JP5243995B2 - 電動ベッド - Google Patents

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Description

本発明は、主として介護用に用いられる電動ベッドに関するものである。
介護用などに用いられるベッドとして、マットレス1を載置するボトム板2を複数に分割し、ボトム板2を電動で上下に回動させることができるようにした電動ベッドが従来から提供されている。例えばベッドに寝る人の首から背中の部分に対応するボトム板2を上方へ回動させて斜めに立ち上げることによって、ベッドに寝ている人の背中を起こすことができるものである。
図14は背中のボトム板2を上方へ回動させて立ち上げた状態を示すものであり、ボトム板2は支持部15に枢支してベッド本体3に上下回動自在に取り付けてあり、電動機を作動させて回動アーム16を回動駆動し、回動アーム16でボトム板2を押し上げることによって、ボトム板2を起倒回動させることができるようにしてある(特許文献1参照)。
このようにマットレス1を載置するボトム板2を起倒回動駆動するようにした電動ベッドにおいて、例えば上記のように背中の部分のボトム板2を斜めに立ち上げるように回動させると、マットレス1はこれに伴なって背中の部分が屈曲することになり、この屈曲変形によってマットレス1がボトム板2の上から左右にずれたり、ボトム板2の表面から剥がれて浮き上がったりするおそれがある。
特開2001−258952号公報
このため、上記の特許文献1では、マットレス1の背面の角部にストラップ1aを設け、ストラップ1aをボトム板2の角部に引っ掛けて係止することによって、マットレス1をボトム板2に固定し、マットレス1が左右にずれたり剥がれたりすることを防止するようにしている。
このようにしてマットレス1がボトム板2の左右にずれたり、ボトム板2から浮き上がったりすることを防ぐことができるが、特許文献1のものではストラップ1aを設けた特別な仕様のマットレス1を用いる必要があり、総ての種類のマットレス1についてずれや浮き上がりを防ぐことはできないものであった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、特別な仕様のマットレスを用いる必要なく、マットレスがボトム板の左右にずれたり、ボトム板から浮き上がったりすることを防ぐことができる電動ベッドを提供することを目的とするものである。
本発明に係る電動ベッドは、マットレス1を載置するボトム板2を複数に分割してベッド本体3の上面に取り付け、少なくとも一部のボトム板2を起倒回動させるようにした電動ベッドにおいて、背ボトム板2a及び足ボトム板2の両側端部にストッパー部4を上方へ一体に突出して設けると共にストッパー部4の内側面に係止凸部5を設け、ストッパー部4に手を差し込むことができる把手用孔6を、ボトム板2の上下両面を開口するように設けてストッパー部4をアーチ状に形成し、ボトム板2上に載置されるマットレス1を両側端のストッパー部4の間に配置すると共に係止凸部5をマットレス1の両側端に係止させて成ることを特徴とするものである。
このように、ボトム板2の両側端部にストッパー部4を設けることによって、ボトム板2を起倒回動させる際に、マットレス1が左右にずれることをストッパー部4で防ぐことができると共に、ストッパー部4の係止凸部5がマットレス1の側端に係止していることによって、マットレス1がボトム板2から剥がれて浮き上がることを防ぐことができるものであり、特別な仕様のマットレス1を用いる必要なくマットレス1のずれや浮き上がりを防ぐことができるものである。またストッパー部4はボトム板2に一体に設けてあるので、ボトム板2にストッパー部4を組み付けるような手間が不要になるものである。
把手用孔6に手を差し入れることによって、ストッパー部4を利用して把手として持つことができ、ボトム板2の持ち運びが容易になるものである。
