JP5246274B2 - 光受信装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光受信装置およびその制御方法に関し、特に、干渉部を備える光受信装置およびその制御方法に関する。
通信システムとして、次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)の本格的な導入により、情報家電を含めた様々な端末がネットワークに接続される。これにより、ネットワークの伝送容量に一層の拡大が求められる。NRZ(Non Return Zero)変調方式では、光周波数の利用効率等の点から伝送容量が限界に近づいている。そこで、長距離DWDM(Dense Wavelength Division Modulation)伝送システムにおける10Gbpsから40Gbpsへのアップグレードでは、光の位相を利用した変調方式が検討されている。4つの位相(例えば、0、π/2、πおよび3π/2)に2ビットの情報を対応させるQPSK(Quadrature Phase Shift Key)変調方式やDQPSK(Differential Quadrature Phase Shift Key)変調方式は、光周波数の利用効率が高く、40Gbps、100Gbps用の伝送方式として着目されている。
QPSK変調方式やDQPSK変調方式における光信号の受信の際は、光位相変調信号をI相信号およびQ相信号に分岐する。I相信号を−π/4、Q相信号をπ/4遅延させ、基準信号と干渉させる。この際、位相のシフト量であるπ/4および−π/4を正確に制御することが求められる。
特許文献1においては、光位相変調信号から変換された電気出力信号を分岐し、アイ開口をモニタする技術が記載されている。アイ開口が最大となるように、位相のシフト量を制御することにより、位相のシフト量がπ/4および−π/4となるように制御することができる。
特許文献2においては、光位相変調信号から変換されたI相の電気信号がデータ再生回路に入力する前の信号と、Q相の電気信号がデータ再生回路から出力した後の信号とを乗算する。乗算結果により位相のシフト量を制御する技術が記載されている。
特開2007−181171号公報 特開2007−20138号公報
しかしながら、特許文献1および2の技術によれば、出力すべき電気信号を分岐するため、出力される電気信号の振幅が小さくなってしまう。また、特許文献1では、高速な電気信号のアイ開口をモニタするため、高価な高周波部品を用いることとなる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、出力される電気信号の分岐を行なわず、簡単な方法で位相のシフト量を制御することを目的とする。
本光受信装置は、光位相変調信号の光位相を所定量シフトさせ基準信号に干渉させた信号を出力する干渉部と、前記干渉部の出力信号を受光し受光電流に変換する受光素子と、前記受光電流に関する量と、前記所定量を制御する制御量に対する前記受光電流に関する量の変化量と、に基づき算出される関数が極値または0となるように前記制御量を制御する制御部と、を具備する。
本光受信装置の制御方法は、光位相変調信号の光位相を所定量シフトさせ基準信号に干渉させた信号を出力する干渉部と、前記干渉部の出力信号を受光し受光電流に変換する受光素子と、を具備する光受信装置の制御方法であって、前記受光電流に関する量と、前記所定量に対する前記受光電流に関する量の変化量と、に基づき算出される関数が極値または0となるように前記所定量を制御するステップを備える。
本光受信装置およびその制御方法によれば、出力される電気信号の分岐を行なわず、簡単な方法で光位相のシフト量を制御することができる。
