JP5237219B2 - Sdh/sonet−パケット変換伝送装置 - Google Patents

Sdh/sonet−パケット変換伝送装置 Download PDF

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本発明はSDH/SONET−パケット変換伝送装置に関し、SDH/SONET(Synchronous Digital Hierarchy:同期デジタル・ハイアラーキ)/Synchronous Optical NETwork:同期光伝送網)信号を、CEP(Circuit Emulation over Packet)パケットに変換して伝送するSDH/SONET−パケット変換伝送装置に関する。
従来、SDH/SONET網とパケット網とは完全に分離して構築され、或いは、パケットをSDH/SONET信号にEOS(Ethernet(登録商標) Over SDH/SONET)により変換し、SDH/SONET網で伝送するシステムは存在するが、近年、パケット網が急速に発展普及し、SDH/SONET信号をパケット網で伝送するシステムが要求され、そのようなシステムのためにRFC4842により、SDH/SONET信号をパケット化するCEP(Circuit Emulation over Packet)によるパケット伝送方式が規定されている。
図4の(a)にCEPパケットのヘッダフォーマットを示す。CEPパケットのヘッダは、SDH/SONET信号のAIS(Alarm Indication Signal:警報表示信号)の存否を示す“L”、CEP−RDI(Remote Defect Indication)を示す“R”、ネガティブ/ポジティブスタップを示す“NP”、3ビットのフラグを示す“FRG”、パケット長を示す“Length”、パケットのシーケンス番号を示す“Sequence Number”、及びCEPパケットにおけるSDH/SONET信号のデータ先頭位置及びタッフ操作を示すポインタ値を格納する“Structure Pointer”の領域を有する。
従来のSDH/SONET信号のパケット化では、送信側においてSDH/SONET信号をパケット化する際に、入力されるSDH/SONET信号の位相にパケット化処理を同期させることなく、周期的にパケット化を行っている。図4の(b)に従来のSDH/SONET信号のパケット化の例を示す。
図4の(b)に示す従来のパケット化では、SDH/SONET信号のセクションオーバーヘッドを除いたバーチャルコンテナ(VC−n)のデータを、SDH/SONET信号の1フレーム周期で、SDH/SONET信号の入力位相と非同期でパケット化する。従って、図4の(b)に破線で示すように、SDH/SONET信号の1フレームの途中から次の1フレームの途中までのデータを1つのCEPパケットにパケット化することとなる。
そのため、SDH/SONET信号のデータの先頭バイト(例の場合はJ1バイト)と、CEPパケットのデータの先頭位置との位相差τを示す情報を、CEPパケットのヘッダにポインタ値として挿入して送信する。なお、入力されたSDH/SONET信号のポインタ値がスタッフ操作を指示する値であった場合は、該ポインタ値をそのままCEPパケットのヘッダに挿入して送信する。
受信側では、受信したCEPパケット信号を一時的にメモリに保持した後、SDH/SONET信号に変換する必要がある。これは、SDH/SONET信号は、連続的な信号であるのに対し、パケット信号は、伝送途中の遅延時間のゆらぎ等が有り、各CEPパケットの到着時間が或る程度離散的となってしまうため、各CEPパケットの到着時間のバラツキを吸収し、SDH/SONET信号に戻した際の連続性を担保するためである。
従来の受信側でのパケット−SDH/SONET変換処理の機能ブロックの構成例を図5に示す。受信側では、受信したCEPパケットをパケット同期部1でパケット同期化を行った後、ポインタ同期部2でCEPパケットのヘッダのポインタ値を基にポインタ同期を取り、書込制御部3の制御の下に、CEPパケットのペイロードデータを第1のメモリ4に書込むが、このとき、ポインタ値を第2のメモリ5に保持しておく必要がある。
