JP4602156B2 - 光受信器 - Google Patents

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Description

この発明は、光通信システムにおける光送受信器に関するもので、特に、光DPSK(Differential Phase Shift Keying)送信器から送信された光位相変調信号を受信し、強度変調信号に変換動作を行うマッハ・ツェンダー干渉計(MZI:Mach Zhendr Interferometer)を備えた光DPSK−遅延検波方式の光受信器に関するものである。
上記の目的の光受信器では、MZIの通過波長を高い精度で送信光信号に一致させることが要求される。MZIは、一種の光フィルタであり、光フィルタの通過波長を送信光信号に一致させるためには光フィルタ通過後の光電力が最大になるように制御することが最も簡便な方法である。
送信光信号のデータは、通常、ビット列をランダム化後に光信号に変換して送出する。このためDPSK方式など位相変調方式では送信光信号の位相変移量の時間平均は0である。したがって、送信光信号にスペクトルにキャリアが存在せず、光フィルタ通過波長を変化させたときの光電力の変化量は、キャリアの存在するOOK(On Off Keying)方式に比べ、一般に小さく、波長ずれの検出精度が下がる。
また、送信光信号のデータ形式は、NRZ(Non Return to Zero)またはRZ(Return to Zero)が通常用いられる。したがって、電力スペクトル形状は、NRZ形式の場合は信号のタイムスロットをT[sec]とすると、中心周波数から±1/T[Hz]において0点を持つ。RZ形式の場合には、NRZ形式の電力スペクトルを1/T[Hz]間隔で重ね合わせた形状になる。
一方、DPSK受信器で用いるMZIの通過波長特性は、一般に周波数間隔(フリースペクトルレンジ=FSR:Free Spectral Range)が1/T[Hz]の周期特性を持つ。周期が信号スペクトルの幅のため、これを通過して出力された光DPSK信号の平均電力は、キャリア信号が存在しないことと、信号スペクトル形状が2/T[Hz]幅で0点を持つものの重ね合わせであることから、MZIの通過波長を変化させてもその変化率が非常に小さいか、スペクトルの形状によっては0になってしまう。このため、MZI通過後の光電力を検出して通過波長を高い精度で送信光信号に一致させることが困難である。
以上の理由から、従来は位相変調を行う送信器において故意に変調度を最適点からずらすなどして、わずかにキャリア成分を残して送信する方法や、電気信号変換後の高周波信号の振幅を検出する方法が提案されている。
従来の光DPSK受信器では、送信器で故意に変調度を最適点からずらすことによってキャリア成分を残して送信し、受信する際に、光/電気信号変換後の電流が最大になるようにMZIの通過波長を制御している(例えば、非特許文献1参照)。
従来の他の光DPSK受信器では、光/電気信号変換後のMZI出力信号の振幅をピーク検波することによってMZIの通過波長を最適点に制御している(例えば、非特許文献2参照)。
また、従来の光干渉器では、受光波形のピーク検波後の高周波信号振幅を最大値に保つよう制御を行なう(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−268162号公報 E. A. Swanson, Jeffrey C. Livas, and Roy S. Bondurant "High Sensitivity Optically Preamplified Direct Detection DPSK Receiver with Active Delay-Line Stabilization" IEEE Photonics Technology Letters, vol. 6, No. 2, pp263-265, February 1994 Biljana Milivojevic, David Sandel, Suhas Bhandare, Reinhold Noe, Frank Wust "Practical 40Gbit/s CSRZ-DPSK Transmission System with Signed Online Chromatic Dispersion Detection" ECOC2003,Tu364.
