JP5245845B2 - 伝送装置、伝送方法および伝送プログラム - Google Patents

伝送装置、伝送方法および伝送プログラム Download PDF

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Description

この発明は、GCCオーバヘッドを用いて、制御情報等のデータ通信を装置間で行う伝送装置、伝送方法および伝送プログラムに関する。
従来より、大容量長距離光伝送ネットワークにおいては、OTN(Optical Transport Network)が広く採用されている。OTNは、ITU−Tで標準化されている技術であり、ネットワーク監視用OH(オーバーヘッド)を持つことにより、ネットワークの管理や障害の切り分けを容易にする。
このようなネットワーク監視用OTN OHの中には、GCC(Generic Communications Channel)と呼ばれるOHが定義されている(図10参照)。GCC OHは、OTN装置間で制御情報等のデータ通信を行う際使用される。また、GCC OHは、GCC0(General Communication Channel 0)、GCC1(General Communication Channel 1)、およびGCC2(General Communication Channel 2)の3種類に分類され、それぞれ2バイトで構成される。
GCC0 OHは、OTU(Optical Transmission Unit)OH内に定義されており、OTUレイヤー終端装置間でのデータ通信に使用される。一方、GCC1およびGCC2 OHは、ODU(Optical Data Unit)OH内に定義されており、ODUレイヤー終端装置間でのデータ通信に使用される。
さらにGCC1およびGCC2のバイトには、個別に2バイト×2チャンネルで通信するモード(以降GCC1/GCC2モードと呼ぶ)と、GCC1とGCC2を併せて1つのチャンネルとして使用し、4バイト×1チャンネルで通信するモード(以降GCC1+GCC2モードと呼ぶ)の2種類のモードが規格上定義されている。
GCC1/GCC2モード運用時は、約1.3Mbpsの伝送帯域が2チャンネル使用可能であり、一方、GCC1+GCC2モード運用時は、約2.6Mbpsの伝送帯域が1チャンネル使用可能である。通信事業者は、帯域の必要性に応じてGCC1/GCC2モードとGCC1+GCC2モードを切替えて使用する。
OTNネットワーク上の監視制御は、管理を単純化する為、ネットワーク上の1つのノードをGNE(Gateway Network Element)に指定する(図11の例では、ノード1)。GNEから遠方に存在するノードの監視制御は、GCCを用いて行われる。
また、OTNネットワークでは、装置の負荷を軽減する為に、GCC1/GCC2モードで通常運用されている。しかし、装置のソフトウエアアップグレード等の理由で、大容量のファイル転送をおこなう必要があり、一時的に伝送帯域を広げる必要に迫られる場合がある。その際には、GCC1+GCC2モードに切り替えることにより、一時的に帯域を広げて運用される。
GCC1/GCC2モードとGCC1+GCC2モードを切替える処理について図11の例を用いて説明する。例えば、図11のノード2とノード5の間でGCCモード切り替えを実行しようとした場合に、監視制御装置は、GNE経由でGCCを使用して両ノードにモード切り替えコマンドを発行する。その際、2つのノードに対して同時に切り替えコマンドを発行することが出来ない為、必ずどちらか一方のノードのGCCモードを先に切り替える。
GCC帯域切り替え処理および構成について図12を用いて具体的に説明する。図12に示すように、受信側は、GCC1 OH抽出部、GCC2 OH抽出部、HDLC(High-Level Data Link Control)フレーム構築部、HDLCフレーム受信部からなる。GCC1 OH抽出部、およびGCC2 OH抽出部は、入力OTN信号のOH部より、それぞれ16ビットのGCC1 OHおよびGCC2 OHを抽出する。抽出されたGCC1 OH 16bitパラレルデータ、およびGCC2 OH 16bitパラレルデータは、HDLC フレーム構築部に入力される。
HDLCフレーム構築部では、GCC OH 16bitパラレルデータをHDLCフレームに変換する。ここで、HDLCフレーム構築部は、ソフトウェアのモード設定により、GCC1/GCC2モード時は1.3Mbps×2チャンネルのHDLCフレームに変換し、GCC1+GCC2モード時は2.6Mbps×1チャンネルのHDLCフレームに変換する。
変換されたHDLCフレームは、HDLCフレーム受信部に入力される。HDLCフレーム受信部では、HDLCフレームの終端処理を行う。ここで、HDLCフレーム受信部は、ソフトウェアのモード設定に従い、GCC1/GCC2モード時は1.3Mbps×2チャンネルで終端処理を行い、GCC1+2モード時は2.6Mpbs×1チャンネルで終端処理を行う。HDLCフレームにカプセリングされていた受信情報はCPUでソフトウェア処理される。
一方、送信側は、HDLCフレーム生成部、GCC OH変換部、GCC1 OH挿入部、およびGCC2 OH挿入部からなる。HDLCフレーム生成部は、ソフトウェアで生成された送信情報をHDLCフレームにカプセリングし、HDLCシリアルデータを生成する。
