JP5239411B2 - コンテンツ配信装置 - Google Patents

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Description

本発明は通信端末からのコンテンツ配信要求に応じてコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置に関する。
インターネットなどの通信網を介して動画などのコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置が知られている。通常、複数のコンテンツデータが、コンテンツ配信装置内に備えられている記録媒体に記憶されており、当該記録媒体から送信すべきコンテンツデータが取り出され配信される。例えば特許文献1には、複数のメディアデータを格納する記録媒体と、複数のユーザからの再生要求を受け付けるメインプロセスと、データ転送のスケジューリングをするスケジューラプロセスと、メディアの種類に応じて用意されデータの読み出しを行う記録媒体アクセスプロセスとを設け、これらの各プロセスを独立して並行動作させるメディアサーバーが開示されている。
特開平9−62711号公報
記憶媒体への入出力処理を行う汎用のファイルシステムを使用した場合、コンテンツデータが配信されているときは当該コンテンツデータに排他制御処理が施されるため、記録媒体に記憶されている当該コンテンツデータの消去若しくは上書き要求をコンテンツ配信装置に入力しても拒絶されてしまう。そのため、コンテンツ配信装置の管理者は、コンテンツデータの配信が終了するのを待って再度、消去若しくは上書き要求を入力しなければならないという問題点があった。特許文献1に開示されているメディアサーバーにおいては、スケジューラプロセスは1メディアデータに対して入出力時間をスケジューリングし且つ記録媒体アクセスプロセスは1メディアデータの再生が完了するまで当該メディアデータにアクセスし続けるため、やはり、当該アクセスが終了するのを待って消去若しくは上書き要求を入力しなければならないという問題点があった。
本発明は上記した如き問題点に鑑みてなされたものであって、コンテンツデータ配信中であっても当該コンテンツデータの消去又は上書き要求を受け付けるコンテンツ配信装置を提供することを目的とする。
本発明によるコンテンツ配信装置は、通信端末へ通信網を介してコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置であって、前記コンテンツデータのコンテンツデータ識別子とファイル識別子とを対応付けて管理するコンテンツ管理手段と、前記コンテンツデータとファイル識別子とを対応付けて記憶するコンテンツデータ記憶手段と、コンテンツデータ処理要求を受け付けるコンテンツ処理要求受け付け手段と、前記コンテンツデータ処理要求が前記コンテンツデータの配信要求である場合に前記ファイル識別子に対応付けられている前記コンテンツデータを配信するコンテンツデータ配信手段と、前記コンテンツデータの現在時点におけるアクセス状態を示すコンテンツデータ現在アクセス状態と前記ファイル識別子とを管理し、前記コンテンツデータ処理要求に基づいて前記コンテンツデータ現在アクセス状態を更新前記コンテンツ管理手段から前記ファイル識別子についての消去要求があった場合に前記コンテンツデータ現在アクセス状態ではないことを示すときに前記ファイル識別子を消去するファイル管理手段と、を含み、前記コンテンツ管理手段は、前記コンテンツデータ処理要求が第1コンテンツデータにおける削除要求である場合、第1コンテンツデータにおける第1コンテンツデータ識別子と第1ファイル識別子を削除し、又は前記コンテンツデータ処理要求が前記第1コンテンツデータにおける上書き要求である場合、前記第1コンテンツデータ識別子に対応付けて管理される前記第1ファイル識別子を、上書き後の第1コンテンツデータである第2コンテンツデータに対応する第2ファイル識別子に変更し、前記コンテンツデータ処理要求に対する完了通知を管理端末に送信し、前記第1ファイル識別子の消去要求を、前記ファイル管理手段に送信し、前記ファイル管理手段は、前記消去要求に応じて前記第1コンテンツデータにおける第1コンテンツデータ現在アクセス状態がアクセス状態ではないことを示すときに前記第1ファイル識別子を消去することを特徴とする。