また、ポインタ同期処理の結果、スタッフ指示を検出した場合は、そのスタッフ指示を書込制御部3に通知し、書込制御を変更する必要がある。SDH/SONET信号への変換においては、読出制御部6による第1のメモリ4の読出し位相と、第2のメモリ5に保持したポインタ値と、多重するセクションオーバーヘッド(SOH)の位相情報とから、SDH/SONET信号に付与すべきポインタ値をポインタ演算部7で演算し、該ポインタ値をSDH/SONET信号のセクションオーバーヘッド(SOH)にポインタ付与部8で付与し、SDH/SONET信号を出力する必要がある。
なお、時分割多重伝送をパケット交歓網上で擬似的に実現する回線エミュレーション(CEP:Circuit Emulation over Packet)については、例えば下記の特許文献1等に記載されている。また、SDH/SONET信号のCEP(Circuit Emulation over Packet)によるパケット化については、下記の非特許文献1に記載されている。
特開2008−124705号公報
SONET/SDH Circuit Emulation over Packet(CEP)draft-ietf-pwe3-sinet-12
従来の技術では、送信側においては、SDH/SONET信号をパケット化する際に、入力されるSDH/SONET信号の位相と無関係に周期的にパケット化を行っている。そのため、受信側では、パケット同期処理を行った後、ポインタ同期処理を行い、ポインタ値をメモリに保持し、SDH/SONET信号への変換時に、パケットデータの読出し位相とポインタ値とセクションオーバーヘッド(SOH)の位相情報とから、付与すべきポインタ値を演算して、ポインタを付与する必要があり、受信側でのポインタ演算処理が複雑かつ膨大となるという問題があった。
また、例えばVC−4パスの1フレームのSDH/SONET信号を1つのCEPパケットに変換した場合、ペイロード部分のデータだけで2349バイトとなってしまい、イーサネット(登録商標)等の標準的なパケットサイズである1500バイトに比べて、パケットサイズが大きく、伝送遅延や遅延時間のゆらぎが増大するという問題があった。
また、SDH/SONET信号の1フレームのデータを複数に分割してパケット化した場合に、パケット伝送時に発生した警報をパケット単位で反映してしまうと、SDH/SONET信号に部分的に反映されてしまうという問題があった。また、入力SDH/SONET信号のワンダに対応するため、SDH/SONET信号のパケット化への変換におけるデータ格納メモリに、大容量のメモリを用いなければならないという問題があった。本発明は、上記の各課題を解決することができるSDH/SONET−パケット変換伝送装置を提供する。なお、以下の説明では、CEPパケットを単にパケットとも称する。
本発明のSDH/SONET−パケット変換伝送装置は、SDH/SONET信号を、CEP(Circuit Emulation over Packet)パケットによりパケット信号に変換して伝送する伝送装置において、送信側で、入力されるSDH/SONET信号の位相に合わせてパケット化処理を行い、1フレームのSDH/SONET信号のセクションオーバーヘッドを除いたデータを、該データの先頭から順に前記パケット信号のデータ格納領域の固定位置に格納してパケット化するパケット変換手段と、受信側で、受信したパケット信号のデータをメモリに格納し、該メモリの読出し位相とSDH/SONET信号のセクションオーバーヘッドの位相情報とを基に、該SDH/SONET信号のセクションオーバーヘッドに挿入するポインタ値を決定し、該メモリから読出したデータを1フレームのSDH/SONET信号に変換し、かつ、前記ポインタ値を該SDH/SONET信号に付与して出力するSDH/SONET信号変換手段と、を備えたものである。
また、前記パケット変換手段は、前記SDH/SONET信号の1フレームのデータを、複数のCEPパケットに分割してパケット化する手段を備え、前記SDH/SONET信号変換手段は、分割された複数のCEPパケット信号を受信し、該受信したCEPパケット信号のデータをメモリに格納する手段を備えたものである。
また、受信側において、前記分割して送信されたSDH/SONET信号の各CEPパケット信号を一時的に保持し、該CEPパケット信号の少なくとも1つのパケット伝送で発生した警報情報を、該CEPパケット信号に分割した1フレームのSDH/SONET信号の警報情報に反映させて、前記SDH/SONET信号を出力するものである。
