JP5390257B2 - コマンド処理装置、コマンド処理システム、コマンド処理方法、及びコマンド処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、コマンド処理装置、コマンド処理システム、コマンド処理方法、及びコマンド処理プログラムに関し、特に異なるグループに属する複数種類のコマンドを識別するコマンド処理装置、コマンド処理システム、コマンド処理方法、及びコマンド処理プログラムに関する。
ある装置に搭載された複数の機器が他の機器との間で通信を行う際には、個々の機器が個別に通信を行うのではなく、通信経路が一本化されることがある。以下に、人工衛星と地球局との間の通信を例として、本発明の背景技術について説明する。
一般的に、人工衛星に搭載される電源機器、観測機器などの機器(以降、「衛星搭載機器」という。)は、地上と直接通信するための無線通信インタフェースを個別には備えていない。衛星搭載機器は、人工衛星に搭載される1系統あるいは2系統など、限られた数の無線通信インタフェースを共用し、地球局との通信を行っている。無線通信インタフェースは、衛星に搭載された所定の通信機(以降、「通信系」という。)によって制御される。衛星搭載機器は、衛星内ネットワークを介して通信系に接続される。衛星内ネットワークは、一般的に、衛星内の制御全般を行うデータ処理系に組み込まれた、ネットワークの管理機能(以降、「ネットワーク・マスタ機能」という。)によって制御される。従って、衛星搭載機器と地球局との間で通信を行う場合、あるいは衛星の打ち上げ前に衛星搭載機器の動作試験を行う場合には、すべての通信は、通信系とデータ処理系の両方を経由する必要がある。通信系、データ処理系、衛星搭載機器を備えた、人工衛星に搭載される通信システムの構成の例を図8に示す。
地球局と人工衛星との間の通信に関する技術には、共通母線に接続された複数の衛星搭載機器と、地上の制御局との間で通信を行う衛星通信方式がある(例えば、特許文献1参照。)。
また、衛星内のシステムバスとして、スペースワイヤ(SpaceWire)を用いた衛星コンピュータプラットフォームも記載されている(例えば、特許文献2参照。)。「スペースワイヤ」とは、欧州宇宙機関(European Space Agency。ESA)によって、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1355をベースに提案された宇宙飛行体用インタフェース規格である。
特開昭62−82831号公報 (第2頁、図3) 特表2009−508225号公報 (第5頁、図1)
上述のような、統合された通信インタフェースを用いて地球局と人工衛星との間で通信を行う技術には問題がある。
第1の問題点は、衛星搭載機器に不具合が発生したときの対策に、時間を要するという点である。地球局と各衛星搭載機器との間の通信は、すべてデータ処理系を経由しなければならない。そのため、地球局から衛星搭載機器が制御できないという不具合が発生したとき、その不具合の真の原因が衛星搭載機器側にあるのか、データ処理系側にあるのかの切り分けが難しい。各衛星搭載機器との通信が必ずデータ処理系を経由するので、各衛星搭載機器が要求する通信を実現するためのすべての通信手順を、データ処理系にあらかじめ組み込んでおく必要がある。一方、データ処理系は、同時に衛星全体の管制を司るために衛星の開発時に新規に設計すべき要素が多く、一般的には設計上の多くの不安定要因を抱えている。以上のような事情により、地球局から衛星搭載機器が制御できないという不具合が発生したとき、衛星搭載機器の不具合によるものであるか、データ処理系の不具合によるものか、原因の判別に時間を要していた。この結果、人工衛星の動作試験が進むにつれて、データ処理系にも新たな対策が求められることになり、開発スケジュールの遅延が引き起こされていた。
第2の問題点は、データ処理系に対しては、厳重で慎重な冗長系の設計が求められるという点である。すべての通信が必ずデータ処理系を経由しなければならないため、データ処理系自体は常に正常に動作し続けることが必要である。そのために、データ処理系には信頼性向上のための高度な対策が必要である。一般的には、データ処理系を司るコンピュータを複数台搭載することによって、いかなる場合でもその内の少なくとも1台は動作するようにするという手法が用いられる。このような、高度な冗長系設計を行わなければ衛星の信頼性を保つことができない。そのため、冗長系の設計や試験のための費用の増加、機器自体の費用の増加、あるいは衛星全体の重量、搭載機器全体の容積の増大等、多くの面で課題を抱えている。
