JP5062303B2 - 差分m位相偏移変調方式に対応した光受信器および光受信方法 - Google Patents

差分m位相偏移変調方式に対応した光受信器および光受信方法 Download PDF

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本発明は、M相差分位相偏移変調された信号光を復調するための光受信器および光受信方法に関し、特に、動作が安定で小型のDQPSK変調方式の光受信器を実現するための技術に関する。
近年、1波長当たり40Gb/s以上の高ビットレート光伝送を可能にする技術として、例えば、2相差分位相偏移変調(Differential Binary Phase Shift Keying:DBPSKまたはDPSK)または4相差分位相偏移変調(Differential Quadrature Phase Shift Keying:DQPSK)などの光変調方式が注目されている。
高ビットレートに対応したフォトニックネットワークにおける光変調方式の要件としては、例えば、光雑音耐力、波長分散耐力、偏波モード分散(PMD:Polarization Mode Dispersion)耐力、光学非線形耐力、OADMフィルタ通過耐力、受信器サイズ/コストなどの観点に関してそれぞれ列挙した技術的な項目に優れた特性を有することが望まれる。特に、光雑音耐力、波長分散耐力がよい方式が長距離光通信に向いているといえる。また、上記のDQPSK方式は、一般的な非ゼロ復帰(Non-Return-to-Zero:NRZ)変調やCS−RZ変調方式、RZ−DPSK変調方式などの公知の光変調方式と比較して、列挙した技術的要素のうちの多くについて優れた特性を示すことがシミュレーション等の結果により確認されている。
具体的な一例として、図7にはNRZ, Duobinary, CS−RZ, RZ−DPSK, RZ−DQPSKの光変調方式について光雑音耐力、波長分散耐力、PMD耐力の各変調方式における比較結果を示す。また、図8には波長合分波フィルタ(例えばOADM)通過耐力に関するシミュレーション結果を示しておく。
なお、本明細書中におけるDQPSK変調方式は、DQPSK信号をゼロ復帰(Return-to-Zero:RZ)パルス化したRZ−DQPSK方式や、キャリア抑圧(Carrier-Suppressed:CS)RZ−DQPSK方式を含むものとする。さらに,本明細書中に開示した技術は、D8PSKなどのDMPSK(M相差分位相偏移変調(M=2n))を含むM相差分位相偏移変調方式に適用可能である。
ここで、DQPSK方式を適用した光送信器および光受信器について簡単に説明する。
DQPSK方式を適用した光送信器としては、例えば図7に示すような基本構成を備えたものが知られている(例えば、特許文献1)。この光送信器では、光源500から出射される連続光が2つに分岐され、一方の分岐光が位相変調器(PM)510に与えられ、他方の分岐光が遅延部512を介して位相変調器(PM)513に与えられる。各位相変調器510,513は、異なるデータ信号D1,D2をプリコーダ(積分器)531で処理して生成した変調信号に従ってそれぞれ独立に駆動され、各々の入力光の位相を選択的に0またはπ[radian]だけ変化させる。プリコーダおよび変調器の詳細については特許文献1を参照されたい。位相変調器510への入力光に対して、位相変調器513への入力光は光遅延器を用いた遅延部512によりπ/2の奇数倍の位相差が与えられているため、位相変調器510からの出力光は光源500からの光を0またはπの位相偏移によって変調された光信号となり、位相変調器513からの出力光は光源500からの光をπ/2または3π/2の位相偏移によって変調された光信号となる。そして、各位相変調器510,513の出力光が合波されることにより、位相がπ/4、3π/4、5π/4、7π/4の4つの値で変化するDQPSK信号光が生成される。このDQPSK信号光のビットレートは、各データ信号D1,D2のビットレートの2倍となるので、例えば40Gb/sのDQPSK信号光を送信するためには、20Gb/sのデータ信号D1,D2をプリコーダ531により処理し、各位相変調器510,513を駆動すればよいことになる。