以下、本発明に係る実施例について添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本実施例によるコンテンツ配信装置300を通信端末100−1〜100−n(nは正整数)、通信網200及びコンテンツ管理端末400と共に表すブロック図である。コンテンツ配信装置300は、コンテンツ配信要求を発した通信端末へ、インターネットなどの通信網200を介してコンテンツデータを配信する装置である。
図2は本実施例によるコンテンツ配信装置300を表すブロック図である。コンテンツ配信装置300は、ユーザ要求受付部310と、コンテンツ管理部320と、コンテンツ対応テーブル321と、ファイル管理部330と、ファイル使用カウンタ331と、コンテンツ配信部340と、コンテンツ記憶部350と、を含む。コンテンツ配信装置300にはファイルシステムFS1と、ファイルシステムFS2と、が存在する。ファイルシステムFS1は、ユーザ要求受付部310とコンテンツ管理部320で使用される、ファイルシステムFS2は、コンテンツ管理部320、ファイル管理部330、コンテンツ配信部340、及びコンテンツ記憶部350で使用される。
ファイルシステムFS1においては、コンテンツ管理部320がコンテンツデータをコンテンツ管理情報に基づいて管理する。ファイルシステムFS2においてはファイル管理部330がコンテンツデータに対応するファイル識別子をファイル使用カウンタ331に基づいて管理する。ファイルシステムFS1及びFS2の両方に含まれるコンテンツ管理部320は、コンテンツ対応テーブル321に示されるコンテンツデータの識別子(以下、コンテンツ識別子と称する)とファイル識別子との対応に基づいて、ファイルシステムFS1とFS2との間でコンテンツ識別子とファイル識別子とを相互に受け渡しする。
ユーザ要求受付部310は、通信端末100−1〜100−nの各々からの各種ユーザ要求を受け付ける。具体的にはユーザ要求受付部310はコンテンツ再生要求に応じてコンテンツ管理部320へファイル識別子取得要求を発する。また、ユーザ要求受付部310はコンテンツ再生/停止要求を受け付け、これをコンテンツ配信部340へ中継する。
コンテンツ管理部320は、ユーザ要求受付部310からのユーザ要求に対応するコンテンツデータを、自身が生成したコンテンツ管理情報に基づいて管理する。コンテンツ対応テーブル321は、コンテンツ識別子とファイル識別子との対応を表すテーブルであり、コンテンツ管理部320によって管理されている。図3はコンテンツ対応テーブル321の一例を表す図である。ここでは例えば「コンテンツ識別子」コンテンツ1と「ファイル識別子」ファイル1−1とが対応付けられている。コンテンツ管理部320は、コンテンツ対応テーブル321を参照してファイルシステムFS1とFS2との間でコンテンツ識別子とファイル識別子とを相互に受け渡しする。
ファイル管理部330は、ファイル識別子の生成及び各ファイル識別子に対応するコンテンツデータの現在時点における被アクセス状態(以下、コンテンツデータ現在アクセス状態と称する)に基づくファイル識別子の管理を行う。ここでの被アクセス状態とは、コンテンツ記憶部350に記憶されているコンテンツデータが、配信のためにコンテンツ配信部340によってアクセスされている状態などのことを指す。ファイル使用カウンタ331は、各ファイル識別子に対応するコンテンツデータ現在アクセス状態をカウント値にて表すテーブルであり、ファイル管理部330によって更新される。図4はファイル使用カウンタ331におけるファイル識別子とカウント値の対応を表す図である。ファイル識別子毎にカウント値が対応付けられており、ここでは例えば「ファイル識別子」ファイル1−1と「カウント値」2とが対応付けられている。ファイル管理部330は、所定の条件に基づいて、ファイル識別子毎にカウント値を1増加又は減少する。ファイル管理部330は、ファイル使用カウンタ331においてカウント値が0となったファイル識別子を消去する。なお、当該所定の条件については後述する。
コンテンツ配信部340は、ユーザ要求受付部310からのファイル識別子及びIPアドレスなどのユーザ情報の通知に応じて、当該ファイル識別子に対応するコンテンツデータをコンテンツ記憶部350から取得し、当該ユーザ情報に示される宛先の通信端末へ配信する。
コンテンツ記憶部350は、少なくとも1つのコンテンツデータを記憶及び消去自在なディスクである。コンテンツ記憶部350は、コンテンツ管理部320からのコンテンツデータ及びファイル識別子と共に与えられる記憶指示に応じて、当該コンテンツデータを当該ファイル識別子に対応付けて記憶する。
図5はコンテンツデータ記憶処理を表すシーケンス図である。以下、図5を参照しつつ、コンテンツデータ記憶処理について説明する。
