JP5244846B2 - 表示入力装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶パネル等の表示部とタッチパネル等の入力部を備えた表示入力装置、及び、表示入力装置を備えた複写機、複合機、プリンタ、FAX装置等の画像形成装置に関する。
例えば、複写機、複合機等の画像形成装置などでは、用いる機能の選択や設定等の入力を行うため、表示入力装置を備えることがある。例えば、表示入力装置は、画面や入力用のキーやボタンを表示するタッチパネル式の表示部や、各種ハードキー等を備える。ここで、同じ文字列を含むキー等が同時に表示される場合があり、キー等の押し間違いが生ずる場合がある。そこで、複数の情報を一覧表示する際、視認性を向上させようとする発明が特許文献1に記載されている。
具体的に、特許文献1には、予め設定された比較条件に基づいて、文字列からなる複数の情報のうち、基準情報と比較対象情報とを比較する比較手段と、比較手段による比較結果に基づいて、基準情報と比較対象情報とで相違している箇所を強調して文字列からなる複数の情報の一覧を表示する強調表示手段と、を有することを特徴とする情報処理装置が記載されている。この構成により、複数の情報を一覧表示する際に不一致箇所を容易に判別できるようにしようとする(特許文献1:請求項1、段落[0011]等参照)。
特開2006−195575号公報
特許文献1記載の発明によれば、確かに、不一致箇所を強調して表示できる。しかし、この発明では、不一致箇所が常に強調表示される。そのため、同一や類似の文字列が画面内に多数あると、強調表示される箇所が多くなる。従って、強調表示箇所が多いと、強調効果が相対的に弱くなり、むしろ見づらくなるという問題がある。
又、強調表示が多すぎれば、使用者は、見づらい、煩わしいと感じる場合がある。言い換えると、必要以上の強調表示に意味はなく、使用者に必要な部分にのみ強調表示されればよい。このように、特許文献1記載の発明は、表示部の画面がかえって見づらくなることで、キー等の押し間違いが生じ得るものであり、煩わしいと感じられ得るという問題がある。
本発明は、本発明は上記の点に鑑み、同一、類似の文字列が存在すると、常時、不一致箇所を強調表示するのではなく、必要と認められる場合にのみ強調表示を行い、表示部の画面を見やすい状態で保ち、使用者のキーの押し間違いを防ぐことを課題とする。
上記課題解決のため請求項1に係る表示入力装置は、少なくとも、文字列を含む領域である文字列領域を表示する表示部と、前記文字列領域に対しての操作を受け付ける入力部と、前記表示部に表示する画像用のデータを含むデータを記憶する記憶部と、前記表示部での表示を制御する表示制御部と、を有し、前記記憶部は、使用者によってなされた操作に応じて前記強調表示を行う前記文字列領域を定めたデータである予測データを記憶し、
前記表示制御部は前記表示部に表示された前記文字列領域のうち、隣接しあうそれぞれの前記文字列領域に同じ文字列が含まれるか否かを判断し、同じ文字列が含む前記文字列領域がその画面を表示した際に画面内に常時、固定的に表示される前記文字列領域か否かを確認し、同じ文字列が含まれ、隣接しあい、固定的に表示されるそれぞれの前記文字列領域のうち、いずれか一方又は両方の前記文字列領域が、前記予測データに含まれる場合、同じ文字列以外の文字を前記表示部に強調表示させることとした。
この構成によれば、表示部に表示された文字列領域のうち、隣接しあうそれぞれの固定的な文字列領域に同じ文字列が含まれるか判断され、同じ文字列が含まれる場合、表示部は、同じ文字列以外の文字を強調表示する。これにより、キーやボタン等の文字列領域のうち隣接しあう文字列領域で同じ文字列が存在するような、使用者による誤認や押し間違いが生じやすい場合にのみ強調表示がなされる。従って、押し間違え等を防ぐ上で、強調表示の必要性が高い文字列領域に対してのみ強調表示を行うことができる。又、使用者の押し間違えや誤認を効果的に防ぐことができ、強調表示が表示部の画面内に氾濫することがない。ここで、1つの操作、入力に対し、次になされる操作、入力を予測できる場合がある。例えば、装置に接続されたメモリ内のデータに基づいた印刷が完了すれば、メモリの取り外しがなされる可能性が高いと予測できる。そこで、この構成によれば、入力部への操作に応じて強調表示を行う文字列領域を定めたデータである予測データを用意しておく。そして、表示部は、隣接しあう固定的な文字列領域のうち、いずれか一方の文字列領域が予測データに含まれる場合、同じ文字列以外の文字を強調表示する。予測データを用いることにより、操作、入力される可能性が高い文字列領域に対してのみ強調表示が行われる。従って、強調表示の必要性が高い文字列領域に対してのみ強調表示を行うことができる。又、使用者に対し、次の操作を誘導する効果もある。
又、請求項2に係る発明は、請求項1の発明において、前記記憶部は、前記文字列領域が強調表示の対象となるか否かを判断するためのデータで、1又は複数の文字列としての単語を含む単語データを記憶し、前記表示制御部は、前記表示部に表示された前記文字列領域のうち、隣接しあうそれぞれの前記文字列領域が前記単語データに含まれる同じ単語を含むか否かを判断し、含まれる場合、同じ単語以外の文字を前記表示部に強調表示させることとした。
この構成によれば、表示部に表示された文字列領域のうち、単語データに含まれる文字列としての単語であって、同じ単語が隣接しあうそれぞれの文字列領域に同じ文字列が含まれるか否かが判断され、同じ文字列が含まれる場合、同じ文字列以外の文字が強調表示される。これにより、単語を単位として同じ文字列が含まれるか判断され、同じ単語を含む場合にのみ強調表示がされる。
又、請求項に係る発明は、請求項1又は2の発明において、前記表示部は、前記記憶部又は表示入力装置と直接的又は間接的に接続される記憶装置内のデータを示す前記文字列領域を複数並べて表示し、前記表示制御部は、前記記憶装置内のデータを示す前記文字列領域を固定的ではなく変動的な前記文字列領域と判断し、変動的な前記文字列領域については、前記記憶部又は前記記憶装置に記憶されるデータの作成や更新が行われた日時を示すタイムスタンプを確認し、前記記憶部又は前記記憶装置に記憶されるデータに対応する前記文字列領域については、予め定められた時間的な基準に合致する文字列領域についてのみ、表示部に強調表示させることとした。
この構成によれば、現在から予め定められた期間内に作成、更新されたデータを示す文字列領域について、隣接する文字列領域に同じ文字列が含まれるか否かが判断され、同じ文字列が含まれる場合、表示部は、同じ文字列以外の文字を強調表示する。これにより、作成、更新された日付が新しく、混同しやすい文字列領域に絞って、強調表示を行うことができる。
又、請求項に係る発明は、請求項の発明において、前記基準は、前記記憶部又は前記記憶装置に記憶されるデータのうち、最新であることとした。
この構成によれば、同じ文字列が含まれる場合、表示部は、最も新しいデータに対応する文字列領域についてのみ、強調表示する。これにより、最も、作成、更新された日付が新しく、内容に不慣れなデータに対応する文字列領域に絞って、強調表示を行うことができる。
又、請求項に係る発明は、請求項1乃至の発明において、前記記憶部は、各前記文字列領域について前記強調表示を行った回数を記憶し、前記表示制御部は、前記強調表示を行った回数が予め定められた回数を超えた固定的に表示される前記文字列領域では、前記表示部に前記強調表示を行わせないことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示入力装置。
強調表示が繰り返されると、使用者は、次第に慣れ、キーとしての文字列領域の機能やデータの内容を把握し、記憶する。そこで、この構成によれば、表示部は、強調表示を行った回数が予め定められた回数を超えた文字列領域では強調表示を行わせない。これにより、強調表示の必要が無くなっているのに、強調表示が続けられることが無くなり、使用者が煩わしいと感じる不快感をなくすことができる。
又、請求項に係る発明は、請求項の発明において、前記入力部は、使用者を特定するための入力を受け付け、前記記憶部は、使用者ごとに、各前記文字列領域について前記強調表示を行った回数を記憶することとした。
この構成によれば、使用者ごとに、各文字列領域について強調表示を行った回数が記憶される。これにより、使用者にあわせた強調表示が実施され、効果的に使用者の押し間違えや誤認を防ぎつつ、慣れたころには、強調表示がなされなくなり、使用者に煩わしさを感じさせることもない。
又、請求項に係る発明は、請求項2乃至6の発明において、前記入力部は、前記単語データの編集入力を受け付け、前記記憶部は、前記入力部に対する入力に従い、前記単語データを更新することとした。
この構成によれば、記憶部は、入力部に対する入力に従い、単語データを更新する。これにより、使用者は、単語データの追加、編集、削除等を行うことができる。従って、使用者の意図を反映させた強調表示を行うことができる。
