は空気−水熱交換器を備えるため、この空気−水熱交換器にチラー水を循環する経路の一部からでも水漏れが生じると、この水によって電子機器が損傷するといったおそれがある。本構成では、上述したように、電子機器冷却ユニット20の蒸発器21には、冷凍サイクルを循環する冷媒が供給されるため、万一冷媒が循環する経路から冷媒の漏れが生じたとしても、この冷媒は即座に蒸発し、電子機器3のショートもしくは漏電を防止することができる。
図2に示すように、メイン冷媒配管31は、コンピュータルーム2の上床2Aと下床2Bとの間の床下空間内を引き回され、このメイン冷媒配管31につながるフレキシブル液管25及びフレキシブルガス管26は、上床2Aの開口穴2C(図2及び図3参照)を通ってリアドア12内の蒸発器21につながる。このため、図3に示すように、フレキシブル液管25及びフレキシブルガス管26が蒸発器21から下方に延びた後に床下空間内で緩やかに曲がるように引き回され、これらフレキシブル配管25、26の長さに余裕を持たせておくことによってリアドア12開閉時にフレキシブル配管25、26だけがリアドア12の動きに合わせて移動する。従って、リアドア12開閉時に他の配管に力が作用することがなく、他の配管、例えば、メイン液管31A及びメインガス管31Bに鋼管を適用することが可能である。
図4はサーバラック10の外観図であり、図5はリアドア12を開いた状態を示す斜視図である。サーバラック10は、電子機器3(図3参照)を収納するためのキャビネット11と、このキャビネット11の後面開口65を閉塞自在に開閉するリアドア12とを備える。
キャビネット11は、収納される電子機器3の規格に合致した大きさを有し、板金性の天板11A、底板11B及び側板11C、11Dを備えて矩形状に形成されている。このキャビネット11の前面及び後面にはそれぞれ前面開口64(図1参照)及び後面開口65が形成され、この開口64、65を通じてキャビネット11内にコンピュータルーム2の室内空気が流通する。また、キャビネット11は、天板11Aと底板11Bとの間に、これら天板11A及び底板11Bと略平行に配置された仕切り板(棚部)11Eを備える。この仕切り板11Eは、キャビネット11内を区分けするものであり、仕切り板11E上に電子機器3が配置される。この仕切り板11Eは、両側板11C、11Dに形成された支持部(不図示)によって支持されており、この支持部は上下方向に所定間隔ごとに複数設けられている。これによって、仕切り板11Eを所望の位置の支持部に配置したり、複数の当該仕切り板11Eをキャビネット11内に配置することができる。
リアドア12は、金属(例えば、アルミニウム合金)板を折り曲げて形成されており、このリアドア12の一端側はヒンジ66を介してキャビネット11に連結され、他端側に当該リアドア12を開閉する際に操作されるハンドル67が形成されている。このハンドル67を操作して当該ハンドル67を手前側に引くと、リアドア12は、図5に示すように、ヒンジ66を中心に回動してキャビネット11の後面開口65が開放される。
また、リアドア12の外面の略中央部には、図4に示すように、開口部12Aが形成されており、この開口部12Aには、所定径の孔68が略一面に形成された表面材69が配置されている。この表面材69は、各孔68を通じてリアドア12を通風可能とすると共に、このリアドア12の内部に配置される蒸発器21を外部に露出させないように機能し、サーバラック10の美観の向上を図っている。
ここで、表面材69の各孔68は、通風を阻害しないように開口率が例えば60パーセント以上となるように形成されている。さらに、この孔68孔の径は、人の手指よりも小さな径に設定されている。これによれば、例えば、サーバラック10に配置される電子機器3のオペレータ)がこの孔68を通じて蒸発器21に触れることが防止され、この蒸発器21のフィンで手指をけがするといった事故を未然に防ぐことができる。