また、受信側において、受信したパケット信号のデータをメモリに一時保持した後、順次読み出してSDH/SONET信号を構築し、該SDH/SONET信号のセクションオーバーヘッドの位相と前記メモリの読出し位相との差分をポインタ値として付与する際に、前記メモリにおけるデータ保持量を監視し、該データ保持量が一定の範囲を超えて増減したときに、SDH/SONET信号の構築時に付与するポインタ値によりスタッフィングを実施するものである。
本発明によれば、SDH/SONET信号を、パケット網を用いて伝送する場合において、パケット内のSDH/SONET信号位置が固定位置となるため、従来に比べて受信側でのポインタ演算処理を簡素化することができる。また、SDH/SONET信号の1フレームのデータを複数のパケットに分割して伝送することにより、伝送遅延やゆらぎを抑制することが可能となる。
更に、SDH/SONET信号の1フレームのデータを複数のパケットに分割して伝送した場合でも、パケット伝送における部分的な警報を、SDH/SONET信号のフレーム単位で反映させることが可能となる。また、入力されるSDH/SONET信号が、周波数偏差やワンダ等の影響により位相変動が発生している場合でも、該SDH/SONET信号のパケット化データを受信した受信側において、再構築するSDH/SONET信号に対してスタッフィングを実施することにより、スリップ等による信号の抜け落ち(瞬断)を回避することができる。
本発明によるSDH/SONET信号のパケット化の例を示す図である。 本発明のパケット−SDH/SONET変換処理の構成例を示す図である。 本発明のパケット−SDH/SONET変換処理の実施例を示す図である。 CEPパケットのヘッダフォーマット及び従来のSDH/SONET信号のパケット化の例を示す図である。 従来のパケット−SDH/SONET変換処理の構成例を示す図である。
本発明では、送信側において入力されるSDH/SONET信号の位相に合わせてパケット化処理を行う。図1に本発明によるパケット処理化の例を示す。図1の例では、1フレームのSDH/SONET信号のバーチャルコンテナ(VC−n)のデータ(セクションオーバーヘッドを除いたデータ)を、該1フレームの先頭バイト(例の場合はJ1バイト)から順に格納してパケット化する。そして図4に示したCEPヘッダのポインタ値に固定値(この場合“0”)を挿入する。
なお、入力されたSDH/SONET信号のポインタ値がスタッフ指示を示すポインタ値であった場合でも、CEPヘッダのポインタ値としてそれを透過させず、該スタッフ指示に従ってパケット化のタイミング周期を1バイト前後させることにより、実質的に該スタッフ指示と同等の送信タイミング調整を行う。
即ち、SDH/SONET信号を、CEPによりパケット化して伝送するシステムにおいて、送信側(SDH/SONET信号をパケット信号に変換する側)では、ポインタ値が必ず固定値となるようにパケット化する手段を具備し、受信側(パケット信号をSDH/SONET信号に変換する側)では、パケット内のSDH/SONET信号位置が常に固定位置であるとして処理する。
受信側では、パケット信号を一時的にメモリに保持する。これは、SDH/SONET信号は連続的な信号であるが、パケット信号は伝送途中のゆらぎ等により、或る程度各パケット到着時間が離散的となってしまうため、SDH/SONET信号の連続性を担保するために必要となる。
本発明による受信側のパケット−SDH/SONET変換処理の機能ブロックの構成例を図2に示す。受信側では、受信パケットをパケット同期部1でパケット同期処理を行った後、書込制御部3の制御の下にパケットデータを第1のメモリ4に書込むが、パケット内のSDH/SONET信号の位相が固定されているため、従来のようにポインタ同期を行う必要はなく、受信したパケットのデータの格納位置から、SDH/SONET信号のデータの位相が固定的に認識される。
SDH/SONET信号への変換においては、読出制御部6により第1のメモリ4からパケットデータを読出し、該読出し位相と、多重するセクションオーバーヘッド(SOH)の位相情報とから、SDH/SONET信号に付与すべきポインタ値をポインタ演算部7で演算し、該ポインタ値をSDH/SONET信号のセクションオーバーヘッド(SOH)にポインタ付与部8で付与し、SDH/SONET信号を出力する。