先ず、コンテンツ管理部320が、コンテンツ管理端末400から要求された、コンテンツ1のコンテンツ記憶要求を受け付け(ステップS101)、ファイル識別子生成要求をファイル管理部330へ発する(ステップS102)。ファイル管理部330は、コンテンツ管理部320からのファイル識別子生成要求に応じて、ファイル識別子1−1を生成する(ステップS103)。次にファイル管理部330は、ファイル識別子1−1をファイル使用カウンタ331に登録し、ファイル識別子1−1に対応するカウント値を1増加する(ステップS104)。続いてファイル管理部330は、ファイル識別子1−1をコンテンツ管理部320へ与える(ステップS105)。
コンテンツ管理部320は、コンテンツデータ及びファイル識別子1−1と共に記憶指示をコンテンツ記憶部350へ発する(ステップS106)。コンテンツ記憶部350は当該記憶指示に応じてコンテンツデータをファイル識別子1−1に対応付けて記憶する(ステップS107)。次にコンテンツ管理部320はコンテンツデータを表すコンテンツ識別子1とファイル識別子1−1とを対応付けてコンテンツ対応テーブル321に記憶せしめる(ステップS108)。続いてコンテンツ管理部320は、コンテンツ識別子1に対応するコンテンツデータの管理情報を生成し(ステップS109)、コンテンツデータ記憶完了通知をコンテンツ管理端末400に与える(ステップS110)。コンテンツ配信装置300の管理者は、当該出力部から出力されるコンテンツデータ記憶完了通知により、コンテンツデータが記憶されたことを確認する。
図6はコンテンツデータ削除処理を表すシーケンス図である。以下、図6を参照しつつ、コンテンツデータ削除処理について説明する。
先ず、コンテンツ管理部320が、コンテンツ管理端末400から要求された、コンテンツ1のコンテンツ削除要求を受け付け(ステップS201)、コンテンツ対応テーブル321に記憶されているコンテンツ識別子1及びこれに対応付けられているファイル識別子1−1を消去する(ステップS202)。次にコンテンツ管理部320は、コンテンツ識別子1に対応するコンテンツデータの管理情報を削除する(ステップS203)。続いてコンテンツ管理部320は、コンテンツ1を削除した旨を表すコンテンツ削除完了通知をコンテンツ管理端末400に与える(ステップS204)。コンテンツ配信装置300の管理者は、当該出力部から出力されるコンテンツデータ削除完了通知により、コンテンツデータが削除されたことを確認する。
続いてコンテンツ管理部320は、ファイル識別子1−1を消去すべき旨のファイル識別子消去要求をファイル管理部330へ発する(ステップS205)。ファイル管理部330は、ファイル使用カウンタ331においてファイル識別子1−1に対応付けられているカウント値を1減少する(ステップS206)。ファイル管理部330は、ファイル識別子1−1の消去が完了した旨を表すファイル識別子消去完了通知をコンテンツ管理部320へ発する(ステップS207)。ファイル管理部330は、当該カウント値が0となった場合にファイル識別子1−1を消去する(ステップS208)。なお、ファイル識別子消去完了通知を発した時点においては、ファイル識別子1−1は消去されていないが、後続の処理にてファイル識別子1−1に対応するカウント値が0となることから、ファイル管理部330は、先にファイル識別子消去完了通知を発しておく。また、コンテンツ記憶部350に記憶されているコンテンツデータ自体は消去されないが、コンテンツデータに対応するファイル識別子が消去されることから、当該コンテンツデータに対するアクセスができなくなる。
図7はコンテンツデータ配信開始処理を表すシーケンス図である。以下、図7を参照しつつ、コンテンツデータ配信開始処理について説明する。
先ず、ユーザ要求受付部310は、通信端末100−1からのコンテンツ1再生要求(ステップS301)に応じて、コンテンツ1に対応するファイル識別子を取得すべき旨のファイル識別子取得要求をコンテンツ管理部320へ発する(ステップS302)。コンテンツ管理部320は、ユーザ要求受付部310からのファイル識別子取得要求に応じてコンテンツ1識別子に対応付けられているファイル1−1識別子を取得する(ステップS303)。コンテンツ管理部320は、ファイル1−1識別子を使用する旨のファイル識別子使用宣言をファイル管理部330に発する(ステップS304)。ファイル管理部330は、ファイル1−1識別子に対応するカウント値を1増加する(ステップS305)。続いてファイル管理部330は、ファイル識別子使用宣言受信通知をコンテンツ管理部320へ発する(ステップS306)。
