JP5241625B2 - シリアル通信システム - Google Patents
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Description
図12は、スレーブICからマスタICにデータを送信する場合のタイミング図を示す。先ず、スレーブICは、SDラインからの出力をアイドル状態(ここではHigh、以下H(1)と示す。)から活性化状態(ここではLow、以下L(0)と示す。)に変化させる。マスタICは、SDラインからの出力のエッジを検出しスレーブICからのデータの受信準備を行い、準備完了後MDラインからの出力をアイドル状態から活性化状態に変化させ、スレーブICからのデータの受信が可能となったことをスレーブICに通知する。その後、スレーブICからSDラインを介してマスタICに第1のフェーズのデータH7〜H0を送信する。次に、マスタICは、MDラインからの出力を活性化状態からアイドル状態に変化させ、スレーブICからの第2のフェーズにおけるデータの受信が可能となったことをスレーブICに通知する。その後、スレーブICからSDラインを介してマスタICに第2のフェーズのデータA7〜A0を送信する。
このように、MDライン、SDライン、CLKラインの他に新たなバスラインを設けることなく、マスタICからスレーブICにマスタICの受信準備状態を通知、又はスレーブICからマスタICにスレーブICの受信準備状態を通知するハンドシェイク機能を実現することができ、その結果、高速なデータ転送レートが達成可能となる。
特許文献1、2に開示されているシリアル通信システムにおいて、シリアル送受信を実現するために、通信準備状態を通知する、すなわち相手側のデバイスに通信準備状態を通知する制御信号用のバスラインもデータ送信に用いた場合を想定する。つまり、特許文献1、2に開示されているシリアル通信システムにおいて、MDライン及びSDラインの両方を同時にデータ送信に使用した。
第1のフェーズの最終ビットH0が0(L出力)である場合は、図14に示すとおり、デバイスの通信準備が完了すると、当該デバイスからの出力をアイドル状態Hに変化させる。その結果、相手側のデバイスに通信準備完了を通知することができるため、問題は発生しない。
すなわち、マスタICとスレーブICとの間を3線シリアルでデータの通信を行う場合、マスタICがシリアルクロックを出力しシリアル送受信のタイミングを決定する。スレーブICは、マスタICからシリアルクロックが供給される。つまり、通信タイミングはマスタICに委ねることとなるが、もしスレーブIC自身がシリアル送受信の準備を行っている状態(ビジー状態)で、マスタICがシリアル送受信を開始してしまうと、通信が成り立たなくなってしまう。そのため、マスタICがシリアル送受信を開始しないように、スレーブICの通信準備状態がビジー状態であることを、マスタICに通知するハンドシェイクの仕組みが必要となる。
これにより、データの最終ビット値によってハンドシェイク機能が実現できなくなる前述の問題を回避することが可能である。
以下、本発明に係るシリアル通信システム及びシリアル通信方法を更に詳細に説明する。
本発明に係るシリアル通信システム及びシリアル通信方法の実施の形態1を、図面に基づいて説明する。
シリアル通信システム1は、図1に示すように、第1のデバイス2と、第2のデバイス3と、第1〜第3のバスライン4〜6と、を有する。
先ず、第1のデバイス2は、第2のデバイス3からシリアルクロックが受信インターフェース20及び送信インターフェース21に入力されることによって、データの通信(送受信)を行う(ステップS1)。このとき、受信インターフェース20は、第2のデバイス3から送信される1フェーズ分のデータを1ビットづつ受信し、データ処理部23に出力する。一方、送信インターフェース21は、データ処理部23が記憶部24から呼び出した1フェーズ分のデータを1ビットづつ、第2のデバイス3に送信する。
一方、データ処理部23は、1フェーズ分のデータの通信が完了していないと判断すると、もう一度ステップS2に戻る。
出力制御部22は、前フェーズにおいて送信したデータの最終ビット値を判断する(ステップS6)。出力制御部22は、前フェーズにおいて送信したデータの最終ビット値がLの場合、Hに反転させて第2のデバイス3に出力する(ステップS7)。一方、出力制御部22は、前フェーズにおいて送信したデータの最終ビット値がHの場合、Lに反転させて第2のデバイス3に出力する(ステップS8)。
すなわち、レベル検出部32は、第1のデバイス2からの出力が前フェーズにおいて受信したデータの最終ビット値と反転していると、第1のデバイス2における次フェーズのデータの通信準備状態が完了状態であると判断する。そして、レベル検出部32は、第1のデバイス2における次フェーズのデータの通信準備状態が完了状態であると判断すると、クロックジェネレータ35にシリアルクロックを生成するように指示する。