(発明の目的)
本発明は上記のような技術的課題に鑑みて行われたもので、装置の構成の簡易化、小型・軽量化、高信頼度化が可能で、不具合発生時の対策を容易にするコマンド処理装置、コマンド処理方法、及びコマンド処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明のコマンド処理装置は、外部から入力したコマンドを第1のコマンド及び第1のコマンド以外の第2のコマンドに識別するコマンド識別手段と、第1のコマンドに所定の処理を行って、第3のコマンドとして出力するコマンド処理手段を備えることを特徴とする。
本発明の機器制御システムは、所定の機能を備える電子機器と、電子機器から入力されたコマンドを第1のコマンド及び第1のコマンド以外の第2のコマンドに識別するコマンド識別手段と第1のコマンドに所定の処理を行って第3のコマンドとして外部へ出力するコマンド処理手段を含むコマンド処理装置を備えることを特徴とする。
本発明のコマンド処理方法は、外部から入力したコマンドを第1のコマンド及び第1のコマンド以外の第2のコマンドに識別する工程と、第1のコマンドに所定の処理を行って、第3のコマンドとして出力する工程を備えることを特徴とする。
本発明のコマンド処理プログラムは、外部からコマンドを入力するコマンド処理装置に搭載されたコンピュータを、入力されたコマンドを第1のコマンド及び第1のコマンド以外の第2のコマンドに識別する識別手段と、第1のコマンドに所定の処理を行って、第3のコマンドとして出力する出力工程として機能させることを特徴とする。
本発明のコマンド処理装置、コマンド処理方法、及びコマンド処理プログラムは、装置の構成を簡易化、小型・軽量化、高信頼度化が可能で、不具合発生時の対策を容易にするという効果がある。
本発明の第1の実施形態のコマンド処理装置の構成を示すブロック図である。 図1のコマンド処理装置を備える機器制御システムの構成を示すブロック図である。 複数の被制御機器を備える機器制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のコマンド識別部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の機器制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態の機器制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態の通信システムの構成を示すブロック図である。 人工衛星に搭載される通信システムの構成の例を示すブロック図である。
(第1の実施形態)
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施形態のコマンド処理装置の構成を示すブロック図である。図2は、図1のコマンド処理装置を備える機器制御システムの構成を示すブロック図である。図3は、複数の被制御機器を備える機器制御システムの構成を示すブロック図である。
図1を用いて、第1の実施形態のコマンド処理装置の構成について説明する。本実施形態のコマンド処理装置100は、コマンド識別部101、コマンド処理部102を備える。
コマンド識別部101は、コマンドを含むコマンド信号200を入力する。コマンド信号200には、後述の被制御機器を制御するための1種類のコマンドが含まれる。コマンドは、コマンド識別部101によって、第1のコマンド・グループと、第1のコマンド・グループには属さない第2のコマンド・グループの、2種類に分類される。第1のコマンド・グループと第2のコマンド・グループの属性については後述する。
コマンド識別部101は、コマンド信号200に含まれるコマンドが第1のコマンド・グループに属するとき、そのコマンドを含ませたコマンド信号201を出力する。コマンド識別部101は、コマンド信号200に含まれるコマンドが第2のコマンド・グループに属するとき、そのコマンドを含ませたコマンド信号202を外部に出力する。
