JP5239589B2 - 研削加工装置、及び研削加工方法 - Google Patents
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Description
図1(a),(b)に示す本発明の第1実施形態のように、かかる研削加工装置には、所定の軸(図示しない)周りに回転した状態で被研削体20と接触し、当該被研削体20を回転させるための2つの回転部材(以下、ロールという)22a,22bと、回転させた被研削体20を支持して位置決めするための1つの支持部材(同、シューという)24と、2つのロール22a,22bとは非接触状態で被研削体20の処理対象面20sに圧接され、当該処理対象面20sを研削加工するための砥石26とが備えられている。
このように2つのロール22a,22bがその周縁部ar,brを処理対象面20sに接触させながら回転することで、ワーク20が当該ロール22a,22bとは反対方向(一例として、反時計回り(図1(b)の矢印方向))へ回転される。
例えば、押圧機構として、空気圧により発生させた押付力により砥石26をワーク20の処理対象面20sに対して圧接させる空圧機構や、油圧により発生させた押付力により砥石26をワーク20の処理対象面20sに対して圧接させる油圧機構などを適用することができる。あるいは、弾性材(ばね、ゴム、ベルトなど)により発生させた押付力や、磁力により発生させた押付力などにより、砥石26をワーク20の処理対象面20sに対して圧接させてもよい。
また、押圧機構が砥石26をワーク20の処理対象面20sに対して圧接させる際の押付力の大きさは、例えば、かかる処理対象面20sの研削加工の程度、すなわち、軌道溝に要求される滑面精度や砥石26の材質などに応じて任意に設定されるため、ここでは特に限定しない。
当該砥石26を挟んだ軸方向の両側で、もしくはその片側のみで、ワーク20(具体的には、処理対象面20s)と接触している。
一例として、図1(a),(b)には、2つのロール22a,22bの双方が所定の軸方向に対する砥石26の位置を基準として、当該砥石26を挟んだ軸方向の両側でワーク20(具体的には、処理対象面20s)と接触する構成を示している。この場合、2つのロール22a,22bは、軸方向の一部が全周に亘って縮径されてなる縮径部ab,bbを有しており、当該縮径部ab,bb以外の周縁部ar,br(すなわち最外周縁部)のみでワーク20と接触している。
なお、逃げ溝ad,bdに対して砥石26をラップさせることが可能であれば、2つの円板部a1,a3,b1,b3の間に介在し、逃げ溝ad,bdの底を構成する部位の形状は、円板部a2,b2のような円形には限定されない。例えば、楕円形や矩形などを成す板材を2つの円板部a1,a3,b1,b3の間に介在させることにより、ロール22a,22bに対して逃げ溝ad,bdを形成してもよいし、あるいは、逃げ溝ad,bdの底となる部位の形状が楕円形や矩形などとなるように、円板の外周部に対して加工処理(例えば、切削加工など)を施し、逃げ溝ad,bdを形成してもよい。
したがって、砥石26の長寿命化を図ることができ、結果として、研削精度の早期低下を防止することができる。また、砥石26のサイズ(径寸法)を拡大させることで周速度の高速化を図ることができ、結果として、ワーク20の研削加工時間を短縮させるとともに、研削加工効率を向上させることができる。
以下、本発明の第2実施形態〜第5実施形態について説明する。その際、上述した第1実施形態と同様の構成については、図面上で同一部材に同一符号を付してその説明を省略し、各実施形態に特有の構成についてのみ説明する。
上ロール22aをこのような構成とすることで、円板部a1の周縁部ar(すなわち最外周縁部)のみを、軸方向(図2(a)の左右方向)に対する砥石26の位置を基準として、砥石26よりも軸方向の一方側(一例として、同図の左側)で、ワーク20(具体的には、処理対象面20s)と接触させる構造としている。
なお、図2(a)には、上ロール22aを砥石26よりも軸方向の左側でのみワーク20(具体的には、処理対象面20s)と接触させた構造を示しているが、上ロール22aを砥石26よりも軸方向の右側でのみワーク20と接触させた構造としてもよい。