また本発明において、上記のボトム板2は、樹脂の中空成形品で形成されたものであることを特徴とするものである。
このようにボトム板2を樹脂の中空成形品で形成することによって、ボトム板2を軽量に形成することができるものであり、また一体成形でボトム板2にストッパー部4を容易に一体化することができるものである。
また本発明は、少なくとも一部のボトム板2の下面に取付金具7を設け、電動機8によって上下方向に回動駆動される回動アーム9の上にボトム板2を載置すると共に取付金具7を回動アーム9に結合することによって、ボトム板2を起倒回動自在にベッド本体3に取り付け、回動アーム9の位置に対応してボトム板2の上面に、回動アーム9の位置合せ用目印10を形成して成ることを特徴とするものである。
ベッド本体3の回動アーム9の上にボトム板2を載置して、ボトム板2の下面の取付金具7を回動アーム9に結合する作業を行なうにあたって、ボトム板2の下面の取付金具7は上から見えないが、ボトム板2の上面の位置合せ用目印10に回動アーム9を位置合せをした状態で回動アーム9の上にボトム板2を載置することによって、回動アーム9に結合させる位置に取付金具7が配置されるようにすることができるものであり、取付金具2を回動アーム9に結合してボトム板2をベッド本体3に取り付ける作業を容易に行なうことができるものである。
また本発明は、取付金具7の近傍位置においてボトム板2の下面に位置決め凸部11を突設し、取付金具7と位置決め凸部11の間に配置した回動アーム9の上にボトム板2を載置して成ることを特徴とするものである。
このように、取付金具7とその近傍位置に設けた位置決め凸部11の間に回動アーム9を配置することによって、取付金具7と結合させる位置に回動アーム9を位置決め凸部11で位置決めして配置することができるものであり、取付金具7を回動アーム9に結合してボトム板2をベッド本体3に取り付ける作業を容易に行なうことができるものである。
本発明によれば、ボトム板2の両側端部にストッパー部4を設けることによって、ボトム板2を起倒回動させる際に、マットレス1が左右にずれることをストッパー部4で防ぐことができると共に、ストッパー部4の係止凸部5がマットレス1の側端に係止していることによって、マットレス1がボトム板2から剥がれて浮き上がることを防ぐことができるものであり、特別な仕様のマットレス1を用いる必要なくマットレス1のずれや浮き上がりを防ぐことができるものである。またストッパー部4はボトム板2に一体に設けてあるので、ボトム板2にストッパー部4を組み付けるような手間が不要になるものである。
本発明の実施の形態の一例を示す、ボトム板を起した状態の斜視図である。 同上の、ボトム板を寝かした状態の斜視図である。 同上の、マットレスを外した状態の斜視図である。 同上の、マットレスを外した状態の正面図である。 同上の一部を示すものであり、(a)はボトム板のストッパー部の部分の拡大斜視図、(b)はボトム板のストッパー部の部分とマットレスの拡大断面図である。 同上の、土台フレームの斜視図である。 同上の、昇降フレームの分解斜視図である。 同上の一部を示すものであり、(a)は背ボトム板回動軸の回動アームの拡大斜視図、(b)は腿ボトム板回動軸の回動アームの拡大斜視図である。 同上の一部を示すものであり、(a)は背ボトム板の下面側を示す斜視図、(b)は取付金具の拡大斜視図である。 同上の一部を示すものであり、(a)は腿ボトム板の下面側を示す斜視図、(b)は取付金具の拡大斜視図である。 同上の一部を示すものであり、(a)は背ボトム板の平面図、(b)は腿ボトム板と足ボトム板の平面図である。 同上の一部を示すものであり、(a)(b)は結合ピンとスナップピンの斜視図である。 同上の一部を示すものであり、取付金具と回動アームの結合状態の断面図である。 従来例を示す一部の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