コマンド処理部102は、コマンド信号201に含まれるコマンドに所定の処理を行い、処理後のコマンドを含ませたコマンド信号203を外部へ出力する。コマンド処理部102によってコマンドへ施される処理の内容は特に限定されない。例えば、コマンド信号201に含まれるコマンドのコードを変換し、コマンド信号203へ含ませてもよい。あるいは、コマンド信号201に含まれるコマンドに基づいて、後段の被制御機器を制御するための、別の体系のコマンドに置換する等の処理を行ってもよい。後述のように、被制御機器が複数台存在する場合には、コマンド処理部102は、コマンドの送信先の被制御機器を指定する識別符号をコマンド信号203へ追加する処理を行ってもよい。このとき、コマンド信号201に識別子を体系が異なる識別子に変換し、コマンド信号203へ含ませてもよい。さらに、コマンド信号201及びコマンド信号203が、異なるパケット構造を備える場合には、コマンド処理部102は、パケットの構造の変換、ヘッダの付与等を行ってもよい。
第1のコマンド・グループと第2のコマンド・グループの属性について説明する。第1のコマンド・グループは、コマンド処理部102によって所定の処理が行われた後、コマンド信号203に含まれて出力されるコマンドからなるグループである。すなわち、第1のコマンド・グループは、所定の処理を行った後、被制御機器の制御が可能となるコマンドからなるグループである。第2のコマンド・グループは、第1のコマンド・グループには属さないコマンドであり、コマンド処理部102による処理が不要なコマンドからなるグループである。すなわち、第2のコマンド・グループは、特に処理が行われることなく、そのまま被制御機器を直接制御することができるコマンドからなるグループである。換言すると、第2のコマンド・グループに属するコマンドは、コマンド処理部102によって行うべき処理を外部にて行った後、コマンド処理装置100へ入力され、そのまま被制御機器へ出力されるコマンドである。
コマンドが、第1のコマンド・グループと第2のコマンド・グループの、いずれのグループに属するものであるかを識別するための方法には、各種の方法がある。例えば、いずれのグループに属するコマンドであるかを示す所定のヘッダをコマンドに添付してもよい。あるいは、コマンドをコード化するときに、そのコマンドが属するグループの種類によって定めた範囲のコードにコード化してもよい。第1のコマンド・グループがある規格によって定義された標準的なコマンドからなるグループで、第2のコマンドがその規格では定義されていない追加コマンドである場合には、前者の方法を適用する方が容易である。
なお、コマンド信号202及びコマンド信号203によって制御可能な被制御機器は、コマンド信号202又はコマンド信号203を受信しないときは、自律的に動作を行ってもよい。あるいは、被制御機器は、コマンド信号202又はコマンド信号203を受信したときに受信したコマンドに従った動作を行い、その動作を完了した後は次のコマンド信号の受信を待つようにしてもよい。
いずれの場合であっても、コマンド処理部102に不具合が発生するとコマンド信号203が正常に出力されなくなるため、被制御装置の制御が不能になる。そのようなときでも、コマンド信号202を用いることによって被制御装置を制御することができる。
図2のように、コマンド処理装置100は、被制御機器300と共に、機器制御システムを構成する。被制御機器300は、コマンド信号202、又はコマンド信号203を入力する。そして、被制御機器300は、コマンド信号202に含まれるコマンド、又はコマンド信号203に含まれる処理後のコマンドを入力し、コマンドの解釈を行って実行する。このように、被制御機器300は、コマンド信号200に含まれていたコマンド、又はコマンド処理部102によって所定の処理を加えたコマンドによって制御される。
なお、機器制御システムは、複数の被制御機器を備えることもできる。例えば、図3の機器制御システム300は、ネットワーク104に接続された複数の被制御機器、被制御機器301、302を備える。この場合、コマンド処理装置110は、ネットワーク・インタフェース部103を備える。あるいは、機器制御システムは、ネットワーク構成ではなく、コマンド信号202、コマンド信号203を出力する、所定の出力部を備え、複数の被制御機器の各々と出力部を直接接続してもよい。
