JP5243090B2 - バッテリ液補水装置 - Google Patents

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Description

本発明は、バッテリに対してバッテリ液の補充を行うバッテリ補水装置に関し、特にバッテリ式の産業車両に適して有効である。
バッテリ液補水装置では、バッテリの充電回数やバッテリの充電時間に基づき、バッテリに対してバッテリ液の補充(以下、補水ともいう。)を行うか否かを決定するようにされている。
そして、この種のバッテリ液補水装置としては、バッテリの充電回数を計測していき、その計測結果が設定値に達した場合、又は、バッテリの充電時間を計測していき、その計測結果が設定値に達した場合に、バッテリ液の補水を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−272711号公報
しかしながら、バッテリ内におけるバッテリ液の減少量は、必ずしもバッテリの充電回数や充電時間に比例しないので、単に充電回数や充電時間を計測しているだけでは、バッテリ内におけるバッテリ液の減少量を正確に把握することができない。
このため、特許文献1に記載の発明において、例えば短時間の充電が繰り返し行われた場合には、バッテリ内のバッテリ液があまり減っていないのに、バッテリ液の補水が行われるので、必要以上に補水を行うこととなってしまい、液漏れを起こす可能性が高くなる。
つまり、バッテリ液の補水作業を行うほど、その補水時に使用される配管や弁等の部材の耐久力が落ちてくるので、頻繁に補水を行えば、その分上記部材における耐久力の低下は進行してしまい、上記部材から液漏れを起こす可能性が高くなる。
本発明は、上記点に鑑み、バッテリに対するバッテリ液の補水が必要以上に行われてしまうのを防止することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、バッテリ液が貯留された貯留部、及び、貯留部に貯留されたバッテリ液をバッテリへ供給する補水手段を備えたバッテリ液補水装置であって、記補水手段を作動させる制御手段と、前記貯留部と前記バッテリとの間を結ぶ補水経路に設けられ、前記貯留部から前記バッテリへ供給されるバッテリ液の流量を検出する流量検出手段と、を備え、前記制御手段は、前記補水手段が作動してから所定時間経過するまでの間に前記流量検出手段により流量が検出されない場合、前記補水手段の作動を停止させることを特徴とする。
ところで、バッテリ内のバッテリ液は、バッテリの充電が開始されてからバッテリ液の電気分解によりガスが発生するまでの間はさほど減少しないが、上記電気分解が起きている間(すなわち、充電中にバッテリ内でガスが発生している間)は、時間の経過に伴いバッテリ液が減少していく。
そこで、請求項1に記載の発明では、バッテリの充電中に、バッテリ内におけるバッテリ液の電気分解によってガスが発生したことを検出するガッシング検出手段を備え、計測手段が、充電時間のうち、バッテリ内で電気分解によるガスの発生が検出されてから充電が終了するまでの時間を計測し、積算手段による計測時間の積算結果が所定値に達した以降に、バッテリ液の補充(補水)を行うようにしてもよい
このようにすれば、充電時間のうち、バッテリ内で電気分解によるガスの発生が検出されてから充電が終了するまでの時間を計測しているので、バッテリ内におけるバッテリ液の減少量を正確に把握することができる。
このため、例えば短時間の充電が繰り返し行われたとしても、ガッシング検出手段によりガスの発生が検出されない限り、計測手段による計時動作は行われないので、この充電によって上記積算結果が増加することはない。
したがって、バッテリ内のバッテリ液があまり減っていないのに、バッテリに対してバッテリ液の補水が行われてしまうことを防止することができるので、バッテリに対するバッテリ液の補水が必要以上に補水が行われてしまうことを防止することができる。
ところで、制御手段が補水手段の作動を開始させるタイミング(すなわち、バッテリ液の補水を行うタイミング)はいつでもよく、バッテリの充電前でもよいし、バッテリの充電中でもよい。
しかし、バッテリの充電前や充電中にバッテリの補水を行うようにした場合には、充電中にバッテリ内のバッテリ液が満水になってしまうので、充電時に液面が上昇してバッテリ内からバッテリ液が溢れてしまうことがある。
そこで、制御手段は、バッテリの充電が終了した後、積算手段による計測時間の積算結果が所定値に達していた場合に、補水手段を作動させるようにするとよい。
このようにされていれば、バッテリの充電終了後にバッテリ液の補水が行われるので、バッテリの充電時に液面が上昇してバッテリ内からバッテリ液が溢れてしまうことを防止することができる。
また、請求項に記載の発明では、補水手段が作動して流量検出手段が流量を検出した後、流量検出手段により流量が検出されなくなったときに、補水手段の作動を停止させるようにすれば、バッテリ内が満水になったときに補水作業を終了することができる。
