JP5241899B2 - スライド接点スイッチ - Google Patents

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Description

この発明はスライド接点スイッチに関し、例えば、車両におけるライトスイッチ、ターンスイッチ、前後進スイッチ、速度スイッチ等に使用されるものである。
従来におけるこの種のスライド接点スイッチは、ケーシング内にスライダを設置し、ノブを介してこのスライダをクリックストップ式に移動することにより接点を切り替えていた。
特開2006−59766号公報
しかしながら、かかる従来のスライド接点スイッチにあっては、手動操作によって接点の切り替えを行っていたため、切り替え速度が遅くなると切り替え点でのスパーク発生が大きくなり接点接触抵抗が増大する結果、発熱によって部品が焼損したり、接点間の絶縁破壊が発生しやすいという不都合を有した。
この発明の課題はこれらの不都合を解消することである。
前記不都合を解消するために、この発明に係るスライド接点スイッチにおいては、ケーシングとこのケーシングの底部内壁面をスライドするスライダと前記ケーシングにおける前記スライダの上方に固定されたガイド部材とこのガイド部材に沿ってスライドするノブ部材とを備え、
前記スライダの両側上部には前記ノブ部材が衝突する衝突受部が形成されているとともに前記ノブ部材は前記衝突受部との間にスライド範囲を有し、前記ケーシングの底部内壁面には一対の断面V字状の第一クリック用凹部が隣り合う状態で形成されているとともに前記スライダの下面には第一クリック球が第一圧縮コイルばねによって前記一対の第一クリック用凹部に選択的に係止するように弾発的に設置され、且つ、前記ガイド部材のガイド面の両端部に各々第二クリック用凹部を形成するとともに前記ノブ部材の下面に第二クリック球が第二圧縮コイルばねによって前記一対の第二クリック用凹部に選択的に係止するように弾発的に設置され、前記スライダと前記ノブ部材は同じ方向にスライドし、前記第一クリック球が前記片方の第一クリック用凹部に係止しているとき前記ノブ部材は前記スライダの同じ側の衝突受部に衝突しているとともに前記第二クリック球はこの第一クリック用凹部と同側の第二クリック用凹部に係止することができ、前記第一クリック球が前記他方の第一クリック用凹部に係止しているとき前記ノブ部材は前記スライダの他側の衝突受部に衝突しているとともに前記第二クリック球は他方の第二クリック用凹部に係止することができ、第二クリック用凹部は前記第一クリック用凹部よりも浅く、且つ、前記第二圧縮コイルばねの弾性は前記第一圧縮コイルばねの弾性よりも弱くしたものである。
また、前記ケーシングに前記ノブ部材の突出部がスライドするスライド孔を設け、前記第一クリック球が前記片方の第一クリック用凹部に係止しているとき前記ノブ部材の突出部は前記スライド孔の同じ側の端部に位置し、前記第一クリック球が前記他方の第一クリック用凹部に係止しているとき前記ノブ部材の突出部は前記スライド孔の他側の端部に位置するようにすることもできる。
この発明に係るスライド接点スイッチにおいては上記のように構成されているため、アクション部の操作速度が遅くなってもスライダによるクリックストップ式の接点の切り替えは瞬時に行われるものである。
よって、このスライド接点スイッチを使用すれば、手動操作によって接点の切り替え速度が遅くなっても、切り替え点でのスパーク発生は通常通りであり接点接触抵抗が増大することはない結果、従来のように発熱によって部品が焼損したり、接点間の絶縁破壊が発生することはないものである。
また、前記ケーシングに前記ノブ部材の突出部がスライドするスライド孔を設け、前記第一クリック球が前記片方の第一クリック用凹部に係止しているとき前記ノブ部材の突出部は前記スライド孔の同じ側の端部に位置し、前記第一クリック球が前記他方の第一クリック用凹部に係止しているとき前記ノブ部材の突出部は前記スライド孔の他側の端部に位置するようにすることもできる。
この発明に係るスライド接点スイッチは実施するにあたって下記の構成に最も主要な特徴を有する。
ケーシング内をスライダがクリックストップ式に移動して接点を選択的に切り替える。
