JP5239017B2 - シート給送装置および画像形成装置 - Google Patents
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特許文献1記載の空気圧式給紙装置では、吸引穴からの空気(以下、「エア」ともいう)吸引による吸引力を高めるために、上述したように用紙を吸着しない吸引穴無し部を部分的にベルト部材に設け、吸引チャンバに位置する吸引穴部でのみ用紙を吸着するように構成されている。
図8において、500は、上記特許文献1の従来技術例における空気圧式給送装置としての給紙ユニットを示す。図8に示すシートとしての用紙1の上部に位置するベルト部材2には、吸引穴2aを持った吸引穴部P1〜P2と、P3〜P4とが設けられている。P1〜P2間の距離AとP3〜P4間の距離Bとは、等しく設定されている。さらに、吸引穴を持たない吸引穴無し部P2〜P3間の距離CとP4〜P1間の距離Dとは、等しく設定されている。
ベルト部材2の展開図を図9に示した。なお、図9において、ベルト部材2のシート給送方向(以下、「シート搬送方向」ともいう)Xaの長さは、短く誇張して示されている。同図において、Yaは、シート搬送方向Xaと直交するシート幅方向を示す。
前記ブロワが駆動されて開口部Eに位置するベルト部材2の吸引穴部の吸引穴2aよりエアaが吸引されることにより、用紙1がベルト部材2の吸引穴部に吸着されるとき、ベルト部材2は、その吸引穴部先端P1またはP3が初期位置Gに対向した位置で停止するよう図示しない制御手段によって駆動ローラ10を介してベルト部材2を駆動するベルト駆動モータ(図示せず)が制御されるように構成されている。この初期位置Gは、吸引穴部先端P1またはP3が収納トレイ8上に積載されている用紙1の先端位置から規定長H後ろの位置である。
図13に示すように、光反射式センサ5が吸引穴部先端P1またはP3を検出後、制御プログラムが規定時間T1経過時にベルト部材2を停止させることにより、図12に示す吸引チャンバ3の開口部Eにベルト部材2の吸引穴部(図12に示す状態では吸引穴部先端P3検出後の吸引穴部先端P3)が初期位置Gで停止するよう制御している。
図14は用紙長がLよりも長い用紙1の正規状態の初期位置Gでのベルト部材2の停止・吸引状態を示している。ここで、図14に示す吸引穴部P1〜P2で搬送した用紙1がLよりも短い用紙長の場合を考察すると次のようになる。すなわち、図14に示す吸引穴部P1〜P2で搬送した用紙1が総和距離Lよりも短い用紙長の場合、図15に示すように、ベルト部材2が初期位置Gに戻りながら、吸引穴部P3〜P4で次の用紙7(以下、「次用紙」という)を吸引・吸着し搬送してしまうことがあり、初期位置Gに停止したときには次用紙7先端が分離機構6の先まで搬送されることがある。これは前の用紙(以下、「前用紙」という)1が総和距離Lよりも短い用紙長のため、その前用紙1の後端部が開口部E(図8参照)内に位置する吸引穴部P3〜P4を遮蔽できないからである。
このとき、前用紙1後端と次用紙7先端との用紙間隔H(図8に示した規定長Hでもある)が狭く、分離機構6による次用紙7の分離ができず、複数枚の次用紙7を吸引している場合が多い。次の搬送を実行したとき次用紙7の分離ができていないため、図16に示すように、複数枚の次用紙7を同時に搬送しジャムを発生させてしまう。
また、吸引時は、吸引穴部P1〜P2における全ての吸引穴2aで吸引していたが、初期位置Gをずらすことで吸引チャンバ3の開口部Eの範囲から吸引穴部P2寄り(または吸引穴部P4寄り)が外れて、吸引穴部P2寄り(または吸引穴部P4寄り)の吸引穴2aにて吸引できなくなることで、吸引力が小さくなってしまう。特に厚紙を給送する場合のように、薄紙や普通紙と比べて大きな吸引力を必要とするシートの給送において吸引ミスが発生しやすくなるという問題もある。