ここで、HDLCフレーム生成部では、ソフトソフトウェアのモード設定により、GCC1/GCC2モード時は1.3Mbps×2チャンネルのHDLCシリアルデータ、GCC1+GCC2モード時は2.6Mbps×1チャンネルのHDLCシリアルデータを生成する。生成されたHDLCシリアルデータは、GCC OH変換部に入力される。
GCC OH変換部では、HDLCシリアルデータをGCC1 OHおよびGCC2 OHにマッピングする為に、パラレルデータに変換する。ここで、GCC OH変換部は、ソフトウェアのモード設定に従い、GCC1/GCC2モード時は1.3Mbps×2チャンネルのシリアルデータを、それぞれ16bitのパラレルデータに変換する。
一方、GCC1+GCC2モード時は2.6Mbps×1チャンネルのシリアルデータを、16ビット×2(計32ビット)のパラレルデータに変換する。変換された16ビットパラレルデータは、GCC1 OH挿入部およびGCC2 OH挿入部に入力される。GCC1 OH挿入部およびGCC2 OH挿入部では、入力されたパラレルデータをOTN信号のGCC1およびGCC2 OH位置にマッピングする。
特開2004−266480号公報
ところで、上記したGCC1/GCC2モード、GCC1+GCC2モード間でのGCC帯域切り替え処理技術では、監視制御装置から遠方装置間のGCCモード切り替えを実行しようとする際には、必ず対向装置間でモード不一致が発生し通信が途絶えてしまう為、1点集中監視ネットワーク下で効率の良いGCCモード切替えが出来ないという課題があった。
例えば、図11の例で説明すると、ノード2のモードをGCC1モードからGCC1+2モードに切替えた場合に、ノード2のモードを切り替えた瞬間にノード2とノード5の間ではモード不一致が発生し、監視制御装置からノード5に対する通信は途絶えてしまう。
また、ノード5をGCC1+2モードに切り替える為には、ノード2とノード5間のGCC通信が確立している必要があるが、ノード5には監視制御装置からアクセスすることは出来ない為、モード変更が行えない場合がある。その為、再びノード5と通信を確立しようとした場合には、ノード2をGCC1モードに戻すしかない。従って、目的としていたGCC1+GCC2モードへの変更が行えない結果となる。
具体的には、図12の処理構成で上記に説明したように、ソフトウェアからの指示に従い、HDLCフレーム構築部、HDLCフレーム受信部、HDLCフレーム生成部、およびGCC OH変換部のGCCモードを切り替えることにより、GCC帯域切り替えを行っており、GCCモード切り替えは各ノード個別に実行しなければならない。
その結果、監視制御装置から遠方に位置する対向装置間のGCCモード切り替えを実行しようとした場合は、どちらか一方の装置のGCCモード切り替えを実行した際に必ずモード不一致が発生してしまい、GCCモード切り替えが出来ないという問題が発生する。それため、従来の構成でGCCモード切替えを行うためには、ネットワークオペレーターがローカルで各装置に設定を行うか、各装置を監視制御装置とLANで接続するか、ネットワークを2重化し、GCCの冗長構成を組む必要があり、ネットワークの管理の複雑化、設備の増加に伴う高コスト化を引き起こすという課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、OTNネットワーク内のGCCモード切り替えを安価で、かつ効率的に実行することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この装置は、GCCモードの切替えを対向装置に指示するGCCモード切替え専用フレームを生成し、生成されたGCCモード切替え専用フレームをGCCオーバヘッドに挿入して対向装置に送信し、対向装置間のGCCモードを切り替える。
開示の装置は、OTNネットワーク内のGCCモード切り替えを安価で、かつ効率的に実行することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る光伝送装置10の全体構成を示すブロック図である。 図2は、GCCモード切替えフレーム生成部の詳しい構成を示すブロック図である。 図3は、GCCモード切替え専用フレームフォーマットを示す図である。 図4は、GCCモード判定処理部の詳しい構成を示すブロック図である。 図5は、実施例1に係る光伝送装置10のGCC切替フレーム生成処理動作を示すフローチャートである。 図6は、実施例1に係る光伝送装置10のGCCモード判定処理動作を示すフローチャートである。 図7は、拡張GCCモード切替え専用フレームフォーマットを示す図である。 図8は、実施例2に係る光伝送装置10aの全体構成を示すブロック図である。 図9は、光伝送プログラムを実行するコンピュータを示す図である。 図10は、従来技術を説明するための図である。 図11は、従来技術を説明するための図である。 図12は、従来技術を説明するための図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る伝送装置、伝送方法および伝送プログラムの実施例を詳細に説明する。
以下の実施例では、実施例1に係る光伝送装置の構成および処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。なお、以下では、OTNネットワーク内に配置される光伝送装置に本発明が適用される場合について説明する。
[OTNネットワークシステムの構成]