ところで、流量検出手段は、一般に、チャタリングを防止するために、ヒステリシスを持つようにされている。そして、流量検出手段では、予め設定された判定値にヒステリシス分が加えられた値を流量が上回ると、流量を検出したと判定し、上記判定値にヒステリシス分が減じられた値を流量が下回ると、流量を検出していないと判定するようにされている。
そして、流量検出手段にて流量検出可能な上記判定値が小さいほど、補水経路に微量のバッテリ液が流れただけで流量を検出することが可能となる。しかし、補水経路に微量のバッテリ液が流れただけで流量を検出してしまうので、流量検出手段が流量を検出できなくなるときには、補水経路内の水圧が上昇してしまい、これにより例えば補水経路とバッテリとの連結部から水漏れが生じてしまうことがある。
これに対して、流量検出手段にて流量検出可能な上記判定値が大きいほど、補水経路に微量のバッテリ液が流れただけでは流量を検出しないので、上記問題を解決することができるが、バッテリ液の補水時であっても、流量検出手段が流量を検出しないことがある。
そこで、請求項に記載の発明では、補水手段が、貯留部内のバッテリ液をバッテリへ供給するためのポンプ、及び、ポンプを駆動するモータを有する場合において、制御手段は、補水手段を作動させる際、作動開始から所定時間経過するまでの高速回転期間内はモータの回転数が第1の回転数となるようにモータを制御し、高速回転期間が経過した後は、モータの回転数が第1の回転数よりも少ない第2の回転数となるようにモータを制御するようにされている。
これによれば、高速回転期間内では、補水経路に流れるバッテリ液の流量を大きくすることが可能となるので、流量検出手段にて流量検出可能な判定値が大きかったとしても、上記第1の回転数を適宜設定することで、流量検出手段が補水経路内の流量を検出したと判定することができる。
請求項に記載の発明では、制御手段は、補水手段が作動を開始しても流量検出手段により所定時間内に流量が検出されなかった場合、補水手段又は流量検出手段に不具合が発生している旨を報知し、補水手段が作動を開始してからの補水作業時間が所定時間経過したときに、補水手段の作動を停止させることを特徴とする。
これによれば、補水手段又は流量検出手段に不具合が発生したとしても、補水手段が作動を開始(バッテリ液の補水作業を開始)してから所定時間が経過すれば、補水手段の作動が停止するので、この時間を適宜設定することで、必要以上に補水手段を作動させてしまうことを防止することができる。
また、補水手段又は流出検出手段に不具合が発生したことはオペレータに報知されるので、オペレータは、補水手段又は流量検出手段に不具合が発生していることを知ることができ、早急に補水手段又は流量検出手段の修理を行うことができる。
請求項に記載の発明では、制御手段は、補水手段が作動を開始した後、流量検出手段により流量が検出されなくなる前に上記補水作業時間が所定時間経過した場合には、補水手段の作動を停止させるとともに、バッテリ液の漏れが生じている旨を報知することを特徴とする。
これによれば、バッテリ液の漏れが生じたとしても、補水手段が作動を開始してから所定時間が経過すれば補水手段の作動が停止するので、この時間を適宜設定することにより、必要以上に補水手段を作動させてしまうことを防止することができる。
また、バッテリ液の漏れが生じたことはオペレータに報知されるので、オペレータは、バッテリ液の漏れが生じていることを知ることができ、早急に修理を行うことができる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.バッテリ液補水装置の構成
図1はバッテリ液補水装置の構成を説明する説明図であり、このバッテリ液補水装置は、バッテリ式の産業車両(本実施形態ではフォークリフト)に搭載されている。
図1に示すように、バッテリ液補水装置は、バッテリ液が貯留された貯留部11と、貯留部11に貯留されたバッテリ液をフォークリフト(図示省略)のバッテリ1の各セル1aへ供給する補水機構13と、流量センサ15と、表示部17と、操作部19と、充電器21と、データの書き換えが可能な不揮発性の記憶媒体からなるメモリ23と、計時動作を行うタイマ25と、装置各部を制御する制御部27とを有して構成されている。
流量センサ15は、貯留部11とバッテリ1の各セル1aとを結ぶ補水経路3に設けられており、この流量センサ15は、貯留部11からバッテリ1へ供給されるバッテリ液の流量(詳しくは、補水経路3の流量)を検出する。
なお、バッテリ1の各セル1aには、補水経路3に接続された補水口を封鎖するための止水弁が設けられており、この止水弁の下方側にはフロートが取り付けられている。そして、本実施形態では、バッテリ液の補水が行われことでセル1a内の液面が上昇すると、この上昇に伴いフロートが上昇して止水弁が補水口を封鎖するようにされている。
次に、補水機構13は、貯留部11内のバッテリ液を、補水経路3を介してバッテリ1へ供給するためのものであり、この補水機構13は、貯留部11内のバッテリ液をバッテリ1へ供給するためのポンプ13a、及び、ポンプ13aを駆動するモータ13b等を有して構成されている。そして、ポンプ13aは、貯留部11の下方側に取り付けられており、このポンプ13aは、貯留部11と補水経路3とを連結している。