コンテンツ管理部320は、コンテンツ1に対応するファイル識別子がファイル1−1識別子であることをユーザ要求受付部310へ通知する(ステップS307)。ユーザ要求受付部310は、ファイル1−1識別子及びIPアドレスなどのユーザ情報をコンテンツ配信部340へ通知する(ステップS308)。続いてユーザ要求受付部310は、コンテンツ1の配信準備が完了した旨を表すコンテンツデータ配信準備完了通知を通信端末100−1へ発する(ステップS309)。コンテンツ配信部340は、ユーザ要求受付部310からのファイル識別子1−1及びユーザ情報の通知に応じて、ファイル識別子1−1に対応するコンテンツデータをコンテンツ記憶部350から取得し、当該ユーザ情報に示される宛先の通信端末100−1へ配信する(ステップS310)。
図8はコンテンツデータ配信終了処理を表すシーケンス図である。以下、図8を参照しつつ、コンテンツデータ配信終了処理について説明する。
先ず、ユーザ要求受付部310は、通信端末100−1からのコンテンツ1再生終了要求(ステップS401)をコンテンツ配信部340へ中継する(ステップS402)。コンテンツ配信部340は、コンテンツ1再生終了要求に応じてファイル1−1識別子使用終了宣言をファイル管理部330へ発する(ステップS403)。ファイル管理部330は、コンテンツ配信部340からのファイル1−1識別子使用終了宣言に応じてファイル1−1に対応するカウント値を1減少する(ステップS404)。続いてファイル管理部330は、ファイル1−1識別子使用終了宣言受信通知をコンテンツ配信部340へ発する(ステップS405)。ファイル管理部330は、ファイル1−1識別子に対応するカウント値が0となった場合にファイル1−1識別子を消去する(ステップS406)。
図9はコンテンツデータ上書き処理を表すシーケンス図である。以下、図9を参照しつつ、コンテンツデータ上書き処理について説明する。
先ず、コンテンツ管理部320が、コンテンツ管理端末400から要求された、コンテンツ1のコンテンツ上書き要求を受け付け(ステップS501)、ファイル識別子生成要求をファイル管理部330へ発する(ステップS502)。ファイル管理部330は、コンテンツ管理部320からのファイル識別子生成要求に応じて、ファイル識別子1−2を生成する(ステップS503)。次にファイル管理部330は、ファイル識別子1−2をファイル使用カウンタ331に登録し、ファイル識別子1−2に対応するカウント値を1増加する(ステップS504)。続いてファイル管理部330は、ファイル識別子1−2をコンテンツ管理部320へ与える(ステップS505)。
コンテンツ管理部320は、コンテンツデータ及びファイル識別子1−2と共に記憶指示をコンテンツ記憶部350へ発する(ステップS506)。コンテンツ記憶部350は当該記憶指示に応じてコンテンツデータをファイル識別子1−2に対応付けて記憶する(ステップS507)。次にコンテンツ管理部320はコンテンツ識別子1に対応付けるべきファイル識別子をファイル識別子1−1からファイル識別子1−2に変更し、コンテンツ識別子1とファイル識別子1−2とを対応付けてコンテンツ対応テーブル321に記憶せしめる(ステップS508)。続いてコンテンツ管理部320は、コンテンツデータ上書き完了通知をコンテンツ管理端末400に与える(ステップS509)。コンテンツ配信装置300の管理者は、当該出力部から出力されるコンテンツデータ上書き完了通知により、コンテンツデータが上書きされたことを確認する。
続いてコンテンツ管理部320は、ファイル識別子1−1を消去すべき旨のファイル識別子消去要求をファイル管理部330へ発する(ステップS510)。ファイル管理部330は、コンテンツ管理部320からのファイル識別子消去要求に応じて、ファイル使用カウンタ331においてファイル識別子1−1に対応付けられているカウント値を1減少する(ステップS511)。ファイル管理部330は、ファイル識別子1−1を消去が完了した旨を表すファイル識別子消去完了通知をコンテンツ管理部320へ発する(ステップS512)。ファイル管理部330は、当該カウント値が0となった場合にファイル識別子1−1を消去する(ステップS513)。
なお、上記した全てのシーケンスにおいて、コンテンツ管理部320におけるコンテンツ対応テーブル321へのアクセス(ステップ108、ステップ202、ステップ303、ステップ508)と、ファイル管理部330におけるファイル使用カウンタ331へのアクセス(ステップ104、ステップ206、ステップ305、ステップ404、ステップ504及びステップ511)は、排他制御を行うものとする。