まず最初に、図1〜図4を用いて、実施例1に係る光伝送装置の構成を説明する。図1は、実施例1に係る光伝送装置10の全体構成を示すブロック図である。図2は、GCCモード切替えフレーム生成部の詳しい構成を示すブロック図である。図3は、GCCモード切替え専用フレームフォーマットを示す図である。図4は、GCCモード判定処理部の詳しい構成を示すブロック図である。
図1に示すように、この光伝送装置10は、CPU11、HDLCフレーム生成部12、GCC OH変換部13、GCC1 OH挿入部14A、GCC2 OH挿入部14B、GCCモード切替フレーム生成部15、GCC1 OH抽出部16A、GCC2 OH抽出部16B、HDLCフレーム構築部17、HDLCフレーム受信部18、GCCモード判定処理部19を有する。以下にこれらの各部の処理を説明する。
CPU11は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するが、特に、受信されたHDLCフレームにカプセリングされていた受信情報をソフトウェア処理する。また、CPU11は、送信情報をソフトウェアで生成して、後述するHDLCフレーム生成部12に通知する。
HDLCフレーム生成部12は、ソフトウェアで生成された送信情報をHDLCフレームにカプセリングし、HDLCシリアルデータを生成する。具体的には、HDLCフレーム生成部12は、ソフトソフトウェアのモード設定により、GCC1/GCC2モード時は1.3Mbps×2チャンネルのHDLCシリアルデータ、GCC1+GCC2モード時は2.6Mbps×1チャンネルのHDLCシリアルデータを生成する。
そして、HDLCフレーム生成部12は、生成されたHDLCシリアルデータをGCC OH変換部13に通知する。また、HDLCフレーム生成部12は、フレーム送信停止信号をGCCモード切替フレーム生成部15から受信すると、HDLCフレームの生成を一旦停止する。一方、HDLCフレーム生成部12は、フレーム送信停止信号の解除をGCCモード切替フレーム生成部15から受信すると、変更後のGCCモードに従って、HDLCフレームの生成を再開する。
GCC OH変換部13は、HDLCシリアルデータをGCC1 OHおよびGCC2 OHにマッピングする為に、パラレルデータに変換する。ここで、GCC OH変換部13は、ソフトウェアのモード設定に従い、GCC1/GCC2モード時は1.3Mbps×2チャンネルのシリアルデータを、それぞれ16bitのパラレルデータに変換する。
一方、GCC OH変換部13は、GCC1+GCC2モード時には、2.6Mbps×1チャンネルのシリアルデータを、16ビット×2(計32ビット)のパラレルデータに変換する。そして、GCC OH変換部13は、変換された16ビットパラレルデータをGCC1 OH挿入部14AおよびGCC2 OH挿入部14Bに通知する。
GCC1 OH挿入部14AおよびGCC2 OH挿入部14Bは、GCC OH変換部13から通知されたパラレルデータをOTN信号のGCC1およびGCC2 OH位置にマッピングする。また、GCC1 OH挿入部14AおよびGCC2 OH挿入部14Bは、GCCモード切替えフレームを後述する送信フレーム選択部15cから受信すると、GCCモード切替えフレームをOTN信号のGCC1およびGCC2 OH位置にマッピングして対向装置に送信する。
GCCモード切替フレーム生成部15は、GCCモードの切替えを対向装置に指示するGCCモード切替え専用フレームを生成する。そして、GCCモード切替フレーム生成部15は、生成されたGCCモード切替え専用フレームをGCCオーバヘッドに挿入して、対向装置に送信するように制御する。また、GCCモード切替フレーム生成部15は、GCCモード切替え専用フレームの送信が完了した後、自装置のGCCモードを切り替えるように制御する。
ここで、GCCモード切替フレーム生成部15の詳しい構成について図2を用いて説明する。同図に示すように、GCCモード切替フレーム生成部15は、送信フレーム制御部15a、切替えフレーム生成部15b、送信フレーム選択部15cおよび送信モード制御部15dを有する。
送信フレーム制御部15aは、ソフトウェアからのモード切替え指示を受けると、HDLCフレーム生成部12に対しフレーム送信停止信号を通知する。また、それと同時に、送信フレーム制御部15aは、切替えフレーム生成部15bに対し、切り替えるモードの通知(GCC1/GCC2モードかGCC1+GCC2モードの通知)および切替えフレーム生成通知を行う。
そして、送信フレーム制御部15aは、後述する送信フレーム選択部15cによって切替えフレーム送信が完了した後、送信モード制御部15dに変更後のGCCモード(GCCモードの変更通知)を通知する。さらに、送信フレーム制御部15aは、HDLCフレーム生成部12に送信していたフレーム送信停止信号の通知を解除する。フレーム送信停止信号の解除を受けたHDLCフレーム生成部12は、変更後のGCCモードに従って、HDLCフレームの生成を再開する。
切替えフレーム生成部15bは、切替えモード通知および切替えフレーム生成通知を受けると、GCCモード切替え専用フレームを生成する(後に図3を用いて詳述)。また、切替えフレーム生成部15bは、GCCモード切替えフレームを生成すると同時に、送信フレーム選択部15cに、切替えフレーム送信要求を通知する。
