JPH03213258A - 研削盤におけるワークの心無し支持方法およびその支持装置 - Google Patents

研削盤におけるワークの心無し支持方法およびその支持装置

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JPH03213258A
JPH03213258A JP980090A JP980090A JPH03213258A JP H03213258 A JPH03213258 A JP H03213258A JP 980090 A JP980090 A JP 980090A JP 980090 A JP980090 A JP 980090A JP H03213258 A JPH03213258 A JP H03213258A
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grinding
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diameter
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Tetsuya Nagata
哲也 永田
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Seiko Seiki KK
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Seiko Seiki KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B5/00Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor
    • B24B5/18Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor involving centreless means for supporting, guiding, floating or rotating work
    • B24B5/307Means for supporting work

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、研削盤でワークの内面または外面を加工す
るのにセンターやチャックによるワークの支持方法では
要求する加工ができない場合行われるワークの心無し支
持方法、およびその支持装置に係り、特にワークを高精
度に加工できる心無し支持方法および装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば第4図に示すような筒状のワークWの内筒
部aと端壁すに穿設しである内筒部aより小径の穴Cと
を研削し、この両者を同心に仕上げる装置として第5図
に示すような心無し支持装置がある(特開昭49−35
9705号公報)。
すなわち、第5図に示す心無し支持装置1は、その研削
作業部側にワーク回転駆動用のロール2a、2bが適宜
の間隔をおいて並設しであるとともに、このロール2a
、2b間に棒状のシュー3を設置してなる。いわゆる内
径シュータイブの心無し支持装置である。
しかして、」−記装置1は基盤4」二に対向設置し゛た
支承ブロック5a、5bにそれぞれ支持レバー6a、6
bをピン7a、7bでもって揺動自在に取付け、この支
持レバー6a、6bに取付けた軸承部8a、8bに回転
自在に支承された回転軸9a、9bにそれぞれロール2
a、2bを固着して、このロール2a、2bが互いに接
近、離間できるように構成されている。
また、」1記回転軸9a、9bは適宜の駆動装置(図示
省略)に連動連結されており、その回転軸9a、9bに
固着されたロール2a、2bが互いに同一の方向、例え
ばロール2aが矢印イの方向、ロール2bが矢印口の方
向へそれぞれ回転駆動されるよう構成されている。
さらに、上記支持レバー6aの上部には複動式の油圧シ
リンダー10のシリンダーボトム側が枢着され、その油
圧シリンダー10のピストンロッド11は他方の支持レ
バー6bの上部に枢着され、その支持レバー6a、6b
は油圧シリンダー10で枢支連結されている。
なお、上記支持レバー6a、6bは、ロール2a、2b
が必要以」二階間しないように支承ブロック5a、5b
より立設した支持柱12a、12bに進退自在に螺着し
たストッパースクリュー13a、13bより離間方向の
回動を適宜の位置において倒止され、また接近方向の回