又、請求項に係る発明は、請求項1乃至の発明において、前記入力部は、予め用意された複数種の前記強調表示の種類の選択入力を受け付け、前記表示部は、前記入力部で選択された前記強調表示の種類で、前記強調表示を行うこととした。
この構成によれば、表示部は、入力部で選択された強調表示の種類で強調表示を行う。これにより、使用者は、好みの強調表示を選択することができる。従って、使用者の意図を反映させた強調表示を行うことができる。
又、請求項に係る発明は、請求項1乃至の発明において、前記入力部は、前記文字列領域の隣接範囲を設定する入力を受け付け、前記表示制御部は、前記入力部で設定された前記文字列領域の隣接範囲で、前記同じ文字列が含まれるか否かの判断を行い、前記表示部に強調表示させることとした。
この構成によれば、入力部で設定された文字列領域の隣接範囲で、同じ文字列が含まれるか否かの判断と、強調表示が行われる。これにより、使用者は、隣接範囲を広げる設定を行って、強調表示を増やす方向に設定することができる。
又、請求項10に係る画像形成装置は、請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示入力装置を備えることとした。
この構成によれば、画像形成装置に誤認、押し間違えを防ぐ上で、強調表示の必要性が高い文字列領域に対して強調表示がなされる表示入力装置が装備される。これにより、設定ミスや誤認を効果的に防ぐことができる画像形成装置を提供することができる。
上述したように、本発明では、画面内に同じ文字列が存在しても、常時、固定的に不一致箇所を強調表示せず、必要と認められる部分、場合にのみ強調表示を行うことができる。これにより表示部の画面を常に見やすい状態で保ち、使用者のキーの押し間違いを防ぐことができる。
実施形態に係る複合機の一例を示す正面模型的断面図である。 実施形態に係る操作パネルの一例を示す平面図である。 実施形態に係る複合機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る液晶表示部での強調表示の一例を示す説明図である。 実施形態に係る単語データの一例を示す説明図である。 実施形態に係る予測データの一例を示す説明図である。 実施形態に係る操作パネルでのログイン画面の一例を示す説明図である。 ソフトキーボード画面の一例を示す説明図である。 実施形態に係る強調表示回数データの一例を示す説明図である。 実施形態に係る強調表示の基本画面の一例を示す説明図である。 実施形態に係る単語データ管理画面の一例を示す説明図である。 実施形態に係る強調種類選択画面の一例を示す説明図である。 実施形態に係る隣接範囲設定画面の一例を示す説明図である。 実施形態に係る強調表示制御の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図1〜図14を用いて説明する。ここで、本実施形態では、操作パネル1(表示入力装置に相当)を含む複合機100(画像形成装置に相当)を例に挙げて説明する。但し、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定するものではなく単なる説明例にすぎない。
(複合機100の概略)
まず、図1を用いて、本発明の実施形態に係る操作パネル1を備えた複合機100の概略を説明する。図1は本発明の実施形態に係る複合機100の一例を示す正面模型的断面図である。
まず、図1に示すように、複合機100の正面前方には、複合機100の表示入力装置としての操作パネル1が設けられる(波線で図示、詳細は後述)。そして、上部に画像読取部2と原稿搬送装置3が設けられる。又、複合機100は、本体内部に、給紙部4、搬送路5、画像形成部6、中間転写部7、定着部8等を備える。
原稿搬送装置3は、読み取る原稿が載置される原稿トレイ31を有する。そして、原稿搬送装置3は、原稿トレイ31から原稿を1枚ずつ、自動的に連続して読取位置(送り読取用コンタクトガラス21)に搬送する。又、原稿搬送装置3は、図1の紙面奥側を支点として画像読取部2に上下方向に開閉自在に取り付けられ、画像読取部2のコンタクトガラス(送り読取用コンタクトガラス21及び載置読取用コンタクトガラス22)を上方から押さえるカバーとして機能する。
次に、画像読取部2は、図1に示すように、上面に送り読取用コンタクトガラス21と書籍等の原稿を1枚ずつ読み取る際に原稿を載置する載置読取用コンタクトガラス22を含む。画像読取部2内には、ランプ、ミラー、レンズ、イメージセンサ等(不図示)が配される。イメージセンサは、送り読取用コンタクトガラス21を通過する原稿、あるいは、載置読取用コンタクトガラス22に載置された原稿の反射光を元に、原稿を読み取る。そして、イメージセンサは、反射光を画像濃度に応じたアナログの電気信号に変換し、その後、量子化を行い、その結果、原稿の画像データが得られる。尚、本実施形態の画像読取部2は、カラーでも読み取り可能であり、白黒でも読み取り可能である。
複合機100本体内の複数の給紙部4は、それぞれ、各サイズ(例えば、A4、B4等のA型、B型用紙等)、各種用紙(例えば、コピー用紙、再生紙、厚紙、OHPシート等)を複数枚収容する。各給紙部4は、それぞれ回転駆動する給紙ローラ41を備え、印刷時、1枚ずつ搬送路5に用紙を送り込む。
搬送路5は、給紙部4から画像形成部6を経て、排出トレイ56まで、装置内で用紙を搬送する通路である。そして、搬送路5には、用紙の案内のためのガイド板や、用紙搬送時に回転駆動する搬送ローラ対51、52、53や、搬送される用紙を画像形成部6の手前で待機させ、形成されたトナー像の転写タイミングに合わせ用紙を送り出すレジストローラ対54等が設けられる。
画像形成部6は、複数の画像形成ユニット60(ブラック用の60Bk、イエロー用の60Y、シアン用の60C、マゼンタ用の60M)と露光装置61を含む。露光装置61は、画像読取部2で読み取られた画像データや後述の記憶装置92に記憶される画像データ等に基づき、レーザ光を点消灯しつつ出力し、各感光体ドラムを走査露光する。画像形成ユニット60は、回転駆動可能に支持された感光体ドラムや、感光体ドラムの周囲に配設された帯電装置、現像装置、清掃装置等を備える。そして、各画像形成ユニット60と露光装置61によって、感光体ドラムの周面上にトナー像が形成される。
中間転写部7は、各画像形成ユニット60からトナー像の1次転写を受け、シートに2次転写を行う。中間転写部7は、各1次転写ローラ71Bk〜71M、中間転写ベルト72、駆動ローラ73、複数の従動ローラ74、2次転写ローラ75、ベルト清掃装置76等で構成される。各1次転写ローラ71Bk〜71Mは、対応する感光体ドラムと無端状の中間転写ベルト72を挟み込む。各1次転写ローラ71Bk〜71Mには、転写用電圧が印加され、トナー像は中間転写ベルト72に転写される。
中間転写ベルト72は、駆動ローラ73等に張架され、モータ等の駆動機構(不図示)に接続される駆動ローラ73の回転駆動により周回する。又、駆動ローラ73は、2次転写ローラ75とで中間転写ベルト72を挟み込む。各画像形成ユニット60で形成されたトナー像(ブラック、イエロー、シアン、マゼンタの各色)は、順次、ずれなく重畳して中間転写ベルト72に1次転写された後、所定の電圧を印加された2次転写ローラ75により、シートに転写される。
定着部8は、用紙に転写されたトナー像を定着させる。定着部8は、主として、発熱体を内蔵する加熱ローラ81とこれに圧接する加圧ローラ82で構成される。そして、用紙が、加熱ローラ81と加圧ローラ82のニップを通過すると、トナーが溶融・加熱され、トナー像が用紙に定着する。定着部8から排出された用紙は、排出ローラ対55によって、排出トレイ56に排出される。
(操作パネル1)
次に、図2を用いて、本発明の実施形態に係る操作パネル1の一例を説明する。図2は本発明の実施形態に係る操作パネル1の一例を示す平面図である。
操作パネル1(表示入力装置に相当)は、図1及び図2に示すように、複合機100の正面上方に設けられ、複合機100の設定や動作指示を与えるためのメニューやキー(図5等参照)や、複合機100等の状態のメッセージ等の各種画像、画面を表示する液晶表示部11(表示部に相当)を有する。使用者は、液晶表示部11に表示されたキーを押下し、複合機100のコピーにおける各種設定や動作指示を行える。
そして、タッチパネル部12(入力部に相当)が液晶表示部11の上面に設けられる。タッチパネル部12は、液晶表示部11のうち、使用者に押下された部分の位置、座標を検出するためのものである。このタッチパネル部12を用いた検出座標と、液晶表示部11に示される各種キーの位置、座標を比較し、使用者が押下したキーが特定される。尚、タッチパネル部12としては、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、静電容量方式等、各方式のものを採用でき特に制限はない。