また構成は特許文献1と若干違うが、同じような課題として特許文献2(特許第3974549号公報)もある。
請求項1記載の発明は、複数枚のシートを積載するシート積載手段と、空気を吸引するための開口部を備えた吸引仕切手段と、前記開口部に接触し、前記シート積載手段上の最上位のシートを吸着、搬送するための吸引穴部および前記開口部を遮蔽する吸引穴無し部とが部分的に設けられ、複数の回転部材の間に掛け渡されたベルト部材と、該ベルト部材に吸着されたシート1枚だけをシート給送方向に送り出すように前記ベルト部材に吸着されたシート先端部に向かって空気を噴出する分離手段と、前記シート積載手段における前記シート給送方向の下流側に配置され、前記ベルト部材により給送されてきたシートを受け取り搬送する搬送手段と、前記ベルト部材の前記吸引穴部の位置を検出する検出手段と、前記検出手段からの信号に基づいて、前記ベルト部材の停止位置および前記搬送手段の動作を制御する制御手段とを有する空気式のシート給送装置において、前記ベルト部材には、前記シート給送方向に沿って、第1の吸引穴部が距離LAの範囲に、第2の吸引穴部が距離LBの範囲に、第1の吸引穴部と第2の吸引穴部との間に前記吸引穴無し部が距離LXの範囲に、それぞれ形成されており、前記シート給送装置では、最小シートとしてハガキから最大シートとしてA3シートまたは該A3シートより若干大きなサイズのシートまで給送可能であり、前記シート給送方向に沿うハガキサイズL1=148mmとし、第1の吸引穴部の距離LAと第2の吸引穴部の距離LBと前記吸引穴無し部の距離LXとの総和距離LT(=LA+LB+LX)としたとき、LT=LA+LB+LX<L1=148mmを満足するとともに、前記シート積載手段上に積載されているシートの先端位置から前記シート給送方向に沿う前記搬送手段までの距離をLeとし、前記ベルト部材が前記停止位置に停止してから次の前記停止位置に停止するまでの前記ベルト部材の動作距離をLaとしたとき、La>Leを満足し、かつ、前記制御手段による前記ベルト部材の停止位置制御後に、前記ベルト部材が第2の吸引穴部にて次シートを吸着搬送する前に、前シートの後端部が第2の吸引穴部から外れるようなタイミングで前記搬送手段を動作させることにより、前記搬送手段でのみ前シートの後端部を搬送させることを特徴とする。
取り分け印刷装置の中でも孔版印刷装置においては、多種多様なシート・被印刷媒体としての用紙およびシートサイズが使用されている。一般に、用紙は、標準紙、薄紙、厚紙に分類されているが、さらに細かくは標準紙、更紙、薄紙、厚紙、特殊に分類することができる。このように細分類したものの具体的な用途例を挙げると以下のようである。すなわち、標準紙としては上質紙(上質55kg紙、孔版上質紙等)、中質紙、再生紙等がある。薄紙としては薄手ののし紙や上質45kg紙等があり、厚紙としては上質135kg以上の紙、画用紙、ハガキ等があり、特殊紙としては封筒(角形、長形)等がある。
上側の後原稿搬送ローラ83aは、例えばステッピングモータからなる原稿搬送モータ(図示せず)によって回転駆動される。上側の前原稿搬送ローラ82aは、上側の搬送ローラ83aと搬送ローラ82aとの間に掛け渡されたタイミングベルト(図示せず)を介して上記原稿搬送モータによって回転駆動され、各ローラ82b,83bはそれぞれ従動回転する。
上記図示しない制御部内のサーマルヘッド駆動制御部に入力したデジタル画像信号は、サーマルヘッド駆動用の信号としてデジタル画像データ信号等を生成されて、サーマルヘッド駆動回路(図示せず)を介してサーマルヘッド102に送信される。
