JP5243487B2 - データ再生装置及びデータ再生方法 - Google Patents

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Description

この発明は、撮像データ、とくにドライブレコーダで撮像した撮像データを表示するデータ再生装置及びデータ再生方法に関するものである。
ドライブレコーダ装置(以下、ドライブレコーダという)は、自動車等の車両に設置され、事故(イベント)が発生した場合に、その前後の走行中の画像、音声などのデータを外部記憶装置に格納することで、事故時の映像を残すことができるものである。近年は、一般向けにも普及が進んでおり、事故発生時以外のデータも外部記憶装置に格納し続ける機能(以下、常時撮像という)を搭載したドライブレコーダも存在する(例えば、特許文献1)。
また、記録したデータは、専用のアプリ(以下、表示装置という)を使用することで、加速度データの値等と合わせて表示・再生することができる。このため、事故の発生原因を明確にすることが可能になる。特許文献2には、データ再生方法に関し、フレームレートの異なる2つの映像データの最終書き込みアドレス値を用いて、格納領域の異なる2つの映像データを時系列に再生させることができるようにしたものが記載されている。
特開2009―093548号公報(第4〜6頁、図1) 特開2006―67172号公報(第7〜12頁、図1)
しかしながら、常時撮像機能を搭載したドライブレコーダでは、図8のようなデータが記録されることがある。図8は、常時撮像を実行中にイベントが入るとイベント撮像が実行され、イベント撮像が終了後、再度、常時撮像に戻って常時撮像が継続された状態を示している。ここで、常時撮像が中断される直前12秒間のシーンと、イベント撮像の開始から12秒は、同じシーンである(重複撮像データ421)。また、常時撮像データ1211、イベント撮像データ1221、常時撮像データ1231は時系列で続きの記録である。ここで、常時撮像データとイベント撮像データは異なるフォルダに格納される。これは、記録媒体0200の格納容量が一杯になった際、イベント撮像データを優先的に残すためである。
一般に、図8の撮像データを表示装置で表示する場合、ユーザが、常時撮像データ1211を指定しても、イベント要求431時点までの撮像データしか表示されない。ユーザが、時系列で連続した撮像データを見たい場合、図8の例だと3回データを指定することになり、ユーザにとって非常に煩わしい問題となる。
特許文献2の表示方法では、3つ以上のデータを時系列に表示することには対応しておらず、この問題を解決できない。
また、図8を時系列通り、常時撮像データ1211、イベント撮像データ1221、常時撮像データ1231、と表示したとしても、同じ撮像データ(重複撮像データ421)を繰り返し表示してしまい、時系列データとして表示できないという問題がある。
特許文献2の表示方法では、重複したデータの表示方法について考慮しておらず、この問題を解決できない。
また、常時撮像データの次に時系列に連続するイベント撮像データを指定する場合、格納場所が異なるため、連続するデータがどのデータなのかがユーザにとって分かりにくく、このような操作は、ユーザの利便性を大きく損なわせるという問題がある。
さらに、ドライブレコーダでは、ユーザの意図しないイベント要求が発生する(例えば、急カーブで加速度がかかった際に事故によるものと誤判定してしまう)ことがあり、この意図しないイベント要求により、図8のようなデータが記録された場合は、ユーザにとって上述の操作が、ことさら不快なものになるという問題がある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、ある撮像データに続く撮像データを自動的に探索し、撮像データの重複データを考慮して、これらの撮像データを一続きの再生データとして再生できるデータ再生装置及びデータ再生方法を得ることを目的としている。
この発明に係わるデータ再生装置においては、撮像部を有し、トリガに対応する撮像方法により撮像し、トリガがイベントの場合にはイベント発生の所定時間前から撮像するドライブレコーダ装置によって撮像され、トリガ別に格納された撮像データを再生する再生装置であって、トリガ別に格納された撮像データには、関連する撮像データへのリンク情報が付加され、撮像データを読込む撮像データ読込手段、この撮像データ読込手段によって読込まれた撮像データと他の撮像データとの関連をリンク情報に基づき解析する撮像データ解析手段、この撮像データ解析手段による解析結果得られた、撮像データに関連する関連撮像データをリンク情報に基づき探索する撮像データ探索手段、及び撮像データ及び撮像データ探索手段によって探索された関連撮像データを、所定時間で重複させることなく、一続きの再生データとして再生させる再生手段を備えたものである。
この発明は、以上説明したように、撮像部を有し、トリガに対応する撮像方法により撮像し、トリガがイベントの場合にはイベント発生の所定時間前から撮像するドライブレコーダ装置によって撮像され、トリガ別に格納された撮像データを再生する再生装置であって、トリガ別に格納された撮像データには、関連する撮像データへのリンク情報が付加され、撮像データを読込む撮像データ読込手段、この撮像データ読込手段によって読込まれた撮像データと他の撮像データとの関連をリンク情報に基づき解析する撮像データ解析手段、この撮像データ解析手段による解析結果得られた、撮像データに関連する関連撮像データをリンク情報に基づき探索する撮像データ探索手段、及び撮像データ及び撮像データ探索手段によって探索された関連撮像データを、所定時間で重複させることなく、一続きの再生データとして再生させる再生手段を備えたので、ドライブレコーダ装置の撮像データから、これに関連する関連撮像データを自動的に探索し、重複を省いて一続きの再生データとして再生させることができる。



一般的なドライブレコーダ本体を示す構成図である。 図1のドライブレコーダで撮像したデータを記録する一般的な記録媒体のデータの構成例を示す図である。 図1のドライブレコーダで撮像したデータを表示する一般的な表示装置を示す構成図である。 図1のドライブレコーダ本体の動作例を示すフローチャートである。 図1のドライブレコーダ本体の一般的な常時撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。 図1のドライブレコーダ本体の一般的なイベント撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。 図1のドライブレコーダ本体で撮像した撮像データを表示する表示装置の動作例を示すフローチャートである。 図1のドライブレコーダ本体で撮像した撮像データで課題となるデータの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態1によるドライブレコーダ本体を示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるドライブレコーダで撮像したデータを記録する記録媒体のデータの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態1によるドライブレコーダで撮像したデータを記録する記録媒体のデータの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態1によるドライブレコーダ本体の動作例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるドライブレコーダの常時撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるドライブレコーダのイベント撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による表示装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるドライブレコーダ本体で撮像した撮像データを表示する表示装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による表示装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるドライブレコーダ本体で撮像した撮像データを表示する表示装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるドライブレコーダ本体を示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるドライブレコーダで撮像したデータを記録する記録媒体のデータの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態2によるドライブレコーダ本体の動作例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるドライブレコーダの常時撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるドライブレコーダのイベント撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。 一般的なドライブレコーダ本体を示す別の構成図である。 図24のドライブレコーダ本体の動作例を示すフローチャートである。 図24のドライブレコーダ本体の一般的なイベント撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。 図24のドライブレコーダ本体で撮像した撮像データで課題となるデータの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態3によるドライブレコーダ本体を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるドライブレコーダで撮像したデータを記録する記録媒体のデータの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態3によるドライブレコーダ本体の動作例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3によるドライブレコーダのイベント撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3による表示装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるドライブレコーダ本体で撮像した撮像データを表示する表示装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4によるドライブレコーダ本体を示す構成図である。 この発明の実施の形態4によるドライブレコーダで撮像したデータを記録する記録媒体のデータの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態4によるドライブレコーダ本体の動作例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4によるドライブレコーダのイベント撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4による表示装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態4によるドライブレコーダ本体で撮像した撮像データを表示する表示装置の動作を示すフローチャートである。 