又、操作パネル1には、以下のようなハードとしてのキー(ボタン)が設けられる。例えば、数字入力用のテンキー部13や、各種設定後、コピー等のジョブ開始指示用のスタートキー14等が設けられる。又、コピー機能を利用する際に押下されるコピーキー15、スキャナ、FAX等、データ送信機能を利用する際に押下される送信キー16等が設けられる。又、複合機100内に蓄積、記憶された画像データや印刷用データの印刷や送信等を行う際に押下される文書ボックスキー17も設けられる。このように、操作パネル1には、タッチパネル部12や各種ハードキーが備えられ、タッチパネル部12や各種ハードキーは、複合機100の各機能について、各種設定、モード選択等を行う入力部として機能する。
(複合機100等のハードウェア構成)
次に、図3を用いて、本発明の実施形態に係る複合機100のハードウェア構成の一例を説明する。図3は、本発明の実施形態に係る複合機100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
まず、複合機100の本体側から説明する。複合機100本体内には、制御部9が設けられる。制御部9は、例えば、操作パネル1、原稿搬送装置3、画像読取部2、給紙部4、搬送路5、画像形成部6、定着部8等と接続され、これらの制御を行う。
制御部9は、例えば、CPU91等の素子を含む。CPU91は記憶装置92(記憶部に相当)に格納され、展開される制御プログラムに基づき演算等を行い、複合機100の各部を制御する。尚、制御部9は、全体制御や画像処理を行うメイン制御部や、画像形成や各種回転体を回転させるモータ等のON/OFF等を行い、印刷を制御するエンジン制御部等、機能ごとに分割して複数種設けられてもよい。本説明では、これらを1つの制御部としてまとめた形態を示し、説明する。
記憶装置92は、制御部9と接続される。記憶装置92は、ROM、RAM、HDD等の不揮発性と揮発性の記憶装置92を組み合わせて構成される。記憶装置92は、複合機100の制御用プログラム、制御用データ、設定データ、画像データ等の各種データを記憶できる。
そして、制御部9は、各種コネクタ、ソケットやFAXモデム等を備えたインターフェイス部(以下、I/F部93)と接続される。I/F部93はネットワークや公衆回線等により複数の外部のコンピュータ200(例えば、パーソナルコンピュータ)や相手方FAX装置300(図7では、いずれも便宜上1つのみ図示)と接続される。例えば、画像読取部2で得られた画像データを記憶装置92に記憶させることや、外部のコンピュータ200や、相手方FAX装置300に送信することができる(スキャナ機能、FAX機能)。又、外部のコンピュータ200や相手方FAX装置300から送信され、複合機100に入力される画像データに基づき印刷、FAX送信等を行うこともできる(プリンタ機能、FAX機能)。
又、I/F部93は、補助記憶装置400と接続できる。尚、コンピュータ接続用、FAX装置300接続用、補助記憶装置400接続用の3つのI/F回路が別々に設けられてもよいが、図3では便宜上1つとして示している。
補助記憶装置400は、例えば、USBメモリ、コンパクトフラッシュ(登録商標)等、携帯可能な記憶装置である。補助記憶装置400は、半導体メモリに限らず、磁気記憶式のものや、光学読取式のものなどでもよく、補助記憶装置400としての機能を有すれば、特に制限はない。そして、使用者は、コンピュータ200等で補助記憶装置400に印刷用データ(例えば、PDFデータやJPEGデータ等)を記憶させる。そして、補助記憶装置400をI/F部93に接続し、補助記憶装置400内の印刷用データに基づき、印刷を行うことができる。
又、制御部9は、操作パネル1になされた入力を認識し、使用者の設定にあわせてコピー等が行われるように複合機100を制御する。例えば、操作パネル1で、使用する給紙部4を指定してコピーする旨が設定されると、制御部9は、指定された給紙部4から給紙を行わせる。又。操作パネル1で指定された送信先に、制御部9はI/F部93から画像データを送信させる。又、接続された補助記憶装置400から印刷用データを用いて印刷を行う旨が設定されると、制御部9は、I/F部93に補助記憶装置400と通信を行わせ、印刷用データを取得し、印刷用データに基づき、印刷を画像形成部6等に行わせる。
又、例えば、制御部9には、画像読取部2で原稿を読み取って得られた画像データやI/F部93を介して複合機100に入力された画像データに対し、画像処理を施す画像処理部94が設けられる。画像処理部94が処理した画像データは、例えば、露光装置61に送信され、感光体ドラムの走査・露光に用いられ、又、I/F部93に送信され、外部に発信される。
本実施形態の操作パネル1は、表示制御部10、メモリ18(記憶部に相当)、ドライバ回路19、液晶表示部11、タッチパネル部12を有する。表示制御部10は、CPUやIC等で構成され、液晶表示部11の表示を制御し、タッチパネル部12の出力を受け、液晶表示部11で押下された座標を特定する。タッチパネル部12の出力と座標の対応を示すテーブル等のデータは、メモリ18に記憶される。表示制御部10は、押下位置の座標と各設定画面の画像データを比較する等により、設定画面上で選択された(押下された)キー(ボタン)を特定、認識する。
具体的に、複合機100の各機能の設定項目を選択し、設定値を設定するには、液晶表示部11における最上層の表示から、液晶表示部11に表示されるキーの選択を繰り返す。そして、キー選択ごとに、表示制御部10は、液晶表示部11の表示を切り換えさせ、最終的に、選択、設定しようとする機能の設定値が設定される。表示制御部10は、この機能の選択、設定が行われたことを認識し、その内容を本体の制御部9に送信する。これにより、制御部9は、操作パネル1で選択、設定された機能を反映した動作を画像形成部6等の各部に行わせる。そして、使用者の意思が、印刷、送信等において反映される(例えば、濃度設定や拡大縮小など)。
そして、液晶表示部11が表示する画面、画像の画像データは、例えば、操作パネル1内のメモリ18に記憶される。従って、表示制御部10は、設定項目の選択画面や各設定画面中のキーが押下されるごとに、表示制御部10は、次に表示すべき画面の画像データをメモリ18から読み出す。
又、液晶表示部11が表示する画面、画像の画像データは、例えば、本体側の記憶装置92に記憶させてもよい。この場合、操作パネル1は、液晶表示部11で表示を行うための画像データを、制御部9を介し、記憶装置92から受信する。この画像データを受けて、表示制御部10は、液晶画面の表示を実際に制御するドライバ回路19に指示を与える。尚、操作パネル1には、表示制御部10やメモリ18を設けず、表示制御部10、メモリ18の機能を制御部9の構成(CPU91や記憶装置92)に代用させても良い。言い換えると、本体側の制御部9や記憶装置92を、操作パネル1の制御部や記憶部として機能させてもよい。
(文書ボックス画面S1の概要)
次に、図4を用い、本発明の実施形態に係る液晶表示部11での強調表示の一例を説明する。図4は、本発明の実施形態に係る液晶表示部11での強調表示の一例を示す説明図である。
まず、図4は、複合機100に実装される記憶部(記憶装置92やメモリ18)や、複合機100に接続された補助記憶装置400に記憶、蓄積され、画像データを含む印刷用データ(例えば、PDFやJPEG等)の取り扱いを行うための文書ボックス画面S1である。そこで、文書ボックス画面S1の概要を説明する。
例えば、操作パネル1の文書ボックスキー17が押下されると、表示制御部10は、図4に示すような、液晶表示部11に文書ボックス画面S1を表示させる。文書ボックス画面S1には、左から、カスタムボックスタブTB1、ジョブボックスタブTB2、リムーバブルメモリタブTB3、FAXボックスタブTB4の4つのタブが配される。尚、図4は、リムーバブルメモリタブTB3が押下された状態を示している。ここで、各タブは文字列を含み、実線で区画された一定の領域を有する文字列領域の一種である。
リムーバブルメモリタブTB3は、I/F部93に接続された補助記憶装置400内の印刷用データ(ファイル)を取り扱う際に押下される。制御部9は、リムーバブルメモリタブTB3が押下された旨を表示制御部10から受けると、I/F部93に補助記憶装置400内のファイル数、ファイル名等を取得させ、表示制御部10に転送する。そして、表示制御部10は、一覧表示エリアAにファイル名を一覧表示させる。
図4に示す例では、補助記憶装置400に「Document1」、「Document2」、「Secret Document」の3つのファイルと、「Folder1」、「Folder2」の2つのフォルダが含まれていることを示す。各ファイル名やフォルダ名は、横長の実線の矩形のバーBR内に示され、複数のバーBRが積み重ねられて一覧表示される。ここで、各バーBRは、文字列を含み、実線で区画された一定の領域を有する文字列領域である。