搬送されるマスタ101に対して、サーマルヘッド102の主走査方向にライン状に並んで配列された多数の微小な発熱体102aが、上記図示しない制御部内のサーマルヘッド駆動制御部から送られてくるデジタル画像データ信号に応じて各々位置選択的に発熱し、発熱した発熱体102aに接触しているマスタ101の熱可塑性樹脂フィルム部分が加熱溶融穿孔される。このようにして、画像情報に応じたマスタ101の位置選択的な溶融穿孔により、画像情報が穿孔パターンとしてマスタ101に書き込まれる。
製版部100は、装置本体50に対して周知の着脱手段を介して着脱自在な製版ユニットを構成している。上記着脱手段としては、例えば、装置本体50側に設けられ製版ユニットを案内する断面コ字形状の案内部材と、製版ユニット側に設けられ上記案内部材に対して摺動可能な凸状部材との組合せが挙げられる。
そして、装置本体50側に配設されマスタクランパ122を開閉する図示しない開閉装置の作動により、製版済みのマスタ101の先端が一定のタイミングでマスタクランパ122によってクランプ・保持されると、印刷ドラム121は図中矢印A方向(時計回り方向)に回転しつつ外周面に製版済みのマスタ101を徐々に巻き付けていく。製版済みのマスタ101の後端部は、製版完了後にカッタ104により一定の長さに切断されて、1版の製版済みのマスタ101が印刷ドラム121の外周面に完全に巻装された段階で製版および給版工程が終了する。
なお、インキ供給管124、インキローラ125およびドクターローラ126は、印刷ドラム121上の製版済みのマスタ101にインキを供給するインキ供給手段を構成する。押圧手段は、プレスローラ123に限らず、印刷ドラム(版胴)121の直径とほぼ同径の圧胴等も用いられる。
上記したとおり、印刷ドラム121、上記インキ供給手段およびプレスローラ123は、印刷部110により給送されてきた用紙1にインキによる印刷画像を形成する印刷画像形成手段(画像形成手段)を構成している。
版付け印刷終了後、プレスローラ123は印刷ドラム121から離間し、印刷ドラム121は図17においてマスタクランパ122が略真上となる初期位置(ホームポジション)に復帰して、印刷待機状態となる。
また、空気式の給紙装置は、例えば大量給紙が可能な大量給紙ユニットと組み合わせ、印刷装置本体に対し外付けオプションとして装着可能なように構成してもよい。
図1〜図7を参照して、本実施形態に係る空気式のシート給送装置としての給紙ユニット30を説明する。給紙ユニット30は、図8〜図16に示した従来の給紙ユニット500と比較して、ベルト部材2に代えて、吸引穴部と吸引穴無し部との各ピッチおよび配置状態を最適化したベルト部材2Aを用いることで、上記特許文献1のように初期位置を代えることなく、上記課題を達成した点が主に相違する。
以下、本実施形態の給紙ユニット30について、図8〜図16に示した従来の給紙ユニット500と比較して相違する点を中心に説明し、同様ないし共通する構成は補説するに留める。
収納トレイ8は、収納トレイ8上の最上位の用紙がベルト部材2Aの後述する吸引穴部によって吸着されて給送可能となる所定の位置(給送位置もしくは給紙位置、以下同じ)を占めるように、図示しない昇降手段によって上下方向に移動可能に構成されている。収納トレイ8を昇降させる昇降手段としては、例えば、特許第4121209号公報の図1に示され、段落「0037」等に記載のラック(60)と噛み合うピニオンギヤ(61)と、このピニオンギヤ(61)を回転駆動する駆動手段としての給紙台昇降モータ(59)とを備えた昇降機構を挙げることができる。
分離機構6は、エアaを噴出するノズル6aを備えており、ベルト部材2Aに吸着された用紙1の1枚だけをシート搬送方向Xaに送り出すようにベルト部材2Aに吸着された用紙1の先端部に向かってエアaを噴出する分離手段として機能する。
