JP2005065710A - 電動ベッド - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成でありながら、スムーズな(安定した)昇降を行わせることができる低床式電動ベッドを提供する点にある。
【解決手段】床面Fに接地される接地部1と、この接地部1に起伏揺動自在に取り付けられた脚部2とからなる脚体3を前後に配置し、支持フレーム8の前側部分及び後側部分に、前後一対の脚体3,3をそれぞれ同一側同士で、かつ、前後方向に沿って移動可能な状態で連結し、支持フレーム8の前側部分と前側の脚体3との間及び支持フレーム8の後側部分と後側の脚体3との間のそれぞれに、伸縮式のアクチュエータ9,10を備えさせたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、床部を載置支持する支持フレームを伸縮式のアクチュエータにより昇降可能に構成してなる電動ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記電動ベッドでは、前後方向に長い支持フレームの下方に配置した駆動機構により起伏自在に構成された前後一対の起伏脚部材の上端を、支持フレームの長手方向に沿って移動可能な状態で支持フレームの前後のそれぞれに連結し、前記駆動機構の作動により前後一対の起伏脚部材を起伏操作することにより、支持フレームを昇降操作することができるように構成している。そして、前記駆動機構が、前記起伏脚部材それぞれの上端部付近に取り付けた雌ねじ部材と、これら雌ねじ部材に螺入する一対のねじシャフトと、これらねじシャフトの一方の端部にそれを回転駆動させるために接続された電動モータと、前記一対のねじシャフトを連結する連結手段を構成する連結パイプ及び連結棒とから構成して、単一の電動モータにより2つの起伏脚部材を同時に揺動操作することができるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特許第2512862号公報(図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成によれば、駆動機構が、多数の部材からなっているため、組み付け作業に多大な時間と手間を要するだけでなく、2つの起伏脚部材を単一の電動モータで起伏操作することから、大きな出力を発揮する電動モータを用いなければならない。そして、このような大出力の電動モータを用いると、支持フレームの昇降開始動作が急激に行われることになるため、昇降をスムーズに行うことができず、非常に取扱面において不利であった。因みに、支持フレームを上昇側へ移動付勢するためのコイルスプリングを備えさせることにより、比較的小型な電動モータで済ませることができ、前記昇降をある程度スムーズに行わせることができるものの、部品点数の増大化を更に招き、組み付け作業に多大な時間と手間を要するものになり、実施し難いものであった。
また、駆動機構が一対の起伏脚部材を連動させる構成であることから、支持フレームの直下方にフレームの長手方向ほぼ全域に渡って駆動機構を配置することになる。このため、支持フレームの上端から駆動機構の下端まで比較的大きな距離を要するため、電動ベッドを低床式に構成することが困難なものであった。
【0005】
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、簡素な構成でありながら、スムーズな(安定した)昇降を行わせることができる電動ベッドを提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の電動ベッドは、前述の課題解決のために、床面に接地される接地部と、この接地部に起伏自在に取り付けられた脚部とからなる脚体を前後に配置し、前後方向に長い支持フレームの前側部分及び後側部分に、前記前後一対の脚体をそれぞれ同一側同士で、かつ、前後方向に沿って移動可能な状態で連結し、前記支持フレームの前側部分と前側の脚体との間及び該支持フレームの後側部分と後側の脚体との間のそれぞれに、伸縮式のアクチュエータを備えさせたことを特徴としている。