リアドア12の内面には、図6に示すように、このリアドア12の略全域に配置される蒸発器21と、この蒸発器21に繋がる液分岐管27A、27Bに設けられる各膨張弁28A、28Bと、これら膨張弁28A、28Bの開度を制御するための電装ユニット51とを一体的に備えている。このように、蒸発器21、膨張弁28A、28B及び電装ユニット51をリアドア12の内面に一体的に配置することにより、これらを一体の電子機器冷却ユニット20として取り扱うことができ、この電子機器冷却ユニット20を熱源機30に接続することにより、簡単に電子機器3の発する熱を冷却することができる。
蒸発器21の上側蒸発部22及び下側蒸発部23は、それぞれ各蒸発部22、23に繋がる細径の液分岐管27A、27Bと、太径のガス管29とを備え、これら液分岐管27A、27B及びガス管29は、リアドア12のヒンジ66側にまとめて配置されている。本構成では、図6に示すように、ガス管29を液管27(液分岐管27A、27B)よりもリアドア12のヒンジ66側に配置されている。このため、ガス管29のガス管接続部POUTに繋がる太径のフレキシブルガス管26は、ヒンジ66のより近い位置に配置されるため、リアドア12を開閉する際に、フレキシブルガス管26の撓み量を小さく抑えることができ、このリアドア12を小さな力で開閉することができる。
蒸発器21は、図7に示すように、冷媒が流れる冷媒管70と、この冷媒管70に積層配置される複数の放熱用のフィン71とを備えて構成されるフィンチューブ型の熱交換器であり、この蒸発器21の両端には、フィン71を押さえる管板72が配置されている。この管板72は、蒸発器21をリアドア12(図6参照)に配置する場合に、このリアドア12側に当該リアドア12と略平行に延びる取付部72Aを備えて略L字状に形成されている。本実施形態では、この取付部72Aを用いてリアドア12にねじ止めされることにより、蒸発器21がリアドア12内に固定されている。
図6に示すように、蒸発器21の下方領域には電装ユニット51が配置されている。これによれば、蒸発器21で冷却された空気の一部が下降することにより、電装ユニット51を冷却するため、この電装ユニット51自体に冷却機器を設ける必要がない。さらに、電装ユニット51を蒸発器21の下方に配置したため、この電装ユニット51と熱源機30の電装ユニット(以下、第一制御ユニット(図1参照))80とを接続する内外通信線は、フレキシブル配管25、26と共に、開口穴2Cを通って上床2Aと下床2Bとの間の床下空間内を引き回されるため、当該内外通信線の長さを短縮することができる。このため、この内外通信線がノイズを拾うことが防止され、電子機器冷却ユニット20、すなわち蒸発器21に繋がる各膨張弁28A、28Bを安定して動作させることができる。
リアドア12の内面には、図5及び図6に示すように、蒸発器21を覆うように、所定径の孔73が略一面に形成されたカバー材74が配置されている。このカバー材74は、上記表面材69と同様にパンチング板で形成されており、各孔73を通じてリアドア12を通風可能としている。
カバー材74は、リアドア12を開放した場合であっても、電子機器冷却ユニット20のサービスマン以外が誤って蒸発器21のフィンに触れることを防止するものである。このカバー材74は、周囲に形成されたねじ孔(不図示)を通じてリアドア12にねじ止めで固定されている。ここで。ねじ孔の一部をダルマ孔として、カバー材74をリアドア12に仮止めしたねじに引掛けられるようにすることが望ましい。これによれば、メンテナンス時にカバー材74をリアドア12に仮固定することができるため、このカバー材74をリアドア12に容易に着脱することができる。
また、カバー材74は、このカバー材74を取り扱うための一対のハンドル75を備える。このハンドル75は、カバー材74の高さ方向の略中央の縁部にそれぞれ取り付けられており、通風を阻害するものではない。
また、カバー材74には、図5に示すように、このカバー材74をリアドア12に取り付けた際に、膨張弁28A、28Bに相当する位置に開口76が形成されている。この開口76は、カバー材74を取り外すことなく、膨張弁28A、28Bをメンテナンスするためのものであり、例えば、膨張弁28A、28Bの動作を確認したり、当該膨張弁28A、28Bのコイル部が不良の場合には、この開口76を通じてコイル部の交換が可能である。