ベッド本体3は土台フレーム40と、土台フレーム40の上に配置される昇降フレーム41を備えて形成されるものであり、昇降フレーム41の上にボトム板2が取り付けてある。
土台フレーム40は図6に示すように、両端に設置脚42を設けた一対の側枠材43と、側枠材43間に架設した一対の連結枠材44から形成されるものであり、各連結枠材44上に一対のアーム支持体45が突設してある。この各アーム支持体45にはそれぞれ昇降アーム46の一端が上下回動自在に枢支してあり、それぞれの連結枠材44に枢支した一対の昇降アーム46の他端間に昇降ロッド47が取り付けてある。昇降ロッド47と昇降アーム46とは固定されているものであり、昇降ロッド47の両端にはコロ48が回転自在に取り付けてある。また昇降ロッド47にはそれぞれ連結アーム49が突設してあり、連結ロッド50の両端をこの各連結アーム49の先端に上下回動自在に枢着することによって、一対の昇降ロッド47と連結ロッド50を連結するようにしてある。
昇降フレーム41は図7に示すように、連結枠材52で連結された一対の側枠材53と、側枠材53の両端にそれぞれ取り付けられる端部枠材54,55から形成されるものである。一対の側枠材53には両端部にそれぞれ昇降脚56が下方へ突出して設けてあり、昇降脚56の下端の半円形凹部57を上記の土台フレーム40の昇降ロッド47の両端のコロ48の上に載置することによって、土台フレーム40の上に昇降フレーム41を取り付けるようにしてある。
また昇降フレーム41の側枠材53間には、回動アーム9を設けたボトム板回動軸60が取り付けてあり、このボトム板回動軸60は背ボトム板回動軸60aと腿ボトム板回動軸60bからなるものである。背ボトム板回動軸60aは軸61aで側枠材53に枢支連結して、軸61aを中心に上下回動自在にしてあり、腿ボトム板回動軸60bは軸61bで側枠材53に枢支連結して、軸61bを中心に上下回動自在にしてある。
背ボトム板回動軸60aの回動アーム9aは、図8(a)に示すように基端が背ボトム板回動軸60aに固定してあり、その両側縁に側片62を垂下して断面形状を下向き開口コ字形に形成してある。そして一方の側片62の外面に前後一対の係止ピン28を突設してあり、両方の側片62に対向する位置で結合孔29が穿設してある。また腿ボトム板回動軸60bの回動アーム9bは、図8(b)に示すように基端が腿ボトム板回動軸60bに固定してあり、その両側縁に側片62を垂下して断面形状を下向き開口コ字形に形成してある。そして一方の側片62の外面に前後一対の係止ピン28を突設してあり、両方の側片62に対向する位置で結合孔29が穿設してある。
上記の昇降フレーム41には、連結枠材52で支持して電動機65が取り付けてあり、この電動機65には、電動機65の回転運動を直進運動に変換して前進後退作動するアクチュエータ66が設けてある。このアクチュエータ66の先端は、上記の土台フレーム40の連結ロッド50に設けた連結受け具67に回動自在に枢支連結してある。そして電動機65を駆動してアクチュエータ66を前進作動させると、連結受け具67が図6のa矢印のように押され、昇降アーム46がb矢印のように上方へ回動すると共に昇降ロッド47がc矢印のように上昇する。このように昇降ロッド47が上昇することによって、昇降ロッド47のコロ48の上に載っている昇降フレーム41が上昇し、ベッドの高さを高くすることができるものである。このように昇降アーム46を上方へ回動させてベッドを高くしている状態を図4に鎖線で示す。また電動機65を逆転させてアクチュエータ66を後退させることによって、上記と逆の動きで昇降フレーム41を下降させ、ベッドを低くした状態にすることができるものである。