ここで、GCCモード切替え専用フレームフォーマットについて図3を用いて説明する。同図に示すように、GCCモード切替えフレームは、HDLC規格に定義されているフラグシーケンスで挟まれた、1バイトのモード切替え情報バイトと、1バイトのCRC(Cyclic Redundancy Check)からなる全4バイトのHDLCフレームである。モード切替え情報バイトのビット1とビット8は、「1」固定である。
これは、モード切替え情報を「01111110」固定パターンのフラグシーケンスと重複させない為である。ビット2〜7の6ビットは、GCCモード情報の送信に使用される。GCCモード情報が、「000001」パターンの時は、切替え後のGCCモードが、GCC1/GCC2モードであることを意味している。GCCモード情報が、「000010」パターンの時は、切替え後のGCCモードが、GCC1+GCC2モードであることを意味している。CRCは汎用的なデータ転送誤り検出方法である。
図2の説明に戻って、送信フレーム選択部15cは、切替えフレーム送信要求を受けると、GCC1 OH挿入部14AおよびGCC2 OH挿入部14Bの両方に、生成されたGCCモード切替えフレームを送信する。これによりOTN信号内のGCC1 OHおよびGCC2 OH経由でGCCモード切替えフレームが対向装置に送信される。
送信モード制御部15dは、GCCモードの変更通知を受けると、GCC OH変換部13およびHDLCフレーム生成部12にモード切替え信号を通知して、GCCモードを切り替えるように制御する。
図1の説明に戻って、GCC1 OH抽出部16AおよびGCC2 OH抽出部16Bは、入力OTN信号のOH部より、それぞれ16ビットのGCC1 OHおよびGCC2 OHを抽出する。そして、GCC1 OH抽出部16AおよびGCC2 OH抽出部16Bは、抽出されたGCC1 OH 16bitパラレルデータ、およびGCC2 OH 16ビットパラレルデータをHDLCフレーム構築部17に通知する。
HDLCフレーム構築部17は、GCC OH 16bitパラレルデータをHDLCフレームに変換する。ここで、HDLCフレーム構築部17は、ソフトウェアのモード設定により、GCC1/GCC2モード時は1.3Mbps×2チャンネルのHDLCフレームに変換し、GCC1+GCC2モード時は2.6Mbps×1チャンネルのHDLCフレームに変換する。そして、HDLCフレーム構築部17は、変換されたHDLCフレームをHDLCフレーム受信部18に通知する。
HDLCフレーム受信部18は、HDLCフレームの終端処理を行う。ここで、HDLCフレーム受信部18は、ソフトウェアのモード設定に従い、GCC1/GCC2モード時には1.3Mbps×2チャンネルで終端処理を行い、GCC1+2モード時には2.6Mpbs×1チャンネルで終端処理を行う。その後、HDLCフレームにカプセリングされていた受信情報は、CPU11によってソフトウェア処理される。
GCCモード判定処理部19は、GCCオーバヘッドを対向装置から受信した場合に、GCCオーバヘッドにGCCモード切替え専用フレームが挿入されているか判定する。そして、GCCモード判定処理部19は、GCCオーバヘッドにGCCモード切替え専用フレームが挿入されていると判定した場合には、自装置のGCCモードを切り替えるように制御する。
ここで、GCCモード判定処理部19の詳しい構成について図4を用いて説明する。同図に示すように、GCCモード判定処理部19は、切替えフレーム判定部19a、CRC演算部19b、切替えフレーム処理部19cおよび受信モード制御部19dを有する。
切替えフレーム判定部19aは、GCC1 OH抽出部16AおよびGCC2 OH抽出部16Bで抽出されたGCC OHを2フレーム分の計4バイトを常時保持する。そして、切替えフレーム判定部19aは、保持した4バイトのGCC OHの先頭バイトと最終バイトがフラグシーケンスパターンであり、中間の2バイトがフラグシーケンスでない場合には、GCC切替えフレームと判定する。
つまり、HDLC規格上では、フラグシーケンスを除くバイト数が4バイト未満のフレームが無効フレームとして扱われ、通常においてフラグシーケンスで囲まれた4バイトフレームは存在しない。従って、本フレームは、HDLCフレーム構築部では無効フレームとして廃棄され、通常運用時に対向装置間で行っている通信には影響は与えず、本フレームが対向装置の送信側GCCモード切替えフレーム生成部15と、受信側GCCモード判定処理部19との間で完結するフレームとなる。このような特徴を生かして切替えフレーム判定部19aで判定されたGCC切替えフレームの中間2バイトは、CRC演算部19bに通知される。
CRC演算部19bは、2バイトの切替えフレームに対してCRC演算を行い、チェックした結果にエラーがあった場合には、2バイトのデータを破棄する。また、CRC演算部19bは、チェックした結果にエラーがなかった場合は、1バイトのモード切替え情報を、切替えフレーム処理部19cに通知する。
切替えフレーム処理部19cは、中間6ビットのモード情報を抽出し、GCC1およびGCC2両方とも「000001」パターンであった場合には、GCCモードをGCC1/GCC2モードと判定し、「000010」パターンであった場合はGCC1+GCC2モードと判定し、受信モード制御部19dに判定結果を通知する。ここで、切替えフレーム処理部19cは、未定義のパターンであった場合や、GCC1とGCC2のパターンに不一致が生じた場合には、判定結果を廃棄する。
受信モード制御部19dは、GCCモード判定結果に従い、HDLCフレーム構築部17およびHDLCフレーム受信部18にモード切替え信号を生成し、GCCモードを切り替える。
