JP5240705B2 - 点灯保持時間可変式照明システム - Google Patents

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Description

本発明は、人感センサによる人検知に応じて自動的に点灯制御を行う照明システムに関する。
従来から、人感センサにより人を検知して光源を点灯し、その点灯保持時間をユーザが任意に設定することができるようにした照明システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような照明システムを図10を参照して説明する。照明システムは、光源31と、光源31を点灯させる点灯回路32と、点灯回路32を点滅制御する制御部35と、検知範囲内に存在する人などの物体を検知する人感センサ33とを備える。人感センサ33が出力する検知信号Trは、制御部35に入力され、制御部35は、点灯回路制御手段354と、光源31の点灯時間をタイマカウントする計時手段353と、光源31を点灯保持させる点灯保持時間を記憶する記憶部351とを備える。点灯保持時間は、個人の移動パターンや、照明システムの設置場所に応じてユーザが入力部37から入力する。
この照明システムにおいて、人感センサ33が人19を検知すると、制御部35は、点灯回路32を制御し、光源31を点灯する。制御部35は、予め入力部37から入力設定された点灯保持時間、点灯回路32を制御し、光源31を点灯保持する。
このような照明システムは、複数の居住者がいる住居内に設置されたとき、居住者の各々に合わせた点灯保持時間の設定ができない。例えば、移動に時間がかかる高齢者には、光源の点灯保持時間を長くしたいが、居住者全員に長い点灯保持時間が必要ではなく、移動速度が速い居住者には、省エネルギーのために点灯保持時間を短くしたい。しかしながら、移動に時間がかかる居住者に点灯保持時間を長くしつつ、移動速度が速い居住者に点灯保持時間を短くすることはできない。このことは、照明システムが住居内に設置された場合に限られず、一般の街路に設置された場合でも同様のことが言える。
特開2002−50490号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、検知した人の移動速度に応じて自動的に点灯保持時間を調節することが可能となり、人の通行中の消灯を防ぎつつ、無駄な点灯時間を減らすことが可能な照明システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、光源と、前記光源を点灯させる点灯回路と、所定の検知範囲における人の存在を検知して検知信号を出力する人感センサと、前記点灯回路を制御する制御部と、を備えた照明システムにおいて、前記人感センサは、複数設けられ、前記人感センサの各々は、共通の検知箇所を互いに異なる角度又は位置から検知し、前記制御部は、前記人感センサが検知信号を出力している検知時間を計測する検知時間計測手段と、前記検知時間と前記光源を点灯保持させる点灯保持時間とを関連付ける情報を記憶した記憶手段とを備え、前記制御部は、前記記憶手段を参照して前記検知時間計測手段が計測した検知時間に応じた点灯保持時間、前記光源を点灯保持させ、前記点灯保持時間[s]は、人が前記人感センサの検知範囲に入る地点から前記光源の照射範囲を出る地点までの距離[m]を人の移動速度v[m/s]で割って算出した時間に基づいて決定される、ものである。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の照明システムにおいて、前記人感センサの検知状態から非検知になって再度検知状態になるまでの時間間隔について設定された閾値を有し、前記制御部は、前記時間間隔が前記閾値以下のとき、前記時間間隔とその前後の検知時間とを合算した時間を検知時間とみなすものである。
請求項1の発明によれば、人感センサによる人検知の時間に応じて光源の点灯保持時間が自動的に調節されるので、移動速度が遅い人の通行中に光源が消灯することを防ぐことができ、移動速度が速い人に対して無駄に点灯時間を長くすることがなく、省エネルギー化を図ることができる。