また、制御手段15の上記CPUは、制御手段15の上記CPUによるベルト部材2Aの停止位置制御後に、ベルト部材動作に係る信号に基づいて、ベルト部材2Aが後述する第2の吸引穴部としての吸引穴部R1〜R3にて次用紙7(ハガキ)を吸着搬送する前に、前用紙7(ハガキ)の後端部が吸引穴部R1〜R3から外れるようなタイミングで搬送ローラ4が動作するように搬送モータ13を制御することにより、搬送ローラ4でのみ前用紙7(ハガキ)の後端部を搬送させる第2の制御手段としての機能を有する。
ベルト部材2Aの各吸引穴部Q1〜Q3、R1〜R3、S1〜S3の吸引穴2aの配置位置および形状は同等であり、図2および図3に示す配置寸法で構成されている。以下、吸引穴部Q1〜Q3を単に「Q列」もしくは「Q1列」等と、吸引穴部R1〜R3を単に「R列」もしくは「R1列」と、吸引穴部S1〜S3を単に「S列」もしくは「S1列」というときがある。
上述した内容から、ベルト部材2Aの各総和距離LT(=LA+LB+LX、=LB+LC+LY、=LC+LA+LZ)は、給紙ユニット30で給送可能な最小用紙であるハガキサイズ:L1=148mmよりも小さく設定されている。
また、図3において、ベルト部材2AのQ1列先端が初期位置Gを占めて停止しているとき、吸引チャンバ3の開口部Eにおけるシート搬送方向Xaの上流側の範囲は39mmに設定されている。
次に、図1〜図7を参照して、最小用紙として用紙(以下、「ハガキ」という)1の搬送動作を説明する。なお、図4〜図7では、前面板9の位置を基準として破線で示す吸引チャンバ3(の開口部E)と吸引穴部Q1〜Q3、吸引穴部R1〜R3との位置関係を強調して説明するために、ベルト部材2Aの走行・回転動作を理解しやすいように下面から見た状態で展開して表しているが、勿論ベルト部材2A自体がシート搬送方向Xaに進むわけではなく、便宜的に示しているにすぎない。
図4〜図5に示すように、ベルト部材2Aの走行動作により、ハガキ1が距離Le=74mm搬送されると、ハガキ1の先端は搬送ローラ4のニップ部4aに達する。なお、実際には滑りが発生しているので74mm以上かかる場合がある。
ベルト部材2Aの停止後は、ハガキ1は搬送ローラ4のみで搬送される。この際、制御手段15は、ベルト部材2Aが吸引穴部R1〜R3にて次のハガキ1を吸着搬送する前に、1枚目の用紙1である前ハガキ1の後端部が吸引穴部R1〜R3から外れるようなタイミングで搬送ローラ4が動作するように搬送モータ13を制御することにより、搬送ローラ4でのみ1枚目のハガキの後端部を搬送させるよう機能する。
つまり、1枚目のハガキ(前用紙)1の後端部にて吸引穴部R1〜R3の吸引穴2aを塞いでいることである。それ故に、ベルト部材2AはそのR1列先端が初期位置Gで停止し、かつ、1枚目のハガキ1の後端部で吸引穴部R1〜R3の全ての吸引穴2aを完全に塞いでいるため2枚目のハガキ(次用紙)1は吸引されることがない。
2枚目のハガキ1がベルト部材2Aの吸引穴部R1〜R3に吸着後は、ベルト部材2Aが走行動作され、1枚目と同様に確実に搬送することができる。
上述の動作例では、最小用紙サイズであるハガキについて従来のような問題点を発生することなく連続的に通紙できることを説明したが、上述の構成および動作により、A3用紙またはA3用紙より若干大きなサイズの用紙まで従来のような問題点を発生することなく連続的に通紙できることは無論である。
本発明を特定の実施例を含む実施形態等について説明したが、本発明が開示する技術的範囲は、上述した実施形態等に例示されているものに限定されるものではなく、それらを適宜組み合わせて構成してもよく、本発明の範囲内において、その必要性および用途等に応じて種々の実施形態や変形例あるいは実施例を構成し得ることは当業者ならば明らかである。
2A ベルト部材
2a 吸引穴