また、上ロール22aではなく、下ロール22bの軸方向(図2(a)の左右方向)の幅を狭くした構成としてもよい。この場合、下ロール22bを円板部b1と当該円板部b1よりも小さな径寸法に設定した円板部b4(図3(a),(b)参照)を同心状に並べて配置した構成とすればよい。
下ロール22bをこのような構成とすることで、円板部b1の周縁部br(すなわち最外周縁部)のみを、軸方向(図3(a)の左右方向)に対する砥石26の位置を基準として、砥石26よりも軸方向の一方側(一例として、同図の左側)で、ワーク20(具体的には、処理対象面20s)と接触させる構造としている。
また、本実施形態においては、上ロール22aと下ロール22bの双方を軸方向(図3((a)の左右方向)の幅を狭めた構成としているため、ロール22a,22bには逃げ溝ad,bdがない。したがって、砥石26をわずかな逃げ量で軸方向へ自由に移動させることができ、砥石26の無駄な動きを抑制することができる。これにより、ワーク20の研削加工時間の短縮や、研削加工精度及び研削加工効率の向上をさらに図ることができる。
上ロール22a及び下ロール22bをこのような構成とすることで、下ロール22bは砥石26の一部とラップ可能な構造とはならないが、上ロール22aは逃げ溝adに砥石26の一部を収容でき、ラップ可能な構造とすることができる。このため、上述した第1実施形態(図1(a),(b))と比較すると設定可能な砥石26の最大径寸法は小さくなるものの、砥石26のサイズ(径寸法)を従来よりも拡大させることができ、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
上ロール22a及び下ロール22bをこのような構成とすることで、下ロール22bは砥石26の一部とラップ可能な構造とはならないが、上ロール22aは砥石26の一部とラップ可能な構造とすることができるため、上ロール22aに逃げ溝ad(図1(a),(b))を形成した場合と同様の効果を得ることができる。したがって、上述した第1実施形態(図1(a),(b))と比較すると設定可能な砥石26の最大径寸法は小さくなるものの、砥石26のサイズ(径寸法)を従来よりも拡大させることができ、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
20s 処理対象面
22a 回転部材(上ロール)
22b 回転部材(下ロール)
24 支持部材(シュー)
26 砥石
Claims (2)
- 所定の軸周りに回転した状態で被研削体と接触し、当該被研削体を回転させるための2つの回転部材と、
回転させた被研削体を支持して位置決めするための1つの支持部材と、
前記2つの回転部材とは非接触状態で被研削体の処理対象面に圧接され、当該処理対象面を研削加工するための砥石とを備えた研削加工装置であって、
前記2つの回転部材のうち少なくとも一方は、前記所定の軸方向に対する砥石の位置を基準として、当該砥石を挟んだ軸方向の両側で、前記被研削体と接触し、
前記2つの回転部材はいずれも円板状を成し、そのうち少なくとも前記一方の回転部材は、前記所定の軸方向の一部が全周に亘って縮径されてなる縮径部を有しており、当該縮径部以外の周縁部のみで前記被研削体と接触していることを特徴とする研削加工装置。 - 所定の軸周りに回転した状態で2つの回転部材を被研削体と接触させ、当該被研削体を回転させるとともに、1つの支持部材により支持して位置決めし、この状態で前記2つの回転部材と接触させることなく、被研削体の処理対象面に砥石を圧接させ、当該砥石により前記処理対象面に研削加工を施す研削加工方法であって、
前記2つの回転部材のうち少なくとも一方を、前記所定の軸方向に対する砥石の位置を基準として、当該砥石を挟んだ軸方向の両側で、前記被研削体と接触させ、
前記2つの回転部材をいずれも円板状とし、そのうち少なくとも前記一方の回転部材を前記所定の軸方向の一部を全周に亘って縮径させるとともに、当該縮径させた部位以外の周縁部位のみで前記被研削体と接触させることを特徴とする研削加工方法。
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