また、複数の人感センサによる検知時間から総合的に移動速度を算出することができるので、検知時間と移動速度との相関がとれ、検知時間に応じて適切な点灯保持時間にすることができる。
請求項の発明によれば、人感センサから出力される検知信号が、通行する人の動作状況や周囲環境に起因して、ふらついたりノイズが入るようなことがあったとしても、人が人感センサの検知範囲にいる時間を確実に検知時間と認識できるので、検知時間を短く誤認して点灯保持時間が短くなることを防ぐことができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係る照明システムについて図1を参照して説明する。照明システム1は、蛍光灯、白熱灯、LED、有機ELなど負荷たる光源11と、光源11を点灯させるための回路である点灯回路12と、所定の検知範囲における人の存在を検知して検知信号Trを出力する赤外線人体検知センサ、超音波センサなどの人感センサ14と、点灯回路12を制御する制御部15とを備える。制御部15は、人感センサ14が検知信号Trを出力している検知時間を計測する検知時間計測手段151と、検知時間と光源11を点灯保持させる点灯保持時間を関連付ける情報を記憶したメモリからなる記憶手段152とを備える。検知時間と点灯保持時間を関連付ける情報は、検知時間と点灯保持時間を関連付けるテーブルとして設定される。制御部15は、光源11の点灯時間をタイマカウントする計時手段153を備え、記憶手段152を参照して、検知時間計測手段151が計測した検知時間に応じた点灯保持時間、点灯回路12に光源11の点灯を保持させる。
次に、照明システム1の動作を図2を参照して説明する。人19が人感センサ14の所定の検知範囲17に入ると、人感センサ14が人19を検知して検知信号Trを出力する。制御部15は、検知信号Trをトリガに点灯回路12を制御して光源11を点灯し、同時に点灯時間のタイマカウントを開始し、検知時間計測を開始する。人19が移動して、検知範囲17を抜けると、人感センサ14による人19の検知が終了し、検知時間計測が完了する。制御部15は、記憶手段152に記憶されたテーブルを参照し、検知時間に応じた点灯保持時間を決定する。制御部15は、決定した点灯保持時間まで点灯時間をタイマカウント後、点灯回路12を制御して光源11を消灯する。
人感センサ14の出力を図3を参照して説明する。人感センサの出力は、2値信号であり、例えば、電圧の高いH信号と電圧が低いL信号である。人感センサ14の所定の検知範囲17に人が検知されないときは、人感センサは、非検知信号としてH信号を出力する。人感センサ14が人を検知すると、検知信号TrとしてL信号を出力する。人感センサ14が検知信号Trを出力している検知時間τは、検知信号Trの時間幅である。
検知時間τと光源11を点灯保持させる点灯保持時間とを関連付けるテーブルは、例えば、下記の表1のように設定される。表1において、人感センサ14が検知信号を出力している検知時間τが長いほど、検知された人の移動速度が遅いので、対応する点灯保持時間が長く設定される。
Figure 0005240705
点灯保持時間は、人19の移動速度に応じた値がテーブルに設定される。検知時間τからの移動速度の算出を図4を参照して説明する。図4において、廊下の片方の壁面に人感センサ14が設置されている。人19が廊下を移動し、人感センサ14の検知範囲17に入ると、人感センサ14が人19を検知する。人感センサ14の検知範囲の角度をθ[°]、廊下幅をW[m]、人19の肩幅をWP[m]とし、人19が廊下の中央を歩く場合について計算すると、検知距離D[m]は、次式で求められる。
D=tan(θ/2)×(W/2+WP/2)×2=tan(θ/2)×(W+WP)
人19は、検知距離D[m]を検知時間τ[s]で移動するので、移動速度v[m/s]は、次式で求められる。
v=D/τ=tan(θ/2)×(W+WP)/τ