動も上記油圧シリンダー10のピストンロッド11に螺
着したストッパーカップ14により適宜の位置において
倒止されている。
そして、上記支持柱12aにはもう1個の油圧シリンダ
ーが取付けられており、この油圧シリンダー15のピス
トンロッド16を支持レバー6aの背面に臨ませ、油圧
シリンダー15の作動により支持レバー6aを支持レバ
ー6bの方向に押圧するよう構成されている。
次に、」1記シュー3はワークの内筒部aより若干径が
小さい九棒祠等で構成され、このシュー3の一端部は支
承ブロック5a、5b間において基盤4上に取付けた取
付台17の研削作業面に固着されている。したがって、
シュー3はワーク支持装置1の前方に向かってほぼ水平
に配設されてロール2a、2b間に設置されている。そ
して、このシュー3にはロール2aと対向するシュー3
の外周面を切り欠いて偏平面18(第7図参照)が形成
されている。
第6図に示す19はシュー3に対向させてワーク支持装
置1の前方に設置した一般的構造の砥石台で、この砥石
台19はワーク支持装置1に対して前後進可能に構成さ
れ、前部に設けたスピンドル支持部20より延出したス
ピンドル21の先端に砥石22が固着されている。
次に第5図ないし第7図を用いて動作を説明する。
まず、油圧シリンダー10の一方側のシリンダー室に送
油し、ピストンロッド11を延出させると、支持レバー
6a、6bがピン7a、7bを中心にしてそれぞれ矢印
二の方向に回動し、ロール2a、2bを互いに離間させ
ることになり、この状態でシュー3にワークWの内筒部
aを嵌合させて、ワークWの研削すべき穴Cをシュー3
の前方部に配置した姿勢で支持させる。
しかる後、油圧シリンダー10の他方側のシリンダー室
に送油し、ピストンロッド11を収縮させると、これに
より支持レバー6a、6bがピン7a、7bを中心とし
てそれぞれ矢印二と反対の方向に回動し、ロール2a、
2bを互いに接近させ、ワークWの外周面に圧接させる
そして、油圧シリンダー15を作動させて、ピストンロ
ッド16で支持レバー6aをもう一方の支持レバー6b
の方向に向かって押圧させると、第7図に示すように支
持レバー6a、6bの両者が右側に等しく傾動してロー
ル2a、2bがワークWの外周面に圧接した状態でワー
クWを右側に移動させ、ワークWの内筒部aをシュー3
の偏平部18側に押圧させることになる。
したがって、ワークWはロール2a、2bにより挟圧さ
れ、かつ内筒部aがシュー3の偏平部に向かって押圧さ
れて偏平部18の両側縁18a。
18aと当接し、この状態でロール2aを矢印イの方向
に、またロール2bを矢印口の方向に回転させると、ロ
ール2a、2bとワークWとの摩擦力によりワークWは
シュー3の両側縁18a、  18aに支持されて内筒
部aを中心に矢印ハの方向に回転することになる。そし
て砥石台19を前進させ、砥石22を回転させた状態で
穴C内に挿入し、穴Cを研削する。
ところで、」−記の如き内径シュータイブの心無し支持
装置におけるワークWの支持方法は、第7図に示すごと
くワークWの外周面がロール2a。
2bのA、  B点で、またワークWの内筒部aがシュ
ー3に形成された偏平部18の両側縁18a。
18aのり、  E点でそれぞれ当接し、−1−記当接
点A、  B、 D、 Eのうち当接点り、  Eの2
点を支持点としてワークWを支持するよう構成されてお
り、このような支持方法によれば、上記ワークWは支持
点り、  Eを有する内筒部aの径を回転基準径として
その基準径の中心まわりに回転する。
また、」1記の如き支持方法によれば、ワークの支持点
り、  Eを結ぶ直線の垂線方向(矢印ホの方向)と上
記砥石の研削方向(矢印への方向)とのなす角度は平行
、すなわち0度に設定されている。
一方、第8図(a)〜(C)に示すものは、」1記内径
シュータイブの心無し支持装置とはタイプの異なる各種
支持装置で、これら図面(a)〜(C)は」1記各装置
の要部、およびワークの支持点とワークを研削する砥石
の研削方向との関係を示すものである。
すなわち、第8図(a)に示すものは、いわゆる20−
ル外径1シユータイブの支持装置であり、これはワーク
Wの内筒部aを研削するもので、この装置はワークWの
外周下面側に当接するとともに、軸心に固定されたロー
ル23aを備えており、一方」1記ワークWの外周上面
側にはこのワークWと当接するとともに矢印ト、チの方
向に移動可能な圧接用ロール23bが配設され、またワ
ークWの外周側面側にはこのワークWと当接するととも
に上記ロール23a、23bのほぼ中央付近に固定され
たシュー24が配設されており、このシュー24の端面