一般的なドライブレコーダ本体を示すさらに別の構成図である。 図40のドライブレコーダ本体の動作例を示すフローチャートである。 図40のドライブレコーダ本体の一般的な常時撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。 図40のドライブレコーダ本体で撮像した撮像データで課題となるデータの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態5によるドライブレコーダ本体を示す構成図である。 この発明の実施の形態5によるドライブレコーダで撮像したデータを記録する記録媒体のデータの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態5によるドライブレコーダ本体の動作例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5によるドライブレコーダの常時撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5によるドライブレコーダのイベント撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5による表示装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態5によるドライブレコーダ本体で撮像した撮像データを表示する表示装置の動作を示すフローチャートである。
初めに、以降の実施の形態の説明において必要となる、ドライブレコーダと表示装置の一例について述べる。
ドライブレコーダの構成の一例は、図1のようになっている。表示装置の構成の一例は、図3のようになっている。
なお、実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、ファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
なお、「〜部」と「〜装置」の区別は図に示すとおりでなくてもよく、図において「〜部」と示されている要素が「〜装置」であってもよく(ハードウェアのみであってもよく)、「〜装置」と示されている要素が「〜部」であってもよい(ソフトウェアのみ、ファームウェアのみ、ハードウェアのみ、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、ソフトウェアとハードウェアとファームウェアとの組み合わせであってもよい)。
図1は、一般的なドライブレコーダ本体を示す構成図である。
図1において、ドライブレコーダ本体0100は次のように構成されている。
撮像部0101は、ドライブレコーダ本体0100が取り付けられている車両(取り付け対象物)から見える風景を撮像する装置である。記録トリガ判定部0102は、撮像部0101で撮像された撮像データを記録媒体0200に格納するトリガの種類を判定する。トリガの種類は常時とイベントの2種類として説明する。
記録制御部0103は、記録トリガ判定部0102が出力した情報を受け取り、データ書込制御部0110に、トリガに応じたデータの書き込みに必要な情報(例えば、トリガの種類など)を出力する。記録媒体0200は、撮像部0101で撮像された撮像データを格納する。電源検知部0106は、外部から供給される電源の検知を行う。
撮像データ格納部0107は、撮像部0101で撮像された撮像データを一時的に格納する記録装置である。
データ書込制御部0110は、撮像データ書込部0111を有し、記録制御部0103からの出力により、撮像データ書込部0111を制御する。撮像データ書込部0111は、記録制御部0103からの出力により、撮像データ格納部0107に格納された撮像データを読み出し、記録媒体0200に記録する。
電源供給部0120は、ドライブレコーダ本体0100に電源供給を行う。
図2は、図1のドライブレコーダで撮像したデータを記録する一般的な記録媒体のデータの構成例を示す図であり、図1の記録媒体0200のデータの構成の一例を示している。
図2において、記録媒体0200には、撮像データ0211を格納した撮像データファイル0210が記録されている。ただし、撮像データファイル0210には、イベント撮像データファイル(トリガがイベントの場合)と常時撮像データファイル(トリガが常時の場合)の2種類が存在する。
撮像データ0211は、図1の撮像部0101で撮像された撮像データである。
図3は、図1のドライブレコーダで撮像したデータを表示する一般的な表示装置を示す構成図である。
図3の表示装置0300において、表示部0301は、表示制御部0302から出力された撮像データを表示する。表示制御部0302は、データ読込制御部0310からの出力により、記録媒体0200に記録された撮像データ0211を表示部0301に出力する。
データ読込制御部0310は、撮像データ読込部0312を有し、撮像データ読込部0312を制御し、記録媒体0200に記録されているデータを表示制御部0302に出力する。撮像データ読込部0312は、記録媒体0200に記録された撮像データファイル0210から撮像データ0211を読込む。
図4は、図1のドライブレコーダ本体の動作例を示すフローチャートである。
図5は、図1のドライブレコーダ本体の一般的な常時撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。
図6は、図1のドライブレコーダ本体の一般的なイベント撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。
図7は、図1のドライブレコーダ本体で撮像した撮像データを表示する表示装置の動作例を示すフローチャートである。
図8は、図1のドライブレコーダ本体で撮像した撮像データで課題となるデータの構成例を示す図である。
図8において、常時撮像データ1211は常時撮像されたデータであり、イベント撮像データ1221は、イベント撮像要求431に応じてイベント撮像されたデータであり、常時撮像データ1231は、イベント撮像データ1221の後に常時撮像されたデータである。常時撮像データ1211、イベント撮像データ1221及び常時撮像データ1231は、時系列で続きの記録である。
図8では、常時撮像を実行中にイベントが入るとイベント撮像が実行され、イベント撮像が終了後、再度、常時撮像に戻って常時撮像が継続された状態を示している。ここで、常時撮像が中断される直前12秒間のシーンと、イベント撮像の開始から12秒は、同じシーンである(重複撮像データ421)。なお、常時撮像データとイベント撮像データは異なるフォルダに格納される。これは、記録媒体0200の格納容量が一杯になった際、イベント撮像データを優先的に残すためである。
次に、上述の装置の動作について説明する。
まず、図4を用いて、一般的なドライブレコーダ本体の動作の流れについて説明する。
まず、ドライブレコーダを起動する。
ドライブレコーダが起動されると、記録トリガ判定部0102が撮像要求の受付を許可する。撮像要求が入る(S101でYES)と、記録トリガ判定部0102は入った撮像要求がイベントか常時かを判定し(S102)、判定結果を記録制御部0103へ出力する。
次に、記録制御部0103は、記録トリガ判定部0102の出力した情報を受け取り、記録トリガ判定部0102の出力した情報が常時であれば、常時撮像ステップS103を、イベントであれば、イベント撮像ステップS104を実行する。
その後、S103もしくはS104が終了し、電源検知部0106がドライブレコーダ本体0100に対する電源供給状況を判断し(S105)、電源供給が継続されていれば、S101に戻り、電源供給が検知されなければ終了する。
次に、図5を用いて、常時撮像ステップS103の動作の流れについて説明する。
図5で、常時撮像ステップS103の処理が開始されると、撮像データ書込部0111が、常時撮像要求を受け付けた時刻から撮像部0101で撮像された撮像データを、記録媒体0200に随時記録していく(S110)。また、記録制御部0103は、記録トリガ判定部0102より出力がないかどうかを判定し(S111及びS112)、なければS110を続ける。
記録トリガ判定部0102に常時撮像終了要求が入る(S112でYES)と、記録トリガ判定部0102は、記録制御部0103にトリガ判定結果(常時)を出力する。そして、記録制御部0103は、記録トリガ判定部0102の出力した情報を受け取り、常時撮像要求を受け付けた時刻から常時撮像終了要求を受け付けた時刻までの間に撮像部0101で撮像された撮像データで、記録媒体0200に記録されていない撮像データ(以下、常時撮像未記録データと呼ぶ)が存在するかどうかを判定する(S710)。常時撮像未記録データが存在すれば(S710でNO)、常時撮像未記録データを記録し(S110)、常時撮像未記録データが存在しなければ(S710でYES)、即座に、常時撮像ステップS103を終了する。
記録トリガ判定部0102にイベント撮像要求が入る(S111でYES)と、記録トリガ判定部0102は、記録制御部0103にトリガ判定結果(イベント)を出力する。そして、記録制御部0103は、記録トリガ判定部0102の出力した情報を受け取り(S111)、データ書込制御部0110に連続撮像終了命令を出力する(S113)。そして、常時撮像未記録データが存在するかどうかを判定する(S710)。常時撮像未記録データが存在すれば(S710でNO)、常時撮像未記録データを記録し(S110)、常時撮像未記録データが存在しなければ(S710でYES)、即座に、イベント撮像ステップS104を実行し、S104が終了すればS112に戻る。
次に、図6を用いて、イベント撮像ステップS104の動作の流れについて説明する。
図6で、イベント撮像ステップS104の処理が開始されると、撮像データ書込部0111が、イベント撮像要求を受け付けた時刻から、一定時間遡った時刻以降に撮像部0101で撮像された撮像データを、撮像データ格納部0107から記録媒体0200に随時記録していく(S120)。ここでは、一定時間とは12秒、イベント撮像の撮像時間は20秒として説明する(以下同様)。
イベント撮像要求を受け付けてから8秒が経過(以降では、この時点をイベント撮像終了時刻と呼ぶ)すると(S121でYES)、記録制御部0103は、イベント撮像の撮像時間内に撮像部0101で撮像された撮像データで、記録媒体0200に記録されていない撮像データ(以下、イベント撮像未記録データと呼ぶ)が存在するかどうかを判定する(S710)。
イベント撮像未記録データが存在すれば(S710でNO)、イベント撮像未記録データを記録し(S120)、イベント撮像未記録データが存在しなければ(S710でYES)、即座に、イベント撮像ステップS104を終了する。
次に、図7を用いて、ドライブレコーダ本体0100で撮像した撮像データを表示する表示装置の動作の流れについて説明する。
図7で、ユーザが表示装置0300を起動し、記録媒体0200に格納されている撮像データファイル0210を選択すると、撮像データ読込部0312が撮像データ0211を読み込み(S201)、表示制御部0302は、撮像データ読込部0312が読み込んだ、撮像データ0211を表示部0301に表示する(S207)。
以降、上記の構成及び動作を踏まえ、実施の形態1の説明を行う。
実施の形態1.