上記のように、一対の脚体に対してそれぞれ伸縮式のアクチュエータを備えさせる構成にすることによって、単一のアクチュエータを設けるものに比べてほぼ半分の出力を有する小型なアクチュエータで済ませることができ、脚体をスムーズかつ無理なく揺動操作することができる。しかも、2つのアクチュエータにて脚体を直接揺動操作する構成とすることによって、従来のような2つの脚体を連動させるための多数の部品を支持フレームの下方に配置する手間が不要になるだけでなく、部品点数の削減化によるベッド全体の重量の軽量化も実現することができる。また、両方のアクチュエータを同じように駆動することによって、支持フレームを安定良く昇降させることができることは勿論のこと、両方のアクチュエータの作動を異ならせることによって、支持フレームを傾斜姿勢にすることもできる。
【0007】
前記前側のアクチュエータの一端を前記支持フレームの前側端部に枢支連結すると共に該アクチュエータの他端を前記前側の脚部の中間部に枢支連結し、前記後側のアクチュエータの一端を前記支持フレームの後側端部に枢支連結すると共に該アクチュエータの他端を前記後側の脚部の中間部に枢支連結することによって、アクチュエータからの伸長力を直接脚部に伝達することができる。
【0008】
前記支持フレームを前側フレーム部と後側フレーム部とに分割し、それら分割された2つのフレーム部の突き合わせ側端部同士を枢支連結することによって、一方のフレーム部をほぼ180度揺動させて他方のフレーム部上に一方のフレーム部を位置させた折り畳み状態にすることができる。
【0009】
前記支持フレームの前側部分を構成する左右の横側部と前記前側の脚部を構成する左右の横側部とを左右一対の前側補助アームにて枢支連結し、前記支持フレームの後側部分を構成する左右の横側部と前記後側の脚部を構成する左右の横側部とを左右一対の後側補助アームにて枢支連結することによって、脚部と支持フレームとの連結強度を高めることができるだけでなく、脚部をスムーズに揺動させることができる。
【0010】
前記支持フレームの上部に、複数の床からなる床部を備えさせ、前記床部のうちの背部床を、伸縮式のアクチュエータにより起伏自在に構成すると共に膝部床及び脚部床が、伸縮式のアクチュエータにより側面視においてほぼへの字状になるように該膝部床及び脚部床の少なくとも一方を起伏自在に構成してもよい。
【0011】
前記支持フレームに対して前記前後一対の脚部の支持フレーム側端部をそれぞれ前後移動自在に案内するための案内手段を設けて、支持フレームの昇降時において支持フレームに対して脚部の支持フレーム側端部を前後移動させる構成にしている。
例えば、接地部を回転ローラにて構成して支持フレームの昇降に伴って接地部を前後移動させて支持フレームを昇降させるものの場合に、ベッド全体が不測に前後移動してしまうことがあるが、上記のように接地部は同一位置にて支持フレームを昇降させる構成にすることによって、ベッド全体が移動するようなことがない。
【0012】
前記案内手段を、前記脚部の支持フレーム側端部に取り付けられた回転ローラと、この回転ローラを係合させるために前記支持フレームに取り付けたガイド部材とから構成することによって、支持フレームの昇降に伴ってガイド部材に係合している回転ローラが回転しながらガイド部材に対して前後方向にスムーズに移動することができる。
【0013】
前記脚部が、左右一対の左右パイプ部からなり、これら左右パイプ部の支持フレーム側端部それぞれに前記回転ローラを取り付け、これら回転ローラに係合する前記ガイド部材を、左右方向内方側に開口する前後方向視ほぼコの字形状で、かつ、前後方向に伸びるガイドレールから構成することによって、左右の回転ローラを左右パイプ部にて安定良く支持しながら回転させることができながらも、左右の回転ローラが外側からガイドレールにて覆われて見えにくい状態になっている。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1〜図5に、電動ベッド(以下、単にベッドと称する)を示している。このベッドは、床面Fに接地される接地部1と、この接地部1に起伏自在に取り付けられた脚部2とからなる脚体3を前後に配置し、前後方向に長く、かつ、複数の床4,5,6,7からなる床部Sを載置支持するための支持フレーム8の前側部分及び後側部分に、前記前後一対の脚体3,3をそれぞれ同一側同士で、かつ、前後方向に沿って移動可能な状態で連結し、前記支持フレーム8の前側部分と前側の脚体3との間に第1の伸縮式のアクチュエータ9を備えさせ、かつ、該支持フレーム8の後側部分と後側の脚体3との間に第2の伸縮式のアクチュエータ10を備えさせてなっている。