昇降フレーム41にはさらに、側枠材53で支持して電動機8a及び電動機8bが取り付けてある。電動機8aには、電動機8aの回転運動を直進運動に変換して前進後退作動するアクチュエータ71が設けてあり、このアクチュエータ71はリンク機構を介して背ボトム板回動軸60aに連結してある。また電動機8bには、電動機8bの回転運動を直進運動に変換して前進後退作動するアクチュエータ72が設けてあり、このアクチュエータ72はリンク機構を介して腿ボトム板回動軸60bに連結してある。そして電動機8aを駆動してアクチュエータ71を前進作動させると、背ボトム板回動軸60aが図7のd矢印のように回動され、この背ボトム板回動軸60aの回動に伴なって回動アーム9aはe矢印のように上方へ回動駆動されるようになっている。この電動機8aを逆転してアクチュエータ71を後退作動させると、上記と逆の動きで回動アーム9aは下方へ回動する。また電動機8bを駆動してアクチュエータ72を前進作動させると、腿ボトム板回動軸60bが図7のf矢印のように回動され、この腿ボトム板回動軸60bの回動に伴なって回動アーム9bはg矢印のように上方へ回動駆動されるようになっている。この電動機8bを逆転してアクチュエータ72を後退作動させると、上記と逆の動きで回動アーム9bは下方へ回動する。
次にボトム板2について説明する。ボトム板2は図3に示すように、ベッドに寝る人の身体のうち、主として頭部と背中の部分に対応する背ボトム板2aと、主として腰部に対応する腰ボトム板2bと、主として大腿部に対応する腿ボトム板2cと、主として臑部と足に対応する足ボトム板2dの、4部材に分割してある。各ボトム板2には上下に開口する通気用の開口部20が複数個所において設けてある。この4つのボトム板2のうち、腿ボトム板2cと足ボトム板2dは蝶番21によって折畳み回動自在に連結してある。
これらの各ボトム板2は、合成樹脂材をブロー成形など中空成形することによって、中空の矩形板状に形成してある(図5(b)参照)。図14の従来例では、金属パイプ材などの金属材料でボトム板2が形成されているために重量が重いが、このように樹脂の中空成形品でボトム板2を形成することによって、ボトム板2を軽量に形成することができるものである。
各ボトム板2は背ボトム板2a、腰ボトム板2b、腿ボトム板2c、足ボトム板2dの順に一列に配置されるが、図3に示すように、両端部に位置する背ボトム板2aと足ボトム板2dにそれぞれストッパー部4が設けてある。ストッパー部4は背ボトム板2aや足ボトム板2dの幅方向の両側端にそれぞれ設けられるものであり、ボトム板2a,2dの上面より上方へ突出するように形成してある。また各ストッパー部4の内側面には、図5(a)に示すように、その上端縁に沿って係止凸部5がボトム板2a,2dの内方へ向けて突設してある。図の実施の形態では係止凸部5はボトム板2a,2dの上面と平行に長い線条突起として形成してあるが、これに限られるものではなく、複数の凸部が一列に並ぶ形態に係止凸部5を形成するようにしてもよい。また図の実施の形態では係止凸部5は上下方向の一箇所にのみ設けるようにしているが、係止凸部5を上下複数個所に設けるようにしてもよい。
また、上記のストッパー部4には、内外両面に開口する把手用孔6が設けてある。この把手用孔6はボトム板2a,2dの側端部にも及ぶ範囲で形成してあり、ストッパー部4の内外両面及びボトム板2a,2dの上下両面に開口するようにしてある。このように把手用孔6を設けることによって、ストッパー部4はボトム板2a,2dからアーチ状に突出する形態となり、把手用孔6に手の指を差し込んでストッパー部4を把手として掴むことができるものである。
ここで、電動ベッドは主として介護用に用いられるものであり、介護に必要な期間のみ使用されることが多いので、レンタル業者から家庭などにレンタルして使用されるのが一般的である。このようにレンタルされる電動ベッドは、分解した状態で運搬し、運搬先で組み立てることが多いので、ボトム板2を持ち運びする必要のあることが多い。そしてこのようにボトム板2を持ち運びする際に、把手用孔6に手を差し込んでストッパー部4を把手として掴むことによって、ボトム板2の持ち運びの作業が容易になるものである。特にボトム板2のうち背ボトム板2aや、腿ボトム板2cが蝶番21で結合された足ボトム板2dは寸法が大きいので持ちにくいが、ストッパー部4を把手として掴むことによって容易に持つことができるようになるものである。