また、例えば図9の構成例に示すように、上記のDQPSK信号光を、データ信号D1,D2に同期したクロック信号CLKによって駆動される強度変調器540に与えてRZパルス化することにより、RZ−DQPSK信号光が生成され、さらに、クロック信号CLKの周波数をデータ信号D1,D2の1/2,振幅を強度変調器540の半波長電圧(Vπ)の2倍とすることによりデューティ比約67%のCSRZ−DQPSK信号光が生成される。RZ−DQPSK信号の光強度と位相は、例えば図8に示すような関係となる。図中、光強度が規則的に変化しているのはRZ変調の影響であり、DQPSK変調のみの場合には光強度は一定になる。
DQPSK信号光を復調する従来の光受信器としては、例えば図9に示すような構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この光受信器では、入力されるDQPSK信号光が2つに分岐され、各分岐光が遅延干渉計501,502にそれぞれ与えられる。各遅延干渉計501,502は、例えばシリカ基板上やリン化インジウム基板上などに形成したマッハツェンダ型光導波路の2本のアームの光路長を相違させることにより、各アームを伝搬する光の間に、DQPSK変調された符号の1シンボル分に対応した相対的な遅延時間差を発生させることが可能な構成となっている。また、遅延干渉計501の干渉動作点は一方のアーム上に形成した遅延部503によりπ/4とされ、遅延干渉計502の干渉動作点は一方のアーム上に形成した遅延部504により−π/4とされている。遅延干渉計501の出力段カプラから出力される相補2出力は、一対の光検出器および増幅器から構成される差動光受信回路505によって受信され、送信器に入力された信号D1に相当する電気信号Aが復調される。また、これと同様にして、遅延干渉計502の出力段カプラから出力される相補2出力も、一対の光検出器および増幅器から構成される差動光受信回路206で受信され、送信器に入力された信号D2に相当する電気信号Bが復調生成される。そして、電気信号A/BはCDR(クロックデータリカバリ)回路によりより安定な電気信号として生成され、フレーマ回路によりSDH/SONET/OTN等のフレームの同期処理、フレームの生成やFEC Decoderによるエラー訂正などが行なわれる。
また、上記従来の光受信器に用いられる遅延干渉計は、光導波路型の構成以外にも、例えば光ファイバ融着カプラの組み合わせによる構成なども知られている。
特表2004−516743号公報 A. H. Gnauck et al., "Spectrally Efficient (0.8 b/s/Hz) 1-Tb/s (25 x 42.7 Gb/s) RZ-DQPSK Transmission Over 28 100-km SSMF Spans With 7 Optical Add/Drops", ECOC2004, PD.4.4.1
しかしながら、上記の図11に示したような従来構成の光受信器については、1シンボル分の時間を遅延するための長い光路長を有する遅延干渉計が2系統分配置される必要があり、光受信器のサイズが大きくなってしまうという課題がある。具体的に、例えば40Gb/sのDQPSK信号光を復調するためには、20Gb/sのデータ信号の1シンボル分に対応した約50psの相対的な遅延時間差を遅延干渉計で発生させることになり、各アーム間に約15mmの光路長差を設けることが必要になる。このような遅延干渉計をシリカ基板上等に形成した光導波路により実現する場合、面積の大きな光導波路基板を2つ並べて配置しなければならず、光受信器の大型化が避けられない。また、従来構成の光受信器では、一方の遅延干渉計の干渉動作点(位相差)をπ/4に、他方の遅延干渉計の動作点(位相差)を−π/4にそれぞれ精密にあわせることが必要であるため、各々の遅延干渉計内および互いの遅延干渉計の間で光位相を高い精度で制御する技術が要求されるという課題もある。
また干渉の動作点が実質的に1つであるため、異なる伝送速度のM相差分位相偏移変調方式のマルチレート光受信器を実現する技術が要求されるという課題もある。
本発明は上記の点に着目してなされたもので、M相差分位相偏移変調(DMPSK)方式に従う信号光を安定に復調することのできる小型で低コストの光受信器を提供することを目的とする。
もうひとつ別な目的は、異なる伝送形式により異なる通信速度の信号光の受信を可能にするマルチレートの光受信器を提供することである。
上記のような本発明の光受信器によれば、従来構成において2基板上に2系統の遅延干渉計を並べて配置してM相差分位相偏移変調信号光の処理が、1基板上に各系統の干渉計の一部を並列に配置することによって実現されるため、受信信号の光波長が変動しても小型で安定に動作する光受信器を提供することが可能になる。
また、マルチレートの信号光を安定した信号品質で受信できる光受信器を提供することが可能になる。