前記支持フレーム8の前後端に、図示していないヘッドボード及びフットボードを取り付けて実施することになるが、場合によっては、それらを省略して実施することもできる。図では、移動することができない固定式のベッドを示しているが、キャスターを備えさせて移動可能なベッドであってもよい。尚、図1及び図2において、床面Fを下方とし床部Sを上方として図を見た場合に、図の左側をベッドの前側とし、図の右側をベッドの後側とし、紙面を貫通する方向の手前側を左側とし、奥側を右側として、以下説明を行うものとする。
【0015】
前記支持フレーム8は、図6及び図7に示すように、前側フレーム部11と後側フレーム部12とに分割されてなり、それら分割された2つのフレーム部11,12の突き合わせ側端部同士を水平軸芯X1周りで枢支連結することによって、一方のフレーム部11又は12(図6では後側のフレーム部12)をほぼ180度揺動させて、他方のフレーム部12又は11(図6では前側のフレーム部11)上に一方のフレーム部11又は12(図6に2点鎖線でフレーム部の一部を示している)を位置させた折り畳み状態にすることができるようにしている。このように2分割されたフレーム部11,12を折り畳み状態にすることによって、折り畳み不能に構成された支持フレームに比べて、運搬時の取扱面や収納時の収納スペース面において有利になる利点があるが、場合によっては分割されていない単一の支持フレームに構成して実施してもよい。ここでは、支持フレーム8を2分割した場合を示したが、部品点数が増えるが、3分割以上に構成して実施することもできる。
【0016】
前記前側フレーム部11は、左右にほぼ平行に配置された金属製で角筒状の左右パイプ部11A,11Bと、これら左右パイプ部11A,11Bの前後端部を連結するために前後にほぼ平行に位置する金属製で角筒状の前後パイプ部11C,11Dとからなっている。又、前記後側フレーム部12も、前記前側フレーム部11と同様に左右にほぼ平行に配置された角筒状の左右パイプ部12A,12Bと、これら左右パイプ部12A,12Bの前後端部を連結するために前後にほぼ平行に位置する角筒状の前後パイプ部12C,12Dとからなっている。前記フレーム部11,12を筒状のものから構成することによって、軽量化を図ることができながらも、強度面において有利になる利点があるが、ほぼ同一の強度を有するように厚みや大きさを考慮すれば、断面形状がコの字状あるいは板状のものから構成したり、場合によっては硬質合成樹脂や木などから構成することもできる。図7に示す22は、ほぼコの字状の補助フレームであり、この補助フレーム22の左右両端から前方側へ延びる係止部22A,22Bそれぞれの前後一対の係止孔を前記左右パイプ部12A,12Bの横側面に突出させたピン体12F,12F(図では左側のものしか見えていない)に係止させて固定することができるようにしている。前記補助フレーム22を前後長の異なるものに取り替えることによって、ベッドの前後長を変更することができるのである。
【0017】
図6にも示すように、前記接地部1は、下端部(接地部)側ほど外形が広がったほぼラッパ形状のものからなり、前後の接地部1,1のそれぞれは、左右に同一のものが配置された一対ずつからなり、それら接地部1,1同士を断面形状が円形(角形あるいは楕円形などどのような形状でもよい)の連結パイプ13(図では後側のものしか見えていない)にて連結している。ここでは、左右一対の接地部1,1を連結パイプにて連結したものから構成したが、左右方向に長い単一の接地部1から構成することもできる。