従来の光DPSK受信器では、高周波の電気回路を使用しないで実現できるメリットがあるが、送信器で変調度を最適点からずらすことと、最大値制御を行なうために低周波のディザ信号を重畳するために受信特性をある程度犠牲にしなければならないという問題点があった。
従来の他の光DPSK受信器では、上記の従来の光DPSK受信器の様に受信特性を劣化させることはないが、信号速度と同等の高周波の電気回路、たとえば40Gbit/sで動作する電気回路を必要とするという問題点があった。
また、従来の光干渉器では、低周波のディザ信号を重畳する必要があり、受信特性をある程度犠牲にしなければならないという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、受信特性を劣化させず、かつ高速の電気回路を使用しないで、MZI通過波長を最適に制御することができる光受信器を得るものである。
この発明に係る光受信器は、遅延量1ビットで差動符号化された光DPSK信号を受信する光受信器であって、受信光信号入力ポートからの光位相変調信号を分岐する第1の光分岐回路と、アーム間の相対遅延量が1/2ビットであり、光入力ポート、第1の光出力ポート、第2の光出力ポート、第3の光出力ポート及びアーム部分に取り付けられたヒーターを有し、前記第1の光分岐回路により分岐されて前記光入力ポートから入力された光位相変調信号を強度変調信号に変換して前記第1の光出力ポートから出力するマッハ・ツェンダー干渉計と、前記第1の光分岐回路及び前記マッハ・ツェンダー干渉計の前記第1の光出力ポートからの光信号を電気信号に変換する光電気変換回路と、前記マッハ・ツェンダー干渉計の前記第2及び第3の光出力ポートからの光信号を分岐する第2の光分岐回路と、前記第2の光分岐回路によって分岐された2つの光信号平均光電力の出力差を検出する波長ずれ検出回路と、前記2つの光信号の平均光電力の出力差が0となるように、前記ヒーターに電流を流して前記マッハ・ツェンダー干渉計の通過波長を制御する制御回路とを設け、前記マッハ・ツェンダー干渉計は、前記第2及び第3の光出力ポートから出力した光信号を前記第2の光分岐回路においてそれぞれ折り返されて前記第3及び第2の光出力ポートにより入力して前記光入力ポートから出力し、前記第1の光分岐回路は、前記マッハ・ツェンダー干渉計の前記光入力ポートから出力された光信号を前記光電気変換回路へ導くものである。
この発明に係る光受信器は、受信特性を劣化させず、かつ高速の電気回路を使用しないで、MZI通過波長を最適に制御することができるという効果を奏する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る光受信器について図1から図5までを参照しながら説明する。図1は、この発明に係る光受信器の基本的な構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1において、この発明に係る光受信器は、受信光信号入力ポート1からの光位相変調信号を分岐する光分岐回路10と、光入力ポート2からの光位相変調信号を強度変調信号に変換して光出力ポート3から出力するマッハ・ツェンダー干渉計(MZI)20と、光信号を電気信号に変換する光電気変換回路30と、FSRが2/T[Hz]であるMZIの光出力ポート4及び5からの光を分岐する光分岐回路40と、光出力ポート6及び7からの光を入力する波長ずれ検出回路50とが設けられている。
本発明に係る光受信器は、FSR(周波数間隔)が通常の1/T[Hz]ではなく、出力を折り返したFSR=2/T[Hz]のMZI(マッハ・ツェンダー干渉計)20を備える。このMZI20の波長ずれ検出は、FSRを広げたFSR=2/T[Hz]のMZI機能を用いて行い、位相変調の位相/強度変換は1/T[Hz]のMZI機能を用いて行う。図1は前述の手段を用いた光受信器を模式的に示したものである。後に説明するとおり、図1の構成では折り返し部分(光出力ポート4及び5)で見た波長特性はFSR=2/T[Hz]、入力側に戻ってきた光出力部分(光入出力ポート2及び3)ではFSR=1/T[Hz]のMZIとして動作する。