図1は、通信システムのブロック図である。 図2は、実施例1の光受信装置のブロック図である。 図3は、DQPSKのコンスタレーション図である。 図4は、ヒータ電力に対するモニタ電流を示す図である。 図5は、ヒータ電力に対するIph、d(Iph)/dP、F1およびF2を示す図である。 図6は、実施例1の制御部の処理を示すフローチャートである。 図7は、ヒータ電力に対するモニタ電流を示す図である。 図8は、ヒータ電力に対するIph、d(Iph)/dP、F1およびF2を示す図である。 図9は、実施例2の光受信装置のブロック図である。
発明を実施するための形態
以下、図面を参照に、本発明の実施例について説明する。
まず、QPSK変調方式やDQPSK変調方式が用いられた通信システムについて、DQPSK変調方式を例に説明する。図1は、DQPSK変調方式を用いた通信システムのブロック図である。DQPSK変調方式は、4つの光位相(例えば、0、π/2、πおよび3π/2)に2ビットの情報を対応させる方式である。位相は自身の1シンボル前の位相を基準に規定される。DQPSK変調方式における通信システムは、送信側60に、光源50、DQPSK変調器52および波長合波器54を備えている。受信側62に、波長分波器58、光受信装置100を備えている。送信側60と受信側62とは伝送路56介し接続されている。
まず、送信側60について説明する。光源50は電気信号を光強度変調信号に変換する。複数の光源50からそれぞれ異なった波長の光強度変調信号が出力される。DQPSK変調器52は光強度変調信号をDQPSK変調方式の光位相変調信号に変換する。波長合波器54は、波長の異なる複数の光位相変調信号を合わせ1つの伝送路に出力する。伝送路56は合波された光位相変調信号を伝送する。
次に、受信側62について説明する。波長分波器58は、伝送路56から入力した光信号を波長ごとに分波する。複数の光受信装置100は、それぞれ異なる波長の分波された光位相変調信号をI相、Q相の電気信号に変換する。光受信装置100は、デモジュレータ10および受光器20iおよび20qを備えている。デモジュレータ10は、光位相変調信号をI相およびQ相の光信号に分波する。受光器20iおよび20qはそれぞれI相およびQ相の光信号を電気信号に変換する。光受信装置100の詳細については後述する。
QPSK変調方式は、DQPSK変調方式と同様に、4つの光位相(例えば、0、π/2、πおよび3π/2)に2ビットの情報を対応させる方式である。位相は基準信号を基準に規定される。QPSK変調方式における通信システムは、図1のDQPSK変調器52がQPSK変調器となり、デモジュレータ10が90度ハイブリッドとなる。その他の構成は図1と同じであり説明を省略する。
図2は、DQPSK変調方式を復調する実施例1に係る光受信装置のブロック図である。光受信装置100は、主にデモジュレータ10、I相受光器20i、Q相受光器20qおよびDMUX46を備えている。デモジュレータ10は、光分波器44およびI相遅延干渉計10i(i相干渉部)およびQ相遅延干渉計10q(Q相干渉部)を備えている。光分波器44は、光位相変調信号を2つの光変調信号に分波する。
I相およびQ相遅延干渉計10iおよび10qは、例えばマッハツェンダ干渉計である。I相遅延干渉計10iは、カプラ12iおよび14i、遅延路16iヒータ17iおよび伝送路18iを備えている。カプラ12iは、光分波器44が分波した光位相変調信号を分波する。遅延路16iは光信号の位相を1シンボル−π/4遅延させる。伝送路18iは光信号を遅延させない。カプラ14iは遅延路16iと伝送路18iの光信号を干渉させ、正相信号40iと逆相信号42iの光強度変調信号を出力する。正相信号40iと逆相信号42iとは相補信号となる。このように、I相遅延干渉計10iは、互いに相補する信号対である正相信号40iおよび逆相信号42iを出力する。以上のように、I相遅延干渉計10iは、光位相変調信号のうちI相の信号の位相を第1所定量(1シンボル−π/4)シフトさせ基準信号に干渉させる。そして、互いに相補のI相信号対(正相信号40iと逆相信号42i)を出力する。