又、前記脚部2は、前記連結パイプ13の左右端部に一端が固定された角筒状の左右パイプ部2A,2Bと、これら左右パイプ部2A,2Bの他端部同士を連結するための断面形状が円形(角形あるいは楕円形などどのような形状でもよい)の連結パイプ2Cとからなっている。又、前記連結パイプ2Cの両端には、前記前後フレーム部11,12の左右パイプ部11A,11B又は12A,12Bから垂設されると共に前後方向に伸びて移動案内経路を形成するための左右一対ずつのほぼコの字状のガイド部材としてのガイドレール14A,14A又は15A,15Bに係合する回転ローラ16,16又は17,17(右側のローラのみ見えている)を取り付けて、回転ローラ16,16又は17,17がガイドレール14A,14B又は15A,15B内を前後移動できるように構成されている。前記ガイドレール14A,14B又は15A,15Bを、互いに左右方向内側が開放されたほぼコの字形状に構成することによって、外側から回転ローラ16,16又は17,17が見えにくいだけでなく、他物が外側から接当し難いようにガイドレール14A,14B又は15A,15Bにて16,16又は17,17を覆うことができるが、左右方向外側が開放されたガイドレールであってもよいし、又、回転ローラ16,16又は17,17を案内できる形状であれば、コの字形状以外の形状であってもよい。又、前記左右パイプ部2A,2Bの長手方向中央よりも少し下側寄り箇所2Hを折り曲げることにより、この折り曲げ部2Hから下側部分を下端側ほど左右方向外方側に広がった外拡がり傾斜姿勢に変形させて、左右の接地部1,1間の距離を大きくしてベッドを安定良く接地させることができるようにしているが、左右パイプ部2A,2Bを折り曲げないで一直線状のストレートなパイプから構成してもよい。尚、前記回転ローラ16,16又は17,17とガイドレール14A,14B又は15A,15Bとから、前記支持フレーム8に対して前後の脚部2,2の支持フレーム側端部(上端部)をそれぞれ前後移動自在に案内するための案内手段を構成している。
【0018】
図6にも示すように、前記2個のアクチュエータ9,10は、いずれもモータ本体部9A,10Aとこのモータ本体部9A,10Aに対して伸縮作動するロッド部9B,10Bとからなっているが、流体圧シリンダなどで構成することもできる。そして、前記前側のアクチュエータ9のロッド部9Bの先端を、前記前側フレーム部11の前側端部に位置する前パイプ部11Cの左右方向ほぼ中央部に枢支連結すると共に、該アクチュエータ9のモータ本体部9Aの遊端部を前記前側の脚部2を構成する左右パイプ部2A,2Bの中間部同士を連結する補強用連結パイプ(図示していないが、後側の補強用連結パイプ19と同一)の左右方向ほぼ中央に枢支連結している。又、前記後側のアクチュエータ10も同様に、アクチュエータ10のロッド部10Bの先端を、前記後側フレーム部12の前側端部に位置する後パイプ部12Bの左右方向ほぼ中央部に枢支連結すると共に、該アクチュエータ10のモータ本体部10Aの遊端部を前記後側の脚部2を構成する左右パイプ部2A,2Bの中間部同士を連結する補強用連結パイプ19の左右方向ほぼ中央に枢支連結している。前記のように前後フレーム部11,12を構成する前後パイプ部11C,12Dと補強用連結パイプ19(前側は図示していない)との間にアクチュエータ9,10をそれぞれ取り付けることによって、特別な取付用部材を用いる場合に比べて、部品点数の増大化を回避することができるが、専用の取り付け部材を取り付けてアクチュエータ9,10を取り付けてもよい。又、それらアクチュエータ9,10それぞれの両端の取り付け位置は、図に示す位置以外であってもよい。
前記のように2個の電動モータ9,10を用いる構成とすることによって、従来のように1個の電動モータにて床部を昇降させる場合に、前後の脚体を連動させるための駆動機構が不要になり、構成の簡素化を図ることができるだけでなく、フレームの直下方に前記駆動機構を配置することが不要になる分、床部を床面にできるだけ近づけることができる利点がある。
【0019】
前記支持フレーム8の前側部分を構成する左右の横側部、つまり左右パイプ部11A,11Bと前記前側の脚部2を構成する左右の横側部、つまり左右パイプ部2A,2Bとを左右一対の前側補助アーム20A,20Bにて枢支連結し、前記支持フレーム8の後側部分を構成する左右の横側部、つまり左右パイプ部12A,12Bと前記後側の脚部2を構成する左右の横側部、つまり左右パイプ部2A,2Bとを左右一対の後側補助アーム21A,21Bにて枢支連結して、脚部2と支持フレーム8との連結強度を高めることができるだけでなく、脚部2,2をスムーズかつ安定して揺動させることができるようにしているが、場合によっては省略して実施することもできる。