上述の技術分野で述べたとおり、FSR=1/T[Hz]のMZI出力でみた平均光電力は通過波長特性が変動しても変動量が小さいが、FSR=2/T[Hz]のMZI出力でみた平均光電力の通過波長依存性は前者の構成より大きいことを利用して高精度の制御が可能かつ、最大値/最小値制御を必要としないため、光送受信器としての特性を劣化させる要因であるディザ信号の付加が不要である。
以下、本発明の動作原理を説明する。図2(a)及び(b)は、方アーム(光路)に遅延を与えたMZIの代表的な構成と、出力を折り返したMZIの構成を示す図である。図3は、図2(a)及び(b)に示したMZIの光周波数に対する光電力通過特性を示す図である。図4は、図2(a)及び(b)に示したMZIの出力で観測される平均光電力を示す図である。なお、図4において、タップカプラ出力1特性及びタップカプラ出力2特性は、光出力ポート6の出力特性及び光出力ポート7の出力特性である。
図2(a)に方アームに遅延を与えたMZIを示す。簡単のためカプラ分岐比=1:2、遅延アームにおける相対光位相遅延をejφとし、導波路の損失を無視すると入出力電界の関係は、次の式(1)であらわされる。
Figure 0004602156
DPSK信号の復調を考えてX2=0とすると、MZI出力電界はそれぞれ次の式(2)、式(3)となる
Figure 0004602156
次に、図2(a)のMZI出力を折り返した構成の図2(b)に示す遅延MZIを考える。これは、図2(a)の通常構成のものを2段通過させた場合と考えられるから、入出力電界は、式(1)と式(1)の遅延回路要素を逆アームに移した式の積で記述でき、次の式(4)であらわされる。
Figure 0004602156
この式(4)を展開して整理し、入力は1ポートのみを考えてX2=0とすれば、出力電界Y2、Y1は、次の式(5)、式(6)であらわされる。
Figure 0004602156
式(2)、式(5)から電力通過特性を求めると、図3のようになり、両式の位相項の係数からも明らかなように、図2(b)の構成のMZI特性は、図2(a)のMZIのFSRを1/2倍したものと同等になる。
図4は、MZIの中心波長を変化させたとき、図2(a)に示した出力電界Y1(FSR=2/T)で観測される平均光電力と、図2(b)に示した出力電界Y1(FSR=1/T)で観測される平均光電力を計算した例である。本計算結果は、送信光信号として40Gb/sの時系列DPSK信号データを用意し、これを元に数値計算(FFT)で求めた光送信電力スペクトラにMZIの通過周波数特性を乗じて積分したものである。この例では、図2(a)に示した出力電界Y1で見た平均光電力の電力変化率が最大で約5%(図4下段の特性参照)であるのに対し、図2(b)に示した出力電界Y1で見た平均光電力のそれは約16%(図4上段の特性参照)で、FSR=2/Tの場合は制御精度を3倍高くできることがわかる。
さらに本発明によれば、最適制御の際にディザ信号の印加が不要であることを、図4を用いて説明する。図4において、制御回路(後述)が制御すべきMZIの状態は、1ビット(bit)遅延MZIの出力光電力が最小又は最大になる点(ア)、(イ)である。従って、最小値制御又は最大値制御が必要になる。1bit遅延MZIの出力光電力が最大になる点(イ)は、1/2bit遅延MZIの2つの出力ポート4、5の光電力が等しくなる点(ウ)であり、これから出力の差=0となるよう制御をかければ1ビット遅延MZIとしてみた通過ピーク周波数は必ずDPSK信号中心周波数から20GHzずれた位置にロックされ、信号入力ポート(X1)が必ずDESTRUCTIVE出力ポート(Y1)になる。また、信号入力ポート(X2)が必ずDESTRUCTIVE出力ポート(Y2)になる。従って、制御方式は最大/最小値制御ではなく0点制御のためディザ信号を印加する必要がなく、また必ずDESTRUCTIVE出力ポートが光信号中心波長にロックされるため、MZI出力光の信号極性が常に一定となる。
ここで、この発明の実施の形態1について説明する。図5は、この発明の実施の形態1に係る光受信器の構成を示す図である。