又、ファイル名やフォルダ名の左には、ファイルかフォルダかの区別を示すアイコンが表示される。図4に示す例では、ファイルには、文書を示すアイコンが、フォルダには、フォルダを示すアイコンが付された状態の一例を示している。又、各アイコンの左側に、チェックボックスが設けられる。表示制御部10は、使用者によって押下されたバーBRを認識すると、液晶表示部11にチェックボックス内にチェックを表示させる。そして、チェックが入れられたバーBRのファイルが各種操作の対象とされる。
尚、フォルダを示すバーBRが押下された旨が、表示制御部10から制御部9に伝えられる。そうすると、制御部9は、I/F部93に押下されたフォルダ内のファイル数やファイル名等を補助記憶装置400から取得させ、表示制御部10に転送する。そして、表示制御部10は、一覧表示エリアAに、フォルダ内のファイル名を一覧表示させる。尚、補助記憶装置400内の階層を戻る場合、文書ボックス画面S1の右に配されるUpキーK1を押下すればよい。
一覧表示エリアAの周囲には、補助記憶装置400内のファイルの操作を行うためのキーが複数配される。文書ボックス画面S1の右から順に、メモリ情報キーK2、取り外しキーK3、蓄積キーK4、詳細キーK5、プリントキーK6、デリートキーK7が配される。ここで、各キーも、文字列を含み、実線で区画された一定の領域を有する文字列領域である。
メモリ情報キーK2は、補助記憶装置400の情報を閲覧する際に押下される。例えば、表示制御部10は、メモリ情報キーK2の押下を認識すると、制御部9にその旨を伝達する。制御部9は、I/F部93に補助記憶装置400の情報(例えば、補助記憶装置400の種類、容量、記憶ファイル数等)を取得させる。表示制御部10は、この情報を制御部9から受け、液晶表示部11に補助記憶装置400の情報を表示させる。
取り外しキーK3は、補助記憶装置400を安全に取り外す際に押下される。表示制御部10は、取り外しキーK3の押下を認識すると、制御部9にその旨を伝達する。制御部9は、I/F部93に補助記憶装置400を安全に取り外せる状態とすべき旨の指示を与える。この指示を受け、I/F部93は、補助記憶装置400への電源ラインやデータラインをOFFし、電気的にI/F部93と補助記憶装置400を切断した状態とする。これにより、補助記憶装置400内のデータの破損無く、補助記憶装置400を取り外すことができる。
蓄積キーK4、詳細キーK5、プリントキーK6、デリートキーK7は、補助記憶装置400内のファイルの操作用のキーである。蓄積キーK4は、補助記憶装置400内のファイルを本体の記憶装置92にコピーする際に押下される。表示制御部10は、蓄積キーK4の押下を認識すると、対象ファイル(チェックが入れられたファイル)やその旨を制御部9に伝達する。例えば、制御部9は、I/F部93に対象ファイルの読み出しを指示する。この指示を受け、I/F部93は、補助記憶装置400から対象ファイルを読み出す。そして、対象ファイルが記憶装置92に蓄積される。
詳細キーK5は、補助記憶装置400内のファイルの詳細を液晶表示部11に表示させる際に押下される。表示制御部10は、詳細キーK5の押下を認識すると、対象ファイル(チェックが入れられたファイル)やその旨を制御部9に伝達する。例えば、制御部9は、I/F部93に対象ファイルの詳細情報の取得を指示する。通常、ファイルには、タイムスタンプ(作成や更新の最新日時)や、ファイルサイズ等のデータが含まれる。この指示を受け、I/F部93は、補助記憶装置400から対象ファイルのタイムスタンプ等の情報を読み出す。そして、この情報は、表示制御部10に転送され、表示制御部10は、対象ファイルの詳細情報を表示する。
プリントキーK6は、補助記憶装置400内のファイルを印刷する際に押下される。表示制御部10は、プリントキーK6の押下を認識すると、対象ファイル(チェックが入れられたファイル)やその旨を制御部9に伝達する。この指示を受け、I/F部93は、補助記憶装置400から対象ファイルを読み出す。そして、制御部9は、対象ファイルに基づいて、画像形成部6や画像処理部94等を用いて印刷を行わせる。
デリートキーK7は、補助記憶装置400内のファイルを削除する際に押下される。表示制御部10は、デリートキーK7の押下を認識すると、対象ファイル(チェックが入れられたファイル)やその旨を制御部9に伝達する。例えば、制御部9は、I/F部93に対象ファイルの削除を指示する。この指示を受け、I/F部93は、補助記憶装置400から対象ファイルを削除させる。
以上、リムーバブルメモリタブTB3が押下された際について説明した。例えば、カスタムボックスタブTB1は、本体の記憶装置92に記憶させた画像データ等を扱う際に押下されるタブである。又、ジョブボックスタブTB2は、外部のコンピュータ200から送信され、記憶装置92に一時的に蓄積されている印刷用データを扱う際に押下されるタブである。FAXボックスタブTB4は、記憶装置92に一時的に蓄積されたFAXの送受信のジョブのデータを扱う際に押下されるタブである。いずれのタブが押下されても、記憶されたファイル等のデータが、印刷等のため扱われる。
そのため、いずれのタブが押下されても、一覧表示エリアAにファイル等を示すバーBRが並列表示され、一覧表示エリアAの周囲に、各キーが配される基本的な構成は変わらない。例えば、カスタムボックスタブTB1が押下されると、一覧表示エリアAに記憶装置92に蓄積されたファイルを示すバーBRが表示され、リムーバブルメモリタブTB3が押下された際と同じように、蓄積キーK4、詳細キーK5、プリントキーK6、デリートキーK7等の各キーが表示されてもよい。言い換えると、タブの目的、用途にあわせて一覧表示エリアAに表示されるファイルが異なるが、配置されるキーについて、いずれのタブが押下されても同様でよい。尚、各タブの目的にあわせ、キーが表示されてもよい(例えば、FAXボックスタブTB4が押下された場合、送信用キーが別途配される等)。
(固定的な文字列領域の強調表示の概要)
次に、図4、図5を用いて、キー、タブ等の固定的な文字列領域の強調表示の概要を説明する。尚、本説明では、文字色を変更して強調表示を行う例を説明する。図5は、本発明の実施形態に係る単語データD1の一例を示す説明図である。
液晶表示部11は、その画面を表示した際、画面内に、常時表示されるキーやタブといった固定的に表示される文字列領域を表示する。そして、本実施形態では、隣接するキー、タブで同じ文字列が含まれていて、条件が合致すれば、隣接するキーやタブ等に含まれる文字列のうち、重複しない部分の文字列が強調表示される。
具体的に、表示制御部10は、画面内に、単語データD1に含まれる文字列を含むキーやタブが存在するかを確認する。例えば、単語データD1は、図5に示すようにテーブル状のデータである。単語データD1は、例えば、操作パネル1内のメモリ18に記憶される(記憶装置92に記憶させておいてもよい)。
更に、表示制御部10は、単語データD1に含まれる文字列であって、同じ文字列を含む2つのキーやタブが隣接関係にあるかを確認する。例えば、表示制御部10は、キーやタブの間に、他のキーやタブが存在するか否かによって、隣接関係にあるか否かを定める。尚、表示制御部10は、例えば、文字列領域の端部からの距離に基づき隣接関係か否かを定めてもよい。従って、必ずしもキーやタブ同士が接している必要はない。
例えば、図5に示す単語データD1には、「Memory」、「Box」といった文字列が含まれる。例えば、図4に示す例で言えば、表示制御部10は、文書ボックス画面S1内に「Memory」の文字列を含むキーとして、メモリ情報キーK2と取り外しキーK3の存在を確認する。又、例えば、表示制御部10は、文書ボックス画面S1内に「Box」の文字列を含むキーやタブとして、カスタムボックスタブTB1、ジョブボックスタブTB2、FAXボックスタブTB4の存在を確認する。
そして、表示制御部10は、「Memory」の文字列に関し、メモリ情報キーK2と取り外しキーK3が隣接関係にあるかを確認する。文書ボックス画面S1では、メモリ情報キーK2と取り外しキーK3は位置的に近く、メモリ情報キーK2と取り外しキーK3の間にキーやタブは存在しない。そこで、表示制御部10は、隣接関係にあると判断し、図4に示すように、メモリ情報キーK2と取り外しキーK3内の文字列のうち、「Memory」以外の文字列の表示色を変化させる。
例えば、通常の文字色が黒色ならば、メモリ情報キーK2に関しては「Infomation」の文字を、取り外しキーK3に関しては「Remove」の文字を黒色及びキーの背景色以外の色(例えば、赤色)で表示する。尚、強調方法は選択でき、その詳細は後述する。