表示部17は、各情報を表示するためのものであり、この表示部17は、液晶ディスプレイ等にて構成されている。また、操作部19は、フォークリフトのオペレータが操作するためのものであり、この操作部19は、タッチパネルやスイッチ等にて構成されている。
充電器21は、バッテリ1の充電を行うためのものであり、具体的には、AC電源からの供給される交流電力を直流電力に変換し、この直流電力をバッテリ1に供給することで、バッテリ1の充電を行うようにされている。
また、充電器21には、充電スイッチ(図示省略)が設けられており、この充電スイッチが使用者(例えば、フォークリフトのオペレータ)により操作されることで、充電器21がバッテリ1の充電を行う(開始する)。
制御部27は、CPU、RAM、ROM等にて構成されており、この制御部27は、装置各部から入力される各種情報に基づいて、バッテリ1の充電を行う充電処理や、バッテリ1に対してバッテリ液の補水を行う補水処理を行う。
2.バッテリ液補水装置の特徴的作動
2.1.充電処理
図2は、バッテリ液補水装置の制御部27が実行する充電処理を表すフローチャートであり、この充電処理は、充電器21の充電スイッチが操作されたとき(すなわち、バッテリ1の充電が開始されたとき)に実行される。
そして、図2に示す充電処理が開始されると、まずバッテリ1の電圧値に基づいて、バッテリ1の充電中にバッテリ1内でガスが発生してから充電が終了するまでの時間T1(以下、第1の設定時間T1という。)が設定される(S110)。
具体的に説明すると、S110では、まずバッテリ1の電圧値が検出される。そして、その検出結果に基づいて、バッテリ1の残量が推定され、その推定結果に基づき、第1の設定時間T1が設定される。
そして、本実施形態では、バッテリ1の残量が30%未満の場合には、S110にて設定される第1の設定時間T1が4時間に設定され、30%以上〜50%未満の場合には、第1の設定時間T1が3時間に設定され、50%以上〜80%未満の場合には、第1の設定時間T1が2時間に設定され、80%以上の場合には、第1の設定時間T1が1時間に設定される。
そして、S110の処理が終了すると、続いて、バッテリ1の電圧値に基づいて、バッテリ1内におけるバッテリ液の電気分解によってガスが発生したか否かが判定される(S120)。
具体的に説明すると、S120では、バッテリ1の電圧値が予め設定された電圧(本実施形態では、バッテリ1からガスが発生し始める転極電圧:所謂ガッシング電圧)に達したか否かを判定する。
そして、バッテリ1の電圧値がガッシング電圧に達したと判定された場合には、ガスが発生したと判定され(S120:YES)、逆にバッテリ1の電圧値がガッシング電圧に達していないと判定された場合には、ガスが発生していないと判定される(S120:NO。
そして、S120にて、ガスが発生していないと判定された場合には(S120:NO)、S120の処理が繰り返し実行され、ガスが発生したと判定されると(S120:YES)、制御部27によりタイマ25の作動が開始される(S130)。これにより、タイマ25が計時動作を開始することとなる。
続いて、S140では、タイマ25により計時されるカウント値に基づいて、カウント値(すなわち、ガッシング検出後の充電時間)がS110にて設定された第1の設定時間T1に到達したか否かが判定される(S140)。
そして、カウント値が第1の設定時間T1に到達していないと判定された場合には(S140:NO)、S140の処理が繰り返し実行され、カウント値が第1の設定時間T1に到達したと判定されると(S140:YES)、充電器21に対してバッテリ1の充電終了指令が出力される(S150)。これにより、充電終了指令を受信した充電器21は、バッテリ1への電力供給を停止する(すなわち、充電を終了する)こととなる。
そして、S150にて充電器21に対して充電終了指令が出力されると、制御部27によりタイマ25の作動が停止され(S160)、タイマ25のカウント値がメモリ23に記憶される(S170)。
そして、S170にてカウント値がメモリ23に記憶されると、タイマ25のカウント値がリセットされ(S180)、充電処理が終了する。
つまり、充電処理では、バッテリ1の充電を行うとともに、充電時間のうち、バッテリ1内で電気分解によるガスの発生が検出されてから充電が終了するまでの時間(ガッシング検出後の充電時間)を計測するようにされている。
2.2.補水処理
図3は、バッテリ液補水装置の制御部27が実行する補水処理を表すフローチャートであり、この補水処理は、上述した図2に示す充電処理が終了したときに実行される。
そして、図3に示す補水処理が開始されると、まずメモリ23に記憶されたカウント値が積算され(S210)、この積算値が設定値(本実施形態では8時間)に到達したか否かが判定される(S220)。
そして、S220にて積算値が設定値に到達していないと判定された場合には(S220:NO)、補水処理が終了する。一方、S220にて積算値が設定値に到達したと判定された場合には(S220:YES)、モータ13bが駆動されるとともに、タイマ25の作動が開始される(S230)。