図10はファイル使用カウンタ331におけるカウンタ値の遷移を表す遷移図である。ここではカウント値の初期値を0とする。以下、図10を参照しつつ、コンテンツデータに対して(1)記憶、(2)配信開始、(3)配信終了、(4)削除の順に要求があった場合におけるカウンタ値の遷移について説明する。
先ず、コンテンツデータが記憶される時点においては以下のようになる。すなわち、ファイル管理部330は、コンテンツ管理部320からのファイル識別子生成要求に応じて、ファイル1−1識別子を生成しこれをファイル使用カウンタ331に登録するときに、ファイル1−1識別子に対応するカウント値を1増加して当該カウント値を1とする(ステップS601)。したがって、ファイル1−1識別子に対応するコンテンツデータがコンテンツ記憶部350に記憶された時点におけるカウント値は1である。
次に、コンテンツデータの配信が開始される時点においては以下のようになる。すなわち、ファイル管理部330は、コンテンツ管理部320からのファイル1−1識別子使用宣言に応じてファイル1−1識別子に対応するカウント値を1増加して当該カウント値を2とする(ステップS602)。したがって、ファイル1−1識別子に対応するコンテンツデータがコンテンツ配信部340から配信されている時点におけるカウント値は2である。
次に、コンテンツデータの配信が終了する時点においては以下のようになる。すなわち、ファイル管理部330は、コンテンツ配信部340からのファイル1−1識別子使用終了宣言に応じてファイル1−1識別子に対応するカウント値を1減少して当該カウント値を1とする(ステップS603)。したがって、ファイル1−1識別子に対応するコンテンツデータの配信が終了した時点におけるカウント値は1である。
次に、コンテンツデータの削除要求があった時点においては以下のようになる。すなわち、ファイル管理部330は、コンテンツ管理部320からのファイル1−1識別子消去要求に応じてファイル使用カウンタ331においてファイル識別子1−1に対応するカウント値を1減少して当該カウント値を0とする(ステップS604)。ファイル管理部330は、カウント値が0となったため、ファイル識別子1−1を消去する。
以下、図10を参照しつつ、コンテンツデータに対して(1)記憶、(2)配信開始、(3)削除、(4)配信終了の順に要求があった場合におけるカウンタ値の遷移について説明する。
カウント値の初期値は0であり、上記した説明と同様の動作により、コンテンツデータが記憶されている時点におけるカウント値は1となり(ステップS601)、コンテンツデータが配信されている時点におけるカウンタ値は2となる(ステップS602)。
次に、コンテンツデータの削除要求があった時点においては以下のようになる。すなわち、ファイル管理部330は、コンテンツ管理部320からのファイル1−1識別子消去要求に応じてファイル使用カウンタ331においてファイル識別子1−1に対応するカウント値を1減少して当該カウント値を1とする(ステップS603)。ファイル管理部330は、カウント値が0となっていないため、この時点、すなわち、コンテンツデータが配信されている時点においてはファイル識別子1−1を消去しない。
次に、コンテンツデータの配信が終了する時点においては以下のようになる。すなわち、ファイル管理部330は、コンテンツ配信部340からのファイル1−1識別子使用終了宣言に応じてファイル1−1識別子に対応するカウント値を1減少して当該カウント値を0とする(ステップS604)。したがって、ファイル1−1識別子に対応するコンテンツデータの配信が終了した時点におけるカウント値は0である。ファイル管理部330は、この時点、すなわち、コンテンツデータの配信が終了した時点でカウント値が0となったため、ファイル識別子1−1を消去する。
以下、ファイル1−1識別子のカウンタ値の遷移を表す図10及びファイル1−2識別子のカウンタ値の遷移を表す図11を参照しつつ、コンテンツデータに対して(1)記憶、(2)配信開始、(3)上書き、(4)配信終了の順に要求があった場合におけるカウンタ値の遷移について説明する。
ファイル1−1識別子及びファイル1−2識別子のカウント値の初期値は0であり、上記した説明と同様の動作により、コンテンツデータが記憶されている時点におけるカウント値は1となり(ステップS601)、コンテンツデータが配信されている時点におけるカウンタ値は2となる(ステップS602)。