上述したように、送信側において入力されるSDH/SONET信号の位相に合わせてパケット化処理を行うため、SDH/SONET信号の1フレームのデータを、複数のパケットに分割して送信することが可能となる。複数のパケットに分割して送信することにより、パケットサイズが小さくなり、伝送遅延やゆらぎを抑制することができる。
なお、SDH/SONET信号の1フレームのデータを、複数のパケットに分割してパケット変換する場合、CEPパケットのヘッダを利用して各分割データの位相情報を示し、受信側に通知する。該位相情報を示す第1の手法として、CEPパケットのヘッダ中のシーケンス番号を示す“Sequence Number”の一部を用い示すことができる。
例えば、SDH/SONET信号の1フレームのデータを3分割した場合、1番目のデータであることを示す“01”、2番目のデータであることを示す“10”、3番目のデータであることを示す“11”等の2ビットの情報を、“Sequence Number”の上位又は下位の2ビットに割り当てて受信側に通知する構成とすることができる。
また、分割した各データの位相情報を示す第2の手法として、CEPパケットのヘッダ中の3ビットのフラグを示す“FRG”を利用して、各データの位相情報を示す構成とすることができる。また、該位相情報を示す第3の手法として、CEPパケットのヘッダ中のポインタ値を格納する“Structure Pointer”の領域を利用することができる。
本発明においては、SDH/SONET信号のパケット内の開始位置は固定位置であり、従って“Structure Pointer”のポインタ値は固定値(例えば“0”)となるので、この決まりきった値を受信側に通知する必要はなく、このポインタ値の通知に代えて、分割した各データの位相情報を通知する構成とすることができる。
また、該位相情報を示す第4の手法として、CEPヘッダを利用せず、パケットのペイロード領域に該位相情報を書き込む領域を設けて、分割した各データの位相情報を通知する構成とすることができる。
次に、SDH/SONET信号の1フレームのデータを分割してパケット化した場合に、パケット伝送で発生した警報の処理について説明する。SDH/SONET信号の1フレームのデータを分割してパケット化した場合、該パケットを受信した受信側では、SDH/SONET信号の1フレーム分の受信データを一時的に保持し、CEPパケットの1つで発生した警報情報を、SDH/SONET信号の1フレーム分の各CEPパケットの警報情報に反映させ、SDH/SONET信号の1フレーム単位に警報情報を反映させてSDH/SONET信号を出力する。こうすることにより、SDH/SONET信号の部分的な警報の反映ではなく、SDH/SONET信号のフレーム単位に警報情報を反映させることができる。
更に、SDH/SONET信号の1フレームのデータを分割してパケット化した場合、該パケットを受信した受信側では、SDH/SONET信号の複数フレーム(例えば3フレーム)の受信データを一時的に保持し、CEPパケットの1つで発生した警報情報を、該CEPパケット信号に分割した1フレームのSDH/SONET信号を含む複数フレーム(例えば3フレーム)のSDH/SONET信号の警報情報に反映させて、SDH/SONET信号を出力する。こうすることにより、SDH/SONET信号の部分的な警報の反映ではなく、SDH/SONET信号の複数のフレームに警報情報を反映させることが可能となる。
次に、受信側でSDH/SONET信号を構築する際のポインタ値の付与の処理例について説明する。受信側では、CEPパケットのペイロードデータを第1のメモリ4に一時保持し、該第1のメモリ4からデータを順次読み出し、SDH/SONET信号を構築するとき、出力するSDH/SONET信号のセクションオーバーヘッド(SOH)の位相情報から、第1のメモリ4の読出し位相を決定し、ポインタ値として固定値を付与する構成とすることができる。こうすることにより、ポインタ値の演算を不要とし、処理の簡略化を図ることができる。
次に、送信側で入力されるSDH/SONET信号のワンダ等による位相変動に対処する処理例について説明する。送信側に入力されるSDH/SONET信号が、周波数偏差やワンダ等の影響により位相変動が発生している場合に、受信側で何も対処を施さないと、SDH/SONET信号の再構築データに、スリップ等によるデータの抜け落ち(瞬断)が発生してしまう場合がある。