25はワークWの中心線O〜0と平行な面に配設され、
上記ロール23bを矢印チの方向に移動させることによ
り、そのロール23b・がワークWを上記ロール23a
の外周面と」1記シュー24の端面25に押圧するよう
に構成されている。
26は上記ワークWの内面を研削する砥石であり、研削
方向として矢印への方向に移動する。
従って、上記の如き心無し支持装置によれば、ワークW
はロール23a、23bのA、  B点で、またシュー
24の端面25のD点でそれぞれ当接し、上記当接点A
、  B、 Dのうち当接点A、 Dの2点を支持点と
してワークWを支持するように構成されており、この支
持方法によれば上記ロール23aを矢印口の方向に、ロ
ール23bを矢印イの方向に回転させると、ワークWは
支持点A、 Dを有するワークWの外径を回転基準径と
してその基準径の中心まわり矢印ハの方向に回転する。
また、上記支持方法にあっては、」1記ワークWの支持
点A、 Dを結ぶ直線の垂線方向(矢印ホの方向)と、
上記砥石の研削方向(矢印への方向)とのなす角度は1
35度に設定されている。
第8図(b)に示すものは、いわゆるシャフト研削タイ
プの心無し支持装置であり、これはワークWのシャフト
部Sを研削するもので、この装置は第8図(a)と同様
な支持方法でワークWを支持し、そのワークWの外周面
には研削方向として矢印への方向に移動する砥石27が
備えられている。
従って、この装置にあっても上記ワークWの支持点A、
Dを結ぶ直線の垂線方向(矢印ホの方向)と−に記砥石
27の研削方向(矢印への方向)とのなす角度は135
度に設定されている。
第8図(c)に示すものはいわゆる2シユー1マグネツ
トタイプの心無し支持装置であり、これはワークWの内
筒部aを研削するもので、この装置はワークWの外周下
面側にあって、このワークWの外周面に当接するシュー
28aを備えるとともに、そのシュー28aと90度の
角度を成し、かつワークWの外周面に当接するシュー2
8bを有しており、また、ワークWの後方側には矢印り
の方向にワークWを押圧しながら回転させるマグネット
(図示省略)が配設されている。
29は−に記ワークWの内周面を研削する砥石であり、
研削方向として矢印への方向に移動する。
従って、」1記の如き心無し支持装置によればワークW
が一対のシュ 28a、28bにA、8点で当接すると
ともに、この当接点A、  Bの2点を支持点としてワ
ークWを支持するように構成されており、この支持方法
によればマグネットを矢印りの方向に押圧するとともに
、矢印ハの方向に回転させると、ワークWは支持点A、
  Bを有するワークWの外径を回転基準径としてその
基準径の1心まわり矢印ハの方向に回転する。
また、上記支持方法によればワークの支持点A。
Bを結ぶ直線の垂線方向(矢印ホの方向)と、砥石の研
削方向(矢印への方向)とのなす角度は135°に設定
されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の心無し支持方法におい
て、第7図のような内径シュータイブのものにあっては
、ワークWはり、  E点で支持され、その支持点り、
  Eを有する内筒部aの径を回転基準径としてその基
準径の中心まわりに回転するとともに、上記ワークWの
穴Cを研削する砥石の研削方向と」1記支持点り、  
Eを結ぶ直線の垂線方向とのなす角度は0度に設定され
ている。
ところで、上記の如く回転基準径となる内筒部aの径の
仕」二かり寸法にバラツキがあるのは工作−1−避けら
れず、そのため、例えば第9図(a)に示すように上記
内筒部aの径がdであるワークW1を支持して、砥石2
2の中心点01と内筒部aの径(回転基準径)dの中心
点02とを一致させると、第9図(b)に示す内筒部a
の径がd+Δ(Δは寸法バラツキ)であるワークW2を
支持する場合は、内筒部aの径(d十Δ)の中心点02
が砥石22の中心点O7に対してX軸方向へ偏心したと
ころに位置することになる。
そこで、砥石22の研削位置を測定しながら常にこの砥
石を所定箇所の01点から03へと移動させてワークW
の穴Cを研削する、いわゆるサイズマチック(ダイヤモ
ンドサイジング)によりワークWの穴Cの研削仕上げを
行うと、第9図(a)においては穴Cを仕上がり穴c1
に仕−トげ、一方策9図(b)においては穴Cを仕上が
り穴C2に仕」二げるので、両図より明らかなように、
穴Cの仕」二かり寸法が異なる、つまり回転基準径の寸
法バラツキにより仕上がり寸法にバラツキが生ずるとい
う問題点があった。
さらに、上記内径シュータイブの他、20−ル外径1シ
ユータイブおよびシャフト研削タイプ。