又、表示制御部10は、「Box」の文字列に関し、カスタムボックスタブTB1、ジョブボックスタブTB2、FAXボックスタブTB4メモリが隣接関係にあるかを確認する。文書ボックス画面S1では、カスタムボックスタブTB1、ジョブボックスタブTB2は位置的に近く、間にキーやタブは存在しない。そこで、表示制御部10は、図4に示すように、カスタムボックスタブTB1、ジョブボックスタブTB2は隣接関係にあると判断し、文字列のうち、「Box」以外の文字列の表示色を変化させる。尚、強調方法は、メモリ情報キーK2と取り外しキーK3の場合と同様である。
一方、文書ボックス画面S1では、FAXボックスタブTB4とジョブボックスタブTB2の間に、リムーバブルメモリタブTB3が存在する。そのため、表示制御部10は、この場合では、FAXボックスタブTB4とジョブボックスタブTB2は隣接関係にないと判断する。そこで、図4に示すように、表示制御部10は、FAXボックスタブTB4では強調表示を行わせない。尚、隣接関係にあるか否かの範囲は、設定でき、その詳細は後述する。
(キー、タブの予測強調表示)
次に、図4、図6を用いて、本発明の実施形態に係り、予測を行った上での強調表示を説明する。図6は、本発明の実施形態に係る予測データD2の一例を示す説明図である。
強調表示の概要を図4、図5を用いて説明した。しかし、隣接関係にあった場合、全てのキーやタブで強調表示を行うと、強調表示だらけとなり、かえって見づらくなる場合がある。そこで、本実施形態の操作パネル1では、次になされる操作(次に押下されるキーやタブ)を予測した上で強調表示を行う。
次に使用者によってなされる操作の予測には、図6に示すような予測データD2が用いられる。予測データD2は予め定められたものである。例えば、予測データD2は、操作パネル1内のメモリ18に記憶される(記憶装置92に記憶させておいてもよい)。予測データD2は、文書ボックス画面S1に関するものだけではなく、他の画面に関してのものも含めることができる。
予測データD2には、使用者によってなされた操作を条件として、強調表示の対象となるタブ、キーが定められる。例えば、文書ボックスキー17が押下され、液晶表示部11が、文書ボックス画面S1を表示した際(いずれかのタブが押される前)では、使用者は所望するタブを押すことが予測される。
そこで、図6に示すように、例えば、文書ボックス画面S1が呼び出された後、いずれかのタブが押下される前に、各タブが強調表示の対象とされる。従って、文書ボックスキー17が押下された後、いずれのタブも押下されていなければ、図4に示すように、カスタムボックスタブTB1、ジョブボックスタブTB2が強調表示される。一方で、条件を満たさない場合(いずれかのタブが押下されると)、カスタムボックスタブTB1、ジョブボックスタブTB2は強調表示されなくなる。
又、例えば、補助記憶装置400がI/F部93に接続されると、使用者は、いずれ補助記憶装置400を取り外すことが予測される。又、補助記憶装置400がI/F部93に接続されると、使用者は、補助記憶装置400の情報を確認することが予測される。そこで、図6に示すように、例えば、補助記憶装置400が接続された状態では、取り外しキーK3やメモリ情報キーK2が強調表示の対象とされる。一方、条件を満たさない場合、取り外しキーK3やメモリ情報キーK2は強調表示されない。
このように、本実施形態では、予測データD2に定められた条件に沿って対象となるキーやタブの文字列領域のみを対象として、強調表示を行うことができる。言い換えると、本実施形態では、使用者が押下するキーやタブを予測し、押下されるキーやタブのみを対象として強調表示を行うことができる。尚、上記の例は、一例であり、条件や対象となるキー等を更に多数、予測データD2に含めることができる。
(変動的な文字列領域の強調表示)
次に、図4、図5を用いて、ファイル名やフォルダ名等の変動的な文字列領域の強調表示の概要を説明する。尚、本説明でも、文字色を変更して強調表示を行う例を説明する。
液晶表示部11は、一覧表示エリアAに、補助記憶装置400や本体の記憶装置92に記憶されるファイルやフォルダを文字列領域であるバーBRを積み重ねて表示する。尚、各バーBRの内容は、取り付けられる補助記憶装置400によって変わる。そして、本実施形態では、基本的に、隣接するバーBRで同じ文字列があれば、隣接するバーBRに含まれる文字列であって、重複しない部分の文字列が強調表示される。
具体的には、表示制御部10は、キーやタブの場合と同様、一覧表示エリアAに表示されるファイル名やフォルダ名に、単語データD1に含まれる文字列と一致するものがあるかを確認する。
更に、表示制御部10は、単語データD1に含まれる文字列であって、同じ文字列を含む2つのバーBRが隣接関係にあるかを確認する。尚、隣接関係については、キーやタブの場合の考え方と同様でよい。
例えば、図5に示す単語データD1には、「Document」、「Folder」といった文字列が含まれる。例えば、図4に示す例で言えば、表示制御部10は、一覧表示エリアAで「Document」の文字列を含むバーBRとして、「Document1」、「Document2」、「Secret Document」の存在を確認する。又、例えば、表示制御部10は、一覧表示エリアAで「Folder」の文字列を含むバーBRとして、「Folder1」、「Folder2」の存在を確認する。
そして、表示制御部10は、確認した各バーBRについて、隣接関係にあるかを確認する。例えば、図4の文書ボックス画面S1の表示状態では、「Document1」、「Document2」の間にバーBRは存在せず、「Document2」と「Secret Document」の間には2つのバーBRが存在する。そこで、表示制御部10は、図4に示すように、「Document1」と「Document2」のうち、「Document」以外の文字列の表示色を変化させる。又、「Folder1」、「Folder2」についても同様に、「Folder」以外の文字列が強調表示される。尚、強調表示の方法は、キーやタブの場合と同様でよい。
(変動的な文字列領域の限定的強調表示)
次に、図4を用いて、本発明の実施形態でのファイル名、フォルダ名の限定的な強調表示の一例を説明する。
ファイル名、フォルダ名といった変動的な文字列領域の強調表示の概要を説明した。しかし、類似するファイル名やフォルダ名を付ける使用者もおり、隣接関係にあった場合、全てのバーBRで強調表示を行うと、強調表示だらけとなりかえって見づらくなる場合がある。そこで、本実施形態の操作パネル1では、限定的な強調表示を行うことができる。
一覧表示エリアAにファイル名やフォルダ名を表示する場合、表示制御部10は、補助記憶装置400や記憶装置92に蓄積された各ファイルや各フォルダの情報を、I/F部93、制御部9等を介して取得する。このとき、表示制御部10は、各ファイルや各フォルダの情報におけるタイムスタンプを確認し、ファイルやフォルダのうち、作成や更新日時が最新のものを把握する。
そして、本実施形態では、一覧表示エリアAに表示されるバーBRのうち、作成や更新日時が最新のファイルやフォルダに対応するバーBRについてのみ、強調表示を行う。言い換えると、作成や更新日時が最新のファイルやフォルダで無ければ、ファイル名やフォルダ名に単語データD1に含まれる文字列を有し、又、隣接関係にあっても、強調表示を行わない。これにより、作成して間もないような、使用者が見慣れていないファイルやフォルダについてのみ強調表示がなされる。
尚、上記の説明、及び、以下の説明では、強調表示の対象が、作成や更新日時が最新のファイルやフォルダに対応する文字列領域の場合を説明する。しかし、作成や更新日時が
現在から一定の期間内(現在〜1ヶ月前など)に、作成、更新されたファイルやフォルダが強調表示の対象とされてもよい。
(使用者ごとの強調表示)
次に、図7〜図9を用いて、本発明の実施形態に係る使用者ごとの強調表示の一例を説明する。図7は、本発明の実施形態に係る操作パネル1でのログイン画面S2の一例を示す説明図であり、図8は、ソフトキーボード画面S3の一例を示す説明図である。図9は本実施形態に係る強調回数データD3の一例を示す説明図である。
本実施形態の複合機100では、情報セキュリティを高める観点から複合機100の使用者を限定できる。言い換えると、複合機100に認証機能を持たせる。そのため、管理者等は、複合機100に使用者に関する情報(使用者情報)を、操作パネル1を用いて登録しておける。例えば、記憶装置92やメモリ18は、使用者情報を記憶する。そして、使用者情報には、名前や、フリガナや、ログインユーザ名や、パスワードや、アクセスレベル等を含めることができる。
まず、複合機100に認証機能を持たせる場合、使用者は、複合機100を使用する前に図7に示すようなログイン画面S2への入力が求められる。例えば、液晶表示部11は、ログイン画面S2に、使用者を特定するためのユーザ名キーK8と、パスワードキーK9を表示する。そして、ユーザ名キーK8やパスワードキーK9が押下されると液晶表示部11は、図8に示すようなソフトキーボード画面S3を表示する。そして、使用者は、ログイン用のユーザ名や、パスワードをソフトキーボードやテンキー部13等を用いて入力する。