【0020】
図5及び図7に示すように、前記床部Sは、前述したように4つの床部4,5,6,7からなり、前記ヘッドボード側(前方側)から後端側の水平軸芯X2周りで揺動自在に枢支された背部床4と、これの後端に固定された腰部床5と、この腰部床5の後端に前方側の水平軸芯X3周りで揺動自在に枢支された膝部床6と、この膝部床6の後端に枢支連結されると共に後端がフリーになっている脚部床7とから構成しているが、床の個数及び床の具体的構成は、図に示される構成に限定されるものではない。前記背部床4、腰部床5、膝部床6、脚部床7のそれぞれは、外側に位置する枠フレームと、この枠フレームの上端面に多数の棒状体が縦横に張られたメッシュ状の網体とからなっているが、これら以外の構成にして実施してもよい。又、前記背部床4は、ほぼ矩形状に組まれた前側の枠フレーム18(図7参照)に支持されており、又、前記膝部床6及び脚部床7も同様に、ほぼ矩形状に組まれた前側の枠フレーム23(図7参照)に支持されており、それら枠フレーム18,23を前記支持フレーム8に固定している。
【0021】
前記背部床4は、図5に示すように、前記枠フレーム18と背部床4の前側に下方に垂下した状態で取り付けられた固定アーム24とを枢支連結するための伸縮作動式のアクチュエータである電動モータ25により起伏自在に構成されている。又、前記膝部床6及び脚部床7の突き合わせ端部同士を枢支連結すると共に、前記膝部床6の前後方向ほぼ中央の下面に一端が枢支連結された操作アーム26の他端と後側の枠フレーム23とを伸縮作動式のアクチュエータである電動モータ27により連結して、電動モータ27の伸長作動により膝部床6を前端側の水平軸芯X3周りでそれの下端が上方に位置するように揺動操作することにより、脚部床7が前方側へ移動しながら前端側ほど上方に位置する傾斜姿勢に姿勢変更することで、膝部床6と脚部床7とが側面視においてほぼへの字状(図5参照)に姿勢変更することができるようになっている。尚、ここでは、膝部床6を電動モータ27の伸長作動により揺動操作することにより、膝部床6と脚部床7とが側面視においてほぼへの字状に姿勢変更することができるように構成したが、脚部床7をアクチュエータを用いて揺動操作したり、膝部床6と脚部床7の両方を揺動操作するようにして実施することもできる。
【0022】
図1の状態が床Sを最も床面Fに近づけた最下降位置を示し、この最下降位置から、前後の電動モータ9,10を同時にほぼ同じ速度で最大伸長作動させることにより、図2に示すように、前記ベッドを最大上昇位置まで昇降させることができるようになっている。又、後側の電動モータ10は短縮状態のままで前側の電動モータ9のみを最大伸長作動させると、図3に示すように、支持フレーム8が前方側ほど上方に位置した前上がり傾斜姿勢となり、又、前記とは反対に前側の電動モータ9は短縮状態のままで後側の電動モータ10のみを最大伸長作動させると、図4に示すように、支持フレーム8が後方側ほど上方に位置した後上がり傾斜姿勢となる。図では、電動モータ9又は10を全て最大伸長作動させた場合を示したが、任意の伸縮位置で停止させてもよい。又、図5では、前記支持フレーム8が前上がり傾斜姿勢で、前記背部床4が起伏姿勢で、膝部床6と脚部床7とが側面視においてほぼへの字状の姿勢になっている状態を示しており、4個の電動モータ9,10,24,25を用いることによって、ベッドをあらゆる姿勢にすることが可能になる。
【0023】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、一対の脚体に対してそれぞれ伸縮式のアクチュエータを備えさせる構成にすることによって、単一のアクチュエータを設けるものに比べてほぼ半分の出力を有する小型なアクチュエータで済ませることができ、脚体をスムーズかつ無理なく揺動操作することができ、使用面において有利になる。しかも、2つのアクチュエータにて脚体を直接揺動操作する構成とすることによって、従来のような2つの脚体を連動させるための多数の部品を支持フレームの下方に配置する手間が不要になるだけでなく、部品点数の削減化によるベッド全体の重量の軽量化も実現することができ、組み立て作業面及び運搬作業面のいずれにおいても有利になる。