これにより、ポンプ13aが駆動して貯留部11内のバッテリ液が補水経路3を介してバッテリ1へ供給(補水)されるとともに、タイマ25が計時動作を開始することとなる。
そして、S230の処理にてモータ13bが駆動されると、流量センサ15からの出力信号に基づいて、流量が検出されたか否かが判定される(S240)。そして、S240にて流量が検出されなかった場合には(S240:NO)、処理がS245に移行され、逆に流量が検出された場合には(S240:YES)、処理がS270に移行される。
S245では、タイマ25のカウント値に基づいて、モータ13bが駆動されてから所定時間(例えば3秒)が経過したか否かが判定される。そして、S245にて所定時間が経過していないと判定された場合には(S245:NO)、処理がS240に戻り、逆に、S245にて所定時間が経過したと判定された場合には(S245:YES)、処理がS250に移行される。
S250では、モータ13b又は流量センサ15が故障していることを表すモータ/流量センサ故障フラグがセットされ、続くS255では、モータ13b又は流量センサ15が故障している旨(故障内容)を表示部17に表示するモータ/流量センサエラー報知処理が行われる。続いて、S260では、タイマ25のカウント値が予め設定された第2の設定時間T2(例えば5分)に到達したか否かが判定される。
そして、S260にて、タイマ25のカウント値が第2の設定時間T2に到達していないと判定された場合には(S260:NO)、S260の処理が繰り返し実行される。
一方、タイマ25のカウント値が設定時間T2に到達したと判定された場合には(S260:YES)、モータ13b及びタイマ25の作動が停止される(S300)。これにより、ポンプ13aの作動が停止して、バッテリ1への補水が終了することとなる。
また、S270では、流量センサ15からの出力信号に基づいて、満水が検出された(すなわち流量センサ15にて流量が検出されていない)か否かが判定される。
そして、S270にて、満水が検出された場合には(S270:YES)、モータ13b及びタイマ25の作動が停止される(S300)。これにより、ポンプ13aの作動が停止して、バッテリ1への補水が終了することとなる。一方、満水が検出されなかった場合には(S270:NO)、タイマ25のカウント値が上記第2の設定時間T2に到達したか否かが判定される(S280)。
そして、S280にて、タイマ25のカウント値が第2の設定時間T2に到達していないと判定された場合には(S280:NO)、処理がS270に移行され、逆に、タイマ25のカウント値が第2の設定時間T2に到達したと判定された場合には(S280:YES)、バッテリ1のセル1a又は補水経路3で液漏れが生じていることを表す液漏検出フラグがセットされ(S290)、処理がS300へ移行される。
次に、S300にてモータ13b及びタイマ25の作動が停止されると、メモリ23に記憶されているカウント値が全て消去されるとともに、タイマ25のカウント値がリセットされる(S310)。
続いて、S320では、モータ/流量センサ故障フラグ又は液漏検出フラグの有無に基づいて、今回のモータ13bの停止が、流量センサ15にて満水が検出されたことによるものであるか否かが判定される(S320)。
つまり、S320では、モータ/流量センサ故障フラグ又は液漏検出フラグの何れかがセットされていた場合には、今回のモータ13bの停止が流量センサ15にて満水が検出されたことによるものではないと判定され、逆に、モータ/流量センサ故障フラグ及び液漏検出フラグの何れもセットされていない場合には、今回のモータ13bの停止が流量センサ15にて満水が検出されたことによるものであると判定される。
そして、S320にて、今回のモータ13bの停止が、流量センサ15にて満水が検出されたことによるものであると判定された場合には(S320:YES)、補水処理が終了する。
一方、今回のモータ13bの停止が流量センサ15にて満水が検出されたことによるものではないと判定された場合には(S320:NO)、モータ/流量センサ故障フラグ及び液漏検出フラグがリセットされ、オペレータに対してエラーを報知するためのエラー報知処理が実行され(S330)、補水処理が終了する。
なお、S330では、次回フォークリフトに電源が投入された場合に、所定時間の間オペレータによる操作を禁止するとともに、今回検出されたエラー(故障)内容を表示部17に表示するという処理が行われる。
3.本実施形態に係るバッテリ液補水装置の特徴
以上説明したように、本実施形態では、充電時間のうち、電気分解によるガスの発生が検出されてから充電が終了するまでの時間(ガッシング検出後の充電時間)を計測する。そして、その計測時間の積算結果が第1の設定時間T1に到達した場合に、バッテリ液の補充(補水)を行い、逆に、計測時間の積算結果が第1の設定時間に到達していない場合には、バッテリ液の補水を行わない。