そして、液晶表示部11は、例えば、ログイン画面S2の下右端に、ログインキーK10を表示する。ログインキーK10が押下されると、表示制御部10は、メモリ18や記憶装置92に予め登録された使用者情報の中に、入力された内容と一致するものがあるかを確認する認証処理を行う。一致するものがあり、使用者を特定できれば、表示制御部10は、制御部9に複合機100を使用させてよい旨を通知し、又、表示制御部10は、使用者による入力や設定を受け付ける。尚、認証処理は、制御部9が行ってもよく、この場合、制御部9は、入力された内容を操作パネル1から受信し、メモリ18や記憶装置92に記憶される使用者情報と照合する。
尚、認証方法として、操作パネル1に入力する例を説明したが、使用者に識別情報を記憶させたICカード等を所持させ、複合機100にICカード等のカードリーダ(例えば制御部9に接続)を設けてもよい。このようにしても、カードリーダにより、識別情報を取得でき、使用者の認証、特定を行うことができる。そして、使用者の特定を利用し、本実施形態の操作パネル1では、使用者ごとの強調表示を行うことができる。
ここで、使用者は、操作パネル1での設定を行うに従い、次第に設定に慣れていく。そして、強調表示を行わなくても、キーやタブの押下ミスは少なくなっていく。一方で、いつまでも強調表示が続けられると、使用者は、強調表示を煩わしく感じるようになる。
そこで、本実施形態の操作パネル1では、キーやタブ等など、固定的に表示される文字列領域については、強調表示を行った回数をカウントする。例えば、図9に示すように使用者ごとに、強調表示を行った回数が、強調回数データD3として記憶される。例えば、強調回数データD3は、操作パネル1内のメモリ18に記憶される(記憶装置92に記憶させておいてもよい)。
表示制御部10は、キーやタブの強調表示を行った累計回数を、使用者ごとに記憶する。そして、一定回数に到達すれば、表示制御部10は、以後、そのキーやタブの強調表示を液晶表示部11に行わせない。例えば、人間は、一般的に、20回程度見ると覚えるといった経験則から、一定回数は、20回程度とされる。尚、何回強調表示を行えば、強調表示を行わないかは、設定でき、その詳細は後述する。
(強調表示の各種設定)
次に、図10〜図13を用いて、本発明の実施形態に係る強調表示での各種設定の一例を説明する。図10は、本発明の実施形態に係る強調表示の基本画面S4の一例を示す説明図である。図11は、本発明の実施形態に係る単語データ管理画面S5の一例を示す説明図である。図12は、本発明の実施形態に係る強調種類選択画面S6の一例を示す説明図である。図13は、本発明の実施形態に係る隣接範囲設定画面S7の一例を示す説明図である。
まず、図10に基づき、強調表示の基本画面S4を説明する。図10に示す基本画面S4には、例えば、操作パネル1へのキーの押下を繰り返すことによりたどり着くことができる。
[予測強調表示の設定]
そして、基本画面S4では、上述の予測強調を行うか否かを設定できるようにするため、予測強調表示ONキーK11と予測強調表示OFFキーK12が配される。この2つのキーの押下によって、使用者は、予測データD2を用いて予測強調表示を行うか否かを設定できる。そして、例えば、表示制御部10は、予測強調表示ONキーK11が押下された場合は、予測強調表示を行う旨を、予測強調表示OFFキーK12が押下された場合、予測強調表示を行わない旨を、メモリ18等に記憶させる。
又、基本画面S4には、単語データ管理キーK13と、強調種類選択キーK14と、隣接範囲等設定キーK15が配される。これらのキーは、強調表示での詳細な設定を行うために配される。
[単語データD1の管理]
次に、図11に基づき、単語データD1の管理を説明する。表示制御部10は、基本画面S4で単語データ管理キーK13が押下されたことを認識すると、図11に示す単語データ管理画面S5を液晶表示部11に表示させる。
単語データ管理画面S5では、単語データD1に含まれる各文字列が一覧表示される。そして、表示された各文字列の左にはチェックボックスが設けられる。使用者は、タッチパネル部12(液晶表示部11)を押下して、チェックを入れたり、外したりすることができる。
そして、単語データ管理画面S5には、例えば、デリートキーK16、エディットキーK17、追加キーK18の3種の単語データD1の編集用のキーが設けられる。まず、表示制御部10は、デリートキーK16の押下を認識すると、単語データD1から、チェックボックスにチェックが入れられた文字列を、メモリ18又は記憶装置92に消去させる。これにより、チェックした文字列が単語データD1から削除される。
例えば、表示制御部10は、エディットキーK17の押下を認識すると、チェックボックスにチェックが入れられた文字列の編集、改変を行えるように、図8に示すようなソフトキーボード画面S3を液晶表示部11に表示させる。使用者は、ソフトキーボード画面S3への入力により、単語データD1内の文字列を編集できる。そして、表示制御部10は、編集結果をメモリ18や記憶装置92に記憶させる。これにより、以後、表示制御部10は、更新された単語データD1に基づいて、強調表示を行うか否かを定める。
又、例えば、表示制御部10は、追加キーK18の押下を認識すると、単語データD1に文字列の追加を行えるように、図8に示すようなソフトキーボード画面S3を液晶表示部11に表示させる。使用者は、追加したい文字列をソフトキーボード画面S3で入力する。そして、表示制御部10は、追加するとして入力された文字列をメモリ18又は記憶装置92に記憶させる。これにより、以後、表示制御部10は、新たな文字列が追加された単語データD1に基づいて、強調表示を行うか否かを定める。
[強調表示の種類の選択]
次に、図12に基づき、強調表示の種類の選択を説明する。表示制御部10は、基本画面S4で強調種類選択キーK14が押下されたことを認識すると、図12に示す強調種類選択画面S6を液晶表示部11に表示させる。
強調種類選択画面S6では、選択可能な強調表示の種類が複数のキーとして表示される。図4を用いた説明では、文字色を変更して強調表示を行う例を説明したが、この強調種類選択画面S6への入力で、使用者は、所望する強調表示の種類を選択できる。
例えば、図12に示すように、強調表示の種類としては、文字色変更、太字、斜体、アンダーライン、背景色変更、点滅、白黒反転、書体変更などが用意される。そのため、強調種類選択画面S6内には、強調表示の種類を選択するための強調種類選択キー群K19が表示される。尚、更に別の強調表示の種類が用意されてもよい。これらの文字に対する装飾により、表示制御部10は強調表示を行うことができる。
そして、表示制御部10は、使用者によって選択された強調表示の種類をメモリ18や記憶装置92に記憶させる。又、強調表示の種類は、使用者ごとに選択可能とし、メモリ18や記憶装置92は、使用者ごとに強調表示の種類を記憶してもよい。
また、強調種類選択画面S6の右側には、プレビュー領域A2が設けられる。表示制御部10は、選択された強調表示の種類にあわせ、強調表示の結果を例として液晶表示部11に表示させる。これにより、使用者は、強調表示の態様を把握しつつ、強調表示の種類の選択を行うことができる。
[隣接範囲と強調回数の設定]
次に、図13に基づき、隣接範囲と強調回数の設定を説明する。表示制御部10は、基本画面S4で隣接範囲等設定キーK15が押下されたことを認識すると、図13に示す隣接範囲設定画面S7を液晶表示部11に表示させる。
隣接範囲設定画面S7では、文字列領域と文字列領域とが隣接する範囲の設定と、強調表示を行わなくなる強調表示を行った回数を設定することができる。
隣接範囲はデフォルトでは、1で設定される。尚、上記の説明では、隣接範囲を「1」とする例の説明である。この場合、同じ文字列を含むキーやタブ同士の間に、他のキーやタブがあれば、強調表示はなされない。言い換えると、本説明での「1」は、「1つ隣のキーやタブを隣接関係にあると扱う」と言う意味である。
しかし、使用者によっては、多少位置的に離れたキーやタブでも、強調表示してほしいと希望する場合がある。そこで、隣接範囲設定画面S7では、隣接範囲を設定することができる。例えば、隣接範囲設定領域内のプラスキーK20を押下することで、隣接範囲を広げることができ、マイナスキーK21を押下することで、隣接範囲を狭めることができる。
例えば、隣接範囲が「2」と設定されると、表示制御部10は、同じ文字列を含むキーやタブ同士の間に、他のキーやタブが1つあっても、隣接関係にあると扱う。言い換えると、本説明での「2」は、「2つ隣のキーやタブまでを隣接関係にあると扱う」と言う意味である。このように、本実施形態では、使用者が隣接範囲を設定でき、強調表示されやすく、あるいは、されにくくすることができる。