ネットワーク・インタフェース部103は、コマンド信号202、203を入力し、ネットワーク104へコマンドを含む信号を送出する。ネットワーク・インタフェース部103の具体例としては、ルータやハブがある。なお、ネットワーク104を制御するプロトコルは特に限定されない。そのプロトコルは、例えば、前述のスペースワイヤ、あるいはPCI(Peripheral Component Interconnect)等の汎用バス制御プロトコルでもよい。
被制御機器301、302は、ネットワーク104を介して、コマンドを入力し、解釈し実行する。なお、コマンドには、そのコマンドを実行すべき制御機器を指定する識別符号を添付してもよい。
コマンド識別部101は、コマンド識別部101に内蔵したコンピュータ(図示なし)を用いたプログラム処理によって、処理を行うことができる。図4は、コマンド識別部101の動作を示すフローチャートである。図4を参照して、コマンド識別部101の動作を説明する。
始めに、コマンド識別部101はコマンド信号200に含まれるコマンドを入力する(ステップS1)。コマンド識別部101は、入力したコマンドが第1のコマンド・グループに属するコマンドであるか否かを判断する(ステップS2)。
入力したコマンドが第1のコマンド・グループに属するとき、コマンド識別部101は入力したコマンドをコマンド信号203へ含ませてコマンド処理部102へ出力する(ステップS3)。入力したコマンドが第1のコマンド・グループに属さないとき、すなわち、第2のコマンド・グループに属するとき、コマンド識別部101は入力したコマンドをコマンド信号202へ含ませて外部へ出力する(ステップS4)。
以上のように、第1の実施形態のコマンド処理装置は、コマンド信号を入力し、コマンド処理部による処理が必要なコマンドはコマンド処理部で処理した後、被制御機器へ出力する。コマンド処理部による処理が不要なコマンドは、被制御機器へ直接出力する。そのため、コマンド処理部による処理が必要なコマンドを含むコマンド信号と、被制御機器へ直接出力することができるコマンドを含むコマンド信号とが混在したコマンド信号を使用することができる。従って、例えばコマンド処理部に何らかの不具合が発生した場合であっても、被制御機器を外部から直接制御することができるので、コマンド処理装置を搭載する機器制御システム全体としての信頼性を向上させることができるという効果がある。
また、コマンド処理部に不具合が発生した場合には、コマンド処理部による処理が不要なコマンドを用いることができるので、不具合時への対応が可能である。
さらに、コマンド処理部を冗長構成にする必要がないので、本コマンド処理装置を搭載する機器制御システムの複雑化、大型化、重量化を抑制することが可能である。
上記のように、図1のコマンド処理装置100は、コマンド識別部101、コマンド処理部102を備える。コマンド処理装置100は、本発明の課題を解決するための最小限の構成を備える。コマンド処理装置100は、コマンド信号を入力し、コマンド処理部102による処理が必要なコマンドはコマンド処理部102で処理した後、外部へ出力する。コマンド処理部102による処理が不要なコマンドは、外部へ直接出力する。
そのため、コマンド処理部102による処理が必要なコマンドを含むコマンド信号と、外部へ直接出力することができるコマンドを含むコマンド信号とが混在したコマンド信号を使用することができる。従って、コマンド処理部102に不具合が発生したときには、外部へ直接出力することができるコマンドを使用すればよく、不具合発生時の対策が容易である。また、コマンド処理部102を二重化する等の冗長設計は不要なので、コマンド処理装置100やそれを搭載する装置の構成の簡易化、小型・軽量化、高信頼度化が可能という効果もある。
(第2の実施形態)
第1の実施形態で示した、図3の機器制御システム300は、外部から被制御機器を制御するために、外部から被制御機器へコマンドを伝達するものである。本発明は、逆に、制御機器から外部へ何らかのコマンドを伝達する機器制御システムにも適用することができる。
図5は、本発明の第2の実施形態の機器制御システムの構成を示すブロック図である。本実施形態の機器制御システム310は、コマンド処理装置120、制御機器311、312を備える。コマンド処理装置120は、コマンド識別部101、コマンド処理部102、ネットワーク・インタフェース部103を備える。
本実施形態のコマンド処理装置120は、第1の実施形態で示したコマンド処理装置110と異なり、コマンド信号200は、ネットワーク・インタフェース部103を介して制御機器311、312から入力される。