前記ケーシングに前記スライダを操作するアクション部を設ける。このアクション部は、前記ケーシングに固定されたガイド部材とこのガイド部材に沿ってスライドするノブ部材とからなる。前記ガイド部材に沿って前記ノブ部材がスライドして前記スライダに衝突し、押し出すことによって前記スライダのクリックストップ機構を作動させる。
前記ノブ部材を前記ガイド部材のスライド端に係止可能とする。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明に係るスライド接点スイッチの切り替え前の断面図、図2は同切り替え直前の断面図、図3は同切り替え後の断面図、図4は同切り替え後から切り替え前に戻る直前の断面図である。
図1〜4において、Aはスライド接点スイッチ、10はそのケーシングである。11、12は第一クリック用凹部であり、前記ケーシング10の底部内壁面に形成されている。この第一クリック用凹部11,12には後記第一クリック球22が係止する。また、13はスライド孔であり、後記ノブ部材40の突出部がスライドするためのものである。
20はスライダであり、前記ケーシング10内にスライド可能に内嵌めされている。このスライダ10の移動によって接点の切り替えが行われる。なお、接点は図示しない。21は取付穴であり、前記スライダ20の下面に形成されている。この取付穴21は前記ケーシング10の接触面に向かって開口している。22は第一クリック球であり、前記取付穴21に設置されている。この第一クリック球22は第一圧縮コイルばね23によって外側に弾発され、先端部が前記第一クリック用凹部11、12に選択的に係止する。
24,25は衝突受け部であり、前記スライダ20の両側の上部に形成されている。この衝突受け部24、25は対向した状態で配置されている。
30はガイド部材であり、前記ケーシング10に設置されている。このガイド部材30のガイド面31は前記スライダ20のスライド方向に沿っている。32,33は第二クリック用凹部であり、前記ガイド部材30における前記ガイド面31の両端部に形成されている。この第二クリック用凹部32,33には後記第二クリック球42が係止する。
40はノブ部材であり、前記ガイド部材30のガイド面31に沿って前記ケーシング10の上部内壁面をスライドする。このノブ部材40の上端部は前記ケーシング10のスライド孔13から突出している。この突出部を介して前記ノブ部材40を操作する。41は取付穴であり、前記ノブ部材40の下面に形成されている。この取付穴41は前記ガイド部材30のガイド面31に向かって開口している。42は第二クリック球であり、前記取付穴41に設置されている。この第二クリック球42は第二圧縮コイルばね43によって外側に弾発され、先端部が前記第二クリック用凹部32、33に係止する。
なお、第二クリック用凹部32,33は前記第一クリック用凹部11、12よりも浅く、且つ、前記第二圧縮コイルばね43の弾性は前記第一圧縮コイルばね23の弾性よりも弱いため、ケーシング10に対するスライダ20のクリックストップよりもガイド部材30に対するノブ部材40のクリックストップの方が軽く、ガイド部材30に対するノブ部材40が優先して移動するものである。
44,45は衝突部であり、前記ノブ部材40の両側面に突設されている。この衝突部44、45は前記衝突受け部(スライダ20の)24,25に衝突する部分である。この衝突部44,45のスライド範囲Sがこの発明の「あそび」に相当する。
上記ガイド部材30と上記ノブ部材40によってこの発明の「アクション部材」を構成する。
次に、このスライド接点スイッチAの作動について説明する。
図1は、接点切り替え前の状態である。前記スライダ20はケーシング10の左側に位置し、第一クリック球22は第一クリック用凹部11に係止されている。また、前記ノブ部材40は前記ガイド部材30の左端に位置し、第二クリック球42は第二クリック用凹部32に係止されている。このとき、前記ノブ部材40の衝突部44は前記スライダ20の衝突受け部24に接触している。
この状態で前記ノブ部材40を前記第二圧縮コイルばね43の弾性に抗して右方向に移動し、図2に示すように、衝突部(ノブ部材40の)45を前記スライダ20の衝突受け部25に衝突させる。この状態で、更に、前記ノブ部材40によって前記スライダ20を第一圧縮コイルばね23の弾性に抗して押し続け、図3に示すように、前記スライダ20をケーシング10の右側に位置させ、第一クリック球22は第一クリック用凹部12に係止させ、接点切り替え後の状態となる。このとき、前記ノブ部材40は前記ガイド部材30の右端に位置し、第二クリック球42は第二クリック用凹部33に係止する。また、