以上のような本実施形態によれば、充電時間のうち、ガッシング検出後の充電時間を計測しているので、バッテリ1内におけるバッテリ液の減少量を正確に把握することができる。
このため、例えば短時間の充電が繰り返し行われたとしても、バッテリ1内で電気分解によるガスの発生が検出されない限り、タイマ25による計時動作は行われないので、この充電によって上記積算時間が増加することはない。
したがって、バッテリ1内のバッテリ液があまり減っていないのに、バッテリ1に対してバッテリ液の補水が行われてしまうことを防止することができるので、バッテリ1に対するバッテリ液の補水が必要以上に補水が行われてしまうことを防止することができる。
また、本実施形態では、バッテリ1の充電が終了した後にバッテリ液の補水(補水処理)が行われるので、バッテリ1の充電時に液面が上昇してバッテリ1内からバッテリ液が溢れてしまうことを防止することができる。
また、本実施形態では、補水機構13が作動して流量センサ15が流量を検出した後、流量センサ15により流量が検出されなくなったときに、補水機構13の作動を停止させるようにしているので、バッテリ1内が満水になったときに補水処理を終了させることができる。
また、本実施形態では、補水機構13(詳しくはモータ13b)が作動を開始しても流量センサ15により流量が検出されなかった場合には、モータ13bが作動を開始してからの補水作業時間が上記第2の設定時間T2に到達したときに、モータ13bの作動を停止させるとともに、モータ13b又は流量センサ15が故障している旨を報知するようにされている。
このため、モータ13b又は流量センサ15が故障したとしても、補水作業時間が第2の設定時間T2に到達すれば、モータ13bが停止するので、必要以上にモータ13bを作動させてしまうことを防止することができる。
また、モータ13b又は流量センサ15が故障したことは上述したエラー報知処理(図3のS330参照)にてオペレータに報知されるので、オペレータは、モータ13b又は流量センサ15が故障していることを知ることができ、早急にモータ13b又は流量センサ15の修理を行うことができる。
また、本実施形態では、補水機構13が作動を開始した後、流量センサ15により流量が検出されていたとしても、上記補水作業時間が第2の設定時間T2に到達した場合には、モータ13bを停止させるとともに、バッテリ液の漏れが生じている旨を報知するようにされている。
このため、バッテリ液の漏れが生じたとしても、補水作業時間が第2の設定時間T2に到達すればモータ13bが停止するので、必要以上にモータ13bを作動させてしまうことを防止することができる。
また、バッテリ液の漏れが生じたことは上記エラー報知処理にてオペレータに報知されるので、オペレータは、バッテリ液の漏れが生じていることを知ることができ、早急に修理を行うことができる。
4.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、補水機構13(ポンプ13a及びモータ13b)が特許請求の範囲に記載された補水手段に相当し、S120の処理が特許請求の範囲に記載されたガッシング検出手段に相当し、タイマ25が特許請求の範囲に記載された計測手段に相当し、S210の処理が特許請求の範囲に記載された積算手段に相当し、S230〜S300の処理が特許請求の範囲に記載された制御手段に相当し、流量センサ15が特許請求の範囲に記載された流量検出手段に相当する。
(第2実施形態)
本実施形態では、上記第1実施形態と比較すると、制御部27が補水処理にてモータ13bを作動させる際にモータ13bの回転数を可変して制御する点が異なっている。
1.補水処理
図4は、第2実施形態の制御部27が実行する補水処理を説明するフローチャートである。なお、図4において、上述した図3の補水処理と同様の処理については同一のステップ番号を付しているので、詳細な説明は省略する。また、このことは、後述する図6〜図8についても同様である。
図4に示す補水処理の開始後、S210の処理が実行され、続くS220にてメモリ23に記憶されたカウント値の積算値が設定値に到達したと判定されると(S220:YES)、モータ13bの回転数が予め設定された第1の回転数となるように制御する高速回転モードで、モータ13bが駆動されるとともに、タイマ25の作動が開始される(S221)。
次に、S221の処理が終了してから所定時間が経過したか否かが判定される(S222)。なお、上記所定時間は、上述した第2の設定時間T2より短ければどのような値が設定されていてもよい。
そして、S222にて、所定時間が経過していないと判定された場合には(S222:NO)、S222の処理が繰り返し実行され、逆に、所定時間が経過したと判定された場合には(S222:YES)、処理がS223に移行される。
S223では、モータ13bの回転数が上記第1の回転数よりも少ない第2の回転数となるように制御する低速回転モードで、モータ13bが駆動され(S223)、処理がS240に移行される。
2.本実施形態に係るバッテリ液補水装置の特徴