次に、コンテンツデータの上書き要求があった時点においては以下のようになる。すなわち、ファイル管理部330は、コンテンツ管理部320からのファイル識別子生成要求に応じて、ファイル1−2識別子を生成しこれをファイル使用カウンタ331に登録するときに、ファイル1−2識別子に対応するカウント値を1増加して当該カウント値を1とする(ステップS701)。一方、ファイル管理部330は、コンテンツ管理部320からのファイル1−1識別子消去要求に応じてファイル使用カウンタ331においてファイル識別子1−1に対応するカウント値を1減少して当該カウント値を1とする(ステップS603)。ファイル管理部330は、カウント値が0となっていないため、この時点、すなわち、コンテンツデータが配信されている時点においてはファイル識別子1−1を消去しない。また、これ以降の配信端末100−nからのコンテンツ1の新規コンテンツ配信要求に対しては、ファイル1−2が使用されるため、ファイル1−1の削除前であってもコンテンツ1の新規配信が可能となる。
次に、コンテンツデータの配信が終了する時点においては以下のようになる。すなわち、ファイル管理部330は、コンテンツ配信部340からのファイル1−1識別子使用終了宣言に応じてファイル1−1識別子に対応するカウント値を1減少して当該カウント値を0とする(ステップS604)。したがって、ファイル1−1識別子に対応するコンテンツデータの配信が終了した時点におけるカウント値は0である。ファイル管理部330は、この時点、すなわち、コンテンツデータの配信が終了した時点でカウント値が0となったため、ファイル識別子1−1を消去する。
上記したように本実施例におけるコンテンツ配信装置300は、コンテンツ配信中においてもコンテンツの削除要求及び上書き要求を受け付ける一方、配信中におけるカウンタ値が0とならないことから、ファイル識別子を消去せず、コンテンツデータの配信を継続する。コンテンツ配信装置300は、コンテンツデータの配信が終了した時点でカウント値が0となることから、ファイル識別子を消去する。このような処理により、コンテンツ配信装置300の管理者は、コンテンツデータの配信が完了するのを待つ必要が無く、コンテンツデータの配信中においてもコンテンツ削除/上書き要求を与えることができる。
本実施例によるコンテンツ配信装置を通信端末及び通信網と共に表すブロック図である。 本実施例によるコンテンツ配信装置を表すブロック図である。 コンテンツ変換テーブルを表す図である。 ファイル使用カウンタにおけるファイル識別子とカウント値の対応を表す図である。 コンテンツデータ記憶処理を表すシーケンス図である。 コンテンツデータ削除処理を表すシーケンス図である。 コンテンツデータ配信開始処理を表すシーケンス図である。 コンテンツデータ配信終了処理を表すシーケンス図である。 コンテンツデータ上書き処理を表すシーケンス図である。 ファイル使用カウンタにおけるカウンタ値の遷移を表す遷移図である。 ファイル使用カウンタにおけるカウンタ値の遷移を表す遷移図である。
符号の説明
100−1〜100−n 通信端末
200 通信網
300 コンテンツ配信装置
310 ユーザ要求受付部
320 コンテンツ管理部
321 コンテンツ対応テーブル
330 ファイル管理部
331 ファイル使用カウンタ
340 コンテンツ配信部
350 コンテンツ記憶部
400 コンテンツ管理端末
FS1、FS2 ファイルシステム

Claims (5)

  1. 通信端末へ通信網を介してコンテンツデータを配信するコンテンツ配信装置であって、
    前記コンテンツデータのコンテンツデータ識別子とファイル識別子とを対応付けて管理するコンテンツ管理手段と、
    前記コンテンツデータとファイル識別子とを対応付けて記憶するコンテンツデータ記憶手段と、
    コンテンツデータ処理要求を受け付けるコンテンツ処理要求受け付け手段と、
    前記コンテンツデータ処理要求が前記コンテンツデータの配信要求である場合に前記ファイル識別子に対応付けられている前記コンテンツデータを配信するコンテンツデータ配信手段と、
    前記コンテンツデータの現在時点におけるアクセス状態を示すコンテンツデータ現在アクセス状態と前記ファイル識別子とを対応付けて管理し、
    前記コンテンツデータ処理要求に基づいて前記コンテンツデータ現在アクセス状態を更新
    前記コンテンツ管理手段から前記ファイル識別子についての消去要求があった場合に前記コンテンツデータ現在アクセス状態ではないことを示すときに前記ファイル識別子を消去するファイル管理手段と、を含み、