そこで、受信側でパケットデータを第1のメモリ4に一時保持し、該第1のメモリ4からパケットデータを順次読み出し、SDH/SONET信号を構築するに際して、SDH/SONET信号のセクションオーバーヘッド(SOH)の位相と、第1のメモリ4の読出し位相との差分をポインタ値として付与するとき、パケットデータ保持量(第1のメモリ4における書込みデータ量から読出しデータ量を差し引いた差分)を監視し、該パケットデータ保持量が一定の範囲を超えて増減した場合は、スタッフィングを実施(付与するポインタ値及び読出し位相を制御)する。
即ち、パケットデータ保持量が或る範囲の上限値を超えた場合は、ネガティブスタッフを指示するポインタ値を生成し、かつ、第1のメモリ4の読出し位相を速める。一方、パケットデータ保持量が上記或る範囲の下限値以下となった場合は、ポジティブスタッフを指示するポインタ値を生成し、かつ、第1のメモリ4の読出し位相を遅らせる。こうすることにより、受信側でのデータ保持量を調整し、再構築するSDH/SONET信号に抜け落ち(瞬断)の発生を防ぐことができる。
本発明によるCEPパケットからSDH/SONET信号への変換処理の実施例を図3に示す。パケット同期部1は、受信したCEPパケットのヘッダのシーケンス番号が正しいか(抜けはないか)、CEP−AIS等の警報情報が転送されてきてないか等チェックし、警報情報の転送の必要がある場合は、警報転送処理部10へ該警報情報を渡す。
また、パケット同期部1は、書込制御部3に、正常受信の場合にペイロードの先頭を示す情報を渡し、CEP−AIS等の警報情報を受信した場合、1パケット分のアドレスをスキップするよう指示し、パケットロスを検出した場合、ロスしたパケット分のアドレスをスキップする指示とペイロードの先頭を示す情報を渡す。
書込制御部3では、パケット同期部1から渡される情報を基に、パケットデータの位相により特定されるアドレス、メモリ4の書込みアドレスとして発生させる。また、発生させた書込みアドレスを、位相比較部9及び警報転送処理部10へ渡す。
位相比較部9では、書込制御部3からのメモリ書込みアドレスと、読出制御部6からのメモリ読出しアドレスとを比較し、その差が一定となるよう、読出制御部6とポインタ演算部7に対してポジティブ/ネガティブスタッフを指示する。
読出制御部6は、メモリ読出しアドレスを発生させるが、位相比較部9からのスタッフ指示があった場合は、該指示に対応して読出しを制御する。即ち、ネガティブスタッフの指示のときは、H3バイト相当の位相で読出しを実施し、ポジティブスタッフ指示のときは、H3バイト相当直後の位相で1バイト分読出しを止める処理を実施する。また、読出制御部6は、ポインタ演算部7、位相比較部9及び警報転送処理部10へ読出しアドレスを渡す。
ポインタ演算部7は、読出制御部6からの読出しアドレス情報と、SDH/SONET信号のセクションオーバーヘッド(SOH)の位相情報とを比較してポインタ値を演算し、該ポインタ値をポインタ付与部8へ渡す。また、位相比較部9よりスタッフィングの指示があった場合は、スタッフ指示を示すポインタ値に変換し、該ポインタ値をポインタ付与部8へ渡す。
警報転送処理部10では、書込制御部3の書込みアドレスと読出制御部6の読出しアドレスとから、メモリ4の読出し遅延を計算し、パケット同期部1からの警報情報をどのタイミングで出力SDH/SONT信号に反映させるかを決定し、挿入する警報情報と反映させるタイミング情報とを警報挿入部11へ渡す。警報挿入部11は、警報転送処理部10から渡されるこれらの情報を基に、警報情報を挿入してSDH/SONT信号を出力する。以上の構成により本発明の実施例は、従来の構成例に比べて回路規模を削減したSDH/SONET−パケット変換伝送装置を構成することができる。
1 パケット同期部
2 ポインタ同期部
3 書込制御部
4 第1のメモリ
5 第2のメモリ
6 読出制御部
7 ポインタ演算部
8 ポインタ付与部
9 位相比較部
10 警報転送処理部
11 警報挿入部

Claims (11)

  1. SDH/SONET信号を、CEP(Circuit Emulation over Packet)パケットによりパケット信号に変換して伝送する伝送装置において、
    送信側で、入力されるSDH/SONET信号の位相に合わせてパケット化処理を行い、1フレームのSDH/SONET信号のセクションオーバーヘッドを除いたデータを、該データの先頭から順に前記パケット信号のデータ格納領域の固定位置に格納してパケット化するパケット変換手段と、