クロックジェネレータ35は、レベル検出部32及びデータ処理部33の双方から指示を受けると、シリアルクロックを生成する。このシリアルクロックは、第1のデバイス2の受信インターフェース20、送信インターフェース21、及び受信インターフェース30、送信インターフェース31に入力される。すなわち、第1のデバイス2と第2のデバイス3とは、当該シリアルクロックに基づいて、相互通信を開始する構成とされている。
先ず、第2のデバイス3は、シリアルクロックが受信インターフェース30及び送信インターフェース31に入力されることによって、データの通信を行う(ステップS11)。このとき、受信インターフェース30は、第1のデバイス2から送信される1フェーズ分のデータを1ビットづつ受信し、データ処理部33に出力する。一方、送信インターフェース31は、データ処理部33が記憶部34から呼び出した1フェーズ分のデータを1ビットづつ、第1のデバイス2に送信する。
一方、データ処理部33は、1フェーズ分のデータの通信が完了していないと判断すると、もう一度ステップS12に戻る。
データ処理部33は、次フェーズのデータの通信準備が完了したと判断すると、クロックジェネレータ35にシリアルクロックを生成するように指示する。
すなわち、レベル検出部32は、前フェーズにおいて受信したデータの最終ビット値がLの場合、第1のデバイス2からの出力がHか否かを判断する(ステップS17)。
レベル検出部32は、第1のデバイス2からの出力がLの場合、第1のデバイス2における次フェーズのデータの通信準備状態が完了状態であると判断し、クロックジェネレータ35にシリアルクロックを生成するように指示する。一方、レベル検出部32は、第1のデバイス2からの出力がHの場合、第1のデバイス2における次フェーズのデータの通信準備状態がビジー状態であると判断し、クロックジェネレータ35への指示を行わない。
本発明に係るシリアル通信システム及びシリアル通信方法の実施の形態2を、図面に基づいて説明する。
出力制御部22は、当該データ処理部23及び当該レベル検出部25の双方からの指示を受けると、第1のデバイス200からの出力を前フェーズにおいて送信したデータの最終ビット値と反転させる。
先ず、第1のデバイス200は、第2のデバイス300からシリアルクロックが受信インターフェース20及び送信インターフェース21に入力されることによって、データの通信を行う(ステップS101)。このとき、受信インターフェース20は、第2のデバイス300から送信される1フェーズ分のデータを1ビットづつ受信し、データ処理部23に出力する。一方、送信インターフェース21は、データ処理部23が記憶部24から呼び出した1フェーズ分のデータを1ビットづつ、第2のデバイス300に送信する。
先ず、第2のデバイス300は、シリアルクロックが受信インターフェース30及び送信インターフェース31に入力されることによって、データの通信を行う(ステップS1001)。このとき、受信インターフェース30は、第1のデバイス200から送信される1フェーズ分のデータを1ビットづつ受信し、データ処理部33に出力する。一方、送信インターフェース31は、データ処理部33が記憶部34から呼び出した1フェーズ分のデータを1ビットづつ、第1のデバイス200に送信する。
一方、データ処理部33は、1フェーズ分のデータの通信が完了していないと判断すると、もう一度ステップS1002に戻る。
2 第1のデバイス、20 受信インターフェース、21 送信インターフェース、22 出力制御部、23 データ処理部、24 記憶部、25 レベル検出部
3 第2のデバイス、30 受信インターフェース、31 送信インターフェース、32 レベル検出部、33 データ処理部、34 記憶部、35 クロックジェネレータ、36 出力制御部
4 第1のバスライン
5 第2のライン
6 第3のライン
100 シリアル通信システム
200 第1のデバイス
300 第2のデバイス
Claims (1)
- 第1のデバイスと第2のデバイスとを有し、前記第1のデバイスと前記第2のデバイスとは、前記第2のデバイスが生成したシリアルクロックに基づいて、相互通信を開始するシリアル通信システムであって、
前記第1のデバイスから前記第2のデバイスへの出力が、前フェーズにおいて受信したデータの最終ビット値と反転していると、前記第2のデバイスは前記第1のデバイスの通信準備状態が完了状態であると判断し、相互通信を開始するシリアル通信システム。
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