第一の空調装置1は、この空調装置1全体を制御する第一制御ユニット80の他に、室内配置のリモートコントローラ(不図示)を備えると共に、上側及び下側に収容される電子機器3から排出される空気の温度(排熱温度)を検出する排熱温度センサ(排熱温度検出手段)29E、29F(図3参照)と、室内温度を検出する室内温度センサ(例えば、リモートコントローラに内蔵される)とを備えており、第一制御ユニット80は、リモートコントローラに設定された目標温度と、排熱温度センサ29E、29Fが検出した排熱温度と、室内温度とを入力して当該空調装置1の各部(圧縮機32や各種制御弁等)を制御する。
また、第二の空調装置110についても、この空調装置110を制御する電装ユニット(以下、第二制御ユニットという(図1参照))85と、室内配置のリモートコントローラ(不図示)とを備えると共に、室内温度を検出する室内温度センサを備え、第二制御ユニット85は、リモートコントローラに設定された目標温度と室内温度センサが検出した室内温度を入力し、空調装置110の各部(圧縮機121や各種制御弁等)を制御する。
ところで、上記第一の空調装置1と第二の空調装置110とをそれぞれの負荷(冷凍負荷)に応じて独立運転した場合、これらを収容する空調システム100全体のエネルギー消費効率が低くなってしまうおそれがある。また、第二の空調装置110によるサーバラック10から離れたエリアの局所冷房が生じた場合に、第一の空調装置1を運転していなければ、サーバラック10内の電子機器3を適切に冷却できなくなってしまうおそれが生じる。
そこで、本実施形態では、空調システム100全体のエネルギー消費効率(トータル効率)が最適になるように、各空調装置1、110の運転を中枢的に制御する集中コントローラ(運転制御手段)200(図1参照)を備えている。
集中コントローラ200は、第一の空調装置1及び第二の空調装置110の各々に通信線201を介して接続され、各空調装置1、110と通信する機能を具備している。本構成では、集中コントローラ200が各空調装置1、110の各制御ユニット80、85に通信接続され、各制御ユニット80、85を介して各種情報(温度情報等)を取得すると共に各圧縮機32、121の運転を制御する。また、集中コントローラ200は、トータル効率を最適制御するための制御プログラムを記録する記録部(不図示)と、その制御プログラムを実行して各空調装置1、110に各種指示を送る制御部(不図示)とを備えたコンピュータ構成を採っている。
以下、説明の便宜上、第一の空調装置1が備える複数台の圧縮機32を一台の圧縮機32とし、集中コントローラ200が、この圧縮機32の運転制御と、第二の空調装置110の圧縮機121の運転制御とを行うものとして説明する。また、本構成では、第一の空調装置1及び第二の空調装置110を、全負荷時の能力が等しいものとし、かつ、このコンピュータルーム2で想定される最大冷凍負荷(空調負荷及び電子機器3の冷却負荷を含む)の略半分を、いずれの空調装置でも補うことができるように、各空調装置1、110の能力が最大冷凍負荷の略50%に対応する能力に設定される。このため、いずれか一方の空調装置1又は110が故障などで運転停止した場合でも、他方の空調装置110又は1で、電子機器3の稼働を継続できる程度に冷凍サイクル運転を継続してバックアップ運転を行うことが可能である。
図8は、各空調装置1、110の効率特性曲線(効率カーブ)を示す図である。この図では、第一の空調装置1の効率特性曲線f1を一点鎖線で示し、第二の空調装置110の効率特性曲線f2を実線で示している。また、横軸が各空調装置1、110の圧縮機32、121の能力比を示し、縦軸がエネルギー消費効率比を示している。なお、図示の例では、第一の空調装置1と第二の空調装置110とが能力比55%で効率比が略100%となる略同等の効率特性曲線の場合を示しているが、この効率特性曲線f1、f2は一例である。
本構成では、上記効率特性曲線f1、f2を事前測定或いはシミュレーションなどによって予め取得しておき、これら効率特性曲線に基づいて空調システム100のトータル効率が最適になるように、空調システム100全体の冷凍負荷毎に、各空調装置1、110の圧縮機32、121の運転周波数(能力)を決定するテーブルデータを、集中コントローラの記録部に記録している。ここで、図9は、このテーブルデータに基づいて各圧縮機32、121の運転周波数を制御した場合の空調システム100の効率特性曲線f3を模式的に示す図である。なお、図9の横軸は、各空調装置1、110の各々の最大能力を100%とした場合の空調システム100全体の能力を0〜200%で示している。