    前記コンテンツ管理手段は、
    前記コンテンツデータ処理要求が第1コンテンツデータにおける削除要求である場合、第1コンテンツデータにおける第1コンテンツデータ識別子と第1ファイル識別子を削除し、又は前記コンテンツデータ処理要求が前記第1コンテンツデータにおける上書き要求である場合、前記第1コンテンツデータ識別子に対応付けて管理される前記第1ファイル識別子を、上書き後の第1コンテンツデータである第2コンテンツデータに対応する第2ファイル識別子に変更し、
    前記コンテンツデータ処理要求に対する完了通知を管理端末に送信し、
    前記第1ファイル識別子の消去要求を、前記ファイル管理手段に送信し、
    前記ファイル管理手段は、
    前記消去要求に応じて前記第1コンテンツデータにおける第1コンテンツデータ現在アクセス状態がアクセス状態ではないことを示すときに前記第1ファイル識別子を消去することを特徴とするコンテンツ配信装置。
  2. 前記ファイル管理手段は、前記コンテンツ処理要求に基づいて増減して得られるカウント値により前記コンテンツデータ現在アクセス状態を表し、
    記カウント値に基づいて前記ファイル識別子を消去することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
  3. 前記ファイル管理手段は、前記コンテンツデータ現在アクセス状態がコンテンツデータ記憶状態であるときの前記カウント値を1とし、且つ、前記コンテンツデータ処理要求が、前記コンテンツデータの配信要求である場合に前記カウント値を1増加し且つ前記コンテンツデータの配信終了要求である場合に前記カウント値を1減少し且つ前記コンテンツデータの削除又は上書き要求である場合に前記カウント値を1減少し、
    記カウント値が0である場合に前記ファイル識別子を消去することを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ配信装置。
  4. 前記コンテンツ管理手段は、
    前記コンテンツ処理要求受け付け手段が前記管理端末から前記第1コンテンツデータにおける上書き要求を受信した場合、前記ファイル管理手段に前記第2ファイル識別子を生成することを要求する生成要求を送信し、
    前記第2ファイル識別子を前記ファイル管理手段から受信して、前記第1コンテンツデータにおける上書き要求に対応する前記第2コンテンツデータと前記第2ファイル識別子とを対応付けて記憶することについての記憶指示を前記コンテンツデータ記憶手段に送信し、
    前記ファイル管理手段は、
    前記生成要求に応じて前記第2ファイル識別子を生成し、前記第1コンテンツデータにおける上書き要求に対応する前記第2コンテンツデータの現在時点におけるアクセス状態を示す第2コンテンツデータ現在アクセス状態と前記第2ファイル識別子とを管理し、
    前記第2ファイル識別子を前記コンテンツ管理手段に送信することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
  5. 前記コンテンツ管理手段は、
    前記コンテンツ処理要求受け付け手段が前記管理端末から前記第1コンテンツデータにおける記憶要求を受信した場合、前記ファイル管理手段に前記第1ファイル識別子を生成することを要求する生成要求を送信し、
    前記第1ファイル識別子を前記ファイル管理手段から受信して、前記第1コンテンツデータにおける記憶要求に対応する前記第1コンテンツデータと前記第1ファイル識別子とを対応付けて記憶することについての記憶指示を前記コンテンツデータ記憶手段に送信し、
    前記ファイル管理手段は、
    前記生成要求に応じて前記第1ファイル識別子を生成し、前記第1コンテンツデータにおける記憶要求に対応する前記第1コンテンツデータの現在時点におけるアクセス状態を示す前記第1コンテンツデータ現在アクセス状態と前記第1ファイル識別子とを管理し、
    前記第1ファイル識別子を前記コンテンツ管理手段に送信することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
JP2008059777A 2008-03-10 2008-03-10 コンテンツ配信装置 Active JP5239411B2 (ja)

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