前記ノブ部材40の衝突部45は前記スライダ20の衝突受け部25に接触している。
接点切り替え前の状態(図1の状態)に戻す場合には、前記切り替える操作と逆の操作をすればよい。即ち、前記ノブ部材40を前記第二圧縮コイルばね43の弾性に抗して左方向に移動し、図4に示すように、衝突部(ノブ部材40の)44を前記スライダ20の衝突受け部24に衝突させ、この状態で、更に、前記ノブ部材40によって前記スライダ20を第一圧縮コイルばね23の弾性に抗して押し続け、図1の状態にすればよい。
この発明に係るスライド接点スイッチは、アクション部の操作速度が遅くなってもスライダによるクリックストップ式の接点の切り替えは瞬時に行われる。手動操作によって接点の切り替え速度が遅くなっても、切り替え点でのスパーク発生は通常通りであり接点接触抵抗が増大することはない結果、従来のように発熱によって部品が焼損したり、接点間の絶縁破壊が発生することはない。よって、産業上の利用可能性は高いものである。
図1はこの発明に係るスライド接点スイッチの切り替え前の断面図である。 図2は同切り替え直前の断面図である。 図3は同切り替え後の断面図である。 図4は同切り替え後から切り替え前に戻る直前の断面図である。
A … スライド接点スイッチ
10 … ケーシング
11 … 第一クリック用凹部
12 … 第一クリック用凹部
13 … スライド孔
20 … スライダ
21 … 取付穴
22 … 第一クリック球
23 … 第一圧縮コイルばね
24 … 衝突受け部
25 … 衝突受け部
30 … ガイド部材(アクション部材)
31 … ガイド面
32 … 第二クリック用凹部
33 … 第二クリック用凹部
40 … ノブ部材(アクション部材)
41 … 取付穴
42 … 第二クリック球
43 … 第二圧縮コイルばね
44 … 衝突部
45 … 衝突部
S … スライド範囲(あそび)

Claims (2)

  1. ケーシングとこのケーシングの底部内壁面をスライドするスライダと前記ケーシングにおける前記スライダの上方に固定されたガイド部材とこのガイド部材に沿ってスライドするノブ部材とを備え、
    前記スライダの両側上部には前記ノブ部材が衝突する衝突受部が形成されているとともに前記ノブ部材は前記衝突受部との間にスライド範囲を有し、前記ケーシングの底部内壁面には一対の断面V字状の第一クリック用凹部が隣り合う状態で形成されているとともに前記スライダの下面には第一クリック球が第一圧縮コイルばねによって前記一対の第一クリック用凹部に選択的に係止するように弾発的に設置され、且つ、前記ガイド部材のガイド面の両端部に各々第二クリック用凹部を形成するとともに前記ノブ部材の下面に第二クリック球が第二圧縮コイルばねによって前記一対の第二クリック用凹部に選択的に係止するように弾発的に設置され、前記スライダと前記ノブ部材は同じ方向にスライドし、前記第一クリック球が前記片方の第一クリック用凹部に係止しているとき前記ノブ部材は前記スライダの同じ側の衝突受部に衝突しているとともに前記第二クリック球はこの第一クリック用凹部と同側の第二クリック用凹部に係止することができ、前記第一クリック球が前記他方の第一クリック用凹部に係止しているとき前記ノブ部材は前記スライダの他側の衝突受部に衝突しているとともに前記第二クリック球は他方の第二クリック用凹部に係止することができ、第二クリック用凹部は前記第一クリック用凹部よりも浅く、且つ、前記第二圧縮コイルばねの弾性は前記第一圧縮コイルばねの弾性よりも弱いことを特徴とするスライド接点スイッチ。
  2. 前記ケーシングに前記ノブ部材の突出部がスライドするスライド孔を設け、前記第一クリック球が前記片方の第一クリック用凹部に係止しているとき前記ノブ部材の突出部は前記スライド孔の同じ側の端部に位置し、前記第一クリック球が前記他方の第一クリック用凹部に係止しているとき前記ノブ部材の突出部は前記スライド孔の他側の端部に位置していることを特徴とする請求項1のスライド接点スイッチ。
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