図5において、この実施の形態1に係る光受信器は、受信光信号入力ポート1からの光位相変調信号を分離、分岐する光カプラ、光アイソレータ、光サーキュレータなどの光分岐回路10と、光入力ポート2からの光位相変調信号を強度変調信号に変換して光出力ポート3から出力する、ヒーター21を含むマッハ・ツェンダー干渉計(MZI)20と、ポート2、3からの光信号を電気信号に変換する光電気変換回路30と、FSRが2/TであるMZIの光出力ポート4及び5からの光を分岐する光カプラ、ミラーなどの光分岐回路40と、光出力ポート6及び7からの光を入力する波長ずれ検出回路50と、ヒーター21を制御する制御回路60とが設けられている。
波長ずれ検出回路50は、受光器51と、増幅器52とが設けられている。
つぎに、この実施の形態1に係る光受信器の動作について図面を参照しながら説明する。
本実施の形態1に係る光受信器は、光信号タイムスロットT[Hz]に対し、光出力ポート3のアーム(光路)間の信号伝播時間差がT/2であるMZI20を備える。図5では、光分岐回路10がMZI20のポート2側に設けられているが、ポート3側に設けてもよい。
このMZI20の光出力ポート4、5の出力は、それぞれループバックされて再び同一MZI20の光出力ポート4、5に入力されるとともに、その一部は光分岐回路40によってそれぞれ分岐され、光出力ポート6及び7を経て波長ずれ検出回路50に導かれる。ループバックされた信号は、再び光入力ポート2側から光分岐回路10を用いて入力光と分岐され、光出力ポート3からの光信号とともに、光電気変換回路30へ導かれる。
波長ずれ検出回路50の受光器51は、光出力ポート6及び7からの光信号の平均光電力をそれぞれ検出し、出力差を増幅器52によって増幅して制御回路60へ導く。この制御回路60は、出力差が0になるように、MZI20のヒーター21を制御する。
つまり、制御回路60では、図4で示した(ウ)点のように受光した2つの平均光電力の差が0になるよう、MZI20の中心波長を制御する。このMZI20の通過波長は、たとえばアーム(光路)部分に取り付けられたヒーター21に電流を流して導波路の屈折率を変化させることによって変化させることができる。図5の例では、波長ずれ検出回路50の利得を十分大きくすることによって、MZI20の通過波長は、図4で示した(ウ)点に自動的に制御され、MZI20で最適な光強度波形を得ることができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る光受信器について図6を参照しながら説明する。図6は、この発明の実施の形態2に係る光受信器の構成を示す図である。
図6において、この実施の形態2は、光分岐回路40の光折り返し回路部分をMZI20と集積化したものである。平面光回路(PLC:Planar Light Circuit)などの光集積回路では容易な手段であり、光受信器全体のサイズを小さくすることができる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る光受信器について図7を参照しながら説明する。図7は、この発明の実施の形態3に係る光受信器の構成を示す図である。
この実施の形態3に係る光受信器は、波長ずれ検出回路50の受光器51をさらに集積化したものである。MZI20の制御は、平均電力の検出を行なうため、受光器51に高速応答特性は必要ではないため、特に半導体材料を用いたMZIの場合は集積が容易であり、光受信器のサイズを小さくすることができる。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係る光受信器について図8を参照しながら説明する。図8は、この発明の実施の形態4に係る光受信器の構成を示す図である。
この実施の形態4に係る光受信器は、波長ずれ検出用に、MZI20よりもフリースペクトルレンジの大きな周期フィルタ70A、70Bを備えたものである。この周期フィルタ70A、70Bとしては、たとえばエタロン共振器がある。周期フィルタ70A、70BをMZI20、光分岐回路40、受光器51とさらに集積化してもよい。
図4に示したMZIの最適制御点(ウ)は、周期的に、図4の例では40GHz置きに存在するため、制御回路60の電源投入時などに不必要に周波数の離れた点、たとえば点(ウ)+40GHzの自然数倍の周波数にMZIの動作点を引き込んでしまう可能性がある。