上記の式によって、肩幅WPを例えば0.4mとし、廊下幅Wに実測値又は標準的な値を用いて、検知時間τから人19の移動速度vが算出される。点灯保持時間は、人19が人感センサ14の検知範囲17に入る地点から光源11の照射範囲を出る地点までの距離を移動速度vで割って算出した時間に基づいて決めることができる。検知時間τと点灯保持時間とのこのような関連は、テーブルとして制御部15の記憶手段152に記憶される。
このように、人を検知するごとに移動速度に応じて点灯保持時間を自動的に調節するので、移動速度が遅い人の通行中に光源11が消灯することを防ぐことができ、移動速度が速い人に対して無駄に光源11の点灯時間を長くすることがなく、照明システムの省エネルギー化を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る照明システムについて図5を参照して説明する。本実施形態の照明システム2は、人感センサを複数備える。人感センサの各々は、共通の検知箇所を互いに異なる角度又は位置から検知する。図5において、人感センサ14A及び14Bは、人19を検知すると、有線又は赤外線若しくは電波などの無線で制御部15に検知信号を各々伝達する。制御部15は、人感センサ14A及び14Bによる検知時間と点灯保持時間とを関連付ける情報をテーブルとして記憶手段152に記憶しており、このテーブルに基づいて、検知時間に応じた点灯保持時間、点灯回路12に光源11を点灯保持させる。
人の移動速度が同じであっても人感センサが1つの場合は、検知時間に差異が生ずることを図6(a)及び図6(b)を参照して説明し、本実施形態に係る人感センサが複数の場合の検知時間について図6(c)を参照して説明する。
図6(a)において、人感センサ14が廊下の片側の壁面に1つ設置されている。人19が人感センサ14から遠い壁側を移動し、人感センサ14の検知範囲17を通過する。この場合の検知時間τfは、人が同じ移動速度で廊下の中央を移動する場合よりも長くなる。
図6(b)において、同様に、人感センサ14が廊下の片側の壁面に1つ設置されている。人19が人感センサ14に近い壁側を移動し、人感センサ14の検知範囲17を通過する。この場合の検知時間τnは、人が廊下の中央を移動する場合よりも短くなる。このように、人が廊下の端を移動する場合と、廊下の中央を移動する場合とでは、同じ移動速度であっても検知時間に差異が生ずるため、移動速度と検知時間との相関がとれなくなり、点灯保持時間を適正に調節できない場合がある。
図6(c)は、照明システム2の人感センサの設置例であり、計2個の人感センサ14Aと14Bが、廊下の両側の壁面に対向して設置され、共通の検知箇所を検知する。検知時間τを、人感センサ14Aによる検知時間τAと、人感センサ14Bによる検知時間τBとの平均値として算出し、点灯保持時間の決定には、この平均値を用いる。このため、人が廊下の端を移動しても、移動速度と検知時間τとの相関がとれ、照明システム2は、検知時間に応じて点灯保持時間を適正に調節することができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係るリモコン式の照明システム3について図7を参照して説明する。照明システム3は、照明器具20と、照明器具20を遠隔制御するリモコン送信器23とから構成される。リモコン送信器23は、所定の検知範囲における人の存在を検知して検知信号Trを出力する人感センサ14と、人感センサ14からの検知信号Trを処理して信号を生成するリモコン制御部15aと、リモコン制御部15aにより生成された信号を送信する送信部16aとを備える。照明器具20は、光源11と、光源11を点灯させる点灯回路12と、リモコン送信器23から送信された信号を受信する受信部16bと、受信部16bにより受信された信号を処理して点灯回路12を制御する器具制御部15bとを備える。
ここに、リモコン制御部15aは、人感センサ14が検知信号Trを出力している検知時間を計測する検知時間計測手段151と、検知時間と光源11を点灯保持させる点灯保持時間とを関連付ける情報を記憶した記憶手段152とを備える。検知時間と点灯保持時間とを関連付ける情報は、検知時間と点灯保持時間を関連付けたテーブルとして設定される。リモコン制御部15aは、記憶手段152を参照して、検知時間計測手段151が計測した検知時間に応じた点灯保持時間を決定する。決定された点灯保持時間は、リモコン送信器23の送信部16aにより信号Sとして送信され、照明器具20の受信部16bにより受信される。器具制御部15bは、光源11の点灯時間をタイマカウントする計時手段153を備え、受信された点灯保持時間、点灯回路12に光源11の点灯を保持させる。