実施の形態1は、図8で示したようなデータが記録された場合に、リンク情報を用いて時系列にデータを表示する方法についてのものである。なお、実施の形態1では、イベント撮像データの方が、常時撮像データよりも画質がよい(綺麗)ものとする(以降の実施の形態でも同様)。
初めに、ドライブレコーダ装置での記録処理について説明する。
図9は、この発明の実施の形態1によるドライブレコーダ本体を示す構成図である。
図9において、ドライブレコーダ本体1100を構成する0101〜0103、0106、0107、0111、0120は図1におけるものと同一のものである。リンク情報生成部1104は、記録制御部0103からの出力により、後述するリンク情報を生成する。データ書込制御部1110は、撮像データ書込部0111とリンク情報書込部1112を有し、記録制御部0103からの出力により、撮像データ書込部0111及びリンク情報書込部1112を制御する。リンク情報書込部1112は、記録制御部0103からの出力により、リンク情報生成部1104からの出力を記録媒体1200に記録する。実施の形態1では、リンク情報は、時系列で連続する続きの撮像データへの相対パスとする。
記録媒体1200は、ドライブレコーダ本体1100の撮像部0101で撮像された撮像データを格納する。
図10は、この発明の実施の形態1によるドライブレコーダで撮像したデータを記録する記録媒体のデータの構成例を示す図であり、記録媒体1200のデータの構成の一例を示している。
図10において、常時撮像データファイル1210は、常時撮像データ1211とリンク情報1212を有し、常時撮像データファイル1230は、常時撮像データ1231を有し、イベント撮像データファイル1220は、イベント撮像データ1221とリンク情報1222を有している。
常時撮像データファイル1230は、図2と同じ構成であり、リンク情報をもっていない。
実施の形態1では、撮像データファイルには、イベント撮像データファイル(トリガがイベントの場合)と常時撮像データファイル(トリガが常時の場合)の2種類が存在するものとする。
リンク情報1212、1222は、図9のリンク情報生成部1104で生成されたリンク情報である。
図11は、この発明の実施の形態1によるドライブレコーダで撮像したデータを記録する記録媒体のデータの構成例を示す図であり、図10のフォルダ構造を示すとともに、リンク情報の具体例を示したものである。
図11において、常時撮像フォルダには常時撮像データファイル1210と常時撮像データファイル1230があり、それぞれ常時撮像データ1211とリンク情報1212、常時撮像データ1231を格納している。
イベント撮像フォルダにはイベント撮像データファイル1220があり、イベント撮像データ1221とリンク情報1222を格納している。
リンク情報1212は、/イベント撮像フォルダ/イベント撮像データファイル1220にリンクし、リンク情報1222は、/常時撮像フォルダ/常時撮像データファイル1230にリンクしている。
図12は、この発明の実施の形態1によるドライブレコーダ本体の動作例を示すフローチャートである。
図13は、この発明の実施の形態1によるドライブレコーダの常時撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。
図14は、この発明の実施の形態1によるドライブレコーダのイベント撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。
図15は、この発明の実施の形態1による表示装置を示す構成図である。
図15において、表示装置1300を構成する表示部0301及び撮像データ読込部0312は、図3におけるものと同一のものである。
表示制御部1302(再生手段)は、データ読込制御部1310からの出力とリンク情報解析部1303からの出力により、記録媒体1200に記録された撮像データの表示方法を決定し、表示部0301に出力する。
リンク情報解析部1303(撮像データ解析手段)は、リンク情報読込部1311の出力(記録媒体1200に記録されたリンク情報)を受け、リンク情報の解析を行い、表示制御部1302及びファイル探索部1304に解析結果を出力する。
ファイル探索部1304(撮像データ探索手段)は、リンク情報解析部1303の出力を受け、記録媒体1200から該当するファイルを探索する。
データ読込制御部1310は、リンク情報読込部1311(撮像データ読込手段)と撮像データ読込部0312(撮像データ読込手段)を有し、リンク情報読込部1311と撮像データ読込部0312を制御する。撮像データ読込部0312は、記録媒体1200に記録されている撮像データを読込み、表示制御部1302に出力する。リンク情報読込部1311は、記録媒体1200に記録されたリンク情報を読込み、リンク情報解析部1303に出力する。
図16は、この発明の実施の形態1によるドライブレコーダ本体で撮像した撮像データを表示する表示装置の動作を示すフローチャートである。
次に、ドライブレコーダ装置の動作の詳細について説明する。
まず、図12を用いて、実施の形態1におけるドライブレコーダ本体の動作の流れについて説明する。
図12において、S101、S102、S105は図4における処理と同一の処理であり、その説明を省略する。
常時撮像ステップS106及びイベント撮像ステップS107の各処理については、以下で個別に説明する。
次に、図13を用いて、常時撮像ステップS106の動作の流れについて説明する。
図13では、図5のS104の前に、S114の処理を設けている。他は図5における処理と同一の処理である。
S114では、常時撮像を行っている際にイベント撮像要求が入る(S111でYES)と、常時撮像データファイルに、常時撮像データとは別に、これから記録するイベント撮像データファイルへのリンク情報を記録する。
次に、図14を用いて、イベント撮像ステップS107の動作の流れについて説明する。
図14では、図6のS710及びS120の後に、S122、S114を設けている。すなわち、イベント撮像ステップS107終了後に常時撮像ステップS106に戻るかどうかを判断するステップS122とリンク情報記録ステップS114を設けている。
S122では、イベント撮像が終了したのち、続けて常時撮像を行うかどうかを判断する。S114では、続けて常時撮像を行う(S122でYES)際は、イベント撮像データファイルに、イベント撮像データとは別に、これから記録する常時撮像データファイルへのリンク情報を記録する。
次に、表示装置1300での再生処理について記載する。
表示装置1300の構成は、図15に示したとおりである。
次に、図16を用いて、実施の形態1における表示装置1300の動作の詳細について説明する。
図16は、ドライブレコーダ本体1100で撮像した撮像データを表示する表示装置の動作の流れの一例を示している。
図16で、ユーザが表示装置1300を起動し、記録媒体1200に格納されている常時撮像データファイル1210を選択すると、撮像データ読込部0312が常時撮像データ1211を読み込み(S201、撮像データ読込ステップ)、表示制御部1302に出力する。次に、リンク情報読込部1311が、リンク情報が存在するかどうかを調べる(S202)。
実施の形態1では、リンク情報(相対パス)1212が存在するため(S202でYES)、リンク情報読込部1311がリンク情報(相対パス)1212を読み込み(S203、撮像データ読込ステップ)、リンク情報解析部1303に出力する。
リンク情報解析部1303は、リンク情報読込部1311から受け取ったリンク情報(相対パス)1212から、表示方法の決定に必要な情報を解析する(S204、撮像データ解析ステップ)。この解析は、例えば、現在読み込んだ撮像データ(常時撮像データ1211)とリンク情報“../イベント撮像フォルダ/イベント撮像データファイル1220”により指定されたファイル(イベント撮像データファイル1220)の撮像データ(イベント撮像データ1221)は、時系列で連続している、ことなどを解析する。解析結果を表示制御部1302に出力する。
また、リンク情報(相対パス)1212をファイル探索部1304に出力する。
ファイル探索部1304は、リンク情報解析部1303からリンク情報(相対パス)1212を受け取り、記録媒体1200より相対パスが指し示すファイル(イベント撮像データファイル1220)を探索する(S205、撮像データ探索ステップ)。