また、両方のアクチュエータを同じように駆動することによって、支持フレームを安定良く昇降させることができることは勿論のこと、一方のアクチュエータのみを作動させることによって、支持フレームを傾斜姿勢にするこができる商品価値の高いベッドにすることができる。
また、従来のように支持フレームの直下方にフレームの長手方向ほぼ全域に渡って駆動機構を配置することが不要になり、その分床部を下げて床面に近づけることができ、より一層低床を図ることができる使用者にとってより好ましいベッドにすることができる。
【0024】
請求項2の発明によれば、前側のアクチュエータの一端を支持フレームの前側端部に枢支連結すると共にアクチュエータの他端を前側の脚部の中間部に枢支連結し、後側のアクチュエータの一端を支持フレームの後側端部に枢支連結すると共にアクチュエータの他端を後側の脚部の中間部に枢支連結することによって、アクチュエータからの伸長力を直接脚部に伝達することができ、更に動力の小さなアクチュエータで済ませることができ、組み立て作業面及びコスト面において有利になる。
【0025】
請求項3の発明によれば、支持フレームを前側フレーム部と後側フレーム部とに分割し、それら分割された2つのフレーム部の突き合わせ側端部同士を枢支連結することによって、一方のフレーム部をほぼ180度揺動させて他方のフレーム部上に一方のフレーム部を位置させた折り畳み状態にすることができ、運搬を含めた取扱面及び収納面において有利になる。
【0026】
請求項4の発明によれば、支持フレームの前側部分を構成する左右の横側部と前側の脚部を構成する左右の横側部とを左右一対の補助アームにて枢支連結し、支持フレームの後側部分を構成する左右の横側部と後側の脚部を構成する左右の横側部とを左右一対の後側補助アームにて枢支連結することによって、脚部と支持フレームとの連結強度を高めることで耐久性の向上を図ることができだけでなく、脚部をスムーズに揺動させることで、使用者に不安感を与えることのない商品価値の高いものにすることができる。
【0027】
請求項5の発明によれば、支持フレームの上部に、複数の床からなる床部を備えさせ、床部のうちの背部床を、伸縮式のアクチュエータにより起伏自在に構成すると共に膝部床及び脚部床が、伸縮式のアクチュエータにより側面視においてほぼへの字状になるように膝部床及び脚部床の少なくとも一方を起伏自在に構成することによって、支持フレームの昇降及び傾斜姿勢に合わせて床部を起伏させてあらゆる姿勢にベッドを変更することができ、使用者にとって満足度の高いものにすることができる。
【0028】
請求項6の発明によれば、支持フレームに対して前後一対の脚部の支持フレーム側端部をそれぞれ前後移動自在に案内するための案内手段を設けて、支持フレームの昇降時において支持フレームに対して脚部の支持フレーム側端部を前後移動させる構成にすることによって、ベッド全体が不測に前後移動してしまうことがなく、ベッド上にいる使用者にとって不安感を与えない信頼性の高いベッドを構成することができる。
【0029】
請求項7の発明によれば、案内手段を、脚部の支持フレーム側端部に取り付けられた回転ローラと、この回転ローラを係合させるために支持フレームに取り付けたガイド部材とから構成することによって、支持フレームの昇降に伴ってガイド部材に係合している回転ローラが回転しながらガイド部材に対して前後方向にスムーズに移動することができ、商品価値の高いベッドとすることができる。
【0030】
請求項8の発明によれば、脚部が、左右一対の左右パイプ部からなり、これら左右パイプ部の支持フレーム側端部それぞれに回転ローラを取り付け、これら回転ローラに係合するガイド部材を、左右方向内方側に開口する前後方向視ほぼコの字形状で、かつ、前後方向に伸びるガイドレールから構成することによって、左右の回転ローラを左右パイプ部にて安定良く支持しながら回転させることができながらも、左右の回転ローラが外側からガイドレールにて覆われて見えにくい状態になり、意匠感を良好にすることができると共に他物との接当により回転ローラの破損を回避することができ、使用面及び耐久面のいずれにおいても優れたベッドとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】床部を最下降位置に位置させた状態を示すベッドの全体側面図である。