2シユー1マグネツトタイプの心無し支持装置にあって
も、上記内径シュータイブと同様に回転基準径の寸法バ
ラツキにより、第13図に示すように仕」二かり寸法に
バラツキが生ずるという問題点があった。
また、上記仕上がり寸法のバラツキは以下に示すように
求めることができる。
すなわち、上述の如く第11図(a)に示すようにワー
クW1の回転基準径中心02とワークW2の回転基準径
中心02とは偏心するが、実際にシューの当接点り、 
 Eは変わらないので上記偏心量は上記当接点間を立と
すると、 と表すことができ、ここでΔは極めて小さいので」1記
偏心量はΔ/2と近似することができる(第11図(b
)参照)。
そこで、ワークW1の穴C1の仕」二かり寸法径をdl
、一方ワークW2の穴C1の仕」二がり寸法径をd2と
して、その仕上がり寸法の誤差Xをx=d2  dl 
・” (1) として表す。
次に、第12図においてワークの偏心方向を0、時計回
りに十方向とすると上記誤差Xは、(d2 /2) 2
=(dl /2・cosθ−Δ12)2+ (d1/2
 ・sinθ)2 (θはり、E点間の垂線方向と研削方向とのなす角度) d2=  d、−2d、cosθφΔ十Δそして上記式
(1)より x=d2−dl =  d、−2d、CO5θ・Δ+Δ −dl・・(2
) と表すことができ、」−記載(2)によれば誤差Xは上
記ワークの回転基準径dと無関係であり、dlとΔおよ
びθのみで決定される。
なお、上記式(2)を用いて、Δが10μmとした場合
、第13図に示すように誤差Xは10μmとなる。
ところで、第9図(a)(b)に示すように支持された
ものにおいて、そのワークWの穴Cの寸法を測定しなが
ら、常に穴Cを同一寸法に仕1−1げろ、いわゆるゲー
ジマチック(定寸インプロセス測定)により−に記入C
の研削性−にげを行うと、例えば第10図(a)(b)
に示すように、第9図(a)  (b)に示すワークW
1およびワークW2の穴Cはそれぞれ同一寸法の仕」二
がり穴cl、c、に仕」二げることができるものの、両
件上がり穴CI+  03は第10図(a)(b)より
明らかなように粗研v2から精研V3に速度が切り換る
速度切り換え点の位置V23がワークWに対して異なる
ため、結果として精研V3の研削時間が異なり、」二記
仕上がり穴c1+  C2を同一の表面あらさに仕1−
げることができない等の問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は」二連の事情に鑑みてなされたものであって、
その目的とするところは、ワークを高精度に加工できる
心無し支持方法およびその支持装置を提供することにあ
り、上記目的を達成するために本発明は下記の如く構成
されている。
すなわち、請求項1に記載の発明は、ワークを2点支持
するとともに、ワークの内径あるいは外径を回転基準径
としてその基準径の中心まわりにワークを回転させるワ
ークの心無し支持方法において、 上記2点の支持点を結ぶ直線の垂線方向と、−1−記ワ
ークを研削する砥石の研1’i11方向とのなすf(1
度を可及的に直f(rlこ近ずけて」1記ワークを支持
することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、ワークを2点支持する
とともに、ワークの内径あるいは外径を回転基準径とし
てその基準径の中心まわりにワークを回転させるワーク
の心無し支持装置において、l記ワークを支持する2点
間の垂線方向にワークを支持するワーク支持手段と、」
1記垂線方向に対して可及的に直角方向に砥石を移動さ
せる砥石手段とを具備することを特徴とする。
ところで、上記式(2)より、回転基準径dとその寸法
バラツキΔとが決まれば、仕上がり寸法の誤差Xが0と
なるθが存在することになる。
そこで、上記式(2)においてx=0とするとd 1−
2d 、 cosθ・Δ+Δ =d。
cosθ=Δ/2d1 ここでΔ=0.01mm、d1=10mmとすると cosθ=0.0005 θ=89.97÷90 となる。従って、θを90度(または270度)にすれ
ば、上記誤差Xは0となり、90度でなくても90度に
近ずければ誤差は小さくなる。
(作用) 本発明によれば、2点の支持点を持つ直線の垂線方向と
上記ワークを研削する砥石の研削方向とのなす角度を可
及的に直角に近ずけることにより、」−記回転基準径の
寸法バラツキによりワークの仕−1−かり寸法および表
面あらさのバラツキを防止するように作用する。
(実施例) 以下、本発明に係る研削盤におけるワークの心無し支持
方法およびその支持装置について第1図(a)ないしく