コマンド信号200に含まれるコマンドは、コマンド識別部101によって第1のコマンドと第2のコマンドとに識別される。コマンド識別部101は、コマンドの種類によってコマンド信号201又はコマンド信号202を出力する。コマンド信号201に含まれている第1のコマンドには、コマンド処理部102によって所定の処理が加えられる。処理後の第1のコマンドは、コマンド信号203に含められて外部へ出力される。コマンド信号202は、直接、外部へ出力される。
コマンド識別部101、コマンド処理部102の基本的な動作は、第1の実施形態と同様であるので、説明は省略する。
なお、制御機器が1台の場合にはネットワーク・インタフェース部103は不要である。この場合は、制御機器とコマンド識別部101を直接接続すればよい。
以上のように、第2の実施形態の機器制御システムは、制御機器からコマンド信号を入力し、コマンド処理部による処理が必要なコマンドはコマンド処理部で処理した後、外部へ出力する。コマンド処理部による処理が不要なコマンドは、外部へ直接出力する。そのため、コマンド処理部による処理が必要なコマンドを含むコマンド信号と、外部へ直接出力することができるコマンドを含むコマンド信号とが混在したコマンド信号を使用することができる。従って、例えばコマンド処理部に何らかの不具合が発生した場合であっても、制御機器から外部へコマンドを直接出力することができるので、コマンド処理装置を搭載する機器制御システム全体としての信頼性を向上させることができるという効果がある。
また、コマンド処理部に不具合が発生した場合には、コマンド処理部による処理が不要なコマンドを用いることができるので、不具合時への対応が可能である。
さらに、コマンド処理部を冗長構成にする必要がないので、本コマンド処理装置を搭載する機器制御システムの複雑化、大型化、重量化を抑制することが可能である。
(第3の実施形態)
第1の実施形態の機器制御システムは外部から被制御機器へコマンドを伝達するものであり、第2の実施形態の機器制御システムは制御機器から外部へコマンドを伝達するものである。本発明は、制御機器と外部との間で、双方向にコマンドを伝達する機器制御システムにも適用することができる。
図6は、本発明の第3の実施形態の機器制御システムの構成を示すブロック図である。本実施形態の機器制御システム320は、コマンド処理装置130、制御機器321、322を備える。コマンド処理装置130は、コマンド識別部101、コマンド処理部102、ネットワーク・インタフェース部103を備える。
本実施形態のコマンド処理装置130は、第1の実施形態のコマンド処理装置110及び第2の実施形態のコマンド処理装置120と異なり、コマンド信号210は外部から、コマンド信号220は被制御機器321、322から、コマンド処理装置130へ入力される。
コマンド信号210に含まれるコマンドは、コマンド識別部101によって第1のコマンドと第2のコマンドとに識別される。コマンド識別部101は、コマンドの種類によってコマンド信号211又はコマンド信号212を出力する。コマンド信号220に含まれるコマンドも、コマンド識別部101によって、第1のコマンドと第2のコマンドとに識別される。コマンド識別部101は、コマンドの種類によってコマンド信号221又はコマンド信号222を出力する。コマンド信号211、221に含まれている第1のコマンドには、コマンド処理部102によって所定の処理が加えられる。
処理を行った後の、コマンド信号211に含まれていた第1のコマンドは、コマンド信号213に含められてネットワーク・インタフェース部103へ出力される。コマンド信号212は、直接、ネットワーク・インタフェース部103へ出力される。処理を行った後の、コマンド信号221に含まれていた第1のコマンドは、コマンド信号223に含められて外部へ出力される。コマンド信号222は、直接、外部へ出力される。
コマンド識別部101、コマンド処理部102の基本的な動作は、第1の実施形態と同様であるので、説明は省略する。
なお、制御機器が1台の場合にはネットワーク・インタフェース部103は不要である。この場合は、制御機器と、コマンド識別部101及びコマンド処理部102を直接接続すればよい。