【図2】床部を最上昇位置に位置させた状態を示すベッドの全体側面図である。
【図3】床部を前上がり傾斜姿勢にしたベッドの全体側面図である。
【図4】床部を後上がり傾斜姿勢にしたベッドの全体側面図である。
【図5】床部を前上がり傾斜姿勢にし、背部床を最大起伏姿勢にすると共に膝部床と脚部床をほぼへの字姿勢にしたベッドの全体側面図である。
【図6】床部を省略したベッドの全体斜視図である。
【図7】支持フレームと床部とを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 接地部 2 脚部
2C 連結パイプ 2A,2B 左右パイプ部
2H 折り曲げ部
3 脚体 4 背部床
5 腰部床 6 膝部床
7 脚部床 8 支持フレーム
9 アクチュエータ 9A モータ本体部
9B ロッド部 10 アクチュエータ
10A モータ本体部
10B ロッド部 11 フレーム部
11C 前パイプ部 12 フレーム部
12B 後パイプ部 12F ピン体
13 連結パイプ
19 補強用連結パイプ
11A,11B 左右パイプ部
22 補助フレーム 22A,22B 係止部
18,23 枠フレーム
24 固定アーム 25 電動モータ
26 操作アーム 27 電動モータ
14A,14A ガイドレール(ガイド部材)
16 回転ローラ
20A,20B 前側補助アーム
21A,21B 後側補助アーム
S 床部 X1 水平軸芯
X2 水平軸芯 X3 水平軸芯

Claims (8)

  1. 床面に接地される接地部と、この接地部に起伏自在に取り付けられた脚部とからなる脚体を前後に配置し、前後方向に長い支持フレームの前側部分及び後側部分に、前記前後一対の脚体をそれぞれ同一側同士で、かつ、前後方向に沿って移動可能な状態で連結し、前記支持フレームの前側部分と前側の脚体との間及び該支持フレームの後側部分と後側の脚体との間のそれぞれに、伸縮式のアクチュエータを備えさせたことを特徴とする電動ベッド。
  2. 前記前側のアクチュエータの一端を前記支持フレームの前側端部に枢支連結すると共に該アクチュエータの他端を前記前側の脚部の中間部に枢支連結し、前記後側のアクチュエータの一端を前記支持フレームの後側端部に枢支連結すると共に該アクチュエータの他端を前記後側の脚部の中間部に枢支連結してなる請求項1記載の電動ベッド。
  3. 前記支持フレームを前側フレーム部と後側フレーム部とに分割し、それら分割された2つのフレーム部の突き合わせ側端部同士を枢支連結してなる請求項1又は2記載の電動ベッド。
  4. 前記支持フレームの前側部分を構成する左右の横側部と前記前側の脚部を構成する左右の横側部とを左右一対の前側補助アームにて枢支連結し、前記支持フレームの後側部分を構成する左右の横側部と前記後側の脚部を構成する左右の横側部とを左右一対の後側補助アームにて枢支連結してなる請求項1〜3のいずれかに記載の電動ベッド。
  5. 前記支持フレームの上部に、複数の床からなる床部を備えさせ、前記床部のうちの背部床を、伸縮式のアクチュエータにより起伏自在に構成すると共に膝部床及び脚部床が、伸縮式のアクチュエータにより側面視においてほぼへの字状になるように該膝部床及び脚部床の少なくとも一方を起伏自在に構成してなる請求項1〜4のいずれかに記載の電動ベッド。
  6. 前記支持フレームに対して前記前後一対の脚部の支持フレーム側端部をそれぞれ前後移動自在に案内するための案内手段を設けてなる請求項1〜5のいずれかに記載の電動ベッド。
  7. 前記案内手段が、前記脚部の支持フレーム側端部に取り付けられた回転ローラと、この回転ローラを係合させるために前記支持フレームに取り付けたガイド部材とからなる請求項6に記載の電動ベッド。
  8. 前記脚部が、左右一対の左右パイプ部からなり、これら左右パイプ部の支持フレーム側端部それぞれに前記回転ローラを取り付け、これら回転ローラに係合する前記ガイド部材が、左右方向内方側に開口する前後方向視ほぼコの字形状で、かつ、前後方向に伸びるガイドレールから構成してなる請求項7に記載の電動ベッド。
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