上記の目的を達成するため、本発明の光受信器は、基板上に設けた第1乃至第4の光導波路に入力される信号光を分岐したほぼ等しいパワーを供給する分岐部と、M相差分位相偏移変調信号での1シンボル分の相対的な遅延時間差をそれぞれ与える第2および第3の光導波路と、前記第1と前記第2の光導波路間と前記第3と前記第4の光導波路間において、それぞれ信号光が干渉することにより少なくとも2光信号を復調する復調部と、前記復調部からの少なくとも前記2光信号を電気信号に変換する少なくとも2つの受光器と、前記信号光の波長が変動した場合に1つの領域に前記第1と前記第3の光導波路、前記第1と前記第4の光導波路、および前記第2と前記第3の光導波路の組み合わせから選択されて配置される2光導波路の各光路長を同じように変化させる光路長可変部を備える光受信器。
また、前記第2および前記第3の光導波路路は非対称に配置され、且つ、前記光路長可変部の下を通過するように配置される。
また、前記第1および前記第4の光路が前記1シンボル分の相対的な遅延時間差が与えられない光導波路として前記光路長可変部の下を通過するように配置される。
また、前記分岐部は多モード干渉カプラである。
また、前記光路長可変部は、配置される前記第2および前記第3の光路が前記1シンボル分の相対的な遅延時間差が与えられる光路であり、かつ、前記光路長可変部の下を信号光の通過方向が対向するように配置する。
また、前記光路長可変部は、配置される前記第2および前記第3の光路が前記1シンボル分の相対的な遅延時間差が与えられる光路であり、かつ、前記光路長可変部の下を各光信号の通過方向が対向して交差するように配置される。
また、前記光路長可変部は、配置される前記第1および前記第4の光路が前記1シンボル分の相対的な遅延時間差が与えられない光路であり、かつ、前記光路長可変部の下を通過するように配置する。
また、前記光路長可変部は、配置される前記第2および前記第3の光路が1シンボル分の相対的な遅延時間差が与えられる光路であり、かつ、前記光路長可変部の下を曲線的に通過するように配置する。
また、前記光路長可変部は、配置される前記第1および第3の光路または前記第2および前記第4の光路であり変調信号の1シンボル分の相対的な遅延時間差を与えられた光導波路と与えられない光導波路の双方を含み、かつ、前記光路長可変部の下を通過するように配置する。
また、入力光を分岐したほぼ等しいパワーの信号光を供給する分岐部と、M相差分位相偏移変調信号での1シンボル分の相対的な遅延時間差を第1および第4の信号光に与える遅延調整部と、第1と第2の信号光と、第3と第4の信号光において、それぞれ信号光が干渉することにより少なくとも2光信号を復調する復調部と、前記復調部からの少なくとも前記2光信号を電気信号に変換する少なくとも2つの光受光器と、前記遅延調整部は、前記入力光波長の1シンボルの相対的な遅延時間差がマルチレートの最小と最大の通信速度間の中心から−0.2dBの受信感度が劣化する範囲内に2遅延干渉計の動作点が設定された光受信器。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、全図を通して同一の符号は同一または相当部分を示すものとする。
次に示す第1から第3の実施態様は1基板上に2系統の遅延干渉計を混在させた例を示している。
図1は実施態様1乃至3を示す図である。
[第1の実施態様]
図1(A)は、本発明の第1実施態様による光受信器の基本構成を示すブロック図である。まず、基本構成について各主要部の概要について説明する。図中、参照符号500はシリカ基板あるいはリン化インジウム基板であり、2系統の遅延干渉計を1つの平面光波回路(Planar Lightwave Circuit:PLC)チップに集積して小型化を図る。10はシングルモードファイバ、15は光導波路である。16、17は光分岐部であり、光方向性結合などにより構成されて入力DQPSK信号光をほぼ等しく2分岐させる。31乃至34は光導波路であり、光分岐部16,17により4つのほぼ等しいパワーを有する信号光が光導波路31乃至34に分岐される。50は光路長可変部であり、例えば薄膜ヒータで構成されて光導波路32、33の一部の等しい長さについて温度を可変にできる。また、薄膜ヒータの変わりにペルチェ素子を用いてもよいが、この場合には基板の下側にペルチェ素子を配置し基板全体の温度を制御するとよい。また、例えば少なくとも1対の電極を設け、発生させる電界の中に光導波路を通過するようにしてもよい。このような構成において、電極に電圧を印加するにより電界が発生し、この電界により光導波路の屈折率が変化するので薄膜ヒータと同様な作用・効果を得ることができる。