上記のボトム板2のうち、背ボトム板2aと腿ボトム板2cの下面には、それぞれ取付金具7が取り付けてある。背ボトム板2aの下面には、図9(b)に示す取付金具7aを、図9(a)のようにボルト23止めで固定してある。また腿ボトム板2cの下面には、図10(b)に示す取付金具7bを、図10(a)のようにボルト23止めで固定してある。取付金具7a,7bの一側縁には結合片24が垂下して設けてあり、取付金具7a,7bの各結合片24には2箇所の係止凹部25と1箇所の結合孔26が形成してある。背ボトム板2aの取付金具7aに設けられる係止凹部25は、ベッドの後方(ベッドに寝る人の頭側を前、足側を後とする)へ開口するように形成してあり、また腿ボトム板2cの取付金具7bに設けられる係止凹部25は、前方へ開口するように形成してある。
また、背ボトム板2aや腿ボトム板2cの上面には位置合せ用目印10が設けてある。背ボトム板2aの位置合せ用目印10aは図11(a)に示すように、背ボトム板2aの後側の端部において、背ボトム板2aの下面に取り付けた取付金具7aの結合片24の真上の位置に、結合片24と平行な細い凹んだ線として形成してある。腿ボトム板2cの位置合せ用目印10bは図11(b)に示すように、腿ボトム板2cの前側の端部において、腿ボトム板2cの下面に取り付けた取付金具7bの結合片24の真上の位置に、結合片24と平行な細い凹んだ線として形成してある。
さらに背ボトム板2aや腿ボトム板2cの下面には、取付金具7の近傍位置において位置決め凸部11が突設してある。背ボトム板2aの位置決め凸部11aは図9(a)に示すように、背ボトム板2aに取り付けた取付金具7aの結合片24に対向する位置において、結合片24から背ボトム板2aの幅方向で回動アーム9aの幅寸法を隔てた位置に設けてある。腿ボトム板2cの位置決め凸部11bは図10(a)に示すように、腿ボトム板2cに取り付けた取付金具7bの結合片24に対向する位置において、結合片24から腿ボトム板2cの幅方向へ回動アーム9bの幅寸法を隔てた位置に設けてある。
そしてベッド本体3の昇降フレーム41へのボトム板2の取り付けは、背ボトム板2aについては、背ボトム板2aの下面の取付金具7aを背ボトム板回動軸60aの回動アーム9aに結合することによって、腿ボトム板2c及び足ボトム板2dについては、腿ボトム板2cの下面の取付金具7bを腿ボトム板回動軸60bの回動アーム9bに結合することによって、行なうことができる。
背ボトム板2aの取り付けについて説明する。まず回動アーム9aを水平状態にしておき、回動アーム9aの上に背ボトム板2aを載置する。このとき、背ボトム板2aの下面に取り付けた取付金具7aが回動アーム9aに隣接するように位置合わせをして、回動アーム9aの上に背ボトム板2aを載置する必要があるが、取付金具7aは背ボトム板2aの下側にあって上方からの目視で位置を確認することができないので、回動アーム9aに対して取付金具7aを位置合せすることは困難である。
そこで上記のように、背ボトム板2aの上面の後側端部に、取付金具7aの結合片24に対応する位置において位置合せ用目印10aが設けてある。すなわち、図11(a)のように、この位置合せ用目印10aが回動アーム9aの係止ピン28や結合孔29を設けた側片62に一致するように、上方から目視確認しながら位置合せをして回動アーム9aの上に背ボトム板2aを載置すると、取付金具7aの結合片24が回動アーム9aのこの側片62に隣接するように位置合せされることになり、取付金具7aを直接見なくても容易に取付金具7aと回動アーム9aの位置合せを行なうことができるものである。