また、上述の効率特性曲線f1、f2は各空調装置1,110の設置環境(外気温度等)によっても若干変化するため、本構成では、以下の制御フローに示すように、上記テーブルデータに基づいて各圧縮機32、121の運転周波数を決めて運転した後、各圧縮機32、121の運転周波数を補正する補正処理を行うようにしている。
図10は集中コントローラ200の動作を示すフローチャートである。
まず、集中コントローラ200は、第一の空調装置1の負荷(電子機器3の冷却負荷)を特定する情報(負荷特定情報)を取得し、つまり、排熱温度センサ29E、29Fが検出した排熱温度及び設定された目標温度を取得すると共に、第二の空調装置110から負荷(空調負荷)を特定する情報(負荷特定情報)として、室内温度と目標温度とを取得する(ステップS1)。
続いて、集中コントローラ200は、第一の空調装置1の目標温度と排熱温度との差温に基づいて第一の空調装置1の負荷を算出すると共に、第二の空調装置110の目標温度と室内温度との差温に基づいて第二の空調装置1の負荷を算出し、これらの算出結果を加算することにより、空調システム100全体の負荷(以下、冷凍負荷という)を取得する(ステップS2)。なお、この負荷の算出処理は各空調装置1、110の制御ユニット80、85が行い、集中コントローラ200が各制御ユニット80、85が算出した負荷を取得し、空調システム100全体の冷凍負荷を取得するようにしてもよい。
次に、集中コントローラ200は、上述したテーブルデータを参照し、空調システム100全体の冷凍負荷に対応する各空調装置1、110の圧縮機32、121の運転周波数を取得することにより、各圧縮機32、121の運転周波数(能力)を決定し(ステップS3)、この決定した運転周波数で各圧縮機32、121を運転する(ステップS4)。これにより、この空調システム100は、図9に示す効率特性曲線f3に沿って各空調装置1、110を運転させる。
この場合、集中コントローラ200は、空調システム100全体の冷凍負荷が低い領域、より具体的には、第一の空調装置1の効率(エネルギー消費効率)が100%近傍になるまでの低負荷範囲(能力比55%以下の範囲(図8参照))では、第一の空調装置1だけを運転し、電子機器3の排出空気の冷却を確実に行うようにしている。また、この低負荷範囲を超えている場合には、第一の空調装置1の運転を継続しつつ、空調システム100のトータル効率が良くなる能力比で、各空調装置1、110の圧縮機32、121を運転制御する。
このため、図9に示すように、冷凍負荷(=能力比)が55%のときは第一の空調装置1だけを図8に示す能力比55%の状態で運転して効率比を略100%の状態にすることができる。また、冷凍負荷が110%のときは各空調装置1、110を図8に示す能力比55%の状態(各空調装置1、110の効率が略100%の状態)で各々運転することにより、空調システム100全体の効率比を略100%の状態で運転することができる。また、上述した冷凍負荷55%、110%以外の範囲でも、各空調装置1、110を各々の負荷で独立運転する場合よりも高いエネルギー消費効率になるように運転することができる。
このように、空調システム100全体の冷凍負荷に基づいて各空調装置1、110の運転能力を決定することにより、各空調装置1、110の運転能力を適切に配分して空調システム100全体のエネルギー消費効率を高くすることができる。
但し、上記空調装置1、100の運転能力は事前に得た効率特性曲線f1、f2に基づくものであり、実際の設置環境などに起因して効率特性曲線が若干変更した場合、若干の能力不足が生じるおそれがある。このため、本実施形態では、各空調装置1、110の運転制御を行った後、集中コントローラ200が、各圧縮機32、121の運転周波数を補正する運転周波数補正処理も行っている(ステップS5)。