以上のように、第3の実施形態の機器制御システムは、外部及び制御機器からコマンド信号を入力し、コマンド処理部による処理が必要なコマンドはコマンド処理部で処理した後、それぞれ制御機器及び外部へ出力する。コマンド処理部による処理が不要なコマンドは、外部及び被制御機器へ直接出力する。そのため、コマンド処理部による処理が必要なコマンドを含むコマンド信号と、制御機器と外部との間で直接入出力することができるコマンドを含むコマンド信号とが混在したコマンド信号を使用することができる。従って、例えばコマンド処理部に何らかの不具合が発生した場合であっても、被制御機器と外部との間でコマンドを伝達することができるので、コマンド処理装置を搭載する機器制御システム全体としての信頼性を向上させることができるという効果がある。
また、コマンド処理部に不具合が発生した場合には、コマンド処理部による処理が不要なコマンドを用いることができるので、不具合時への対応が可能である。
さらに、コマンド処理部を冗長構成にする必要がないので、本コマンド処理装置を搭載する機器制御システムの複雑化、大型化、重量化を抑制することが可能である。
(第4の実施形態)
次に本発明の第4の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。第4の実施形態の通信システムは、第1の実施形態の機器制御システムを人工衛星に搭載することを想定したもので、第1の実施形態の機器制御システムの一部に変更を加え、さらに構成要素を追加したものである。図7は、本発明の第4の実施形態の通信システムを示すブロック図である。本実施形態の通信システム400は、無線受信装置401、通信処理装置140、衛星搭載機器402、403を備える。通信処理装置140は、通信処理部105、データ処理部106、ネットワーク・インタフェース部103を備える。なお、通信システム400を搭載する装置は、人工衛星には限定されない。
無線受信装置401は、地球局(図示なし)からの、コマンドを含む無線信号を受信し、コマンド信号200を通信処理装置140へ出力する。
衛星搭載機器402、403は、ネットワーク・インタフェース部103とネットワーク104を介して、通信処理部105及びデータ処理部106と接続されている。本実施形態では、ネットワーク104を制御するプロトコルは、スペースワイヤであるものとするが、プロトコルは特に限定されないので、他のプロトコルでもよい。
衛星搭載機器402、403は、電源機器、測定機器等、人工衛星に搭載された各種の機器である。本実施形態では、各衛星搭載機器の機能は重要でないので、衛星搭載機器402、403の詳細についての説明は省略する。
衛星搭載機器402、403は、コマンド信号200に含められた、地球局からのコマンドによって制御される。地球局からのコマンドには、「通常コマンド・グループ」に属するコマンドと「ダイレクト・コマンド・グループ」に属するコマンドの2種類がある。
「通常コマンド・グループ」には、データ処理部106によって、後述の所定の処理を受けた後、衛星搭載機器402、403に伝達されるコマンドが属する。以降、通常コマンド・グループに属するコマンドを、単に「通常コマンド」という。通常コマンドは、データ処理部106による処理を受けた後、スペースワイヤ規格によって定義された「標準コマンド」として衛星搭載機器402、403によって入力され、解釈され、実行される。
「ダイレクト・コマンド・グループ」には、データ処理部106を経由せずに、直接、衛星搭載機器402、403に伝達されるコマンドが属する。以降、ダイレクト・コマンド・グループに属するコマンドを、単に「ダイレクト・コマンド」という。ダイレクト・コマンドは、スペースワイヤ規格では定義されていないコマンドで、通信システム400用に独自に定義され、追加されたコマンドである。ダイレクト・コマンドも、衛星搭載機器402、403によって入力され、解釈され、実行される。ダイレクト・コマンドは、データ処理部106によって行うべき処理を地球局にて行った後、通信処理装置140へ入力され、そのままへ衛星搭載機器402、403出力されるコマンドである。
なお、「通常コマンド・グループ」、「ダイレクト・コマンド・グループ」は、それぞれ、第1の実施形態で説明した、第1のコマンド・グループ、第2のコマンド・グループに相当する。
なお、衛星搭載機器402、403は、コマンド信号202又はコマンド信号203を受信しないときは、自律的に動作を行ってもよい。例えば、衛星搭載機器402が電源機器である場合には、衛星搭載機器402はコマンド信号202又はコマンド信号203を受信したときにはそのコマンドに従って所定の処理を行う。そして、コマンドの処理を完了すると、その後は電源の制御を自律的に行う。