60は復調部であり、2対の光導波路31,32および33,34を方向性結合により各対の光導波路からの2信号光を遅延干渉させることによりDQPSK変調信号光を強度変調の光信号として復調できる。即ち、復調部は2光導波路を方向性光結合することで構成することができる。
70は光電気変換部であり、差動光受信回路で構成される。差動光受信回路は復調部60からの相補2光信号を差動光受信回路により受信し、電気信号を出力する。なお、相補2出力信号光の一方のみを受信することも可能である。このような受信方法では信号品質は劣化するが廉価に作製できる。
80は増幅器であり、光電気変換部70からの電気信号を増幅する。本発明の実施態様の光受信器は前述のように構成される。
次に、図1に沿って光受信器の動作を説明する。
基板500には2系統の遅延干渉計が作製される。即ち、光分岐部17、光導波路31,32、および光結合部60から第1の遅延干渉計が構成され、光分岐部17、光導波路33,34、および光結合部60からの第2の遅延干渉計が構成される。これらの光導波路32、34は、各光結合部60において、DPQSK変調信号の1シンボル分の相対的な遅延時間差を与えるように長さが設定される。そして、光導波路32は、光結合部60において光導波路31の光信号と光信号波長の+π/4の位相差を与えるように長さに設定される。
また、光導波路34は、光結合部60において光導波路33の光信号と光信号波長の−π/4の位相差を与えるように長さに設定される。即ち、光導波路32と光導波路34との光信号間の相対的な位相差としてπ/2の奇数倍になるよう導波路の光路長が設定されることになる。
しかしながら、基板500は基板素材が均一ではないなどの理由により、前記位相差をπ/2の奇数倍の状態で製造することは困難である。したがって、PLC基板を製造した後に、光導波路31乃至34の屈折率の微調整をトリミングという技術を使って行なう。これは、微調整する箇所を局所的に過熱することによって行なうことができる。このような方法により可能な限り位相差を精密にπ/2の奇数倍に調整した状態で製品化することができる。
しかしながら、受信するDQPSK変調信号光の波長はある範囲で変動することが知られており、この波長変動により、光結合部60での相対的な位相差を精密にπ/2の奇数倍に維持されているものの、光導波路31、32間での位相差を+π/4および光導波路33、34間での位相差を−π/4に維持できなくなる。即ち、受信信号の品質劣化となる。
光路長可変部50はこのように精密に位相差を制御することにより受信信号の品質劣化を防ぐように働く。すなわち、光導波路31、32間での位相差を+π/4および光導波路33、34間での位相差を−π/4になるように制御することができる。なお、光導波路31、32間での位相差を−π/4および光導波路33、34間での位相差を+π/4になるように制御してもよい。
以下は本発明の実施態様を詳細な動作を図面に沿って説明する。
シングルモードファイバ10などを介してDQPSK変調された信号光を基板500の光導波路15に導く。そして信号光は光導波路15から光分岐16,17を介して2対の信号光(4信号光)に分岐される。分岐された信号光は4本の光導波路31乃至34通過する。そのうち、光導波路32、34の2本は、ほぼ並行な状態で温度(屈折率)を可変に制御できる例えば薄膜ヒータ50の下を通過する。さらに、光導波路32、34のうちヒータに下を通過する部分は薄膜ヒータの熱により温度が変化して光導波路の屈折率を変化させることができる。
受信する光信号波長が変動した場合には、2系統の干渉計の動作点(前記位相差も変動)も変動するので受信信号の品質が劣化することになる。このような場合には、基板500上に作製している2系統の遅延干渉計(光導波路31,32および光導波路33,34)の光導波路を薄膜ヒータ50により2系統の遅延干渉計の各位相差を−π/4および+π/4になるよう調整することができる。なお、薄膜ヒータ50を流れる電流を均一にすべく電極の位置を工夫する必要とされる可能性が考えられる。好適な電極を接続する位置としては縦と横の中点を接続するようにすると電流分布が左右または上下対称になり各光導波路の屈折率変化をほぼ等しくすることができる。あるいは、薄膜ヒータ50の厚さを変化させて均等に電流が流れるようにしてもよい。