具体的な探索方法は、リンク情報“../イベント撮像フォルダ/イベント撮像データファイル1220”に従って、探索ポイントをリンク情報1212が格納されているファイル(常時撮像データファイル1210)が格納されているフォルダの1つ上の階層に上げ(../)、さらに指定されたフォルダ(イベント撮像フォルダ)に移動し、その中で指定されたファイル(イベント撮像データファイル1220)を探索する。
そして、ファイル探索部1304が探索したイベント撮像データファイル1220のイベント撮像データ1221を、撮像データ読込部0312が読み込み(S201)、以下、撮像データ読み込みステップS201からの処理を繰り返す。
そして、撮像データ読込部0312が常時撮像データ1231を読み込み、表示制御部1302に出力すると、リンク情報読込部1311が、リンク情報が存在するかどうかを調べる(S202)。しかし、常時撮像データファイル1230には、リンク情報が存在しない(S202でNO)ため、リンク情報読込部1311は、リンク情報解析部1303へ、リンク情報がないことを出力し、リンク情報読込部1311からの出力を受け取ったリンク情報解析部1303は、表示制御部1302へ、リンク情報がないという情報を出力する。
以上より、表示制御部1302は、常時撮像データ1211、1231及びイベント撮像データ1221と、表示方法を決定する情報を受け取り、S206(再生ステップ)で表示を行う。
まず、常時撮像データ1211を表示し、次にイベント撮像データ1221を表示する。ここで、イベント撮像データ1221の開始12秒(重複撮像データ421)は表示しない。これにより、同じシーンが2度表示されることがなくなり、重複表示を回避することが可能となる。
さらに、イベント撮像データ1221の表示が終了すると、常時撮像データ1231を表示する。
以上のように、実施の形態1によれば、表示装置が自動で、時系列で続きの撮像データを選択し、同じシーンを2度表示するという重複表示を回避して連続で表示することが可能となる。
したがって、ユーザは、常時撮像データファイル1210を選択するだけで、時系列で連続する続きのデータを全て表示することができる。これにより、ユーザの手間を大幅に削減することが可能となる。
なお、S206で、まず常時撮像データ1211を表示し、常時撮像データ1211が残り12秒となった時点で、常時撮像データ1211の表示を止め、イベント撮像データ1221を表示するようにしてもよい。これにより、画質がよい方を優先的に表示することができる。
また、実施の形態1において、リンク情報を、時系列で連続する続きの撮像データへの相対パスと、時系列で連続する直前の撮像データへの相対パスの両方としてもよい。
これにより、ユーザは、時系列で連続する撮像データが格納されているファイルのいずれか1つを選ぶだけで、時系列で連続する撮像データを全て見ることができる。
また、リンク情報の記録場所は、撮像データファイルとは別の場所(例えばリンク情報ファイルを作成するなど)に記録してもよい。この場合は、記録されたリンク情報がどの撮像データのものなのかが分かるように(例えば対応する撮像データファイルとリンク情報ファイルを同じファイル名にし、拡張子だけを変えるなど)すればよい。
さらに、実施の形態1において、リンク情報は、連番と時系列で連続する撮像データの先頭の撮像データファイルが特定できる情報(例えば、ファイル名など)であってもよい。
この場合、時系列で連続する撮像データの先頭の撮像データファイルが特定できる情報を基に、時系列で連続する撮像データファイルを探索し、それらのファイルが有する連番を昇順に並べることにより、リンク情報が相対パスのときと同じ効果を得ることができる。
表示装置の構成、ドライブレコーダ本体の構成、記録媒体のデータ構成及び、表示装置の動作、ドライブレコーダ本体の動作は、リンク情報が相対パスのときと同じもの(リンク情報が変わるだけ)で実現できる。
実施の形態2.
実施の形態1において、リンク情報を、時系列で続きの撮像データの撮像開始日時としてもよい。実施の形態2は、この場合についてのものである。
図17は、この発明の実施の形態2による表示装置を示す構成図であり、リンク情報を時系列で続きの撮像データの撮像開始日時としたときの、表示装置2300の機能ブロックの一例を示している。
図17において、0301、0312、1302〜1304、1311は図15におけるものと同一のものである。
データ読込制御部2310は、リンク情報読込部1311、撮像データ読込部0312及び日時データ読込部2312を有し、リンク情報読込部1311と撮像データ読込部0312と日時データ読込部2312を制御し、記録媒体2200に記録されているデータを表示制御部1302に出力する。
日時データ読込部2312は、記録媒体2200に記録された撮像開始日時データを読込み、表示制御部1302に出力する。
記録媒体2200は、ドライブレコーダ本体2100の撮像部0101で撮像された撮像データを格納する。
図18は、この発明の実施の形態2によるドライブレコーダ本体で撮像した撮像データを表示する表示装置の動作を示すフローチャートである。
図19は、この発明の実施の形態2によるドライブレコーダ本体を示す構成図であり、リンク情報を時系列で続きの撮像データの撮像開始日時としたときの、ドライブレコーダ本体2100の機能ブロックの一例を示している。
図19において、ドライブレコーダ本体2100を構成する0101〜0103、0106、0107、0111、0120、1104、1112は図9におけるものと同一のものである。
日時データ生成部2108は、撮像開始日時を生成し、日時データ書込部2113に出力する。データ書込制御部2110は、撮像データ書込部0111とリンク情報書込部1112と日時データ書込部2113を有し、記録制御部0103からの出力により、撮像データ書込部0111、リンク情報書込部1112及び日時データ書込部2113を制御する。
日時データ書込部2113は、日時データ生成部2108の出力を受け、記録媒体2200に撮像開始日時データを記録する。
図20は、この発明の実施の形態2によるドライブレコーダで撮像したデータを記録する記録媒体のデータの構成例を示す図であり、リンク情報を時系列で続きの撮像データの撮像開始日時としたときの、本実施の形態に係る記録媒体2200のデータの構成の一例を示している。
図20において、1211、1212、1221、1222、1231は図10におけるものと同一のものである。
常時撮像データファイル2210、イベント撮像データファイル2220、常時撮像データファイル2230に、それぞれ撮像開始日時データ2213、2223、2233が存在する。
撮像開始日時データ2213、2223、2233は、図19の日時データ生成部2108により生成された撮像開始日時データである。
図21は、この発明の実施の形態2によるドライブレコーダ本体の動作例を示すフローチャートである。
図22は、この発明の実施の形態2によるドライブレコーダの常時撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。
図23は、この発明の実施の形態2によるドライブレコーダのイベント撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。
次に、図18を用いて、リンク情報を時系列で続きの撮像データの撮像開始日時としたときの、ドライブレコーダ本体2100で撮像した撮像データを表示する表示装置の動作の流れについて説明する。
図18で、S201〜S206は図16における処理と同じ処理である。
図18は、撮像データ読み込みステップS201が完了したのち、直前のS201で読み込んだ撮像データが格納されている撮像データファイルと同一の撮像データファイルから撮像開始日時データを読み込む(S208)ことを特徴とする。図18では、撮像開始日時をリンク情報として、撮像データを連続して表示する。
次に、図21を用いて、リンク情報を時系列で続きの撮像データの撮像開始日時としたときの、ドライブレコーダ本体の動作の流れについて説明する。
図21で、S101、S102、S105は図12におけるものと同じ処理である。
常時撮像ステップS108及びイベント撮像ステップS109については、以下で個別に説明する。
次に、図22を用いて、常時撮像ステップS108の動作の流れについて説明する。
図22においては、図13のS110の前に、S116の処理を設けている。他は図13における処理と同一の処理である。