Q相遅延干渉計10qは、カプラ12qおよび14q、遅延路16q、ヒータ17qおよび伝送路18qを備えている。遅延路16qは光信号の位相を1シンボル+π/4遅延させる。カプラ14qは遅延路16qと伝送路18qの光信号を干渉させ、正相信号40qと逆相信号42qの光強度変調信号を出力する。その他の構成および動作は、I相遅延干渉計10iと同じであり説明を省略する。以上のように、Q相遅延干渉計10qは、光位相変調信号のうちQ相の信号の位相を第2所定量(1シンボル+π/4)シフトさせ基準信号に干渉させる。そして、互いに相補のQ相信号対(正相信号40qと逆相信号42q)を出力する。
I相受光器20iは、フォトダイオード22iおよび24i(一対のI相受光素子)および差動増幅器26iを備えている。フォトダイオード22iおよび24iのアノード側はそれぞれ差動増幅器26iに接続されている。フォトダイオード22iおよび24iのカソード側はそれぞれ抵抗32iおよび36iを介し直流電源30iおよび34iに接続されている。フォトダイオード22iおよび24iはそれぞれ正相信号40iおよび逆相信号42iを電流信号に変換する。つまり、フォトダイオード22iおよび24iはI相信号対である正相信号40iおよび逆相信号42iをそれぞれ受光し、I相受光電流対(電流Ipd1iおよびIpd2i)に変換する。差動増幅器26iは正相側の電流信号と逆相側の電流信号とを差動増幅し電気信号を出力する。電流検出部33iおよび35iは、それぞれフォトダイオード22iおよび24iのそれぞれ電源側の抵抗32iおよび36i両端の電圧をモニタすることにより、電流Ipd1iおよびIpd2iを検出する。
Q相受光器20qは、フォトダイオード22qおよび24q(一対のQ相受光素子)および差動増幅器26qを備えている。フォトダイオード22qおよび24qのカソード側はそれぞれ抵抗32qおよび36qを介し直流電源30qおよび34qに接続されている。電流検出部33qおよび35qは、それぞれフォトダイオード22qおよび24qのそれぞれ電源側の抵抗32qおよび36q両端の電圧をモニタすることにより、電流Ipd1qおよびIpd2qを検出する。つまり、フォトダイオード22qおよび24qはQ相信号対である正相信号40qおよび逆相信号42qをそれぞれ受光し、Q相受光電流対(電流Ipd1qおよびIpd2q)に変換する。その他の構成および動作は、I相受光器20iと同じであり説明を省略する。
DMUX46は、I相受光器20iおよびQ相受光器20qの出力からデータを再生する。制御部30は、遅延路16iおよび16qを制御し、それぞれ遅延量が1シンボル−π/4および1シンボル+π/4となるように制御する。
図3は、DQPSK変調方式のコンスタレーション図である。I=1、Q=1のとき位相シフトが0、I=1、Q=−1のとき位相シフトがπ/2、I=−1、Q=−1のとき位相シフトがπ、I=−1、Q=1のとき位相シフトが3π/2である。I相遅延干渉計10iにおいては、遅延路16iが光位相変調信号を1シンボル−π/4遅延させる。カプラ14iが、遅延路16iと伝送路18iの光信号を干渉させる。このため、位相シフトが0または3π/2のときは、正相信号40iが大きくなり、逆相信号42iは小さくなる。一方、位相シフトがπ/2またはπのときは、正相信号40iが小さくなり、逆相信号42iが大きくなる。I相受光器20iは、位相シフトが、0または3π/2か、π/2またはπかに対応する電気信号を出力する。
Q相遅延干渉計10qにおいては、遅延路16qが光位相変調信号を1シンボル+4/π遅延させる。このため、位相シフトが0またはπ/2のときは、正相信号40qが大きくなり、逆相信号42qは小さくなる。一方、位相シフトがπまたは3π/2のときは、正相信号40qが小さくなり、逆相信号42qが大きくなる。Q相受光器20qは、位相シフトが、例えば0またはπ/2か、πまたは3π/2かに対応する電気信号を出力する。DMUX46は、I相受光器20iおよびQ相受光器20qの出力より、2ビットの信号を復調する。