より具体的には、光導波路31、34との位相差と光導波路32、33との位相差とを光路長可変部(薄膜ヒータなど)50により同時に且つ精密に調整することができる。即ち、DQPSK信号を受信したときの信号品質、例えばビットエラーレートに基づき各遅延干渉計の動作点が前述の相対的な位相差が+π/4および−π/4になるよう光路長可変部を用いて制御することができる。
光結合部60によりDQPSK変調信号光は強度変調された光信号に復調され、相補2光信号になる。復調された強度変調信号光は光電気変換部の差動光受信回路70により電気信号に変換され増幅器80により増幅され、AおよびB信号として出力される。
以上のように構成することにより、光路長可変部により2系統の各遅延干渉計の動作点が前述の相対的な位相差として+π/4および−π/4になるよう精密に調整することができる、次に、本発明がM相差分位相偏移変調にも適用できる例として、D8PSK変調された信号光を受信する実施態様例を以下に示す。
まず、光受信器側の構成に変わりはなく、強度変調光信号を電気信号に変換した後に、即ち、DQPSK変調信号の1シンボル時間前との位相差と、A信号(B信号)を差動PD1(PD2)で受光した電気出力の対応を以下に示す。

PD1電流 正(0度)、負(90度)、負(180度)、正(270度)
PD2電流 正(0度)、正(90度)、負(180度)、負(270度)

以上示したようにPD1とPD2の電流(電圧)との組み合わせにより偏移角度を求めることができる。たとえば、PD1=正、PD2=正ならば0度であり、PD1=正、PD2=負ならば270度であることがわかる。この偏移角度に基づきをデジタル値の2ビットに変換することができる。
続いてD8PSKの例を説明する。D8PSKでは偏移角度を45度ごとに識別する必要がある。偏移角度と電流の関係は以下のとおり。
PD1電流 正(0度),0(45),負(90),負(135),負(180),0(225),正(270度),正(315)
PD2電流 正(0度),正(45),正(90),0(135),負(180),負(225),負(270度),0(315)
このように検出したPD1,PD2電流について、3値(正、0(零)、負)の値を識別することによりD8PSK信号を復調することができる。またD16PSK以上についても同様に受信電流に対して多値識別器を設けることによりM相差分位相偏移変調変調信号(M=2n)を受信できる。
[第2の実施態様]
図1(B)は、本発明の第1実施態様(図1A)による光受信器の変形例を示す図である。本実施態様は第1実施態様の光導波路31と32とが基板上に非対称で配置され、且つ、光路長可変部50をファイバ10に対して斜めに配置されている点で異なっている。
即ち、2光導波路は非対称に配置され、ヒータを斜めに配置することができる。特に、実装上の制約や温度影響の制約がある場合にこのような配置が役に立つ。
[第3の実施態様]
図1(C)は、本発明の第1実施態様(図1A)による光受信器の変形例を示す図である。第1および第2の実施態様では、1シンボル分の相対的な遅延光導波路32,33に位相調整用の光路長可変部を備えていたが、本実施態様では、他の光導波路32、34に光路長可変部50を配置する点で異なっている。このように配置することにより例えば薄膜ヒータ長を長く配置することができる。とくに、小型化が進み、光路長可変部50の制御により2系統の各遅延干渉計の動作点が前述の相対的な位相差として+π/4および−π/4になるような光路差が得にくい場合にはこの構成が有効である。
[第4の実施態様]
次に示す第4から第7の実施態様は1チップ(基板)に2系統の遅延干渉計を混在させるとともにMMIカプラを用いたものであり、さらに、中心線に沿って左右対称に光導波路が配置されている。
図2(A)は、本発明の第1実施態様(図1A)による光受信器の変形例を示すブロック図である。本発明の第1実施態様示す図1(A)では、参照符号31乃至34は光導波路であり、光分岐部16,17により4つのほぼ等しいパワーを有する信号光が光導波路31乃至34に分岐される。このように4つの信号光に等しいパワーで分岐させるためには3個の光分岐部が必要であり、部品数が多く、かつ、光路長も長くなり、小型化に問題がある。
本実施態様では、シングルモードファイバ10からMMIカプラ(多モード干渉カプラ)20に入力されたDQPSK信号光を少なくともほぼ同じパワーで4つに分岐させることができる。このようにMMIカプラを本実施態様に用いることにより前記の光分岐部の数を3から1に減らすことができ、さらに、4つの信号光を得るために必要な光路長を短縮することもできるので一層小型化が可能になる。なお、MMIカプラの詳細については後述する。