d)を用いて詳細に説明する。
なお、本実施例におけるワークの心無し支持装置の基本
的構造は上記従来例と同一であるためその詳細説明は省
略し、本願の特徴部分であるワークの心無し支持方法お
よび装置についてのみ説明する。
また」1記従来例と同一部分には同一符号を付して説明
する。
第1図(a)に示すものは本願研削盤におけるワークの
心無し支持方法を内径シュータイブの心無し支持装置に
適応した第1の実施例を示すものであり、本実施例の特
徴となる部分はロール2a゛をワークWの外周下面側に
配設するとともに、シュー3の偏平部18を上記ロール
2aに対向させ、上記ロール2aを上記シュー3の偏平
部側へ押圧することにより、ワークWの外周面がロール
2aのA点、およびワークWの内筒部aがシュー3に形
成された偏平部18の両側縁18a、18aのB、 D
点でそれぞれ当接し、上記当接点A、  BDのうち当
接点B、 Dの2点を支持点としてワークWを支持する
支持方法であり、」−記ワークWの六〇を研削する砥石
22は研削方向として矢印への方向に移動する。
そのため、上記ワークWを支持する2点の支持点B、 
Dを結ぶ直線の垂線方向(矢印ホの方向)と−に記砥石
22の研削方向(矢印への方向)とのなす角度を90°
に設定してワークWを支持した点にある。
すなわち、上記第1実施例における心無し支持装置にあ
っては、ワークWはワークの外周下面側に配設されたロ
ール2aに押圧されているとともに、ワークWは偏平部
18を有するシュー3により支持(B、 D)され、こ
れらロール2aおよびシュー3によりワークWは2点支
持間(B、D)を結ぶ直線の垂線方向に支持されている
また、上記ワークWの穴C内には砥石22は従来と同様
に配設されているとともに、この砥石22は上記垂線方
向に対して90°の角度をもって矢印への方向に従来と
同様な移動手段により移動できるよう構成されている。
第1図(b)に示すものは本願支持方法を20−ル外径
1シユータイブの心無し支持装置に適用した第2実施例
を示すものであり、ワークWがロール23aと圧接用ロ
ーラ23bとのA、  B点、およびシュー24の端面
25のD点でそれぞれ当接し、−上記当接点A、 B、
 Dのうち当接点A、 Dの2点を支持点としてワーク
Wを支持する支持方法であるとともに、上記ワークWの
内筒部aを研削する砥石26が矢印への方向に移動する
ことは従来と同様であって、本実施例の特徴となる部分
は、−に記シュー24の端面25がワークWの中心線O
−Oに対して30°の角度なすように形成されており、
そのためワークWを支持する2点の支持点A、 Dを結
ぶ直線の垂線方向(矢印ホの方向)と」−2砥石の研削
方向(矢印への方向)とのなす角度を120°に設定し
てワークWを支持した点にある。
すなわち、上記第2実施例における心無し支持装置にあ
っては、ワークWは軸心に固着された回動可能なロール
23aと圧接用ロール23b間に介挿され、かつこのワ
ークWの外周面には所定角度(30°)の端面25を有
するシュー24を当接してなるとともに、ワークWはロ
ール23aとシュー24により支持(A、 D)され、
これらロール23a、23bおよびシュー24によりワ
ークWは−1−〕記支持点間(A、 D)を結ぶ直線の
垂線方向に支持されている。
また、」1記ワークWの内筒部には砥石26が従来と同
様に配設されているとともに、この砥石26は上記垂線
方向に対して1206の角度をもって矢印への方向に従
来と同様な移動手段により移動できるように構成されて
いる。
第1図(c)に示すものは本願支持方法をシャフト研削
タイプの心無し支持装置に適用した第3の実施例を示す
ものであり、これはワークWがロール23aと圧接用ロ
ール23bとのA、  B点およびシュー24の端面の
D点でそれぞれ当接し、−に記当接点A、 B、 Dの
うち当接点A、 Dの2点を支持点としてワークWを支
持する支持方法であるとともに、上記ワークWの外周面
(シャフト部S)を研削する砥石27が矢印への方向に
移動することは従来と同様であって、本実施例の特徴と
なる部分はワークWの中心線O〜0に対して−に記シュ
ー24の端面25が30°の角度をなすように形成され
ており、その結果ワークWを支持する2点の支持点A、
 Dを結ぶ直線の垂線方向と」−2砥石27の研削方向
とのなす角度を120°に設定してワークWを支持した
点にある。
すなわち、」1記第3実施例における心無し支持装置に
あっては、ワークWは軸心に固着された回動可能なロー
ル23aと圧接用ロール23b間に介挿され、かつこの
ワークWの外周面には所定角度(30°)の端面25を