光受信装置100においては、遅延路16iおよび16qの遅延量をそれぞれ−π/4および+π/4となるように制御することが求められる。遅延路16iおよび16qにおける遅延量の制御は、例えば遅延路16iおよび16qの温度により行なわれる。遅延路16iおよび16qの温度により位相の遅延量が変化するためである。そこで、例えば、遅延路16iおよび16q付近にヒータ17iおよび17qを設け、ヒータ17iおよび17qの発熱量(ヒータに投入する電力)を制御することにより、遅延量を制御することができる。
図4は、ヒータ電力Pに対するモニタ電流Iphを示した図である。ヒータ電力と位相の遅延量はほぼ線形関係にある。ヒータ電力と位相は図4の横軸のような関係となる。I相、Q相にかかわらず、位相の遅延量に対しIphは同じ振る舞いをするため、Ipd1iまたはIpd1qをIpd1、Ipd2iまたはIpd2qをIpd2として説明する。モニタ電流Iphは、Iph=Ipd1−Ipd2である。位相の遅延量が0となるとき、Iphは極大となる。位相の遅延量がπまたは−πとなるとき、Iphは極小となる。図4では、Iphの最大値が1、最小値が−1となるようにIdhを規格化している。制御部30が、ヒータ電力を制御し、遅延量を−π/4またはπ/4に制御できればよい。しかしながら、制御部30は、Ipdの制御目標値がIdpの最大値×0.7となるように、ヒータ電力Pを制御することとなる。このように、Iphを極や0以外の値にするように制御することは非常に難しい。
以下に、実施例1における制御部30の制御方法を説明する。図5は、ヒータ電力、位相の遅延量に対するモニタ電流Iphまたはその他の関数を示している。モニタ電流Iphは、図4と同じでありIph=Ipd1−Ipd2であり、
Iph=Iph0・cos(2π・P/P2π
である。ここで、Iph0はIphの振幅(半幅)である。図5ではIph0=1としている。P2πは、Iphの振幅変動の1周期に相当するヒータ電力Pの差である。図5ではP2π=P2−P1である。図5では、モニタ電流Iphを実線で示している。
ヒータ電力Pに対するIphの微分d(Iph)/dPは、
d(Iph)/dP=2πIph0/P2π・[−sin(2π・P/P2π)]
となり、図5で破線で示している。
ここで、モニタ関数F1およびF2を以下のように規定する。
F1=Iph+(P2π/2π)・d(Idh)/dP
=√2Iph0・cos(2π・P/P2π−π/4)
F2=Iph−(P2π/2π)・d(Idh)/dP
=√2Iph0・cos(2π・P/P2π+π/4)
モニタ関数F1およびF2は、図5中それぞれ太破線および太実線で示している。
上記式および図5のように、モニタ関数F1は位相の遅延量が−π/4のとき極大となる。モニタ関数F2は位相の遅延量がπ/4のとき極大となる。そこで、ヒータ電力PをδP変化させたときのIphの変化δIphを測定し、モニタ関数F1およびF2を
F1=Iph+(P2π/(2π・δP))・δ(Idh)
F2=Iph−(P2π/(2π・δP))・δ(Idh)
とする。I相については、制御部30が、モニタ関数F1が極大となるようにヒータ電力Pを制御すれば、位相の遅延量を−π/4に制御することができる。また、Q相については、制御部30が、モニタ関数F2が極大となるようにヒータ電力Pを制御すれば、位相の遅延量をπ/4に制御することができる。
次に、制御部30の処理について説明する。図6は制御部30が行なう処理を示すフローチャートである。制御部30はI相遅延干渉計10iとQ相遅延干渉計10qの制御を別々のループで行っているが、以下では、図6を用いまとめて説明する。図7は、ヒータ電力Pに対するモニタ電流Iphであり、Iphを測定する際のヒータ電力PをPoとする。Iphの振幅変動の1周期に相当するヒータ電力の差P2πは予め測定しておく。差分を計算する際のヒータ電力Pを動かす変化量δPは予め決めておく。