図22は、常時撮像要求が入ると、初めに、これから撮像する常時撮像データを記録する常時撮像データファイルに、これから記録する常時撮像データの撮像開始日時データを記録する(S116)。その後にS110以降を実行する。
次に、図23を用いて、イベント撮像ステップS109の動作の流れについて説明する。
図23においては、図14のS120の前に、S116の処理を設けている。他は図14における処理と同一の処理である。
図23は、イベント撮像要求が入ると、初めに、これから撮像するイベント撮像データを記録するイベント撮像データファイルに、これから記録するイベント撮像データの撮像開始日時データを記録する(S116)ことを特徴とする。
実施の形態2によれば、リンク情報である撮像開始日時で続きの撮像データを探索し、表示する際は続きの撮像データの撮像開始日時になった際に、続きの撮像データを連続で表示することにより、実施の形態1と同じ効果を得ることができる。
さらに、本実施の形態2において、リンク情報を時系列で連続する続きの撮像データの撮像開始日時と時系列で連続する直前の撮像データの撮像開始日時としてもよい。
これにより、ユーザは、時系列で連続する撮像データが格納されているファイルのいずれか1つを選ぶだけで、時系列で連続する撮像データを全て見ることができ、実施の形態1と同じ効果を得ることができる。
また、リンク情報と撮像開始日時の記録場所は、それぞれ撮像データファイルとは別の場所(例えば、それぞれ個別のファイルを作成するなど)に記録してもよい。この場合は、記録されたリンク情報と撮像開始日時がどの撮像データのものなのかが分かるように(例えば対応する撮像データファイルとリンク情報ファイル、撮像開始日時ファイルを同じファイル名にし、拡張子だけを変えるなど)すればよい。
実施の形態3.
まず、記録トリガ判定部3101及び記録トリガはイベントの1種類であること以外は、図1と同一であるドライブレコーダについて説明する。
図24は、一般的なドライブレコーダ本体を示す別の構成図である。
図24において、ドライブレコーダ本体3100は、図1の構成と、記録トリガ判定部3101のみが異なっている。
ドライブレコーダ本体3100の記録トリガ判定部3101は、イベント撮像要求の有無を判定し、結果を記録制御部0103に出力する。記録トリガはイベントの1種類である。
図25は、図24のドライブレコーダ本体の動作例を示すフローチャートである。
図25において、S101、S105は図4における処理と同一の処理である。
イベント撮像ステップS301については以下で個別に説明する。
図26は、図24のドライブレコーダ本体の一般的なイベント撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。
図26において、イベント撮像ステップS301の処理が開始されると、撮像データ書込部0111が、イベント撮像要求を受け付けた時刻から、12秒遡った時刻以降に撮像部0101で撮像された撮像データを、撮像データ格納部0107から記録媒体0200に随時記録していく(S120)。
イベント撮像要求を受け付けた後、20秒経過すると(S121でYES)、記録制御部0103は、イベント撮像未記録データが存在するかどうかを判定する(S710)。イベント撮像未記録データが存在すれば(S710でNO)、イベント撮像未記録データを記録し(S120)、イベント撮像未記録データが存在しなければ(S710でYES)、即座に、イベント撮像ステップS301を終了する。
記録トリガ判定部3101にイベント撮像要求が入ると(S111でYES)、記録トリガ判定部3101は、記録制御部0103にイベント撮像要求を出力する。記録制御部0103は、記録トリガ判定部3101の出力した情報を受け取ると、イベント撮像未記録データが存在するかどうかを判定する(S710)。イベント撮像未記録データが存在すれば(S710でNO)、イベント撮像未記録データを記録し(S120)、イベント撮像未記録データが存在しなければ(S710でYES)、即座に、先ほど受け取ったイベント要求に従って新たにイベント撮像ステップS301を再帰的に実行する。
図27は、図24のドライブレコーダ本体で撮像した撮像データで課題となるデータの構成例を示す図である。
図27において、イベント撮像データ4211の撮像中に、イベント撮像要求531が入ると、イベント撮像データ4221が撮像される。イベント撮像データ4211とイベント撮像データ4221とは、重複撮像データ521の部分が重複している。
一般的なドライブレコーダ本体3100で撮像した撮像データでは、図27のような撮像データが記録されることがある。図27が示す事象は、イベント撮像時に新たなイベント撮像要求が入ること(図26のS111でYES)によって起こるものであり、図27の撮像データを一般的な表示装置0300で表示すると、同じ撮像データ(重複撮像データ521)を繰り返し表示してしまい、時系列データとして表示できないという問題が図8と同様に発生する。
実施の形態3は、記録トリガはイベントの1種類である場合に、図27に示したような撮像データが記録された場合に、リンク情報を用いて時系列に撮像データを表示する方法についてのものであり、以下に詳細に説明する。
図28は、この発明の実施の形態3によるドライブレコーダ本体を示す構成図である。
図28において、ドライブレコーダ本体4100を構成する0101、0103、0106、0107、0111、0120、1104、1110、1112は図9におけるものと、3101は図24におけるものと、それぞれ同一のものである。
記録媒体4200は、ドライブレコーダ本体4100の撮像部0101で撮像された撮像データを格納する。
図29は、この発明の実施の形態3によるドライブレコーダで撮像したデータを記録する記録媒体のデータの構成例を示す図である。
図29において、記録媒体4200のイベント撮像データファイル4210は、イベント撮像データ4211とリンク情報4212を有し、イベント撮像データファイル4220は、イベント撮像データ4221を有している。なお、イベント撮像データファイル4220は、図2と同じ構成である。
リンク情報4212は、続きの撮像データへの相対パスとし、図28のリンク情報生成部1104で生成されたリンク情報である。
図30は、この発明の実施の形態3によるドライブレコーダ本体の動作例を示すフローチャートである。
図31は、この発明の実施の形態3によるドライブレコーダのイベント撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。
図32は、この発明の実施の形態3による表示装置を示す構成図である。
図32において、表示装置4300は、図15の表示装置1300と同じ構成である。記録媒体4200は、図28のドライブレコーダ本体4100によって撮像された撮像データを記録している。
図33は、この発明の実施の形態3によるドライブレコーダ本体で撮像した撮像データを表示する表示装置の動作を示すフローチャートである。
始めに、ドライブレコーダ本体4100での記録処理について説明する。
ドライブレコーダ本体4100の構成は、図28に示すとおりである。
まず、図30を用いて、実施の形態3によるドライブレコーダ本体4100の動作の流れについて説明する。
図30では、図25のイベント撮像ステップS301が、イベント撮像ステップS302になっている。これ以外は図25と同じ処理である。
イベント撮像ステップS302については以下で個別に説明する。
次に、図31を用いて、イベント撮像ステップS302の動作の流れについて説明する。
図31では、図26の記録終了時に、イベント撮像S301の前にリンク情報記録ステップS114を設けたものである。
図31は、イベント撮像を行っている際にイベント撮像要求が入る(S111でYES)と、現在撮像しているイベント撮像データが記録されたイベント撮像データファイルに、これから記録するイベント撮像データファイルへのリンク情報を記録する(S114)ことを特徴とする。
次に、表示装置4300での再生処理について説明する。
表示装置4300の構成については図32に示すとおりである。
まず、図33を用いて、実施の形態3による表示装置4300の動作の詳細について説明する。
図33で、ユーザが表示装置4300を起動し、記録媒体4200に格納されているイベント撮像データファイル4210を選択すると、撮像データ読込部0312がイベント撮像データ4211を読み込み(S201)、表示制御部1302に出力する。次に、リンク情報読込部1311が、リンク情報が存在するかどうかを調べる(S202)。
