JP5245540B2 - 電子機器 - Google Patents

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本発明は投影装置(プロジェクタ)を備えた電子機器に関する。
投影装置に撮影装置(カメラシステム)を組み込んだ電子機器が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2007−271915号公報
上記電子機器では、投影装置を作動させる各種の構成部品も併せて装備されているが、これら構成部品のための設置スペースが電子機器の小型化を妨げる要因の一つになっている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、投影装置の各種構成部品の配置の仕方を工夫し、小型化を図ることが可能な電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の請求項1に記載の電子機器は、投影部を有し、該投影部に隣接して円柱状部品が配置された電子機器であって、前記投影部の焦点を調整する焦点調整機構を、前記円柱状部品の周囲に生じた隙間に配置し、撮影部が配置され、前記円柱状部品は、前記撮影部の閃光装置用コンデンサであることを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の電子機器は、前記焦点調整機構が手動操作部と該手動操作部によって移動操作される焦点調整部とを備え、前記手動操作部の操作方向と前記焦点調整部の移動方向とが互いに平行ではないことを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の電子機器は、前記手動操作部の前記操作方向と前記焦点調整部の前記移動方向とが互いに直交することを特徴とする。
本発明によれば、電子機器の小型化を図ることが可能となる。
以下本発明の電子機器の一実施形態について図1乃至図6を参照して説明する。
本発明は、投影部を有し、該投影部に隣接して円柱状部品が配置された電子機器で、図1は本発明の電子機器の内部構造を正面から見た概略図である。
本実施形態の電子機器は、機器筐体(図示せず)内に投影部(プロジェクタ)10とカメラシステム20とを装備している。
本実施形態では、投影部10を構成する投影光学系に屈曲光学系(光源からの光をプリズムなどで屈曲・反射させた後に投影レンズ群などに導く略L字状の屈曲光学系)を採用していることから投影部10自体が略L字状で、その周辺には空間が生じるが、投影部10に隣接してカメラシステム20の閃光装置用のコンデンサ30を配置してこの空間を埋めている。
しかし、閃光装置用として静電容量の大きいコンデンサ30が要求されることから、通常、汎用品として使用される円柱状のコンデンサ30(円柱状部品)が採用されることが多い。そうすると、コンデンサ30とその周囲にある矩形部品(機器筐体や投影部10を含む)との間には、図3に示すようにデッドスペースである隙間40(同図の斜線部分で示した4つの箇所40a、40b、40c、40dを参照)が生じる。本発明では、この隙間40の有効活用を図って電子機器の小型化を行う。
本実施形態では、投影部10を作動させる構成部品の一つである焦点調整機構50を隙間40内に入り込むように配置することにより、隙間40の有効活用を図り、電子機器全体の小型化を行っている。
焦点調整機構50は投影部10を構成する投影光学系に装備された焦点調整レンズ51(図1、図4の点線部分参照)の光軸上の位置を調整して投影部10の焦点位置を変えるものである。これにより投影部10からの投影画像のピント合わせが行われる。焦点調整レンズ51が装備された投影光学系の部分は、その光軸がコンデンサ30の軸線と平行になっている。換言すると、焦点調整レンズ51は、その移動(調整)方向がコンデンサ30の長手方向と平行となるように投影部10に配置されている。
焦点調整機構50は、図4及び図5に示すように、手動操作部52と、この手動操作部52によって焦点調整レンズ51を移動操作する焦点調整部53とを備える。
手動操作部52は、投影部10の天面(上面)に配置された操作部材52aと、この操作部材52aの一端に連結又は一体に配置されたアーム部52bとを備える。操作部材52aは、投影部10の天面に対して平行な状態で図1、図4に示す矢印B方向にスライド可能である。アーム部52bは、操作部材52aに対して略直角に配置され、図6に示すようにカム溝52cが形成される。このカム溝52cは、アーム部52bの一端(図6の右側)から他端(図6の左側)向けて下方に傾斜して延びる。
カム溝52cには、焦点調整部53を構成するアーム部53bに固定したカムピン53aがスライド可能に嵌合する。カム溝52cとカムピン53aは、操作部材52aの矢印B方向(図1、図4参照)の運動(移動)をアーム部53bの矢印C方向(矢印B方向と直交する方向 図1、図5参照)の運動(移動)に変換する運動方向変換機構として機能する。すなわち、カム溝52cとカムピン53aとからなるカム機構によって、投影部10の天面に対して平行な方向の操作部材52aの運動を、該天面に直交する方向のアーム53bの運動に変換する。
したがって、操作部材52aを矢印B方向に移動操作すると、それに連結又は一体のアーム部52bも同方向に移動し、アーム部52bに形成したカム溝52cによって該カム溝52cに嵌合したカムピン53aを矢印B方向と直交する矢印C方向に移動させる。この結果、アーム部53bがカムピン53aと共に矢印C方向に移動する。
焦点調整部53は、上述したカムピン53a及びアーム部53bと、直進ガイド53cと、ガイドバー53dとを備え、隙間40に入り込むように配置される。詳しくは、アーム部53bは、図4に示すように断面L字状で、隙間40の箇所40bから箇所40cを介して箇所40dまで延びてコンデンサ30を取り囲むようにして配置される。カムピン53aは箇所40bに配置されアーム部53bの一端に固定される。直進ガイド53cは箇所40cに配置されてアーム部53bの中間部をガイドする。ガイドバー53dは箇所40dに配置されてアーム部53bの他端又は焦点調整レンズ51と連結される。