[光伝送装置による処理]
次に、図5および図6を用いて、実施例1に係る光伝送装置10による処理を説明する。図5は、実施例1に係る光伝送装置10のGCC切替フレーム生成処理動作を示すフローチャートである。図6は、実施例1に係る光伝送装置10のGCCモード判定処理動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、光伝送装置10のGCC切替フレーム生成部15は、ソフトウェアからのモード切替え指示を受けると(ステップS101肯定)、HDLCフレーム生成部12に対しフレーム送信停止信号を通知する(ステップS102)。HDLCフレーム生成部12は、フレーム送信停止信号を受信すると、HDLCフレームの生成を一旦停止する(ステップS103)。
そして、GCC切替フレーム生成部15は、GCCモード切替え専用フレームを生成する(ステップS104)。続いて、GCC切替フレーム生成部15は、GCCモード切替えフレームをOTN信号のGCC1およびGCC2 OH位置にマッピングして対向装置に送信する(ステップS105)。
その後、GCC切替フレーム生成部15は、切替えフレーム送信が完了した後、HDLCフレーム生成部12に送信していたフレーム送信停止信号の通知を解除する(ステップS106)。フレーム送信停止信号の解除を受けたHDLCフレーム生成部12は、変更後のGCCモードに従って、HDLCフレームの生成を再開する(ステップS107)。
続いて、図6を用いて、実施例1に係る光伝送装置10のGCCモード判定処理動作について説明する。同図に示すように、光伝送装置10のGCCモード判定処理部19は、GCC OHを受信して2フレーム分の計4バイトを常時保持する(ステップS201)。そして、GCCモード判定処理部19は、保持した4バイトのGCC OHの先頭バイトと最終バイトがフラグシーケンスパターンであり、中間の2バイトがフラグシーケンスでないか判定する(ステップS202)。
その結果、GCCモード判定処理部19は、保持した4バイトのGCC OHの先頭バイトと最終バイトがフラグシーケンスパターンでない、または中間の2バイトがフラグシーケンスである場合には(ステップS202否定)、GCC切替えフレームではないとして、処理を終了する。
その結果、GCCモード判定処理部19は、保持した4バイトのGCC OHの先頭バイトと最終バイトがフラグシーケンスパターンであり、中間の2バイトがフラグシーケンスでない場合には(ステップS202肯定)、GCC切替えフレームとして、中間2バイトの切替えフレームに対してCRC演算を行って(ステップS203)、チェック結果にエラーがあるか判定する(ステップS204)。
その結果、GCCモード判定処理部19は、チェックした結果にエラーがあった場合には(ステップS204肯定)、2バイトのデータを破棄する(ステップS210)。また、GCCモード判定処理部19は、チェックした結果にエラーがなかった場合は(ステップS204否定)、中間6ビットのモード情報を抽出する(ステップS205)。
そして、GCCモード判定処理部19は、抽出された中間6ビットのモード情報が、GCC1およびGCC2両方とも「000001」パターンであるか判定する(ステップS206)。その結果、GCCモード判定処理部19は、GCC1およびGCC2両方とも「000001」パターンであった場合には(ステップS206肯定)、GCCモードをGCC1/GCC2モードと判定し、GCCモードをGCC1/GCC2モードに切り替える(ステップS207)。
また、GCCモード判定処理部19は、CC1およびGCC2両方とも「000001」パターンでなかった場合には(ステップS206否定)、GCC1およびGCC2両方とも「000010」パターンであるか判定する(ステップS208)。その結果、GCCモード判定処理部19は、GCC1およびGCC2両方とも「000010」パターンであった場合には(ステップS208肯定)、GCC1+GCC2モードと判定し、GCCモードをGCC1+GCC2モードに切り替える(ステップS209)。
また、GCCモード判定処理部19は、GCC1およびGCC2両方とも「000010」パターンでなかった場合(未定義のパターンであった場合や、GCC1とGCC2のパターンに不一致が生じた場合)には(ステップS208否定)、データを破棄する(ステップS210)。
[実施例1の効果]
上述してきたように、光伝送装置10は、GCCモードの切替えを対向装置に指示するGCCモード切替え専用フレームを生成し、生成されたGCCモード切替え専用フレームをGCCオーバヘッドに挿入して、対向装置に送信する。その後、光伝送装置10は、GCCモード切替え専用フレームの送信が完了した後、自装置のGCCモードを切り替えるように制御する。また、光伝送装置10は、GCCオーバヘッドを対向装置から受信した場合に、GCCオーバヘッドにGCCモード切替え専用フレームが挿入されているか判定し、GCCオーバヘッドにGCCモード切替え専用フレームが挿入されていると判定された場合には、自装置のGCCモードを切り替えるように制御する。このため、ハードウェアで生成したGCCモード切り替え用の専用HDLCフレームを対向装置間のGCC OHを使用して通信し、対向装置間のGCCモードをハードウェアで自動切り替えが出来る為、装置毎にGCCモード切り替えを行う必要がなくなり、監視制御装置から遠方装置間のGCCモードを容易に切替えることができる。この結果、OTNネットワーク内のGCCモード切り替えを安価で、かつ効率的に実行することが可能である。