実施の形態3では、リンク情報(相対パス)4212が存在するため(S202でYES)、リンク情報読込部1311が相対パスを読み込み(S203)、リンク情報解析部1303に出力する。
リンク情報解析部1303は、リンク情報読込部1311から受け取ったリンク情報(相対パス)4212から、表示方法の決定に必要な情報を解析する(S204)。この解析は、例えば、イベント撮像データ4211とイベント撮像データ4221は、時系列で連続している、などの解析を行う。
そして、リンク情報(相対パス)4212をファイル探索部1304に出力する。
ファイル探索部1304は、リンク情報解析部1303からリンク情報(相対パス)4212を受け取り、記録媒体4200より相対パスが指し示すファイル(イベント撮像データファイル4220)を探索する(S205)。そして、ファイル探索部1304が探索したイベント撮像データファイル4220のイベント撮像データ4221を、撮像データ読込部0312が読み込む(S201)。
そして、撮像データ読込部0312が、イベント撮像データ4221を表示制御部1302に出力すると、リンク情報読込部1311が、リンク情報が存在するかどうかを調べる(S202)。しかし、イベント撮像データファイル4220には、リンク情報が存在しない(S202でNO)ため、リンク情報読込部1311は、リンク情報解析部1303へ、リンク情報がないことを出力し、リンク情報読込部1311からの出力を受け取ったリンク情報解析部1303は、表示制御部1302へ、リンク情報がないという情報を出力する。
以上より、表示制御部1302は、イベント撮像データ4211及び4221と、表示方法を決定する情報を受け取り、S206で表示を行う。
まず、イベント撮像データ4211を表示し、次にイベント撮像データ4221を表示する。ここで、イベント撮像データ4221の開始12秒(重複撮像データ521)は、表示しない。これにより、同じシーンが2度表示されることがなくなり、重複表示を回避することが可能となる。
以上のように、実施の形態3によれば、表示装置が自動で、時系列で続きの撮像データを選択し、同じシーンを2度表示してしまう重複表示を回避して連続で表示することが可能となる。
したがって、ユーザは、イベント撮像データファイル4210を選択するだけで、時系列で連続する続きのデータを全て表示することができる。これにより、ユーザの手間を大幅に削減することが可能となる。
なお、実施の形態3において、リンク情報を、時系列で連続する続きの撮像データへの相対パスと、時系列で連続する直前の撮像データへの相対パスの両方としてもよい。これにより、ユーザは、時系列で連続する撮像データが格納されているファイルのいずれか1つを選ぶだけで、時系列で連続する撮像データを全て見ることができる。
また、リンク情報の記録場所は、撮像データファイルとは別の場所(例えばリンク情報ファイルを作成するなど)に記録してもよい。この場合は、記録されたリンク情報がどの撮像データのものなのかが分かるように(例えば、対応する撮像データファイルとリンク情報ファイルを同じファイル名にし、拡張子だけを変えるなど)すればよい。
さらに、実施の形態3において、リンク情報は、連番と時系列で連続する撮像データの先頭の撮像データファイルが特定できる情報(例えば、ファイル名など)であってもよい。
この場合、時系列で連続する撮像データの先頭の撮像データファイルが特定できる情報を基に、時系列で連続する撮像データファイルを探索し、それらのファイルが有する連番を昇順に並べることにより、リンク情報が相対パスのときと同じ効果を得ることができる。
表示装置の構成、ドライブレコーダ本体の構成、記録媒体のデータ構成及び、表示装置の動作、ドライブレコーダ本体の動作は、リンク情報が相対パスのときのものと同じもの(リンク情報が変わるだけ)で実現できる。
実施の形態4.
実施の形態3において、リンク情報は、時系列で続きの撮像データの撮像開始日時であってもよい。実施の形態4は、この場合についてのものである。
図34は、この発明の実施の形態4によるドライブレコーダ本体を示す構成図であり、リンク情報を時系列で続きの撮像データの撮像開始日時としたときの、ドライブレコーダ本体5100の機能ブロックの一例を示している。
図34において、0101、0103、0106、0107、0111、0120、1104、1112、2108、2110、2113は図19におけるものと、3101は図24におけるものと、それぞれ同一のものである。
記録媒体5200は、ドライブレコーダ本体5100の撮像部0101によって撮像された撮像データを格納したものである。
図35は、この発明の実施の形態4によるドライブレコーダで撮像したデータを記録する記録媒体のデータの構成例を示す図であり、リンク情報を時系列で続きの撮像データの撮像開始日時としたときの、記録媒体5200のデータの構成の一例を示している。
図35において、4211、4212、4221は図29におけるものと同一のものである。イベント撮像データファイル5210、5220には、各々の撮像開始日時データ5213、5223が存在する。撮像開始日時データ5213、5223は、図34の日時データ生成部2108で生成された撮像開始日時データである。
図36は、この発明の実施の形態4によるドライブレコーダ本体の動作例を示すフローチャートである。
図37は、この発明の実施の形態4によるドライブレコーダのイベント撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。
図38は、この発明の実施の形態4による表示装置を示す構成図であり、リンク情報を時系列で続きの撮像データの撮像開始日時としたときの、表示装置5300の機能ブロックの一例を示している。
図38において、表示装置5300は、図17の表示装置2300と同じ構成である。
記録媒体5200は、後述するドライブレコーダ本体5100の撮像部0101で撮像された撮像データを格納する。
図39は、この発明の実施の形態4によるドライブレコーダ本体で撮像した撮像データを表示する表示装置の動作を示すフローチャートである。
まず、図36を用いて、実施の形態4のドライブレコーダ本体5100の動作の流れについて説明する。
図36で、S101とS105は図30におけるものと同じ処理である。
イベント撮像ステップS303については、以下で個別に説明する。
次に、図37を用いて、イベント撮像ステップS303の動作の流れについて説明する。
図37では、開始直後に、撮像開始日時データ記録ステップS116を設けている。その後の処理は、図31における処理と同じである。
図37は、イベント撮像要求が入ると、初めにこれから撮像するイベント撮像データを記録するイベント撮像データファイルに、これから記録するイベント撮像データの撮像開始日時データを記録する(S116)ことを特徴とする。
次に、図39を用いて、ドライブレコーダ本体5100で撮像した撮像データを表示する表示装置5300の動作の流れについて説明する。
図39では、図33の表示装置の動作のS201の次にS208を加えたものである。S208は、撮像データ読み込みステップS201が完了したのち、直前のS201で読み込んだ撮像データが格納されている撮像データファイルと同一の撮像データファイルから撮像開始日時データを読み込む。図39では、撮像開始日時をリンク情報として、撮像データを連続して表示する。
実施の形態4によれば、リンク情報である撮像開始日時で続きのイベント撮像データを探索し、表示する際は、続きのイベント撮像データの撮像開始日時になった際に、続きのイベント撮像データを連続で表示することにより、実施の形態3と同じ効果を得ることができる。
また、実施の形態4において、リンク情報を、時系列で連続する続きの撮像データの撮像開始日時と、時系列で連続する直前の撮像データの撮像開始日時の両方としてもよい。
これにより、ユーザは、時系列で連続する撮像データが格納されているファイルのいずれか1つを選ぶだけで、時系列で連続する撮像データを全て見ることができ、実施の形態3と同じ効果を得ることができる。
また、リンク情報と撮像開始日時の記録場所は、それぞれ撮像データファイルとは別の場所(例えば、それぞれ個別のファイルを作成するなど)に記録してもよい。この場合は、記録されたリンク情報と撮像開始日時がどの撮像データのものかが分かるように(例えば対応する撮像データファイルとリンク情報ファイル、撮像開始日時ファイルを同じファイル名にし、拡張子だけを変えるなど)すればよい。
実施の形態5.