そして、表示制御部10は、使用者によって設定された隣接範囲の値をメモリ18や記憶装置92に記憶させる。又、メモリ18や記憶装置92は、隣接範囲の値を、使用者ごとに記憶してもよい。表示制御部10は、設定された隣接範囲に応じて、同じ文字列を含むキーやタブ等が隣接関係にあるか否かを判断する。
隣接範囲設定画面S7では、文字列領域と文字列領域とが隣接する範囲の設定と、強調表示を行わなくなる強調表示を行った回数を設定することができる。
又、強調回数は、例えば、デフォルトでは、20回と設定される。言い換えると、キーやタブで20回強調表示が行われれば、以後、そのキーやタブで強調表示はなされなくなる。
しかし強調回数が20回も必要でなく、もっと少なく、と考える使用者もいれば、20回では少なく、もっと強調回数を増やしたいという使用者もいる。そこで、隣接範囲設定画面S7では、隣接範囲とともに、強調回数を設定することができる。例えば、強調回数設定領域内のプラスキーK22を押下することで回数を増やすことができ、マイナスキーK23を押下することで、回数を減らすことができる。
そして、表示制御部10は、使用者によって設定された強調回数の値をメモリ18や記憶装置92に記憶させる。又、メモリ18や記憶装置92は、強調回数の値を、使用者ごとに記憶してもよい。表示制御部10は、設定された強調回数に達すれば、キーやタブの強調表示を液晶表示部11に行わせない。
(強調表示制御)
次に、図14に基づき、本発明の実施形態に係る操作パネル1での強調表示制御の一例を説明する。図14は、本発明の実施形態に係る操作パネル1での強調表示制御の一例を示すフローチャートである。例えば、図14に示すフローチャートは、各種キーやタブの押下等により、液晶表示部11の表示が切り替えられるごとに行われる。尚、本説明では、予測強調表示を行う例を説明する。
そのため、図14のスタートは、画面の切り替え等、液晶表示部11の表示切替が必要となる入力が操作パネル1等になされた時点である。次に、表示制御部10は、液晶表示部11に表示する画面の画像データ等を参照し、単語データD1内の文字列を含む文字列領域があるかを確認する(ステップ♯1)。もし、無ければ(ステップ♯1のNo)、表示制御部10は強調表示をしないで液晶表示部11に表示を行わせる(ステップ♯2)。そして、表示切替が必要となるまで表示が続けられる(ステップ♯2→エンド)。
一方、単語データD1内の文字列を含む文字列領域があれば(ステップ♯1のYes)、表示制御部10は、隣接関係にある単語データD1内の同じ文字列を含む文字列領域の組み合わせがあるか確認する(ステップ♯3)。もし、隣接関係にある文字列領域の組み合わせがなければ(ステップ♯3のNo)、ステップ♯2に移行する。尚、隣接関係にあるか否かの判断は、使用者の設定した隣接範囲に合わせて選択した強調表示の種類にあわせて行われる。
一方、隣接関係にある文字列領域の組み合わせがあれば(ステップ♯3のYes)、表示制御部10は、隣接関係にある文字列領域の組み合わせのうち、強調表示を行うか否かを決めていない組み合わせを一つ選択する(ステップ♯4)。
そして、選択した1つの組み合わせにおける文字列領域が、補助記憶装置400のファイル名やフォルダ名等、含まれる文字列が場合により異なるものではなく、キーやタブ等の固定的に表示される文字列領域であるかを確認する(ステップ♯5)。もし、固定的に表示される文字列領域であれば(ステップ♯5のYes)、表示制御部10は、強調回数データD3を参照し、文字列領域が強調表示された回数が予め定められた強調回数に到達しているかを確認する(ステップ♯6)。
もし、予め定められた強調回数に到達していれば(ステップ♯6のYes)、表示制御部10は、その文字列領域の組み合わせについては強調表示行わないと定める(ステップ♯7)。一方、予め定められた強調回数に到達していなければ(ステップ♯6のNo)、表示制御部10は、予測データD2に定められた条件に沿って強調表示の対象となるキーであるかを確認する(ステップ♯8)。
もし、予測強調表示を行う上で、強調表示の対象となる文字列領域でなければ(ステップ♯8のNo)、ステップ♯7に移行する。一方、強調表示の対象となる文字列領域であれば(ステップ♯8のYes)、表示制御部10は、その文字列領域の組み合わせについて強調表示を行うと定める(ステップ♯9)。
ステップ♯7、ステップ♯9の後、表示制御部10は、そして、全ての組み合わせについて、強調表示を行うか否かを定めたかを確認する(ステップ♯10)。もし、全ての組み合わせについて、強調表示を行うか否かを定めていれば(ステップ♯10のYes)、表示制御部10は、強調表示を行うと定めた文字列領域についてのみ強調表示を行いつつ液晶表示部11に表示を行わせる(ステップ♯11)。このとき、使用者が選択した強調表示の種類にあわせて強調表示が行われる。又、強調表示したキー等について、強調回数データD3が更新される(ステップ♯11、強調表示したキーについて+1回)。そして、表示切替が必要となるまで表示が続けられる(ステップ♯11→エンド)。一方、全ての組み合わせについて、強調表示を行うか否かを定めていなければ(ステップ♯10のNo)、ステップ♯4に戻る。
一方、選択した1つの組み合わせにおける文字列領域が、補助記憶装置400のファイル名やフォルダ名等、含まれる文字列が場合により異なる変動的な文字列領域であれば(ステップ♯5のNo)、表示制御部10は、ファイルやフォルダのタイムスタンプを確認し、組み合わせに含まれる変動的な文字列領域が、一覧表示エリアAに表示されるファイルやフォルダのうち、作成や更新日時が最新のものが含まれるかを確認する(ステップ♯12)。
もし、最新のものが含まれれば(ステップ♯12のYes)、表示制御部10は、作成や更新日時が最新の文字列領域について強調表示を行う旨を定める(ステップ♯13)。そして、ステップ♯10に移行する。一方、最新のものが含まれなければ(ステップ♯12のNo)、表示制御部10は、その文字列領域の組み合わせについては、強調表示を行わない旨を定める(ステップ♯14)。その後、ステップ♯10に移行する。
このようにして、本発明の表示入力装置(操作パネル1)は、少なくとも、文字列を含む領域である文字列領域を表示する表示部(液晶表示部11)と、文字列領域に対しての操作を受け付ける入力部(タッチパネル部12等)と、表示部に表示する画像用のデータを含むデータを記憶する記憶部(メモリ18や記憶装置92)と、表示部での表示を制御する表示制御部10と、を有し、表示制御部10は、表示部に表示された文字列領域のうち、隣接しあうそれぞれの文字列領域に同じ文字列が含まれるか否かを判断し、同じ文字列が含まれる場合、同じ文字列以外の文字を表示部に強調表示させる。これにより、キーやボタン等の文字列領域のうち隣接しあう文字列領域で同じ文字列が存在するような、使用者による誤認や押し間違いが生じやすい場合にのみ強調表示がなされる。従って、押し間違え等を防ぐ上で、強調表示の必要性が高い文字列領域に対してのみ強調表示を行うことができる。又、使用者の押し間違えや誤認を効果的に防ぐことができ、強調表示が表示部(液晶表示部11)の画面内に氾濫することがない。
又、記憶部(メモリ18や記憶装置92)は、文字列領域が強調表示の対象となるか否かを判断するためのデータで、1又は複数の文字列としての単語を含む単語データD1を記憶し、表示制御部10は、表示部(液晶表示部11)に表示された文字列領域のうち、隣接しあうそれぞれの文字列領域が単語データD1に含まれる同じ単語を含むか否かを判断し、含まれる場合、同じ単語以外の文字を表示部(液晶表示部11)に強調表示させる。これにより、単語を単位として同じ文字列が含まれるか判断され、同じ単語を含む場合にのみ強調表示がされる。
1つの操作、入力に対し、次になされる操作、入力を予測できる場合がある。例えば、装置に接続されたメモリ18内のデータに基づいた印刷が完了すれば、メモリ18の取り外しがなされる可能性が高いと予測できる。入力部(タッチパネル部12等)への操作に応じて強調表示を行う文字列領域を定めたデータである予測データD2を用意しておく。そして、そこで、記憶部(メモリ18や記憶装置92)は、使用者によってなされた操作に応じて強調表示を行う文字列領域を定めたデータである予測データD2を記憶し、表示制御部10は、表示部(液晶表示部11)に表示された文字列領域のうち、隣接する文字列領域に同じ文字列が含まれるか否かを判断し、同じ文字列が含まれ、かつ、隣接しあう文字列領域のうち、いずれか一方又は両方の文字列領域が、予測データD2に含まれる場合、同じ文字列以外の文字を表示部に強調表示させる。予測データD2を用いることにより、操作、入力される可能性が高い文字列領域に対してのみ強調表示が行われる。従って、強調表示の必要性が高い文字列領域に対してのみ強調表示を行うことができる。又、使用者に対し、次の操作を誘導する効果もある。