図6を参照し、制御部30は係数KをP2π/(2π・δP)とし、PstepをδPとする(ステップS10)。制御部30はヒータ電力PをP+δPとしてIph´を取得する(ステップS12)。これにより、図7において、ヒータ電力PがPo+δPのモニタ電流Iph´が取得される。制御部30はヒータ電力PをP−2δPとしてIph´´を取得する(ステップS14)。これにより、図7において、ヒータ電力PがPo−δPのモニタ電流Iph´´が取得される。制御部30はヒータ電力PをP+δPとしてIphを取得する(ステップS16)。これにより、図7において、ヒータ電力PがPoのモニタ電流Iphが取得される。制御部30は、(Iph´−Iph´´)/2をδIphとする(ステップS20)。これにより、ヒータ電力がPoのIphとδIphが測定できる。
図6を参照し、制御部30は、I相を制御するループの場合、Iph+K・δIphをF´とし、Q相を制御する場合、Iph−K・δIphをF´とする(ステップS22)。これにより、ヒータ電力Poにおけるモニタ関数F´が算出される。制御部30は、F>F´の場合、−PstepをPstepとする(ステップS24)。Fは前回算出したモニタ関数である。制御部30はP+PstepをPとする(ステップS26)。制御部30はF´をFとする(ステップS28)。制御部30は、終了するかを判断する(ステップS30)。Yesの場合終了する。Noの場合、制御部30は一定時間待機する(ステップS32)。ステップS10に戻る。
制御部30は、ステップS24およびS26により、モニタ関数F´が前回の値より小さければPstepを反転させる。つまり、制御部30は、次回のヒータ電力Pをモニタ関数F´が大きくなるように制御する。これにより、制御部30は、モニタ関数F´が極大となるようにヒータ電力Pを制御することができる。
次に、制御部30がヒータ電力Pを制御する別の例を説明する。図8のように、モニタ関数F1は位相の遅延量がπ/4のとき0となる。また、モニタ関数F2は、位相の遅延量が−π/4のとき0となる。よって、I相につては、制御部30が、モニタ関数F2が0となるようにヒータ電力Pを制御すれば、位相の遅延量を−π/4に制御することができる。また、Q相については、制御部30が、モニタ関数F1が0となるようにヒータ電力Pを制御すれば、位相の遅延量をπ/4に制御することができる。
実施例1によれば、制御部30は、受光電流Ipd1i、Ipd2i、Ipd1qおよびIpd2qに関する量(例えば、モニタ電流Iph)と、遅延量を制御する制御量(例えば、ヒータ電力P)に対する受光電流に関する量の変化量(例えばd(Iph)/dP)と、に基づき算出される関数(例えばモニタ関数F1およびF2)が極値または0となるように制御量を制御する。このように、制御部30は、受光素子(フォトダイオード22i、24i、22qおよび24q)を流れる受光電流を用い遅延干渉計10iおよび10qの遅延量を制御する。これにより、特許文献1および2にように光受信装置が出力する電気信号を分岐するのに比べ、振幅を大きく確保することができる。特に、高ビットレート電気信号の分岐が容易ではない。例えば、分岐が容易な1:1の分岐では、電気信号の振幅は50%になってしまう。10:1の分岐を用いた場合でも、電気信号の振幅は91%になってしまう。これに対し、実施例1では、電気信号の振幅をほぼ100%確保することができる。
また、実施例1では、低周波数の受光電流を用い制御量を制御するため、特許文献1および2のように高周波な信号を用い制御量を制御するのに比べ、簡単で安価な構成で制御量を制御することができる。さらに、モニタ関数F1およびF2のような関数の極値または0になるように制御量(ヒータ電力)を制御する。これにより、制御量を簡単に制御することができる。