[第5の実施態様]
図2(B)は、本発明の第4実施態様(図2A)による光受信器の変形例を示すブロック図である。
本実施態様では光導波路32と33とが基板500の中で交差し、且つ、薄膜ヒータ50がファイバ10に対してほぼ直角に配置されている点で異なっている。
即ち、光路長可変部50の下に2光導波路をそれぞれ反対向きに通過させることにより、光路長可変部50をシングルモードファイバに対してほぼ直角に配置することができる。このような光導波路配置により薄膜ヒータ50等を配置する選択子を増やすことができる。
[第6の実施態様]
図2(C)は、本発明の第5実施態様(図2B)による光受信器の変形例を示すブロック図である。本実施態様では光導波路32と33とが光路長可変部50の下で緩やかに交差する点で異なっている。さらに、薄膜ヒータ50の少なくとも2つ角を光導波路32、33を通過させることにより薄膜ヒータ50の下を通過する光導波路32,33を長くすることもできる。
[第7の実施態様]
図2(D)は本発明の第4実施態様(図2A)による光受信器の変形例を示すブロック図である。本実施態様では、光導波路33、34を直線化するとともに、光導波路31,34を湾曲させることによりDQPSK変調信号の1シンボル分の相対的な遅延時間差を得るようにするものである。この実施態様では、光導波路32,33が薄膜ヒータ50の直線部分の下を通過する距離を長くすることができるため小さな温度変化で比較的大きな光路長変化を得ることができる。
[第8の実施態様]
次に示す第4から第7の実施態様は1チップ(基板)に2系統の遅延干渉計を混在させるとともにMMIカプラを用いたものであり、さらに、仮想の左右中心線に沿って上下非対称に薄膜ヒータなどが配置されている。
図3(A)は本発明の第7実施態様(図2D)による光受信器の変形例を示すブロック図である。本実施態様では、光導波路31、34をほぼ直線化するとともに、光導波路32,33を湾曲させることによりDQPSK変調信号の1シンボル分の相対的な遅延時間差を得るようにするものである。この実施態様では、光導波路32,33を1対の曲線として配置され、かつ、中心線に対して非対称として配置している。このように配置することにより光路差長を得ることができるとともに、光導波路の曲線を緩やかにしているため薄膜ヒータを配置できる距離を長くとることができる。光路長を変化できる長さを大きくしたい場合には有効である。
[第9の実施態様]
図3(B)は本発明の第5実施態様(図2(C))による光受信器の変形例を示すブロック図である。本実施態様では、光導波路31、34をほぼ直線化するとともに、光導波路32,33を湾曲させることによりDQPSK変調信号の1シンボル分の相対的な遅延時間差を得るものである。この実施態様では、光導波路32,33を1対の曲線として配置され、かつ、中心線に対して対称として配置している。このように配置することにより光路長差を得ることができる。さらに、薄膜ヒータ50を用いて光導波路の屈折率を変化させることにより前述の光導波路31、32間での位相差を+π/4および光導波路33、34間での位相差を−π/4になるように制御することができる。
本実施態様では、薄膜ヒータ50にさらに薄膜ヒータ51を電気的に直列あるいは並列に接続することにより変化できる光路長を増加することができる。このようにヒータの長さを長く配置できることにより温度変化範囲を狭く抑えることができ経年変化や局所的な応力の発生を小さくすることができる。
[第10の実施態様]
例えばペイロードの伝送速度が同じであっても、伝送フォーマット(SONET/SDH,OTNなど)が異なる場合には、通信速度(Baud Speed)が異なることが知られている。これは、フレームのヘッダーサイズやFECサイズなどが異なることにより1シンボル(符号)を伝送するに必要な時間がわずかに異なってくることを意味する。即ち、DQPSK変調された信号光を遅延干渉計により強度変調信号に復調する際には、この遅延干渉計が有する自由スペクトルレンジ(FSR: Free Spectral Range)をどの通信速度に設定するかによって復調される光信号のQ値が異なってくる。
この通信速度を設定するための考えられるもっとも良い解決策は、使用する通信速度の1シンボル分の遅延を与える光導波路の長さを通信速度に応じて可変にすることである。しかしながら、遅延干渉用の可変長光導波路をシリカ基板やリン化インジウム基板などに作製することは、現在の技術では困難である。