また、実施例1によれば、GCCモード切替え専用フレームが生成される場合には、装置間通信フレームの送信を停止するように制御し、GCCモード切替え専用フレームが対向装置に送信された場合には、装置間通信フレームの送信を再開する。このため、ソフトウェアからのGCCモード切替え要求を受信したGCCモード切替えフレーム生成部15bが、装置間通信フレーム送信を一旦止め、GCC切替え専用フレームを対向装置に送信した後で、GCCモード切替え後の装置間通信フレームを再送する。この結果、対向装置では、GCCモード切替えフレームから判定した結果からGCCモードを切替えることが可能となると共に、モード切替えによる一時的なモード不一致の発生による装置間通信フレームの欠落を起こすことなくGCCモードの切替えが可能となる。
また、実施例1によれば、対向装置から受信したGCCオーバヘッドを4バイト分保持し、4バイトのGCCオーバヘッドが、フラグシーケンスで囲まれた4バイトフレームであるか判定し、4バイトのデータが、フラグシーケンスで囲まれた4バイトフレームである場合には、自装置のGCCモードを切り替えるように制御する。このため、GCCモード切替え専用フレームは、4バイトのHDLCフレーム構成をとっていることにより、装置間通信フレーム処理に全く影響を与えずに、ハードウェア自動切替えが可能となる。
ところで、上記の実施例1では、図3に示すように、GCCモード切り替え用の専用HDLCフレームを対向装置間に送信して対向装置のGCCモードを切り替える場合を説明したが、本実施例はこれに限定されるものではなく、図7に示すように、GCCモード切り替え用の専用HDLCフレームを拡張して対向装置間に送信して対向装置のGCCモードを切り替えるようにしてもよい。
そこで、以下の実施例2では、拡張したGCCモード切り替え用の専用HDLCフレームを対向装置間に送信して、対向装置間のGCCモードを切り替える場合として、図7および図8を用いて、実施例2における光伝送装置10aの構成および処理について説明する。図7は、拡張GCCモード切替え専用フォーマットを示す図である。図8は、実施例2に係る光伝送装置10aの全体構成を示すブロック図である。
図7に示したように、実施例2における光伝送装置10aが対向装置GCCモード切替え専用フレームを拡張したフレームである。同図に示すように、拡張したGCCモード切り替え用の専用HDLCフレームでは、モード切替え情報内のビット2〜3にフレーム種別情報を持ち、ビット4〜7にGCCモード情報を保持している。
フレーム種別情報が「00」である場合には、自装置の送信部から対向装置の受信部に送信される、1回目のコマンドフレームであることを意味する。「01」の場合には、対向装置の送信部から自装置の受信部に返信される1回目のレスポンスフレームであることを意味する。
また、「10」の場合は、2回目のコマンドフレーム、「11」の場合は、2回目のレスポンスフレームであることを意味している。GCCモード情報について、「0001」の場合は、GCC1/GCC2モードであり、「0010」の場合は、GCC1+GCC2モードであることを意味している。本フレームを使用することにより対向装置間で回線エラーが発生している場合に起こり得る、GCCモード不一致の発生を防ぐことが可能となる。
続いて、実施例2に係る光伝送装置10aの構成について図8を用いて説明する。同図に示すように、実施例2に係る光伝送装置10aでは、図1に示した実施例1に係る光伝送装置10と比較して、GCCモード切替えフレーム生成部15内にモード確定処理部15eを新たに有する点が相違する。
送信フレーム制御部15aは、ソフトウェアからモード切替え指示を受けると、切替えフレーム生成部15bに対し、1回目の切替えフレーム生成通知を行う。そして、切替えフレーム生成部15bでは、フレーム種別に「00」(コマンド1)をセットした後、GCCモード情報には切替えるGCCモードがGCC1/GCC2モードの場合には「0001」をセットし、また、GCC1+GCC2モードの場合には「0010」をセットして対向装置に送信する。
この時点で、光伝送装置10a(以下では、コマンド発行元装置という)では、GCC OH変換部13およびHDLCフレーム生成部12のGCCモード切替えは行わない。そして、コマンド1フレームを受けた対向装置の切替えフレーム処理部19cでは、受信したGCCモード情報と、レスポンス1フレームの送信要求をモード確定処理部15eに通知する。
この時点で、受信部のHDLCフレーム構築部17およびHDLCフレーム受信部18に対するGCCモード切替えは行わない。そして、対向装置のモード確定処理部15eでは、受信したGCCモード情報と、レスポンス1フレームの送信要求を送信フレーム制御部15a経由で切替えフレーム生成部15bに通知する。
続いて、対向装置の切替えフレーム生成部15bでは、フレーム種別に「01」(レスポンス1)をセットし、GCCモード情報には受信したGCCモード情報をセットしてコマンド発行元装置10aに返送する。
そして、コマンド発行元装置10aでは、レスポンス1フレームを受信すると、切替フレーム処理部19cがモード確定処理部15eにコマンド2フレーム送信要求と受信したGCCモード情報を通知する。