しかも上記のように、背ボトム板2aの下面には取付金具7aの結合片24から回動アーム9aの幅寸法を隔てた位置に位置決め凸部11aが突設してあるので、位置合せ用目印10aを回動アーム9aに合わせて背ボトム板2aを載置すると、回動アーム9aは取付金具7aと位置決め凸部11aの間に嵌まり込むことになり、回動アーム9aに対する背ボトム板2aの位置決めをすることができるものである。
従って、この状態で背ボトム板2aを後方へスライドさせると、回動アーム9aの両側面に沿って取付金具7aと位置決め凸部11がガイドされながらスライド移動する。このとき、取付金具7aはその結合片24が回動アーム9aの側片62に密接した状態でスライド移動するので、取付金具7aの結合片24の係止凹部25に、回動アーム9aの側片62から突出する係止ピン28が差し込み係止される。そしてこのように係止凹部25に係止ピン28が差し込み係止される位置で、回動アーム9aの結合孔29と取付金具7aの結合孔26が合致するようになっており、回動アーム9aの結合孔29から取付金具7aの結合孔26に挿し通した結合ピン31で、回動アーム9aに取付金具7aを固定することができるものである。すなわち図12に示すように、結合ピン31の一端に頭部31aが突設してあり、他端部には直径方向に貫通するピン孔31bが穿設してある。そして図13に示すように、結合ピン31を回動アーム9aの結合孔29から取付金具7aの結合孔26に挿し通し、頭部31bを回動アーム9aの外面に係止させた状態で、結合孔26から突出する結合ピン31の先端部に露出するピン孔31bにスナップピン32を差し込み、スナップピン32を取付金具7aの外面に係止させて結合ピン31の抜け止めとすることによって、結合ピン31で回動アーム9aに取付金具7aを固定することができるものである。
上記のように、回動アーム9aに取付金具7aを結合して回動アーム9aの上に背ボトム板2aを取り付けることによって、背ボトム板回動軸60aを介してベッド本体3の昇降フレーム41の上に背ボトム板2aを装着することができるものである。腿ボトム板2cと足ボトム板2dについても、上記と同様にして、回動アーム9bに取付金具7bを結合して回動アーム9bの上に腿ボトム板2cを取り付けることによって、腿ボトム板回動軸60bを介してベッド本体3の昇降フレーム41の上に装着することができるものである。またボトム板2のうち、腰ボトム板2bは昇降フレーム35の上に固定して取り付けられるものである。
マットレス1は、図2に示すように、背ボトム板2a、腰ボトム板2b、腿ボトム板2c、足ボトム板2dの順に配置される各ボトム板2上に亘って載置されるものであり、このマットレス1の上に布団を敷いて、その上に寝ることができるものである。このようにボトム板2の上にマットレス1を敷くにあたって、マットレス1は背ボトム板2aや足ボトム板2dの両側端に設けたストッパー部4の間に配置されるようになっている。このとき、背ボトム板2aの両側端に設けたストッパー部4の対向間隔寸法や、足ボトム板2dの両側端に設けたストッパー部4の対向間隔寸法は、マットレス1の幅寸法とほぼ等しく形成してあり、またストッパー部4の高さはマットレス1の厚みより小さく形成してある。このため、マットレス1の側端面はストッパー部4の内側面に密接し、またストッパー部4に設けた係止凸部5が図5(b)のようにマットレス1の側端面に食い込んで係止されるようになっている。
そして上記したように、電動機8aを作動させて背ボトム板回動軸60aを回動駆動し、回動アーム9aを図7のe矢印のように回動させると、この回動アーム9aに取り付けられた背ボトム板2aも上方へ回動され、図4に鎖線で示すように斜めに立ち上げられる。このように背ボトム板2aが斜めに立ち上げられると、マットレス1も図1のように斜めに立ち上がり、ベッドの上に寝る人の上半身を持ち上げて起し、ベッドの上でもたれ座りをした姿勢にすることができるものである。