また、受光電流に関する量は、例えば、一つのフォトダイオードの受光電流であってもよい。しかし、実施例1のように、受光電流に関する量としてフォトダイオード22iおよび24i(または、22qおよび24q:一対の受光素子)の受光電流Ipd1iとIpd2iとの差(またはIpd1qとIpd2qとの差)Iphとする。これにより、制御部30は、より大きな信号に基づき遅延量を制御することができる。
さらに、図5および図8のように、制御部30は、モニタ関数F1=Iph+A・δIph/δPまたはモニタ関数F2=Iph−A・δIph/δPが極または0となるように制御量Pを制御する。ここで、δIph/δPは制御量Pに対するIphの変化量であり、係数Aは、IphとδIph/δPとの最大振幅を一致させるための係数である。これにより、遅延量を−π/4およびπ/4に制御することができる。
さらに、実施例1によれば、制御部30は、モニタ関数F1=Iphi+Ai・δIphi/δPiが極となるように、I相遅延干渉計10iの遅延量(つまりI相の信号の位相をシフトさせる第1所定量)を制御する制御量Piを制御する。また、モニタ関数F2=Iphq−Aq・δIphq/δPqが極となるように、Q相遅延干渉計の遅延量(つまりQ相の信号の位相をシフトさせる第2所定量)を制御する制御量Pqを制御する。ここで、Iphiは一対のI相受光素子(フォトダイオード22iおよび24i)のI相受光電流対Ipd1iとIpd2iとの差である。Iphqは一対のQ相受光素子(フォトダイオード22qおよび24q)のQ相受光電流対Ipd1qとIpd2qとの差である。δIphi/δPiはPiに対するIphiの変化量であり、δIphq/δPqはPqに対するIphqの変化量である。AiはIphiとδIphi/δPiとの最大振幅を一致させるための係数であり、AqはIphqとδIphq/δPqとの最大振幅を一致させるための係数である。これにより、図5のように、I相およびQ相の遅延干渉計の遅延量を目標値である−π/4およびπ/4に精度よく制御することができる。
さらに、実施例1によれば、制御部30は、モニタ関数F2=Iphi−Ai・δIphi/δPiが0となるように、Piを制御する。また、モニタ関数F1=Iphq+Aq・δIphq/δPqが0となるように、Pqを制御する。これにより、図8のように、I相およびQ相の遅延干渉計の遅延量を目標値である−π/4およびπ/4に精度よく制御することができる。
実施例1によれば、基準信号をとして光位相変調信号自身を用い、I相において位相をシフトさせる第1所定量を1シンボル−π/4、Q相において位相をシフトさせる第2所定量を1シンボル+π/4とする。これにより、DQPSK変調方式の光位相変調信号を復調することができる。
なお、実施例1では、遅延量(つまり信号の位相をシフトさせる所定量)を制御する制御量としてヒータ電力Pを例に説明したが、制御量は、遅延量を制御できる物理量であればよい。遅延量と制御量は線形関係にあることが好ましい。
実施例2は、QPSK変調方式を復調する光受信装置の例である。図9は、実施例2に係る光受信装置のブロック図である。図9を参照し、光受信装置100aには、光局所発振器等が出力した基準信号を分波する光分波器48が設けられている。I相遅延干渉計10iおよびQ相遅延干渉計10qにおいて、光分波器44が分波した光位相変調信号はそれぞれ遅延路16iおよび16qに入力する。カプラ14iおよび14qはそれぞれ遅延路16iおよび16qで遅延した信号と光分波器48が分波した基準信号を干渉させる。その他の構成は実施例1の図2と同じであり説明を省略する。制御部30の動作は実施例1と同じである。
実施例2によれば、遅延路16iにおいてI相信号の位相をシフトさせる第1所定量を−π/4、遅延路16qにおいてQ相信号の位相をシフトさせる第2所定量を+π/4とする。遅延路16iおよび16qの出力信号を基準信号と干渉させる。これにより、QPSK変調方式の光位相変調信号を復調させることができる。このように、QPSK変調方式の光受信装置100aに図5および図8の制御を用いることができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。