このような状態では不用意に制御電圧を大きくして回路が動作してしまう。図8のように、MZIよりもフリースペクトルレンジ(周波数間隔)の大きな周期フィルタ70A、70Bを備えることによって、波長ずれ検出回路50でみた検出特性は、MZI20と、これよりもフリースペクトルレンジの大きな周期フィルタ70A、70Bの積になるため、追加した周期フィルタ70A、70BのフリースペクトルレンジをMZI20に必要な周波数制御範囲より大きく選ぶことによって、前述の問題を回避することができる。
この発明に係る光受信器の基本的な構成を示す図である。 方アームに遅延を与えたMZIの代表的な構成と出力を折り返したMZIの構成を示す図である 図2に示した2つのMZIの光周波数に対する光電力通過特性を示す図である。 図2に示した2つのMZIの出力で観測される光平均電力を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る光受信器の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る光受信器の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る光受信器の構成を示す図である。 この発明の実施の形態4に係る光受信器の構成を示す図である。
符号の説明
1 受信光信号入力ポート、2 光入出力ポート、3 光出力ポート、4 光出力ポート、5 光出力ポート、6 光出力ポート、7 光出力ポート、10 光分岐回路、20 マッハ・ツェンダー干渉計、21 ヒーター、30 光電気変換回路、40 光分岐回路、50 波長ずれ検出回路、51 受光器、52 増幅器、60 制御回路、70A 周期フィルタ、70B 周期フィルタ。

Claims (4)

  1. 遅延量1ビットで差動符号化された光DPSK信号を受信する光受信器であって、
    受信光信号入力ポートからの光位相変調信号を分岐する第1の光分岐回路と、
    アーム間の相対遅延量が1/2ビットであり、光入力ポート、第1の光出力ポート、第2の光出力ポート、第3の光出力ポート及びアーム部分に取り付けられたヒーターを有し、前記第1の光分岐回路により分岐されて前記光入力ポートから入力された光位相変調信号を強度変調信号に変換して前記第1の光出力ポートから出力するマッハ・ツェンダー干渉計と、
    前記第1の光分岐回路及び前記マッハ・ツェンダー干渉計の前記第1の光出力ポートからの光信号を電気信号に変換する光電気変換回路と、
    前記マッハ・ツェンダー干渉計の前記第2及び第3の光出力ポートからの光信号を分岐する第2の光分岐回路と、
    前記第2の光分岐回路によって分岐された2つの光信号平均光電力の出力差を検出する波長ずれ検出回路と、
    前記2つの光信号の平均光電力の出力差が0となるように、前記ヒーターに電流を流して前記マッハ・ツェンダー干渉計の通過波長を制御する制御回路とを備え
    前記マッハ・ツェンダー干渉計は、前記第2及び第3の光出力ポートから出力した光信号を前記第2の光分岐回路においてそれぞれ折り返されて前記第3及び第2の光出力ポートにより入力して前記光入力ポートから出力し、
    前記第1の光分岐回路は、前記マッハ・ツェンダー干渉計の前記光入力ポートから出力された光信号を前記光電気変換回路へ導く
    ことを特徴とする光受信器。
  2. 前記マッハ・ツェンダー干渉計と前記第2の光分岐回路の光折り返し回路部分を集積化して光集積回路とした
    ことを特徴とする請求項1記載の光受信器。
  3. 前記波長ずれ検出回路は、2つの光信号の平均光電力をそれぞれ検出して出力差を出力する受光器を含み、
    前記マッハ・ツェンダー干渉計、前記第2の光分岐回路及び前記受光器を集積化して光集積回路とした
    ことを特徴とする請求項記載の光受信器。
  4. 前記第2の光分岐回路及び前記波長ずれ検出回路の間に挿入され、前記マッハ・ツェンダー干渉計よりもフリースペクトルレンジの大きな周期フィルタをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項記載の光受信器。
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