3 吸引チャンバ(吸引仕切手段)
4 搬送ローラ(搬送手段)
5 光反射式センサ(検出手段)
6 分離機構(分離手段)
7 次用紙(次シート)
8 収納トレイ(シート積載手段)
9 前面板
10 駆動ローラ(回転部材)
11 従動ローラ(回転部材)
12 ベルト駆動モータ(ベルト駆動手段)
13 搬送モータ(搬送駆動手段)
15 制御手段
30 給紙ユニット(シート給送装置)
121 印刷ドラム(画像形成手段、印刷画像形成手段)
150 孔版印刷装置(画像形成装置、印刷装置)
G 初期位置(停止位置)
La、Lb、Lc ベルト部材の動作距離
Le シートの先端位置から搬送手段までのシート給送方向に沿う距離
L1 最小シート(ハガキ)のシート給送方向に沿うサイズ
LA 第1の吸引穴部が形成されている範囲のシート給送方向に沿う距離
LB 第2の吸引穴部が形成されている範囲のシート給送方向に沿う距離
LT 総和距離
LX 第1の吸引穴部と第2の吸引穴部との間に形成された吸引穴無し部のシート給送方向に沿う距離
Q1〜Q3 吸引穴部(第1の吸引穴部)
R1〜R3 吸引穴部(第2の吸引穴部)
S1〜S3 吸引穴部(第3の吸引穴部)
Qa、Qb、Qc 角穴(停止位置被検出手段)
X、Y、Z 吸引穴無し部
Xa シート搬送方向(シート給送方向)
Ya シート幅方向
Claims (2)
- 複数枚のシートを積載するシート積載手段と、空気を吸引するための開口部を備えた吸引仕切手段と、前記開口部に接触し、前記シート積載手段上の最上位のシートを吸着、搬送するための吸引穴部および前記開口部を遮蔽する吸引穴無し部とが部分的に設けられ、複数の回転部材の間に掛け渡されたベルト部材と、該ベルト部材に吸着されたシート1枚だけをシート給送方向に送り出すように前記ベルト部材に吸着されたシート先端部に向かって空気を噴出する分離手段と、前記シート積載手段における前記シート給送方向の下流側に配置され、前記ベルト部材により給送されてきたシートを受け取り搬送する搬送手段と、前記ベルト部材の前記吸引穴部の位置を検出する検出手段と、前記検出手段からの信号に基づいて、前記ベルト部材の停止位置および前記搬送手段の動作を制御する制御手段とを有する空気式のシート給送装置において、
前記ベルト部材には、前記シート給送方向に沿って、第1の吸引穴部が距離LAの範囲に、第2の吸引穴部が距離LBの範囲に、第1の吸引穴部と第2の吸引穴部との間に前記吸引穴無し部が距離LXの範囲に、それぞれ形成されており、
前記シート給送装置では、最小シートとしてハガキから最大シートとしてA3シートまたは該A3シートより若干大きなサイズのシートまで給送可能であり、
前記シート給送方向に沿うハガキサイズL1=148mmとし、第1の吸引穴部の距離LAと第2の吸引穴部の距離LBと前記吸引穴無し部の距離LXとの総和距離LT(=LA+LB+LX)としたとき、
LT=LA+LB+LX<L1=148mmを満足するとともに、
前記シート積載手段上に積載されているシートの先端位置から前記シート給送方向に沿う前記搬送手段までの距離をLeとし、前記ベルト部材が前記停止位置に停止してから次の前記停止位置に停止するまでの前記ベルト部材の動作距離をLaとしたとき、
La>Leを満足し、かつ、前記制御手段による前記ベルト部材の停止位置制御後に、前記ベルト部材が第2の吸引穴部にて次シートを吸着搬送する前に、前シートの後端部が第2の吸引穴部から外れるようなタイミングで前記搬送手段を動作させることにより、前記搬送手段でのみ前シートの後端部を搬送させることを特徴とするシート給送装置。 - 請求項1記載のシート給送装置と、画像形成手段とを具備することを特徴とする画像形成装置。
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