    受信側で、受信したパケット信号のデータをメモリに格納し、該メモリの読出し位相とSDH/SONET信号のセクションオーバーヘッドの位相情報とを基に、該SDH/SONET信号のセクションオーバーヘッドに挿入するポインタ値を決定し、該メモリから読出したデータを1フレームのSDH/SONET信号に変換し、かつ、前記ポインタ値を該SDH/SONET信号に付与して出力するSDH/SONET信号変換手段と、
    を備えたことを特徴とするSDH/SONET−パケット変換伝送装置。
  2. 前記パケット変換手段は、前記SDH/SONET信号の1フレームのデータを、複数のCEPパケットに分割してパケット化する手段を備え、前記SDH/SONET信号変換手段は、分割された複数のCEPパケット信号を受信し、該受信したCEPパケット信号のデータをメモリに格納する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のSDH/SONET−パケット変換伝送装置。
  3. 送信側で、前記SDH/SONET信号を複数のCEPパケットに分割してパケット化する際に、前記CEPパケットのヘッダに、SDH/SONET信号の各分割データの位相情報を示す情報を格納して送信し、受信側で、該位相情報を基に、複数に分割されたSDH/SONET信号の各分割データの位相を認識することを特徴とする請求項2に記載のSDH/SONET−パケット変換伝送装置。
  4. 前記各分割データの位相情報を示す情報を、前記CEPパケットのヘッダにおけるシーケンス番号を示す領域の一部に格納して伝送することを特徴とする請求項3に記載のSDH/SONET−パケット変換伝送装置。
  5. 前記各分割データの位相情報を示す情報を、前記CEPパケットのヘッダにおけるフラグを示す領域に格納して伝送することを特徴とする請求項3に記載のSDH/SONET−パケット変換伝送装置。
  6. 前記各分割データの位相情報を示す情報を、前記CEPパケットのヘッダにおけるポインタ値を示す領域に格納して伝送することを特徴とする請求項3に記載のSDH/SONET−パケット変換伝送装置。
  7. 前記各分割データの位相情報を示す情報を、前記CEPパケットのペイロード領域に格納して伝送することを特徴とする請求項3に記載のSDH/SONET−パケット変換伝送装置。
  8. 受信側において、前記分割して送信されたSDH/SONET信号の各CEPパケット信号を一時的に保持し、該CEPパケット信号の少なくとも1つのパケット伝送で発生した警報情報を、該CEPパケット信号に分割した1フレームのSDH/SONET信号の警報情報に反映させて、前記SDH/SONET信号を出力することを特徴とする請求項2に記載のSDH/SONET−パケット変換伝送装置。
  9. 受信側において、前記分割して送信されたSDH/SONET信号の各CEPパケット信号を一時的に保持し、該CEPパケット信号の少なくとも1つのパケット伝送で発生した警報情報を、該CEPパケット信号に分割した1フレームのSDH/SONET信号を含む複数フレームのSDH/SONET信号の警報情報に反映させて、前記SDH/SONET信号を出力することを特徴とする請求項2に記載のSDH/SONET−パケット変換伝送装置。
  10. 受信側において、受信したパケット信号のデータをメモリに一時保持した後、順次読み出してSDH/SONET信号を構築する際、該SDH/SONET信号のセクションオーバーヘッドの位相情報を基に、前記メモリからのデータ読出しの位相を決定し、前記SDH/SONET信号のセクションオーバーヘッドに固定値のポインタ値を付与することを特徴とする請求項1に記載のSDH/SONET−パケット変換伝送装置。
  11. 受信側において、受信したパケット信号のデータをメモリに一時保持した後、順次読み出してSDH/SONET信号を構築し、該SDH/SONET信号のセクションオーバーヘッドの位相と前記メモリの読出し位相との差分をポインタ値として付与する際に、前記メモリにおけるデータ保持量を監視し、該データ保持量が一定の範囲を超えて増減したときに、SDH/SONET信号の構築時に付与するポインタ値によりスタッフィングを実施することを特徴とする請求項1に記載のSDH/SONET−パケット変換伝送装置。
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