Claims (6)

  1. 光位相変調信号のうちI相の信号の光位相を第1所定量シフトさせ基準信号に干渉させ、互いに相補のI相信号対を出力するI相干渉部と、
    前記光位相変調信号のうちQ相の信号の光位相を第2所定量シフトさせ前記基準信号に干渉させ、互いに相補のQ相信号対を出力するQ相干渉部と、
    前記I相信号対を受光しそれぞれI相受光電流対に変換する一対のI相受光素子と、
    前記Q相信号対を受光しそれぞれQ相受光電流対に変換する一対のQ相受光素子と、
    前記I相受光電流対の差を制御する前記I相干渉部の制御量をPiおよびPi+δPiとし、前記I相受光電流対の差IphiおよびIphi´を取得し、
    前記Q相受光電流対の差を制御する前記Q相干渉部の制御量をPqおよびPq+δPqとし、前記Q相受光電流対の差IphqおよびIphq´を取得し、
    前記Piに対する前記Iphiの変化量をδIphi/δPi、前記Pqに対する前記Iphqの変化量をδIphq/δPq、前記Iphiと前記δIphi/δPiとの最大振幅を一致させるための係数をAi、前記Iphqと前記δIphq/δPqとの最大振幅を一致させるための係数をAqとしたとき、
    前記Pi、Pi+δPi、IphiおよびIphi´から、Iphi+Ai・δIphi/δPiを算出し、
    前記Pq、Pq+δPq、IphqおよびIphq´から、Iphq−Aq・δIphq/δPqを算出し、
    Iphi+Ai・δIphi/δPiが極となるように前記I相干渉部の制御量を制御し、Iphq−Aq・δIphq/δPqが極となるように前記Q相干渉部の制御量を制御する制御部と、
    を具備することを特徴とする光受信装置。
  2. 光位相変調信号のうちI相の信号の光位相を第1所定量シフトさせ基準信号に干渉させ、互いに相補のI相信号対を出力するI相干渉部と、
    前記光位相変調信号のうちQ相の信号の光位相を第2所定量シフトさせ前記基準信号に干渉させ、互いに相補のQ相信号対を出力するQ相干渉部と、
    前記I相信号対を受光しそれぞれI相受光電流対に変換する一対のI相受光素子と、
    前記Q相信号対を受光しそれぞれQ相受光電流対に変換する一対のQ相受光素子と、
    前記I相受光電流対の差を制御する前記I相干渉部の制御量をPiおよびPi+δPiとし、前記I相受光電流対の差IphiおよびIphi´を取得し、
    前記Q相受光電流対の差を制御する前記Q相干渉部の制御量をPqおよびPq+δPqとし、前記Q相受光電流対の差IphqおよびIphq´を取得し、
    前記Piに対する前記Iphiの変化量をδIphi/δPi、前記Pqに対する前記Iphqの変化量をδIphq/δPq、前記Iphiと前記δIphi/δPiとの最大振幅を一致させるための係数をAi、前記Iphqと前記δIphq/δPqとの最大振幅を一致させるための係数をAqとしたとき、
    前記Pi、Pi+δPi、IphiおよびIphi´から、Iphi−Ai・δIphi/δPiを算出し、
    前記Pq、Pq+δPq、IphqおよびIphq´から、Iphq+Aq・δIphq/δPqを算出し、
    Iphi−Ai・δIphi/δPiが0となるように前記I相干渉部の制御量を制御し、Iphq+Aq・δIphq/δPqが0となるように前記Q相干渉部の制御量を制御する制御部と、
    を具備することを特徴とする光受信装置。
  3. 前記光位相変調信号はDQPSK変調方式の信号であり、前記基準信号は、前記光位相変調信号であり、前記第1所定量は1シンボル−π/4であり、前記第2所定量は1シンボル+π/4であることを特徴とする請求項1または2記載の光受信装置。