次に照明システム3の動作を図8を参照して説明する。人19が移動し、人感センサ14の所定の検知範囲17に入ると、人感センサ14が人19を検知して検知信号Trを出力する。リモコン制御部15aは、検知信号Trをトリガに点灯信号を生成し、同時に検知時間計測を開始する。点灯信号は、送信部16aにより送信され、受信部16bにより受信される。器具制御部15bは、点灯信号を受けて点灯回路12を制御して光源11を点灯し、同時に点灯時間のタイマカウントを開始する。人19が移動して、検知範囲17を抜けると、人感センサ14による人19の検知が終了し、検知時間計測が完了する。リモコン制御部15aは、記憶手段152に記憶されたテーブルを参照し、計測された検知時間τに応じた点灯保持時間を決定する。決定された点灯保持時間は、リモコン送信器23の送信部16aにより信号Sとして送信され、照明器具20の受信部16bにより受信される。器具制御部15bは、受信された点灯保持時間まで点灯時間をタイマカウント後、点灯回路12を制御して光源11を消灯する。所定の最大点灯時間までに点灯保持時間の信号が受信されないとき、器具制御部15bは、点灯回路12を制御して光源11を消灯する。
このように、点灯信号とは別途、点灯保持時間の情報を送信することにより、リモコン式の照明システムであっても、人を検知するごとに移動速度に応じて点灯保持時間を自動的に調節することができる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る照明システムについて説明する。本実施形態の照明システムは、第1乃至第3の実施形態(各々図1、図5、図7を参照)において、人感センサの検知状態から非検知になって再度検知状態になるまでの時間間隔について設定された閾値Tsを有する。制御部又はリモコン制御部は、人感センサの検知状態から非検知になって再度検知状態になるまでの時間間隔が閾値Ts以下のとき、この時間間隔とその前後の検知時間とを合算した時間を検知時間とみなす。
閾値Tsについて図9を参照して説明する。人感センサは、検知状態でL信号を検知信号として出力し、非検知時にH信号を出力する。L信号出力中に、例えば、閾値Ts以下の時間間隔tH1、tH2、tH3のH信号が出力され場合は、制御部又はリモコン制御部は、時間間隔tH1、tH2、tH3とその前後の検知時間とを合算した時間を検知時間とみなすので、検知状態が継続しているとみなすことになる。L信号出力中に、例えば、閾値Tsを超える時間間隔tH4のH信号が出力された場合は、非検知とされ、それまでの検知時間τL1が確定する。
従って、通行する人の動作状況や、周囲環境により、人感センサから出力される検知信号がふらついたりノイズが入る場合であっても、人が人感センサの検知範囲にいる時間を確実に検知時間と認識できるので、照明システムが検知時間を短く誤認して点灯保持時間が短くなることを防ぐことができる。
次に、本発明の第5の実施形態に係る照明システムについて、図9を流用して説明する。本実施形態の照明システムは、第4の実施形態において、制御部又はリモコン制御部は、人感センサの周囲温度を計測する温度センサ(図示なし)と、温度センサにより計測された周囲温度と閾値Tsとを関連付ける情報とをさらに備える。温度センサにより計測された周囲温度に応じて、図9における閾値Tsを調整する。
温度センサにより計測された周囲温度と閾値Tsとを関連付ける情報は、閾値調整用テーブルとして設定され、制御部又はリモコン制御部に記憶される。制御部又はリモコン制御部は、閾値調整用テーブルを参照し、人感センサの出力を非検知とする閾値Tsを周囲温度に応じて調整する。