実施の形態5の説明に先立って、常時撮像とイベント撮像を同時に行えること以外は図1と同一のドライブレコーダについて説明する。
図40は、一般的なドライブレコーダ本体を示すさらに別の構成図である。
図40において、ドライブレコーダ本体6100は、図1のドライブレコーダ本体0100と同じ構成である。ドライブレコーダ本体6100は、常時撮像とイベント撮像を同時に行えるようになっている。
図41は、図40のドライブレコーダ本体の動作例を示すフローチャートである。
図41においては、図4の常時撮像ステップS103が、常時撮像ステップS401に替わっている。それ以外は図4の処理と同じである。
図41は、S401が実行中にイベント撮像要求が入った場合、S401の処理とは関係なく、並行してイベント撮像ステップS104が実行されることを特徴とする。
常時撮像ステップS401については、以下で個別に説明する。
図42は、図40のドライブレコーダ本体の一般的な常時撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。
図42において、常時撮像ステップS401として、図6と同じ処理を行うようになっている。
図43は、図40のドライブレコーダ本体で撮像した撮像データで課題となるデータの構成例を示す図である。
図43において、常時撮像データ6211を撮像中にイベント撮像要求631が入るとイベント撮像データ6221が撮像される。常時撮像データ6211とイベント撮像データ6221は、重複撮像データ721の部分が重複している。
図40の一般的なドライブレコーダ本体6100で撮像した撮像データでは、図43のような撮像データが記録されることがある。図43が示す事象は、常時撮像中にイベント撮像要求631が入ることによって起こるものであり、図43の常時撮像データ6211を一般的な表示装置0300で表示すると、重複撮影データ721において、同一の画像で画質がよい撮像データ(イベント撮像データ6221)が存在するにも関わらず、画質が悪い撮像データを表示してしまうという問題が、図8の構成と同様に発生する。
実施の形態5は、常時撮像とイベント撮像を同時に行う場合に、このような問題に対処するものである。
図44は、この発明の実施の形態5によるドライブレコーダ本体を示す構成図である。
図44において、ドライブレコーダ本体7100は、図19のドライブレコーダ本体2100と同じ構成である。
記録媒体7200は、ドライブレコーダ本体7100の撮像部0101で撮像した撮像データを格納する。
図45は、この発明の実施の形態5によるドライブレコーダで撮像したデータを記録する記録媒体のデータの構成例を示す図である。
図45において、記録媒体7200の常時撮像データファイル6210は、常時撮像データ6211とリンク情報6212と撮像開始日時データ6213を有し、イベント撮像データファイル6220は、イベント撮像データ6221とリンク情報6222と撮像開始日時データ6223を有する。
リンク情報6212、6222は、続きの撮像データの撮像開始日時とし、図44のリンク情報生成部1104により生成されたリンク情報である。
図46は、この発明の実施の形態5によるドライブレコーダ本体の動作例を示すフローチャートである。
図47は、この発明の実施の形態5によるドライブレコーダの常時撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。
図48は、この発明の実施の形態5によるドライブレコーダのイベント撮像ステップの動作例を示すフローチャートである。
図49は、この発明の実施の形態5による表示装置を示す構成図である。
図49において、表示装置7300は、図38の表示装置5300と同じ構成である。
表示装置7300は、記録媒体7200に格納された撮像データを表示する。
図50は、この発明の実施の形態5によるドライブレコーダ本体で撮像した撮像データを表示する表示装置の動作を示すフローチャートである。
始めに、実施の形態5のドライブレコーダ本体での記録処理について説明する。
まず、図46を用いて、実施の形態5によるドライブレコーダ本体の動作の流れについて説明する。
図46で、S101、S102、S105は図41におけるものと同一の処理である。常時撮像ステップS402及びイベント撮像ステップS403については、以下で個別に説明する。
次に、図47を用いて、常時撮像ステップS402の動作の流れについて説明する。
図47では、イベント撮像要求検知ステップS111とリンク情報記録ステップS114以外は、図42の常時撮像ステップS401と同じ処理である。
図47は、常時撮像を行っている際に、イベント撮像要求が入る(S111でYES)と、常時撮像データファイルに、常時撮像データとは別に、これから記録するイベント撮像データファイルへのリンク情報を記録する(S114)ことを特徴とする。
次に、図48を用いて、イベント撮像ステップS403の動作の流れについて説明する。
図48では、図14のS122をS620に変更したものであり、その他の処理は図14の各処理を同じである。
図48は、イベント撮像が終了した際、常時撮像が実行中かどうかを判断し(S620)、実行中であれば(S620でYES)、イベント撮像データファイルに、イベント撮像データとは別に、現在行われている常時撮像データファイルへのリンク情報を記録する(S114)ことを特徴とする。
次に、実施の形態5の表示装置7300での再生処理について記載する。
図50を用いて、実施の形態5における表示装置7300の動作の詳細について説明する。
図50で、ユーザが表示装置7300を起動し、記録媒体7200に格納されている常時撮像データファイル6210を選択すると、撮像データ読込部0312が常時撮像データ6211を読み込み(S201)、表示制御部1302に出力する。次に、日時データ読込部2312が、撮像開始日時データ6213を読み込む(S208)。そして、リンク情報読込部1311が、リンク情報が存在するかどうかを調べる(S202)。
実施の形態5では、リンク情報(撮像開始日時)6212が存在するため(S202でYES)、リンク情報読込部1311が、リンク情報(撮像開始日時)6212を読み込み(S203)、リンク情報解析部1303に出力する。
リンク情報解析部1303は、リンク情報読込部1311から受け取ったリンク情報(撮像開始日時)6212から、表示方法の決定に必要な情報を解析する(S204)。この解析は、例えば、常時撮像データ6211とイベント撮像データ6221は、時系列で連続している、などの解析を行う。解析結果を表示制御部1302に出力する。また、リンク情報(撮像開始日時)6212をファイル探索部1304に出力する。
ファイル探索部1304は、リンク情報解析部1303からリンク情報(撮像開始日時)6212を受け取り、記録媒体7200より撮像開始日時が合致するファイル(イベント撮像データファイル6220)を探索する(S205)。そして、ファイル探索部1304が探索したイベント撮像データファイル6220のイベント撮像データ6221を、撮像データ読込部0312が読み込む(S201)。以下、撮像データ読み込みステップS201からの処理を繰り返す。
そして、撮像データ読込部0312が常時撮像データ6211を表示制御部1302に出力しようとするが、常時撮像データ6211は、一度、表示制御部1302に出力されているため、出力を行わない。
また、イベント撮像中に常時撮像が終了した場合、リンク情報は存在しない。その際は、イベント撮像データファイル6220にはリンク情報が存在しない(S202でNO)ため、リンク情報読込部1311は、リンク情報解析部1303へ、リンク情報がないことを出力し、リンク情報読込部からの出力を受け取ったリンク情報解析部1303は、表示制御部1302へ、リンク情報がないという情報を出力する。
以上により、表示制御部1302は、常時撮像データ6211及びイベント撮像データ6221と、表示方法を決定する情報を受け取り、S206で表示を行う。
まず、常時撮像データ6211を表示する。イベント撮像データ6221の撮像開始日時まで表示し、次にイベント撮像データ6221を表示する。
さらに、イベント撮像データ6221の表示が終了した後、常時撮像データ6211をイベント撮像データ6221の撮像開始日時に20秒加えた日時より表示を再開する。これにより、同じシーンが2度表示されることがなくなり、重複表示を回避することが可能となる。