本実施形態の作用効果を図5を用いて説明する。なお、図5(a)は、本実施形態に係る補水処理の作動を説明するタイムチャートであり、図5(b)は、本実施形態の流量センサ15が流量を検出可能な判定値よりも少ない判定値が設定された流量センサを有するバッテリ液補水装置の作動を説明するタイムチャートである。なお、図5(b)のバッテリ液補水装置では、モータ13bの回転数が一定(低速回転モード)となるように、補水処理が実行される。
図5(b)のバッテリ液補水装置では、流量を検出可能な判定値が本実施形態よりも小さい流量センサが用いられているので、図5(a)及び図5(b)に示すように、本実施形態のバッテリ液補水装置(図5(a)参照)よりも少ないバッテリ液が流れただけで、流量を検出することができる。
しかし、補水経路3にバッテリ液が少し流れただけで流量を検出してしまうので、時刻t1に示すように、流量センサが流量を検出できなくなるときには、補水経路3内の水圧が上昇してしまい、これにより例えば補水経路3とバッテリ1の各セル1aとの連結部から水漏れが生じてしまうことがある。
また、補水経路3内の水圧が上昇してしまうことは、定常時におけるモータ13bの回転数を低く設定することで抑えることができるが、このようにすると、補水を行うのに時間がかかってしまうので、モータ13bの回転数を低く設定することは望ましくない。
これに対して、本実施形態では、図5(b)のバッテリ液補水装置に比べて、流量を検出可能な判定値が大きい流量センサ15を用いるとともに、モータ13bの作動開始から所定時間が経過するまでの高速回転期間T3は、高速回転モードでモータ13bを制御している。
このため、高速回転期間T3内では、低速回転モードでモータ13bを作動させた場合(期間T4)に比べて、多くのバッテリ液を補水経路3に流すことが可能となるので、本実施形態のように、流量センサ15にて流量を検出可能な判定値が図5(b)に示すバッテリ液補水装置よりも大きかったとしても、上記第1の回転数を適宜設定することで、流量センサ15が補水経路3内の流量を検出することができる。
また、本実施形態では、図5(b)のバッテリ液補水装置に対して、流量を検出可能な判定値が大きい流量センサ15を利用しているので、補水経路2にバッテリ液が少し流れただけでは流量センサ15が流量を検出しない(換言すると、補水経路3内の水圧が必要以上に上昇する前に、流量センサ15が流量を検出しなくなる)。
このため、補水経路3内の水圧が必要以上に上昇してしまうことを防止することができるので、例えば補水経路3とバッテリ1の各セル1aとの連結部から水漏れが生じてしまうことを防止することができる。
また、本実施形態では、上述のように補水経路3内の水圧上昇を防止することができるので、そのためにモータ13bの回転数を低く設定する必要がなく、これに伴い補水時間が長くなってしまうという問題が生じることはない。
(第3実施形態)
上記実施形態の補水処理では、流量センサ15の故障又は液漏れが検出された場合にそのエラー(故障)内容を単に表示部17に表示させていただけであったが、本実施形態は、これに加えて、流量センサ15の故障又は液漏れが検出された回数の累積値が所定値に到達した場合に、オペレータが次回バッテリ1の充電作業を行う際の作業工程を加えるようにしている。
1.補水処理
図6は、第3実施形態の制御部27が実行する補水処理を表すフローチャートであり、この図6に示す補水処理が開始されて、S210〜S310の処理が終了すると、S320にて、今回のモータ13bの停止が流量センサ15にて満水が検出されたことによるものであるか否かが判定される。
そして、S320にて、今回のモータ13bの停止が流量センサ15にて満水が検出されたことによるものであると判定された場合には(S320:YES)、補水処理が終了し、逆に、今回のモータ13bの停止が流量センサ15にて満水が検出されたことによるものではないと判定された場合には(S320:NO)、モータ/流量センサ故障フラグ又は液漏検出フラグがセットされた回数(エラー回数)がカウントされ(S325)、エラー報知処理が行われる(S330)。
本実施形態のエラー報知処理では、まず、エラー回数が3回以上であるか否かが判定される。そして、エラー回数が3回未満であると判定された場合には、上記第1実施形態と同様に、次回フォークリフトに電源が投入された場合に、所定時間の間オペレータによる操作を禁止するとともに、今回検出されたエラー(故障)内容を表示部17に表示するという処理が行われる。
一方、エラー回数が3回以上であると判定された場合には、後述の図7に示す充電処理が開始された際にパスワード入力用の画面を表示部17に表示させるためのパスワード入力フラグがセットされる。
そして、パスワード入力フラグがセットされると、上記第1実施形態と同様に、次回フォークリフトに電源が投入された場合に、所定時間の間オペレータによる操作を禁止するとともに、今回検出されたエラー(故障)内容を表示部17に表示するという処理が行われる。
2.充電処理
図7は、第3実施形態の制御部27が実行する補水処理を表すフローチャートであり、この図7に示す充電処理が開始されると、まず上記パスワード入力フラグがセットされているか否かが判定される(S101)。