また上記したように、電動機8bを作動させて腿ボトム板回動軸60bを回動駆動し、回動アーム9bを図7のg矢印のように回動させると、この回動アーム9bに取り付けられた腿ボトム板2cも上方へ回動される。このように腿ボトム板2cを上方へ回動させて斜めに立ち上げると、腿ボトム板2cと蝶番21で回動自在に連結されている足ボトム板2dは腿ボトム板2cと逆向きの斜めに立ち上がることになって、図4に鎖線で示すように腿ボトム板2cと足ボトム板2dは逆V字形に折畳み屈曲される。腿ボトム板2cと足ボトム板2dが逆V字形に屈曲されると、マットレス1も図1のように逆V字形に屈曲され、ベッドに寝る人の腿と臑を曲げた、つまり脚を曲げた状態にすることができ、楽な姿勢でもたれ座りをすることができるものである。
このようにボトム板2を回動させて、背ボトム板2aを斜め上方へ立ち上げたり、腿ボトム板2cと足ボトム板2dを逆V字形に立ち上げたりすると、このボトム板2の回動に伴なってマットレスは図1のように屈曲されることになり、この屈曲変形によってマットレス1がボトム板2の上から左右にずれたり、ボトム板2の表面から浮き上がったりするおそれがあるが、上記のように、マットレス1の左右両側端面の外側に、背ボトム板2aや足ボトム板2dの両側端に設けたストッパー部4が配置されているので、マットレス1がボトム板2の上から左右にずれることをストッパー部4で規制して防ぐことができるものである。しかも各ストッパー部4の内側面の係止凸部5がマットレス1の側端面に食い込んで係止されているので、マットレス1がボトム板2の表面から剥がれて浮き上がることを防ぐことができるものである。
上記のように本発明ではボトム板2に設けたストッパー部4によってマットレス1のずれや浮き上がりを防ぐようにしているが、ボトム板2は上記のように樹脂の中空成形品で形成してあるので、ボトム板2をブロー成形などで中空に成形する際に同時にストッパー部4を成形して、ボトム板2にストッパー部4を一体に形成することができるものである。従って、ボトム板2とストッパー部4が別部材である場合のような、部品点数が増加したり、組み立ての手間が必要になったりすることがなくなるものである。またこのようにストッパー部4がボトム板2と一体であるので、上記のようにストッパー部4を把手として利用することが可能になるものである。
1 マットレス
2 ボトム板
3 ベッド本体
4 ストッパー部
5 係止凸部
6 把手用孔
7 取付金具
8 電動機
9 回動アーム
10 位置合せ用目印
11 位置決め凸部

Claims (4)

  1. マットレスを載置するボトム板を複数に分割してベッド本体の上面に取り付け、少なくとも一部のボトム板を起倒回動させるようにした電動ベッドにおいて、背ボトム板及び足ボトム板の両側端部にストッパー部を上方へ一体に突出して設けると共にストッパー部の内側面に係止凸部を設け、ストッパー部に手を差し込むことができる把手用孔を、ボトム板の上下両面を開口するように設けてストッパー部をアーチ状に形成し、ボトム板上に載置されるマットレスを両側端のストッパー部の間に配置すると共に係止凸部をマットレスの両側端に係止させて成ることを特徴とする電動ベッド。
  2. ボトム板は、樹脂の中空成形品で形成されたものであることを特徴とする請求項に記載の電動ベッド。
  3. 少なくとも一部のボトム板の下面に取付金具を設け、電動機によって上下方向に回動駆動される回動アームの上にボトム板を載置すると共に取付金具を回動アームに結合することによって、ボトム板を起倒回動自在にベッド本体に取り付け、回動アームの位置に対応してボトム板の上面に、回動アームの位置合せ用目印を形成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動ベッド。
  4. 取付金具の近傍位置においてボトム板の下面に位置決め凸部を突設し、取付金具と位置決め凸部の間に配置した回動アームの上にボトム板を載置して成ることを特徴とする請求項に記載の電動ベッド。
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