現在の40Gbpsをサポートするマルチレートの通信速度の例として以下の2つが考えられる。
19.9GBaud(Giga Baud) シンボル時間(τ) 50.25ps
21.98GBaud シンボル時間(τ) 45.5ps
このような異なる2つ以上の通信速度を受信する場合、19.9GBの速度に一致させた場合、21.98GBaudでの通信速度の受信品質は劣化することになる。したがって、クライアントが,例えば,SONETからOTNに接続装置を変更する場合に同じQ値を維持するためには光受信器に備えられる遅延干渉計の自由スペクトルレンジを所望の値に合わせるために交換することが望ましい。
本発明の実施態様では、概ね同じであるクライアントデータ伝送レートにおけるマルチレートの光受信器を提供することを意図している。マルチレートをサポートするために本発明の実施態様では、第1の遅延干渉計と第2の遅延干渉計の1シンボル遅延時間を通信レートに一致させるのではなく、最大と最小の通信速度のほぼ中間あたりの通信速度に設定することによりマルチレートをサポートすることができる。より具体的には、シミュレーションにより、DQPSK変調方式において遅延干渉計の片側アームの通信速度を19.9GBaudに設定して光受信器を21.98Gbaudで受信した場合にはQ値が−0.6dBの減衰が生じる結果が得られている。一方、最大および最低通信速度のほぼ中間に遅延干渉計の動作点をあわせた場合には、19.9GBaudおよび21.98Gbaudで約Q値が−0.3dBの減衰となっている。
このシミュレーション結果は、遅延干渉計の動作点を19.9GBaudに設定してあっても、21.98Gbaudの通信速度でもわずかな受信品質の劣化はあるものの安定した状態で受信できることを発明者は発見した。
さらに別の実施態様では、このような技術的背景から最小と最大通信速度間において、前記通信速度間のほぼ中心から±15%の通信速度の範囲内に遅延干渉計の動作点を設定すると、前記最小通信速度と最大通信速度において、受信品質の偏りを小さくすることができる。
さらに、図4に示す空間光学計の実施態様についても本発明の実施態様を適用することができる。以上から、2遅延干渉計の動作点を最小および最大の通信速度間においていずれかに設定して動作させることによりマルチレート受信器を提供することができる。なお、2遅延干渉計は独立に動作点を設定されてもよい。
図4に示す第10の実施態様は第9の実施態様の変形の1例である。変更点に着目して説明する。
本実施態様では、シングルモードファイバなどにより受信するDQPSK変調信号光は光分岐部651およびハーフミラー2005Hにより4つの信号光(2対)にパワー分岐される。光路長可変部は折返し反射器76、位相板300、から構成され、分岐された2対(4つ)の各一方は、折返し反射器76により反射されてハーフミラー2006Hに入射される。各他方の信号光はハーフミラ−2005Hおよび位相差板300を通過してハーフミラー2006Hに入射される。ハーフミラ−2005H、折返し反射器76、ハーフミラー2006Hまでの光路長とハーフミラ−2005Hからハーフミラー2006Hまでの光路長の相違により2対の信号光の各一方をDQPSK変調信号のほぼ1シンボル分の相対的な遅延時間差を生じさせ、且つ、位相差板30により2対の信号光間の信号光波長位相差をほぼπ/2の奇数倍に設定できる。そして、各一方の信号光と各他方の信号光は干渉して強度変調の光信号に復調される。
しかしながら、ハーフミラー2006Hから各受光素子への各光路長が異なっているため長さを等しくするように調節する必要がある。光路長調節部450は光学系で構成され、各受光素子までの伝播時間がほぼ等しくなるように光学系を作製する。このような光学系を復調された光信号が通過することにより差動光受信回路で相補的な2対の光信号A、相補光信号A、光信号B、相補光信号Bを電気信号に変換することができる。
この実施態様では部品点数が少なく、低コスト化、小型化、さらに調整箇所が少ないといった利点がある。さらに、入力側と出力側が両側に分離されていることから実装面でも小型化、他装置との連携に優れている。
以上、上述したように2系統の遅延干渉計には干渉する波長(位相差)に応じて出力信号のレベルが変化するFSR(free spectral range)の周期を有している。