あるいは、衛星搭載機器402、403は、コマンド信号202又はコマンド信号203を受信したときに受信したコマンドに従った動作を行い、その動作を完了した後は次のコマンド信号の受信を待つようにしてもよい。
上記のいずれの場合であっても、データ処理部106に不具合が発生するとコマンド信号203が正常に出力されなくなるため、地球局からの衛星搭載機器402、403の制御が不能になる。そのような場合でも、コマンド信号203を用いることによって、衛星搭載機器402、403を制御することができる。
通信処理部105は、コマンド識別機能、プロトコルの変換機能、及びネットワーク・マスタ機能を備える。「コマンド識別機能」とは、コマンド信号200に含まれるコマンドが、通常コマンドであるか、又はダイレクト・コマンドであるかを識別する機能である。「プロトコル変換機能」とは、地球局と無線受信装置401との間の通信を制御するプロトコル(以降、「無線通信プロトコル」という。)と、ネットワーク104を制御するプロトコル(スペースワイヤ)との間の変換機能である。プロトコル変換機能には、例えば、パケットの構造の変換、ヘッダの付与等が含まれる。「ネットワーク・マスタ機能」とは、ネットワーク104上の通信の全般を制御する機能である。ネットワーク・マスタ機能には、データ処理部106は、コマンドの送信先を衛星搭載機器402、403のいずれか又は両方に指定する識別符号をコマンド信号203へ追加する処理が含まれる。
通信処理部105のコマンド識別機能の具体的内容について説明する。通信処理部105は、コマンドを含むコマンド信号200を入力する。通信処理部105は、コマンド信号200に含まれるコマンドが通常コマンドであるとき、その通常コマンドを含ませたコマンド信号201を出力する。通信処理部105は、コマンド信号200に含まれるコマンドがダイレクト・コマンドであるとき、そのダイレクト・コマンドを含ませたコマンド信号202を出力する。
なお、通信処理部105は、通常コマンド以外に、コマンドではない一般のデータを、通常の経路としてデータ処理部102へ送出する。
データ処理部102は、コマンド信号201に上述の処理を行い、処理の結果生成された標準コマンドを含ませたコマンド信号203を、ネットワーク・インタフェース部103へ出力する。
ネットワーク・インタフェース部103は、コマンド信号202、203を入力し、ネットワーク104へコマンドを含む信号を送出する。
第4の実施形態の通信システムの通信処理装置140の動作について説明する。通信処理装置140内の通信処理部105は、無線受信装置401からコマンド信号200を入力する。そして、通信処理部105は、プロトコル変換機能として、コマンド信号200に含まれる、コマンド、データ等を含む情報に対して、無線通信プロトコルに従った処理を行う。
次に通信処理部105は、コマンド識別機能として、通常コマンドとダイレクト・コマンドを識別し、コマンド信号202又はコマンド信号203を出力する。すなわち、通信処理部105は、通常コマンドと判断したコマンドをコマンド信号201に含ませて、データ処理部102へ出力する。
一方、通信処理部105は、ダイレクト・コマンドと判断したコマンドについては、特に処理を行わない。そして、通信処理部105は、ネットワーク・マスタ機能として、コマンド信号202をネットワーク104に送出する。コマンド信号202は、ネットワーク・インタフェース部103を介して、衛星搭載機器402、403へ伝達される。
データ処理部106は、コマンド信号201に含まれる通常コマンドに対して上述の変換処理を行い、処理後のコマンドである標準コマンドをコマンド信号203に含ませて、ネットワーク・インタフェース部103へ出力する。データ処理部102も、上述のネットワーク・マスタ機能を備える。そのため、コマンド信号203は、ネットワーク・インタフェース部103を介して、衛星搭載機器402、403へ伝達される。
標準コマンドは、衛星搭載機器402、403によって入力され、解釈され、実行される。