そして、パスワード入力フラグがセットされていないと判定された場合には(S101:NO)、第1の設定時間T1が設定される(S110)。一方、パスワード入力フラグがセットされていると判定された場合には(S101:YES)、パスワード入力フラグがリセットされ、オペレータにパスワードの入力を促すパスワード入力画面を表示部17に表示させる(S102)。
続くS103では、操作部19からの出力信号に基づいて、正規のパスワードが入力されたか否かが判定される(S103)。そして、正規のパスワードが入力されたと判定された場合には(S103:YES)、処理がS110に移行され、逆に、正規のパスワードが入力されていないと判定された場合には(S103:NO)、充電器21に対してバッテリ1の充電指令が出力され(S104)、充電処理が終了する。
3.本実施形態に係るバッテリ液補水装置の特徴
以上のような本実施形態によれば、上記第1〜第3実施形態と比較すると、流量センサ15の故障又は液漏れが検出された場合に、エラーが検出されたオペレータが次回バッテリ1の充電作業を行う際の作業工程として、オペレータにパスワードを入力させるという工程を加えているので、オペレータに対して充電作業時に煩わしさを与えることができ、オペレータに対して間接的にバッテリ液補水装置の修理を促すことができる。
(第4実施形態)
上記実施形態では、補水処理時に、流量センサ15にて流量が検出されなかった場合には、第2の設定時間経過後にモータ13bを停止させるようにしていたが、本実施形態では、流量センサ15により流量が検出されなかった場合に、直ちにモータ13bを停止させるようにしている。なお、図8は、第4実施形態の制御部27が実行する補水処理を表すフローチャートである。
すなわち、図4に示す補水処理が開始されて、S210,S220,S230の処理が終了すると、S240にて、流量センサ15からの出力信号に基づいて、流量が検出されたか否かが判定される。
そして、S240にて流量が検出された場合には(S240:YES)、S270にて、満水が検出されたか否かが判定され、逆に、流量が検出されなかった場合には(S240:NO)、S245にてモータ13bが駆動されてから所定時間(例えば3秒)が経過したか否かが判定される。
そして、S245にて所定時間が経過していないと判定された場合には(S245:NO)、処理が240に戻り、逆に、S245にて所定時間が経過したと判定された場合には(S245:YES)、S250にてモータ/流量センサ故障フラグがセットされ、続くS300にて、モータ13bの作動が停止される。
以上説明した実施形態によっても、充電時間のうち、ガッシング検出後の充電時間を計測しているので、バッテリ1内におけるバッテリ液の減少量を正確に把握することができ、上述した第1〜第3実施形態と同様の効果を得ることができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、バッテリ1の充電が終了(充電処理が終了)してから所定時間経過後に補水処理を行うようにしていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、補水処理はいつ実行されてもよい。
例えば、充電処理終了直後に補水処理が実行されてもよいし、バッテリ1の充電中(充電処理の最中)に補水処理が実行されてもよいし、バッテリ1の充電前(充電処理の前)に補水処理が実行されてもよい。
また、上記実施形態では、S120の処理(図2参照)で用いられるガッシング電圧の値が一定であるとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、バッテリ液の温度、外気温、バッテリ1の壁面の温度等に基づいて、ガッシング電圧の値を補正するようにされていてもよい。
また、ガッシング電圧の値を補正せずに、S110の処理(図2参照)にて設定される第1の設定時間T1の値が、バッテリ液の温度、外気温、バッテリ1の壁面の温度等に基づいて補正されるようにしてもよい。
この場合、例えば、外気温が5度以下の場合には、第1の設定時間T1が、S110にて設定された時間に対して、所定時間(例えば2時間)だけ延長するように補正するとよい。
また、上記実施形態では、バッテリ1の電圧値がガッシング電圧に達したか否かによって、バッテリ1内でガスが発生したか否かを判定するようにされていたが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、バッテリ1内における水素ガスの濃度の変化量(上昇率)に基づいて、バッテリ1内でガスが発生したか否かを判定するようにしてもよいし、バッテリ1内におけるバッテリ液の温度の変化量(上昇率)に基づいて、バッテリ1内でガスが発生したか否かを判定するようにしてもよい。
また、バッテリ1内におけるバッテリ液の水位の変化量(上昇率)に基づいて、バッテリ1内でガスが発生したか否かを判定するようにしてもよいし、充電器21からバッテリ1に流れる電流の変化量(低下率)に基づいて、バッテリ1内でガスが発生したか否かを判定するようにしてもよい。