これを受けてモード確定処理部15eは、対向装置にGCC切替えコマンドが到達されたことを認識し、フレーム種別に「10」(コマンド2)をセットし、GCCモード情報には受信したGCCモード情報をセットして、再度対向装置にコマンドフレームを送信すると共に、送信部(GCC OH変換部13およびHDLCフレーム生成部12)のGCCモード切替えを実行する。
コマンド2フレームを受信した対向装置の切替えフレーム処理部19cでは、受信したGCCモード情報と、レスポンス2フレームの送信要求をモード確定処理部15eに通知すると共に、受信部(HDLCフレーム構築部17およびHDLCフレーム受信部18)のGCCモード切替えを実行する。
そして、対向装置は、フレーム種別に「11」(レスポンス2)をセットし、GCCモード情報には受信したGCCモード情報をセットしてコマンド発行元装置10aに再度返送すると共に、GCC OH変換部13およびHDLCフレーム生成部12のGCCモードの切り替えを行う。
その後、コマンド発行元装置10aは、レスポンス2フレームを受信すると、HDLCフレーム構築部およびHDLCフレーム18のGCCモード切り替えを実行し、対向装置間送受のGCCモード切替えが完了する。
このように、上記の実施例2では、コマンド発行元装置10aは、GCCモードの切替えを対向装置に最初に指示する1回目のコマンドフレーム、1回目のコマンドフレームを受信した旨を示す1回目のレスポンスフレーム、1回目のレスポンスフレームを受信した後に対向装置にGCCモードの切替えを指示する2回目のコマンドフレーム、2回目のコマンドフレームを受信した旨を示す2回目のレスポンスフレームのうちのいずれであるかを示すフレーム種別情報を含むGCCモード切替え専用フレームを生成する。そして、コマンド発行元装置10aは、2回目のコマンドフレームを含むGCCモード切替え専用フレームを受信した場合または2回目のレスポンスフレームを含むGCCモード切替え専用フレームを受信した場合に、自装置における受信部のGCCモードを切り替えるように制御する。また、コマンド発行元装置10aは、2回目のコマンドフレームを含むGCCモード切替え専用フレームを対向装置に送信する場合または2回目のレスポンスフレームを含むGCCモード切替え専用フレームを対向装置に送信する場合に、自装置における送信部のGCCモードを切り替えるように制御する。
このように、GCCモード切替え専用フォーマットにフレーム種別情報を持ち、モード確定処理部15eでコマンドおよびレスポンスフレームの種別を認識する構成をとることにより、対向装置にコマンドが到達したことを確認後にGCCモード切替えを実行することが可能となり、装置間の信号エラー等による誤ったモード切替えの発生を防ぐことが可能となる。さらに、対向装置間の送受同時切替えが可能となり、効率の良いGCCモード切替えが可能となる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例3として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、送信フレーム制御部15aおよび切替えフレーム生成部15bを統合してもよい。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(2)プログラム
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図9を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図9は、光伝送プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、光伝送装置としてのコンピュータ600は、HDD610、RAM620、ROM630およびCPU640をバス650で接続して構成される。
そして、ROM630には、上記の実施例と同様の機能を発揮する光伝送プログラム、つまり、図9に示すように、GCCモード切替フレーム生成プログラム631およびGCCモード判定処理プログラム632が予め記憶されている。なお、プログラム631、632については、図1に示した光伝送装置10の各構成要素と同様、適宜統合または分散してもよい。
そして、CPU640が、これらのプログラム631、632をROM630から読み出して実行することで、図9に示すように、各プログラム631、632は、GCCモード切替フレーム生成プロセス641およびGCCモード判定処理プロセス642として機能するようになる。各プロセス641、642は、図9に示したGCCモード切替フレーム生成部15、GCCモード判定処理部19にそれぞれ対応する。
そして、CPU640は、各種データを登録するとともに、各種データを読み出してRAM620に格納し、RAM620に格納されたデータに基づいて処理を実行する。
10、10a 光伝送装置
11 CPU
12 HDLCフレーム生成部
13 GCC OH変換部
14A GCC1 OH挿入部
14B GCC2 OH挿入部
15 GCCモード切替フレーム生成部
15a 送信フレーム制御部
15b 切替えフレーム生成部
15c 送信フレーム選択部
15d 送信モード制御部
15e モード確定処理部
16A GCC1 OH抽出部
16B GCC2 OH抽出部
17 HDLCフレーム構築部
18 HDLCフレーム受信部
19 GCCモード判定処理部
19a 切替えフレーム判定部
19b CRC演算部
19c 切替えフレーム処理部
19d 受信モード制御部

Claims (6)