有するシュー24を当接してなるとともに、ワークWは
ロール23aとシュー24により支持(A、 D)され
、これらロール23a、23bおよびシュー24により
ワークWは上記支持点間(A、 D)を結ぶ直線の垂線
方向に支持されている。
また、上記ワークWの外周面(シャフト部S)には砥石
27が従来と同様に配設されているとともに、この砥石
27は−1−配子線方向に対して120°の角度をもっ
て矢印への方向に従来と同様な移動手段により移動でき
るように構成されている。
第1図(d)に示すものは、本願支持方法を2シユー1
マグネツトタイプの心無し支持装置に適用した第4の実
施例を示すものであり、ワークWが一対のシュー28a
、28bのA、8点で当接すると表もに、この当接点A
、  Bの2点を支持点古してワークWを支持する支持
方法であり、上記ワークWの外周面を研削する砥石29
が矢印への方向に移動することは従来と同様であって、
本実施例の特徴となる部分は上記一対のシュー28a。
28bをワークWの中心線0〜Oより下方456の位置
にそれぞれ配設することにより、ワークを支持する2点
の支持点A、  Bを結ぶ直線の垂線方向(矢印ホの方
向)と上記砥石29の研削方向(矢印への方向)とのな
す角度を90度に設定してワークWを支持した点にある
すなわち、上記第4実施例における心無し支持装置にあ
っては、ワークWはこのワークWの中心線O−Oに対し
下方45°の位置に配設された一対のシュー28a、2
8bと当接するとともに、ワークWはこのワークWの後
方側にあって矢印りの方向にワークWを押圧しながら矢
印ハの方向に回転させる図示しないマグネットにより支
持(A。
B)され、これらシュー28a、28bおよびマグネッ
トによりワークWは2点支持間(A、  B)を結ぶ直
線の垂線方向に支持されている。
また、」−記ワークWの内筒部a内には砥石2つが従来
と同様に配設されているとともに、この砥石29は−に
記事線方向に対1−て90°の角度をもって矢印への方
向に従来と同様の移動手段により移動できるように構成
されている。
従って上記の如き各実施例において、例えば第1図(a
)に示す如く内径シュータイブの支持装置において支持
されたワークWをサイズマチック(ダイヤモンドサイジ
ング)によりそのワークWの穴Cの研削を行う際、第2
図(a)に示すように内筒部aの径がdであるワークw
1を支持して砥石22の中心点01と内筒部aの径dの
中心点02とを一致させると、第2図(b)に示す内筒
部aの径がd+Δ(Δは1法バラツキ)であるワークW
2を支持する場合は、内筒部aの径d十Δの中心点02
が砥石22の中心点O4に対してY軸方向に偏心したと
ころに位置することになる。
そのため第2図(a)および第2図(b)において、砥
石22を01から03に移動させてそれぞれワークWの
穴Cの研削仕」二げを行うと、第2図(a)に示す穴C
と第2図(b)に示す穴Cとは、はぼ同径の仕」二かり
穴cl+  02に仕上げることができるので寸法バラ
ツキが従来より小さくなる。
また、第2図(a)(b)に示すように支持されたワー
クをゲージマチック(定寸インプロセス測定)により、
それぞれワークWの穴Cの研削仕−1−げを行う際は、
第3図(a)(b)に示すようにそれぞれ穴Cは同一寸
法の穴cl+c3に仕」−げることかできるとともに、
両件」二かり穴CI+C3は粗研v2から精研v3に速
度が切り換る速度切り換え点の位置V23がワークWに
対してほぼ同位置になるため両者の精研v3における研
削時間はほぼ同一時間となり、その結果両者の表面あら
さのバラツキは従来より小さくなる。
つまり、本発明はワークを研削する砥石の研削方向と、
そのワークを支持する2点の支持点を結ぶ直線の垂線方
向とのなす角度を従来に比し直角または可及的に直fr
+1.こ近ずけてワークを支持する支持方法であるため
、この支持方法によればワーりの研削代」二げにサイズ
マチックを用いた場合、ワークの回転基準径(例えば内
筒部の径)の寸法バラツキによるワークの仕上がり寸法
のバラツキを防止することができる。
また、ワークの研削仕上げにゲージマチックを用いた場
合、−1−記の如く粗研から精研への速度切り換え点を
ほぼ同一に設定することができるので、ワークの回転基
準径に寸法バラツキがあったとしても、仕上がり面の表
面あらさのバラツキを防止することができる。
(発明の効果) 本発明の請求項1記載の方法によれば、ワークを支持す
る2点の支持点を結ぶ直線の垂線方向と、ワークを研削
する砥石の研削方向とのなす角度を可及的に直角に近ず
けてワークを支持するため、この支持方法によればワー