本発明の実施態様では、概ね同じであるクライアントデータ伝送レートにおけるマルチレートの光受信器を提供することを意図している。マルチレートをサポートするために本発明の実施態様では、第1の遅延干渉計と第2の遅延干渉計の1シンボル遅延時間を通信レートに一致させるのではなく、最大と最小の通信速度のほぼ中間あたりの通信速度に設定することによりマルチレート受信品質の偏りを小さくしてサポートすることができる。より具体的には、シミュレーションにより、DQPSK変調方式において遅延干渉計の片側アームの通信速度を19.9GBaudに設定して光受信器を21.98Gbaudで受信した場合にはQ値が−0.6dBの減衰が生じる結果が得られている。一方、最大および最低通信速度のほぼ中間に遅延干渉計の動作点をあわせた場合には、19.9GBaudおよび21.98Gbaudで約Q値が−0.3dBの減衰となっている。
さらに、図4に示す空間光学計の実施態様についても本発明の実施態様を適用することができる。以上から、遅延干渉計の動作点を最小および最大の通信速度間での中心から80%の範囲のいずれかで動作させることによりマルチレート受信器を提供することができる。即ち、例えば、最小の最大の通信速度が19.9GBaudおよび21.98である場合には、2.08GBaudの速度差が生じている。このような異なる通信速度において、最小の最大の通信速度間での30%の範囲内(例えば19.9+2.08*0.35乃至21.98−2.08*0.35の範囲内)に遅延干渉計の動作点(例えば20.88GBaud乃至21.252GBaud)のいずれかに設定することによって受信品質に偏りの小さいマルチレート受信器を提供することができる。
他の別な態様では、2つの遅延干渉計の1つは干渉の動作点を最大通信速度に設定するとともに、他の遅延干渉計は最低通信速度に設定してもよい。
このように設定することにより、FEC(Forward Error Correction)により総合的の通信品質を向上させることができる。
[MMIカプラの製造]
MMI(Multimode Interference)カプラは入力された信号光は、マルチモードの光導波路を広がりながら進行する。進行する際、左右上下の壁により全反射される。その結果、光導波路の形状にもよるが複数箇所に光パワーが集中する箇所が実験によりみることができる。
MMIカプラ設計ソフトウェアに光導波路、屈折率、この作業のパラメータとして入力することにより3次元的にシミュレーションするツールが販売されている。例えば、OptiWave社(カナダ国)社のOptiBPMが知られている。このマニュアルによればメニュからパラメータを入力することにより簡単なMMIカプラを作成することができる。そして、入射位置から計算された距離(d)において、4つの信号光集中箇所(p1, p2, p3, p4)を特定し、4シングルモード光導波路20の出力ポート(L1, L2, L3, L4)に結合して4信号光を取り出すことができる。
本発明の第1乃至3の実施形態の光受信器の基本構成を示す図である。 本発明の第4乃至7の実施形態の光受信器の構成を示す図である。 本発明の第8乃至9の実施形態の光受信器の構成を示す図である。 本発明の第10の実施形態の光受信器の構成を示す図である。 本発明のMMIカプラの構成を示す図である。 光信号の各変調方式の特徴を示す図である。 波長合分波フィルタ(例えばOADM)通過耐力に関するシミュレーション結果を示す図である。 DQPSK光送信機の従来構成例を示す図である。 RZ−DQPSK光信号の位相と強度を示す図である。 DQPSK光送信機の従来構成例を示す図である。
10 シングルモードファイバ
15 光導波路
16,17 光分岐部
20 MMIカプラ
31,32,33,34 光導波路
50 光路長可変部
60 光結合部
70 差動光受信部
80 増幅器
500 基板

Claims (1)

  1. 入力光を分岐したほぼ等しいパワーの信号光を供給する分岐部と、
    M相差分位相偏移変調信号での最小と最大の通信速度間の中間の通信速度のほぼ1シンボル分の相対的な遅延時間差を第1および第4の信号光に与える遅延調整部と、
    第1と第2の信号光と、第3と第4の信号光において、それぞれ信号光が干渉することにより少なくとも2光信号を復調する復調部と、
    前記復調部からの少なくとも前記2光信号を電気信号に変換する少なくとも2つの光受光器と、
    前記遅延調整部は、前記入力光波長の1シンボルの相対的な遅延時間差が、異なる伝送形式により異なる通信速度を有するマルチレートの最小と最大の通信速度間のほぼ中間の通信速度に2遅延干渉計の動作点として設定された光受信器。
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