ダイレクト・コマンドは、無線通信におけるプロトコルの上に、スペースワイヤのプロトコルをそのまま上乗せした状態で送信すればよい。すなわち、ダイレクト・コマンドは、一般のデータとして、スペースワイヤのプロトコルによって転送する。そのためには、ダイレクト・コマンドは、所定のヘッダ等を付加したデータで表現すればよい。コマンド識別機能は、そのヘッダ等を用いて、データが通常コマンドであるか、ダイレクト・コマンドであるかを識別する。以上の方法によって、スペースワイヤ規格によって標準的に規定されている標準コマンドに、独自のコマンド、すなわち、ダイレクト・コマンドを追加することができる。
以上のように、本発明の第2の実施形態の通信システムは、標準的に用いられる通常コマンドと、通常コマンド以外の追加コマンドを識別する。そのため、データ処理部を経由させることなく、地球局から衛星搭載機器を直接制御するためのコマンドを追加して使用することができるという効果がある。さらに、データ処理部が故障等によって動作不能の状態にあっても、地球局から衛星搭載機器を制御することができるので、本通信システムを搭載する装置全体としての信頼性を向上させることができるという効果もある。
104 ネットワーク
200、201、202、203 コマンド信号
210、211、212、213 コマンド信号
220、221、222、223 コマンド信号

Claims (8)

  1. 外部から入力したコマンドを第1のコマンド及び前記第1のコマンド以外の第2のコマンドに識別するコマンド識別手段と、
    前記第1のコマンドに所定の処理を行って、第3のコマンドとして出力するコマンド処理手段
    を備え
    前記第3のコマンドは、所定の規格によって定義されたコマンドであり、
    前記第2のコマンドは、前記規格によって定義されていないコマンドである
    ことを特徴とするコマンド処理装置。
  2. 前記規格は、スペースワイヤ規格である
    ことを特徴とする請求項記載のコマンド処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載のコマンド処理装置と、
    前記第2のコマンド及び前記第3のコマンドに基づいて制御される被制御部
    を備えることを特徴とする機器制御システム。
  4. 所定の機能を備える電子機器と、
    前記電子機器から入力されたコマンドを第1のコマンド及び前記第1のコマンド以外の第2のコマンドに識別するコマンド識別手段と、前記第1のコマンドに所定の処理を行って、第3のコマンドとして外部へ出力するコマンド処理手段を含むコマンド処理装置
    を備え
    前記第3のコマンドは、所定の規格によって定義されたコマンドであり、
    前記第2のコマンドは、前記規格によって定義されていないコマンドである
    ことを特徴とする機器制御システム。
  5. 前記コマンド識別手段は、外部から入力したコマンドを第4のコマンド及び前記第4のコマンド以外の第5のコマンドに識別し、
    前記コマンド処理手段は、前記第4のコマンドに所定の処理を行って、第6のコマンドとして前記電子機器へ出力する
    ことを特徴とする請求項記載の機器制御システム。
  6. 外部から入力したコマンドを第1のコマンド及び前記第1のコマンド以外の第2のコマンドに識別する工程と、
    前記第1のコマンドに所定の処理を行って、第3のコマンドとして出力する工程
    を備え
    前記第3のコマンドは、所定の規格によって定義されたコマンドであり、
    前記第2のコマンドは、前記規格によって定義されていないコマンドである
    ことを特徴とするコマンド処理方法。
  7. 外部からコマンドを入力するコマンド処理装置に搭載されたコンピュータを、
    前記入力されたコマンドを第1のコマンド及び前記第1のコマンド以外の第2のコマンドに識別する識別手段と、
    前記第1のコマンドに所定の処理を行って、第3のコマンドとして出力する出力工程
    として機能させるためのコマンド処理プログラムであって、
    前記第3のコマンドは、所定の規格によって定義されたコマンドであり、
    前記第2のコマンドは、前記規格によって定義されていないコマンドである
    ことを特徴とするコマンド処理プログラム
  8. 請求項記載のコマンド処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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