具体的には、集中コントローラ200は、所定の時間間隔で各空調装置1、110から取得した室内温度と目標温度との差温を求め、この差温が徐々に小さくなっているか否かを判定する。そして、集中コントローラ200は、差温が小さくなっていない場合(例えば、差温が以前より大きくなった場合等)には、いずれか一方の空調装置1、110(例えば、第一の空調装置1)の能力(圧縮機の運転周波数)を所定量だけ増大する処理、或いは、両方の空調装置1、110の能力(圧縮機32、121の運転周波数)を所定量だけ増大する処理を行うと共に、上記差温に基づいて過冷却が生じていた場合には、いずれか一方或いは両方の空調装置1、110の能力を減少する、といった能力の増減を行う。
これによって、実際の設置環境などに起因して効率特性曲線が若干変更した場合でも、空調システム100全体の能力を、冷凍負荷に合った能力に適切に制御することができる。
なお、運転周波数補正処理は上記方法に限らない。例えば、上記テーブルデータに加えて、設置環境等に起因して効率特性が変化した場合の各々に対応する複数パターンのテーブルデータ(各空調装置1、110の圧縮機32、121の運転周波数を決定するテーブルデータ)を用意しておき、室内温度が目標温度になるように、使用するテーブルデータを切り換える処理を行うようにしてもよい。 上記ステップS1〜S5の処理は、この空調システム100の運転時に繰り返し実行され、空調システム100全体の冷凍負荷に応じて各空調装置1、110の能力がリアルタイムに可変制御されるようになっている。以上が集中コントローラ200の動作である。
以上説明したように、本実施形態によれば、サーバラック10内の電子機器3で暖められた空気を冷却する第一の空調装置1と、室内空調専用の第二の空調装置110とを備え、各空調装置1の負荷から空調システム100全体の負荷を取得し、この空調システム100のトータル効率が良くなるように各空調装置1、110の能力を制御するようにしたので、空調システム100全体のエネルギー消費効率を向上することができる。この場合、各空調装置1、110の能力を、各空調装置1、110の各効率特性を基にして設定しているので、エネルギー消費効率を精度良く向上することができる。
また、本実施形態では、各空調装置1、110の全負荷時における能力を略等しくしたので、一方の空調装置1又は110の運転停止等の不具合が生じた場合でも、他方の空調装置110又は1で空調システム100全体の能力の大幅な落ち込み(本例では能力50%以下となる事態)を回避できる。しかも、各空調装置1、110の能力が最大冷凍負荷の略50%に対応する能力に設定されるので、冷凍負荷が50%を大きく超えるような例外ケースが生じない限りは、電子機器3の稼働を継続できる程度の冷凍サイクル運転を継続でき、サービスマンが故障対応をするまで、電子機器3を適切に稼働させることができる。
さらに、本実施形態では、冷凍負荷が低い場合、及び、それ以外の場合でも常に第一の空調装置1の運転を優先して行うようにしたので、第二の空調装置110のみを運転する状況が回避され、電子機器3からの排出空気が冷却されなくなってしまう事態を確実に回避できる。
また、本実施形態では、各空調装置1、110の効率特性を基にして各圧縮機32、121の運転周波数を制御した後、室内温度と目標温度との差温が小さくならない場合には、該差温が小さくなるように各圧縮機32、121の運転周波数を補正するようにしたので、設置環境等に起因して効率特性が変化した場合でも、コンピュータルーム(被調和室)2の冷凍負荷を満足するように空調システム100の運転能力を制御することができる。
以上、一実施形態に基づいて、本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、各空調装置1、110の制御ユニット80、85とは別に集中コントローラ200を配設し、この集中コントローラ200が各空調装置1、110の運転能力を決定する場合について説明したが、これに限らず、制御ユニット80、85のいずれか一方が各空調装置1、110の運転能力を決定する処理を行ってもよい。この場合、集中コントローラ200を省略することができる。