アーム部53bの他端には焦点調整レンズ51が連結部材54(図1、図4の点線部分参照)を介して連結される。なお、焦点調整レンズ51を透明な合成樹脂で形成する場合には、アーム部53bと一体に形成することが可能である。
直進ガイド53cの軸線は、図5に示すようにコンデンサ30の長手方向(矢印C方向)と平行に延びている。直進ガイド53cには、その軸線方向一端寄りと他端寄りに(図5の上側と下側に)ガイドピン53eがそれぞれ固定されている。これらガイドピン53eは、アーム部53bに形成した矢印C方向に延びるガイド溝53f(図1参照)にスライド可能に嵌合している。アーム部53bはガイドピン53eとガイド溝53fとに案内されて矢印C方向に移動する。
ここで、コンデンサ30として通常その直径に比して長手方向の寸法が大きいものが使用されることから、隙間40の長手方向の寸法もそれに合わせて大きく設定されており、この隙間40の箇所40c内に配置されるガイドピン53e間の間隔も長く設定することができ、このためガイドピン53eとガイド溝53fとによって案内されるアーム部53bの直進性を向上させことが可能となる。
ガイドバー53dは、直進ガイド53cと同様にコンデンサ30の長手方向(矢印C方向)と平行に延びる。このガイドバー53dに案内されて焦点調整レンズ51は矢印C方向(操作部材52aの操作方向である矢印B方向と直交する方向)に移動する。
本実施形態では、焦点調整のための焦点調整レンズ51の移動量が微量で、手動で微調整するのが困難になるのを回避するため、操作部材52a(アーム部52b)の動きをアーム部53bに伝達する、カム溝52cとカムピン53aのカム機構において、操作部材52aの移動量を縮小してアーム部53bに伝達するようしてある。具体的には、図6に示すように、カム溝52cの左右方向(矢印B方向)の寸法Laと上下方向(矢印C方向)の寸法Lbの比を3:1に設定し、操作部材52a(アーム部52b)の移動量を3分の1に縮小してアーム部53bに伝達するようにしてある。
例えば、焦点調整のために焦点調整レンズ51を1mm移動させるには、操作部材52aを3mm動かせばよく、微調整が容易に行えるようにしてある。
上述したように本実施形態の電子機器では、焦点調整部53を構成する構成部品であるカムピン53a、アーム部53b、直進ガイド53c及びガイドバー53dを、隙間40内の箇所40b、40c、40dにそれぞれ配置してあるので、コンデンサ30として円柱状のものを採用することによって生じる隙間40の有効活用を図ることが出来る。
また、操作部材52aを矢印B方向に移動操作すると、アーム部52bも同方向に移動し、カム溝52cとカムピン53aのカム機構により、操作部材52aの移動量が3分の1に縮小されてアーム部53bに伝達され、アーム部53bが直進ガイド53cとガイドバー53dによってガイドされながら矢印C方向(矢印B方向と直交する方向)に移動する。この移動に伴って焦点調整レンズ51も同矢印C方向に移動調整され、焦点の微調整が容易に行える。
図7は本発明の他の実施形態を示す図で、アーム部52bのカム溝52cが形成された部分とカムピン53aを図4に示す上述した実施形態よりもコンデンサ30側に接近させて配置している。図7中、図4に示す部分と同一部分には同一符号を付してある。
この他の実施形態によれば、機器筐体内の空間を更に有効活用することが出来る。
上述した本実施形態では、直進ガイド53cを単独部品で構成した場合を示したが、機器筐体と一体にしてもよい。また、直進ガイド53cに配置されるガイドピン53eを直進ガイド53cと一体に成形してもよい。このようにすると、直進ガイド53cとガイドピン53eの配置位置の精度を向上させることが可能である。
また、本実施形態では、焦点調整機構50を隙間40に入り込むように配置して隙間40の有効活用を図った場合を示したが、これに限定されず、例えばズーム機構を隙間40に配置して隙間40の有効活用を図るようにしてもよい。
また、カム溝52cとカムピン53aのカム機構において入力側の移動量を縮小して出力側に伝達するようにした場合を示したが、これに限定されるものではなく、入力側の移動量を拡大して出力側に伝達するようにしてもよく、また入力側の移動量を縮小拡大することなくそのまま伝達するようにしてもよい。
さらに、円柱状部品として円柱状のコンデンサ30を投影部10に隣接して配置した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、電子機器を構成する他の円柱状部品を投影部10に隣接して配置してもよい。
さらにまた、投影部10に屈曲光学系を採用したが、これに限定されるものではない。
本発明の電子機器の一実施形態を示すもので、電子機器の内部構造を正面から見た概略図である。 図1のA−A線に沿う図である。 円柱状部品によって生じる隙間の説明平面図である。 投影部に隣接したコンデンサによって生じた隙間に配置される焦点調整機構の平面図である。 図4の焦点調整機構の側面図である。 焦点調整機構の手動操作部を構成する、カム溝が形成されたアーム部の側面図である。 本発明の電子機器の他の実施形態を示す図4と同様の平面図である。
符号の説明
10 投影部
20 カメラシステム
30 コンデンサ(円柱状部品)
40 隙間
50 焦点調整機構
51 焦点調整レンズ
52 手動操作部
53 焦点調整部

Claims (3)

  1. 投影部を有し、該投影部に隣接して円柱状部品が配置された電子機器であって、
    前記投影部の焦点を調整する焦点調整機構を、前記円柱状部品の周囲に生じた隙間に配置し
    撮影部が配置され、
    前記円柱状部品は、前記撮影部の閃光装置用コンデンサである
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記焦点調整機構は、手動操作部と該手動操作部によって移動操作される焦点調整部とを備え、
    前記手動操作部の操作方向と前記焦点調整部の移動方向とが互いに平行ではないことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項に記載の電子機器において、
    前記手動操作部の前記操作方向と前記焦点調整部の前記移動方向とが互いに直交することを特徴とする電子機器。
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