又、表示部(液晶表示部11)は、記憶部(メモリ18や記憶装置92)又は表示入力装置(操作パネル1)と直接的又は間接的に接続される記憶装置92(記憶装置92や補助記憶装置400等)内のデータを示す文字列領域を複数並べて表示し、表示制御部10は、記憶部、記憶装置92に記憶されるデータの作成や更新が行われた日時を示すタイムスタンプを確認し、記憶部、記憶装置92に記憶されるデータに対応する文字列領域については、予め定められた時間的な基準に合致する文字列領域についてのみ、表示部(液晶表示部11)に強調表示させる。又、基準は、記憶部(メモリ18や記憶装置92)又は記憶装置92に記憶されるデータのうち、最新であることしてもよい。これにより、作成、更新された日付が新しく、混同しやすい文字列領域に絞って、強調表示を行うことができる。又、同じ文字列が含まれる場合、表示部は、最も新しいデータに対応する文字列領域についてのみ、強調表示してもよい。これにより、最も、作成、更新された日付が新しく、内容に不慣れなデータに対応する文字列領域に絞り、強調表示を行うことができる。
又、強調表示が繰り返されると、使用者は、次第に慣れ、キーとしての文字列領域の機能やデータの内容を把握し、記憶する。そこで、記憶部(メモリ18や記憶装置92)は、各文字列領域について強調表示を行った回数を記憶し、表示制御部10は、強調表示を行った回数が予め定められた回数を超えた文字列領域では、表示部(液晶表示部11)に強調表示を行わせない。又、入力部(タッチパネル部12等)は、使用者を特定するための入力を受け付け、記憶部は、使用者ごとに、各文字列領域について強調表示を行った回数を記憶する。これにより、強調表示の必要が無くなっているのに、強調表示が続けられることが無くなり、使用者が煩わしいと感じる不快感をなくすことができる。又、使用者ごとに、各文字列領域について強調表示を行った回数が記憶される。これにより、使用者にあわせた強調表示が実施され、効果的に使用者の押し間違えや誤認を防ぎつつ、慣れたころには、強調表示がなされなくなり、使用者に煩わしさを感じさせることもない。
入力部(タッチパネル部12等)は、単語データD1の編集入力を受け付け、記憶部(メモリ18や記憶装置92)は、入力部に対する入力に従い、単語データD1を更新する。これにより、使用者は、単語データD1の追加、編集、削除等を行うことができる。従って、使用者の意図を反映させた強調表示を行うことができる。
又、入力部(タッチパネル部12等)は、予め用意された複数種の強調表示の種類の選択入力を受け付け、表示部(液晶表示部11)は、入力部で選択された強調表示の種類で、強調表示を行う。これにより、使用者は、好みの強調表示を選択することができる。従って、使用者の意図を反映させた強調表示を行うことができる。
又、入力部(タッチパネル部12等)は、文字列領域の隣接範囲を設定する入力を受け付け、表示制御部10は、入力部で設定された文字列領域の隣接範囲で、同じ文字列が含まれるか否かの判断を行い、表示部(液晶表示部11)に強調表示させる。これにより、使用者は、隣接範囲を広げる設定を行って、強調表示を増やす方向に設定することができる。
又、画像形成装置(例えば、複合機100)に誤認、押し間違えを防ぐ上で、強調表示の必要性が高い文字列領域に対して強調表示がなされる表示入力装置(操作パネル1)が装備される。これにより、設定ミスや誤認を効果的に防ぐことができる画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、例えば、画像形成装置用で、液晶表示部11等の表示部と、タッチパネル部12等の入力部を有する表示入力装置に利用可能である。
1 操作パネル(表示入力装置) 10 表示制御部
11 液晶表示部(表示部) 12 タッチパネル部(入力部)
18 メモリ(記憶部) 92 記憶装置(記憶部)
100 複合機(画像形成装置) BR バー(文字列領域)
D1 単語データ D2 予測データ
K2 メモリ情報キー(文字列領域) K3 取り外しキー(文字列領域)
K4 蓄積キー(文字列領域) K5 詳細キー(文字列領域)
K6 プリントキー(文字列領域) K7 デリートキー(文字列領域)
TB1 カスタムボックスタブ(文字列領域)
TB2 ジョブボックスタブ(文字列領域)
TB3 リムーバブルメモリタブ(文字列領域)
TB4 FAXボックスタブ(文字列領域)

Claims (10)

  1. 少なくとも、文字列を含む領域である文字列領域を表示する表示部と、
    前記文字列領域に対しての操作を受け付ける入力部と、
    前記表示部に表示する画像用のデータを含むデータを記憶する記憶部と、
    前記表示部での表示を制御する表示制御部と、を有し、
    前記記憶部は、使用者によってなされた操作に応じて前記強調表示を行う前記文字列領域を定めたデータである予測データを記憶し、
    前記表示制御部は前記表示部に表示された前記文字列領域のうち、隣接しあうそれぞれの前記文字列領域に同じ文字列が含まれるか否かを判断し、同じ文字列を含む前記文字列領域がその画面を表示した際に画面内に常時、固定的に表示される前記文字列領域か否かを確認し、同じ文字列が含まれ、隣接しあい、固定的に表示されるそれぞれの前記文字列領域のうち、いずれか一方又は両方の前記文字列領域が、前記予測データに含まれる場合、同じ文字列以外の文字を前記表示部に強調表示させることを特徴とする表示入力装置。
  2. 前記記憶部は、前記文字列領域が強調表示の対象となるか否かを判断するためのデータで、1又は複数の文字列としての単語を含む単語データを記憶し、
    前記表示制御部は、前記表示部に表示された前記文字列領域のうち、隣接しあうそれぞれの前記文字列領域が前記単語データに含まれる同じ単語を含むか否かを判断し、含まれる場合、同じ単語以外の文字を前記表示部に強調表示させることを特徴とする請求項1に記載の表示入力装置。
  3. 前記表示部は、前記記憶部又は表示入力装置と直接的又は間接的に接続される記憶装置内のデータを示す前記文字列領域を複数並べて表示し、
    前記表示制御部は、前記記憶装置内のデータを示す前記文字列領域を固定的ではなく変動的な前記文字列領域と判断し、変動的な前記文字列領域については、前記記憶部又は前記記憶装置に記憶されるデータの作成や更新が行われた日時を示すタイムスタンプを確認し、前記記憶部又は前記記憶装置に記憶されるデータに対応する前記文字列領域については、予め定められた時間的な基準に合致する文字列領域についてのみ、表示部に強調表示させることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の表示入力装置。
  4. 前記基準は、前記記憶部又は前記記憶装置に記憶されるデータのうち、最新であることを特徴とする請求項に記載の表示入力装置。
  5. 前記記憶部は、各前記文字列領域について前記強調表示を行った回数を記憶し、
    前記表示制御部は、前記強調表示を行った回数が予め定められた回数を超えた固定的に表示される前記文字列領域では、前記表示部に前記強調表示を行わせないことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示入力装置。
  6. 前記入力部は、使用者を特定するための入力を受け付け、
    前記記憶部は、使用者ごとに、各前記文字列領域について前記強調表示を行った回数を記憶することを特徴とする請求項記載の表示入力装置。
  7. 前記入力部は、前記単語データの編集入力を受け付け、
    前記記憶部は、前記入力部に対する入力に従い、前記単語データを更新することを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の表示入力装置。
  8. 前記入力部は、予め用意された複数種の前記強調表示の種類の選択入力を受け付け、
    前記表示部は、前記入力部で選択された前記強調表示の種類で、前記強調表示を行うことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示入力装置。
  9. 前記入力部は、前記文字列領域の隣接範囲を設定する入力を受け付け、
    前記表示制御部は、前記入力部で設定された前記文字列領域の隣接範囲で、前記同じ文字列が含まれるか否かの判断を行い、前記表示部に強調表示させることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示入力装置。
  10. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示入力装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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