また、上記実施形態では、第一の空調装置1が備える複数台の圧縮機32を一台の圧縮機32とし、この圧縮機32と、第二の空調装置110の圧縮機121との運転周波数を各々制御するものとして説明したが、要は各空調装置1、110が備える複数台の圧縮機32、121を、被調和室の冷凍負荷を満足し、かつ、トータル効率が良くなる範囲で運転するようにすればよい。
また、本実施形態では、電子機器冷却ユニット20は、冷凍サイクルを構成する蒸発器21を備える構成について説明したが、これに限るものではなく、例えば、熱源機としてのチラーユニットと冷水配管を介して接続される空気−水熱交換器を備える構成としてもよい。
本発明の一実施形態に係る空調システムを示す図である。 第一の空調装置を示す図である。 サーバラックを示す図である。 サーバラックの外観図である。 リアドアを開いた状態のサーバラックの斜視図である。 図5のカバー材を外した状態を示す斜視図である。 蒸発器の構成を示す斜視図である。 第一及び第二の空調装置の効率特性曲線を示す図である。 空調システム全体の効率特性曲線を模式的に示す図である。 集中コントローラの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 第一の空調装置(第一の冷凍サイクル)
2 コンピュータルーム(被調和室)
3 電子機器
4 ファン
10 サーバラック
11 キャビネット
12 リアドア
20 電子機器冷却ユニット
21 蒸発器
30 熱源機(第一の熱源機)
32 圧縮機(第一圧縮機)
80 第一制御ユニット
85 第二制御ユニット
100 空調システム
110 第二の空調装置(第二の冷凍サイクル)
120 室外ユニット(第二の熱源機)
121 圧縮機(第二圧縮機)
130 室内ユニット
200 集中コントローラ
f1、f2、f3 効率特性曲線

Claims (5)

  1. 電子機器を収納するキャビネットを配置した被調和室の空調システムであって、
    第一圧縮機及び凝縮器を有する第一の熱源機と、
    前記第一の熱源機から延びる冷媒配管に接続されると共に、ファン付きの電子機器を収容したキャビネットの開口を閉塞するリアドアに配設された蒸発器と、
    により第一の冷凍サイクルを構成し、
    前記電子機器に付設したファンで送風される空気を前記リアドアの蒸発器で冷却して被調和室に戻すと共に、
    第二圧縮機、室外熱交換器、膨張弁及び室内熱交換器を有し、前記被調和室を空調する第二の冷凍サイクルを備え、
    前記電子機器に付設したファンで送風される空気の温度と前記第一の冷凍サイクルでの目標温度との差に基づく負荷と、室内温度と前記第二の冷凍サイクルでの目標温度との差に基づく負荷との加算値を冷凍負荷とし、
    前記冷凍負荷が、前記第一の冷凍サイクルのエネルギー消費効率比が100%近傍になるまでの低負荷範囲では前記第一の冷凍サイクルだけを運転し、前記低負荷範囲を超えている場合には、前記第一の冷凍サイクルの運転を継続しつつ、トータル効率が良くなる能力比で、前記第一及び第二の冷凍サイクルをそれぞれ運転する運転制御手段を備えたことを特徴とする空調システム。
  2. 第一及び第二の冷凍サイクルの全負荷時における能力を略等しく設定したことを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
  3. 前記運転制御手段が、第一の冷凍サイクルを優先して、トータル効率が良くなる範囲で、第一及び第二の冷凍サイクルを運転することを特徴とする請求項1または2に記載の空調システム。
  4. 前記トータル効率が良くなる範囲が、第一及び第二の冷凍サイクルの各効率特性を基にして予め設定されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の空調システム。
  5. 前記運転制御手段が、第一及び第二の冷凍サイクルの各効率特性を基にして前記第一圧縮機及び第二圧縮機の運転周波数を制御した後、室内温度と目標温度との差温が小さくならない場合には、該差温が小さくなるように前記第一圧縮機及び第二圧縮機の運転周波数を補正することを特徴とする請求項4に記載の空調システム。
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