以上のように、実施の形態5によれば、重複撮像データ721が存在する場合に、表示装置が自動で画質がよい方の撮像データ(イベント撮像データ6221)を表示することが可能となり、ユーザの満足度を向上させることが可能となる。
なお、リンク情報と撮像開始日時の記録場所は、それぞれ撮像データファイルとは別の場所(例えば、それぞれ個別のファイルを作成するなど)に記録してもよい。この場合は、記録されたリンク情報と撮像開始日時がどの撮像データのものかが分かるように(例えば対応する撮像データファイルとリンク情報ファイル、撮像開始日時ファイルを同じファイル名にし、拡張子だけを変えるなど)すればよい。
また、実施の形態5において、リンク情報は、連番と時系列で連続する撮像データの先頭の撮像データファイルが特定できる情報(例えば、ファイル名など)であってもよい。
この場合、時系列で連続する撮像データの先頭の撮像データファイルが特定できる情報を基に、時系列で連続する続きの撮像データファイルを探索し、それらのファイルが有する連番を昇順に並べることにより、リンク情報が撮像開始日時のときと同じ効果を得ることができる。
表示装置の構成、ドライブレコーダ本体の構成、記録媒体のデータ構成及び、表示装置の動作、ドライブレコーダ本体の動作は、リンク情報が撮像開始日時のときのものと同じもの(リンク情報が変わるだけ)で実現できる。
さらに、実施の形態5において、リンク情報は、相対パスであってもよい。
この場合、時系列で連続する続きの撮像データファイルを、相対パスを基に探索することで、リンク情報が撮像開始日時のときと同じ効果を得ることができる。
表示装置の構成、ドライブレコーダ本体の構成、記録媒体のデータ構成及び、表示装置の動作、ドライブレコーダ本体の動作はリンク情報が撮像開始日時のときのものと同じもの(リンク情報が変わるだけ)で実現できる。
421 521 721 重複撮像データ、
431 531 631 イベント撮像要求、
0100 1100 2100 3100 4100 5100 6100 7100ドライブレコーダ本体、
0101 撮像部、
0102 3101 記録トリガ判定部、
0103 記録制御部、
0106 電源検知部、
0107 撮像データ格納部、
0110 1110 2110データ書込制御部、
0111 撮像データ書込部、
0120 電源供給部、
0200 1200 2200 4200 5200 7200 記録媒体、
0210 撮像データファイル、
0211 撮像データ、
0300 1300 2300 4300 5300 7300 表示装置、
0301 表示部、
0302 1302 表示制御部、
0310 1310 2310 データ読込制御部、
0312 撮像データ読込部、
1104 リンク情報生成部、
1112 リンク情報書込部、
1210 1230 2210 2230 6210 常時撮像データファイル、
1211 1231 6211 常時撮像データ、
1212 1222 4212 6121 6222 リンク情報、
1220 2220 4210 4220 5210 5220 6220 イベント撮像データファイル、
1221 4211 4221 6221 イベント撮像データ、
1303 リンク情報解析部、
1304 ファイル探索部、
1311 リンク情報読込部、
2108 日時データ生成部、
2113 日時データ書込部、
2213 2223 2233 5213 5223 6213 6223 撮像開始日時データ、
2312 日時データ読込部。

Claims (18)

  1. 撮像部を有し、トリガに対応する撮像方法により撮像し、上記トリガがイベントの場合には上記イベント発生の所定時間前から撮像するドライブレコーダ装置によって撮像され、上記トリガ別に格納された撮像データを再生する再生装置であって、
    上記トリガ別に格納された撮像データには、関連する撮像データへのリンク情報が付加され、
    上記撮像データを読込む撮像データ読込手段、
    この撮像データ読込手段によって読込まれた上記撮像データと他の撮像データとの関連を上記リンク情報に基づき解析する撮像データ解析手段、
    この撮像データ解析手段による解析結果得られた、上記撮像データに関連する関連撮像データを上記リンク情報に基づき探索する撮像データ探索手段、
    及び上記撮像データ及び上記撮像データ探索手段によって探索された上記関連撮像データを、上記所定時間で重複させることなく、一続きの再生データとして再生させる再生手段を備えたことを特徴とするデータ再生装置。
  2. 上記リンク情報は、リンク情報ファイルとして、撮像データとは別に格納されていることを特徴とする請求項1記載のデータ再生装置。
  3. 上記リンク情報は、上記関連撮像データに関連する時刻情報であることを特徴とする請求項または請求項記載のデータ再生装置。
  4. 上記リンク情報は、上記関連撮像データの所在を示すパス情報であることを特徴とする請求項または請求項記載のデータ再生装置。
  5. 上記リンク情報は、上記関連撮像データを特定できる情報と連番の組み合わせであることを特徴とする請求項または請求項記載のデータ再生装置。
  6. 上記撮像データ探索手段は、上記撮像データの撮像開始時刻を基準として、前後の時刻の関連撮像データを探索できることを特徴とする請求項1記載のデータ再生装置。
  7. 上記再生手段は、上記撮像データの再生終了後に自動的に上記関連撮像データの再生を開始することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項記載のデータ再生装置。
  8. 上記再生手段は、上記撮像データと上記関連撮像データの重複部分の有無を判定し、重複部分がある場合には、いずれか一方のデータを選択して再生することを特徴とする請求項記載のデータ再生装置。
  9. 上記再生手段は、上記重複部分がある場合に、上記撮像データと上記関連撮像データの内の画質のよい方を選択して再生することを特徴とする請求項記載のデータ再生装置。
  10. 撮像部を有し、トリガに対応する撮像方法により撮像し、上記トリガがイベントの場合には上記イベント発生の所定時間前から撮像するドライブレコーダ装置によって撮像され、上記トリガ別に格納された撮像データを再生する再生方法であって、
    上記トリガ別に格納された撮像データには、関連する撮像データへのリンク情報が付加され、
    上記撮像データを読込む撮像データ読込ステップ、
    上記撮像データと他の撮像データとの関連を上記リンク情報に基づき解析する撮像データ解析ステップ、
    この撮像データ解析ステップでの解析結果得られた、上記撮像データに関連する関連撮像データを上記リンク情報に基づき探索する撮像データ探索ステップ、
    及び上記撮像データ及び上記関連撮像データを、上記所定時間で重複させることなく、一続きの再生データとして再生する再生ステップを含むことを特徴とするデータ再生方法。
  11. 上記リンク情報は、リンク情報ファイルとして、撮像データとは別に格納されていることを特徴とする請求項10記載のデータ再生方法。
  12. 上記リンク情報は、上記関連撮像データに関連する時刻情報であることを特徴とする請求項10または請求項11記載のデータ再生方法。
  13. 上記リンク情報は、上記関連撮像データの所在を示すパス情報であることを特徴とする請求項10または請求項11記載のデータ再生方法。
  14. 上記リンク情報は、上記関連撮像データを特定できる情報と連番の組み合わせであることを特徴とする請求項10または請求項11記載のデータ再生方法。
  15. 上記撮像データ探索ステップは、上記撮像データの撮像開始時刻を基準として、前後の時刻の関連撮像データを探索できることを特徴とする請求項10記載のデータ再生方法。
  16. 上記再生ステップは、上記撮像データの再生終了後に自動的に上記関連撮像データの再生を開始することを特徴とする請求項10〜請求項15のいずれか一項記載のデータ再生方法。
  17. 上記再生ステップは、上記撮像データと上記関連撮像データの重複部分の有無を判定し、重複部分がある場合には、いずれか一方のデータを選択して再生することを特徴とする請求項16記載のデータ再生方法。
  18. 上記再生ステップは、上記重複部分がある場合に、上記撮像データと上記関連撮像データの内の画質のよい方を選択して再生することを特徴とする請求項17記載のデータ再生方法。
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