クの研削仕上げにサイズマチックを用いた場合、ワーク
の回転基準径の寸法バラツキによるワークの仕−にかり
寸法のバラツキを防止できるので、ワークの品質を向−
1xさせる効果がある。
また、ワークの研削代」二げにゲージマチックを用いた
場合にあっても、」二記の如く粗研から精研への速度切
り換え点をほぼ同一に設定することができる。従って、
ワークの回転基準径に寸法バラツキがあったとしても仕
−1−げ面の表面あらさのバラツキを防止することがで
きるので、ワークの品質を向上させる効果がある。
さらに、請求項2に記載の装置は、単にワークを支持す
る2点間の垂線方向にワークを支持するとともに、この
垂線方向と可及的に直角方向に砥石を移動せしめるよう
に構成したものであるから、既存の心無し支持装置を大
幅に改造することなく低コストに、かつワークを高精度
に研削可能な心無し支持装置を提供できる等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本願ワークの心無し支持方法を適応した
第1実施例を示す説明図、第1図(b)は本願ワークの
心無し支持方法を適応した第2実施例を示す説明図、第
1図・(C)は本願ワークの心無し支持方法を適用した
第3実施例を示す説明図、第1図(d)は本願ワークの
心無し支持方法を適用した第4実施例を示す説明図、第
2図(a)は第1図(a)において円筒部の径dを存す
るワークを支持し、サイズマチックによりワークを研削
する説明図、第2図(b)は第1図(a)において内筒
部の径d+Δを有するワークを支持し、サイズマチック
によりワークを研削する説明図。 第3図(a)は第2図(a)において支持されたワーク
をゲージマチックにより研削する説明図。 第3図(b)は第2図(b)におい−で支持されたワー
クをゲージマツチクにより研削する説明図。 第4図はワークの1例を示す斜視図、第5図はワークの
心無し支持装置の正面図、第6図は第5図に示す装置の
部分平面図、第7図は第6図に示す■−■線の拡大断面
図、第8図(a)(b)(c)(d)は従来の装置の要
部を示す説明図、第9図(a)は従来の支持方法で内筒
部dのワークを支持し、サイズマチックによりワークを
研削する説明図、第9図(b)は従来の支持方法で内筒
部d+Δのワークを支持し、サイズマチックによりワ−
りを研削する説明図、第10図(a)は第9図(a)に
おいて支持されたワークをゲージマチックにより研削す
る説明図、第1O図(b)は第9図(b)において支持
されたワークをゲージマチックにより研削する説明図、
第11図(a)。 (b)および第12図はワークを支持する支持点間の垂
線方向と砥石の研削方向とのなす角度を求める説明図、
第13図は回転基準径の寸法バラツキにより影響される
仕上がり寸法を示す説明図である。 W・・・・・・ワーク A、  B、 D、  E・・・・・・支持点矢印ホ・
・・・・・垂線方向 矢印へ・・・・・・研削方向

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ワークを2点支持するとともに、ワークの内径ある
    いは外径を回転基準径としてその基準径の中心まわりに
    ワークを回転させるワークの心無し支持方法において、 上記2点の支持点を結ぶ直線の垂線方向と、上記ワーク
    を研削する砥石の研削方向とのなす角度を可及的に直角
    に近ずけて上記ワークを支持することを特徴とする研削
    盤におけるワークの心無し支持方法。 2、ワークを2点支持するとともに、ワークの内径ある
    いは外径を回転基準径としてその基準径の中心まわりに
    ワークを回転させるワークの心無し支持装置において、 上記ワークを支持する2点間の垂線方向にワークを支持
    するワーク支持手段と、上記垂線方向に対して可及的に
    直角方向に砥石を移動させる砥石手段とを具備すること
    を特徴とする研削盤におけるワークの心無し支持装置。
JP980090A 1990-01-19 1990-01-19 研削盤におけるワークの心無し支持方法およびその支持装置 Pending JPH03213258A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010029993A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Nsk Ltd 研削加工装置、及び研削加工方法

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