例えば、照明システムの人感センサが赤外線人体検知センサである場合、周囲温度と人の体温が近いときは、人が検知範囲を通った際に検知信号が出力され難く、検知信号にノイズが多く入りやすい。よって、閾値調整用テーブルにおいて、体温に近い周囲温度に対しては、閾値Tsを長く設定することにより、検知時間が短く誤認されて点灯保持時間が短くなることを防ぐことができる。また、体温と離れた周囲温度に対しては、閾値Tsを短く設定することにより、別人の複数回の検知を誤って同一人物の1回の検知とみなして点灯保持時間が必要以上に長くなることを防ぐことができる。
次に、本発明の第6の実施形態に係る照明システムについて説明する。本実施形態の照明システムは、第1乃至第5の実施形態において、検知時間と光源を点灯保持させる点灯保持時間とを関連付ける情報を入力する入力手段(図示なし)を備える。
入力手段は、例えば、スイッチである。検知時間と点灯保持時間とを関連付ける情報は、検知時間と点灯保持時間の相関テーブルとして記憶手段に記憶される。照明器具の取付位置、取付場所の空間形状、照射範囲を入力手段によって選択することにより、相関テーブルの内容が変更される。また、相関テーブルの内容を予め作成してから入力手段によって入力してもよい。
光源が照射している空間形状によって、廊下なら早め、階段なら遅めなど、人の移動速度が変わる。一方、廊下の長さや他の照明器具との位置関係などによって、1台の照明器具に必要とされる照射範囲が異なる。このような使用条件の違いにより検知時間と点灯保持時間の相関テーブルの内容を変えることで、照明システムの点灯保持時間を使用条件に合わせて適正にすることができる。
なお、本発明は、上記各実施形態の構成に限られず、発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、検知時間と点灯保持時間とを関連付ける情報は、検知時間から点灯保持時間を算出する数式であってもよい。
本発明の第1の実施形態に係る照明システムのシステム構成図。 同システムにおける動作説明図。 同システムの人感センサによる検知信号の出力波形図。 同システムの人感センサによる検知距離幅を説明する平面図。 本発明の第2の実施形態に係る照明システムのシステム構成図。 (a)及び(b)は人感センサが1つの場合の検知時間の説明図、(c)は人感センサが複数の場合の本発明の第2の実施形態における検知時間の説明図。 本発明の第3の実施形態に係る照明システムのシステム構成図。 同システムにおける動作説明図。 本発明の第4の実施形態における検知時間を説明する検知信号の出力波形図。 従来の照明システムのシステム構成図。
符号の説明
1 照明システム
11 光源
12 点灯回路
14 人感センサ
15 制御部
151 検知時間計測手段
152 記憶手段
Ts 閾値

Claims (2)

  1. 光源と、前記光源を点灯させる点灯回路と、所定の検知範囲における人の存在を検知して検知信号を出力する人感センサと、前記点灯回路を制御する制御部と、を備えた照明システムにおいて、
    前記人感センサは、複数設けられ、
    前記人感センサの各々は、共通の検知箇所を互いに異なる角度又は位置から検知し、
    前記制御部は、
    前記人感センサが検知信号を出力している検知時間を計測する検知時間計測手段と、
    前記検知時間と前記光源を点灯保持させる点灯保持時間とを関連付ける情報を記憶した記憶手段とを備え、
    前記制御部は、前記記憶手段を参照して前記検知時間計測手段が計測した検知時間に応じた点灯保持時間、前記光源を点灯保持させ
    前記点灯保持時間[s]は、人が前記人感センサの検知範囲に入る地点から前記光源の照射範囲を出る地点までの距離[m]を人の移動速度v[m/s]で割って算出した時間に基づいて決定される、ことを特徴とする照明システム。
  2. 前記人感センサの検知状態から非検知になって再度検知状態になるまでの時間間隔について設定された閾値を有し、
    前記制御部は、前記時間間隔が前記閾値以下のとき、前記時間間隔とその前後の検知時間とを合算した時間を検知時間とみなすことを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
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