  1. GCCモードの切替えを対向装置に指示するGCCモード切替え専用フレームを生成する切替えフレーム生成部と、
    前記切替えフレーム生成部によって生成された前記GCCモード切替え専用フレームをGCCオーバヘッドに挿入して、対向装置に送信するGCCオーバヘッド挿入部と、
    前記GCCオーバヘッド挿入部によって前記GCCモード切替え専用フレームの送信が完了した後、自装置のGCCモードを切り替えるように制御する送信モード制御部と、
    前記GCCオーバヘッドを対向装置から受信した場合に、当該GCCオーバヘッドに前記GCCモード切替え専用フレームが挿入されているか判定する切替えフレーム判定部と、
    前記切替えフレーム判定部によって前記GCCオーバヘッドに前記GCCモード切替え専用フレームが挿入されていると判定された場合には、自装置のGCCモードを切り替えるように制御する受信モード制御部と、
    を備えることを特徴とする伝送装置。
  2. 前記切替えフレーム生成部によって前記GCCモード切替え専用フレームが生成される場合には、装置間通信フレームの送信を停止するように制御し、前記GCCオーバヘッド挿入部によって前記GCCモード切替え専用フレームが対向装置に送信された場合には、前記装置間通信フレームの送信を再開する送信フレーム制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記切替えフレーム判定部は、前記対向装置から受信したGCCオーバヘッドを4バイト分保持し、当該4バイトのGCCオーバヘッドが、フラグシーケンスで囲まれた4バイトフレームであるか判定し、
    前記受信モード制御部は、前記切替えフレーム判定部によって前記4バイトのデータが、フラグシーケンスで囲まれた4バイトフレームである場合には、自装置のGCCモードを切り替えるように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の伝送装置。
  4. 前記切替えフレーム生成部は、GCCモードの切替えを対向装置に最初に指示する1回目のコマンドフレーム、当該1回目のコマンドフレームを受信した旨を示す1回目のレスポンスフレーム、当該1回目のレスポンスフレームを受信した後に対向装置にGCCモードの切替えを指示する2回目のコマンドフレーム、当該1回目のコマンドフレームを受信した旨を示す2回目のレスポンスフレームのうちのいずれであるかを示すフレーム種別情報を含むGCCモード切替え専用フレームを生成し、
    受信モード制御部は、前記2回目のコマンドフレームを含むGCCモード切替え専用フレームを受信した場合または前記2回目のレスポンスフレームを含むGCCモード切替え専用フレームを受信した場合に、自装置における受信部のGCCモードを切り替えるように制御し、
    前記1回目のレスポンスフレームを含むGCCモード切替え専用フレームを対向装置から受信した場合または前記2回目のレスポンスフレームを含むGCCモード切替え専用フレームを対向装置に送信する場合に、自装置における送信部のGCCモードを切り替えるように制御するモード確定処理部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の伝送装置。
  5. GCCモードの切替えを対向装置に指示するGCCモード切替え専用フレームを生成する切替えフレーム生成ステップと、
    前記切替えフレーム生成ステップによって生成された前記GCCモード切替え専用フレームをGCCオーバヘッドに挿入して、対向装置に送信するGCCオーバヘッド挿入ステップと、
    前記GCCオーバヘッド挿入ステップによって前記GCCモード切替え専用フレームの送信が完了した後、自装置のGCCモードを切り替えるように制御する送信モード制御ステップと、
    前記GCCオーバヘッドを対向装置から受信した場合に、当該GCCオーバヘッドに前記GCCモード切替え専用フレームが挿入されているか判定する切替えフレーム判定ステップと、
    前記切替えフレーム判定ステップによって前記GCCオーバヘッドに前記GCCモード切替え専用フレームが挿入されていると判定された場合には、自装置のGCCモードを切り替えるように制御する受信モード制御ステップと、
    を含んだことを特徴とする伝送方法。
  6. GCCモードの切替えを対向装置に指示するGCCモード切替え専用フレームを生成する切替えフレーム生成手順と、
    前記切替えフレーム生成手順によって生成された前記GCCモード切替え専用フレームをGCCオーバヘッドに挿入して、対向装置に送信するGCCオーバヘッド挿入手順と、
    前記GCCオーバヘッド挿入手順によって前記GCCモード切替え専用フレームの送信が完了した後、自装置のGCCモードを切り替えるように制御する送信モード制御手順と、
    前記GCCオーバヘッドを対向装置から受信した場合に、当該GCCオーバヘッドに前記GCCモード切替え専用フレームが挿入されているか判定する切替えフレーム判定手順と、
    前記切替えフレーム判定手順によって前記GCCオーバヘッドに前記GCCモード切替え専用フレームが挿入されていると判定された場合には、自装置のGCCモードを切り替えるように制御する受信モード制御手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする伝送プログラム。
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