また、バッテリ1内におけるバッテリ液の比重の変化量(上昇率)に基づいて、バッテリ1内でガスが発生したか否かを判定するようにしてもよいし、バッテリ1内におけるバッテリ液の硫酸濃度の変化量(上昇率)に基づいて、バッテリ1内でガスが発生したか否かを判定するようにしてもよい。
また、上記変化量の各々を組み合わせることで、バッテリ1内でガスが発生したか否かを判定するようにしてもよい。
ところで、上記実施形態では、補水処理時に流量センサ15にて流量が検出されなかった場合に(S240:NO)、モータ13b又は流量センサ15が故障している旨を報知するようにしていたが(S255、S330)、バッテリ1が満水の状態で補水処理が実行された場合には、流量センサ15にて流量が検出されないので、この場合には、S250、S255及びS260の処理を実行しないようにするとよい。
この場合、例えば、バッテリ1内におけるバッテリ液の水位を検出するための水位検出センサを設け、補水処理時に流量センサ15にて流量が検出されなかった場合には(S240:NO)、以下の手順で処理が実行されるとよい。
すなわち、S240にて流量が検出されなかった場合には(S240:NO)、S245の前に、「水位検出センサの検出結果に基づいて、バッテリ1が満水であるか否かを判定する」という判定処理が実行される。
そして、上記判定処理にて、バッテリ1が満水ではないと判定された場合には、S245にてモータ13bが駆動されてから所定時間が経過したか否かが判定される。
一方、上記判定処理にて、バッテリ1が満水であると判定された場合には、モータ/流量センサ故障フラグをセットせずに(具体的には、S250、S255及びS260を実行せずに)、モータ13b及びタイマ25の作動が停止される。
以上説明したようにされていれば、バッテリ1が満水の状態で補水処理が実行されたとしても、モータ13b又は流量センサ15が故障している旨が使用者に誤報知されてしまうことを防止することができる。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
第1実施形態のバッテリ液補水装置の構成を説明する説明図である。 第1実施形態の制御部が実行する充電処理を表すフローチャートである。 第1実施形態の制御部が実行する補水処理を表すフローチャートである。 第2実施形態の制御部が実行する補水処理を説明するフローチャートである。 第2実施形態の作用効果を説明する説明図である。 第3実施形態の制御部が実行する補水処理を表すフローチャートである。 第3実施形態の制御部が実行する充電処理を表すフローチャートである。 第4実施形態の制御部が実行する補水処理を表すフローチャートである。
符号の説明
1…バッテリ、3…補水経路、11…貯留部、13…補水機構、13a…ポンプ、13b…モータ、15…流量センサ、17…表示部、19…操作部、21…充電器、23…メモリ、25…タイマ、27…制御部。

Claims (4)

  1. バッテリ液が貯留された貯留部、及び、前記貯留部に貯留されたバッテリ液をバッテリへ供給する補水手段を備えたバッテリ液補水装置であって、
    記補水手段を作動させる制御手段と
    前記貯留部と前記バッテリとの間を結ぶ補水経路に設けられ、前記貯留部から前記バッテリへ供給されるバッテリ液の流量を検出する流量検出手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記補水手段が作動してから所定時間経過するまでの間に前記流量検出手段により流量が検出されない場合、前記補水手段の作動を停止させることを特徴とするバッテリ液補水装置。
  2. 前記補水手段が、前記貯留部内のバッテリ液を前記バッテリへ供給するためのポンプ、及び、前記ポンプを駆動するモータを有する場合において、
    前記制御手段は、前記補水手段を作動させる際、作動開始から所定時間経過するまでの高速回転期間内は前記モータの回転数が第1の回転数となるように前記モータを制御し、前記高速回転期間が経過した後は、前記モータの回転数が前記第1の回転数よりも少ない第2の回転数となるように前記モータを制御すること
    を特徴とする請求項に記載のバッテリ液補水装置。
  3. 前記制御手段は、前記補水手段が作動を開始しても前記流量検出手段により所定時間内に流量が検出されなかった場合、前記補水手段又は前記流量検出手段に不具合が発生している旨を報知し、前記補水手段が作動を開始してからの補水作業時間が所定時間経過したときに、前記補水手段の作動を停止させること
    を特徴とする請求項又は請求項に記載のバッテリ液補水装置。
  4. 前記制御手段は、前記補水手段が作動を開始した後、前記流量検出手段により流量が検出されなくなる前に前記補水作業時間が所定時間経過した場合には、前記補水手段の作動を停止させるとともに、前記バッテリ液の漏れが生じている旨を報知すること
    を特徴とする請求項ないし請求項の何れか1項に記載のバッテリ液補水装置。
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