  4. 前記光位相変調信号はQPSK変調方式の信号であり、前記第1所定量は−π/4であり、前記第2所定量は+π/4であることを特徴とする請求項1または2記載の光受信装置。
  5. 光位相変調信号のうちI相の信号の光位相を第1所定量シフトさせ基準信号に干渉させ、互いに相補のI相信号対を出力するI相干渉部と、前記光位相変調信号のうちQ相の信号の光位相を第2所定量シフトさせ前記基準信号に干渉させ、互いに相補のQ相信号対を出力するQ相干渉部と、前記I相信号対を受光しそれぞれI相受光電流対に変換する一対のI相受光素子と、前記Q相信号対を受光しそれぞれQ相受光電流対に変換する一対のQ相受光素子と、を具備する光受信装置の制御方法であって、
    前記I相受光電流対の差を制御する前記I相干渉部の制御量をPiおよびPi+δPiとし、前記I相受光電流対の差IphiおよびIphi´を取得するステップと、
    前記Q相受光電流対の差を制御する前記Q相干渉部の制御量をPqおよびPq+δPqとし、前記Q相受光電流対の差IphqおよびIphq´を取得するステップと、
    前記Piに対する前記Iphiの変化量をδIphi/δPi、前記Pqに対する前記Iphqの変化量をδIphq/δPq、前記Iphiと前記δIphi/δPiとの最大振幅を一致させるための係数をAi、前記Iphqと前記δIphq/δPqとの最大振幅を一致させるための係数をAqとしたとき、
    前記Pi、Pi+δPi、IphiおよびIphi´から、Iphi+Ai・δIphi/δPiを算出するステップと、
    前記Pq、Pq+δPq、IphqおよびIphq´から、Iphq−Aq・δIphq/δPqを算出するステップと、
    Iphi+Ai・δIphi/δPiが極となるように前記I相干渉部の制御量を制御し、Iphq−Aq・δIphq/δPqが極となるように前記Q相干渉部の制御量を制御するステップと、
    を備えることを特徴とする光受信装置の制御方法。
  6. 光位相変調信号のうちI相の信号の光位相を第1所定量シフトさせ基準信号に干渉させ、互いに相補のI相信号対を出力するI相干渉部と、前記光位相変調信号のうちQ相の信号の光位相を第2所定量シフトさせ前記基準信号に干渉させ、互いに相補のQ相信号対を出力するQ相干渉部と、前記I相信号対を受光しそれぞれI相受光電流対に変換する一対のI相受光素子と、前記Q相信号対を受光しそれぞれQ相受光電流対に変換する一対のQ相受光素子と、を具備する光受信装置の制御方法であって、
    前記I相受光電流対の差を制御する前記I相干渉部の制御量をPiおよびPi+δPiとし、前記I相受光電流対の差IphiおよびIphi´を取得するステップと、
    前記Q相受光電流対の差を制御する前記Q相干渉部の制御量をPqおよびPq+δPqとし、前記Q相受光電流対の差IphqおよびIphq´を取得するステップと、
    前記Piに対する前記Iphiの変化量をδIphi/δPi、前記Pqに対する前記Iphqの変化量をδIphq/δPq、前記Iphiと前記δIphi/δPiとの最大振幅を一致させるための係数をAi、前記Iphqと前記δIphq/δPqとの最大振幅を一致させるための係数をAqとしたとき、
    前記Pi、Pi+δPi、IphiおよびIphi´から、Iphi−Ai・δIphi/δPiを算出するステップと、
    前記Pq、Pq+δPq、IphqおよびIphq´から、Iphq+Aq・δIphq/δPqを算出するステップと、
    Iphi−Ai・δIphi/δPiが0となるように前記I相干渉部の制御量を制御し、Iphq+Aq・δIphq/δPqが0となるように前記Q相干渉部の制御量を制御するステップと、
    を備えることを特徴とする光受信装置の制御方法。
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